・GeoGuessrの「Japan」マップでスポーンした地点と自分のスコアや所感をただ記録するだけのページです。・制限時間は3分。3分よりも早く推測し、フルスコア(5000pts.)だった場合には特定までにかかった時間も記載しています。・難易度の基準は完全に私見で、残り時間や偶然性も加味して直感で決めています。そのため必ずしも「スコアが高い=難易度が低い」というわけではありません。☆は0.5を表し、★0.5~★5の10段階で評価...
気ままに訪れた日本全国の「駅」の紹介がメインです。基本的には水・土に更新しています。
プロフィールイメージの駅→https://chiropura173.blog.fc2.com/blog-entry-529.html
北海道の旅、4日目(この日は大晦日でした)は札幌からスタート。長い長い函館本線の中でまだ乗っていなかった通称「山線」の区間(小樽~長万部)と、鹿部回りの「砂原支線」を乗り通しつつ、函館を目指します。函館本線の山線は、特急列車が走らず完全にローカル輸送に徹していて、北海道新幹線の札幌延伸に伴って廃止されるとも言われており、時間の流れとともに鉄道事情が大きく変わりそうな区間でもあります。北海道余市郡仁...
地域タグ:仁木町
北一已から留萌行きで2駅折り返し、留萌本線の旅も大詰め。全駅探訪のオーラスを飾るのは、途中駅では随一の活気がある市街地の駅です。北海道雨竜郡沼田町。沼田町の中心部に位置し、駅の周りには市街地が広がります。この日は列車で何度も通りましたが、ここだけはいつも(地元民の)乗降客がある印象で、駅としての役割をきちんと果たしているように感じました。現在は単なる途中駅ですが、かつては札幌とを結ぶ札沼線が分岐し...
地域タグ:沼田町
留萌からは深川行きに乗車し、帰路へ。しかし線内にはまだ2つ探訪していない駅があり、この機会を逃すのはもったいない(そして、次に来たときに留萌本線自体が存続しているか分からない…)という気持ちになり、思い切って途中下車をして訪れることにしました。本来ならば日没後に探訪する駅を増やすことはしませんが、印象的だった今日の道中を反芻しながら、今回だけは特別に「夜の部」の開幕です。北海道深川市、起点の深川か...
地域タグ:深川市
「大和田」バス停から再び「沿岸バス」に乗車し、留萌市街へ。限られた停留所にしか停まらない「快速便」でしたが、市街地に入ってからは小まめにバス停でお客さんを下ろしながら進みます。15分ほどの乗車で「留萌駅前」バス停に到着。他の停留所では乗降が多かったのですが、駅前で下りたのは自分だけで、ちょっと複雑な気持ちになりました…。ちなみにバスは駅前ではなく、その先の「留萌十字街」が終点となります。北海道留萌市...
地域タグ:留萌市
幌糠から留萌行きに乗車し、2駅進んで下車。また少し晴れ間が戻ってきました。留萌市内の駅も、あとは終点のみとなります。北海道留萌市、集落の外れにある貨車の駅。民家が集まるのはもう少し北側で、並走する国道とは反対側に駅の入口があるため、駅周辺はとても静かです。駅名標。ホームは緩いカーブの途中にある1面1線。貨車の駅舎とは少し距離が離れています。駅舎と駅周辺の様子。奥にある民家は国道沿いにありますが、そ...
地域タグ:留萌市
峠下からは「沿岸バス」に乗車し、10分ほどで「幌糠」バス停に到着。沿岸バスは旭川と留萌を結び、特に峠下~留萌は線路と国道が並走しているため、鉄道とバスを組み合わせることで効率よく駅をめぐることができます。なお、バスには快速便があり、峠下と藤山には停まらないため注意が必要です。駅は踏切を挟んで反対側にあり、バス停からは少々歩く必要がありました。その途中で前から黒い雲が現れ、あれほど晴れていた天気は一転...
地域タグ:留萌市
藤山からは折り返しの深川行きで2駅戻ります。北海道留萌市、その名の通り峠にある駅。周辺は深い山の中で、駅の他は全く建物がありません。しかし同時に留萌本線で唯一の列車交換ができる駅でもあり、運行上は欠かせない位置づけになっています。撮影スポットとしても人気で、列車の発着時にはホームでカメラを構えている人が何人かいたほか、遠くから俯瞰で撮られた素敵な写真をよく目にします。駅名標。シールが貼られている幌...
地域タグ:留萌市
秩父別からは留萌行きの列車で再び北上、北秩父別は華麗にスルーしていきます。恵比島を出ると峠にさしかかり、山がちな風景の中を進むようになります。秩父別から7駅目の藤山で下車、車内は混み合っていましたが、やはり下りたのは私だけ。ひとりだけでホームに下りる瞬間は、何回経験してもとても清々しい気持ちになります。北海道留萌市、山間の小さな集落にある無人駅。藤山とはこの地の開拓者の名前だそうです。駅名標。JR北...
地域タグ:留萌市
北秩父別からは、視界を遮るものが何もない気持ちの良い雪道を歩き、「7条3丁目」バス停から「空知中央バス」の沼田線に乗車。沼田線は深川市中心部と石狩沼田駅前を結ぶ路線です。本当は隣の「6条3丁目」が北秩父別に一番近いと思われるのですが、迷って周辺をぐるぐると歩いていたら、思ったよりも北側に来てしまいました。バスは10分とかからず秩父別町の中心部へ入り、駅にほど近い「ちっぷゆう&ゆ入口」バス停で下車。ち...
地域タグ:秩父別町
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・GeoGuessrの「Japan」マップでスポーンした地点と自分のスコアや所感をただ記録するだけのページです。・制限時間は3分。3分よりも早く推測し、フルスコア(5000pts.)だった場合には特定までにかかった時間も記載しています。・難易度の基準は完全に私見で、残り時間や偶然性も加味して直感で決めています。そのため必ずしも「スコアが高い=難易度が低い」というわけではありません。☆は0.5を表し、★0.5~★5の10段階で評価...
茨城県常陸大宮市。久慈川沿いの静かな集落にある、列車交換が可能な駅。駅名標。「上小川」は2つ隣です。ホームは2面2線。常陸大子・郡山方面のホーム側に駅舎があり、反対側のホームにもちょっとした待合スペースがあります。水戸側に構内踏切があり、2つのホームを結びます。駅舎は簡素なものですが、右から左に読む毛筆風の駅名板があったり、鎖樋が垂れていたりとデザイン性に優れています。駅舎内部。入ってすぐのところ...
続いて、水郡線から数駅を探訪。茨城県ひたちなか市、木々に囲まれて周りから隠れるように佇む駅。水戸から2駅で早くもローカルな雰囲気がありますが、訪れた朝の時間帯には列車の発着時間に合わせて通勤通学の人々が次々にやってきて、駅はにわかに活気づきます。駅名標。ホームは1面1線。カーブしたホームは生い茂る緑に覆われています。駅舎はなく、細い坂道の途中に駅の入口と踏切があります。ちなみに坂を下りるとすぐに水...
ここからしばらくは、「未踏の空」踏破のついでに訪れた駅を単発で紹介します。千葉県印旛郡酒々井町。総武本線・成田線の2路線が乗り入れる佐倉から総武本線が分かれて最初にある駅ですが、沿線風景は市街地から森に突然変わります。比較的大きな駅が続く総武本線の中では桁違いに静かな印象ですが、訪れたときには駅を利用する人の姿は案外多かった印象で、全く需要がないわけではありません。駅名標。「酒々井」はかなりの難読...
・GeoGuessrの「Japan」マップでスポーンした地点と自分のスコアや所感をただ記録するだけのページです。・制限時間は3分。3分よりも早く推測し、フルスコア(5000pts.)だった場合には特定までにかかった時間も記載しています。・難易度の基準は完全に私見で、残り時間や偶然性も加味して直感で決めています。そのため必ずしも「スコアが高い=難易度が低い」というわけではありません。☆は0.5を表し、★0.5~★5の10段階で評価...
北海道の旅を終え、苫小牧から「シルバーフェリー」で本州へ。翌日は台風が迫っており、雨が降る八戸からは寄り道をせず鈍行でトコトコと帰るだけの予定でしたが、盛岡からの接続があまり良くない(先には進めるが、どこかで足止めを食らう)ことが判明。しかも台風のはずなのに晴れてきてしまったので、1駅だけ寄り道をすることにしました。旅は本当に気まぐれです。岩手県滝沢市。有名な「小岩井農場まきば園」の最寄駅ですが距...
東滝川から久しぶりに来た列車に乗り込み、2駅隣りへ。鉄道の旅のはずが、キハ40に乗るのは下金山で下車してから実に6時間ぶりでした。北海道赤平市、住宅地を見下ろす高台に駅舎がある駅。ホームに降り立つと賑やかな祭り囃子が聞こえてきて、何事かと駅前に出てみると、なんと夕方から始まる盆踊り大会の準備中。途中からは太鼓の音も加わり、知らない町の夏の賑わいはよりいっそう濃くなり、子どもだった頃の夏の思い出が自然...
バスで進む各駅探訪の旅。11時~15時は上下線とも列車がないため、続いては滝川と芦別を結ぶ路線バス「滝芦線」で先に進みます。中距離の利用客向けに路線バスが走っているため、高速バスはこの区間のみの利用ができないという棲み分けがなされているように感じました。バスに30分ほど揺られ、「東滝川」バス停で下車。やはり同名の駅が近くにあります。北海道滝川市、国道からしばらく入った静かな住宅地の中に古くからの木造駅舎...
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下金山への訪問を果たし、鉄道と並行するふらのバスに乗って富良野市街へ。その後は引き続き、根室本線の富良野以西の駅をめぐっていきます。この区間も例に漏れず日中のダイヤは非常に薄いのですが、やはりここでも並行するバスを利用することで効率よく駅を巡ることができます。まずは富良野市中心部から札幌までを結ぶ北海道中央バス「高速ふらの号」に乗車。高速バスではありますが、滝川までは一般道を走行し沿線の町にも丁寧...
東鹿越から1両のキハ40に乗ること2駅、いよいよ今回の旅の目的地に到着です。北海道空知郡南富良野町、山沿いの集落の中にある駅。隣の金山は町外れの静かな場所にありましたが、こちらは駅周辺に郵便局や消防署もあるそれなりに開けている場所で、意外と寂しさは感じません。駅名標。色褪せてしまっています…。ホームは島式1面2線のように見えますが、列車が発着するのは駅舎と反対側のホームのみで、駅舎側の線路は既にあり...
いよいよ旅の目的地、下金山へ向かいます。帯広を普通列車で出発し、新得から代行バスに乗車。サホロリゾートを経由しながら霧のかかる狩勝峠を越え、列車の来なくなった落合・幾寅の各駅を車内から観察。バスは草の生い茂った踏切を渡り、鉄道との乗り換え駅である東鹿越に到着しました。北海道空知郡南富良野町。台風の被害で鉄道が不通となって以降、代行バスと鉄道を乗り換える駅として機能しており、双方が発着する時間帯には...
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静狩からDECMOで折り返しますが、車内は既に満員。そして次の小幌からはさらにたくさんの乗客が乗り込み、北海道なのに都心の通勤列車のような状態に。そのまま東室蘭まで乗るのは大変そうだったので、また途中で下車しました。北海道伊達市。ホームが内浦湾に接していて一面の海景色が楽しめる、おそらく北海道で一番海に近い駅。ここも初めて通ったときには海に浮かぶキレイな夕陽が見え、次はぜひ下車したいと思っていたのです...
歩き疲れて森から特急「北斗」で洞爺まで乗車。寝不足なので、案の定すやすやでした。洞爺からは普通列車でいったん長万部方面へ戻ります。1両のDECMOはすし詰めの満員でしたが、そのうち15名以上が秘境駅の「小幌」で下車したことには驚きました。しかも豊浦から乗り込んだ警備会社の警備員さんも一緒に下りて人員整理にあたっており、駅は大盛況。それほど人がいるのはもはや秘境駅ではないのでは、とも思いましたが…。私はとい...
尾白内を出発し、HOT CHEFのフライドチキンをつまみながら歩くこと30分、隣の駅にたどり着きました。ここまで来ると、森の中心市街地はすぐそばです。北海道茅部郡森町。屋根だけ残して沈んだような、斬新な形の駅舎がある小さな駅。てっきり駅舎とホームは同じ側にあると思っていたのですが、実際には線路を挟んで駅舎とホームが向かい合っていたため、ホーム裏のしばらく使われていなそうな「勝手口」のような道から入ってしまい...
・GeoGuessrの「Japan」マップでスポーンした地点と自分のスコアや所感をただ記録するだけのページです。・制限時間は3分。3分よりも早く推測し、フルスコア(5000pts.)だった場合には特定までにかかった時間も記載しています。・難易度の基準は完全に私見で、残り時間や偶然性も加味して直感で決めています。そのため必ずしも「スコアが高い=難易度が低い」というわけではありません。☆は0.5を表し、★0.5~★5の10段階で評価...
掛澗を出て40分、隣の駅に着きました。北海道茅部郡森町、道道から少し入ったところにある小さな駅で、周辺には郵便局やセイコーマートがあり、閑静な町が広がっています。駅名標。ホームは1面1線。掛澗のようなべらぼうに長いホームではありませんが、しっかりと舗装されています。駅舎、というかホーム上の待合室。いわゆる貨車の待合室ですが、北海道でよく見かけるようなもの(こことかこことか)とはタイプが異なります。ク...
砂原支線は日中7時間ほど列車が来ない「昼寝」の時間に入りましたが、各駅探訪の旅は続きます。渡島沼尻から2.5kmを歩いて函館バスの「砂原東3丁目」停留所から森駅前方面行きのバスに乗車、20分ほど乗って「掛澗駅通り」で下りました。その名の通り駅近くの通りですが、ここもやはりバス通りには町が広がる一方で、駅は少し奥まった静かな場所にあります。北海道茅部郡森町。町外れにある無人駅ですが、その設備はかなり大規模...
渡島砂原から一駅折り返します。北海道茅部郡森町。深い森に囲まれた場所で、周辺にはほとんど建物がなく静かです。下車したのは私一人でしたが、駅前には数台のトラックが停まっており、列車の発車を待って保線員の方々が作業を始めるところでした。どれほど本数の少ない線区であっても、多くの人の手に支えられて鉄道が運行されているのだと実感しました。駅名標。比較的新しいもののようですが、支柱は昔からずっと使われていそ...
2日間お世話になった九州に別れを告げ、ゆっくりと帰るわけですが、その途中でもう1駅だけ下車。宮崎県児湯郡都農町、のどかな風景の中に線路と並行するようにして、かつての栄光・リニア実験線が見える駅。丸ゴシックっぽいフォントの駅名標。隣駅名が青文字なのは珍しい?ホームは2面2線で、跨線橋があります。左奥に見えるのが旧リニア実験線、現在はソーラーパネルが置かれています。やってきた列車は「サンシャイン」と呼...
一駅南へ戻ります。宮崎県宮崎市、たくさんの船が停泊する静かな港の近くにある小さな無人駅。駅名標。以前に知多半島の内海駅を訪れましたが、駅名の読みは違います。ホームは1面1線ですが、庇は両側に向いていて元々は島式の1面2線であったような構造です。かつて線路が敷かれていたであろうホームの反対側は資材置き場になっています。小内海側の線路はすぐにトンネルへ入っていきます。駅舎は待合スペースだけの簡易的なも...
宮崎方面へ戻りつつ、やっぱり途中で下車。宮崎県宮崎市。ホームの向かいが高い木々で遮られた小さな駅ですが、近くには小中学校があり、少し歩くとまとまった住宅地が続いています。駅名標。ローマ字表記が掠れています…。ホームは1面1線。幅がかなり狭く、列車が発着するときには注意を要します。向かいには高い木々が生い茂っています。駅舎はありません。大通りからは離れた閑静な住宅地の中の道から、ホームへ上がるスロー...
宮崎県日南市、油津地区の代表駅であり運行上の拠点の1つ。日南線は全線通しの運行もありますが、上下線双方に対してこの駅が始発・終着となる運用も多いです。このとき志布志方面から乗った列車も「油津行き」、ここで宮崎行きに乗り換えました。駅名標。駅は海に近く、港もあるためか、イラストは海と花火です。ホームは1面2線。駅舎からは構内踏切で繋がっていて、中央付近には上屋の付いたベンチが設置されています。右側が...
ほどなくやって来た油津行きに乗り込み、宮崎方面へ戻ります。その途中、山間の駅で列車交換。宮崎県日南市、色褪せた古い駅舎が建つ交換可能な無人駅。日南側から来ると谷之口・榎原の2駅は少し山に入る印象で、日向大束にかけては坂を下って市街地に入っていきます。とはいえ、その2駅の周辺にも集落はあります。駅舎の入口に掲げられた、国鉄を感じる駅名標。「ひゆぅが」というのが誤植なのか分かりませんが、何だか気が抜け...
福島高松からは国道を海沿いにひたすら歩き、隣の駅へ。実は前日の大分県内の駅めぐりでいつの間にかかなり日焼けをしてしまったので、日焼け止めを塗りたくり、タオルを頭からかぶって歩きましたが、意外と高い木に日が遮られる場所もあり、それほど大変な道のりではありませんでした。宮崎県串間市。こちらも福島町内の一地区ですが、高松駅周辺よりは住宅の多い場所にあります。年季の入ったコンクリートの駅舎を眺めながら、ホ...
数少ない列車を捕まえ、再び志布志方面へ。宮崎県串間市。日南方面から来ると宮崎県では一番最後の駅で、ホームの目の前に牛舎があり、列車を下りると独特な匂いが漂います。のんびりとした風景の中に牛の匂いと鳴き声が溶け込み、個人的には終点よりも「最果て」を感じた駅でした。駅舎に掲げられた、今にも消え入りそうな駅名標。県庁所在地の合わせ技みたいな駅名ですが、福島は旧町名にもなっていた割と広域な地名で、高松は大...
ここからは宮崎方面へ戻りつつ、気になった駅を訪れます。宮崎県日南市。宮崎側から来ると市街地を抜けて山へ分け入っていく途中にある駅で、ホームは高い木々に囲まれ、人里離れた場所にあるような印象を受けます。しかし実際に下りてみると、車通りの多い国道沿いにそれなりの規模の集落が広がっており、車窓からの印象とはまた違った雰囲気を感じました。駅名標。「谷之口神楽」は地域の伝統芸能でしょうか。ホームは1面1線の...
交換待ちでの長時間停車を挟みつつ、宮崎から3時間10分をかけて終点へ。鹿児島県志布志市、日南線の終着駅かつ志布志市の中心駅。日南線はほとんどが宮崎県を走りますが、終点にかけての2駅だけは鹿児島県へ入ります。手描き風の味のあるフォントが特徴的な駅名標。現在は盲腸線の終端に過ぎませんが、かつてはここから西都城までを結ぶ志布志線と、鹿屋・垂水を経由して国分までを結ぶ大隅線が分岐していました。ホームは1面1...
宮崎県日南市、歴史的な城下町である飫肥地区の中心駅。路線名の由来にもなっている日南市を走る区間は、北郷・飫肥・油津・南郷と比較的しっかりとした街が続きます。駅名標。ホーム側の駅舎入口に、オシャレなデザインのものがありました。難読駅名で、「飫」の字は初めて目にしました。ホームは1面2線。駅舎からは構内踏切で繋がっています。乗ってきた列車はここでも10分以上停車、すっかり日が昇りました。駅舎は付近にある...
宮崎県日南市。旧北郷町の中心駅で、無人駅ながら大きな駅舎があります。隣の伊比井は海沿いですが、そこから長いトンネルで内陸へと入っていきます。伊比井との駅間9.2kmは日南線では最長です。駅名標。ホームが狭いので斜めにならざるを得ません。ホームは1面2線。駅舎とは構内踏切で結ばれています。実はこの列車、連続で離合を行うため2駅進むのに40分ほどかかっています。のんびりしていて良いのですが…。思いっきり逆光な...
数々の木造駅舎に出会えた大分県の駅めぐりを終え、翌日は宮崎県に移り、未乗だった日南線から気になった駅を探訪していきます。日南線は宮崎県南部を走り鹿児島県の志布志までを結ぶ盲腸線で、気動車がゆっくりと走るローカルな路線ですが、しっかりした設備をもっている駅も多く、小駅がひたすら続く指宿枕崎線とはまた違った印象を受けました。まずは朝一番の志布志行きに乗車し、長時間停車の時間を利用しながら駅に下ります。...
県境を跨ぐ佐伯~延岡は「宗太郎越え」と呼ばれる険しい峠を抱え、普通列車の運行は1日に下り1本、上り2本のみという「18きっぱー」泣かせの区間。しかし大分県側には、佐伯から途中の重岡まで、夕方から夜にかけて2本の区間列車が走っています。せっかくなのでそのうちの1本に乗り、終点を目指しましたが、2両の列車には終始片手で数えられる程度の人数しか乗っていなかったのでした…。大分県佐伯市、峠の麓に位置する静か...
臼杵から佐伯まではさらに列車の本数が減り、海と山に挟まれた険しい地形の中を走っていく区間。当初この区間は通過するだけの予定でしたが、途中の駅で長時間停車があったため、外に出て駅の観察をしました。大分県佐伯市、海沿いののどかな集落の中にある無人駅。国道が近く、静かな雰囲気ではありません。駅名標。「彦岳」は隣の津久見市との間を隔てる山だそうです。ホームは2面2線。2つのホームは跨線橋で繋がっています。...
上臼杵から1駅折り返しました。大分県臼杵市、閑静な住宅地の中にある静かな駅。すぐ近くにはコンビニがあるような開けた場所ですが、ここでもやはり、時代の波に飲まれず木造駅舎が残っています。これほどまでに木造駅舎に出会えるとは、さすが大分県…新しめの駅名標。イラストの「六ヶ迫鉱泉」は、近くを流れる熊崎川の上流にある、秘境の湯治場だそうです。ホームは1面2線。例によって、駅舎とは跨線橋で結ばれています。時...
大分県臼杵市。住宅地にある駅で、市の中心部に位置する臼杵駅とはかなり近い距離にあります。そして市街地の中にあっても、立派な木造駅舎が健在です。駅名のイントネーションは自動放送も車掌の肉声放送も、「か↑みうすき」と最初にアクセントがありました。「すき」がハートになっている、ちょっと恥ずかしくなるようなデザインの駅名標。臼杵の駅名標にハートがあしらわれたのに合わせて、この駅も同じデザインになったようで...
大分県臼杵市、山の途中にある静かな駅。車窓から見たときは人里離れた山の中にあるのかなと感じましたが、実際に下りてみると駅よりも下に集落が広がっていて、ちょっと印象が変わりました。やはり下車してみて初めて分かることも多いです。緑に埋もれてしまいそうな駅名標。ホームは1面2線。駅舎とは跨線橋で結ばれています。中ほどに庇の付いたベンチがあります。六角形の小屋のような駅舎と、ホームへと繋がる跨線橋へのゲー...
市街地を走ってきた線路は、幸崎を過ぎると再び山の中へ分け入っていきます。この先は山あいに雰囲気の良い駅が続き、行ったり来たりを繰り返しながら臼杵までの各駅を訪れました。大分県臼杵市、山に囲まれたのどかな集落の中に木造駅舎が残る静かな駅。駅名標。JR九州の駅名標、イラストがないとかなりシンプルな印象になります。ホームはカーブした1面2線。駅舎とは跨線橋で繋がっています。その真ん中ぐらいの位置に小さな待...
杵築から幸崎までは、別府湾沿いに別府・大分という2つの大きな都市を挟み、列車の本数も多い賑やかな区間。しかしそんな市街地の中にも古い木造駅舎のある駅が意外と残っており、大分県の旅もなかなか侮れません。大分県別府市。その名の通り別府市街の東端に位置する無人駅ですが、開業当初の面影を残す大きな木造駅舎が建ち、その駅本屋は別府市の有形文化財に指定されています。駅名標。大分と別府は隣同士の市で、距離もさほ...
立石峠を越えると線路はだんだんと市街地に入り、杵築からは利用者の多い区間となります。その杵築から1つ先の駅で交換待ちのためしばらく停車。大分県速見郡日出町、比較的開けた集落の中にある駅で、大分方面からの「大神行き」も何本か設定されています。駅名標。出札口の近くに味のある木製の駅名標が残っていました。ホームは1面2線。その中ほどに踏切があり、駅舎とホームとを結びます。そのそばにはベンチがありますが、...