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2020/04/27

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  • 「入管問題」を書くということ

    「困ったときはお互い様」が死語になったとは思っていない。小生などは、一時「都会」暮らしを経験したとはいえ、農村で育った人間として、冠婚葬祭で近所同士が、今からすれば、過剰なまでに助け合う姿を見てきた。これは千葉に限らないと思うが、1960年代までは田植えや稲刈りと言えば近所総出の一大行事で、終われば酒盛りだった。夕方学校から帰ってくると家で大宴会をしていた光景は今でも忘れられない。70年代に入ると、そのうちに機械化が進んで共同作業は徐々になくなり、田に引く水の共同管理と祭りなどを除けば、互助の現実的基盤は狭まっていった。さらに、離農が進み、新しい住民が増えてくると、互助の絆(縛り)はますます弛…

  • オミクロン株と水際対策のこと

    日本では小康状態を保っているコロナ感染。昨日11月27日の新規感染者数は127人、死者1人。千葉県は新規感染者数2人。ここのところずっと一桁で推移している。政府は新型コロナウイルス対策の行動制限の緩和を発表しており、これを受けて飲食店での会食人数や滞在時間の制限の撤廃を決める道県が増えているが、本当に大丈夫かという疑念はある。隣国の韓国では感染者が激増しているし、ヨーロッパでも同様だ。 先頃南アフリカで新たに発見されたコロナウィルスの変異株を、WHOは「オミクロン株」(αβγ…の第15番の文字ο)と名付け、その感染力の強さに警鐘を鳴らした。まだ不明なことが多いが、ワクチンが効かないとか、デルタ…

  • 金平茂紀『筑紫哲也『NEWS23』とその時代』

    金平さんの『筑紫哲也 『NEWS23』とその時代』(講談社)を読了した。楽しいことばかり書いてはなかったが、一気に読んだ。 先日来、金平さんのインタヴューのことや筑紫さんの最後の「多事争論」(先日の引用と金平さんの本書での引用がちがうのだが…)のことを書いたので、短く断片的に。 1989年10月から約18年続いたTBSの夜の報道番組「筑紫哲也NEWS23」――小生はどちらかというと時間的に先行するテレ朝の「ニュースステーション」の方を見ていたので、NEWS23までハシゴする余裕があまりなかった(はず?)。だから、節目節目で当時自分が何を感じていたか、共有できるものはそれほど多くないのではと思っ…

  • 女性議員に立ちはだかる「5つの壁」

    3月から隔週金曜日に放送されている(という)TBS・CS放送の「政治をSHARE」という対談(いや鼎談)番組を一週遅れで見た。YouTube配信はありがたい。今回のテーマは「女性議員は増えちゃダメ? 立ちはだかる5つの壁」。進行は久保田智子アナ。ゲストは国民民主党の伊藤孝恵参議院議員とハフポスト日本版U30社外編集委員の能條桃子さん。女性議員は増えちゃダメ?立ちはだかる5つの壁 伊藤孝恵さん【政治をSHARE #14】 - YouTube 久保田:…立候補する人たちの多様性がきちんと守られているということがすごく重要で、それが、たとえば女性の立候補者が17%じゃなくて80%くらいいたら、絶対に…

  • 2008年3月28日「多事争論」より

    金平茂紀さんの『筑紫哲也NEWS23とその時代』を読んでいる。食卓上においたまま、食後に少しずつ読むことにして、昨日6章まできた。 「おかげ」でテレビをいっそう、というか、ほとんど見なくなった。ジャーナリストの筑紫さんが「越境」してその可能性に挑んできた「媒体」――それが、今や見る影もない哀れな姿になりかわった。「…なりかわりつつある」と書こうと思ったが、本を読んでいると、「進行形」にして夢をつなぐ気にはなれない。もはや “決定的” 段階は過ぎたと思う。 他の人はどうか分からないが、少なくとも小生には、今のテレビは見ない方が自らの良心を保てる気がしている。監視カメラに映ったささいな「迷惑」行為…

  • 「いま 先生は」を読んで

    これは学校で働いたことのある人なら誰もがわかる身につまされる話。しかも、ほとんどの人が改善したいと思っているのに、全体として悪化することはあっても、ほとんど改善されないという、まさに今の日本の政治の姿と二重写しになるような話だ。 朝日新聞がシリーズで伝えている「いま先生は」。11月21日付、第3回の記事。何でも対応…「私たちはコンビニ」 気持ちの糸が切れた保護者の一言:朝日新聞デジタル 午後7時すぎ、東海地方の中学校で、職員室の電話が鳴った。 「兄弟げんかをしているから、止めてほしい」 30代の女性教員が受けたのは、保護者からのそんな電話だった。 管理職に相談すると、「行ってあげて」と言われた…

  • 立憲代表選と『文読む月日』4

    昨日、日本記者クラブで立憲民主党代表選の立候補者討論会が行われた。衆院選の総括、特に比例区で立憲民主党が得票を減らした一番の原因について尋ねられた候補者4人(逢坂氏は別の質問の回答ですでに「日常活動が足らなかった」と述べている)は以下のように答えた。【ノーカット】立憲民主党代表選 日本記者クラブによる立候補者討論会 - YouTube 小川:4年前、旧立憲で約1,000万票、旧国民民主で約1,000万票、合わせて2,000万票近い得票が「発射台」になっていました。それからすると、今回の1,200万弱というのは、かなり取りこぼし、取り逃がしたものが大きい。それは、例えば穏健保守層、自民党に入れよ…

  • 金平さん「筑紫哲也NEWS23」の時代を語る

    TBSの「報道特集」でおなじみの金平茂紀(かねひら しげのり)さんは、かつての報道番組「筑紫哲也NEWS23」の編集長だった。「NEWS23」は今も続いているが、初代キャスターだった筑紫さんは2003年3月の「多事争論」の出演を最後に、同年11月に亡くなった。1990年代の世論を引っ張るニュース番組として「NEWS23」は、久米宏さんをメインキャスターに据え、先行していたテレ朝の「ニュース・ステーション」と双璧をなしていたと言ってよい。 今月、『筑紫哲也『NEWS23』とその時代』(講談社)が発刊され、ジャーナリストの鈴木耕さんが著者の金平さんに話を聞いている。キータームは「品性」「品格」だと…

  • 晩秋に 何を思うや 小池知事

    最近表舞台からすっかり姿を消している東京都の小池知事。「過度の疲労」を理由に2度目の入院をし(10月27日より1週間)、11月2日に退院、それから2週間以上自宅療養を続けていたが、21日(日)ようやく公務に復帰すると伝えられた(18日夕方の記事)。公の場に姿を見せるのは約4週間ぶりになるとのこと。小池東京都知事、21日に公務に本格復帰 4週間ぶりに公の場へ:朝日新聞デジタル しかし、18日の早朝にはスポニチから「小池都知事が辞任検討」という記事が配信されていた。その日の夕方に「公務復帰」の発表をしているので、ガセネタというよりも、かねてより早期の国政復帰を願望しているという噂の小池都知事による…

  • 立憲民主党代表選を前に 岡田憲治さんの話

    オカケンこと政治学者の岡田憲治さん。以前「政治学者、PTA会長になる!」という新聞の連載記事が興味深かったことを思い出す。政治学者、PTA会長になる!:/1 強制に義憤「魔界」参戦 「委員決め」は罰ゲーム、子供の運動会も断念 毎日新聞 その岡田さんが11月18日付『論座』の記事で、野党(支持者)は「救うべき人びと」を見誤っている、「維新に投票したような人たち」(の心情)にこそ目を向けるべきと書いている。野党は、むしろ「維新に投票したような人たち」をこそ迎え入れる必要がある - 岡田憲治|論座 - 朝日新聞社の言論サイト野党はさほど負けていない 「議席の獲得数」という意味では、4年前に比べれ…

  • 「親ガチャ」のこと

    きっこさんのブログ記事「親ガチャ、国ガチャ、時代ガチャ」をおもしろく読んだ。 ご多分に漏れず?小生も「親ガチャ」なる語は今年の夏頃はじめて知った。カプセルに入ったおもちゃが出てくるガチャガチャというのがあるのは知っていたが、あれと同じように、親にも当たり外れがあって、子どもはどんな親のもとに生まれるかによって人生が左右されるが、子どもの方は親を選べず、運任せだという意味だと解していた。まったくひどい言葉だと思ったが、この「ガチャ」は、きっこさんによれば、本来はソーシャルゲームでキャラクターやアイテムを抽選で入手する方法の「ガチャ」に由来する表現とのこと。こちらはさっぱり意味不明である(笑)。そ…

  • 映画「新聞記者」を見て

    今日は短く。 2年前に公開された映画「新聞記者」を見た。モリカケや山口敬之の逮捕状もみ消しなど、アベ政権時代の「現実」が幾つも重なり、虚実ないまぜになっているが、率直に言ってよくつくったなと思う。主演の松坂桃李さんとシム・ウンギョンさんの二人も、内面から滲み出る心情をよく表現していて、引き込まれるシーンが何度もあった。さらにカメラアングルも絶妙で、しばしばはっとさせられた。 あまり前情報もなく見たので、当初はシムさんが韓国人であることに気づかなかった(途中から「あれ?」と思い、ああ、そうだ、と)。役どころを、ニューヨークで活躍したジャーナリストの娘で母親は韓国人という設定にしたのは、出演が決ま…

  • 文通費問題は「パンドラの箱」?

    維新議員の「告発」から始まった国会議員の「文通費(文書通信交通滞在費)」問題。「文通費」100万円 元熊本県副知事の小野泰輔議員「どう考えてもおかしい」(KAB熊本朝日放送) - Yahoo!ニュース あちこちに飛び火し、「ブーメラン」になって「告発」元の維新に戻ってきている様はお粗末そのものだが、これにムキになって火に油を注ぎ炎上させている元維新代表の姿はもはや何と言ったらよいものか。「哲学系ユーチューバー・じゅんちゃん」さんが11月15日付公開の動画で、この維新の炎上模様を喝破していて痛快だった。 以下、一部文字に起こしてみる。橋下徹が燃料投下しすぎてこのままでは維新の会が火ダルマになる …

  • 映画「ユダヤ人の私」

    「ユダヤ人の私」というドキュメンタリー映画が今週末20日(土)より岩波ホールで公開される(2022年1月14日まで)。ホロコースト(ナチスなどによるユダヤ人虐殺)の生存者の語りを記録した貴重な作品。前作「ゲッベルスと私」(2018年)に続くシリーズ第2弾。原題「Ein judisches Leben(一ユダヤ人の生涯)」。 語り手のマルコ・ファインゴルト氏の紹介 1913 年にハンガリーで生まれウィーンで育つ。小学校の教師が反ユダヤ主義者だったため登校を拒否する。1938年、ビジネスで滞在していたイタリアから一時帰国すると、アンシュルス(ドイツ=オーストリア併合)によって反ユダヤ主義が急速に広…

  • 「教え子」の一言

    先日親交のある元「教え子」のA君から久しぶりに電話がかかってきた。「お変わりないですか?」と訊かれたので、父親が亡くなったことを話すと、実はA君自身も去年父親を亡くしたのだという。脳梗塞で倒れたと聞いてはいたが、小生などよりたいそう若いのに、さぞ辛かったろうと言うと、一番大変だったのは介護していた母親で、自分は言われるがままに動いただけだと。まあ、それはともかく、A君の父親が亡くなったあと、A君の母親も今までできなかったことをやろうとあれこれ動きはじめて、今は元気になった。肩の荷が下りたみたいなことも言っていたと。「先生も、本音の部分ではホッとしたでしょう?」と言うのだが、これは意外な一言だっ…

  • 『海をあげる』 本屋大賞受賞のこと

    上間陽子さんの『海をあげる』(筑摩書房)が「本屋大賞 2021年ノンフィクション本大賞」に選ばれたという。実際に本を読んだ者として、受賞を喜ばしいと思う反面、このあと「商業ベース」に乗せられていくことを思うと、少々複雑な思いもする。 早速、今朝の新聞には広告が出ていて、各書店員からの推薦の言葉とともに、 「海が赤くにごった日から、 私は言葉を失った」 おびやかされる、 沖縄での美しく優しい生活。 幼い娘のかたわらで、 自らの声を聞き取るように その日々を、 強く、静かに描いた衝撃作。 という文言が並んでいた(11月13日付毎日新聞・19面下)。 「衝撃作」という表現が適当かどうかはさておき、こ…

  • 世論と輿論 與那覇さんの話

    父親が亡くなってから、暇な時間に荷物の片付けや書類の処分を励行してきたが、年内にはとても終わりそうにない。古い箪笥の抽斗をあけると、昔の領収書や会計簿の類いに加え、写真などが出てくる。これは父親というよりも母親が大事に収集していたようにも思うが、小生らの幼少の頃や近所の人などがたくさん写っているので、懐かしくなってついつい手を休めて見入ってしまう。これではますます終わらない。 理由はよくわからないが、昭和の時代の新聞や広告がそのままごっそりと入っていることもある。NHKの番組欄などを眺めると、昔懐かしい「NHK特集」(NHKスペシャルの前身 1989年3月まで)の文字もみかけて、ああ、シルクロ…

  • 驚愕 2030年札幌五輪 再び?

    2030年の冬季オリンピックの開催都市に札幌が立候補していることは知っていたが、なんと今月末に札幌内定が発表されるかもしれないというのだ。驚愕である。 週刊新潮 2021年11月11日号掲載の記事より。2030年「札幌冬季五輪」内定が今月中に発表の可能性も 最大の障壁は政府の財政保証 デイリー新潮 驚くなかれ。 まもなく“札幌五輪”の開催内定が発表される。 かの地が開催地に立候補していたことすらご存じない方もいるだろう。 1964年東京五輪の8年後にあたる72年に開催された札幌冬季五輪は、日の丸飛行隊の活躍などで大いに盛り上がった。今回も札幌は、2020年東京大会が決まった後、30年冬季大…

  • 『文読む月日』3

    今日は短く。 『次郎物語』の作者下村湖人のことばに 「馬鹿は必ずしも高慢ではない。しかし高慢はすべて馬鹿である」 (『青年の思索のために』) というのがあるらしい。 トルストイ『文読む月日』の11月9日のテーマは、この「高慢」。 (一) 自愛は高慢の始まりである。高慢は――放任された自愛心が満開になった状態である。 (二) 自分の自愛心、すなわち自分を世界中の誰よりも上に置きたがる性質に嫌悪を感じない人は、完全な精神的盲人である。なぜならそれは、正義にも真理にも矛盾するからである。なぜ正義に反するかと言えば、人間誰しも同じことを、つまり人より上に立つことを望むものだからであり、なぜ真理に反する…

  • 「戦後の終焉」と改憲 保阪さんの話

    「お題目のように唱えるだけの憲法(理念)はもうたくさんだ」――だが、問題はその続きで、だから、「お題目」にしないで書いてある(憲法理念)とおりにやるべきだ、と考えるか、あるいは、嘘くさい「お題目」はやめにして憲法(理念)を変えるべきだ、と考えるか、これは大きな分かれ道だ。 人の調べたものだが、「憲法改正」(改定ないし変更とは言わないところがもう世論誘導的!)について、今年の5月に各メディアが行った世論調査の結果は以下のとおりとのこと。 ・共同通信:必要57% 不要42% ・読売新聞:必要56% 不要40% ・産経新聞:必要52.6% 不要34.9% ・毎日新聞:必要48% 不要31% ・朝日新…

  • 「未来のための金曜日」と若者のこと

    ひとむかし前は人前で話をするのが仕事だったが、今や「人前」どころか「今日は誰かと話をしたかな」と思うほど “現場” から離れてしまっている。ふりかえるまでもなく、公的な場で話をするのは、緊張もするし、あまり得意ではなかった。うまく言葉を紡ぎ出せなかったり、冷静でなかったり(逆に肝心なところで誠意や情感を欠いていたり)…と、終わって後悔することばかりだった。 他方、変に緊張することもなく無難に話せたと思うことも少なからずある(当たり前か)。一度、証人尋問のような場に立って、長時間にわたって脳が活性化していたせいか(あるいはその疲労のためか)、終わった直後の会合で、口をついて次々と言葉が溢れ出てく…

  • 公明党の不祥事2つ

    法務局で不動産の移転登記の手続きを終え、次は相続税の申告。農協の職員から、税理士に頼むと10万円くらいかかると言われたので、何とか自力でやってみようと準備を進めているが、手続きのし方や申告すべき資産の特定にいまひとつわからないところがあってモヤモヤしていたところ、先日、ありがたいことに税理士による無料相談会というがあったので、行っていろいろと話を聞いてきた。担当の税理士さんとのやりとりでわかったのだが、申告後、税務署から間違いを指摘されるとなると、加算などの追徴課税が生じるが、申告する側が(先に気づいて!)自発的に?修正する分にはその対象にはならないということだった。税務署側もめんどうなことに…

  • ポストコロナとコモンズ

    作家で珈琲店経営者でもある平川克美さんのインタヴュー記事を読んだ。ポストコロナの日本社会はどこへ向かうのか、あるいは向かうべきなのか。記事の後半に出てくる「共有化」という言葉が目を引く。11月5日付毎日新聞より。聞き役は葛西大博記者。特集ワイド:この国はどこへ これだけは言いたい 成長戦略より生存戦略必要に 作家・平川克美さん 71歳 毎日新聞 「コーヒーの仕入れ値が上がって、2カ月前にはこれまで1杯500円だったのを530円に値上げしたんです」。その530円のコーヒーを注文し、平川さんの言葉に耳を傾ける。世界経済の回復や産地の天候不順で、コーヒー豆の価格が高騰したという記事を少し前に読ん…

  • 2A時事放談

    今月の戯れ言です(腹いせかも)。 ソ:おっと、シンゾーじゃねえか。何を遠巻きにこそこそ歩いてんだー? ベ:うわー、見つからないようにしてたのに。タロー先輩、目がいいからなあ。 ソ:当たりめーだ。おめーも、派閥のトップに座るんなら、俺様のように周りがよく見える男にならないとな。 ベ:周りは見えても空気は読めないっていう声もありますが…。 ソ:バカ言え、そりゃ何のことだ? ベ:またまた、よくご存じのくせに。小樽の応援演説のことですよ。 ソ:ああ、温暖化で北海道のコメがうまくなったってやつか。何がいけねーんだ? ソ:選挙の前なんだから、少しは長年の農家の努力のおかげでとか何とか言ってもらわないと、周…

  • 前川喜平さんのTweetのこと

    今日は短く。 選挙ネタには区切りをつけ、次はCOP26だと思っていたが、ひとつ気になったことを。「右傾化を憂慮する一市民」前川喜平さんの昨日のTweetの評判があまりよくない。「愚民発言」などという批判も目にした。はたしてそういう趣旨なのだろうか。前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) on Twitter: "政治家には言えないから僕が言うが、日本の有権者はかなり愚かだ。" 真意は当人に聞くのが一番だが、小生は、「日本の有権者はかなり愚かだ」と政治家たちは思っているよ(と、彼らが思ってるけど口には出さないことを僕が代わりに言うけど)、みんな、どうなの、これ? という意味に受け止めたので、特に…

  • 千葉11区と12区

    昨日新聞の地方面(千葉版)に市区町村別の比例投票先(政党)が載っていた。眺めているうちに数字の足し算が妙に合致するような気がして「あれ?」と思った。比例での自民と公明と維新の3党の得票数の合計と小選挙区の自民候補の得票数がだいたい同じところがある。千葉県小選挙区の11区と12区で、千葉県の南半分、「外房」とか「内房」とかと呼ばれるところだ。具体的には、11区だと、茂原市、東金市、勝浦市など、12区だと、館山市、木更津市、鴨川市など。他の選挙区ではこの足し算が成立しないので、偶然にしては合致しすぎている。何らかの地域性があるかも知れないが、小選挙区に立候補している人のパターンが共通するので、理由…

  • 維新躍進のこと

    今回の衆院選で、維新の会は自民批判票の受け皿になったと言われる。全体の数字から見ると、確かにそうなのかも知れないが、それにしても当選者の政党別の地図を眺めると、大阪がまるで「独立国家」のようで、その「維新王国」ぶりが際だっている(バチカン市国か!というTweetも目にした)。 千葉県の田舎人には、なぜ大阪でこれほど維新が強いのか、よくわからない。府外から見れば、維新の知事と市長が杜撰なコロナ対応をして医療を崩壊させるなど、あれほどの失態を演じたのだ。それが選挙をやってみたら、小選挙区ではあの辻元清美候補に1万4千票もの差、その他にいたっては2位候補にふつうに3~4万票、中にはそれ以上の大差をつ…

  • 「祭りごと」 終わる

    衆院選挙の開票終わる。寝起きは個別の結果に上機嫌だったが、よくよく全体が見えてくると、場所をかえて刺し違えているだけのような気がしてきた。それどころか、野党共闘の主軸だった立憲民主党と共産党はともに議席を減らしているのだから、維新は勝ったが、「野党」は負けである。自民党は、岸田首相が事前に示した勝敗ライン=過半数越えという低い目標を20近くもオーヴァーしている。改憲勢力は334議席だし…。暗澹たる思いがする。 31日ハロウィーンの夜、TBSが渋谷にいた若者50人ほどに取材したところでは、「投票に行ってから(渋谷に)来た」と答えた人が27人だった(本当か?)。Twitterにも、昨日は投票所に長…

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