A猪木 対 大木金太郎(1975.4.4)
新日が主催した第2回ワールド・リーグ戦が昭和50年4月4日、蔵前国技館で開幕し、メインではA猪木対大木金太郎の公式戦が行われました。半年前の雪辱に燃える大木はスタートから大ラッシュし、ヘッドバッド4連発の猛攻を見せ、猪木をリング下に落とします。さらに大木自身も場外に下りて、ヘッドバッドをやめません。そして先にリングに戻り、遅れてエプロンに上がった猪木にとどめのヘッドバッドこれで猪木は再び転落し、計17発のヘッドバッドで1分16秒、大木がリングアウト勝利を収めたのです。裁定後、20カウント以内のリング生還をアピールするも判定は覆らず、レフェリーに「怒りの鉄拳」の猪木なのでした。プロレス興行の中で、特に勝敗が重視される祭典的な試合では、予選でエース級があっさり負ける秒殺結果もたまにありますが、決して安くない入場料を...A猪木対大木金太郎(1975.4.4)
2021/09/17 15:38