建築設計の分野で国内外に多くの実績をもつ株式会社プランテックが、メキシコに新たな拠点を構えます。今回は同社代表取締役社長の小山氏に、進出の背景、メキシコ市場への思い、そして今後の展望について話を伺いました。<目次>なぜメキシコだったのか――「未来の可能性」に着目「設計」に留まらない、“課題解決”のパートナーとして現地との連携:自治体、教育機関、そして地域社会と日系企業へのメッセージ:「ちょっとした困りごとでもご相談ください!」今後のビジョン:「メキシコとともに成長を」お問い合わせ先なぜメキシコだったのか――「未来の可能性」に着目MEXITOWN:なぜ数ある国の中から、メキシコを進出先として選ばれたのでしょうか?小山社長:当社は10年以上前にベトナム、タイに現地法人を設立し、ASEANをはじめアメリカ・メキシコでも複数のプロジェクトを手掛けてきました。さらなるグローバル化に向けて、次の進出先として人口規模や経済成長性を重視した結果、魅力的な市場であるメキシコが最も適していると判断しました。特に注目したのは、メキシコ国内に進出する日系企業の存在です。多くの工場が集まるこの地で、日系企業のニ