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大福だんごお菓子な毎日 https://mainichi-mochidango.hatenadiary.com/

東北主に岩手の餅だんごを紹介しています。地方にある和菓子はとても特徴があり地域ながらの味わいがあります。できるだけ毎日和菓子を紹介します。

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2020/04/17

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  • 瓢箪から独楽...的なレシピ

    水を間違えた…けど??? 今週末は桜だんごの講座です。粉の状態は毎回微妙に違います。特に少量で作るお菓子教室では毎回チェックが大切です。9%ハイボール500mlを飲んだのが原因か…。水の量を倍入れてしまいました。加える粉は手元には有りません。『取り敢えず蒸してみよう…』 良い感じに仕上がっていた。 ドロドロの生地…、はて…?と考え、蒸すと水分が飛ぶので蒸し器に入れてみました。 約20分ほど蒸してみると、なかなか良い感じに仕上がっていた。さらによく練って5分ほど蒸してみた、良い感じにコシが出た生地になりました。 ☝蒸す前のドロドロの生地…。あ~あ…という気持ちでした。 ☝熱い生地を何とか我慢しつ…

  • 竹芳(ちくほう)さんの桜もち

    しっとりとした食感と香りがたまりません 『プロから学ぶお菓子教本』的な本があります。この他にもネットにはレシピが溢れているのは皆さんご存じだと思います。そのレシピ通り作ればそれなりの和菓子が出来上がりますが、定期的に訪問する和菓子店で購入する多くのお菓子は、このレベルをはるかに凌駕していると考えます。 2月はじまりから、今日に至るまで数多くの桜もちを食べ、試作もしてきました。色んな桜もちの中で、道明寺を原料にしたものと、小麦を生地(長命寺)にした2種類の中で『おおぉ~!』というほど美味しい桜もちがありました。 桜葉に含まれるクマリン酸と塩が反応し、桜もち独特の香りが生まれます。この香りは強けれ…

  • 粉は生き物です!

    う~ん難しい…でも楽しい! 僕のお菓子教室は、直接手を下しません。『こまった!』というところに行ってお手伝いさせて頂く感じです。その時のレシピは前日までに自宅のキッチンで2回は試作しています。見た目格好悪くても良いのです。作り方がわかって、何度かチャレンジしてくれればいいと思うのです。でも味は最初から最高のものをお届けしたいと考えます。どんな職人でも最初から形は出来るわけではありません。 ☝食べたら絶対うまいのです!餡を餅に包むのはもう2回くらい練習が必要ですね。 前日までの緊張 数人規模のお菓子教室。一人当たり4個から6個のお菓子を作って頂く感じです。 この少量のレシピがとても難しい。粉10…

  • 菓子工房いざわさま『桜もち』

    盛岡タイムスさま最後のコラム 2月盛岡タイムスさんの廃刊を知り、少ないですが白ワインを手にご挨拶をさせて頂きました。最後のコラムは、菓子工房いざわ様の桜もちを書かせて頂きました。敢えて選んだというより、たまたまのめぐりあわせ。もし最後のコラムとわかっていれば、色んな和菓子店のご主人や女将さんの顔が浮かび、とても書けなかったと思います。 いざわさんは、かつて久慈市にて評判の菓子店でしたが、年齢的な理由から廃業し、ご子息様が暮らす盛岡市へ移っていました。暫くして菓子を作る気持ちが疼きはじめ、自宅の庭に工房を作り再開しました。現在は息子さんのお嫁さんが、産直やカワトク百貨店へ配達するなど毎日目が回る…

  • 盛岡タイムスさんの廃刊は悲しい出来事

    感謝しかない4年間です 2019年は5月の連休前から人生を大きく変えた出来事がありました。 まず、難病と言われる後縦靭帯骨化症(OPLL)と診断され、その症状が手足に影響した事。手術前後から少しずつ仕事を離れ、ふと和菓子の現状と未来を考え始めた『お菓子な毎日』というブログ。その後2020年5月から、ご縁があって地元紙『盛岡タイムス』さんへ2週間に一度コラムを掲載して頂きました。地元の和菓子店を歩いていると、『俺が…俺の商品が一番だ!』という、料簡の狭い意識を一瞬に消し去りました。和菓子屋さん…、それぞれのお店には多くのファンがいて、それを尊重すし、ともに歩む事が業界の成長に繋がると確信しました…

  • お菓子を楽しむ新しい取組み…かな?

    粉の違いでお団子を楽しむ 盛岡市加賀野に素敵な民泊の宿があります。『かわのそば』という宿です。https://kawanosoba.com/ 詳細はHPをご覧頂きたいと思います。 心許せる親戚の家に遊びにいくような雰囲気があります。柴犬の『ろくぼんた』ちゃんは、玄関前までは番犬として完璧で、わんわん!と吠えますが、お客様と認識したあとは、コンシェルジュを超えた癒し役割を提供してくれます。 ご縁があって、この場所で『ワークショップ』をさせて頂きました。 お米の違いでお団子の食感が変わる…。もっともらしい資料にはそれなりに準備し、本質は、作って食べて楽しんで頂きたいのが目的です。 ご参加頂いた方は…

  • 栗蒸し羊羹を作ろう!

    家庭で作れる…職人の凄技にすこし触れよう~! 『どうですか!』という技を見せてお菓子を作るのもいいけれど、手づくり好きのファンに和菓子を触れて欲しいと昔も今も思うのです。 2019年からお菓子教室をはじめ、今は呼んでいただけるならどこでも行こうと思っています。なにより、お金より楽しいのは『もちだんご』を知って頂くことです。収支マイナスにならなければ良いと思っています。 さてさて…、『栗蒸しようかん』を最近つくりました。 実のところ、私的には作った事はなかったのです…。過去に作っているところを『ふ~ん…』って感じてみたことはありますが、それは24か25歳頃の『バカッこ』の頃。 『さて、困ったぞ……

  • うぐいす餅・いいね!

    美味ければよいのです。 岩手県内某市でのお菓子教室。白玉粉をつかって『うぐいす餅』をつくった。手助けは程々に…、って感じでつくってみる。みなさん初めてにしては大変良くできました。 おいしくできましたぁ~ 白玉粉と水を混ぜて鍋で練って練って練りまくる。粉臭さが無くなったら砂糖をいれて更に練る。この塩梅が難しいです。 簡単なので作ってみよう『Recipe対公開!』 豊臣秀吉が春の茶会を開き、その席にて振る舞われたお餅を大変気に入り、自ら『うぐいす餅』と命名。 このお菓子を作ったのは奈良県大和郡山にある本家菊屋。老舗菓子店として 400 年以上の伝統があります。 【材料】4個分 ・白玉粉 40g ・…

  • 2024お菓子教室始まる前に…きりせんしょ試作

    きりせんしょからはじまります 『きりせんしょ』岩手ナラデワの郷土菓子です。『蜜ゆべし』などともいわれています。お米の粉のモチ生地の中に黒みつが入り、一気に食べないと中から蜜がぶしゅ~っと飛び出てきます。盛岡では陽月さんという老舗が『ぶちょうぼうもち』という名で販売しています。上新粉をつかったり、上新粉にもち粉を混ぜたり、コマを入れたり…、盛岡ではバリエーションが数多くあります。 12日から始まる今年のお菓子教室です。先ずは失敗しないように自宅で試作をしてみました。手持ちの上新粉A社と、実際に使用するB社と2種類同じ配合で作ってみましたが、簡単に10パーセントくらい水の量が変わって来ます。『今日…

  • 芋ようかん…奥が深い

    安定しない試作 とても久しぶりの投稿になります。 特に忙しかった…という訳ではありません。単なるズボラをしていただけです。 抹茶ようかんも、水ようかんもどちらかと言えば得意なほうです。 しかし、『芋ようかん』は奥が深かった…と、いう話。 お菓子講座のリクエストで『芋ようかん』を作ることになった。少し応用すればイケるという安易な考え。たまたま仕入れに行った業者スーパーでさつま芋が安かったので作ってみた。芋が同じ種類でも、仕上がりが全然違います。裏ごししたあと、鍋で砂糖と寒天を入れて練るのですが、ある芋はいつまでもダマが残り、別な芋はしっとりした質感が出ない…。 結局6回くらい試作しても、一つ一つ…

  • 雁月‥お菓子教室で自信を失う…( ノД`)シクシク…

    あら~蒸しが足りない 先週末20名のお菓子教室を行い雁月をつくりました。大きな蒸し器を借りて、一段に4個丸型が入るサイズでお菓子教室を開始。いつもより若干長い時間を設定しましたが、場所によってナマ蒸けのホールが出来てしまった。原因は、蒸し器の大きさに対して、火力が弱かったことと、型の直径が小さくなった分高さが出てしまった。それを想定せず規定通りの蒸し時間で仕上げてしまった事。一期一会を日頃語っておきながら、最悪の結果となってしまった。情けなく申し訳ない思いでいっぱいです。 ☝失敗から幾つか配合と時間を変えて何とかできました。 もっと簡単なレシピを考える 重曹を入れるタイミングは遅いほうが良いよ…

  • 久し振りに鍋で大福を作ってみた

    忘れているもんですね… お菓子教室も、会場や人数によって作り方が異なります。近場の予定では、鍋で大福の生地を捏ねることになりました。レンジで作る簡単レシピは、この会場では無理です。 『俺…鍋でもち粉練ったのっていつだっけ…?』と、考えてしまいました。取り敢えず、材料を揃えて昔を思い出しながらもち粉に水を入れて鍋で練ってみました。『こんなもんだろう…』と、いう感覚でよもぎ大福を作ってみたら、腰が抜けたダラダラの生地…。粉も完全に餅状になっていないような気がします。生地に砂糖を入れたのですが、粉にちゃんと熱が入っていないので、翌朝にはボクボクまばらな食感でした。 『くやしい…!』、腕は鈍るものです…

  • 子ども達へのおだんご体験から…です!

    みちのく民俗村まつりにて… 岩手県北上市にある『みちのく民俗村』。古民家を移設した雰囲気のある素敵な場所なのです。ここの体験工房にて民俗村会員様向けに、お菓子教室をさせて頂いています。10月21日、22日の二日間、民俗村まつりの企画にてお団子づくり体験を無償にて開催させて頂きました。無料なのは、自治体の補助があればこそです。 初日は雨の中20組のお子様連れにお団子を作って頂き、食べて頂きました。いつもは、半日持つレシピを、30分で固いゴムまりになるような設計をさせて頂き、直ぐに食べて頂くようにしました。商売なら、絶対無理ですね…、その代わり家庭で親子で楽しむには最高な感じだと思います。2日目は…

  • もっと美味しいお団子へのチャレンジ

    蒸してから捏ねるとノビがでる お米の粉(上新粉)にお湯を入れて練り上げ、沸騰したお湯で茹でるおだんごは、お手軽で簡単です。短時間のおだんご教室は、諸事情によりこの作り方が生徒さんにとって作りやすいと思います。 個人的なトレーニングとして、暫く作っていなかった蒸してから捏ねる本格的な製法は、熱いし手にくっつくし、2時間のコマで生徒さんに楽しんで頂くのは難しいですが、自分の技量を落とさないように定期的に作ることにしました。 久しぶりに作って、90点の出来であり鈍っていた事を実感しました。 今日は、このレシピを画像を交えながら公開させて頂きます。 蒸してよく練った団子は滑らかで旨いっす! ☝見た目は…

  • 山見の里 菓子司 丸中さま:東雲(しののめ)&盛岡タイムス

    東雲&明けがらす 岩手の銘菓、丸中さまの『東雲』です。同じ商品を『明けがらす』とも呼びます。この他にも別な呼び名がありますが、だいたい明けがらすか東雲が一般的です。発祥は遠野の『まつだ松林堂』さんと聞きます。明けがたの空に舞うカラスを胡麻と胡桃で表しています。 姿かたちは同じでも、お店によって、しっかりした食感だったり、柔らかな食感だったり色んな特徴があります。自分のお気に入りに合わせてお店を選ぶこともできます。 丸中さんは、しっとり系で、口の中に入れると溶けてゆくような感じなのです。 篠の目は住居の採光の用途で篠竹から作られたもの。明けがたの薄明りを篠の目になぞらえて、『東雲』と当て字をした…

  • オリーブオイル講座へいってきた

    号外:奥が深いオリーブオイルの世界でした 和菓子業界ウン十年、一つの事に特化して日常を過ごしていると、どうしても視界が狭くなる。業界外の人たちと繋がってこそ、自分の仕事に意味がでるような気がします。 オリーブオイル=イタリアンのイメージが強い、オイルの歴史は6000年とか、木は8000年前からあるとの事。シリアが発祥で、地中海沿いにトルコ経由でイタリア方面へ広がったものと、絵自部とリビアを経由して伝わったという事らしい。 イタリアというイメージが強いのですが、一大産地はスペインとの事。生産量はイタリアの4倍という事実は初めて知りました。気候や、地物の食べ物に合わせたそれぞれの風味があり、進化し…

  • 雑穀を学ぶ3日間のこと(まとめ)

    雑穀は美味しいのです 10年くらい前に知り合った雑穀研究家の女性。facebookで交流が続き、数年前には、日本伝統食とのコラボもして頂きました。岩手は雑穀の宝庫!、圃場(ほじょう)にご興味があるという事から、3日間一緒に勉強をさせて頂きました。 1日目、岩手の伝統食普及にご尽力を頂いている方と、紫波町にあるオガールのキッチンで数種類の雑穀料理を作って頂いた。私も微力ながら、粟(あわ)ゆべしを作らせて頂きました。高黍(たかきび)とかぼちゃの炒め物、油揚げに詰め込んだ雑穀の含め煮、粟(あわ)を茹でたサラダは、普通に食べても絶品な美味しさでした。 場所を変えて盛岡市内での懇親会は、より一層交流を深…

  • 岩手は雑穀メッカなのだぁ~

    大坂の友人との2泊3日の大発見! 『稗(ひえ)・粟(あわ)・黍(きび)、アマランサス、ハト麦・高黍、そして黒米・赤米…。』岩手は雑穀の宝庫です。スーパーなポテンシャルを持っているのに『雑』とは如何に…。雑穀の多くは献上される品目が多いのに『雑』とは、雑な扱いであると思う日々で悶々としている。 第一次雑穀ブームは、30年以上前のこと。そのブームに乗っかりやってきたアホンダラが朴訥な岩手県を牛耳って変な基準をつくり、それに乗っかった人たちがいた。その後第二次は日本全国に広がり、色んな商品開発が行われたが、長続きしなかった。 しかし…、その種は、確実に全国で楔(くさび)を打っているのです。花巻市東和…

  • 盛岡タイムス掲載・松田屋さま『金山からめ餅』

    砂金の生成を『からめる』という… 朝晩過ごしやすくなってきました。眠りも深くなり、つい寝過ごしてしまう今日この頃です。 残暑厳しい頃、松田屋さんで購入した金山からめ餅。和風グミの様な食感は、厚さの為、三食が進まない間食にはもってこいです。胡桃などの栄養満点の木のみがたっぷり入り、砂糖しょう油の味に食欲がよみがえるのです。このお菓子をゆべしと言うなど、色んな名前があります。松田屋さんの金山からめ餅は、かつて金の産地だった岩手において、金鉱脈が見つかるたびに宴が始まり、砂金を精製する作業を『からめる』ということから、この名前がつきました。確かに精製前の黄金のようにも見える松田屋さんの逸品です。 あ…

  • 号外:沖縄黒糖のこと

    宮古島多良間産 昔のお仕事の関係にて、お中元やお歳暮に宮古島多良間の黒糖を毎年箱で頂いています。黒みつづくりや、がんづき、蜜ゆべしなど、お陰様で生徒さんからは今や高級品ともいえる黒糖の材料費を頂かなくてもいいのです。良質な黒糖だけ使っていると、他のナンチャッテ黒糖の事は批判しがちになるのですが、試作や、技を磨く時には加工黒糖も使います。機械装置に頼ってきた僕にとって手で包むという作業に自信が無かった2019年…、今も週に一日は饅頭や大福の生地を作り、熱さになれることと包む練習は欠かせません。少し休むと、手に生地がベタベタくっついてきます。1分間に何個餅を包めるかという、私なりのタイムレースも楽…

  • 蜜入りきりせんしょ:お菓子教室

    蜜が漏れても美味しいです! 中に黒糖の固まりを入れて、20分蒸すと、黒糖が溶けて黒みつになります。 盛岡(岩手)名物『きりせんしょ』です。蜜入りゆべしとも言います。 黒糖と上白糖、醤油に水を加え、黒糖が溶けた液体に上新粉を加え、よく練ります。 丸めて、中に黒糖を包んだ後、竹串などで筋を入れ、強火で蒸しあげ、霧吹きで蜜をかけたのち、うちわで煽ぐと、ピカピカした艶がでてきます。少し冷ました後食べると、黒みつにとろみが出て来て美味しさが増します。黒糖を包むときに、筋が入ってしまうと、そこから蜜が漏れてくるのですが、味に変わりはありません。 とても楽しいひとときでした。 ☝醤油と砂糖の甘じょっぱさが魅…

  • こがねの里:いそべ餅

    思わぬ出会いがあるものだ…。 岩手県の盛岡市から少し北へ向かったところに沼宮内はある。グランドホッケーが盛んで、沼宮内高校は男女共に国内有数の強豪校であるのです。この日は、新しいお菓子以外の仕事で訪問したお客さんへの再訪問。まもなく58歳ですが、23歳の様なワクワク感がある。良い感じで意見交換をした後、最短距離で自宅へと向かった。途中、年齢に伴う激しい尿意を覚え、緊急的に立ち会ったのが、、雫石の『こがねの里』なのです。『後でジックリ見させていただくので、とりあえず、トイレをお借りできますでしょうか…』、ホッと一息の後、番重にお菓子を入れたご婦人がちょうどお菓子を納品しているところでした。きりせ…

  • お菓子教室の醍醐味『勇気と元気』を頂いています

    アンケートに励まされます 友人の紹介で、盛岡市仙北町某所にて一般者さま向けのお菓子教室を行っています。水・火が無いスペースでの開催なので、キッチン環境を自ら作る必要があります。 初回はみたらし団子を作り、今回はお茶もちでした。もりおかの名物である『おちゃもち』、家庭のキッチンにある調理器具で出来るレシピは、思いっきり工程をスキップした私オリジナルのもの。なので、作りたてのあとは急激に美味しさは失われるものです。調理後、主催者さまが用意したアンケートに答えて頂き、そのコビーを頂いて家で読ませて頂きます。一人一人熟読させて頂き、次の講座の参考にさせて頂き、次回はより良い講座になるよう頑張っています…

  • 関口屋菓子舗さま:くるみようかん&盛岡タイムス

    何度かチャレンジしてみましたが…。 関口屋さまも『くるみようかん』は、居ずまい正しく品格漂っています。素人の僕が再現することは『辞めときなさい…』という風格すら伝わってきます。 材料を集め、味の記憶を基にキッチンの前に立ちました。何度挑戦しても、『絶妙な舌ざわり』『スッと切れる甘み』『くるみの風味とのハーモニー』…、どれも私如きでは再現できませんでした。積み重ねてきた長年の歴史と技は、そう簡単に再現できるものではありませんね。でも、何となく足元の下の下くらいまでは辿り着けたような気はしますが、関口屋さんという高い山の頂は、遙か遠い先にあります。試作品に囲まれ、一つ思ったことは、関口屋さんに限ら…

  • お茶もちを和気あいあいと…

    お菓子教室は楽しい♪ モリオカを中心に愛される郷土のおやつ『おちゃもち』。パリパリ系とトロトロ系のタレがあり、ファンの間では論争が起きることもある。僕が作るのは、どちらかといえばバリパリ系。トロトロ系も好きですが、それを再現する腕は現時点で僕には有りません。頼りは粉の力のみ。粉の基であるお米は自然の産物なので、毎回粉のロットに合わせた水分量を見ないと、固かったり柔らかかったりします。業務用スーパーで購入した粉の賞味期限表示を基に、前日試作を行います。一発で決まる時もあれば、3回くらい練り直すことも屡々あります。粉を見ただけでわかるような事はどんな達人でも難しいと私は考えます。 さて、今回も事前…

  • もう一度原点へ…

    すり鉢発見 僕が作るお菓子は数時間後に美味しさを失っている。体験した人は『なるほどね…』と御理解いただける。それが僕が作るお菓子の全てなのです。ごく一般的な過程にある調理器具で『できる』お菓子…。それが僕のMISSIONです。先日家の中をゴソゴソ漁っていたら、すり鉢が3個見つかりました。2時間のお菓子教室で、フードプロセッサーを使えばとても時短になります。『よし!今回はすり鉢を使おう!』これで、状態を見ながら、みんなで楽しくできる筈です。いつもそうですが、『うちで食べたら固くて食べられなかった…』という声。そう、それが僕が提供するお菓子なのです。すり鉢の使い方が身近になれば、山椒味噌や、お菓子…

  • レシピ表の為の試作で思った事

    同じ名前でも違う特徴 夏場ということもあり、涼し気な葛切りをつくる機会が増えた。同時に都度黒みつも煮ている。6月から本葛粉といわれるものを5社~6社触ってきた。本黒糖といわれるものも数社…。ともに、同じ製法で作ると全く違う結果になってしまいます。メーカーの拘りや、気象状況によっても違ってくるのは当たり前のことだと改めて感じるのです。今日試作した葛切りの葛粉は、今度実際にお菓子教室で使用する葛粉を使いました。少し前に行ったお菓子教室で使った葛粉とは明らかに熱の通り方、色味が違っているのです。葛粉を溶く水の量も全然違いました。今日思ったのは、使った葛粉のメーカーとグレードを生徒さんへ伝えないといけ…

  • 号外:次に繋がる行動って何?

    考える考える…諦めずに考える…。 友人の好意にて始まった週1回のお菓子講座。回数を重ねていくと参加者が減ってくる。原因は『魅力がないから…』という事は分かっている。 さて、どうやって魅力を上げてゆくのか?。一講座の中にサプライズを入れてみるのも悪くない。さらに、夏休みのラジオ体操のように、スタンプカードを作って、コンプリートした人へ何らかの景品を提供することも…。景品提供で引く事は決して本意ではありませんが、こちらから素敵な情報を提供しているうちにお菓子の魅力に興味が深まってくれるかもしれません。先ずは一人でも多く参加して頂き、手作りお菓子に触れて頂けることが、初めの一歩だと思うのです。 アレ…

  • 白沢せんべい店さま:南部せんべい

    南部せんべい600年の歴史 岩手(南部盛岡藩)と八戸(南部八戸藩)の名物『南部せんべい』です。 白沢せんべい店さまは、昭和11年創業、87年の老舗です。 SNSにてフォローさせて頂いている白沢せんべい店さんは、娘さんお二人広告塔になって、南部せんべいの魅力を発信しています。身近にあり過ぎてあまり口にすることが無い地元の名産品なのですが、たまに食べると、その魅力を再発見するのです。 小さい頃は固いイメージがあったのですが、噛む力が強くなったのか、時代に合わせて柔らかく変化したのかはわかりませんが、香ばしい小麦の香と、胡麻とピーナツの美味しさ、醤油を表面に塗った香りに『美味しいなぁ~』と感心してし…

  • 大理石装備なのだ!

    有難い有難い…有難い 3年間お菓子教室を行いながら、個人的にもっと美味しいお菓子を作ることを考え続けていました。新しいチャレンジもしてみたくなっていました。世界の捏ね物の中で欠かせない大理石の板…。飴細工でも大理石の上で作るのがいいと言われています。その真偽は分かりませんが、やってみたいと思っていました。友人の石材店さんにお話しして大理石の板を手に入れました。先ずは工房にセットし、明日早速捏ね物の餅と飴を流してみたいと思います。大理石の板って、少し育てる必要があるとも聞きます。色々やってみてから、この板が相棒になれば最高ですね。 友人である高橋石材店高橋君には心から感謝申し上げます。 頂いた当…

  • わらび餅を作って来ました

    35度という気温の快感… 8時に出発し、外気温は既に30度越え…。会場はエアコンが無いので、前日飲むビールを2本に抑えました。脱水症状になる懸念があったので…。 駐車場に車を停め、ゴロゴロ道具のカートを引いて、ヤギさんにご挨拶と思いましたが、既にヤギさんは御出勤のようで、雑草をモグモグ食べているようです。 会場にて、わらび粉や砂糖などを軽量している間、汗が止まりません。昨日から手拭いを頭に巻くことにしました。これが、風もとおすし気持ちが良い。 コンロの上で、西和賀のわらび粉100%使ったわらび餅を、肩と腕と手首が限界になるまで捏ねまくります。目と手の感覚、鍋から立つ香りを頼りに、ベストな状態に…

  • 盛岡タイムス:竹芳さん水ようかん。その他日常モロモロ…

    元気回復アイテムは『凄品』で! 猛暑?温暖化…?、それ以上に、夏を乗り越える体力が減っているという老化があります。やせ我慢してエアコンを使わないことも体力低下の一因だと思うのです。 盛岡の老舗、竹芳さんへ行ってきました。『水ようかん』購入し、自宅でキンキンに冷やしてから頂きました。盛岡タイムスさんのブログへもご紹介させて頂きました。 ☝風味口どけ絶妙な甘さ…。いいですね! 盛岡タイムスさんへ なにかひと味違う竹芳さんの水ようかん。目指す美味しさの目標です。 竹芳さま、水ようかん美味しかったです。 ごちそうさまでした! 盛岡タイムスさま いつもありがとうございます! 気合の牛タン定食 暑い暑い……

  • 常設のお菓子講座始まりました。『ありがたい…』

    ありがとう!みちのく民俗村 水沢で3年前から始めたお菓子教室。旧友のお世話などもあり、高校でのお菓子講師や、子ども会のイベントなどで岩手ナラデワのお菓子を中心にお仕事を頂いています。 某県内大手問屋さんのご紹介から、みちのく民俗村で、週一回お菓子講座をやらせて頂くことになりました。市の文化事業の一環としてやらせて頂いています。 人とのコミュニケーションが苦手な僕ですが、お菓子というフィルターを通せばストレスなく楽しくお話しができます。亡くなった父は、僕をお菓子でしかパフォーマンスできないマシーンによくぞ育ててくれたと思うのです。それ以外のコミュニケーションは、正直アルコールの力が必要でした(今…

  • 同じ小麦製品でも…!、そして黒みつ本気で見つめる。

    レンジ簡単グッツの翌日の話し… 敬愛する佐藤養悦本舗の稲庭饂飩を『パスタ』レンジ調理グッツで茹でてみた。端っこに固い部分は残るけど、美味しく食べることができた…。翌日、鍋でタップリのお湯でうどんを躍らせるように茹でてみたら、明らかにこの方法のほうが正解だったと感じた。正解を知っているから、レンジ調理グッツで儘ならない部分を、僕が修正できただけであって、稲庭饂飩をしらない人には、決してお勧めしてはいけない調理法だったと反省している。世界一の稲庭饂飩を作っている佐藤養悦本舗さんには、本当に申し訳ない。今日この場で、レシピ通り作ったあと、自分なりのアレンジをチェレンジしてくださいとお伝えしたい。 さ…

  • ナンチャッテ…わらび粉でわらび餅

    本わらび粉無い…あらら… 恒例の県南某所でのお菓子教室。 一昨年は、県内の老舗和菓子屋さんから『本わらび粉』を分けて頂きました。 今年も…、と思っていたのですが、本わらび粉がひっ迫しているようです。ネットで検索しても、これが本わらび粉という確信が持てず、ミックス粉を購入しました。 メインのでん粉は、レンコンのようです。その他幾つかのでん粉で構成されていて、申し訳程度にわらび粉が入っているようです。 先日練ってみたのですが、手に伝わる感覚と色合いが違います。昨年までブームになったわらび餅はこんな材料から出来ています。 せめて黒みつだけはしっかり作ろうと、沖縄の友人から頂いた本黒糖を4時間煮詰めま…

  • 戸田久餅店さま:くるみゆべし

    主食のようなさり気ない美味しさ 北国岩手も『暑い』です。 クーラーが無くても平気だった時代ではなくなり、一日中クーラーが無ければ生活が儘ならない時代になりました。朝食から夕食まで、あっさりした冷たい麺類ばかりです。年齢的な衰えも当然ありますが、三度の食事が時に苦痛にすら感じるこの夏です。 涼し気なお菓子を探して徘徊している今日この頃、盛岡市中心部にある『戸田久餅店』さんへ立ち寄りました。最近ハマっている抹茶のお菓子『抹茶大福』と『くるみゆべし』を購入しました。くるみゆべしには、黒みつは入っていませんが、歯切れのよい食感は夏の暑さで消耗した体力を復活させてくれました。モチっとした食感と同時にサク…

  • コンフェクショナリーナカヤマ:ロシアケーキ

    肉体的疲労をぶっ飛ばすアイテムです 今日は宮城県の古川から塩竃を巡る出張をして参りました。新しい模索のような仕事です。58歳のオジサンは、志が異なる方を説得するような時間を無駄にする仕事はしません。古川でBOSSと合流し、3か所のお客さんを回って来ました。当初の予定とは路線が変わらざる外的要因がありましたが、逆に新しい夢のある発芽が始まったような気がします。 朝7時に家を出て、BOSSの経費に迷惑をかけないよう、水沢インターから高速を使おうと思っていたのですが、その途中思わぬアクシデント。『ゴスッ!』と車体後部を削られる衝撃…。『あぁ~』という絶望感に襲われましたが、自己に対して相手様はしっか…

  • 地方のお菓子の将来は明るい!ノダ!

    竹芳さん水ようかん 夏が来る…。自称和菓子伝道師として、心も体もリセットするお菓子として『水ようかん』をお勧めしたいと思います。 口に入れた瞬間『ほろほろ』崩れる食感こそ、水ようかんの醍醐味だと考えます。 竹芳さんの水ようかんを購入し、冷蔵庫で暫く整えたのち、スプーンを入れました。『すっ!』と入る潔さは、さすが職人の技!、角が際立ったひと固まりがスプーンの上で、心臓の鼓動とともにプルプルと揺れています。口の中に入れると、姿かたちが一瞬のように崩壊しながら消えてゆきました、これぞ!『夏のお菓子』です。素晴らしい逸品を生む職人の技に感動しつつ、今年も素敵な夏を感じさせて頂いた竹芳さんの素敵な『水よ…

  • 村上製菓さん:米おこし&盛岡タイムス

    食べ続けたいおいしさ! 幼少の頃、近所のお祭りで『ドン!』という音とともにお米が一気に膨らむ『ドン焼き』に心を惹かれました。村上製菓さんの米おこしは、そのドン焼を糖蜜で固めたもの。淡い甘さと香ばしいお米の風味…、この絶妙な味加減はいつまでも食べたれる美味しさです。『紫波駄菓子』として知られる村上製菓さんは、独自のお店を持ちません。でも、町内の有名な小売店にはかならず並んでいる、人々に愛される素敵な地元和菓子です。 ☝サクッパリ…、軽やかな味わいが魅力です! 盛岡タイムス掲載です 村上さんのお菓子は、県内の小売店でしか購入できません。代表的なのは紫波町にあるナックスです。地元産品こーなーには必ず…

  • 新たなお菓子講座はじまりました。

    会議室でお菓子教室 『調理実習室などの設備が無ければできない…』という事はないです。『水回りと加熱する環境が無ければ自ら構築する』すればいだけです。 盛岡市内の某所で6月10日開催した『おだんご講座』に9名の受講者さんに参加して頂きました。会場にはコンロもシンクもありませんが、工夫をすればなんとでもなります。 9名の受講者さまのご協力もあり、つつがなく『みたらしだんご』『しょうゆだんご』『あんこだんご』『ずんだだんご』の4品を、2時間以内で作りご試食頂きました。途中、二流IHヒーター(持参したもの)が沸騰しないせず、ブレーカーが落ちるというアクシデントがあり、私自身焦ってしまいましたが、作り慣…

  • 七福やさま:胡麻ロール。お菓子教室そして盛岡タイムス

    七福やさんの胡麻ロール 久しぶりに七福やさんを訪ねました。 目が留まったのは『胡麻ロール』。原料の半分くらいが胡麻という贅沢な品。洋菓子のようなフォルムですが、卵やバター牛乳を使っていないので、どっしり&もっちりした食感が魅力です。しっとりした舌ざわりなのに溶けて流れるようなくちどけ…。懐かしさと、品格を感じる奥深い味わいの『胡麻ロール』です。 ☝密度の濃いズッシリ食感なのに、食べた後はさっぱりしたくちどけの良さです。 盛岡タイムス6月8日掲載 お菓子を買いに行ったのは2週間ほどまえ。ふるさとやさんの記事が掲載された新聞をお届けした直後です。ふるさとやさんと七福やさんは車で10分足らずです。原…

  • ふるさとやさま:しそかまやき&盛岡タイムス

    紫蘇の香りがさわやかですね♪ 本来なら、爽やかな気候を楽しむ5月なのに、夏日を記録するクレイジーな気象。少し前まで暖房に頼っていたなんて嘘みたい。汗が滲む急激な気候変更に餅だんごはNGという人に是非食べて頂きたい『紫蘇かまやき』。紫蘇の清涼感は全ての鬱陶しさを瞬時に消し去ってくれる魔力があります。盛岡の餅だんご店の定番である『かまやき』。紫蘇で包むかまやきも何店舗かありますが、今日は『ふるさとや』さんの逸品を紹介します。もっちりしたうるち粉の生地の中に包まれた、胡桃と味噌そして、砂糖のハーモニー…。甘じょっぱさの中にコリコリとしたアクセントとが心地よいです。紫蘇の香りが清々しい清涼感を感じさせ…

  • 松田屋さんの『いわてのやまなみ』

    遊び心と感性って大切 お菓子は美味しいのは当たり前、あとはお客さんへどの様にして夢を与え、感動させるかってことだと思います。嗜好品なので、朝昼夜の三食以外の魅力って夢がたいせつだと考えます。盛岡の南大通にある松田屋さんは、そんな目と心、そして舌を楽しませてくれる老舗和菓子店です。『いわての山なみ』は、上下を逆にすれば、夏と冬の岩手の季節感を演出してくれます。ホロリとした舌ざわり…、夏は冷たい飲み物で、冬は暖かいお茶で楽しめる美味しさは、食べる人を楽しませてくれるのです。 この逸品はJALの機内誌にも取り上げてもらった凄いお菓子です。『サク…ホロリ…』その後に広がる素材の品の良いかおりは食べた人…

  • 号外:イタリア料理を学んできました

    イタリアンはシンプルだから美味い! 友人からのお誘いで、イタリア家庭料理を学んで来ました。普段とは違う学ぶ立場は、とても勉強になりました。PIADINA(ビアディーナ)というバン生地に、オリーブオイルで香り出ししたニンニクと、塩そして白ワインで味付けしたものをチーズと共にサンドしました。ミラノの料理はあまり胡椒は使わず、ニンニクも香りだし程度との事。イタリアンは本来シンプルな素材で素材を活かす調理法が基本との事。ほうれん草の具と、リゾットは、シェフがライブ感覚で作り、本場イタリアンの味を堪能させ頂きました。 素材第一って、日本料理と通じるところがありますね! ☝初めて食べるピアディーナ、シンプ…

  • 明日の試作:水無月(みなづき)づくり

    試作は大切です 明日は月一回の県南某所でのお菓子教室。先月リクエストを頂き『水無月』を作ることになりました。一昨年も作っていますが、同じレシピじゃつまらないので、少しアレンジをしてみました。 少ない材料で簡単にできる方法…?当日失敗するようなことはない簡単なレシピですが、生徒さんにとっては大切な時間、一期一会みたいなものですので、失敗は駄目です。キッチリ材料を軽量し、時間と状態を見ながら試作しました。 経った今蒸し上がりましたので、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やしてから三角に切ります。大納言だけの甘納豆がなくて、色々入った豆を使いました。最近お店で小豆のみの甘納豆はあまり売っていないようです。で…

  • また一つ和菓子店が無くなっていた(泣く)

    翁本舗さん有難うございます 盛岡中央郵便局の目の前にあった翁本舗さん。『盛岡の女(ひと)』や盛岡ナラデワのお菓子、カステラ、どら焼き、そしてケーキなどが楽しめたお店でした。 中央郵便局になる前は、盛岡白百合学園、母の母校です。授業を抜け出してお菓子を買いに行き、先生に捕まって大目玉を喰らった話は、翁本舗の前を車で通るたびに必ず話す懐かしい逸話です。閉店を知ったのは、随分前の事ですが、母にとって想い出の場所である翁本舗さんが無くなった事を、伝えるのはかわいそうだと思って話していません。櫛の歯が欠けるように減っていく和菓子屋さん。この動きを止めるには、みんなで盛岡独特の餅菓子文化を広げることだと思…

  • こどもの日のだんご作り

    小さなファンを広げよう!…と思いました。 盛岡肴町のイベントのおだんご教室を行いました。まずは、肴町の皆さんに心から感謝申し上げます。同時に、限定50人という限られたご参加者の小さな子ども達。おだんごをはじめ、日本の和の美味しさの魅力にご興味頂ける事を願っています。できたおだんごを、『うまいうまい』と喜んで食べて頂ける子ども達、つくづく、大人の事情で同業者と競争することの無意味さを改めて感じるばかりです。 ☝肴町Hさんの画像をお借りしました。和気あいあいですね。 常にリニュアルという経験なのです! イベントを前に、一人で10粒程度できるレシピをつくりました。事前の試作では、うまくいったものの、…

  • 松田屋さん:醬油だんご

    すきだなぁ~この味 南大通にある松田屋さんへ久しぶりにお邪魔しました。明治21年創業というお店は、何を食べても美味いのです。しょうゆだんごは、前回も購入した盛岡人に愛されている正統派。まず!、お醤油の味に、うるち米のうま味が溶け込んでいる、歯応えが『ぎょろん』として『ムキムキI』なのは、砂糖不使用の証。今日はウイスキーハイボールの気分だったけど、近くにある日本酒の『冷』と一緒に味わいたくなる松田屋さん渾身のおだんごでした!。日本の伝統食、米から作られるだんごと、日本酒の融合は最高ですね! ☝醤油だけでテリテリツヤツヤは丁寧な仕事の証です。 松田屋さんを掘り下げてみる 南大通りという現町名。昔は…

  • お菓子教:室かしわ餅づくり

    ワイワイガヤガヤ 4月21日県南某所にて定期的に開催しているお菓子教室を行ってきました。(写真は去年のもので申し訳ないです。) 電子レンジで作るレシピで行いました。熱せられたお餅を少し冷ましてから手で捏ねるのですが、これが熱い熱い…。じわじわと熱が伝わってきます。生徒さんと『アチチ・アチチ…』といい合いながら作るのも楽しい限りです。 今回は男性チームと女性チームと別れて行いましたが、男性チームは流石力があって、生地のコシが強い感じになり、女性チームは柔らかく滑らかな味わいとなって、それぞれ違うタイプの美味しさになりました。 来月は、少し先取りして水無月(みなづき)を作ります。 ☝多少の欠点は、…

  • 起業のおしらせ『オラド・ヤ・ルーベ』設立

    日本食への恩返し 和菓子業界勤務35年、もの心ついてからは人生そのものという57年間。この度和菓子メーカーを引退しました。お客様、社員スタッフ一同感謝です。 引退と言っても、まだ57歳。暫く学生の娘の学費を稼がなければならない現実があり、悠々自適な生活は程遠いのです。 己の人生を振り返ると、和菓子以外の、食の勉強を随分させて頂きました。小さな組織でありながら、唯一無二の素材を作っている会社、100年以上連綿と同じ製法を続ける本葛屋さん、醤油屋さん。業界で最も自らに妥協しない製法で稲庭饂飩を作る会社。35年社業に携わりながら、何処か自分に自信が持てなかった日々…。今社業から離れ、これからは、彼ら…

  • 高千代さま:百々瀬・桜

    桜の香りに誘われて… 毎月お邪魔している水沢。高千代さまで、百々瀬(桜)を購入しました。この季節限定のスペシャルなお菓子です。 今年の桜は早く咲き、散るのも早いです。2個買って、駐車場で早速一個食べました。 車の窓ガラスを、散った桜の花びらが良い感じで覆っています。桜葉の香りが生地の中に染みています。羊羹との相性もサイコー!鼻の奥からすぅ~と抜ける香りが溜まりません。お菓子の風味に深~い深~いうま味を感じるのは、高千代さんが洋菓子のパティシエとして凄腕をもっているから…。そう、高千代さんは、水沢を代表する洋菓子店でもあります。百々瀬を車の中で頬張りながら、ご来店するお客さんを見てると、奥州(水…

  • 新しい朝が来た~♪

    いよいよ楽しくなる 35年続けたルーティンがかわりました。 組織を離れたことで、素直にお菓子に向き合えるし、辛らつなことも言えると思うのです。(お世話になった組織の事は勿論言いませんが、業界の中で、良いものは良い、悪いものは悪いって感じでは言いたいです) 辛らつと言っても、いいお爺さんなので、過激なことは言うことは流石に控えます。寧ろ愛情ふかく和菓子については関わって行こうかな…って思うところです。 今日は、今後について少し触れさせて頂きます。 基本は今までと変わりません。 ・地方のお菓子屋さんの応援隊長的な発信は続けて行きます。 ・お菓子以外の「食」に関する事も増えてゆくと思います。 ・お菓…

  • 承天寺:饅頭饂飩発祥の地

    饅頭饂飩発祥の地 800年前に聖一国によって伝わった饅頭の技、少なからずその恩恵で僕も暮らしている…。だから大切にしたいのです。 10年以上使っているPCの調子が悪くなってきました。取り敢えず負荷を減らそうと不要なファイルを消しているところです。画像を整理していると、数年前に「良い食品を作る会」の総会で訪問した福岡の写真が出て来ました。花巻から福岡へ飛ぶ飛行機の便数は限られているので、前日入りした福岡。時間があったので、街中を散策していると、承天寺(じょうてんじ)にたまたま辿り付きました。饅頭饂飩発祥之地という石碑を見て浅からぬ縁を感じました。 ☝饅頭発祥之地の石碑。業界人なら一度は行ってみた…

  • 後藤屋さま:いちご大福&お菓子教室や色んな事

    心こもった逸品です お菓子教室のため、奥州市水沢へ通い始めて2年が経ちました。 後藤屋さんは水沢へ通いだしたころ、一番最初にお伺いした水沢の老舗和菓子店です。可憐ないちご大福が目にとまり迷わず購入しました。透き通るような白いお餅、綺麗な赤紫の餡。真っ赤ないちごは、見ただけで美味しいことは解ります。滑らかな生地に包まれた3つの素材のハーモニーは、流石後藤屋さんの技です。いつまでシーズンなのかは解りませんが、水沢へお越しの際は是非食べて頂きたいこころこもった逸品です。 ☝滑らかな肌を思わせるような生地です! 後藤屋さま いちご大福おいしかったです! ごちそうさまでした! お菓子教室和気あいあい 今…

  • 友人のオフィスでお菓子教室

    出張お菓子教室いかがですか?お伺い致します。 だんご・だんご・だんご🍡🎵 友だちは有難いものです。 水曜日にお菓子教室を友人のオフィスでおこなって参りました。 参加者は6名さまです。配置薬やフィットネスを行っている友人の会社さん。 若い女性に囲まれて緊張気味のボク。思わずお団子に白玉粉を混ぜるのを忘れてしまいました。 茹でる前に気づいたのですが、既に遅し…。上新粉だけのおだんごも美味しかったです。 ☝良い色のみたらしだんごです。色んな形になるのも手作りの魅力です。 5種類のおだんご みたらし・あん・しょうゆ・いそべ・黒みつきな粉のお団子を作りました。 黒蜜は、前日2時間煮詰めながら灰汁をとり、…

  • MOCHIYA- cafeさま:ソフトクリーム

    ~お詫び~ 暫くのあいだ、レスポンスができず、ブログをアップするだけになります。申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。 ソフトクリームは飽きないねぇ~♪ 枝豆をトロトロにすり潰したずんだ餡が、ソフトクリームの美味しさに魔法のブーストをかけます。寒かろうが、暑かろうがソフトはどんな時でも食べたくなります。 北上ショッピングセンターパルさんの中にあるMOTHIYA cafeさん。展勝地もちとして地元から愛される、杵つき餅のあんこ餅やごま餅など魅力的なモチ料理が並びます。ボリューミーでお手頃価格のランチもお洒落で素敵。お菓子教室の帰り道、国道4号線を走っていると、幾つかのお店の前にあるソフトク…

  • 梅月堂さま:草大福&盛岡タイムス

    ~お詫び~ 暫くのあいだ、レスポンスができず、ブログをアップするだけになります。申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。 春の香りに誘われて… 見て!このシャンとした腰高な立ち姿! 梅月堂さまの「草大福」です。瑞々しく深いヨモギ色、口もとに近づけただけで香りがわかるほどるほど、タップリ練り込まれています。コシと滑らかさの両方を備えたモチの弾力は、良質なもち米と職人さんの凄技が噛むたびに伝わってきました。きれいな小豆色のつぶ餡、ほんのり効いた塩味が餡と草もちの美味しさを整えています。薄っすら纏ったきな粉の香ばしさも相まって、さらに魅力的な草大福に仕上がっています。 春めいてきた岩手県です。暖…

  • 人形焼:江戸祭

    進化する東京土産の定番です 手みやげで頂いた人形焼、やや濃い目の焼き色とは逆に、ふんわり香る優しい小麦の生地。しっとりした舌ざわりはお茶要らずでいただけます。包まれたこし餡は甘さ控えめで、気を付けなければ2個3個と手が伸びてしまう危険も伴っています。ひと昔前の観光地お土産の印象ってあまり良くなかったのですが、江戸祭をはじめ、駅や空港。観光地土産って本当に美味しくなりましたね。駅においては国鉄からJRに変ったのが要因なのだろうか...?と、自分なりの解釈をしながら、無意識に2つ目の人形焼に手をのばすボクなのでした...。 ☝袋の中には、色んな焼き型で作られた人形焼が入っています。 人形焼初体験の…

  • 湖月堂さま:金時まんぢゅう

    しっとり♡やわらかぁ~い口触り 盛岡市肴町の手作り味工房彩彩にて湖月堂さんの「金時まんぢゅう」を購入しました。 定番ではなく、週に一度だけ店頭に並ぶ人気のお饅頭です。 以前のブログを振り返ると、2年くらい前に書いていましたが、どんな味だったかすっかり記憶から消えてしまいました。 おぼろげな記憶を見た目からたどり、想像した固さのイメージとは真逆で、小麦生地もこし餡も瑞々しいしっとり感があり、思わず「おっ!」と声がでる記憶の蘇りと感動がありました。 そうそう…「こんな味だったんだ~」 再び出会えた美味しさに喜びが湧いてきました。 黒糖の深みを感じながら、さっぱりとした甘みの餡は、もう一個行ってみよ…

  • みちのく青葉屋:みそ瓦せんべい

    サックリ!andはじける胡麻のかおり 机の上にみちのく青葉屋さんの「みそ瓦せんべい」が置いてありました。誰からのお土産かきかぬまま数日経ちいまだに不明です。 宮城県登米市の名物という逸品。スマホより一回り大きなサイズですが、絶妙な薄さが食べ心地よい軽やかさを演出していて、「技」だなぁ~と思うのです。 みそは食べた後からふわんと感じられるお淑やかさ。軽くてパリッとした歯ごたえのあと、弾ける胡麻の風味が次のひと口へと欲望を導きます。 裏に無数のタテ溝が入っているのが、さらにサクサク感を引き立てているようです。 ☝この薄さでパリッとした食感。技ですねぇ~♪ 青葉屋さん検索 ネットで青葉屋さんを調べて…

  • 頂き物:さくら大福

    さくらの香り漂う…春ですね♪ 個包装から出された裸の状態で手渡られた母親からのお裾分けです。 何処のお店の大福餅なのかはわかりません。 ふわふわのもち生地はほんのり桜色…。桜の香りとミルキーな風味が混じり合う餡は、目を閉じて口に含むと大福というより洋菓子のような食感と味です。 大福の進化版というより、大福から派生した新しいお菓子のような気がします。昭和のボクとしては、大福にはコシが欲しいと思うのですが、新ジャンルのお菓子とおもえば、これも美味なり~♪ですね。 ☝このピンク色を出すのに苦労したでしょうね.。 桜のあの香りにのこと さくら製品のあの香りについてチョットだけ…。 桜葉の成分にはクマリ…

  • 戸塚さんの…しょうゆだんご

    「福だんご」米工房かとうさんで買いました! 「へっちょこだんご」は水曜日と日曜日限定ということで、米工房かとうさんへ昼過ぎに出かけましたが、人気のお菓子らしく売切れでした。 つやつやしたお団子が目にとまり、迷わず買った醤油だんご。出来たてのおだんごに醤油が良く絡まっていて、おだんごから出たでん粉と混じりあい光沢がでています。 原料はうるち米と醤油だけ! 「ムキっ」とした歯触り舌ざわり、溶け行くお団子から放たれる醤油の香りが鼻からすぅ~っと抜けて美味しさが全身に染み渡ります。 戸塚万紀子さんという生産者さんが、毎日丹念に拵えている「福だんご」です。美味しさという「福」に体中包まれた日曜日のおやつ…

  • 盛岡タイムス掲載・はなむけさま:豆餅と黒ゆべし

    もっちり&ムッチリな歯ざわり 今日は雛祭りですね、桜もちでもご紹介したいのですが、先週盛岡タイムスへ掲載して頂いた「はなむけ」さまの「豆餅」&「黒ゆべし」です。 地元でしか食べられない黒ゆべし、この味を文字でどう伝えるかが難しいところ。単純に黒糖と醤油の味が良い加減で混ざりあい、もっちり&ムッチリな歯応え合って歯触りの良い上新粉(うるち米の粉)の生地に練り込まれています。醤油に、黒糖の深みある甘さを混ぜた味は想像できると考えます。上新粉生地の弾力は、やや固めながらスッと歯で切れる潔い弾力…。ご理解いただけるかな? 遠方の知人から送ってほしいと頼まれても時間と共に劣化してゆく儚い美味しさ。そうい…

  • 頂き物・小川軒:レイズンウイッチ

    暫く見てるだけ…です。 お裾分けで頂いた巴裡小川軒さまのレイズンウイッチ『お菓子の家』。 みているだけでヨダレが滴り落ちそうです。 でも…現在体調不良にて、数日間固形物を口にしていないので、暫くがまんなのです。 『食べたい!』という欲求を抑え、折角なのでどんなお菓子なのか、ネット上で検索してみました。なんと!小川軒さまは、レイズンウイッチの元祖!とのことです。製品に歴史ありですね。 ホームページには、創業以来クッキー、クリーム、レーズンの絶妙なバランスを追求してきたと紹介がありました。 ああ~、早く体調が整って食べてみたいものです。何度も口にしてきた六花亭さんの『マルセイバターサンド』との違い…

  • お菓子教室:味噌まんじゅう《レシピ公開》

    再挑戦しなければ… 2月のお菓子教室は味噌まんじゅうでした。 結果的には美味しくみんなで作って食べましたが、柔らかい饅頭の生地に、あんこを包むのは生徒さんには難しかったかもしれません。 機転を利かせ、薄力粉を追加すればよかったのですが、手持ちの粉は手粉くらいしか持っていなかったのでリカバリーできなかったのが反省点です。 前日試作した結果が良かったこともあり、『できるだろう…』という僕の甘い判断で生徒さんたちにはご迷惑をかけたようなかたちです。 しかし、天才というのは存在するもので、一人の生徒さんは僅かな時間でコツをつかみパッパ・パッパとお饅頭を丸め始めました。 写真は試作品ですが、味自体はホカ…

  • タルトタタンさま:みるく饅頭

    懐かしい味がした… 久しぶりの投稿です! 盛岡の洋菓子店、タルトタタンさんのみるく饅頭。 これも母親から貰ったもの…。 先週は病院の検査があったため、暫くお菓子を控えていたことから、久しぶりのお菓子は体中に美味しさが染み渡った。パッケージには『いわて焼き練乳』と書いてあるけど、これってキャラメルの事だろうか...? 白あんに包まれた小麦生地は、ぱかっと割れるような舌ざわりなのに、口の中に残らず、唾液でスルスルと溶け流れてゆきます。バターやはちみつ、たまご、そして練乳…、色んな材料が複雑に混じり合いながら、一体感ある美味しさと、スッキリとした後味が魅力的な『みるく饅頭』でした。 『あ~そうか…』…

  • ふるさとやさま:あんこだんご

    あんこ好き『注目!』です! ふるさとやさんの『お茶もち』は、炭火で『パリッ』と焼かれていてお気に入りです。もちろん、しょうゆだんごや、大福もちも美味しくてお店はいつもたくさんのお客さんで賑わっています。今日の『あんこだんご』は、お団子一粒ずつ、みっちり粒あんに包まれています。 串を持つ手にズッシリ重量感が感じられる迫力。小豆の風味がふわ~と広がり、丁寧に手間をかけたこだわりが伝わってきます。お団子の生地は、歯ごたえのどごしともに良い感じで、餡とのバランスが絶妙です。食べたあとは幸せな気持ちに浸り、もう一本食べたくなるすっきりした程よい甘さが素敵です。 生地には砂糖を使っていないので、時間ととも…

  • バレンタインのプレゼント

    検査結果に喜びハイボール飲んだぁぁぁ~♪ しばらく暴飲暴食・お菓子を避けて検査へと挑みました。 22年暮れから2月に手がかかるまで、ず~と堕落した食生活でした。 昨日は主治医さんにキツイお叱りを受ける覚悟で行ってきました。 血液検査と尿検査を終えて、診察室前にある体重計に乗ったところ、見事に4.5㎏増。血圧は上が143下が104です。これは数回測りなおして最も良いプリントを先生に渡しました。一番最初はなんと、上が168ありました。前夜自宅で計測した時は180越え…、これはヤバいと思い、youtubeで血圧を速攻で下げる方法を探し、幾つか試しました。病院の駐車場に着いた車の中でも、その方法を試し…

  • 盛岡タイムス持って、文生さん訪問

    文生親子と素敵な時間を過ごす 昨日(9日)盛岡タイムスに、文生(ぶんき)さまをご紹介した生地が掲載されました。『しょうゆだんご』と『のりだんご』です。 親しくお話しさせて頂くようになっていたのですが、記事を読んで気分を悪くしないかと、少し気になっていました。 夕方4時過ぎ、扉を開けて声をお掛けすると、お母さんと若旦那さんがいらっしゃいました。新聞を広げ、若旦那さんに読んでもらいました。 『こんなに大きく書いてくれたのぉ~』と、とても喜んで頂きホッとしました。 若旦那さんが読んでいる最中、お母さんが『早く早く見せて…』と、せかします。『そんなに早く読めないよ』という会話がとても見ていて微笑ましく…

  • 少し休みます…

    体調を整えるため… 正月から食生活が緩み切ってしまいました。 お菓子を食べてはいけない程の体調ではありませんが、意志弱く、ひと口のつもりが満腹まで行ってしまう性格なので、次回の定期健診が終わり、数値の確認をしたうえで思う存分お菓子を食べたいと思います。 では、暫くご無沙汰します。 ☝のんびりお団子を食べられるようにしたいです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いろんな和菓子のブログが楽しめます 👀のぞいてってください👀 ⇩⇩ポチっとね⇩⇩

  • 茶菓はなむけさま:黒ゆべしと豆もち

    老舗の新しい挑戦 盛岡の丸基屋さんといえば、老舗中の老舗和菓子店として知られています。 昨年秋、盛岡バスセンターさんがリニュアルオープンにあたり、『茶菓はなむけ』というブランド名にてお店を出店しました。 老舗の新たな挑戦です。 少し前、はなむけさんの『シャインマスカットどら焼き』を投稿させて頂いた処です。もちろん、和と洋が融合したシャインマスカットどら焼きも魅力的ですが、盛岡の伝統和菓子といえば、黒ゆべしや豆もちなのです。新しいお菓子と同時にはなむけさんの店頭に並ぶ昔ながらの和菓子を、若い世代の人々にも手に取って頂き、味に親しんでもらい、美味しさを知って頂きたいと思うところです。 豆もち…、 …

  • 梅月堂さま:おはぎ

    脳へ糖分の注入 この季節は日々の生活に加え、色々雑務が増える!。 『きゃ~ぁぁぁ…』となりそうな気持を落ち着かせる為に、とりあえず脳へ糖の注入…。 小豆の香りと道明寺の潰し具合が絶妙です。 梅月堂さんのおはぎは美味しさと同時に心の安定剤でもある。 今日はこんなところでお終い… あっ!、書類にあんこが付いちゃったよぉ~ ☝お米と小豆の比率がベストです! 梅月堂さま、おはぎおいしいです! ごちそうさまでした! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いろんな和菓子のブログが楽しめます 👀のぞいてってください👀 ⇩⇩ポチっとね⇩⇩

  • お菓子教室:かぼちゃとレーズンのがんづき

    かぼちゃのスライスで華やかに! 先週末お菓子教室を行ってきました。 『かぼちゃとレーズンのがんづき』がテーマです。 昨年本格的な『がんづき』を作りましたが、今回はかぼちゃとレーズンを使ったということで、がんづきとはいいがたいかもしれませんが、色んなアレンジはアリだと思うのです。数日前までかぼちゃのスライスを使う予定ではありませんでしたが、近所の産直にちょうど良いかぼちゃのカットがありましたので、急遽レシピに加えました。 かぼちゃがとても綺麗で華やかな見栄えになりました。 ☝かぼちゃがとても良い感じです。 試作しておいてよかった… 下の写真は、すこし前に投稿した試作品です。見るからに出来栄えが違…

  • 頂き物・江口製菓さま:柚子もなか

    柚子の香りがたまりません 年末年始に頂いたお菓子がまだまだあります。 九州の知人から頂いた江口製菓さまの『柚子もなか』。袋を開けると神々しい紋章が目に飛び込んできました。半分に割るのが恐れ多いです…。 袋を開けると同時に、柚子の香りがふわり優しく感じられます。 宮崎さんの柚子を使用した餡は、程よい柚子の酸味と白あんの甘味が混じり合い、清涼感があります。 厳しい寒波に見舞われている今日、暖かいお茶と共に柚子の香りを楽しみながら、穏やかな春の暖かさを心待ちにしています。 ☝柚子のお菓子ってハズレが少ないですね。 もなかのこと調べてみた もち粉に水を加え、蒸した後薄くのばして焼いたのち、皮に餡を挟ん…

  • 頂き物・中村屋さま:月餅

    月餅が好きになった 食卓の上に中村屋さまの月餅がしばらく置いたままになっていました。賞味期限をみると、あと数日…。これは食べるしかない。 実をいうと、月餅は油の臭いがして苦手でした。 久しぶりに食べた月餅は、油の香りはあまり感じられず、むしろ味のアクセントとして旨味が引き立っていました。生地もふわりと柔らかく、モソモソしたところがなく、スルスルと口から喉の奥へと流れてゆきました。餡がみっちり詰まっているのも嬉しいです。 『ああ…、また食べたいな』と思った中村屋さんの月餅でした。 好きなお菓子がまた増えてしまいましたね。 この月餅も、頂いた後我が家のルールに沿ってお仏壇へお供えしたのち、賞味期限…

  • ほわほわの生地はお好きですか?

    コンビニ:宇治抹茶大福餅 大雪と、今年一番の冷え込み…。車で出かけるのは危険な視界と路面状況なので、通いなれた道以外冒険は出来ません。 近所にある某コンビニさんで『宇治抹茶大福餅』を買ってきました。羽二重餅を更に柔らかくしたようなふわんふわんでたぷんたぷんの口触りでした。抹茶の風味も濃厚です。甘さは角が立っていないサラリとした味。 好みは色々あると思いますが、これはこれでアリだと感じる今日この頃…。 コンビニ和菓子の進化に驚きながら頂きました。 ☝抹茶の色が鮮やかですね。裏面を見ると抹茶そのものの色でした。 販売温度帯大変だろうな~ 販売温度帯は10℃以下のチルド売り場です。賞味期限は26日で…

  • 試作…完成度80点のがんづき

    試作失敗は宝物です 1月のお菓子教室のテーマは『がぼちゃのがんづき』。毎月お菓子教室にて作ったお菓子を食べながら、翌月のテーマを決めています。かぼちゃのがんづきに決めてから、20日の金曜日まで何もせず、ずーと正月ボケが続いていました。金曜日取り敢えず、仮のレシピをつくり、翌日の土曜日午後から試作を始めました。 結果から言えば80点の出来です。中央部のふくらみが足りません。重曹の量なのか、配合なのか?、または工程に問題があったのか…?。そのすべてに原因があると考えました。かぼちゃパウダーを使った分小麦粉を減らしたこと、十分に酢と重曹が反応しない状態で型へ流したのかもしれません。熱はしっかり通って…

  • 道の駅いしどりや:フルーツもなか

    ちょっとした手土産に… 岩手県花巻市石鳥谷にある道の駅石鳥谷、通称『南部杜氏の里』は、岩手県道の駅第一号だとか...。南部杜氏の『杜氏』は卓越した日本酒造り技師のことです。国道4号線沿いにあるここは、現在大リニュアル工事中で、近く装いも新たに生まれ変わります。 久しぶりにお店へといってみました。何か目新しいお菓子は無いか…?、見つけたのは道の駅石鳥谷と村上製菓さんがコラボした『フルーツもなか(洋梨&ぶどう)』です。500円玉を一回り大きくしたサイズの皮の中には、フルーツ風味たっぷりの餡が包まれていました。ある程度の日数をかけ、車で旅をし車内で泊まる旅行が今人気だとか?。大福やおだんごなどの生菓…

  • まつだ松林堂さま:明がらす

    岩手の銘菓発祥の店です 明がらすは、まつだ松林堂さまが発祥のお菓子です。 はじめは、『くるみ糖』という名前でしたが、”明けがたの空を飛ぶからす”をイメージして『明がらす』と、名前を変更したのが二代目桂次郎さまの時代。まつだ松林堂さまは155年の歴史を誇る老舗菓子店なのです。 その味は、サクッとくだけ、ホロホロと溶けて流れてゆく美味しさがあります。胡桃と胡麻の風味が、砕けるたびに新たな美味しさを掛け算のように加え広がってゆきます。 砂糖の甘さというより素材が持つ自然の甘味があり、すっと体内へ馴染んでゆくような素朴な味が魅力なのです。 ☝くるみと胡麻をつかい、明けがたの空を飛ぶカラスをイメージ。 …

  • ◆ちょっと休憩…池波正太郎『包丁ごよみ』のご馳走と菓子

    『剣客商売』料理を再現 チョコレートの大量摂取&復活した飲酒の影響か…?、ここ数日血圧の上昇と体重の増加が悩みの種。昨夜から体を休める目的で粗食に戻し、お菓子も数日控えます。 そこで今日は…、 池波正太郎著、剣客商売(全16巻+番外編4巻)に登場する料理を再現した一冊を紹介します。 剣客商売『包丁ごよみ』(新潮文庫)。 幕末の剣客秋山小兵衛は、たぐいまれなる剣術使い。数々の事件を剣と知恵を用い解決してゆくストーリーです。幕末の江戸は、日本料理が文化と共に成熟し、現在のカタチ(基本)となった時代です。剣客商売には、食通としても著名な池波正太郎ナラデワの、活字から料理が浮き出て見えるような描写が見…

  • チョコレート天国!カカオに浸る毎日

    FOUCHER のMilleFeuilles(フーシェ ミルフィーユ) フーシェのミルフィーユ詰合わせ…。我が家のルールでは、頂き物のお菓子は、まずお仏壇へ供えられる…。そして忘れかけられたころに『そろそろ賞味期限だから食べでけで…』と、母親が持ってくるのだ。松風屋さんが、パリの老舗フーシェさんと提携して作っている18個入りのお菓子、めっちゃ美味しい!。美味しいけど、残り2~3日の賞味期限内で18個食べるのは至難の業だ、朝晩の御飯を減らしてでも完食したい味なのです。そして、昨日やっと18個のお菓子を食べきったのですが‥‥。 今度はモロゾフさんのチョコ詰合わせ65入りが目の前に出てきたぞ…。 w…

  • 太田菓子舗さま:かぼちゃパイ

    リアルなかぼちゃの風味が好き お取引先さんから頂いた太田菓子舗さまの『かぼちゃパイ』。『デンマークアンデルセン』さんという屋号で北上市の人気お菓子店です。しっとりとサックリが同居する軽快なパイ生地は、喉の奥へスルリ&サラリと流れていきます。バターの加減が絶妙なので重たい感じはしません。何よりも、かぼちゃ餡の風味がかぼちゃそのもの!?、と感じさせる深い味わい。上に載ったパンプキンシードもコリッ☆としていて素敵なアクセントです。 ☝軽い口当たりのパイ生地と、かぼちゃそのものと感じさせるフィリングがGOOD! 懐かしい味がする洋菓子の魅力 常盤台店には、懐かしい味がするケーキなどの洋菓子がお店にはた…

  • 正月あけ…餅と戯れる

    酔いどれクッキング どうやら…切り餅の余りを、夕食後にあんこ餅にして食べていたようだ…。別なブログを書こうとスマホの画像をみたら、調理工程を撮影していた。それにしてもこの完成形…センス無いですねぇ~♪、いい具合に酔っぱらっていたようで笑えます。 何を考えていたのか…?、解りませんが、折角なので先日ご紹介した100均グッツの使い勝手を含め書いてみたいと思います。 それにしても、昨年夏から食べ物も酒も控えていたストレスが、年末から爆発したような感じです…。危険です。 ☝お餅の上に丸めたあんこって(笑)…。 600Wで30秒チン! 説明書に書いてある通り、切り餅を600Wで30秒ほど加熱しました。少…

  • 吉開産業さま:もちもちたい焼き

    お手軽に楽しめる本格派 石鳥谷町にジョイスという、岩手でメジャーなスーパーがあります。 チルド売り場で見つけた吉開産業さまの『もちもちたい焼き』。懐かしいお世話になったメーカーさんのお菓子なので迷わず購入しました。 電子レンジでチンすると、作りたてのようなふっくら食感が蘇り、小麦と、餡のふんわり甘い香りが漂ってきます。チルド菓子の中でも小麦製品の完成度はつくづくクオリティーが高いと感じさせてくれます。 我が家の近所には、たい焼きやさんも今川焼(回転焼き)屋さんはありません。レンジで温め食べられる本格たい焼きは、地方の過疎地に住む人にとっては有難いのです。 ☝綺麗な小豆色の餡がまた嬉しいですね!…

  • 佐賀北島さま:丸芳露(マルボーロ)

    南蛮渡来の味がする 佐賀の老舗北島さまの『丸芳露』。ほわんとした中にボヨンとした心地よい弾力があります。ふんわりと感じる卵と小麦の良い香り、サラッとした甘さは、みりんと蜂蜜なのでしょうか?、春が近づいてきたような甘い香りがします。こんがりきつね色の焼き色がとても綺麗です。江戸から明治へ変わる頃、鍋島藩御菓子司から南蛮菓子の製法を伝授された北島さま。もしかして維新の元勲たちが、『ぼうろ』を食べながら新しい日本を創造し描いたかもしれない…、なんて思うと美味しさに新たな深みが加わりますね。 このマルボーロには450年の長ーい歴史があるといいます。 南蛮渡来の味がしますね。 ☝シンプルだけど凄い技術が…

  • 丸文さま:のりだんご

    モチっと歯応え最高! 石鳥谷町のスーパーにて丸文さまの『のりだんご』を見つけたので迷わず購入しました。 モチっとした弾力ある歯応えがたまりません。僕の好きな歯応えです。醤油の塩味も香りも絶妙な絡み具合。さらに!、お店を構えるお寿司屋さんが使っているレベルの海苔で巻かれているのって最高です。もちろん生地に砂糖を使っていない本格派‼。賞味期限は当日限りというのが素晴らしいのです。 あ~っ!、この味を全国の海苔だんごファンに食べさせてあげたい!! 5玉ダンゴというのも良いですねっ!。 ☝黒々とした海苔の色と醤油の照り具合が食欲を刺激します! 凄い職人さんなのです 少し前にブログや盛岡タイムスに、『杉…

  • お餅からの…栗まんじゅう

    正月のお餅食べ尽くし… 五合の切り餅は母親(90)と私(58)の二人生活だと結構持て余してしまいます。正月三が日のお昼には、必ず2切れずつ餡や胡桃、胡麻、みたらしなどのタレに絡めて美味しくいただきました。あと残り3切れからなかなか減りません。 冷蔵庫に使いきれなかった餡ときな粉があったので、お餅をレンジでチンして食べきりました。あんこときな粉のシンプルな味が一番美味しいのかもしれません。それと、焼いて醤油をつけて海苔を巻くやつ…。 正月餅の鏡開きには、お雑煮等にして食べる楽しみが残っていますが、玄関と神棚に飾った大小さまざまなお餅は、結局冷凍庫で年末まで残ってしまうのです。 ☝きな粉に砂糖と塩…

  • 一心堂さまの:三種フルーツ大福

    いちご商品目白押しな季節 巷に『いちご』を使ったお菓子が賑やかに出始めました。 さっきコンビニへ行ってみると『イチゴフェアー』の暖簾が風に靡いていました。 そうだ…、一心堂さんはあの贅沢な大福餅を売るのだろうか...?。イチゴとバナナと栗を使った贅沢で巨大な大福餅…。ふわんふわんのもち生地に包まれた新鮮な果物たちが、瑞々しい餡を纏い美味しさが何倍にも感じられるあの大福餅。 そろそろ出るのだろう…、今週は外出の機会が無いので、来週にでも行ってみようと思うのです。 因みに去年のブログでは、カロリーMAXののり弁当を食べていた…。去年の夏以来のり弁どころか、高カロリーなお弁当は買っていない。年末年始…

  • 頂き物シリーズ:廣榮堂武田さま・みるくきびだんご

    ヤメラレナイ・トマラナイ… ひと粒ポロンと母親からもらった。 『廣榮堂武田』さまの『みるくきびだんご』。おさるさんと犬さんの可愛いイラストを見て『これはきびだんごだな?』と想像できました。 さて...、どこのきびだんごだろう?googleにて検索すればアッという間に判明できる便利な世の中、直ぐに廣榮堂武田さまと品名がわかる素敵な時代です。 蒜山高原さんのジャージー牛乳を練り込み、濃厚な奥深い味わいは、水を使っていないとのこと。伝統のきび団子も今や進化しています。パクリとひと口で食べられ、何個でも食べられそうな小気味よい食感が楽しく、味も香りもミルクって感じが素敵でした。 ヤメラレナイ・トマラナ…

  • お正月…暴飲暴食&お菓子三昧4キロは増えた

    解き放たれた欲望の末 あけましておめでとうございます。 2023年がはじまりました。 年末年始、解禁した酒と食の欲は見事に満たされ、日課の体重測定が怖くて今朝まで見ぬふりをしていました。 結果4キロも増えていました。 お餅は、あんこ・くるみ・ごま・みたらしのタレで楽しませて頂きました。自責の念なのか、撮影をせずスルーしてしまいました。 お餅だけではなく、おせちをはじめ年末年始のごちそう、お歳暮で頂いた珍しいお酒や食べ物…。食べに食べた日々でした。 ☝このお餅料理は以前お菓子教室で作ったものです。 六花亭さんタップリ… 六花亭さんのお菓子が詰った缶を2つ頂き、賞味期限が迫っていたのでこれもタップ…

  • お菓子教室は生甲斐のようなものです。

    勉強させて頂く気持ちで… 年内最後の投稿です。今年一年間拙いブログへお立ち寄り頂きありがとうございます。 今年もたくさんお菓子を食べました。そして、自分でお新しい菓子をつくりました。お菓子教室の講師をさせて頂き、よい勉強をさせて頂いたとつくづく感じています。 お世話になっている某所でのお菓子教室、2シーズン目を前にネタ切れがバレないよう試作に気合を入れました。作った事のないお菓子にチャレンジできたのは生徒皆さんのお陰です。 毎月1回ののお菓子教室のほか、老健施設や高校の調理科にもお世話になりました。子ども会での体験教室もあって、商売とは違うお菓子との関りに、清々しい夢や希望が芽生えて来ました。…

  • 盛岡バスセンター・茶菓はなむけさま:シャインマスカットどら焼き

    和と洋の絶妙なマリアージュ 新たに生まれ変わった盛岡バスセンター。 その一角に『茶菓はなむけ』さまがあります。盛岡の老舗和菓子店『丸基屋』さんの新たな取り組みです。 『シャインマスカットどら焼き』を買ってきました。伝統的などら焼きの皮に大粒のシャインマスカットと、新鮮な生クリーム、そして滑らかなあんが包まれています。ふんわりと口当たりの良い小麦生地の美味しさと香りは勿論のこと、名わき役のような餡の風味が果物の旨味をまろやかに引立てています。和菓子と洋菓子の技を極めた店主さんの見事な和と洋のマリアージュ…。お見事のひと言でした!。 ☝一体感が素晴らしい!すべてが贅沢な美味しさに仕上がっています。…

  • ショートネタ:追いモンブラン

    夜中に配給… 夕食を済ませ部屋でくつろいでいると、母親が冷凍モンブランの箱を持ってやってきた。お歳暮の冷凍品が冷凍庫へ納まらないようで『食べてくれ…』と…。僕の部屋にある冷凍庫ももはや満杯状態、これは食べるしかない…。幸いまだ凍っていたので、冷蔵庫に入れて一晩解凍した。朝ご飯の代わりにモンブランというのは…。まずは最近の習慣通り、レタスをタップリ食べてから齧り付いた。『旨いぞ…』COOPさんのプライベートブランドだ!。中にはたっぷり詰まった生クリームが充実している。 歯応えという部分の満足感は無いけど、朝からケーキっというのも悪くない。 ☝結構大ぶりなサイズ…。みっちり生クリームが詰まっていま…

  • 畠山だんご店:黒豆大福・盛岡タイムス掲載

    食事制限解放後のごちそう 畠山だんご店さんの黒豆大福は、黒豆の旨味と食感がボク好み。適度な固さと、黒豆の味を感じさせてくれる煮あんばいが良いのです。 生地の柔らかさも黒豆の食感を引き立てるノビがあって、絡み合うよう同時に喉の奥へと押し流されていきます。あんこの固さや風味も、全部まとまりが良く主役の黒豆を尊重している感じです。 美味しい黒豆大福は、お世話になった病院から最も近い和菓子屋さん。定期健診の日、良い結果を得て早速飛び込んでじっくり心ゆくまで味わいました。 ☝生地の白さも、餡の赤色もすてきです。 盛岡タイムスさん 12月22日に掲載して頂きました。 自分で言うのもへんですが、退院してから…

  • お菓子教室:柚子蜜ゆべしの練習・レシピ公開

    柚子の香りが『ほわ~ん』 蒸し上がったお鍋の蓋を開けると、柚子の香りが『ほわぁ~ん』と湯気と一緒に上がって来ました。 良い感じ艶がでて『おお~美しい!』と思わず自画自賛です。 もっちもっちに仕上がった生地の中に、柚子ペーストとグラニュー糖を包み、それが柚子蜜となってとろ~んと流れでてきます。きりせんしょをアレンジして、柚子蜜ゆべしを作りました。 これはお正月のおやつとしてお勧めしたいです。 アイディアは、近所のスーパーで『柚子ペースト』のチューブと、乾燥柚子陳皮が売っていたからです。冷蔵庫にあった白ごまも生地に入れてみました。 ☝柚子の味が良いアクセントです スーパーで練るアイディア 12月の…

  • 某高校でお菓子授業:きりせんしょ

    砂糖しょう油の香りとモッチリ&黒みつとろ~ん♪ 岩手を代表する郷土のおやつ『きりせんしょ』です。上新粉の餅を蒸した後、霧吹きで水をかけ団扇で一生懸命扇ぐと、写真のようにピカピカになります。中から黒蜜がとろ~んとあふれ出すので、一気に口の中に入れて食べ尽くします。モチモチとコシのある食感と、砂糖しょう油の旨味が黒みつと共に一気に広がります。 某日の夜、明日の和菓子授業を前に自主練です。配合と工程を確認して、ぐっすり眠りにつきました。 ☝丸型は黒みつ入り、小判型は黒みつ無しです。 某高校での授業で作ります 1年に4回の枠を頂き、今回が今年度最後の実習でした。 生徒さんたちは、既に調理師の資格を保有…

  • 机の上シリーズ・梅花堂さま:東太平洋

    壮大なネーミング&ラムの味 大正7年創業という、塩釜の梅花堂さん製『東太平洋』という壮大な名前のクッキーです。ラムの香りがほんのり…、塩味が感じられるサクサクした食感がうれしいです。社員さんが仙台の業者会で貰ったお土産です。 東太平洋という名前でついつい調べたくなりました。 ネット情報によると‥、 伊達藩の家臣支倉常長がローマに向けて出航したガレオン船をイメージして作らました。政宗の偉業に想いを馳せる忘れられないパッケージとお味。 との梅花堂さんのホームページに書いてあります。パッケージの船はそういうことだったのね...。フムフム納得です。 ☝ほんのりラム酒の香りに『おっ!』と食感を刺激されま…

  • 鶴乃屋菓子店さま:松焼

    あと味のよさと品の良い餡の味 袋の中から素敵なお菓子が出て来ました。 鶴乃屋菓子店さまの『松焼』(まつやき)です。先日の『いちごもち』と一緒に購入した逸品です。手入れよく剪定された松の枝ぶりのようなかたち。 中まで胡麻がたっぷり詰まっていました。表面の鉄板で香ばしさが加わった胡麻と、焼かれていない胡麻との味のコントラストが二度楽しめます。ふわっと焼かれた小麦生地の風味は、くちどけよくホロホロと、同じく品の良い香りが漂う餡と同時に口の中で溶けていきます。 原料は、砂糖と餡と卵と小麦、そして胡麻。膨張剤は使っていないのに、口当たりがとても良いのです。シンプルな素材の組合せで絶妙な味を演出する職人さ…

  • 新沼菓子舗さま:お茶の友

    懐かしい味がしました… 『ホレ、釜石のお土産ダ…』と、友人から新沼菓子舗さまの『お茶の友』を頂きました。初めて食べる焼き菓子です。焼き上げられた表面には胡麻の量が半端なく載りとても贅沢です。風味を引き立てつつ、口の中でプチプチと踊るように弾けるのか楽しい!。しっとり焼き上げられた小麦生地の中に餡がみっちり隙間なく詰まっているのが良いですね。モグモグモグ…、名前のとおりお茶と共に頂きました。何となく親戚の爺ちゃんぱあちゃん家の炬燵の上に常備されているような懐かしい味と佇まい。 『一個だけなのねぇ~』と友人に訊ねたところ、『あんた病気なんだから、気を遣って一個にした…』と。おやまぁ、気を遣ってくれ…

  • 喜助堂さま:白雪姫いちご

    いちごの香りがふわぁ~って… 矢巾町にあるショッピングモールアルコで見つけた喜助堂さまの[白雪姫いちご]。サクサクのメレンゲは、舌の上で軽やかにサラサラと新雪が溶けるように流れていきます。メレンゲがくずれるたびにいちごの風味がふわ~っと口の中に広がりました。イチゴの酸味がとても爽やかです。このいちごは地元矢巾町産という拘りが素晴らしいです。 一袋に15~16粒くらい入っていますが、ながら作業の間に手が勝手に動き、消えるように食べ尽くしてしまいました。『もう一袋買っておけばよかった…』。 目を閉じて食べるとドライいちごをそのまま食べているようなイチゴ感たっぷりの白雪姫いちごでした。 ☝想像以上の…

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