断酒一か月後に表れた変化

断酒後一月と二日。この間にハッキリと表れた効果は・・・ない。体のだるさは以前より増したようだし、なにより眠い。たばこを止めるとしばらくは眠くなると聞いたことがあるが、酒やめて眠くなるのもなにかの好転反応なんだろうか。筋トレは酒をガンガン飲んでたころのほうが粘りが利いていたと思う。大量に酒が飲める＝健康＝トレーニングもはかどる、ってことだったんだろうか。この2～3週間は気力・体力ともに衰えて感じる。...

断酒と筋トレには3・3・3の法則がある

前回の投稿から2週間以上過ぎた。それ以前はほぼ毎日書いてたのに、なぜ中断したのか。「どうせ耐えきれずに飲み始めたんだろ」という憶測はハズレ。まったくその逆で、飲酒の欲望がほとんどなくなったため。もともとこのブログは断酒のモチベーションを高め、飲酒の誘惑に耐えるためにはじめたもの。飲む代わりに書く、というわけだ。投稿は断酒の手段。そこには「飲みたいよう、苦しいよう」という叫びが込められていた。が、こ...

フィンランドでの断酒は簡単、か？

唐突きわまりないタイトルである。いやあ、それにしても一昨日はつらかった。今までで一番つらかったんじゃないかな。だけど飲まないぞ、って本ブログに書くことで気を紛らわせた。加えて日曜日だったことが幸いした。曜日と断酒になんの関係があるのかと思うかもしれないが、私が住んでいるフィンランドでは、日曜日に酒を買えないのである。ようやくタイトルと内容が合致。ビールやシードルならコンビニやスーパーでも買えるけど...

く、く、く、苦しい

断酒後10日余り。今、とても飲みたい。もう、飲んでもいいや、と思うけど、飲めない。なぜなら今日は日曜日。私の住んでいる国では日曜・祭日には酒屋が休みなので、どうあがいてもアルコールを買うことはできないのである。ビールなら近所のスーパーで買えるけど、そんなもの飲むくらいならお茶飲んでたほうがましだ。ガツンとくる蒸留酒が欲しいのである。今すぐ。こんなとき、断酒チャットもしくは掲示板があるといいのに。「今...

断酒10日後、わずかながらに体調回復

断酒10日目。日数を数えることに意味はないが、区切りがいいのでこの間の変化を記しておこう。とはいえ、現状、さしたる体調変化は感じない。過去10年に繰り返したプチ断酒だと、2~3日後に肌の艶がよくなったり（女房に指摘される）、疲労感の軽減を体感していた。効果の表れの速さに感激したものだ。しかしこの10日間では、それほどの変化は感じていない。毒素がたまりすぎたのか。コロナ禍で極度の運動不足が2か月に渡っている...

酒やめて人生が変わった7つのメリット

今回のタイトルは内容とは関係ない。ではなぜそんなものにしたかというと、よくありますよね、ブログで。「モノを捨てる7つの法則」とか、「Firefoxを使う5つの理由」、「ロンドンで訪れたい10の穴場」とかいうの。ジャンルやテーマを問わず、こういうタイトルだとつい見ちゃう。で、その内容の薄っぺらさにがっかり。その繰り返し。前回は断酒のメリットなんか考えても意味はない、というようなことを書いたので、本タイトルはそ...

「酒は百薬の長」といいますが

酒やめようかな、やめたいな、よしやめよう。と断酒に踏み切るとき、どういう手順で進めるかについてネット検索する人もいるだろう。そこで断酒ブログをのぞくと、酒をやめるメリットが並んでいる。断酒するとこんなにいいことがありますよ、といったもの。たとえば経済的メリット。私の場合、家飲みが月4万円弱。外で飲むことはほとんどないので、年間支出は50万円くらいか。どうということはない。10年単位で試算すると500万円。...

「僕は何度も断酒している」の内訳

「断酒なんて簡単だ。僕は何回もやっている」と書いたのが3日前。それもアリだという考えに変わりはない。なぜなら実際に何度も「断酒」してるから。結局やめてねーじゃん、と笑われてもしかたないが、「繰り返し断酒」にも意義はある。それに触れる前に、これまでの「断酒経験」を記してみよう。私の習慣飲酒が始まったのは20年ほど前からだ。それ以前も酒量は多かったと思うが、飲むのはせいぜい週3回くらい。たまに2～3週間飲...

断酒5日目。体調改善は感じられないが・・・。

断酒5日目。今日は気軽に書いてみよう。重度のアル中が酒を断つと、禁断症状が出ることがあるらしい。「イライラする」「不安感が募る」「眠れない」という軽微なものから、「手が震える」「幻覚がある」「吐き気がする」などの重篤なものまで、症状はさまざま。そこで飲んだらまさに五臓六腑に染みわたり、「う～ん、最高」って気持ちになるんだろうなあ。アルコール依存症が「治らない」のはそういうわけだね。自分の場合、今の...

「まだ大丈夫」、には二つの意味がある

カメラマンの鴨志田穣、漫画家の吾妻ひでおのアルコールにまつわる話は、アルコール依存症のすさまじさを分かりやすく伝えている。市井の人々の体験談でも、飲んでは吐き、吐いては飲むという事例は珍しくない。酔って電車を止めたとか、飲むたびに記憶を失うという程度のエピソードならいくらでもある。そうした事例に比べると、俺なんかまだまだだな、とも思えてくる。これまで、飲みすぎたがための失敗は思い出せない。記憶を失...

断酒などは簡単だ

断酒から3日目の朝。昨日より体調は悪い。夜中に2回、トイレに起きた。午前6時に目が覚めた。しばらくだらだらしている間、昨晩も飲んでいたような感覚があった。なんとなく体の中が熱く、喉が乾いてる。眼圧が高いような気がするし、すい臓あたりに不快な痛みがある。やや多めに飲んだ翌朝に似た症状。最後の飲酒が28日の午後10時。体内には微量ながらアルコール成分が残っているはずだ。昨日に比べて気分がすぐれないのは好転反...

年内に10キロのダイエットを目標に

前回は一般的に指摘されている断酒のメリットについて触れた。そしてそのほとんどが自分にはあてはまらないと書いた。その最たるものが「やせる」である。実は私も、この10年ほどダイエットに取り組んでいる。一時期目標値にほぼ近づいたが、すぐに逆戻り。酒が要因の一つだとは思う。断酒後の目標は3か月で5キロ。その後はペースも落ちるだろうから、無理せずに半年で5キロ。年内10キロは難しいかな。それだけ増やせれば標準体重...

飲まずに寝た夜、そして翌朝

およそ6週間ぶりに酒を飲まずに寝た。これまでと変わらず、夜中に2度ほど目が覚めたが、朝の寝起きは心なしか、軽い気持ち。一日（一晩）飲まないだけでも効果はある。2~3日飲まなければ、体調の改善をはっきり自覚できることは過去の経験から知っている。つまり、断酒は初めてじゃないのね。直近の断酒は2か月ほど前。3週間ほど、全く飲まなかった。この10年ほどの間、短期間の断酒を繰り返してきた。短くて3日、長くて半年くら...

今から断酒

さあ、酒やめよう。すぐやめよう。4月29日午後5時半。昨日までなら、すでに飲み始めている時間だ。これまでも5時前に飲み始めることはなかった。せめてそこまでは我慢しよう、と一応の努力はしていたのだ。が、4時を過ぎるとそわそわ。6時まで飲まないと、「おう、今日は頑張ったなあ」という感じ。ブランデーのボトルキャップをキュっと空け、ショットグラスを満たす。芳醇な香りが鼻腔を刺激。クイっと一口。緊張が揺るぎ、心地...