2020ラグビーチャンピオンシップ(トライネーションズ)についての分析第2弾
2020ラグビーチャンピオンシップ(トライネーションズ)についての分析第2弾 2020ラグビーチャンピオンシップ(トライネーションズ)についての分析第2弾ではチャンピオンシップのスタッツを見ていきます。前回の第1弾弾はト...
ラグビーのグラウンドの周りを走るフィットネスメニューはグラウンドの周りを走るのが速くなるだけでラグビーの試合で走れるようにはならない。またフィジカルトレーニングでベンチプレスを100kg上げるよりも、ラグビーをプレーすることでラグビーで使う筋力を鍛えるべきだと言う考え方です。
クルセイダーズ分析 SRのニュージーランド独自のリーグであるアオテアロアからクルセイダーズの試合を独自に分析して見ました。今回はクルセイダーズについて書いていきます。 クルセイダーズの第4節からの戦い方スタッツで背景を確認ラグビーコーチによる仮説 https://youtu.be/UHI-112dzOM クルセイダーズ第4節からの戦い方 第2節、第3節ではキックを使ってテリトリーを意識する戦い方で
ラグビーで60%以上のポゼッションを保持する」といったゲームモデルのチームの練習割合は60%以上がアタックの練習になっていなければなりません。アタックがディフェンスよりも練習の時間が少なければ、目指すラグビーとは違うものになり、ゲームモデルの遂行は難しく現実的ではなくなります。
従来のポッドはポッド内は狭く、ポッド間は広くが主流でしたが、ポッド間が広いとプレッシャーを受けてしまいます。しかし、ポッド間を狭くすると「ボールは人より速い」メリットが薄くなるので、ダブルラインだけでなく、トリプリライン、また擬似的トランジションでプレッシャーを回避していくのが現代アタックラインになります。
仕事やプライベートで初めて行く場所は事前い調べたり、スマホの地図アプリや車のナビで目的地に辿りつくことができ、ラグビーで例えるとゲームモデルは地図や車のナビと同じ役割を果たしてくれる「チームが目指す指標」になります。
ラグビーのゲームでグラウンドの周りを走ったり、笛の合図で決まったコースを走ることはないのでそもそも分けることが必要ないという考え方で、ある選手が他の選手より50mが1秒遅くても、他の選手より1秒早く状況に判断できてアクションできているならスピードは変わらないといういうことです。
ラグビーチームのモルフォサイクル アクティベーションブロック編
ラグビーのチームでは獲得ブロックで疲労した身体的と戦術的疲労がたまらないようにトレーニングを行うことになります。またリカバリーブロックと同様に身体的負荷・戦術的負荷を低く設定し、60分程度の練習時間で実施していきます。セットプレーからのアタックシークエンスの確認などが望ましくなります。
ラグビーコーチのブログです。このたびZoomを用いたラグビー部の指導者交流サロンがスタートしました。指導者交流サロンはスクールの指導者、現役ラグビー選手はもちろんラグビー好きな人であれば参加可能です。アウトプットをお互いの学びを深めていく活動になります。
ラグビーチームのモルフォサイクル 獲得ブロック編 画像:ラグビーアイランド モルフォサイクルでは日曜日にゲームを行った場合、月曜日と火曜日はリカバリーブロックになり「ゲームでの身体的・戦術的疲労の回復」が目的に練習メニューの調整を行います。今回は水・木・金曜日にあたる「獲得ブロック」について書いていきます。 水曜日 試合から72時間経過 水曜日はゲームから72時間経過しており、身体的疲労は回復して
ラグビーの試合(ゲーム)日曜日をした場合、ゲーム後の2日間を「リカバリーブロック」と呼び、疲労やダメージを回復することを目的とします。ここの疲労やダメージは戦術的ピリオダイゼーション理論で重要になる、脳の疲労、つまり戦術的疲労の軽減も含まれます。
陸上競技やウエイトリフティングなどは短期間での試合にパフォーマンスがピークを迎えるようにトレーニングを計画していきます。しかしラグビーではシーズンが数ヶ月あり、長い間ピークをキープするのが難しくなります。ラグビーではパフォーマンスを一定に保つため、トレーニング計画が必要になるという考え方です。
ラグビーの戦術ピリオダイゼーション ラグビーの戦術ピリオダイゼーションについて書いていきます。 従来のピリオダイゼーション 従来のピリオダイゼーションは土日に行われることが多いゲームに向けて身体的負荷をコントロールするのが目的のもが多く、身体的・肉体的な疲労にフォーカスしたものでした。 戦術ピリオダイゼーション 従来のピリーダーゼーションに比べ、戦術ピリオダイゼーションは身体的・肉体的な疲労に加え
2019World Cup日本大会で南アフリカはどのように勝ち抜いたのか 後編
2019World Cup日本大会で南アフリカはどのように勝ち抜いたのか 後編 画像:ロイター 2019 Rugby World Cup日本大会を制した南アフリカをラグビーコーチの主観だけでなく、2019ラグビーワールドカップ日本大会公式HPのスタッツを参考に独自に分析してみました。長くなったので前編・後編と分けていきます。今回は後編になります。 コンテストキックが増えた ポッド・シェイプだけでは
ラグビーではポッドを作るだけのアタックの時代は終わり、現代はポッドを使ってBDを安定させれるようになったため、攻防の駆け引きがができるようになりました。つまりポッドは戦術の原則になりました。
2019World Cup日本大会で南アフリカはどのように勝ち抜いたのか 前編
今回は2019 Rugby World Cup日本大会を制した南アフリカをラグビーコーチの主観だけでなく、2019ラグビーワールドカップ日本大会公式HPのスタッツを参考にしてキック、ラン、パス、タックルなどから独自に分析していきます。
ラグビーの現行のルールでは防御が有利な構造になっており、ポッドやシェイプだけでは防御にプレッシャーをかけられるようになりました。そのためプレッシャーをかけられるようになり、アタックはコンテストキックを使うチームが増えてきました。
パフォーマンスと睡眠について書いていきます。ラグビー選手などのアスリートは練習や試合で疲労は蓄積されていくので最低でも8時間の睡眠が必要と言われています。8時間以上と以下だと怪我のリスクが高まることが研究で証明されています。睡眠の質を上げるために寝具に拘るのも必要になります。
ラグビーのエリア戦術について書いていきます。各エリアによって戦略基準を作ることで選手にプレーの基準を設けていきます。エリア戦術は時間・スコアや大局での優越などによって変更していきます。
肉体的負荷と思考的負荷について書いていきます。ラグビーの試合ではただ走るシーンというのは存在せず、走りながら状況判断や意志決定によるプレーの選択の連続になります。
ラグビーでのパスやタックルなどのプレー全部がスキル(技術)と、選手の意思決定(戦術)と疲労(持久力)の影響を受けるので、一緒に鍛えていく考え方です。サッカー界では「ピアノを上手くなるにはピアノを弾く、ピアノの周りを走る必要はない。」と例示されています。
ラグビーの制限のないフルコンタクトの練習ではスピードが上がるため怪我のリスクが高まります。そのためフルコンタクトでも制約をつけていくことでスピードや強度をコントロールしてラグビーのゲームの再現性に近づけていきます。
練習中に上手くいかない選手に対してコーチが不満を表してしまうと、選手もその不満が伝わり練習環境の悪化を招きます。コーチの不満は選手に伝わります。
コーチは学習の成果がすぐ今ここで発揮されるとは思わない方がいい。選手が学習したかどうかは未来のプレーを見てみないとわからない。
怪我は育成年代の成長曲線に影響を与える。コーチは負荷をコントロールしながらコーチングをしていく必要があります。そのため負荷のパラドクスについて説明しています。
ラグビーが強いニュージラーランドについて私なりの考えや感じたことを書いています。
ラグビーの指導者が陥りがちな思考を三段法論を用いてコーチングと自己矛盾について書いています。
新型コロナウィルスの世界的流行のため各国のリーグやスポーツまたは外出が自粛されています。ニュージーランドは大規模なロックダウンを行い、6月13日から国内のスーパーラグビーの5チームでホーム&アウェイで10週間で戦う「アオテアロア」がスタートします。Jスポーツが放送してくれます。
戦術は自由を奪うのか ラグビーは野球のように攻撃権が保障されておらず、サッカーに似て、攻撃権が保障されていない独特のルールがあります。 戦術とは 攻撃権が保障されていないラグビーでは個々が孤立して攻撃してしまうとボールを奪い返されるリスクが高くなるので、3人や4人のユニットを作り、攻撃していくことでBD安定させ、ボールを奪われるリスクを回避しています。 戦術とは、戦術本を出された井上さんによると、
サッカーはラグビーよりも言語化や体系化が進んでいます。同じフットボールということもありサッカーの知識をラグビーに転換できることができます。
ラグビーにおけるポジショナルプレーを書いていきます。ポジショナルプレーは自チームのバランスを保ちながらポゼッションを高めて防御をいかに崩すかを考えています。
シークエンスからポッド・シェイプとユニットが構成されたため、BDの保証を確立。当初はラグビーの構造の優位性で防御を崩していたが、アタックの進化に伴い防御も進化した。今ではフォーメーションを組むだけではディフェンスにプレッシャーをかけられる
JPANがティア1認定へ 画像:The japan Times Alpha ジャパンがティア1へ認定されるとの報道がありました。とても喜ばしいことです! ラグビーになじみのない人が「ティア」と聞いてもパッとしませんよね。ラグビーには各国代表チームの強さの指標になる「世界ランキング」があります。ここは他のスポーツと一緒です。世界ランキングとは別に、ラグビーには「ティア」と呼ばれる「階級」が存在します
テリトリーとポゼッションの再獲得に使われるコンテストキック。防御をカオスを起こすために使われます。防御の進化で現代はフォーメーションで防御を崩せなくなりました。
ラグビーでテリトリーとポゼッションの再獲得で使われるハイパント。防御が整っている状態でカオスの状態に持ち込むコンテストキックをキック、レシーブ、ポジショニングに分けてコーチングしていきます。
ラグビーでテリトリーとポゼッションの再獲得で使われるハイパント。防御が整っている状態でカオスの状態に持ち込むコンテストキックをキック、レシーブ、ポジショニングに分けてコーチングしていきます。
RUGBY20をプレーしてWORLD CUP 2019日本大会の感動を何度でも再現しましょう。日本代表選手の名前も表記されているなど楽しみの要素が盛りだくさんです。
2020年関東高校ラグビー新人戦決勝 桐蔭学園vs国学院栃木をBDの攻防を着目してブログを書きました。
3フェイズでできるポッドの作り方(ラインアウト)を図で解説しています。ポッドを使って戦術の幅を広げていきましょう。
3フェイズでできるポッドの作り方 スクラム編 ポッドを作ることができると戦術幅が広がります。今回はスクラムから3フェイズでできるポッドの作り方を図を使いながら解説していきます。 0フェイズ(左スクラム) 一般的な配置からスタート 1フェイズ(真ん中でBD作る) ミッドフィールドでBD形成 突破力のある12または13がキャリーして11、7でサポートしてもらいミッドフィールド(グラウンドの真ん中)でB
ポッドの出現により、今まではいかにボールキャリアにプレッシャーをかけるかという発想から防御のシステムにプレッシャーをかけるためスペーシングをとるようになった。アタックの進化が防御が進化に、その逆もしかり。 ゾーンはスペースを守る防御であるが、すべてのスペースはカバーできない。埋めるスペースと捨てるスペースがある。 捨てるスペースとは、この前の6ネーションズでイングランドはTシステムとラッシュDFを
ラグビーコーチをしている私が実際に使っているアプリを紹介しています。
フルタイムだけが味わえない、スポットでのコーチング。既設のチームではコーチがすでにいるのでコーチが求めるコーチング領域をコーチングしていく。短期間で成果を出さないといけない。
野球やサッカーは壁当てでテクニックやスキルを個人練習することができます。コロナウィルスでチーム単位での練習が制限されているため、自宅でのトレーニングを行なっているかと思います。ラグビーのスキル練習が1人でできるのはステップ、キックかと思います。パスもできたらいいなというラグビーのスキルラグビーは楕円形のため壁や地面にバウンドさせるとボールの跳ね返りが予測しにくい形状になっています。 今人気のラグビ
ゲームモデルを持たないチームは個々ががむしゃらに頑張るしかないので「孤軍奮闘」になってしまいます。そのためラグビーに限らず、チームスポーツにおいて大切なことはゲームモデル共有し、「どのように頑張るか」を決めることが重要になります。
時は少し流れていますが、神奈川県新人戦決勝 桐蔭学園vs東海大相模の試合について書いていきます。 キックオフと同時にお互いテリトリーを意識した展開からのスタート。両校ともチェイスが整備されているためカウンターをなかやか仕掛けれない状態が続きました。試合開始の5分ほどはキッキングゲームが行われ、テリトリーを意識した試合展開になるのかと思いきや、5分すぎたあたりから各学校の戦略が明確になってきます。特
拘りだけでは自ら戦術オプションを減らしてします。ラグビー高度な遊びなので、駆け引きできるオプションを準備していく。
ゲームモデルからコーチングが始まります。
ラグビーにおける1日のコーチングの流れになります。後編ではゲームセンスを使った練習で再現性を高め、最終的にはADの攻防でコーチが望む現象が出るように練習メニューを組み立てていきます。
戦術が体系的に書かれており、駆け引きについて身近に触れれる一冊になっています。
ワールドカップ前の大事な一戦ニュージーランドは南アのキックをカウンターをしかけるなどポゼッションを重視して大きくミッドフィールドにボール運び、DFのリポジショグを利用したアタックシステム。南アフリカはアタックは徹底的なコンテストキックでディフェンスはニュージーランドのミッドフィールドのバックドアにプレッシャーをかけるTシステムを採用しポッドにプレッシャーをかけた試合。前半、NZラインアウトからピッ
ラグビーコーチの1日のコーチングの流れをブログに書いています。ゲームモデルから練習メニューを作成していきます。
シーズンになると対戦相手のゲームを数ゲーム分析して傾向を探るが、今回はリアルタイムでのゲーム分析について。リアルタイムのゲーム分析はチームのゲームモデルとBDから相手のポジショニングなどを分析していく。 アタックシステムがポッドの場合、ユニットが順目方向に動かないので、エッジ(タッチライン側のスペース)から折り返しオフ9カットアウトを使いBDを作る。ここで逆目の防御のポジショニングを分析していく。
スタッツとコーチングを繋げていくことでコーチは自らコーチングしやすい環境を作っていく。
ラグビーではフィジカルだけでは勝てず、認知が大切になってきます。
プランニングはコーチのプレーモデルから逆算して、どの時期にいつなにを何分何回するかを事前に計画立てる。プランニングを行うことでシーズンを通して戦術やスキル、そしてフィジカルのトレーニングなど取りこぼしがないようにする。もちろん選手の習熟度、イベントや休み、そして天候などにより当初予定していたものより進捗状況が変わってくる。そのためプランニングはチームの状況によって修正されていくもので、予備日や、余
コーチをしていて、ポッドは決め打ちのアタック、分かりやすい。と言われたことがある。私はポッドは決めうちと思わないが、なぜポッドを決め打ちのアタックだと解釈するのかを考えてみた。ポッド、シェイプと比較されるのがシークエンスラグビー。例えばグラウンドを5分割にして数フェイズ先までボールを運ぶところを決めてスムーズにリサイクルしていくことで防御を崩す方法がある。これはゲインベースでの考え方であり、1フェ
ラグビーでも仕事でも就活などで強みを活かす。という言葉が良く使われる。例えば、このチームの強みはモールだとする。モールが強みの場合、モールのシチュエーションで対戦相手と同じ能力差の場合でも精神的に優位に立てる。精神的に強みとは大切であると分かる。 戦術的な強みとは師匠曰く、例えばモールが強みだというチームがある。強みのモールを活かしてスコアを奪いに行く。ここまでのストーリーは素晴らしいと思う。しか
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