刹那的に生きるという悪癖は、成人しても直らなかった。それどころか、6年間にも及ぶ「自由な」暮らしを経て、この性癖はさらに悪化した気さえする。夏休みの最終日に前日分の日記を書くような愚かしさから卒業できずにいる……とはいえ、だ。このまま回顧することなく、Spotifyのハイライトだけが僕の2023年を総括したまま新年を迎えるならば、生きた心地がしない・・・・・・・・・。この365日を通過したという紛れもない事実を、生の実感を、わが手に把持しなくてはならない。(べつにドラマやソシャゲのイベントでも、なんでもいいのだが)テレビアニメを端緒として、あの時の記憶を探りたい。 1~3月(冬アニメ) ani…