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2020/04/27

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  • 二つのインタヴュー

    「改正障害者差別解消法」の施行から1年。今朝の毎日新聞に、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患いながら参院議員として活躍している舩後靖彦さんのインタビュー記事があり、興味深く読みました。元々は3月15日付の記事だったようですが、一部引用させてください(形式を少し変更してあります)。「強い男性」だけでいいのか ALSの議員が指摘する国会の不健全性 毎日新聞 ――国会の環境整備や合理的配慮はどのように進んだのでしょうか。舩後 ハード、ソフト両面とも確実に改善されています。私の当選後、ハード面では本会議場と分館でスロープやエレベーターの設置・改修がありました。正階段には昇降機がつけられ、バリアフリー…

  • 米の値段が下がらない理由

    お米の値段が下がりません。スーパーのコメ価格は15週連続で最高値を更新したといいます。農林水産省がおととい公表した、全国のスーパーで販売されたコメ5㌔の平均販売価格は、去年の同時期より2倍以上も高い4,217円だそうで、一年前には想像できなかった超高値です。政府は3月から備蓄米の放出を始めましたが、地域較差はあるものの、全体として値段が下がったと実感している消費者は少ないようです。韓国に旅行した日本の人が米を買って帰るニュースをTVで見ると、関税や検疫、面倒な手続きを考慮するとしても韓国のお米の方が断然安いわけで、そりゃあそうする人もいるよと思います。 備蓄米を放出しても米の価格がなかなか下が…

  • トランプ先生の総合的な学習の時間 2

    相変わらずお笑いぐさの先生です。 トランプ先生 どうも私の関税政策の根本を理解していない生徒が多くて困るね。君たち、ちゃんと私の話を聞いているのかね? 生徒 聞いてまーす。でも、先生のおっしゃることには無茶が多いと思いまーす。 ト 何が無茶なんだ? 日本はアメリカに日本車を輸出して儲けてるんだから、対等にアメ車をもっと買うべきだと言っているんだ。どこが無茶だと言うんだ? 生徒 先生、日本の道路は狭いんで、都市部の幹線道路はともかく、そこから入って、地方の道をアメ車が走ったら、対向車はもうすれ違いできません。 ト それなら道幅を広くすればいいではないか。 生徒 何でアメ車に合わせて日本の道を広く…

  • 反DEIの輸入

    差別主義者の中には「多様性社会なんだから自分の考え方も一つの意見として尊重されてしかるべき」といった自己正当化をする者がいますが、属性など、当人の心がけや努力によって変更できないことをもって、不当な攻撃や侵害を与える行為や考え方は、そもそも「多様性」の一つにカウントなどされていません。政治家ならそれ故に選挙で落とすことが可能ですが、まさかの事態で当選をさせてしまうとなると、民意によって差別主義にお墨付きが与えられたなどと政治家本人と支持者たちが勘違いするので厄介です。 米国のトランプ大統領がまさにこれです。彼は就任以降、バイデン前大統領時代に進められた政策を次々とひっくり返していますが、DEI…

  • トッドの見る米国の「ニヒリズム」

    昨日、ハーバード大学は、学生や教員の「反ユダヤ主義的な活動(内実は「反ユダヤ」でなく「反イスラエル」ですが)」の取り締まりを強化するよう求めたトランプ政権の要求を拒否し、トランプ大統領は要求に従わない場合、補助金を打ち切る姿勢を見せているという記事を見ました(どこぞの国でも似たようなことが現在進行形で続いています)。小生にとっては、願望に過ぎませんが、米国は曲がりなりにも「学問の自由」を体現する国。そこまで理念どおりというか、「美化」しなくても、一般的に言って、こういう器の小さいことをしてまで相手を服従させようとはしない、それくらいの気概、気骨はあると思いたかったので、非常に残念だし、そのやり…

  • 今日2回目のデブリ回収

    大阪・関西万博開幕の「お祭り効果」で、ものにもよりますが、しばらくは様々な事件報道が薄められたり、かき消されたりすることがあるのではないかと心配しています。新聞では、この間に報道されないこと、ないし、報道されても「申し訳」程度の小さな記事に目を向けるべきと考えます。そう思っていたところ、今朝の毎日新聞の「総合・社会」面に、今日東電が福島第一原発2号機の核燃料デブリの2回目の取り出しに臨むという小さな記事がありました。 燃料デブリ、2回目の試験取り出しは15日着手 福島第1原発2号機 毎日新聞 前回の回収作業は去年の11月でした。そのときに取り出したデブリの量は0.7グラムで、「耳かき一杯分…

  • 「人助け」でマイナ保険証!?

    今日は通院の日でした。朝から忙しないのに、所用ができて近所回りをしてから病院へ行くことになり、少々焦りました。でも、結果、検査の数値が悪くなったということもなかったし、先生からもダメだしはされず、終わってホッとしました。ところが、帰りに薬局へ立ち寄ると、顔なじみの薬剤師さんが…… 「あのー、4月から皆さんにお話しているんですけど、現在マイナ保険証はお持ちですか?」 「いいえ。」 「そうすると、今の保険証は有効期間が過ぎると、更新されませんので。」 「あれ、でも、資格確認書というのは出るんでしょ?」 「はい、そうなんですけど、それも1年ですので……。ちなみにマイナカード自体は……お持ち……ですか…

  • 玉木・国民民主党の「若者減税法案」

    国民民主党が数日前に打ち出した「若者減税法案」に違和感をもった人は少なくないと思います。どうして「30歳未満」にだけ税の優遇が必要なのか。公平性を本旨とする税制の変更にあたって、客観的なデータをもってその必要性を示すのならばまだしも、「若者を応援することが日本全体の元気につながるし、頑張っている若い人を応援したい」というレベルでは、選挙目当てにしか見えません(たぶんそうでしょう)。対象から除外されたかたちの30代40代は「(20代までは応援したいけど)あなたがたは応援したくない」と言われているわけで、これはおもしろくないでしょう。NHKの世論調査によれば、国民民主党の支持層は年代的に40代以下…

  • 修学旅行の行き先変更

    日本は地震の多い国ですが、地震のない国から来た人が揺れに遭遇するとびっくりするみたいです。住んでる我々からすると、大した揺れでもないのに、あわてふためく姿を見ると、逆にびっくりしてしまいますが(笑)、そんな我々であっても、さすがに震度5クラス以上の揺れは別格です。近い将来にかなりの確度で起こると言われている南海トラフ地震はいうまでもなく、いつ来るかわからない大地震への備えは、物心両面でそれなりに必要です。けれど、あの東日本の大震災と原発事故から十二支が一回りしただけで、警戒心というか、事故の教訓を忘れがちになる(忘れさせられる)妙な「世相」(とからくり)もあります。 地震と比較するには人為的要…

  • 「改革者」気取り

    こういうことを偉そうに言える人間でもないのですが、「改革者」を気取った愚か者というのは、いつの時代にも、どこの世界にもいるものだと思います。当世の代表例は、毎日テレビのトップニュースになっている某国の大統領でしょう。彼の巨大な力の源泉は「大統領令」なる「行政命令」のようですが、パリ協定からの離脱や関税率の上乗せなどといった諸政策と、紙ストローの廃止やシャワーの水圧制限の撤廃など、ほとんど当人の「趣味」と思える話を同じレベルで「法令」にするのはいかがなものか。加えて、これらがすべて「政策」だとするならば、「やりっぱなし」でよいはずもなく、その「効果・効能」についての検証が欠かせないはずです。某国…

  • 地続きの戦争 ある父娘

    今朝の毎日新聞「記者の目」に以下のような記事がありました。「戦争はまるで影のように、どこまでも日本社会に付きまとっている」という言葉が重く感じられます。戦後80年の日本でなお尾を引く「戦争」――ウクライナやガザや、その他の人々のことを想像しないわけにはいきません。肥沼直寛記者の記事より引用させてください(引用中の人名をアルファベットにした箇所があります)。 記者の目:長く人々を苦しめる戦争トラウマ 進行形悲劇、真の実態調査を=肥沼直寛(くらし科学環境部) 毎日新聞 太平洋戦争での過酷な戦争体験のために、多くの旧日本軍兵が戦後もトラウマに苦しめられた可能性が近年、語られ始めた。戦後80年に向…

  • トランプ先生の総合的な学習の時間

    久しぶりに戯れ言をひとつ。 トランプ先生 さて、今日の授業は昨日の続きで、「メイク・アメリカ・グレイト・アゲン」の2回目だ。昨日は、どうすれば、わが国は再び偉大な国になれるのかという話をしたね。いろいろな手があるが、関税政策について、簡単に言えば、わが国の国民に不当に安い値段でものを売って貿易黒字を増やしているくせに、それに見合った額だけわが国の商品を買わない国は、いわば我々から富を収奪しているわけだ。これは是正しないといかん。わが国に自動車を輸出するんだったら、わが国の自動車も輸入せよってことだ。自動車がダメなら、かわりに鉄鋼でも、小麦でも、牛肉でも、何でもよい。それができないんだったら、黒…

  • 学費問題から垣間見える社会

    久々に投稿します。最近、ものを書こうとしても「しっくりいく言葉」が出てこないことが多く、これは何も年をとったせいばかりではないと思いますが、結果、時間ばかりが過ぎてしまうので、(今後は)引用に比重をおこうかと思います。 今日は雑誌『地平』5月号所収の「大学で声をあげるということ」という座談会の記事から、印象に残った部分を引用してみます。現在、各大学で学費の値上げや負担増の動きが続く中、学生の声を紹介し、そこから今の社会状況が垣間見える貴重な記事だったと思います。大学側と学生側が学費問題で対峙するのではなく、交付金の削減を進めてきた政府に対し、ともに声をあげていくべきなのに、という話につづいて、…

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