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准胝院のブログ https://ryona.hatenadiary.jp/

准胝佛母の密教祈願道場「准胝院」のブログです。天台寺門宗教師「亮和」が祈願について語ります。

亮和
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2020/03/31

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  • 質問ありました。お施餓鬼、Q&A

    私がよくやるミスに「説明が足りない」ということがある。 説くん「これは当然わかってるだろうから」といって話を端折るパターン。 前回のブログ記事でもやってしまいました。 お施餓鬼についてもう少し詳しい説明が必要だったようです。 確かにお施餓鬼の説明はしたにはしましたが、「お盆と何が違うの?」「回向(えこう)って何?」という基本的な説明がいろいろ不足していたようでいろいろ質問を受けました。 ですから、いただいた質問をQ&A形式でお答えしようと思います。 では、スタート。 Q)お盆とお施餓鬼は同じものですか? A)お盆とお施餓鬼は、どちらも故人や霊を供養する行事ですが、本来は別です。 お盆は、インド…

  • お施餓鬼(施餓鬼万霊供養)受付開始します(先祖供養解説あり)

    当道場「准胝院」にて施餓鬼万霊供養受付開始します。 以下リンクよりお申込みください。 お施餓鬼申し込みフォーム 供養はご先祖さま、亡き親族、水子さん、ペット、その他有縁の方等がご供養対象となります。 言わずもがな、お施餓鬼は困った境遇の餓鬼たちに救いの手を述べるものでいわばあの世の福祉です。 誰かのためにお施餓鬼の塔婆を立てればその福徳はその方に回向される。 「回向」とは、その福徳によって、ご先祖さま、極楽途上の故人を助けること。 ご先祖さま、故人にとってこれが何よりの助けとなります。 ご先祖様をお助けすることが、ひいてはご自身に返ってくるという話も過去にしました。裏を返すと、それすらなければ…

  • 自己肯定感を仏教的に向きわば

    「自己肯定感」という言葉をよく見かけるようになりました。 この言葉は、『読んで字のごとく、自分が自分自身を肯定的に評価する感情、態度のこと』です。 平たく言えば「俺スゲー」と、どれぐらい思えているか、ということです。 自己肯定感が高い(俺スゲーの)人は前向きに困難に対処しやすいが、低い人は自己否定的になりやすく、うつや不安のリスクも高いと説明されます。 教育や自己啓発というジャンルでも、自己肯定感は重要なテーマとして取り上げられ、自己肯定感を高めることで目標に向かって前向きに努力し、成長を実感し、幸福度が上がるとしています。 また、この分野の心理学研究もずいぶん進んでいるようで、試しに昨日も紹…

  • 宗論を挑む vs ChatGPT4o

    得意不得意がある現在のAI技術。 少し前の記事で『仏教はまだ「不得意」のジャンルかな?』と考察した。 前にも話題にしましたが、最近の調べ者はインターネットの「検索」ではなくもっぱらChatGPTを使っています。つまり全体的にはかなり優秀ということです。 また前回AIにとってまだまだ苦手と書いた仏教にしても一般的な学術レベルの話であれば、仏教の学術的なテキストをほとんど網羅しているであろうChatGPTは、マニアックな話でなければ相当レベルの高い仏教理論は教えてくれる気がします。特に分厚くて難解な仏教書がなかなか読めない人は(そしてそれは多くの人がそうだと思います)活用する意味はあるかもしません…

  • 「拝みやすい、拝みにくい」ってなんのこっちゃ?

    「そのお像(時にはお札)拝みやすいですか?」なんて会話が行者同士、時には信者様でも話されることがある。 お像やお札に「拝みやすい、拝みにくいがあるか!」とこんな話にはピンとこない人も多くいるかもしれない ただ、長く信仰をしていて、また真面目に神仏に向き合っている人にはそんな感覚が芽生えるという話には私は肯定的だ。 こんな話にピンとこない人のために少し色々考えてみる。 例えば、お像の話でいえば極端な話、大きさが大仏ほどにあるお像と、懐中仏では同じ尊格でも拝んだ時の印象は当然違うし、もと東北在住の私にはなじみのある作者不明の質素なみちのくの民間仏と京都、奈良でみられる有名仏師が作った歴史的な国宝級…

  • 荼枳尼天の香合仏(香合仏Q&A)

    荼枳尼天の香合仏が完成しました。下絵は自身で描いたオリジナルなので、他所では見られない独特のお姿です。ご覧の通り、かなり細かい下絵を描いたのですが小さい香合仏なのに細かく彫っていただき再現度高く作っていただきました。 ※ご用命の方は、下記フォームより申し込みください。 荼枳尼天予約フォーム ※ご予約いただいている方は、開眼供養、厳修の後、ご送付申し上げます。 また「オリジナル」といっても適当に想像で作った訳ではなく、以前にも記事にしたと思いますが「刀自女経」という荼枳尼天のお経の記述を再現したお姿です。参考に過去に自作した荼枳尼天像の写真をご覧ください。写真にある説明文は全て刀自女経からの引用…

  • 『きっかけは何でもいい。仏縁とはそういうものだ』

    『きっかけは何でもいい。仏縁とはそういうものだ』 と言う話をしましょう。 私がもっともご縁のあるご尊格と言えば、むろんご本尊の准胝仏母だ。 ではこの「ご縁」がもっとも強かった本尊の准胝仏母との出会いはどうだったのか? という話をしたいと思います。実はこの話、しているようでこのブログではしていなかったと思います。 さて、少年時代。美術品としての仏像が好きだったのは過去の記事でも何度か触れました。その頃には「准胝観音」という名前は認知していたと思うが、特別に「准胝」という名を意識していた訳ではない。 ではいつから准胝尊を意識したのか? きっかけは美術品としての仏像ではなく、仏教を信仰しはじめた頃の…

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