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【SSF】S級SF作品を求めて https://go-sf.hatenablog.com/

ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞作品の詳細なあらすじ、作品中の名言、作品に描かれる日本、未来の技術、感想などを書いていくブログです。

実写映画版を見てから読んでも原作小説は面白いように、あらすじに目を通してから読んでも原作小説はやはり面白いのです。 『S級SF作品を求めて』https://go-sf.hatenablog.com/

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2020/04/30

1件〜100件

  • 【あらすじ】『テレパシスト』ジョン・ブラナー【ヒューゴー賞 1965年】

    [評価 = A級] あらすじ 主人公ジェラルド・ハウサンの生い立ち テレパシー能力のめざめ ハウサン、見出される 作品の中の日本 ハラキリ 感想 あらすじ 主人公ジェラルド・ハウサンの生い立ち 主人公ジェラルド・ハウサンは、悪名高い革命家でありテロリストである父と、その情婦である母サラとの間に、数々の身体障害を持って生まれた子である。 父はハウサンが生まれる前に大革命の中、産まれてくるハウサンを知らないまま死んでいった。母は妊娠をカタに結婚を強要するアテが外れたため、産まれてきたハウサンに大した愛情を示さなかった。 貧しいスラムの中で、大した教育も受けられずに青年になったハウサンは、やがて自立…

  • 【あらすじ】『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』フィリップ・K・ディック【番外編】

    フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』の、あらすじと感想です。 [評価 = A級] あらすじ 最終戦争後の世界 電気ペット 主人公リックと電気羊 火星植民地 ネクサス6型 アンドロイドの人権 逃亡するアンドロイド バウンティ・ハンターの仕事 アンドロイドを見分ける 検査方法 検査方法:脊椎反射 フォークト・カンプフ感情移入法 ネクサス6型の集団逃亡 そして物語はクライマックスへ…! 感想 あらすじ 最終戦争後の世界 最終戦争後の全世界に降り続ける「核の灰」により、荒廃した世界。野生の生き物はほぼ死滅しており、わずかに生き残った生き物は、人々の憧れの対象なっており、ペット…

  • 【次回予告】『電気羊はアンドロイドの夢を見るか』フィリップ・K・ディック【番外編】

    相変わらず更新が滞っていてすみません。次回はフィリップ・K・ディックの「電気羊はアンドロイドの夢を見るか」のあらすじを予定しています。今週末頃のアップを目標にしています。 [評価 = S級]

  • 【あらすじ】『猫のゆりかご』カート・ヴォネガット・ジュニア【ヒューゴー賞 1964年】

    カート・ヴォネガット・ジュニアの1964年ヒューゴー賞受賞作『猫のゆりかご』の、あらすじと感想です。ちなみに「猫のゆりかご」とは、日本でいうあやとりのことだそうです。 [評価 = A級] あらすじ 主人公ジョーナ 「原爆の父」故ハニカー博士 アイス・ナイン 長男フランクリンを追って 独裁者の大統領 「民主主義に殉じた百人の戦士の日」 崩壊する王宮 アイス・ナイン化 世界の終わり 作品の中の日本 「世界が終末をむかえた日」 自由の敵 感想 あらすじ 主人公ジョーナ 主人公ジョーナは作家である。彼は、広島に原爆が落とされたその日、人々がどのように過ごしていたかを本にまとめようと、取材を開始する。 …

  • 次回予告「猫のゆりかご」

    忙しくて新しいレビューが書けなくてすみません。 今、合間合間にちょいちょいカート・ヴォネガット・ジュニアの「猫のゆりかご」を読んでいます。近日中にレビューを掲載しますので、もう少々お待ちください。。。

  • 【書評】【番外編】『ダーコーヴァ不時着』マリオン・ジマー・ブラッドリー

    ブラッドリーは「ダーコーヴァ年代記」シリーズとして多数の作品を発表しており、うち2作品がヒューゴー賞を受賞しています。『ダーコーヴァ不時着』自体はヒューゴー賞受賞作品ではありませんが、読む機会がありましたので、今回はこの作品をご紹介したいと思います。 [評価 = A級] あらすじ 植民の時代 惑星ダーコーヴァ不時着 ダーコーヴァの環境 危険な自然 魔の嵐(ゴースト・ウィンド) 超能力 先住民 異星人 文明のサバイバル 未来のテクノロジー ムーヴィング・ロード 銀河地理学と航宙学 テラフォーミング 名言集 危険をおかすことも必要 科学技術が無くても、文明は可能 楽器と音楽は、生きて行く上で重要 …

  • 【書評】【番外編】『国家機密』ピーター・ドリスコル

    ピーター・ドリスコルの傑作サスペンス、「国家機密』を読む機会がありました。SFですらないのですが、今回も番外編としてこの作品をご紹介したいと思います。 [評価 = A級] あらすじ 感想 あらすじ 億万長者でギリシャ系アメリカ人のユージン・ベイル。彼は引退し、森の中の高級別荘で静かな余生を過ごすことを望んでいた。 そんな彼に、ホワイトハウスから米国務長官への熱烈なオファーが舞い込む。固辞し続けるユージン・ベイル。しかしソ連はベイルを脅し、米国務長官就任を強要する。 実はベイルは、第二次世界大戦中のギリシャで米兵として犯した戦争犯罪の過去があり、その秘密を知るソ連からずっとスパイとして利用されて…

  • 【書評】【番外編】『宇宙大作戦 ファースト・ミッション』ヴォンダ・N・マッキンタイヤ

    「宇宙大作戦」シリーズの作品『ファースト・ミッション』を読む機会がありました。ヒューゴー賞受賞作ではないのですが、今回は番外編としてこの作品をご紹介したいと思います。 [評価 = A級] あらすじ 作品の中の日本 「ブラック・サムライ」というカクテル 上官はノグチ・キミタケ司令長官 柔道部出身のカーク船長 名言集 「自分の頭と体を使う(のが大事)」 「酒は心の杖」 「デスクの前でミイラ化」 「脳みそが半分以上詰まっている人間を連れて来れば済むことです」 「我々は皆、環境の産物だ」 「ヴァルカン人は修行する」 「人間は皆、他人にはうかがい知れない苦悩を抱いている」 感想 あらすじ 宇宙連邦軍有数…

  • 【書評】『宇宙大作戦 クリンゴンの策略』【番外編】ロバート・E・ヴァーデマン

    「宇宙大作戦」シリーズの作品『クリンゴンの策略』を読む機会がありました。ヒューゴー賞受賞作ではないのですが、今回は番外編としてこの作品をご紹介したいと思います。 [評価 = A級] あらすじ 今回の使命は、惑星アルナス2の科学調査支援 弩級艦(ドレッド・ノート)テラーとの睨み合い 狂い始めるエンタープライズ号クルーたち そしてクライマックスへ 名言集 「太陽が超新星化でもしない限り、奴の注意をそらさせることはできないだろう」 「約束とか道義なんてものは、奴にとってはピーナッツの殻ほどの価値もない」 「まるで配管工の悪夢だな」 感想 スポックの変容ぶりが興味深い 陰謀と駆け引きが中心 あらすじ …

  • 【書評】『魔法の世界 エスカトープ』アンドレ・ノートン【ヒューゴー賞 1964年】

    アンドレ・ノートンの1964年ヒューゴー賞受賞作『魔法の世界 エスカトープ』の、あらすじと感想です。 [評価 = A級] あらすじ 地球人サイモン 不思議な石シージュ・ペリラス シージュ・ペリラスの力で異世界へ ハンターに追われる魔女 衛兵司令官コリス 冷酷民族コールダーとの戦い コールダーのゾンビ?兵 カーステンからの脱出 そしてクライマックスへ 感想 あらすじ 地球人サイモン 主人公サイモンは元軍人である。除隊後はやばいシノギに手を出しすぎたため、裏世界を敵に回してしまい、殺し屋たちを送り込まれて常に命を狙われるハメになってしまっていた。刺客のうち2名はすでに返り討ちにしてやったが、最後の…

  • 【感想】『魔法の世界 エスカトープ』アンドレ・ノートン【ヒューゴー賞 1964年】

    アンドレ・ノートンの1964年ヒューゴー賞受賞作『魔法の世界 エスカトープ』の感想です。 [評価 = A級] この作品もまたファンタジーですね。1964年ヒューゴー賞受賞作は、この作品を含めて3作品を読みましたが、クリフォード・D・シマックの『中継ステーション』はSFとファンタジーの両方の要素をもつフュージョン作品、ロバート・ハインラインの『栄光の道』はファンタジー作品です。1964年はファンタジーが強かった年みたいですね。 主人公は不思議の石「シージュ・ペラリス」の力でエスカトープに来るわけですので、一種の異世界転生もの? 冷酷な敵コールダーも、コールダー自身は非常に人数が少ないです。今回の…

  • 【書評】『栄光の道』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1964年】

    ロバート・ハインラインの1964年ヒューゴー賞受賞作『栄光の道』の、あらすじと感想です。 [評価 = A級] あらすじ ベトナム戦争帰りの主人公、オスカー 主人公 帰還後の不遇 美女「スター」に「英雄」として雇われる ミッション:惑星ネピアでフェニックスの卵を取り返せ 待ち受ける困難の数々 そしてクライマックスへ 感想 あらすじ ベトナム戦争帰りの主人公、オスカー 主人公 オスカーは20台半ばの青年である。母子家庭の貧しい環境に育った彼は、苦労して大学に進学し工学を学ぶが、学業の途中でベトナム戦争に徴兵され、大学中退を余儀なくされてしまう。 帰還後の不遇 ベトナム戦争では誰よりも多く戦闘任務に…

  • 【感想】『栄光の道』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1964年】

    ロバート・ハインラインの1964年ヒューゴー賞受賞作『栄光の道』の感想です。 [評価 = A級] ヒューゴー賞常連、ロバート・ハインライン。前回の受賞作『宇宙の戦士』では、機動歩兵が着用するパワード・スーツへの徹底したこだわりと細部に至る描写で楽しませてもらいました。また前々回の受賞作『大宇宙の少年』では、懸賞で手に入れた中古の宇宙服を、主人公の少年がカスタマイズしていく過程の描写で楽しませてもらえました。 そんな、私の中では「未来技術やメカのリアルな描写に定評あるSF作家」として定評あるロバート・ハインラインの、この作品は純粋なファンタジーです。SF要素は一切含まれません。 本格ファンタジー…

  • 【あらすじ】『魔法の世界 エスカトープ』アンドレ・ノートン【ヒューゴー賞 1964年】

    アンドレ・ノートンの1964年ヒューゴー賞受賞作『魔法の世界 エスカトープ』のあらすじです。 !!ネタバレにご注意ください!! 地球人サイモン 不思議な石シージュ・ペリラス シージュ・ペリラスの力で異世界へ ハンターに追われる魔女 衛兵司令官コリス 冷酷民族コールダーとの戦い コールダーのゾンビ?兵 カーステンからの脱出 ピンチ!ゾンビ兵にされかかるサイモン ゴーム島からの脱出 魔女の遠隔精神攻撃 ゴーム島奪還 コールダーとの戦いは続く 地球人サイモン 主人公サイモンは元軍人である。除隊後はやばいシノギに手を出しすぎたため、裏世界を敵に回してしまい、殺し屋たちを送り込まれて常に命を狙われるハメ…

  • 【書評】『中継ステーション』クリフォード・D・シマック【ヒューゴー賞 1964年】

    クリフォード・D・シマックの1964年ヒューゴー賞受賞作『中継ステーション』の、あらすじと感想です。 [評価 = S級] あらすじ 推定年齢百数十歳。謎の男イーノック イーノックを監視する、CIAのルイス 冷戦と核戦争の脅威 実は銀河系宇宙の中継ステーションの管理人 中継ステーションの仕組み スパイラルアームに位置する地球 中継ステーションの不思議 郵便屋ウィンズロウ 聾唖の女性ルーシー ルーシーを匿うイーノック 墓を暴いてしまう、CIAのルイス 閉鎖を余儀なくされる、地球の中継ステーション タリスマン ヴェガ星人の遺体返却と、ハンクの襲撃と、宇宙からの訪問者 そしてクライマックスへ 未来技術…

  • 【感想】『中継ステーション』クリフォード・D・シマック【ヒューゴー賞 1964年】

    クリフォード・D・シマックの1964年ヒューゴー賞受賞作『中継ステーション』の感想です。 [評価 = S級] ファンタジーとSFが混交したフュージョン作品ですね。 ルーシーの癒す力、タリスマンと感応する能力、これらはファンタジーです。 一方、イーノックが管理する中継ステーションのネットワークで構築された、銀河系を網羅する瞬間移動システムは、こちらはSFですね。 SF作品への賞というイメージが強いヒューゴー賞ですが、実際はSF作品とファンタジー作品の両方を対象とした賞です。要するにSFとファンタジーはもともと読者層が被っているわけで、このようなフュージョン作品がときに生み出されるのも頷けます。 …

  • 【未来技術】『中継ステーション』クリフォード・D・シマック【ヒューゴー賞 1964年】

    クリフォード・D・シマックの1964年ヒューゴー賞受賞作『中継ステーション』に登場する未来技術です。 実体化装置 ミザル・システム 感応者 超自然力 愚鈍化 アルファード星系 球形ピラミッド 実体化装置 中継ステーションに設置される。銀河の旅人は、中継されてこの装置の中に実体化されることにより到着する。 なお中継ステーションには、緊急用実体化装置も併設されている。銀河本部の職員の訪問や、緊急事態の時に使用される。中継ステーションでの操作は不可能。 物語の中では、タリスマンを奪って逃走中の、ネズミ型宇宙人の地球への逃走に使用された。 ミザル・システム ミザル星の数学者の統計方法。イーノックはこれ…

  • 【あらすじ】『中継ステーション』クリフォード・D・シマック【ヒューゴー賞 1964年】

    クリフォード・D・シマックの1964年ヒューゴー賞受賞作『中継ステーション』のあらすじです。 !!ネタバレにご注意ください!! 推定年齢百数十歳。謎の男イーノック イーノックを監視する、CIAのルイス 冷戦と核戦争の脅威 実は銀河系宇宙の中継ステーションの管理人 中継ステーションの仕組み スパイラルアームに位置する地球 中継ステーションの不思議 郵便屋ウィンズロウ 聾唖の女性ルーシー ルーシーを匿うイーノック 墓を暴いてしまう、CIAのルイス 閉鎖を余儀なくされる、地球の中継ステーション タリスマン ヴェガ星人の遺体返却と、ハンクの襲撃と、タリスマンを盗んだ犯人の逃走と 犯人から取り戻されたタ…

  • 【書評】『高い城の男』フィリップ・K・ディック【ヒューゴー賞 1963年】

    フィリップ・K・ディックの1963年ヒューゴー賞受賞作『高い城の男』の、あらすじと感想です。 [評価 = S級] あらすじ 作品世界 アメリカ東海岸 地中海 アメリカ西海岸 黄色人種支配に対するアメリカ人の感情 『易経』の普及 ベストセラー『イナゴ身重たく横たわる』 アメリカのレトロ品を珍重する日本人 骨董品店店主チルダン 職人フランク アメリカ人の誇りを取り戻し始めるチルダン ナチスの「タンポポ計画」 暗殺者と田上の死闘 パラレル・ワールドを垣間見る田上 そしてクライマックスへ 感想 オムニバス風の構成 日本人向け骨董品店店主チルダン 職人フランク カフェのウェイトレス、ジュリアナ 日本人高…

  • 【感想】『高い城の男』フィリップ・K・ディック【ヒューゴー賞 1963年】

    フィリップ・K・ディックの1963年ヒューゴー賞受賞作『高い城の男』の感想です。 [評価 = S級] オムニバス風の構成 S級作品だが、魅力を伝えにくい 日本とドイツの描かれ方 オムニバス風の構成 この長編小説には複数の主人公が登場します。主な主人公は以下の4名でしょうか。 日本人向け骨董品店店主チルダン。軽蔑と恐れという両方の感情を持ちながら、日本人にペコペコしています。アメリカのレトロ製品、と言っても例えば1938年型ミッキーマウス・ウォッチなど、が高額で日本人に売れることを知って商売を始め、今では高級店の店主です。知らずに多数の密造品を扱っていました。やがて密造品から足を洗った職人フラン…

  • 【あらすじ】『高い城の男』フィリップ・K・ディック【ヒューゴー賞 1963年】

    フィリップ・K・ディックの1963年ヒューゴー賞受賞作『高い城の男』のあらすじです。 !!ネタバレにご注意ください!! 作品世界 アメリカ東海岸 地中海 アメリカ西海岸 黄色人種支配に対するアメリカ人の感情 『易経』の普及 ベストセラー『イナゴ身重たく横たわる』 アメリカのレトロ品を珍重する日本人 骨董品店店主チルダン 職人フランク アメリカ人の誇りを取り戻し始めるチルダン ナチスの「タンポポ計画」 暗殺者と田上の死闘 パラレル・ワールドを垣間見る田上 暗殺者ジョーとジュリアナの戦い 『イナゴの身重たく横たわる』の世界は実在する 作品世界 この作品で描かれる世界は、第二次世界大戦に日本とドイツ…

  • 【書評】『死の世界1』ハリー・ハリソン【ヒューゴー賞 1961年】

    ハリー・ハリソンの1961年ヒューゴー賞受賞作『死の世界1』の、感想です。 [評価 = S級] あらすじ 常勝ギャンブラー、ジェイソン カークからの代理ギャンブルの依頼 爆勝ちと逃走 惑星ピラスへ ピラス人 激しい戦闘 ピラスの歴史 解決に動き出すジェイソン そしてクライマックスへ 未来技術 飛び出し銃 治療箱 精神放射線方向探知機 感想 ヒューゴー賞2年連続受賞の快挙 受賞作のフォーマットが酷似 主人公が精神感能力という、一種の超能力を備えている 凄腕の名バイプレーヤーにスカウトされて、異世界への冒険に旅立つ 目的地の惑星への旅の途中、有能で若く美しい女性パートナーと出会う 目的地の惑星の生…

  • 【感想】『死の世界1』ハリー・ハリソン【ヒューゴー賞 1961年】

    ハリー・ハリソンの1961年ヒューゴー賞受賞作『死の世界1』の、感想です。 [評価 = S級] ヒューゴー賞2年連続受賞の快挙 受賞作のフォーマットが同じ 主人公が精神感能力という、一種の超能力を備えている 凄腕の名バイプレーヤーにスカウトされて、異世界への冒険に旅立つ 目的地の惑星への旅の途中、若く有能で美しいパートナーと出会う 目的地の惑星の生物または住人は極めて攻撃的で、惑星を危機的な状況に陥れている 目的地の惑星の生物または住人たちの攻撃性の原因が全くわからない 問題を解決しようと働いている現地スタッフが成果を上げておらず、主人公が単独行動を開始せざるを得なくなる 主人公が全ての謎を解…

  • 【書評】『殺意の惑星』ハリー・ハリスン【ヒューゴー賞 1962年】

    ハリー・ハリスンの1962年ヒューゴー賞受賞作『殺意の惑星』の、あらすじと感想です。 あらすじ 主人公ブライオンの故郷アンヴァール星 二十種競技の優勝者ブライオンを訪問するCRF 一触即発!惑星ディス ディス人ウルブとの出会い 問題解決に動き出すブライオン 土着民 おそるべき支配者階級マグダー そしてクライマックスへ 未来技術 エンパシー能力 ランゲージ・ボックス 跳躍空間ミサイル発射装置 網膜認証 舷窓の不透明化 ヴィード プラスチックシート 消去波放射機 記憶消去剤 作品の中の日本 空手の手刀 感想 あらすじ 主人公ブライオンの故郷アンヴァール星 アンヴァール星では夏は非常に短く、一年の大…

  • 【未来技術】『殺意の惑星』ハリー・ハリスン【ヒューゴー賞 1962年】

    ハリー・ハリスンの1962年ヒューゴー賞受賞作『殺意の惑星』に登場する、未来技術です。 エンパシー能力 ランゲージ・ボックス 跳躍空間ミサイル発射装置 網膜認証 舷窓の不透明化 ヴィード プラスチックシート 消去波放射機 記憶消去剤 エンパシー能力 他人の精神に入り込める能力。思考の透視というより、情動・気分・態度を感じ取る能力。投射エンパシー(こちらの感情を相手に伝える)と受容エンパシーがある。 ランゲージ・ボックス 自動催眠で睡眠学習を行う装置。惑星ディスへの航行中、主人公がディス語の文法と単語のマスターに使用。 跳躍空間ミサイル発射装置 ワープミサイル。惑星間戦争に使用される兵器。 網膜…

  • 【作品の中の日本】『殺意の惑星』ハリー・ハリスン【ヒューゴー賞 1962年】

    ハリー・ハリスンの1962年ヒューゴー賞受賞作『殺意の惑星』中で描かれる日本をご紹介します。 空手の手刀 空手の手刀 マグダーとの死闘における、主人公ブライオンの決め技。 今日はこのへんで…。よろしければ↓別記事も↓お読みになってみてください。 ー近日公開予定ー それではまた…。

  • 【あらすじ】『殺意の惑星』ハリー・ハリスン【ヒューゴー賞 1962年】

    ハリー・ハリスンの1962年ヒューゴー賞受賞作『殺意の惑星』のあらすじです。 !!ネタバレにご注意ください!! 主人公ブライオンの故郷アンヴァール星 二十種競技の優勝者ブライオンを訪問するCRF 一触即発!惑星ディス ディス人ウルブとの出会い ディス人たちの気持ち おそるべき支配者階級マグダー マグダー襲撃 マグダーの反撃 マグダーの正体 コバルト爆弾捜索と発見 マグダーとの戦闘 ニーヨルド軍による救出作戦 新たなる冒険への旅立ち 主人公ブライオンの故郷アンヴァール星 アンヴァール星では夏は非常に短く、一年の大半を長く厳しい冬が占めている。宇宙では辺鄙な田舎に過ぎないアンヴァール星では、長い冬…

  • 【未来技術】『死の世界 1』ハリー・ハリスン【ヒューゴー賞 1961年】

    ハリー・ハリスンの1961年ヒューゴー賞受賞作『死の世界 1』に登場する、未来技術です。 飛び出し銃 治療箱 精神放射線方向探知機 飛び出し銃 ハンドガン(拳銃)。普段は腕に取り付けた皮袋の中に収まっている。袋の中には作用器があり、銃を握って引き金を引く時の右手首の腱の様相を記憶している。銃を握っているつもりで引き金を引く動作をすると、この作用器が反応し銃が手の内に飛び込んで来る。この間のタイムラグはほとんど無いため、銃を握っているつもりで引き金を引く動作をすると、その瞬間にはもう実際に弾丸が発射されている。 治療箱 分析器、注射針、薬などからなる、自動治療装置。負傷した部位や病んでいる部位に…

  • 【あらすじ】『死の世界 1』ハリー・ハリスン【ヒューゴー賞 1961年】

    ハリー・ハリスンの1961年ヒューゴー賞受賞作『死の世界 1』の、あらすじです。 !!ネタバレにご注意ください!! 常勝ギャンブラー、ジェイソン カークからの代理ギャンブルの依頼 爆勝ちと逃走 惑星ピラスへ ピラス人 激しい戦闘 ピラスの歴史 森のグラッパー 生物たちがピラス人を襲う理由 終わったはずの、終わらない戦い 真の解決 ジェイソンの船出 常勝ギャンブラー、ジェイソン 主人公ジェイソンは、惑星キャッシリアで活動する、超人的な才能を持つ常勝ギャンブラーである。彼はイカサマ師ではない。彼は精神感応力のような一種の特殊能力の持ち主なのである。この能力を使用して他者の感情や思考を感じたり、逆に…

  • 【書評】『三体』劉慈欣【ヒューゴー賞 2015年】

    劉慈欣の2015年ヒューゴー賞受賞作『三体』の、書評です。 [評価 = S級] あらすじ 作品の中の日本 申玉菲 自衛隊 感想 難しそうな物理学がたくさん登場しますが SFを書くのも大変な時代になりましたね 60年代はのどかなSF時代でした 次に来るのは中国のエンタメなのか? 影が薄い日本 「三体」は三部構成 一作目はゲームの説明書を読んでる感じ あらすじ 紅岸基地は、巨大レーダー施設に見える。しかしこの基地に設置された巨大アンテナは、受信よりもむしろ送信能力重視だ。25ギガワットの強大な電波を送信する能力があり、運転中はこのアンテナが指向する空を通り過ぎようとした渡り鳥の群れが皆バタバタと落…

  • 【感想】『三体』劉慈欣【ヒューゴー賞 2015年】

    劉慈欣の2015年ヒューゴー賞受賞作『三体』の、感想です。 難しそうな物理学がたくさん登場しますが SFを書くのも大変な時代になりましたね 60年代はのどかなSF時代でした 次に来るのは中国のエンタメなのか? 影が薄い日本 「三体」は三部構成 一作目はゲームの説明書を読んでる感じ 難しそうな物理学がたくさん登場しますが あらすじのほうを読んでいただきますとおわかりいただけますように、高エネルギー粒子加速器やら陽子コンピュータやら、非常に難しそうな物理学の事項が多数登場します。このため物理学の知識が無いと読めないのではという不安を覚える方もいると思います。しかし、全く心配ご無用です。全てのキーワ…

  • 【あらすじ】『三体』劉慈欣【ヒューゴー賞 2015年】

    劉慈欣の2015年ヒューゴー賞受賞作『三体』の、あらすじです。 !!ネタバレにご注意ください!! エピローグ 現代ー王森 ゴーストカウントダウン 超国家組織 高エネルギー粒子加速器 物質の基本構造 丁儀 オンラインゲーム「三体」 三体世界 = 三つの太陽 脱水化 文明の破滅と再興 現代の三体文明 侵略にかける希望 オンラインゲーム「三体」の正体 紅岸基地の正体 葉文潔の発見 三体世界からの返信 侵略の警告 エヴァンズとの出会い ジャッジメント・デイ号 地球三体協会の分裂 救済派 降臨派 地球三体協会と国際軍警組織の対立 地球三体協会と国際軍警組織の戦い 三体世界の、地球侵略計画の全貌 エピロー…

  • 【書評】『ヴィーナス・プラスX』シオドア・スタージョン【ヒューゴー賞 1961年】

    シオドア・スタージョンの1961年ヒューゴー賞受賞作『ヴィーナス・プラスX』の、書評です。 [評価 = A級] あらすじ ある日別世界で覚醒するチャーリー レダム人たちの訪問 両性具有のレダム人 レダム文明の評価を依頼されるチャーリー そしてクライマックスへ 未来技術 脱固定装置 Aフィールド セレブロスタイル 情報ブロック 感想 あらすじ ある日別世界で覚醒するチャーリー 主人公チャーリーがある日眼を覚ますと、そこには全く異質の世界が広がっていました。そこは医療施設のような場所のベッドの上でしたが、窓の外に見える空は一面穏やかな銀色に光っており、青空も雲もありません。 レダム人たちの訪問 や…

  • 【感想】『ヴィーナス・プラスX』シオドア・スタージョン【ヒューゴー賞 1961年】

    シオドア・スタージョンの1961年ヒューゴー賞受賞作『ヴィーナス・プラスX』の、感想です。 ネタバレになってしまいますが…。 当初は生まれながらの両性具有と見えたレダム人。愛し合うカップルが肉体的に結ばれる時、片方が他方に結合するのではなく、両者がお互いに結合します。チャーリーにはこれは当初とても素晴らしいことに見えました。しかしチャーリーは、これは遺伝的な形質ではなく、生後の外科手術により実現されている形質であり、レダム人は生物的にはもともと男性であることを知ります。 それを知ったチャーリーは激しい嫌悪感を抱き、「このホ○のオ○○野郎どもがぁ!きしょいんじゃあ!」的な捨て台詞をレダム人たちに…

  • 【未来技術】『ヴィーナス・プラスX』シオドア・スタージョン【ヒューゴー賞 1961年】

    シオドア・スタージョンの1961年ヒューゴー賞受賞作『ヴィーナス・プラスX』に登場する、未来技術です。 脱固定装置 Aフィールド セレブロスタイル 情報ブロック 脱固定装置 靴べら状の装置。 物質の中の「生物固定力」を無力化する道具。レダム人の服は、生物固定力で服同士くっつきあったり、レダム人の身体にくっついたりしている。この力で身体に固定している服を、脱固定装置で触れるとベロンとはがれて脱げる仕組みになっている。 Aフィールド アナログフィールドは、レダムの主要な動力である。電気モーターにできることは全てこなせる。 シグナルを送り込むと、そのシグナルが百倍に増幅されて出てくるような装置。 物…

  • 【あらすじ】『ヴィーナス・プラスX』シオドア・スタージョン【ヒューゴー賞 1961年】

    シオドア・スタージョンの1961年ヒューゴー賞受賞作『ヴィーナス・プラスX』の、あらすじです。 !!ネタバレにご注意ください!! 主人公チャーリーの目覚め レダム人との出会い 教育施設へ セレブロ・スタイル レダム人 タイムマシン チャーリーが招かれた理由 レダム人の正体 コントロール・ナチュラル レダムからの脱走 レダムの真実 チャーリーが招かれた真の理由 チャーリーの正体 チャーリーの終わり レダムの外部では 主人公チャーリーの目覚め 主人公チャーリーが眼を覚ましたとき、そこは全く異質の世界だった。目覚めたその部屋は奇妙で曲線的な、カプセルのような空間である。彼が横たわっていたのは、清潔で…

  • 【書評】『黙示録3174年』ウォルター・ミラー【ヒューゴー賞 1960年】

    「黙示録3174年」 ウォルター・ミラーの1961年ヒューゴー賞受賞作『黙示録3174年』の、書評です。 [評価 = S級] あらすじ 「火炎異変」或いは第三次世界大戦 二十一世紀の地球では遂に第三次世界大戦が勃発し、全面核戦争により地球上の全ての国家が破壊され尽くします。この最終戦争による世界の破滅は、文明の荒廃した後世では「火炎異変」と呼ばれ、半ば神話のような形で語り伝えられています。 文明の根絶 「火炎異変」後の世界は無政府状態となります。わずかに生き残った民衆は、この破壊の責任が原子力・核爆弾・ミサイル等の現代兵器を開発した科学者にあると考え、狂信的な集団となって学者・技術者・知識人を…

  • 【感想】『黙示録3174年』ウォルター・ミラー【ヒューゴー賞 1960年】

    ウォルター・ミラーの1961年ヒューゴー賞受賞作『黙示録3174年』の、感想です。 1960年のヒューゴー賞受賞作品には、この「黙示録3174年」にも「ヴィーナス・プラスX」という作品があります。どちらも冷戦下での核戦争の恐怖を濃厚に反映した物語となっています。この時代のムードだったのでしょうか。 「黙示録3174年」では、最初の核戦争で完全に失われた文明が1,200年もかけて復興する歴史と、復興した文明が結局再び核戦争に突入していく様、核攻撃を受けた町の凄惨な被害が大変なリアリティを持って記述されます。 この作品の異色な点は、3174年の最終戦争が北米大国とアジアの覇権国家の戦争として描かれ…

  • 【あらすじ】『黙示録3174年』ウォルター・ミラー【ヒューゴー賞 1960年】

    ウォルター・ミラーの1961年ヒューゴー賞受賞作『黙示録3174年』の、あらすじです。 !!ネタバレにご注意ください!! 第三次世界大戦による文明荒廃 文明の根絶 聖リーボウィッツ修道院 大記録 中世以前の文明レベルと、弱肉強食の世界 群雄割拠時代 産業革命 タデオ博士とルネッサンス 科学文明の再興 群のオモムクトコロ計画 二超大国時代 核戦争 再び最終戦争、そして「群ノオモムクトコロ」計画の実行 第三次世界大戦による文明荒廃 二十一世紀の地球では遂に第三次世界大戦が勃発し、全面核戦争により地球上の全ての国家は破壊され尽くした。この最終戦争による世界の破滅は、文明の荒廃した後世では「火炎異変」…

  • 【書評】『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア【ヒューゴー賞 1960年】

    カート・ヴォネガット・ジュニアの1960年ヒューゴー賞受賞作『タイタンの幼女』の書評です。 [評価 = S級] あらすじ 時空を翔ける人、ラムファード ラムファードとトラルファマドール星人サロの出会い 火星軍を組織するラムファード 傲慢な大富豪コンスタント、火星軍に志願する 火星・地球戦争 そしてクライマックスへ 未来技術 磁力家具 磁力文房具 呼吸糧食 UWTB シュリーマン呼吸法 作品の中の日本 日の丸の国旗 柔術 ワタナベ・ワタル 感想 あらすじ 時空を翔ける人、ラムファード 宇宙空間には、「時間等曲率漏斗」と呼ばれる空間が存在すると言われています。この空間の中に入った者はあらゆる真理が…

  • 【感想】『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア【ヒューゴー賞 1960年】

    作者であるカート・ヴォネガット・ジュニアは、アメリカを代表する現代文学作家の一人ですね。私の中では、日本でいう村上春樹みたいなイメージです。 正統派SF小説というよりは、ボルヘスやガルシア・マルケスなどの南米の作家の作品のような、荒唐無稽で全く非日常的な設定の中で描かれる人間ドラマを楽しむ、文学作品だと思います。 主人公のコンスタントは、元は大富豪で傲慢で無責任な人物です。しかし火星で愛と友情を知って変容します。手術で記憶を取り除かれますが、自分が何者であろうかを知ろうと不屈の努力を続けます。地球に帰った後自分の罪を知り、タイタンへの流刑を受け入れて旅たちます。このコンスタントの変容の過程がイ…

  • 【作品の中の日本】『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア【ヒューゴー賞 1960年】

    カート・ヴォネガット・ジュニアの1960年ヒューゴー賞受賞作『タイタンの妖女』中で描かれる日本をご紹介します。 日の丸の国旗 火星地球戦争の際に攻撃される予定の国の一つとして、日の丸の国旗が火星基地にはためいている。もちろん星条旗やソ連の国旗も並んでいる。 柔術 火星軍でも兵士の訓練科目の一つとなっている。 ワタナベ・ワタル ラムファードの少年時代の、屋敷の庭師。ラムファードのドイツ式三角ベースのチームの仲間。 今日はこのへんで…。よろしければ↓別記事も↓お読みになってみてください。 ー近日公開予定ー それではまた…。

  • 【未来技術】『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア【ヒューゴー賞 1960年】

    カート・ヴォネガット・ジュニアの1960年ヒューゴー賞受賞作『タイタンの妖女』に登場する、SF的な未来の技術をご紹介します。 磁力家具 磁力文房具 呼吸糧食 UWTB シュリーマン呼吸法 磁力家具 この家具には脚はない。磁力によって、適当な高さで浮かんでいる。テーブル、デスク、ソファ、カウンターなどがある。 磁力文房具 磁力家具と同じ原理。必要になった時いつでもすぐ手に取れるよう、空中に浮かんでいる。鉛筆やメモ用紙などがある。 呼吸糧食 略称CRR。別名ヒョウロク玉。酸素補給薬。これを食べていると、酸素の無い火星でも、宇宙服と呼吸装置なしで生きることが可能。シュリーマン呼吸法とセットで使用する…

  • 【あらすじ】『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア【ヒューゴー賞 1960年】

    カート・ヴォネガット・ジュニアの1960年ヒューゴー賞受賞作『タイタンの妖女』の、あらすじです。 !!ネタバレにご注意ください!! 時空を翔ける人、ラムファード トラルファマドール星人サロ 火星軍 コンスタントのツキと失脚 ラムファードの元妻ビアトリス コンスタントの改心と悲劇 二人の子クロノ少年 親友ストーニィとの出会いと別れ 火星地球戦争 火星軍は聖者であり殉教者 「宇宙のさすらい人」の予言 コンスタントの吊るし首人形 コンスタントの帰還とタイタンへの追放 クロノのお守りの秘密 地球の歴史はトラルファマドール星に歪められていた 太陽系を去るラムファードと、サロの最後 ビアトリス死す サロの…

  • 【ヒューゴー賞2018年受賞作品】日本語訳が出ているもののリスト

    ヒューゴー賞2018年受賞作品のうち、日本語訳が出ているもののリストです。もうお読みになりましたか?? いつか当サイト【SSF】でも詳しいあらすじをご紹介してみたいと思いますが、いつになることやら… (まだ今1960年代作品に取り組んでいます)。 ジョン・スコルジー『星間帝国の皇女 ラスト・エンペロー』 星間帝国インターディペンデンシーの若き女性皇帝カーデニアの、権謀術数渦巻く権力闘争の物語…!。 アン・レッキー『動乱星系』 2013年の『叛逆航路』に始まる壮大なサーガの最新作…!。

  • 【ヒューゴー賞2019年受賞作品】日本語訳が出ているもののリスト

    ヒューゴー賞2019年受賞作品のうち、日本語訳が出ているもののリストです。もうお読みになりましたか?? いつか当サイト【SSF】でも詳しいあらすじをご紹介してみたいと思いますが、いつになることやら… (まだ今1960年代作品に取り組んでいます)。 メアリ・ロビネット・コワル 『宇宙【そら】へ』 巨大隕石による滅亡の危機に瀕する人類が、生き残りをかけて宇宙進出を目指す物語ということです(読んでませんー発売前)。まだコンピュータが発達していない1952年が舞台のため、1950年代SF作品ではおなじみの「計算尺」が久しぶりに大活躍するようです。 ナオミ・ノヴィク『銀をつむぐ者』 こちらはファンタジー…

  • 【書評】『宇宙の戦士』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1960年】

    『宇宙の戦士』 映画『スターシップ・トゥルーパーズ』原作、ロバート・ハインラインの1960年ヒューゴー賞受賞作『宇宙の戦士』の書評です。 [評価 = S級] あらすじ 地球人の宇宙進出と、異星人との接触・対立 バグとの戦いは全面戦争へ 主人公ジョニー、地球連邦軍に志願入隊 キャンプ・カリーでの地獄のシゴキ パワードスーツ 新兵ジョニー、戦闘開始! 未来技術 ネオドッグ パワード・スーツ 名言集 「暴力は何も解決しない」は歴史的にみて間違っている 戦争とはある目的を達成するための制御された暴力だ 犯罪者には苦痛をもたらさなければならない 攻撃せずに防御するだけでは戦争には勝てない 部分よりも全体…

  • 【感想】『宇宙の戦士』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1960年】

    映画『スターシップ・トゥルーパーズ』原作、ロバート・ハインラインの1960年ヒューゴー賞受賞作『宇宙の戦士』の感想です。 実写映画「スターシップ・トゥルーパーズ」 小説「宇宙の戦士」は、実写映画「スターシップ・トゥルーパーズ」(ポール・バーホーベン監督、1997年)の原作です。 実写映画版は、DVDをずっと前から持ってまして、子どもが気に入っていたため何十回も見ていました。 実写映画版は悪く言えばグロいB級娯楽作品です(ただし非常に面白い)。原作は非常に真面目な、滾るように熱い小説で、実写映画版のB級的なエログロ要素一切無しです。 映画では、政府の戦争プロパガンダに釣られた志願兵たちは、過酷な…

  • 【作品の中の日本】『宇宙の戦士』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1960年】

    映画『スターシップ・トゥルーパーズ』原作、ロバート・ハインラインの1960年ヒューゴー賞受賞作『宇宙の戦士』中で描かれる日本をご紹介します。 スズミ スズミ 主人公ジョニーとキャンプ・カリー同期になる、機動歩兵志願者。日系人らしい。小柄な若者。柔道の達人。柔道の訓練で、キャンプ・カリーの指導教官ズィム軍曹を巴投げで投げ飛ばす。投げられたズイムはスズミに「バンザイ!」と叫び、スズミは「アリガトウ」と笑みを返す。 今日はこのへんで…。よろしければ↓別記事も↓お読みになってみてください。 ー近日公開予定ー それではまた…。

  • 【名言】『宇宙の戦士』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1960年】【名言】

    映画『スターシップ・トゥルーパーズ』原作、ロバート・ハインラインの1960年ヒューゴー賞受賞作『宇宙の戦士』作品中の、名言の数々をご紹介します。 「暴力は何も解決しない」などという、歴史的に見て間違っている、しかも不道徳極まりない主張」「暴力は、他のどんな要素と比べても、より多くの歴史上の問題に決着をつけてきた…それに反する意見は最悪の希望的観測にすぎない」 「私の母は暴力では何も解決しないと言っています」という、女子生徒の発言に対する、ハイスクールの道徳科学担当デュボア先生の発言。 状況によっては、敵の都市を水爆で攻撃することが、(叱るために)赤ん坊を斧で殴るのと同じくらい愚かな行為になるこ…

  • 【未来技術】『宇宙の戦士』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1960年】【未来技術】

    映画『スターシップ・トゥルーパーズ』原作、ロバート・ハインラインの1960年ヒューゴー賞受賞作『宇宙の戦士』に登場する、SF的な未来の技術をご紹介します。 ネオドッグ パワード・スーツ ネオドッグ 犬を人工的に変異させた軍用犬。犬の六倍の知能を持つ。喋ることができる。ただし口の形上、b, m, p, vは発音できない。 人間だったら愚鈍に過ぎないが、軍用犬としては超優秀(人の言葉が理解できて、簡単な内容であれば喋ることもできる犬を想像してくださいーすごく優秀な軍用犬になるでしょう?)。 パワード・スーツ 機動歩兵の最も重要な装備。詳しくはあらすじをお読みになってください。 今日はこのへんで…。…

  • 【あらすじ】『宇宙の戦士』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1960年】【あらすじ】

    映画『スターシップ・トゥルーパーズ』原作、ロバート・ハインラインの1960年ヒューゴー賞受賞作『宇宙の戦士』の、あらすじです。 !!ネタバレにご注意ください!! 主人公ジョニー、地球連邦軍に志願 キャンプ・カリーでの地獄のシゴキ 異星人との衝突は、やがて全面戦争へ パワードスーツ カプセル降下 機動歩兵部隊の誇り バグとの戦いは新境地へ 戦いは続く 主人公ジョニー、地球連邦軍に志願 主人公ジョニーは、多国籍企業経営者を父に持つ、富豪の一人息子である。高校卒業後はハーバードに進学し、やがて父の会社の後を継ぐことを期待されていた。しかしジョニーは、親友で理系の天才カールに触発され、また学園のアイド…

  • 【書評】『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】

    ゴードン・ディクスンの1960年ヒューゴー賞受賞作『ドルセイ!』の書評です。 [評価 = S級] あらすじ 多数の星系に散らばり、独自の発展を遂げた25世紀の人類 軍事氏族ドルセイ人 ドルセイ人ドナル 数々の戦争と武勲の先で、やがてドナルの本質が明らかに… 作品に登場する、未来の技術 フロートデスク 感想 リアルな戦闘シーンとドルセイ人の無敵っぷりがカッコイイ…! ドナルの深い読みが周囲の高官に滅多に好意的に受け止められないのが面白い…! あらすじ 多数の星系に散らばり、独自の発展を遂げた25世紀の人類 舞台は25世紀。人類は太陽系全体を開発し尽くした人類は、やがて太陽系を超えてはるかな他星系…

  • 『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】【感想】

    ゴードン・ディクスンの1960年ヒューゴー賞受賞作『ドルセイ!』について、色々感想・コメントです。 「ドルセイ!」の魅力… リアルな戦闘シーンとドルセイ人の無敵っぷりがカッコイイ…! ドナルの深い読みが周囲の高官に滅多に好意的に受け止められないのが面白い…! 「ドルセイ!」の魅力… リアルな戦闘シーンとドルセイ人の無敵っぷりがカッコイイ…! 本作の一番の魅力は、戦闘・戦争シーンでしょうか。説得力のあるSF的なリアルさと迫力を堪能できる、戦闘・戦争シーンが全編に散りばめられています。ドルセイ星人の無双ともいえる圧倒的な強さがカッコイイ。 ドナルの深い読みが周囲の高官に滅多に好意的に受け止められな…

  • 【感想】『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】【感想】

    ゴードン・ディクスンの1960年ヒューゴー賞受賞作『ドルセイ!』について、色々感想・コメントです。 「ドルセイ!」の魅力… リアルな戦闘シーンとドルセイ人の無敵っぷりがカッコイイ…! ドナルの深い読みが周囲の高官に滅多に好意的に受け止められないのが面白い…! 「ドルセイ!」の魅力… リアルな戦闘シーンとドルセイ人の無敵っぷりがカッコイイ…! 本作の一番の魅力は、戦闘・戦争シーンでしょうか。説得力のあるSF的なリアルさと迫力を堪能できる、戦闘・戦争シーンが全編に散りばめられています。ドルセイ星人の無双ともいえる圧倒的な強さがカッコイイ。 ドナルの深い読みが周囲の高官に滅多に好意的に受け止められな…

  • 『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】【未来技術】

    ゴードン・ディクスンの1960年ヒューゴー賞受賞作『ドルセイ!』に登場する、SF的な未来の技術をご紹介します。 フロートデスク フロートデスク 机。磁力で空中に浮いている。当然だが脚は無い。仕事が終わると脇にクイッと押しやってやるだけで、部屋の奥の壁の前までスーッと滑って行って、そこで停止して片付いてくれるので便利。 バリエーションで、コーヒーワゴンというものもある。コーヒーのポットやカップなどが載ったワゴンである。やはり磁力で空中に浮いている。プログラムしておくと、キッチンから客間までワゴンを自動で配達することが可能。 今日はこのへんで…。よろしければ↓別記事も↓お読みになってみてください。…

  • 『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】【未来技術】

    ゴードン・ディクスンの1960年ヒューゴー賞受賞作『ドルセイ!』に登場する、SF的な未来の技術をご紹介します。 フロートデスク フロートデスク 机。磁力で空中に浮いている。当然だが脚は無い。仕事が終わると脇にクイッと押しやってやるだけで、部屋の奥の壁の前までスーッと滑って行って、そこで停止して片付いてくれるので便利。 バリエーションで、コーヒーワゴンというものもある。コーヒーのポットやカップなどが載ったワゴンである。やはり磁力で空中に浮いている。プログラムしておくと、キッチンから客間までワゴンを自動で配達することが可能。 今日はこのへんで…。よろしければ↓別記事も↓お読みになってみてください。…

  • 【未来技術】『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】【未来技術】

    ゴードン・ディクスンの1960年ヒューゴー賞受賞作『ドルセイ!』に登場する、SF的な未来の技術をご紹介します。 フロートデスク フロートデスク 机。磁力で空中に浮いている。当然だが脚は無い。仕事が終わると脇にクイッと押しやってやるだけで、部屋の奥の壁の前までスーッと滑って行って、そこで停止して片付いてくれるので便利。 バリエーションで、コーヒーワゴンというものもある。コーヒーのポットやカップなどが載ったワゴンである。やはり磁力で空中に浮いている。プログラムしておくと、キッチンから客間までワゴンを自動で配達することが可能。 今日はこのへんで…。よろしければ↓別記事も↓お読みになってみてください。…

  • 『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】【あらすじ】

    『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】【あらすじ】

  • 『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】【あらすじ】

    『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】【あらすじ】

  • 【あらすじ】『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】

    『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年受賞作】のあらすじ

  • 【書評】『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1959年】

    『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1959年】【感想】

  • 『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1959年】【感想】

    『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1959年】【感想】

  • 管理人コメント【ヒューゴー賞】1959年 『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン

    [評価 = S級] 宇宙服の修理とカスタマイズが実にリアル とにかく血の気が多くて短気な主人公たち 最後の地球審判はちょっと唐突 宇宙服の修理とカスタマイズが実にリアル 物語の前半では高校生キップが、懸賞でもらった中古宇宙服を、少しでもリアルを味わうために、夢中になって修理・カスタマイズします。これらの修理・カスタマイズは、地元の工場やジャンク・パーツ・ショップを足繁く探し回って掘り出し物を見つけ出しながら、高校生の小遣いの範囲内で少しずつ実現されていきます。使用する代替部品、修理方法などの過程がとてもリアルに(かつわかりやすく)描きこまれていて、ワクワクさせられます。作者は実際に宇宙服を修理…

  • 『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1959年】【名言】

    『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1959年】【名言】

  • 名言【ヒューゴー賞】1959年 『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン

    「かつては私も収入が多かったが、嫌なことも多かった。今は収入は少ないが、嫌なことは何も無い。私はここにいますよ」 主人公キップの父、ラッセル博士の返答。ワシントン勤務(快適な冷暖房付きオフィス)のオファーを電話で断りながら。 「統計の世界に対抗するには、充分な準備をするかどうかだけだ。…計画的に努力するんだぞ」 石鹸会社が企画した懸賞に当選して月世界旅行に行くと決めたキップに対する、父ラッセル博士の助言。 「こんなことでやきもきするんなら、銃殺隊を前にするときは、どうやって穏やかにしているつもりだ?」 懸賞の結果発表の中継放送の直前の主人公キップの異常な緊張を見て、父ラッセル博士が言う言葉。男…

  • 『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1959年】【あらすじ】

    『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1959年】【あらすじ】

  • あらすじ【ヒューゴー賞】1959年 『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン

    舞台は近未来の地球 主人公キップ・ラッセルは高校生 この時代の月の開発状況 月を夢見るキップ 月への商業飛行解禁 懸賞に勝つための「計画的な努力」 懸賞の結果 副賞の宇宙服 宇宙服の修理にのめり込むキップ 宇宙服との別れのはずが… ワーム・フェイスに捕らえられたキップたち 囚われの少女パトリシア 囚われの「ママさん」こと宇宙生物 月にある侵略前進基地 脱走を試みるキップたち 酸素の残量が問題 今度は冥王星へ パトリシアとママさんの脱走計画 脱走計画最終段階で倒れるママさん 脱走計画を引き継ぐキップ ヴェガ星からの救助 大マゼランで治療されるキップ 最新型宇宙服 今度は小マゼランへ ワーム・フェ…

  • 【書評】『敵の星』ポール・アンダースン【ヒューゴー賞 1959年】

    『敵の星』ポール・アンダースン【ヒューゴー賞 1959年】【感想】

  • 『敵の星』ポール・アンダースン【ヒューゴー賞 1959年】【感想】

    『敵の星』ポール・アンダースン【ヒューゴー賞 1959年】【感想】

  • 管理人コメント【ヒューゴー賞】1959年 『敵の星』ポール・アンダースン

    [評価 = A級] 計算尺が50年代っぽい ラストの物質転送装置トラブル…まさかの蝿男パターン? 無線無し、コンピュータも無しの宇宙旅行 楽しく読み切るコツ 計算尺が50年代っぽい 作品中、複雑な科学計算を行う際、計算尺を駆使するのが、50年代らしくて興味深かったです。計算尺は50年代の他の作品にも登場しますね。コンピュータは「コ」の字も出て来ません。でもコンピュータ無しで、どうやって宇宙船を飛ばしてるんでしょうか…。 ラストの物質転送装置トラブル…まさかの蝿男パターン? 修理して治ったかに思えた物質転送装置がまさかの動作をしてしまい、想定外の悲劇と救いを同時にもたらしてしまいます。と書くと「…

  • 『敵の星』ポール・アンダースン【ヒューゴー賞 1959年】【作品の中の日本】

    『敵の星』ポール・アンダースン【ヒューゴー賞 1959年】【作品の中の日本】

  • 作品の中の日本【ヒューゴー賞】1959年 『敵の星』ポール・アンダースン

    セイイチ・ナカムラ 日本人。宇宙船サザン・クロス号の今回のクルー・チームに、船のパイロットとして参加。パイロットとしての腕前は超一流。 柔道の達人。数学的訓練を受けており、力場を心の中に視覚化し、人間の運動量を微分量として捉え、これを柔道に活かすことができるらしい。 損傷した物質転送装置の修復のためには「燃え尽きた太陽」への着陸がどうしても必要と悟ったとき、自らの命を犠牲にして、コクピットをめちゃくちゃに破壊されながらも、サザン・クロス号を「燃え尽きた太陽」に無事に不時着させる。 ↑ よかったらクリックお願いします

  • 『敵の星』ポール・アンダースン【ヒューゴー賞 1959年】【あらすじ】

    『敵の星』ポール・アンダースン【ヒューゴー賞 1959年】【あらすじ】

  • あらすじ【ヒューゴー賞】1959年 『敵の星』ポール・アンダースン

    宇宙船サザン・クロス号 物質転送装置で地球と船の間を移動し、十世代に渡って交替し続けるクルー達 現在の地球文明は衰退 技術貴族(テクニック) 今回のクルーたち 燃え尽きた太陽を発見 制御不能に陥るサザン・クロス号 燃え尽きた太陽への着陸と船の停止 物質転送装置は本当に直ったのか 宇宙船サザン・クロス号 宇宙船サザン・クロス号。数世紀も昔の地球人が打ち上げた宇宙船である。推進エネルギーには反作用物質を使用するが、ここ数世紀は使用していない。打ち上げ後しばらくは光速の約半分の速度で推進を続け、その後目的地に正確に到達するための細かな方向調整を幾度か繰り返して完了した後は、四世紀半に渡って「自由落下…

  • 【書評】『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ【ヒューゴー賞 1959年】

    『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ【ヒューゴー賞 1959年】【感想】

  • 『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ【ヒューゴー賞 1959年】【感想】

    『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ【ヒューゴー賞 1959年】【感想】

  • 管理人コメント【ヒューゴー賞】1959年 『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ

    [評価 = A級] 難解な神学的考察 博覧強記の作家ジェームズ・ブリッシュ 難解な神学的考察 先日紹介した「ビッグ・タイム」に負けず劣らずの、難解なSF作品です。あらすじを読まれてお気づきになった方もいらっしゃると思いますが、管理人はこの小説のタイトルが「悪魔の星」である理由をうまく説明することができません。主人公のルイスはイエズス会の神父です。「悪魔の星」とは、ルチア調査団の一員であるルイスが、最終的に調査の結論としてそう判断するわけです。ユートピアのように平和で道徳的なルチアが「悪魔の星」と結論づけられるに至る、ルイスを借りて著者ジェイムズ・ブリッシュによって展開される深い神学的な考察を、…

  • 『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ【ヒューゴー賞 1959年】【作品の中の日本】

    『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ【ヒューゴー賞 1959年】【作品の中の日本】

  • 作品の中の日本【ヒューゴー賞】1959年 『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ

    リウ・メイド 日本人女性科学者。シュテカの息子エグトヴェルチが幼生の頃から、彼を地球で養育する。リチア調査団員の一人、科学者マイケルスに求愛され結婚する。 「ゲイシャになるのにちょうど良い頃合い」の年齢の若い女性で、神秘的な面と包み込むような穏やかさを持つ魅力的な女性と、いかにも日本人女性らしく表現されている。それにしてもリウ・メイドとは、日本人からすればむしろ中国人女性を想像させる名前ではある。 ↑ よかったらクリックお願いします

  • 『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ【ヒューゴー賞 1959年】【名言集】

    『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ【ヒューゴー賞 1959年】【名言集】

  • 名言集【ヒューゴー賞】1959年 『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ

    いまでも忘れないが、タクシーの運転手は、コンチネンタル・ホテルへやってくれという彼の要求を、彼が紙切れに書いて見せるまでわからないふりをしたのだった。それを見せると、そいつはやっと急にわかったふりをして、「ああ、そう。コン・ティ・ネン・タルね?」とタルに力をこめていう。フランスではどこへ行ってもこんな態度に出くわした。フランス人というやつは、完全なアクセントでしゃべらないことばはぜんぜん通じないのだと、相手に思い知らせようとする。 主人公ルイス神父がローマの際、十五年前にパリに行った時のことを回想しながら行う独白。対照的に、イタリア人は下手なイタリア語でも理解しようと努力してくれるとのこと。 …

  • 『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ【ヒューゴー賞 1959年】【あらすじ】

    『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ【ヒューゴー賞 1959年】【あらすじ】

  • あらすじ【ヒューゴー賞】1959年 『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ

    惑星リチア 楽園 ルイス神父 ルチア人の繁殖方法 水爆原料の宝庫ルチア ルチア人シュテカの贈り物 シェルター都市で暮らす地球人 ルチア人エグトヴェルチの反抗とルチアへの帰還 惑星リチア 舞台は惑星リチアである。リチアは地球から5光年離れた、地球型の惑星である。リチアの表面はいくつかの大陸と海洋から成り、大陸の大部分はジャングルである。陸地には、リチア人の文明が繁栄している。リチア人はカンガルーのような立ち姿の、二足歩行のトカゲ型爬虫類である。身長は3.6mほどもある。行動な知能を持ち、それなりに高い科学技術を発展させている。 楽園 地球と異なり、ルチアは氷河期のような気象変動を過去7億年間一度…

  • 【書評】『ビッグ・タイム』フリッツ・ライバー【ヒューゴー賞 1958年】

    『ビッグ・タイム』フリッツ・ライバー【ヒューゴー賞 1958年】【感想】

  • 『ビッグ・タイム』フリッツ・ライバー【ヒューゴー賞 1958年】【感想】

    『ビッグ・タイム』フリッツ・ライバー【ヒューゴー賞 1958年】【感想】

  • 管理人コメント【ヒューゴー賞】1958年 『ビッグ・タイム』フリッツ・ライバー

    [評価 = A級] 難解な世界観 難解な世界観 ビッグ・タイム、改良戦争(チェンジ・ウォー)、虚空(ヴォイド)などなど、難解な設定が多数用いられていますが、読み進んでもなかなかこれらの設定についての理解が深まっていきません。登場人物たちが何をどのように戦っているのか、管理人は最後までよく理解できませんでした。 複雑で難解な世界観がSF作品の醍醐味の一つだと考え、設定自体を味わう読み方をされる方には楽しめる作品かと思います。 ↑ よかったらクリックお願いします

  • 『ビッグ・タイム』フリッツ・ライバー【ヒューゴー賞 1958年】【作品の中の日本】

    『ビッグ・タイム』フリッツ・ライバー【ヒューゴー賞 1958年】【作品の中の日本】

  • 作品の中の日本【ヒューゴー賞】1958年 『ビッグ・タイム』フリッツ・ライバー

    スザク 主人公の幻想の中に現れるサムライ。闇の中から現れ、忍び足で歩く。女のような髪型をしており、この世の者とは思えないほど白い顔に、黒々とした眉を持つ。バラ色のローブを着ている。脇には二本の刀を差した黒い肩帯をしている。右手には奇妙な形をした銀のピストルを持っている。 ↑ よかったらクリックお願いします

  • 『ビッグ・タイム』フリッツ・ライバー【ヒューゴー賞 1958年】【あらすじ】

    『ビッグ・タイム』フリッツ・ライバー【ヒューゴー賞 1958年】【あらすじ】

  • あらすじ【ヒューゴー賞】1958年 『ビッグ・タイム』フリッツ・ライバー

    「ビッグ・タイム」を生きる「時間旅行者」たち 「虚空(ヴォイド)」に浮かぶ「場所(プレース)」 スパイダー軍の戦士たち 「場所(プレース)」を襲う数々の窮地 「ビッグ・タイム」を生きる「時間旅行者」たち 現実の時間とは異なる「ビッグ・タイム」を生きる「時間旅行者」たち。彼らは自分たちの現実の本来の「生命の線」からある日取り出され、スパイダー軍とスネーク軍に別れ、ビッグ・タイムを過去と未来に行き交いながら、「改良戦争(チェンジウォー)」と呼ばれる戦いを果てしなく戦っている。改良戦争とは、未来を変えるために過去を変える戦いであり、時には過去を変えるために未来を変える戦いにもなる。 「虚空(ヴォイド…

  • 【書評】『ダブル・スター』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1956年】

    『ダブル・スター』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1956年】【感想】

  • 『ダブル・スター』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1956年】【感想】

    『ダブル・スター』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1956年】【感想】

  • 管理人コメント【ヒューゴー賞】1956年 『ダブル・スター』ロバート・ハインライン

    [評価 = S級] 「ゼルダ城のとりこ」との類似性 「影武者徳川家康」そっくり 「ゼルダ城のとりこ」との類似性 あとがきによると、評論家ブライアン・オールディスは、この作品と「ゼルダ城のとりこ」の類似性を指摘しているそうです。ゼルダ城のとりこ」はアンソニー・ホームの1894年の作品で、舞台は戴冠式を目前に控えた陰謀漂うルリタニア王国で、ここに偶然飛び込んだ国王に瓜二つの英国の快男子が、大冒険を繰り広げるというお話だそうです。 「影武者徳川家康」そっくり 管理人は、隆慶一郎の1989年の作品「影武者徳川家康」にそっくりだなぁ、と思いました。少年ジャンプで漫画化もされたので、ご存知の方も多いかと思…

  • 『ダブル・スター』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1956年】【作品の中の日本】

    『ダブル・スター』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1956年】【作品の中の日本】

  • 作品の中の日本【ヒューゴー賞】1956年 『ダブル・スター』ロバート・ハインライン

    三菱製呼吸装置 火星には地球と同じように都市が栄えていて、多くの地球人が滞在している。火星の空気成分は地球とは大きく異なるため、地球人が呼吸器無しで歩行できる距離はおそらく1kmが限界である。このため火星で活動する地球人には呼吸装置が不可欠である。三菱製呼吸装置はヘルメットが不要で感便に装着できることから、登場人物たちを含め愛用者の多い人気製品となっている。 ↑ よかったらクリックお願いします

  • 『ダブル・スター』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1956年】【名言集】

    『ダブル・スター』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1956年】【名言集】

  • 名言集【ヒューゴー賞】1956年 『ダブル・スター』ロバート・ハインライン

    "ショーは続けなくてはならぬ"とは、最も古いショー・ビジネスの基本教義だ…それは、やると約束したから。まえには観客がいるからだ。客は金を出している。 ボンフォートの替え玉として、即興の演説に迫られたロレンゾの独白。 猫を拾うことの困った点は、決まって子猫が生まれることだ 親切と同情から行った手助けの結果、更に厄介な手助けが必要になった時。 「政治とは汚いゲームなんだな!」「いいえ」政治補佐クリフトンはきっぱりといった。「汚いゲームというものは存在しません。ただ、汚いプレイヤーに時おり出会うことがあるのです」 政治は決して汚いゲームではない。 「彼になびかぬ女はいない ー 逆も真なり!」 ブロー…

  • 『ダブル・スター』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1956年】【あらすじ】

    『ダブル・スター』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1956年】【あらすじ】

  • あらすじ【ヒューゴー賞】1956年 『ダブル・スター』ロバート・ハインライン

    主人公ロレンゾは俳優 「航宙士」ブロードベントとの出会い 依頼内容は替え玉を演じること 礼法に生き礼法に死ぬ火星人 古典SF的な火星人の容姿 入巣の儀 演技の研究に没頭するロレンゾ 入巣の儀は成功するのか 行動派の反撃 暫定内閣を組織するロレンゾ 報道担当官コープスマンの裏切り そして25年後… 主人公ロレンゾは俳優 主人公ロレンゾの職業は俳優であり、芸術家として自分の職業に高いプライドを持っている。これまで渋い役どころを演じて来た知る人ぞ知る往年の名優ではあるが、今やすっかり仕事の依頼は途切れ、収入も絶えて久しい。 「航宙士」ブロードベントとの出会い 持ち金もいよいよポケットの中の現金だけに…

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