昨日は肌寒い日でした。夕方のレッスンでは暖房をつけました夜中2時半頃に腹痛以前に救急車で入院した経験がありますのでドキッとします。温かくしましたら落ちつきましたので睡眠薬を飲むと目覚めたのは10時半❗目覚ましも聞こえない位眠りました。（笑）✨✨✨✨✨クラヴィーアに向かっているのは7歳のモーツァルト。ヴァイオリンを弾いているのは父親のレオポルド向こう側で歌曲の譜面を手に立っているのは12歳のマリア・アンナ・イグナーツィア・モーツァルト愛称ナンネルです。一家でミュンヘンへ演奏旅行に出かけ姉と弟とは宮廷や社交界で神童ともてはやされました。1763年、3年半にもおよぶヨーロッパ横断の長旅ドイツ各地、ベルギー、オランダ、フランス、イギリス、スイスへの旅をおこないましたがナンネルは大曲や難曲を驚くべき正確さで弾き大人...天才教育

1835年創業のル・厶ーリス王侯貴族を顧客とする最高級ホテルでヴィクトリア女王も滞在されました。花の都パリの中心地チュイルリー公園に面していてルーブル美術館は目と鼻の先。(*^^*)パプロ・ピカソはこのホテルで最初の妻と結婚パーティを開催サルヴァドール・ダリも常連でダイニングルー厶は「ル・ダリ」の名前がついています。ダリの席があり今にもご本人が現れそう！(*^^*)🌸🌸🌸ロシアの作曲家チャイコフスキーは1879年演奏旅行の折りに2度このホテルに滞在しています。「くるみ割り人形」はチャイコフスキーの最晩年の作品でドイツの作家ホフマンの原作をフランスの文豪デュマが脚色しました。パリでチェレスタという可憐な音色を持つ新しい楽器を見つけてインスピレーションを受けさま...花の都と花のワルツ

土砂降りの雨で寒かったり昼間は気温が上がったりとなんとも不安定ですがお買い物に行くと楽しいですね。新じゃが・春キャベツ新玉ねぎなど美味しいものが一杯。昨夜は新じゃがを皮ごとカリカリに焼く簡単レシピを堪能しました。(*^^*)✨✨✨✨✨チャイコフスキーの悩みは金銭的なゆとりがなく作曲に打ち込めないことでした。残された書簡にはいつもお金の無心借金の申し込みをしていたことがわかるのです。そんな窮地を救ったのがロシア鉄道経営者の未亡人フォン・メック夫人でした年間6000ル―ブルの資金援助が14年間も続きましたがこの二人は生涯一度も会って言葉を交わすことはありませんでした。チャイコフスキーの保護者として名高いフォン・メック夫人のピアノ奏者として1880年、81年、82年の夏18歳のドビュッシーが夫人とその家族と共に...意外な繋がり。

「クラシック音楽館」のフランス音楽を楽しみにしていました。「交響詩海」1862年パリ郊外で生まれたドビュッシー陶器商の父が逮捕され屋根裏部屋での生活を強いられるなど、不遇の幼年時代を送ったようですが彼は幼児期についてほとんど口をつぐんで語りませんでした✨✨✨✨✨音楽生活の当初は女性たちに支えられていましたが内向的で不器用な性格のためつねに彼女たちを傷つける結末になっていました。最初にギャビーという女性と同棲生活ののちテレーズ・ロジェと婚約しますがまもなく解消してしまいますその後ロザリ―と結婚します婦人服店のマヌカンをしていた彼女は美人でそのうえ家庭的で気立てがよいのですが音楽的センスに乏しくドビュッシーのような天才的な音楽家の妻としてはあまりにも平凡な女性でした。しだいに気まずくなりロザリーを捨てて富裕な...自ら招いた事とはいえ、、。

異国情緒あふれるオペラで人気を集めたジャコモ・プッチーニ。「ラ・ボエー厶」「トスカ」「蝶々夫人」などを次々と書き上げイタリア最高のオペラ作曲家としての地位を築きました。彼は乗り物好きで1893年以降新車が出ると次々に購入し白いジャケットとゴーグルをつけて車を乗り回していましたが1903年には大きな事故に遭っています。又、モーターボートは船団を組めるほど持っていました。✨✨✨✨✨✨プッチーニ作曲「三部作」‘‘Ⅱtrittico‘‘この名称の由来は宗教画などにみられる3枚一組になった絵のことです。各作はダンテの「神曲」が地獄篇・煉獄篇・天国篇の三部からできていることにヒントを得て作曲したようです。①「外套」三角関係の果てに夫が殺人を犯すという暗い悲劇。②「修道女アンジェリカ」結婚前に子供を産むという罪を犯した...新しいもの好き。

夏みかん収穫の時にフェンスにぶつけた胸の痛み10日も過ぎた今頃になって痛い。（笑）✨✨✨✨✨✨✨海軍士官と音楽院教授、作曲家を兼任したリムスキーコルサコフ。ペテルブルグの貴族の家に生まれ海軍士官学校に入学。在学中にバラキレフに学びますが家族の説得で海軍士官の道を歩みます。1862年より約3年間世界一周の遠洋航海に出かけました。遠洋航海で得たインスピレーションはさまざまな作品に反映。「シェラザード」の「海とシンドバッドの船」は臨場感あふれる大海原の波の情景を盛り込んでいます。1871年には海軍に籍を置きながらペテルブルグ音楽院の作曲科教授に就任。グラズノフ、ラフマニノフなど優秀な人材を育てました。「熊蜂の飛行」1899年ー1900年にかけて作曲されたプーシキンの原作に基づくオペラ「皇帝サルタンの物語」の中で...海軍士官

昨日は夏みかんでピールと追加のジャムを作りました。一人で消化できるちょうど良い量の収穫でした。✨✨✨✨✨WBCでは2足の草鞋のチェコの選手のことが大きな話題になりましたが医学博士と作曲家の2足の草鞋を履いたアレクサンドル・ボロディン医学と化学を学び本職は化学者でいらっしゃいます。アルデヒドの研究や化学書の翻訳、医科大学女子コースの新設などの業績がありとても穏やかな性格で音楽は趣味だったようです。本業のかたわらの作曲ですがバラキレフと出会いロシア5人組のメンバーになりました。バラキレフ、キュイ、ムソルグスキー、リムスキーコルサコフ、ボロディンが集まりロシア民衆の生活や民話叙事詩に発想を得た作曲を実践してアカデミックな音楽協会に対抗していました。バラキレフ以外は医師や軍人を本業としていて音楽が本職ではありませ...音楽は趣味。

フランスの生まれのドビュッシーが作曲した「牧神の午後への前奏曲」マラルメの詩「牧神の午後」に感銘を受けて作られました。牧神とはギリシャ神話に登場する羊の群れを監視する半獣の神。暑く気だるい夏の午後水浴びしていた水の妖精や愛の神ヴィ―ナスを追いかける夢をみるという物語です。今までにないハ―モニ―やつかみどころのないメロディが不思議でとても美しく新しいと初演で高評価されて世にみとめられました。そして印象主義が始まる重要な作品になったのです。牧神をフル―トが表現しイングリッシュホルンやハ―プの音色がぼんやりとした世界感を引き立てます。ドビュッシ―は前奏曲、間奏曲、終曲の構成で書きたかったようですが全く作業は進まずに終わったために不思議な題名になりました。✨✨✨✨✨ラヴェルは手術室に向かう前に「もし棺に入ることに...昼寝の曲

交響曲「新世界にて」を作曲したチェコの巨匠ドヴォルザーク。朴訥で、真面目が服を着ているような人物ですが唯一没頭した趣味が機関車でした。少年時代から蒸気機関車にのめり込み機関車の型番から運転手、時刻表、行先もすべて暗記した鉄道マニアでした。彼は今でいう乗り鉄、撮り鉄、車両鉄、駅鉄などすべて網羅し作曲に行き詰まると自宅近くの駅に出かけて列車を眺め、駅員と話をして気分転換したとも言われています。アメリカ滞在期にはニューヨークのグランド・セントラル駅へ毎日出かけてシカゴ特急の機関車の車両番号を記録していたようです。時刻表を片っ端から覚えるなど異常なほどの鉄道愛は生涯変わりませんでした。✨✨✨✨✨親友のブラームスからウィーンに住むように誘われてもプラハから離れなかったドヴォルザークですが49歳で大胆にもニューヨーク...筋金入りの鉄オタ

「ボエー厶」「トスカ」とともにプッチーニの3大オペラの一つに数えられている「蝶々夫人」アメリカの劇作家デイヴィド・ベラスコの戯曲をもととしたもので彼は一度も日本の土を踏んだことがないのですが彼の姉で宣教師として長く長崎に住んでいたアーヴィン・コーレル夫人に聞いた実際に長崎で起こった出来事にもとづいて書いたそうです✨✨✨✨✨明治時代の長崎に滞在してしていたアメリカの海軍士官ピンカートンは斡旋人ゴローの紹介で芸者の蝶々さんと結構します。それは100円で買えていつでも破棄できる現地婚でした。しかし蝶々さんはピンカートンに夢中になり密かにキリスト教に改宗してしまいました。叔父の僧侶ボンゾは改宗に激怒し一族から縁を切られます。しかし愛する人と一緒で蝶々さんは幸せな毎日を送っていました。任期を終えたピンカートンはアメ...日本のメロディ

昨日は午後から近くの公園で選挙の投票とレッスンを済ますことができました。✨✨✨✨✨今夜のクラシック音楽館はトゥガン・ソヒエフ指揮ラフマニノフ作曲「岩」チャイコフスキー作家交響曲第1番「冬の日の幻想」いずれも若い頃の作品ですが美しい。ラフマニノフの「岩」は初めて聴きました。✨✨✨✨✨仏頂面のイメージのラフマニノフ。彼の唯一の親しい友人が20世紀の有名な歌手のフョードル・シャリアピンでした。社交性がなくとっつきにくいラフマニノフを笑顔にさせたのはシャリアピン。交響曲第1番の失敗で完全な自信喪失でほとんど作曲が出来なくなったラフマニノフは私設オペラの第2指揮者に就任しますがそこでシャリアピンと知り合い、終生の友情を結びました。日本では帝国ホテルの「シャリアピン・ステーキ」のほうが有名でしょうか。シャリアピンはロ...EasterSunday

昨夜は復活徹夜祭でしたが残念ながら体調を崩しましたのであたたかくしてライブを拝見していました。✨✨✨✨✨✨60歳を超えたバッハ、当時の基準からすれば年寄りの部類に入る存在。健康維持に関して特別な気遣いをしていないようですが極めて健康でした。しかし途方もない勉強好きのために彼の視力の衰えは従来通りの仕事をもはや続けられないところまで悪化したのです。たまたま当時イギリスの眼科医ジョン・テイラーがライプツィヒに来ていたのでバッハはこの人の手術に身をゆだねました。手術は4月1日と3日の2度にわたって行われましたが視力は二度と戻らないばかりか健康だった体までも手術前後の薬剤などで損なわれてしまったのです。死の10日前に突如として視力を取り戻しますが数時間後に卒中の発作に襲われたのです。バッハを失明させた眼科医は同年...光と闇

今日は聖金曜日。1727年の聖金曜日に聖トーマス教会で初演されたのはキリストの受難を描いた演奏時間3時間前後の大作「マタイ受難曲」でした。これはバッハが作曲した音楽史上最大の傑作人類最高の音楽遺産ともいわれる不滅の傑作ですがこの曲を作曲した頃から一本気で妥協を許さない性格のために伝統と権力を嵩にきるライプツィヒ市当局などと次第に折り合いが悪くなり孤立していくのです。晩年には公然とバッハの排斥運動を行う人さえ現れました。バッハが1750年に65歳の生涯を閉じたとき、市当局はその死を悼むどころかこれで厄介者がいなくなったといわんばかりの態度だったといわれています。バッハの存在とともに忘れられていたこの名曲は100年後の1829年に若き天才メンデルスゾーンによりベルリンで再演されました。バッハの音楽は復活を遂げ...復活

ナポレオン並の睡眠3時間で目が覚めてしまいました。超早起きのおかげで三浦文彰氏のデジタルアートとヴァイオリンの世界を朝食の用意をしながら聴かせて頂いています。最後の曲目は「真田丸」でした。この演奏に言葉は要りませんね。「真田丸」三浦文彰（2'59"）エンゼルス✕マリナーズの試合も観戦することができましたが気温が低く寒そうで観客も少なかった。WBCは夢の舞台でしたね。✨早起きは三文の徳でしたがさすがに眠くなってきました。今夜はこの辺で。おやすみなさいませ。三文の徳

あの有名なボレロを書いたフランスの作曲家のラヴェル。もっともおしゃれな作曲家として知られています。どのくらいおしゃれかというと家の中でもネクタイを外すことが無く一分のスキもないおしゃれを楽しんでいたようです。アメリカ演奏旅行の折にはY−シャツ50枚パジャマ20枚を持っていきいつも最新のスーツを身につけてパステルカラーのシャツを愛用していました。そればかりかネイルのお手入れも欠かしたことがなかったようです。(＠_＠;)ラヴェルの家と部屋。✨✨✨✨✨ラヴェルの楽譜は緻密でストラヴィンスキーからは「スイスの時計職人」と呼ばれていました。天才細密画家のごとく完成された世界をつくり「管弦楽の魔術師」「オーケストレーション」の天才でした。ところがどっこい。ある本を読んで吃驚。ラヴェルはそのダンディないでたちとは裏腹に...落としものの名人

何年ぶりでしょうか？アンネの日記の映画を観ました。心が重いので今夜はショパンの可愛らしい曲です。ジョルジュ・サンドのノアンの館にかわいいワンちゃんがやってきました。1846年、ショパンが36歳夏をノアンにあるサンドの別荘で最後の夏を過ごしていました。そこに光沢のある白い毛並みのワンちゃんがやってきてサンドもショパンも気に入ります。気品のある様子に「リスト」と名前を付けますが、させがにそれはあんまりだということで「マルキ」になりました。「マルキ」はフランス語で「候爵」のことです。自分の尻尾を追いかけてクルクルと遊んでいたマルキのを見て「この子の様子をピアノで表現できる？」というサンドの言葉から生まれたのが「子犬のワルツ」です。そして「ディブ」というワンちゃんもいました。この犬たちのためにショパンはユーモアあ...マルキとディブ

「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」という映画を観ましたが昨夜の睡眠不足で途中は居眠りでした。💦第2次世界大戦下の英国。ドイツ軍の暗号「エニグマ」の解読のために政府は各分野の天才達を集めます。数学者のアラン・チューリングは独自の解析で解読に成功しますが本当の戦いはここからでした。チューリングが心の奥に密かに隠し続けていた秘密。同性愛者として有罪判決が下り、化学的去勢の選択を迫られるのです。結局、チューリングは青酸カリで自殺を図って41歳で亡くなりました。これを観て思いだしたのがロシアの音楽を国際水準に高めたチャイコフスキーです。遺作となったのは「交響曲第6番悲愴」で初演は作曲者自身でしたが初演後9日目に突然、世を去るのです。チャイコフスキーの死因はコレラとされていましたが...スキャンダルの発覚を恐れた？

カトリック教会では今日から聖週間が始まり来週の日曜日はイースターを迎えますが今朝のヴァチカンのミサのようすです。✨✨✨✨✨✨クラシック音楽館は今夜はブラームスの乗りに乗った時期の作品。ピアノ協奏曲の第2番が演奏されるようです。✨✨✨✨✨✨ブラームス氏の晩年は近寄りがたい風貌ですが若い時はイケメンでした。（デュッセルドルフのシューマン夫妻の家）1853年の秋デュッセルドルフのシューマン家の呼び鈴が鳴りました。戸口に立っていたのは金髪の美青年、若き日のブラームスでした。当時ロベルト・シューマンはデュッセルドルフの音楽監督でしたが、楽員や関係者との人間関係がこじれて最悪の日々を過ごしていました。輝くような才能を持つ若い作曲家の出現にロベルトは有頂天になりブラームスを自宅に滞在させます。無名の作曲家にとってまさに...至福の時間

今日から4月。早いですね。最近の時の流れは「超高速」3月があっと言う間に過ぎてしまいました。✨✨✨✨✨今夜は交響曲の父と呼ばれたフランツ・ヨ―ゼフ・ハイドンです。1732年に現オ―ストリアに生まれハンガリーの大貴族エステルハ―ジ家に仕えて多くの交響曲や弦楽四重奏曲を作曲しました。エステルハ―ジ宮殿。✨✨✨✨✨✨1791年に作曲され「驚愕」と名付けられた交響曲があります。当時、ハイドンは各地で熱狂的な人気をかち得ていましたが、苦々しくてならなかったのが演奏会場で居眠りする婦人たちでした。ユ―モリストのハイドンは茶目っ気を起こし第2楽章に細工をしたのです。普通2楽章はテンポがゆっくりで穏やかで居眠りするには恰好の場所ですが、突然、ティンパニ―を力いっぱい叩くように指示したのです。（笑）ハイドンは宮廷の楽団員を...HelloApril

ウィーン、最古のレストラングリューヘンバイスルのお店です。ここの壁にべ―ト―ヴェンのサインが残されています。🍷🍷🍷🍷🍷🍷3月23日の中日新聞。『べ―ト―ヴェンの知人らの手に渡っていた毛髪から近年発展した古代人のDNA分析の手法を応用して解読。肝臓病に関する変異を見つけた』と発表されました。晩年のべ―ト―ヴェンは昼食時に毎日1リットル以上のワインを飲んでいたようです。又、毛髪からはB型肝炎ウイルスのDNAも見つかり従来の研究で挙げられた一部の病気は否定されたようです。50代に入ると肝臓病の兆候の黄疸があらわれ56歳でこの世を去りました。🍷🍷🍷🍷&#1...サインの間