chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
世界遺産をゆく http://shilin1997.blog.fc2.com/

国内外の世界遺産への旅日記。通訳案内士(英語、中国語、スペイン語)は仮の姿、時間さえあれば国内外の世界遺産・世界遺産候補を求めてを旅に出ています。世界遺産検定1級。

之乎哲也
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/04/12

arrow_drop_down
  • 【第157話】 マニラ(その22)‐‐‐村の音楽家たち~フィリピン国立博物館(4)~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。人間国宝の13名のうち、各地の音楽・舞踊分野での人間国宝認定者は5名が紹介されています。まずは、フィリピン南部のパラワン島のマシノ・インタライ(Masino Intaray:1943~2013)から。打楽器を打ち鳴らしながらパラワンに伝わる物語を独特の歌に乗せて語る伝統が評価されています。展示は文章による説...

  • 【第156話】 マニラ(その21)‐‐‐フィリピンの人間国宝と世界記憶遺産~フィリピン国立博物館(3)~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。3階に上るとフィリピンの人間国宝(Manlilikha ng Bayan)の展示があります。タガロク語の”Manlilikha ng Bayan”というのは「町の(=にいる)創造者」という意味で、フィリピン各地で独自の無形文化遺産的技術を持ち、継承している方たちが選ばれているようです。1993年から2012年までの間に13名が選ばれ...

  • 【第155話】 マニラ(その20)‐‐‐沈没船 サン・ディエゴ号の発掘調査~フィリピン国立博物館(2)~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。クロークで荷物を預けて展示の見学を始めます。前回お話したとおり建物は5階建で2階から4階までが公開の展示スペースとなっていて、フィリピンの歴史、文化、少数民族に関わるさまざまの展示物が並んでいます。2階は主にフィリピンの歴史の展示で、新石器時代などの古代から、大航海時代(スペイン植民地時...

  • 【第154話】 マニラ(その19)‐‐‐フィリピン国立博物館(1)~フィリピン第三共和国旧財務省ビル~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。今回はフィリピン国立博物館訪問のお話です。こちらは前回も少しお話したとおり、もともと財務省ビルとして使われていた建物で、ギリシャ風の列柱が建物正面に立ち並ぶ堂々とした建築です。こちらは第二次大戦後の第三共和国(The Third Republic of the Philippines:1946~1961)の時代に建てられました...

  • 【第153話】 マニラ(その18)‐‐‐ジプニーでLRT1号線 リベルタッド駅へ

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。さて今回は再びマニラでの仕事の合間の観光のお話です。休日はのんびりと起きてプールサイドで過ごすのも悪くはないのですが、やはりせっかくのマニラですので観光にでかけたいものです。マニラの世界遺産 サンアグスチン教会やサンチャゴ要塞などのリアルな歴史的遺産は既に訪問済ですので、もう少しフィ...

  • 【第152話】 マニラ(その17)‐‐‐フィリピン航空の機内安全ビデオ

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ラウンジから出て飛行機に向かいます。普段はANAなどのスターアライアンスを使うことが多いのですが、今回のプロジェクトでは、アドバイス委嘱先からの指定もあり、これまであまり乗る機会の無かったフィリピン航空にかなりお世話になりました。フィリピン航空は国営の航空会社であまりサービスも良くなか...

  • 【第151話】 マニラ(その16)‐‐‐ニノイ・アキノ空港~日本への一時帰国~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。今回関わっているマニラのプロジェクトは2年間のプロジェクトで、数週間程度マニラに滞在して、現地調査や現地企業などとの意見交換をして、フィリピン政府に様々なアドバイスを行うというものでした。平日は面談、調査・分析、プレゼンの準備などと結構忙しいプロジェクトでしたが、仕事の合間に結構マニ...

  • 【第150話】 マニラ(その15)‐‐‐マニラの有名スペイン料理店 "Alba”での夕食

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。午後の仕事も無事に終わり、今回の出張も一段落し明日は一時帰国ということでプロジェクトチームのメンバーと一緒にスペイン料理店に行くことになりました。これまでもホテルの目の前のグリーンベルトにあるスペイン料理店には何度か行っているのですが、今晩のお店はマニラでも特に有名なスペイン料理店と...

  • 【第149話】 マニラ(その14)‐‐‐ フィリピン中央銀行と中銀博物館へ

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。前に「マニラ(その2)‐‐‐マカティ」でも少しお話したのですが、今回のマニラ訪問は観光目的ではなくコンサルティングの仕事のための出張でしす。ゆえに平日はフィリピン政府やマニラの金融機関、アジア開発銀行などの関係先と意見交換を行うことが多いのですが、本日は日本でいえば日銀に相当するフィリピ...

  • 【第148話】 マニラ(その16)‐‐‐マニラ名物ジプニーに乗ってみよう

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。United Nations(国連)駅からホテルへ戻るのは、普段であればLRT1号線でEDSA(エドゥサ)駅まで行って3号線に乗り換えてアヤラまで行くのですが、今日はまだ昼間ですのでジプニーでマカティのホテルまで戻りましょう。ジプニーはこれまでも何度かマカティのホテルの近くにあるショッピングモールのWalterm...

  • 【第147話】 マニラ(その12)‐‐‐高山右近像とマニラ日本人村跡を訪ねる~フィリピン国鉄パコ駅周辺~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。マニラには徳川幕府により日本を追放されたカトリック教徒が多く移住し一時は日本人町も作られました。日本ではちょうど大阪冬の陣(1614年冬)が始まる少し前、高山右近を中心とするカトリック信者350名が、長崎奉行長谷川藤広の督促を受け、明国製のジャンクに乗り、マニラとマカオに追放されたのでした...

  • 【第146話】マニラの旅(その11)‐‐‐ホセ・リサール記念館~サンチャゴ要塞~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。サンチャゴ要塞の中のPlaza Armas(アルマス広場)前にはホセ・リサール記念館がありますので入ってみましょう。ホセ・リサール(ose Protacio Mercado Rizal Alonzo y Realonda 1861~1896)は、フィリピン独立のために革命家としてその生涯を終え、フィリピンでは「国民的英雄(Héroe Nacional)」として...

  • 【第145話】 マニラ(その10)‐‐‐イントラムロス~サンチャゴ要塞~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ローマ広場からさらにイントラムロスの中を北の方向に向かって6分ほど歩くと、サンチャゴ要塞(Fort Santiago)に到着します。【入場料は75ペソです】サンチャゴ要塞はイントラムロス完成のあと1593年に作られました。パシグ川の河口という戦略的な場所に作られたのは、もちろんイントラムロスを海賊や英国...

  • 【第144話】 マニラ(その9)‐‐‐イントラムロスを歩く~マニラ大聖堂とローマ広場~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。イントラムロスにはこちらのブログでも既にご紹介している世界遺産 サン・アグスチン教会がありますが、それとともに有名なのはマニラ大聖堂です。マニラ大聖堂はイントラムロスのローマ広場に建っています。他の多くの教会同様、火事、地震、戦争などで破壊され、現在の建物は8代目の建物です。1571年に設...

  • 【第143話】 マニラ(その8)‐‐‐イントラムロスのパティオ

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。イントラムロスは城壁に囲まれた町で、スペイン植民地時代風の建物も残されています。こちらはスペイン広場(Plaza de España)にある旧Aduana(税関)の建物です。もともとスペイン領時代の1829年に完成した建物は1872年の地震で崩壊しその後再建されています。残念ながら1979年の火災で崩壊し、そのまま現...

  • 【第142話】 マニラ(その7)‐‐‐世界遺産 サン・アグスチン教会

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。今回は世界遺産 サン・アグスチン教会を訪ねます。実はこちら、私にとってはフィリピンで初めて訪問する世界遺産です。サン・アグスチン教会は、その名の通り聖アウグスチノ修道会(Ordo Sancti Augustin(羅):略称: O.S.A)の教会で、スペイン植民地時代の1571年に作られました。1571年といえばフィリピ...

  • 【第141話】 マニラ(その6)‐‐‐イントラムロス

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。リサール公園からイントラムロスに向かいます。日本庭園の東側のAbenida Maria Orosa(マリア・オロサ大通り)を北に向かって200メートルほど歩くとイントラムロス(Intramuros:マニラ旧市街)の城壁に到着です。もともと城壁の周りには日本の城郭のように濠が巡らせてあったそうなのですが、現在は一面芝...

  • 【第140話】 マニラ(その5)‐‐‐リサール公園

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。UN Avenue駅でLRT1号線を降ります。LRT1号線の下のTafts Avenueの交差点を渡ってしばらく歩くとリサール公園の入口ですが、その反対側に教会があります。【United Nations Ave駅とTafts Avenue】ちょっと中に入ってみましょう。。。教会の名前は”Central United Methodist Church”。メソジスト派の教会の...

  • 【第139話】 マニラ(その4)‐‐‐マニラのLRT(MRT)乗車記

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。今日は予定していた面談がキャンセルになって急に時間ができました。チャンスです!プールサイドでのんびりするのも一案ではあるのですが、旅好きの私としてはそんな勿体ないことできません。早起きしてまち歩きに出かけたいと思います。今日はマニラの電車に乗ってイントラムーロスへ出かけましょう。【マ...

  • 【第138話】 マニラ(その3)‐‐‐マニラの交通事情

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。今朝も快晴です!良い天気ですがまだ観光はお預けでお仕事へ出かけます。今日の目的地はマカティから少し離れた、新都心のオルティガスセンターという場所です。東京、香港、ロンドンのように都市鉄道が発達している大都市の場合、出張でも地下鉄や電車を使って移動したほうが便利なのですが、マニラの場合...

  • 【第137話】 マニラ(その2)‐‐‐マカティ

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。さて、実は今回の旅は旅行がメインではなく本業のコンサルティングの仕事のための出張なので残念ながらあまり遊びに行けないのです。とはいえ折角マニラに居りますので街で見たことを少しずつお話したいと思います。【マカティ(Makati)の街角】さて、マニラといえば南の常夏の街。現在の気温も32度です。4...

  • 【第136話】 マニラ(その1)‐‐‐マニラ湾の夕日

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。2018年4月15日、今回はマニラへの旅です。2018年も年初から世界遺産の旅は続けていますが、国内ばかりでしたので久しぶりの海外世界遺産の旅です。【成田空港第2ターミナル】TCATからのリムジンバスで成田出発予定時刻の90分前の13h25に成田に到着。普段はスターアライアンスかLCCの利用ばかりなので、成...

  • 【第135話】アユタヤの旅(その20)‐‐‐スワンナプーム空港へ~TG682便で羽田へ帰国~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ペッチャブリー駅で地下鉄のブルーラインを降りて、エアポート・レール・リンク(ARL)のマッカサンからARLに乗り換えます。こちらの駅から空港へ向かう人も多いのでしょうか、駅構内には飛行機の電光掲示時刻表もあります。【ペッチャブリー駅構内の飛行機電光掲示時刻表】【ペッチャブリー駅/マッカサン駅...

  • 【第134話】アユタヤの旅(その19)‐‐‐ファランボーン駅からブルーラインへ

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ファランポーン駅からスワンナプーム空港へ戻ります。往路では間違えましたが、ブルーラインに乗って途中で乗り換えれば空港までは直接いけるので、今回は地下鉄のブルーラインを使います。【再び国歌斉唱の広場に戻ります。夕方の国歌斉唱は18時からだったようです】【MRT ブルーラインへの入口】【2004年...

  • 【第133話】アユタヤの旅(その18)‐‐‐ファランポーン駅到着~寝台特急ブルートレインとの再会~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。アユタヤから乗車した列車は快速列車(Rapid)で、往路に乗った急行列車(Express)よりは20分ほど余計に時間がかかる列車です。すでに夕刻とはいえ列車の中には扇風機しかないので、車内もかなりの暑さで、一日中歩き回ったことと時差ボケ(今朝ミュンヘンから着いたばかりで欧州とは5時間の時差があります...

  • 【第132話】アユタヤの旅(その17)‐‐‐アユタヤ駅

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。バイクタクシーのおかげであっという間にアユタヤ駅まで戻ることができました。列車発車予定時刻の16h37まではまだ30分以上あるので余裕です。窓口でファランポーンまでの切符を買って列車を待ちます。【アユタヤ駅】【次のバンコック行きは16h37発です】切符も無事に確保したところで、今日は朝から食事...

  • 【第131話】アユタヤの旅(その16)‐‐‐アユタヤのバイクタクシー

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。オランダ商館の訪問を終えたところで時計を見ると15h40を回っていました。アユタヤ駅出発の列車は16h37ですのでまだ時間はあるのですが切符も買わなければならないのでそろそろ駅に戻ったほうがよさそうです。【公道に出ます。タイではいすゞのトラックが大活躍しています】オランダ商館から駅までは3㎞...

  • 【第130話】アユタヤの旅(その15)‐‐‐アユタヤ国際貿易都市~ポルトガルから伝わったタイの伝統菓子~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。アユタヤはアユタヤ王朝の都として栄えましたが、その地の利もあり多くの商人が貿易の拠点とした都市でもありました。チャオプラヤ川沿いには日本人町、オランダ屋敷がありましたが、その他にもポルトガル、フランス、イギリスなどの居留地もあり、また近隣のアジア各国から来た外国人が多く暮らしていまし...

  • 【第129話】アユタヤの旅(その14)‐‐‐アユタヤ オランダ商館(บ้านฮอลันดา:Baan Hollanda)

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。アユタヤ王朝(1351年~1767年)が栄えた時代、チャオプラヤ川沿いには日本人村のみならずアジア各地、そしてオランダ、ポルトガルなどの西欧の貿易商人の居領地がありました。日本人村のすぐ北側にはオランダ村、そして対岸の右岸にはポルトガル人の居留地がありました。ポルトガルは江戸時代になると日本...

  • 【第128話】アユタヤの旅(その13)‐‐‐アユタヤ日本人町跡と山田長政

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。アユタヤ歴史研究センターを見学し一息ついたところで13時半。これでアユタヤ中央部の見どころは見終わったのですが、アユタヤと言えば、やはり山田長政の日本人町を外すことはできません。ただし日本人町はここから南に6㎞ほどいった場所にあって、バスなどの公共交通機関もどうもなさそうです。止むなし...

  • 【第127話】アユタヤの旅(その12)‐‐‐クムクンペーン(คุ้มขุนแผน:19世紀の貴族の館)からアユタヤ歴史研究センターへ

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。エレファントキャンプの隣に屋根が立派なタイ風の建物が建っています。表にKum Khun Phaan(クムクンペーン:คุ้มขุนแผน)と書かれているだけで詳細な説明も無いのですが、後から調べてみたところ19世紀に建てられた貴族の館のようです。【クムクンペーン。木々の合間に見える特徴的な切妻屋根が美しいです...

  • 【第126話】アユタヤへの旅(その11)‐‐‐エレファントキャンプ

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。寝釈迦仏像のいらっしゃる世界遺産 ワット・ローカヤスターラームは、アユタヤの西の端にあるので、少し中央に向かって戻りましょう。先ほど通ったクローントー運河に戻ります。お世辞にもきれいな川には見えないのですが、川辺で網を持っている人がいます。【クーロントー運河】【左側の人はこれから川に...

  • 【第125話】アユタヤの旅(その10)‐‐‐世界遺産 ワット・ローカヤスターラーム(涅槃仏)

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。プラモンコンポビット礼拝堂ではタイ最大の高さ17mの仏さまにお参りしましたが、アユタヤには巨大な涅槃仏もいらっしゃいます。プラモンコンポビット礼拝堂から西の方角に300mほど行ったところで、もともとワット・ローカヤスターラーム(วัดโลกยสุธาราม)というお寺があった場所です。【運河沿いの木が祭...

  • 【第124話】アユタヤへの旅(その9)‐‐‐ウートーン王像と世界遺産 ワット・プラシーサンペット、プラモンコンポビット礼拝堂

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ワット・マハタ―トのところでお話した通り、アユタヤ王朝は1351年にラーマーティボーディー1世(ウートーン王)により建てられまました。ワット・プラシーサンペットのそばには広場があり、ウートーン王(ラーマーティボーディー1世:สมเด็จพระรามาธิบดีที่ ๑)の像が建っています。【ウートーン王広場】【...

  • 【第123話】アユタヤへの旅(その8)‐‐‐世界遺産 ワット・ラーチャブーラナ

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。世界遺産ワット・マハタ―トに続いて、すぐ北側にあるワット・ラーチャブーラナ(Wat Ratchaburana: วัดราชบูรณะ)へ向かいます。ワット・ラーチャブラーナは1424年に第2期スパンナフム王朝のボーロマラーチャーティラート2世により建てられたお寺です。【ワット・ラーチャブーラナ外観】【ワット・ラーチャ...

  • 【第122話】アユタヤの旅(その7)‐‐‐世界遺産 ワット・マハータート

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。街側の埠頭から20分ほど歩いたところで、アユタヤの最初の訪問地ワット・マハータート(วัดมหาธาตุ)に到着です。ワット(วัด)はタイ語で「お寺」ですが、マハータート(มหาธาตุ)は「素晴らしいもの」という意味のようですので、こちらのお寺の名前の意味は「素晴らしいお寺」ということでしょうか。残念...

  • 【第121話】アユタヤの旅(その6)‐‐‐世界遺産 古都アユタヤの街歩き

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。5分ほどのクルーズも終わり街側の埠頭に到着です。埠頭から階段を登ると駅前通りと同様レンタサイクルのお店が並んでいます。料金はやや駅側よりは少し高めでレンタルバイクが1日200バーツ、自転車が50バーツということになっています。【街側の埠頭】ちなみにこの紫色の服を着たお兄さん、これまでも前回...

  • 【第120話】アユタヤの旅(その5)‐‐‐世界遺産 古都アユタヤの渡し船

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。アユタヤの駅に着いてすぐに街に出かけたいところではありますが、その前にやっておかなければならないことがあります。駅を出る前に帰りの列車の時刻を確認しておきましょう。今晩22h50発の羽田行きの飛行機に必ず乗らねばならないので、少なくとも19時くらいまでにはバンコックに戻りたいところです。15...

  • 【第119話】アユタヤへの旅(その4)‐‐‐アユタヤへの列車の旅

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ノンカイ行きの75番急行は08h20に定刻通りファランポーン駅を出発しました。急行列車ということなのですが、ファランポーン駅を出発してもなかなかスピードが上がりません。本線に入ると線路の左右に家が迫ります。それもほとんど列車の窓のすぐ外に木の枝が迫り、列車のすぐ横はこの地域に住んでいる人た...

  • 【第118話】アユタヤへの旅(その3)‐‐‐ファランボーン駅で国歌斉唱!

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ファランボーン駅に入ります。こちらはバンコックのターミナル駅であるせいか、上野駅や欧州のターミナル駅のようにかまぼこ型の屋根の立派な駅です。アユタヤに行くためにはまず時刻表を調べなければならないのですが、切符売り場の上のディスプレーに英語で出発が近い列車の行き先と出発時間が書いてある...

  • 【第117話】アユタヤへの旅(その2)‐‐‐スワンナプーム空港からファランボーン駅へ~親切なお嬢さんの二人連れに助けられる~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ミュンヘン空港からのTG925便は定刻よりも25分早くスワンナプーム空港に早朝の05h40に到着しました。私が乗ったミュンヘン便のTG925に限らず、スワンナプーム空港は5時から7時くらいまでが欧州や南アジア方面からの便の到着ラッシュのようです。到着案内を見ると欧州(パリ、ストックホルム、チューリッヒ...

  • 【第116話】アユタヤへの旅(その1)‐‐‐ミュンヘンからスワンナプーム空港へのフライト

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。東フランスとドイツの旅を終えてミュンヘン空港からバンコックへ向けて出発します。飛行機に乗り込んで気が付いたのですが、往路の羽田からスワンナプーム(バンコック)の機材もでしたが、このミュンヘン⇒スワンナプームのTG925便もジャンボです。お客さんも結構乗っていますが、今回もラッキーなことに隣...

  • 【第104話】東フランスの旅(その64)‐‐‐エレの凱旋門~ナンシー~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。アリアンス広場の見学を終え、一旦スタニスラス広場に戻ります。そこから広場を北側へ抜けるとカリエール広場になるのですがその手前に3つの広場の建築を担当した建築家エレ(Héré)が18世紀半ばに作った凱旋門があります。2つの広場の間にさりげなく立っているのですが、実はこれじっくりと見たい見どこ...

  • 【第103話】東フランスの旅(その63)‐‐‐世界遺産 アリアンス広場~ナンシーの世界遺産その2~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。スタニスラス広場の東側から150mほど行ったところに世界遺産 アリアンス広場(Place d'Alliance)があります。こちらも世界遺産であるのですが、既にフランスの街の風景に見慣れすぎた所為か、こちらの広場もなんとなく普通の広場に見えます。綺麗に手入れがされた菩提樹(セイヨウシナノキ゚)で囲まれた...

  • 【第102話】東フランスの旅(その62)‐‐‐世界遺産 スタニスラス広場~ナンシー~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。スタニスラス門から5分ほど歩くとだだっ広い広場に出ます。どうやらこちらが本日の目的地である世界遺産 スタニスラス広場のようですが、なんとなく普通の広場といった趣(おもむき)。。。正面の建物は修繕中なのか不格好な足場が組まれたり、イベントでも行うのか作業用の車と柵が広場の中央をふさいでい...

  • 【第101話】東フランスの旅(その61)‐‐‐世界遺産 ナンシーへの小旅行

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。本日はストラスブールから出発してドイツのアウグスプルクへ向かいます。明日、ミュンヘン空港からタイ航空便で日本へ(正確には途中バンコック経由でストップオーバーしてからですが)向かわねばならないので、本日中にミュンヘン空港の近くまで行かねばならないのです。生憎ミュンヘンでは良い宿を確保で...

  • 【第100話】東フランスの旅(その60)‐‐‐フレンチアルプスのチーズ~ストラスブール~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。プティット。フランスからの帰り道、往きに歩いたセリュリエ通り(Rue des Serruriers)を戻っていくと美味しそうなチーズを売っているお店がありました。ふらっと入ってみるとまるでタイヤのような大きなチーズが店中にたくさん積まれています。どうやら試食も可能とのこと。ストラスブールに来たからには...

  • 【第99話】東フランスの旅(その59)‐‐‐世界遺産 プティット・フランス

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。そろそろプティット・フランス(Petite France)のイル川が4つに分かれる場所に近いようですので、街中の道からそれて川沿いに向かいましょう。サン・マルタン橋通り(Rue du Pont Saint-Martin)の方へ抜けてサン・マルタン橋に出ます。地形的には、東京佃の大川端みたいになっていて下流方面は、大きな...

  • 【第98話】東フランスの旅(その58)‐‐‐世界遺産 グランディルを歩く

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。大聖堂、博物館x2と続いたのでこの辺で少し街歩きをしましょう。とは言っても、既に世界遺産 グランディル(旧市街)の中なので、街並み自体が見ていて楽しいです。【La Nouvelle Douane】こちらは、イル川沿いのLa Nouvelle Douane(新税関)という名前の建物にある農産品市場。その名の通り川のそばに...

  • 【第97話】東フランスの旅(その57)‐‐‐ストラスブール~ルーヴル・ノートル⁻ダム博物館~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ロアン宮とともに大聖堂関連の博物館として知られるのが、ルーヴル・ノートル⁻ダム博物館(Musée de l'oeuvre Notre-Dame)です。こちらも大聖堂の隣にあって、中世から1681年までのストラスブールの芸術・装飾美術関連作品を展示した博物館です。【ルーヴル・ノートル・ダム博物館】中世後期、ストラスブ...

  • 【第96話】東フランスの旅(その56)‐‐‐ストラスブールのロアン宮

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。大聖堂を出た向かいにロアン宮(Palais Rohan)があります。こちら1732年にストラスブールのロアン枢機卿(Armand Gaston Maximilien de Rohan)が作った宮殿で、現在は博物館になっています。宮廷建築家のロベール・ド・コットが設計したフレンチバロックの傑作と言われるパリ風宮殿です。中は3つの博物...

  • 【第95話】東フランスの旅(その55)‐‐‐ストラスブール大聖堂

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。チェックインを終わり宿に荷物を置いたところで、ストラスブールの街へ繰り出します。小さな町ですが見どころは豊富です。先ずは宿の近くのストラスブール大聖堂を訪ねようと思うのですが、宿を出るといきなりメルヘンチックな街並みが続きます。【大聖堂前広場】なんとなく、むかし訪問した長崎のハウステ...

  • 【第94話】東フランスの旅(その54)‐‐‐ストラスブール~LRTに乗って世界遺産 グランディルへ~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。 ストラスブール駅から街の中心へはLRT(トラム)A号線(赤色)、またはD号線(緑色)を使って行きます。ストラスブール駅のLRT乗り場は駅の真下にあります。LRTはストラスブール駅を出ると一駅めのAncienne Synagogue/Les Hallesから地上に出てイル川沿い(北側)を走り、直ぐにパリ橋を渡って世界遺産 グ...

  • 【第93話】東フランスの旅(その53)‐‐‐ストラスブールへ~TGVでアルザスへ

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。 ブザンソンTGVの駅で、時間ギリギリTGVに乗り込み座席に落ち着きます。実は今日は二等車の空きがなく、特に奮発したわけではないのですが(逆にちょっと痛いです!)一等車です。座席は色も黒と赤の組み合わせで二等車と比べてシックな感じです。さて、読者の皆さんは皆さんは「アルザス」と聞いて何を思...

  • 【第92話】東フランスの旅(その52)‐‐‐ブザンソンTGV駅~TGVに乗り換え

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。 お目当ての世界遺産 ヴォーバンの防衛施設群の見学も終わったので、とりあえずホテルへ戻りましょう。今日はこれからTGVに乗ってストラスブールまで行かねばなりません。先ほど来た道を逆の方向へと戻ります。ユーゴ博物館も是非とも見学したいところではあるのですが、時間もぎりぎりですので残念ながら...

  • 【第91話】東フランスの旅(その51)‐‐‐ブザンソン~世界遺産 ヴォーバンの防衛施設群~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。サン・ジャン大聖堂からさらに急な坂道を上っていくととブザンソンのシタデル(城砦)に到着します。【ブザンソンの街。。。サン・ジャン大聖堂の塔が見えます】ブザンソンのシタデルは、フランス各地に点在する12の要塞とともに「ヴォーバンの防衛施設群」として、2008年の第32回世界遺産委員会で世界文化...

  • 【第90話】東フランスの旅(その50)‐‐‐ブザンソン~ノワール門とサン・ジャン大聖堂~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。 ノワール門(Porte Noire)は、2世紀頃ブザンソンを支配していたローマ皇帝のマルク・オーレ(MarcAurèle)により作られた凱旋門で高さは16.56mの立派な門です。ノワール門(Porte Noire)という名前は「黒い門」という意味になりますが、その名前の由来についてはよくわかりません。スタンダール(Stend...

  • 【第89話】東フランスの旅(その49)‐‐‐ブザンソンの街を歩きながら考えたこと

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。 本日は午後のTGVでストラスブールに向かうのですが、午前中の時間を使ってブザンソンの街歩きを続けましょう。昨晩も少し街を歩きましたが、夜でしたのでまだ一部のにぎやかな場所しか見ていません。今日は世界遺産のシタデル(Citadelle)を目指します。まだ眠ったような街を歩いていきます。歩道にはと...

  • 【第88話】東フランスの旅(その48)‐‐‐ ブザンソンまちあるき~小澤征爾を世に出したまち~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。今日は2つの世界遺産、ロンシャンの礼拝堂とアル=ケ=スナンの王立製塩所の訪問を終わり、ようやくブザンソンに戻りました。【ブザンソン・ヴィオッテ駅】ブザンソンの駅は市の中心部からはドゥー川(Le Doubs)を隔てた丘の上にあるので、ホテルへはLRT(路面電車)でそばの電停まで戻ります。ホテルで人...

  • 【第87話】東フランスの旅(その47)‐‐‐アル=ケ=スナンの王立製塩所~ジュラ・ワイン~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。 2時間ほどかけてアル=ケ=スナンの王立製塩所をゆっくり楽しんで、外に出ると時刻は17h30です。今日は天気も良くのども乾いたし、ブザンソンに戻る列車の時刻まであと40分もあるので、オープンカフェでおいしそうに飲んでいる先客に誘われて、製塩所正門前にあるBarに入ることにしました。ハムのバゲット...

  • 【第86話】東フランスの旅(その46)‐‐‐世界遺産 アル=ケ=スナンの王立製塩所~製塩工場と労働者宿舎~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。監督官の館の両隣は”Bernes”と呼ばれる製塩設備があった建物です。【製塩工場棟】外から見るとさほど大きな建物に見えないのですが、幾何的なシンメトリックな梁で支えられた大きな屋根の下に広々とした空間が広がっています。縦横は80メートルX20メートルで高さは15メートルほどあるでしょうか、屋内の炉...

  • 【第85話】東フランスの旅(その45)‐‐‐世界遺産 アル=ケ=スナンの王立製塩所~監督官の館~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。前回はアル=ケ=スナンの歴史とクロード・ニコラ・ルドゥの都市計画についてお話をしました。今回の「世界遺産をゆく」では、敷地内の建物を訪ねてみましょう。アル=ケ=スナンの王立製塩所は半円形、ちょうど小学校の算数の時間にお世話になった分度器のような形をしていますが、分度器で言えば90度のところ...

  • 【第84話】東フランスの旅(その44)‐‐‐世界遺産 アル=ケ=スナンの王立製塩所~ルドゥーの都市計画~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ロンシャン駅から13h03発の列車に乗ること24分でBelfort(ベルフォール)駅に到着です。こちらでブザンソン方面行の列車に乗り換えですが、わずか9分の接続で13h36発ペラシュ(リヨン)行に乗ることができました。【リヨン・ペラシュ行 TER】BFCの重要都市であるブザンソン(ドゥー県)やロン=ル=ソニエ(...

  • 【第83話】東フランスの旅(その43)‐‐‐次はどちらの世界遺産へ行こうかな?

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ロンシャンの礼拝堂を見終わったところで、ブザンソンへの戻りの列車の時刻を調べると30分後の13h03発のBelfort(ベルフォール)行きがありました。歩くとぎりぎり間に合うかどうかの時間だったのですが、ツアーで一緒だったフランス人のおばちゃんが駅まで車で送ってくれるとのこと。ラッキーです!ここで...

  • 【第82話】東フランスの旅(その42)‐‐‐世界遺産ロンシャンの礼拝堂~光と影の芸術~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。11h00になり、いよいよツアーへの出発です。集合場所には既に10名前後の老若男女が集まっています。輪の中心にいたのはガイドのSarahさん。ツアーは模型による敷地全体の説明から始まります。TEPから礼拝堂に向け出発すると、また小雨が降りはじめます。うっとうしい天気ではありますがSarahさんのピンクの...

  • 【第81話】東フランスの旅(その41)‐‐‐世界遺産 ロンシャンの礼拝堂~丘の上の巡礼地~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。山道を登ること30分でようやくロンシャンの礼拝堂に到着です。ここはColline de Bourlémont (ボレモンの丘)と呼ばれる474メートルほどの高さの丘で、4世紀にこの地にキリスト教が伝わって以降、ロンシャンおよび周辺の村の人々の聖母マリア信仰の場でした。中世期には聖母マリア信仰に捧げられる地域の教...

  • 【第80話】 ロンシャンの礼拝堂(その1)‐‐‐山道を歩く

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。今日はブザンソンからちょっと旅をして100㎞ほど離れた東フランスの村ロンシャンへと向かいます。2009年の第33回世界遺産委員会で「情報照会」と決議された後、構成資産を見直して2016年の第40回世界遺産委員会で再度「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-(The Architectural Work of...

  • 【第79話】東フランスの旅(その39)‐‐‐ブザンソンへの列車の旅~虹を追いかけて~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。リヨンの旅を終えて次の訪問地のブザンソンへ向かいます。ブザンソンに行くためには先ず。Part-Dieu(パルディユ)駅に行かなければならないようです。こちらはかなり人も多く、いかにもターミナル駅という感じです。ブザンソンはリヨンの北東の方角にあたるので直通の列車があるのかとも思ったのですが、...

  • 【第78話】東フランスの旅(その38)‐‐‐リヨンのLRTに乗車!~Part Dieu駅からPerracheまで

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。市庁舎広場の訪問を終えたところで世界遺産リヨン歴史地区の旅も終わりです。今日はこれから次の訪問地であるブザンソンへ向かいます。ホテルに荷物を取りにいかねばなりませんが、その前に列車の確認も兼ねてPart Dieu(パルデュ)の駅に行きましょう。市役所広場から地下鉄に乗っていきます。【地下鉄 市...

  • 【第77話】東フランスの旅(その37)‐‐‐ 世界遺産 リヨン市庁舎とテロー広場のバルトルディの泉(

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。リヨンの旧市街の訪問が終わりましたので、世界遺産 リヨン歴史地区の最後の訪問地として、市庁舎(Hôtel de Ville)とテロー広場 (La place des Terreaux)に行ってみましょう。テロ―広場は、ソーヌ川にかかるフェイエ橋(Pont la Feuillée)からも100メートルくらいしか離れていないので、歩いて行けます...

  • 【第76話】東フランスの旅(その36)‐‐‐ ソーヌ川のほとり~TER 聖ポール駅と世界遺産 クロワ・ルース

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。旧市街を北へ向かって歩いていくとSaint Paulというところに出ました。こちらはリヨンから西の方向へ行く列車の始発駅なのですが、建物の外見はなんとなくオフィスビルっぽいのでSNCFのマークとGare de Saint Paul(聖ポール駅)という表示がなければ駅とは気が着きませんでした。【TER 聖ポール駅】【TER...

  • 【第75話】東フランスの旅(その35)‐‐‐ 世界遺産 リヨン旧市街~人形芝居ギニョール~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。リヨンは絹織物の街として栄えた町でしたので古くから物資の集まる都市でした。リヨンで作られた絹織物を欧州各地に輸出したり、原材料である生糸を調達する際にも物流が重要であったため、鉄道の無い時代には河川や運河を利用した水運が使われ、リヨン歴史地区もソーヌ川に沿って発達したのかと思います。...

  • 【第74話】東フランスの旅(その34)‐‐‐ 世界遺産 サン・ジャン大聖堂~ケーブルカーで旧市街へ~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。円形劇場の出口を出たところに朝に乗ったFourvière線とは別のケーブルカーSaint Just線のPlace des Minimes駅がありました。この付近は道がソーヌ川に沿って平行に走っていて、下へ降りていく道もわかりにくいのと、1日乗車券も使えるのでケーブルカーに乗ることにしましょう。こちらは地下鉄と同じ橙色の...

  • 【第73話】東フランスの旅(その33)‐‐‐世界遺産 フルヴィエールの古代ローマ劇場~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ノートルダム大聖堂の訪問の後は、同じフルヴィエールにある世界遺産の古代ローマ劇場を訪ねてみましょう。ケーブルカーに乗らずそのまま丘を降りていきます。丘の中腹に古代ローマ時代の劇場 (Théâtres Romains de Fourvière) があります。こちらは紀元前43年に建設されたそうですが、シーザーがプロコン...

  • 【第72話】東フランスの旅(その32)‐‐‐世界遺産 フルヴィエール大聖堂~リヨン歴史地区を見下ろす丘の上の大聖堂~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。世界遺産 リヨンの歴史地区の街歩きに出かけましょう。ペラシェ駅から地下鉄に乗りましょう。リヨンの地下鉄もLRT同様、動物的なフォルムですが、こちらは橙色なのでアライグマといったところでしょうか。さらにリヨンの地下鉄はゴムタイヤを使っていることも特徴です。日本でも札幌の地下鉄でゴムタイヤが...

  • 【第71話】東フランスの旅(その31)‐‐‐リヨンのうまいもの~リヨンの郷土料理~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ベルクール広場のすぐそばのマロニエ通りに美味しそうなレストランもあるのですが、せっかくですのでもう少しリヨンの街を歩いてみましょう。ちょっと離れていますが日本でも有名な三ツ星レストランのポール・ボキューズが関わったHalles de Lyon Paul Bocuseというレストランモールがあるようですので行っ...

  • 【第70話】東フランスの旅(その30)‐‐‐世界遺産 ベルクール広場とアントワーヌ・ポンセ広場~星の王子様~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。今回の東フランスの旅ではこれまで小さな街に泊まることが多かったので歩いていてもすぐに街のはずれに出てしまうことが多かったのですがリヨンは大都市です。市内の人口は52万人、周辺都市圏人口を合わせると227万人ということで、パリに次ぐフランス第二の都市圏です。【アントワーヌ・ポンセ広場】【旧...

  • 【第493話】石見銀山の旅(その8)‐‐‐大森鉱山町の宿~大森の夕食~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。夕食が確保できたところでとにかく宿へチェックインしましょう。宿はこの日大森で唯一営業中のひろた屋。普段はあと2軒ほど宿があるらしいのですが、1月はシーズンオフということで、本日大森の街で予約ができたのはこちらの宿だけでした。さらにはなぜか朝食はついているのに夕食は無しという条件です。「...

  • 【第69話】東フランスの旅(その29)‐‐‐リヨン到着~大都会リヨンの街へ~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ディジョンからの普通列車(TER)はLyon Part Dieu(パルディユ)駅が列車の終点でしたので、次の17h05発のTGV列車(おそらくブザンソンやスイス方面から来た列車でしょう)に乗り換えて一駅先の目的地のLyon Perrache(ペラシュ)駅に到着です。今日だけで420㎞を8時間かけて走破したので少々つかれまし...

  • 【第492話】石見銀山の旅(その7)‐‐‐大森街並み地区の散策~えっ、夕食が無い!。。。どうする?~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。武家屋敷河島家訪問に続きふたたび大森の街の散策しましょう。今晩はこちらの大森の街に泊まりますし、間歩(まぷ:鉱山の坑道)や精錬所跡の見学は明日ですのでバスの時間など気にせずにゆっくりできそうです。【街並みの雰囲気にマッチした建物の山陰合同銀行】【郵便局】【自動販売機も木目調です】街の...

  • 【第68話】東フランスの旅(その28)‐‐‐リヨンへの旅~420㎞走破!~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ヴェズレーは小さな街ですので1泊だけで本日は次の目的地のリヨンへ向かいます。先ずはバスで最寄りのSNCFの駅、Sermizelles-Vézelayに出て、そこから列車を乗り継いで行くことになります。【Sermizelles-Vézelayへの道】【セルミゼール=ヴェズレー駅】ヴェズレーのバス停はホテルの目の前ですので、ホテ...

  • 【第491話】石見銀山の旅(その6)‐‐‐重要伝統的建造物群保存地区 河島家住宅~鉱山町に残る武家屋敷~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。大森の街中を歩いていくと昔の商家の建物が続きますが、狭い山間に発達した大森では江戸や他の大都市のように武家地と商人地が別々の場所にそれぞれ発展ということにはなりませんでした。【河島家とその並びの大森の商家の街並み】【黄色く囲ったところが武家屋敷の河島家、他の商家と一緒の街並みにありま...

  • 【第67話】東フランスの旅(その27)‐‐‐ヴェズレーのうまいもの~ブルゴーニュ名物エスカルゴ~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ベズレーの丘と聖マドレーヌ大聖堂の訪問を終えて宿へ戻りましょう。丘を登る途中のお店のウィンドウに飾ってあって気になっていたヴェズレーのオーガニックビールを買って帰ります。のどもかわいたので食事の前に試してみましょう。ヴェズレーは人口492人と小さな町ですが観光地ということもありレストラ...

  • 【第490話】石見銀山の旅(その5)‐‐‐世界遺産 大森銀山重要伝統的建造物群保存地区~鉱山町をあるく~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。五百羅漢の少し先に大森の鉱山町が広がっています。大森は17世紀前半から銀山の行政と商業の中心地として栄えてきました。それまでは毛利家の支配下でしたが、江戸時代以降は関ヶ原の戦いに勝利した徳川家の支配となり、家康の命により大久保長安が建てた奉行所周辺に御用商人や旗本が移住して新しい街が形...

  • 【第66話】東フランスの旅(その26)‐‐‐世界遺産 ヴェズレーの教会と丘~聖マドレーヌ大聖堂~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。丘の上に到着すると目の前に聖マドレーヌ大聖堂 (Basilique Sainte-Madelaine) が姿を現します。こちらは「ヴェズレーの教会と丘」として1979年にユネスコの世界遺産に登録され、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の始点のひとつという歴史的重要性もさることながら、大聖堂内には多くのロマネスク...

  • 【第489話】石見銀山への旅(その4)‐‐‐世界遺産 大森五百羅漢

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。世界遺産センターの訪問を終わり、大森の街に向かって歩いていくと道の左側に立派なお寺、そして川を挟んで右側の崖に一体化したような形でお堂が現れます。こちら世界遺産にも登録されている大森の五百羅漢です。五百羅漢自体は珍しいものでは無く、奈良や京都などの寺院で設置してあるお寺も多いのですが...

  • 【第65話】東フランスの旅(その25)‐‐‐ヴェズレー街あるき~世界遺産 フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。既に夕方の5時は過ぎていますが、まだ日も高く夕食まで時間もありますので、丘を登ってヴェズレーの街を散策しましょう。丘の上までは一本道で両側には商店や一般の住宅が立ち並んでいます。【ホテルからのヴェズレーの街の眺め】歩いていくと通りに帆立貝の金属板が埋め込まれているのを見かけます。ホタ...

  • 【第488話】石見銀山の旅(その3)‐‐‐世界遺産 石見銀山世界遺産センター~世界の20%の銀を産出した銀山~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。広島駅を出発してから2時間40分、12h40にようやく石見銀山に到着です。広島では青空でしたが日本海側のこちらは雨模様です。石見銀山は中間山地の真ん中にありますが、世界遺産センターは2008年にオープンした新しくきれいな建物です。【石見銀山世界遺産センター】【世界遺産センターのロビー】早速入場料...

  • 【第64話】東フランスの旅(その24)‐‐‐世界遺産のまちヴェズレー(Vézelay)へ~Saulieu駅でのミニフランス語講座~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。フォントネーの修道院の見学を終えてモンバールに戻ります。再び6㎞の道のりを歩くのですがそのお話は省くことにします。ちなみに、あとで気がついたのですがモンバール駅前の観光案内所では自転車のレンタルを一日€18でやっていたようで、天気が良ければ修道院までわたしのように往復12㎞を歩かずに自転車...

  • 【第487話】石見銀山への旅(その2)‐‐‐世界遺産 石見銀山への旅~特急石見銀山号~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。一夜明けて本日はいよいよ石見銀山へ向かいます。広島駅新幹線口(北口)から10h00発の大田行の高速バスに乗ります。その名も特急石見銀山号。広島駅から北広島町、そして島根県に入り邑南町(田所)、川本町、石見銀山を経て大田駅まで行くバスです。バスは定刻の10h00に広島駅を出発すると、旧広島市民球...

  • 【第63話】東フランスの旅(その23)‐‐‐世界遺産 フォントネーのシトー会修道院~緑豊かなと水辺の静寂のひととき~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。一夜明けて、本日はモンバールの郊外にある世界遺産のフォントネーのシトー会修道院(Abbaye Cistercienne de Fontenay)に向かいます。こちらはディジョンで訪問した旧ベルナルド会(シトー派女子修道会)修道院と同じシトー派の修道院です。モンバールからフォントネー(Fontenay)までは全く公共交通機...

  • 【第486話】石見銀山への旅(その1)‐‐‐LCC春秋日本で広島へ~広島のうまいもの~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。さて本日から中国地方の世界遺産の旅にでかけます。中国地方は世界遺産が多い地域で、広島県に原爆ドーム(広島市)、厳島神社(廿日市市)があるほか日本海側の島根県へ行けば石見銀山遺跡とその文化的景観があり、そして山口県には2015年登録の明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業の5遺産...

  • 【第62話】東フランスの旅(その22)‐‐‐モンバールのオーベルジュ~美食とブルゴーニュワインを楽しむ~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ディジョンに戻りホテルで荷物をピックアップして次の目的地へと向かいましょう。生憎の雨となってしまいましたが、列車でディジョンの少し北にある街モンバール(Montbard)へ向かいます。16h29発の普通電車Laroche Migenes(ラロシュ・ミジェン)行に乗ります。雨はやみましたが相変わらずのどんよりとし...

  • 【第485話】北東北の旅(その35)‐‐‐上野への高速バスの旅~紫波(岩手)、国見(福島)、佐野(栃木)~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。上野行きの高速バスは白神山地の暗門の滝へ行くバスと同じ弘前バスターミナルから出発します。想像していたよりも混雑しているようで、わたしが買ったチケットはぎりぎり最後の1枚だったようです。弘前を09h20に出発して上野に18h30に到着という約9時間の行程です。【弘前バスターミナル】【上野行きの高速...

  • 【第61話】東フランスの旅(その21)‐‐‐ブルゴーニュのグラン・クリュのブドウ畑~世界遺産 ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。ニュイ=サン=ジョルジュの街から県道沿いに北の方へ向かって歩いていくとブドウ畑が現れます。それこそ「一面の」という感じで向こうの丘の中腹までずっと続いています。規則正しくブドウの木が生えているさまが見えますし、畑の中には世界遺産の説明にも出てくる石の家も見えます。【ニュイ=サン=ジョ...

  • 【第484話】北東北の旅(その34)‐‐名山岩木山百景~津軽富士と安寿姫伝説~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。北東北の旅は非常に楽しく、また気候も東京と違って過ごしやすいので、本当はもう少し弘前や青森でのんびりしたいところなのですが、明日東京で米国からのお客さんの仕事が入ってしまったこともあり、残念ですが本日のうちに東京に戻らなければなりません。【弘前パークホテル客室からの岩木山の眺め(昨日...

  • 【第60話】東フランスの旅(その20)‐‐‐ニュイ=サン=ジョルジュの街へ~世界遺産 ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。本日はディジョンの街から出てコート・ド・ニュイ(Côtes de Nuits))のブドウ畑を見に行きたいと思います。本当はツアーに参加したほうが判りやすそうでもあるのですが、旅の途中でもあり、ブドウ畑の中で泥だらけになったり、実際にブドウを摘んだりというところまでやってみたいというわけでもないので...

  • 【第483話】北東北の旅(その33)‐‐‐立佞武多の館~やってまれ!~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。五所川原の最後の訪問先である立佞武多の館を訪問します。わたしは今まで実際のねぶた祭り(青森、弘前、五所川原)りは見たことが無く、また青森のねぶたについては青森に出張したときに少しだけ「ねぶたの家 ワ・ラッセ(青森市文化観光交流施設)」で見たことがあるだけです。その時もねぶたの山車を見...

  • 【第59話】東フランスの旅(その19)‐‐‐ディジョンのうまいもの~リベラシオン広場~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。(東京アラートが廃止され「新しい生活様式」のもとでやや仕事が忙しくなったので、1日1話の更新にしておりましたため、中途(第58話)で東フランスの旅が中断しておりました。早くフランスの話の続きを!というリクエストも多数頂いておりましたのと、いくらか仕事も落ち着いてきましたので、可能な限り夕...

  • 【第482話】北東北の旅(その32)‐‐‐世界遺産候補 田子野屋貝塚 ~縄文前期・中期の遺跡~

    「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。続いて亀ヶ岡遺跡の北側にある田小屋野貝塚に向かいます。こちらは亀ヶ岡からはちょうど田圃を隔てた反対側の台地にある遺跡です。亀ヶ岡遺跡を見学しながら、BC1,000年頃にはこの地域で稲作が始まったのではないかという仮説を考えていました。現在、こちらの台地の下には広々とした美田が広がります。も...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、之乎哲也さんをフォローしませんか?

ハンドル名
之乎哲也さん
ブログタイトル
世界遺産をゆく
フォロー
世界遺産をゆく

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用