胸がドキドキする 自分の心音をやけに感じる そんな夜 涙が溢れでる 不安でいっぱいになる 絶望の夜 明日の朝目覚めなければいい ずっと眠り続けていたい そんな夜 でも私は知っている 何度もこんな夜を過ごしたから 明日の朝私は布団を蹴飛ばして 外の世界へ向かっていける 大丈夫 私の人生に必要な夜なのだ
ふと足元を見るとたくさんのつくしんぼ。あぁ春はもう来てたのか。世の中がどんなことになっていようと君はにょきにょきと今年もこんにちはしてくれたのか。今年も春がきた。
雨は苦手。だけど家の中なら平気。雨音が心地いい。長靴を履いて水溜まりを歩くのが好きだった。あなたと会う日はいつも雨だった。いろんなことを思い出す。そしてこれからの雨の日はどんな思い出ができていくのだろう。
もっと高く!もっと高く!と子どもの頃はあんなに楽しかったのに今は高過ぎると怖い。大人になってしまった。いろんなものの怖さや真っ白ではない世界を知ってしまった。子ども達は今日もキャーキャー言いながらブランコをこいでいる。この子達も大人になったらきっとこっち側にくるのだろう。自分でも気づかない内に。もう戻りたくても戻れない。私も君達も。今を、前を向いて進んでいくしかない。
今年もこの季節がやってきた。もう何年も前のことなのに、ついこの間のことのように思い出せる。桜の木の下を君と歩いていた。この先もずっと一緒だといいなぁと思っていた。今隣に君はもういない。けれど、悲しいとか元に戻りたいとは思わない。お互い知らないところで、それぞれの道を生きて。お互い生を全うして、できれば天国で会っていろんな話をしたいね。桜を見ると君を思い出す。こんなに誰かを好きになることができてよかった。ありがとう。この先も桜を見るたび君を思い出すだろう。元気にしていますか、大好きだった人。
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