今日は3兄弟の真ん中の息子の話。息子は娘とは4歳違いで産まれた。娘に障害があるとわかり、毎日が娘中心で親が振り回されっぱなしの我が家にやってきたのだ。親の大変さを察したのか、神様の采配なのかわからないが、赤ちゃんの頃からおおらかで、おとなしい子だった。よく眠りよく食べる。保育所でも友達とトラブルになることもなく、先生から呼び出しもない。迎えにいくと、ほかの子たちが走り回る園庭でひとりじっくりと砂場遊びをしていた後姿が印象的だった。「お友達とおにごっこしないの?」と尋ねると「好きじゃない」自分の考えを持っている子だった。そんな息子が15歳になった。中学3年生。来年の受験に向けて勉強をがんばっている。彼には希望する職業があり、それにむけて中1のころから塾に通いがんばっている。成績は徐々にあがってきたが、それで...15歳のありがとう