chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
HITO-OMOI(ひとおもい) https://blog.goo.ne.jp/oyedih922

ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。

oyedih922
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/03/29

arrow_drop_down
  • 4653.4654首目・・・爪先と踝

    「直立の二足歩行を始めしが実に触れんとて覚(さと)りし爪先(新作)」「両脚を揃へつ座る繊維越し内踝(くるぶし)は牽制しあへり(新作)」今、川端康成を読んでる所為?この手の歌。汗不尽4653.4654首目・・・爪先と踝

  • 4652首目・・・天辺が

    「天辺(てっぺん)が見当たらぬほど青き空地に在り為すは斯程(かほど)の恋よ(新作)」一応、実感の歌なんだけど、この手の対比は、ありがちだね。不尽4652首目・・・天辺が

  • 4651首目・・・発音で

    「発音で舌の有り処を気遣ふにいかにせんとや今宵のくちづけ(新作)」官能的な一首に見えるが、決意しているものの、未遂段階のウブな中学生の歌である。笑かの昔、E・バーグマンは、G・クーパーに『鼻が邪魔にならないかしら』と言ったが、まぁ、習うより慣れよということでありますな。汗不尽4651首目・・・発音で

  • 4650首目・・・駆け下る

    「駆け下る非常階段踊り場に早く着きたし先に汝より(新作)」五句は「汝より先に」がこなれてるんだろうけど、切迫感を出そうと。そう、逢瀬の場所は、(屋上でも、地上でもなく)踊場なのである。不尽4650首目・・・駆け下る

  • 4649首目・・・川端康成没後五十年試し読み

    試し読みとは、ノーベル賞作家に失礼千万。(苦笑)(新規購入した)『川端康成初恋小説集』と(積読状態だった)『掌の小説』を手にする。『掌の小説』は(戦後作品は除いた)九十作をほぼ二度読み。二度とも⭕が付いたのは、家族やその死にまつわる『日向』、『盲目と少女』、『妹の着物』。(いずれも終戦間際だが)滋味がある『小切』、『ざくろ』。幻想的な作物では、『処女の祈り』、『屋上の金魚』、『母国語の祈祷』。まぁ、九十作もあれば誰でもいくつかは自分にフィットする作物があるに決まってるよね。お次は、表紙に惹かれて衝動買いの『川端康成初恋小説集』。チャプター「Ι」には、「ちよ」こと伊藤初代という少女との恋愛話が、これでもかとばかり集められている。正直言って大同小異なのだが、繰り返し書かずには居られなった川端の思いを汲み取るべ...4649首目・・・川端康成没後五十年試し読み

  • 4648首目・・・なだらかに

    「なだらかに装ふニット女子(をみなご)に日射しは優しくあらねばならぬ(新作)」装いに迷う季節の変わり目を歌う、肝は、初句。やや官能的。初めは、下の句を「日射しは優しくあれよあれかし」としていた(そのほうがクラシカル短歌っぽいけど。)のだが、トーンをより高くした。不尽4648首目・・・なだらかに

  • 4646.4647首目・・ズブロッカ二首

    「ズブロッカ飲み続くるなり朋ぽつり言葉遺しつ故郷(くに)に帰りぬ(新作)」「生硬き心に突き立てつつ干しし硬からぬ茎容るるズブロッカ(新作)」永年、大都会で暮らしてきた友人が故郷に戻るのを見送った。もとより男同士故、別れはウェットではない。されど、たったひとつのアイテムで、思い出は、芋づる式に甦るものである。不尽4646.4647首目・・ズブロッカ二首

  • 4645首目・・・抜きん出て

    「抜きん出て弾む踊り子(ダンサー)末梢に着く血ただちに心に還らん(新作)」ストリートパフォーマンスを眺めて浮かんだ。不尽4645首目・・・抜きん出て

  • 4644首目・・・陽の光り

    「陽の光り斜めに射せば午前九時君もタペストリーに透けている(新作)」和物ショップ?のショーウィンドーで、タペストリーを見て浮かんだ。織りは、縮み。四句の格助詞は、「が」もありだろうけど、君を凝視していたことを隠すために「も」とした。不尽4644首目・・・陽の光り

  • 4643首目・・・ベイスターズ、CS1stステージで敗退、、。

    「反撃は今日で止めども心奥の横浜ブルー色深めたり(新作)」ベイスターズ⚫2-3〇タイガース(2022.10.10)虎に2敗して、『横浜反撃』をスローガンに掲げた三浦監督の2シーズン目が終了した。もちろん悔しいものの、珍しく(苦笑)勝つ愉しさを少し味わったし、ポストシーズンまで試合を見ることができて、『横浜愛』がより深まった2022シーズンだった。ご贔屓プレーヤー(昇太、タナケン、嶺井)の完全復活や活躍もあって、尚更だった。選手、スタッフ、ファンの皆さん、ありがとうございました。I☆YOKOHAMA不尽4643首目・・・ベイスターズ、CS1stステージで敗退、、。

  • 4640-4642首目・・・下北行(その3、斗南藩)

    (斗南藩士上陸之碑)「上陸は退路を断つにほかならじ西や東や文目もつかず(新作)」「藩庁が置かれし寺の隣寺若君遊び時には泣かん(新作)」藩主松平容大(かたはる)は当時三歳(円通寺)(徳玄寺)「薩長が定めし廃藩置県にて解かるる軛(くびき)げに皮肉なり(新作)」(斗南藩史跡地)(旧斗南藩士墳墓の地)斗南藩の関連史跡を訪れること(行き残した場所もある)が、今回の下北旅行の主目的だった。(040908-10)(おわり)4640-4642首目・・・下北行(その3、斗南藩)

  • 4637-4639首目・・・下北行(その2、恐山)

    「忘却は許されざらむ石を積むされど崩れゆく日の朝の息(新作)」「清冽なる宇曽利湖(うそりこ)地獄の果てに出で誰の声聞こえくるや畏るる(新作)」「口寄せの声と姿を垣間見ゆおそらく時空の裂け目のひとつ(新作)」(040908-10)(つづく)4637-4639首目・・・下北行(その2、恐山)

  • 4634-4636首目・・・下北行(その1、大間崎)

    「北目指す旅人(たびと)幾許止み難く孤独の被膜剥がさんとせり(新作)」(本州最北端の碑)「海峡で最も狭きはその先の道に大間は最も近し(新作)」北海道のキャッチフレーズは、「その先の、道へ。北海道」だ。「親潮と対馬暖流注ぎ入り巡るマグロはぐぐんと弾む(新作)」(まぐろモニュメント)(040908-10)(つづく)4634-4636首目・・・下北行(その1、大間崎)

  • 4633首目・・・港より

    「港より潮の香りがする湊汽笛が乱す汝の声さえ(新作)」石川さゆりの『天の川情話』を聴いてたら出来た。売れない演歌っぽいね。山口百恵の『冬の色』の歌詞と同じくらい意味が不明。(苦笑)不尽4633首目・・・港より

  • 4632首目・・・逃げ水の

    「逃げ水の橋漕ぐ背(そびら)近づきて見えぬ隔たりある君を恋ふ(新作)」橋の上でウーバーイーツを追い抜いて、詠んだ。初めは下の句を「どんどん確かにずんずん君は」としてたけど、追いついて面白くない?ので、改作。不尽4632首目・・・逃げ水の

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、oyedih922さんをフォローしませんか?

ハンドル名
oyedih922さん
ブログタイトル
HITO-OMOI(ひとおもい)
フォロー
HITO-OMOI(ひとおもい)

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用