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ゆるオタ兄妹の妹です。兄と2人っきりで10年暮らしてました。キラキラ要素ゼロの兄妹同居の思い出を、漫画にしてブログに載せています。
兄妹同居の10年、ここで幕を閉じる 突然両親に置いていかれ、兄妹2人で暮らすことになった私たち。 兄妹同居の期間は約10年。まさか、こんなにも兄妹で暮らすことになるとは、誰も思っていませんでした。 そして、その幕がお互いの結婚で閉じることも。 お互いにずーーっと独身で、このまま10年も20年も老後までも兄妹で同居する恐怖の未来予想図をしたこともありました…が、叶わなくて心から良かったです(笑) 兄と暮らしていた日々は、予想外の事件が次々と起こりました。そのたび、罵って、テンパって、怒りをぶつけて… 最後は開き直って、笑いに落ち着く不思議な日々でした。 当時の出来事は、まだまだ漫画にできていない…
離婚でなければ夫婦でもなくただの兄妹です 何とか準備を終わらせ、迎えた引っ越し当日。しかし、新たに浮上してしまった、離婚した夫婦だと思われてしまっているかもしれない問題。 夫婦じゃなくて、兄妹です！離婚じゃなくて、結婚です！ とはいえ、引っ越し業者さんも、きっといろいろ修羅場を切り抜けてきたプロの方。あえて説明をすることはせず、事情はご想像にお任せいたしました。 引っ越し業者さんは作業で忙しいのだから、私たちのような一般人のゴシップなんかに付き合ってる暇なんてないのですからね。 まあ、兄との言い争いを見られたから、円満だと思われてはなさそうだけど…。 兄の結婚相手にプレゼントした方が良かったか…
https://www.morokoshi.work/entry/sis-hamburg 問題な…くねーよ！！ 物の整理が下手すぎる兄。せっかく婚約者のゆめ子さんと住むための新築新居に、段ボール5箱分の漫画を持ち込もうとします。 いやそれ、結婚する前から結婚相手のゆめ子さんに呆れられるんじゃ？と持っていると、上には上がいる現実をつきつけられました。 まさかの同人誌だけで段ボール5箱のゆめ子氏！ おまけに執筆活動までされている！！ さすが、見た目は可愛らしくても、あの兄と結婚を決めた猛者。とめどなく溢れる同族の臭い。 BLどんとこい☆とか頼もしすぎだわ。 冬月「碇？」 ゲンドウ「問題ない」 次回…
そして全巻読破したバカ野郎が我々です(しかも両方とも) 引っ越しまであと三日。というのに、一向に進んでいない兄の荷造り。さすがにヤバいと思い、助けを求めてきました。 自力で解決する力もなければ気持ちもない。 仕方なく荷造りを手伝ってあげるものの、少し目を離すと、そこらじゅうに転がっている漫画を読みだす元凶。 あの…あなたの荷造りしてるんですけど？(怒) しまいには、自分が読んでいたウダウダやってるヒマはねェ！を勧めてきて、私の手まで止めてこようとします。 どう考えても死亡フラグの回収不可避の状況。 …めっちゃ面白かったわ。ウダヒマだけじゃなくてフルアヘッドココも。 ウダウダやってるヒマはねェ！…
荷物と本人を退去する家に置いていくべきだったのかもしれない… 夏休みの宿題は、7月中に終わらせよう☆と最初の3日間ぐらいは気合を入れて意気込むものの、結局最終日に何とか片付ける私。 引っ越しの荷造りも、そこそこマイペースに進めていたら、さらに上をいくマイペース、夏休みの宿題は新学期が始まってから終わらせる兄がいた。 引っ越し二週間前。梱包した段ボールの数…ゼロ個！！ 後悔先に立たず。今さら悔やんでも仕方ないけれど、あの時に兄も荷物も、退去する家に置き去りにしておけばよかった…。 盾と矛の戦い。集中音楽と宿題をしない兄の戦い。どちらが勝つのか？(多分兄) 次回、今日から兄妹別居暮らし⑤荷造りを阻…
最後まで妹に勝てないのが兄という存在 先に抜け駆けをしようとしていた兄。水面下で動いてカウンターを仕掛けた妹。 兄が結婚相手と住むための新居が完成するのは二か月後。どうあがいても、勝ち目のない戦いです。 兄の最終奥義・見事な土下座。 妹は慈悲の心で攻撃を止めた。 結局、兄妹同居生活10年の最後の最後まで、兄が勝つことは叶いませんでした。はい、それが現実なのです。 結婚記念日が、戦いの勢いで決まらなくて良かったわ。 兄の土下座も猫ぐらい可愛かったら良かったのに… 次回、今日から兄妹別居暮らし④進まない荷造り に続く… 以上、妹もろこしでした！ (adsbygoogle = window.adsb…
兄妹そろって婚約をしていた事実 ええ、実は婚約していました、私も。兄と同じ時期に。 隠していたわけでもなく、ただ漫画のネタにできるような面白い出来事がなかったため、描いていなかっただけの話です。 兄と婚約者(ゆめ子さん)のインパクトの前では、私と婚約者(電話の相手)のエピソードなど、霞んでしまうのですから。 そんな妹の結婚話を認識していなかったのは、兄もまた然り。 自分の勝ち(出し抜いて同居の家を出ていくこと)を信じきって、ぐーすかぐーすか幸せそうに昼寝している兄の寝首をかきに行こう。 やられる前にやっちまえ！引っ越される前に引っ越しちまえ！ …首、短いけど。 次回、今日から兄妹別居暮らし③反…
最終章！兄から告げられた宣戦布告(マンション退去宣言) 兄のとりえ。ゲームの腕前。(兄妹比) ゲームの対戦で負けそうになりながらも、平和に過ごしていたある日。いきなり同居解消という爆弾宣言をしてきた兄。 賃貸の契約書に書いてある通り、一か月前までに退去の意思を伝えればいいというルールを守り、二か月後に引っ越すことを伝えてきました。 いつもギリギリを生きている兄にしては珍しく、契約書の期限より一か月も早く退去宣言をし、完全に自分の責任を果たしたつもりです。 いや、私、大家じゃないわ。 ゲームでも現実生活でも自分の勝ちを確信し、調子に乗っている様子がひしひしと伝わってきます。これはもう、足元をすく…
猫好きに悪い人はいない(と信じ続けている) 電車で座っている時、隣の席に怖めな人がくると、ちょっと身構えたりしませんか？ 失礼ながら、勝手に身構えて勝手に緊張する私は、優しい感じの人こい！と念じながら、隣が空いている電車の座席に座っていたりします。 が、通じなかった私の願い。隣に座ってきた怖めな雰囲気のおじさん。 無駄に緊張しながら座っている私に反して、なぜか顔が緩んでいくおじさん。そのおじさんの視線の先に、携帯にうつる猫の画像(可愛い)。 猫が！浄化している！ ええ、これは勝手に顔がにやけちゃうやつですよね。隣で画像を見ていた私も、思わずニヤニヤしてしまいました。 携帯を盗み見して、ニヤニヤ…
妹以外の女子にはジェントルの姿勢を貫く兄 どの女の子を見ても、必ず可愛いという兄。他の人が「あの子はちょっと…」というような外見でも、絶対に可愛くないとは言いません。 兄の中では、この世の女子は全員可愛いのです。(妹以外) 珍しく兄のことを尊敬した機会だったのに、妹を陥れる発言によって台無しに。そうね、どんな時でも私のことを罵るのを忘れないのがあんだですよね。 可愛さを全面受容する姿勢は素晴らしいと思うけど、世の女子に対する優しさの1%ぐらい、妹に分け与えてもいいのではないか？ まあ、兄に可愛いと言われるとか、気持ち悪いから遠慮しておくけど☆ 以上、妹もろこしでした！ // ★作者もろこしの一…
私のお腹の中に入っているのはただのぜい肉です… 少し暖かい日。いつも着ているパーカーを脱ぎ、ぴったりめのワンピースを一枚着て、スーパーで気持ちよく買い物をしていた日。 レジの会計が終わると、優しい男性店員さんが、袋づめをするための台まで、買い物かごを運んでくださるというではありませんか。 優しさに感激するのも束の間、目の前にうつるぽっこりお腹。 ああ、これ、完全に妊娠していると思われて、気を遣ってもらったパターン。うん、間違いない。このぽっこりお腹じゃ誤解を生んでも仕方ない。 せめてもの抵抗に、少しだけお腹を引っ込めながら袋づめをする私。 私のお腹、新しい生命は宿っておりません。 すみません、…
兄によって広げられていた風評被害 ついに！ついに兄の彼女、ゆめ子さんと対面！ 兄に彼女ができたのが初めてなら、もちろん、妹の私が兄の彼女に会うのも初めての機会です。自分から会わせろと言ったものの、いざ対面となると、激しく緊張するものです。 ドキドキしながら自宅に迎え入れると、未来の義理のお姉さんは、あたたかい雰囲気で話しかけてくれました。 めっちゃ優しくていい人だ…と思ったのもつかの間、ゆめ子さんはあることないこと兄に吹き込まれ、私は風評被害にあっていたのです。 おい兄よ、あんた義姉と義妹の関係を今から悪化させたいのか。 ふざけるのもほどほどにしておかないと、私の中のラオウが目覚めて、北斗剛掌…
まさか、結婚まで考えているだと！？(思考が追い付かない) 嘘のつけない男、兄ノリタマ。ついに妹の攻防(主に攻撃)に耐えきれず、彼女であるゆめ子さんと付き合っている真実を白状しました。 ええ、あの兄に、奇跡的に彼女ができていたのです。 黙秘を貫こうとした兄に、真実を暴いた私。ほら、やっぱり今回の戦いも私の勝ち☆と思わせつつ…えっ！？結婚まで考えてんの！？ 自分の攻撃が思いっきりリフレクしてきたわ。(防御失敗で大ダメージ) 豚に真珠。兄にゆめ子さん。 世の中、捨てる神あれば拾う神ありなのですね。 袋のネズミ(兄)に噛まれたネコの気分(妹) 次回、兄の婚約者(仮)、ゆめ子さんとの対面か？ 兄と彼女と…
はい、兄、黒！真っ黒だろ！ 兄のスマホに、ゆめ子(女子)さんからのLINEが届いた頃ぐらいから、兄の様子がおかしくなっていきました。 オシャレ、外出、切れの悪い返事…。もはや、異常事態の域です。 一般的に、女の人よりも、男の人の方が分かりやすいっていうけれど、ここまで分かりやすいのは兄ぐらいだと思う。 いやまさか、バレていないとでも思っているのか…！？ とりあえず兄よ、あんたは嘘とかすぐバレる側の人間だから、素直に生きていくことを心からおススメしておくよ。 別に心を透視しなくてもすぐに分かるけど… 次回、ついに兄が観念して自白をする？ 兄と彼女と妹の攻防③に続く… 以上、妹もろこしでした！ /…
全てはLINEの通知から始まった… 日曜日。大好きな漫画を読んで、幸せを感じていたのもつかの間、兄が放置していったスマホが事件を起こすことになります。 女子からの！LINEの通知！デートの記載！！ 今まで、いい感じの女の子でもできたかな？と予感させる出来事が、(わずかながら)あったものの、ここまであからさまな出来事は初めてでした。 いやもう、漫画の続きよりも、LINEの続きの方が気になりすぎて、ドキドキが止まらないわ。 私の平和な日曜日返せ。 ついでに真相も洗いざらい吐き出せ。 次回、見守る優しさよりも問い詰める好奇心が勝った妹のターン。 兄と彼女と妹の攻防②に続く… 以上、妹もろこしでした！…
私はただ自転車に乗りたかっただけの一般人です 自転車が大好きな私。自転車で片道30分ぐらいの距離なら、すいすい～っと冒険に出かけます。もちろんそれは、天気にかかわらず同じ気持ちです。 しかし、激しめの雨。でも自転車で出かけたい。そんな時はレインコート！ と、自転車を乗るのに特化した真っ黒なレインコートを身にまとい、外へと出かけていきました。他人から自分の姿がどのように写るかも想像せずに…。 結果、おばちゃんをビビらせる。片がすくむほどに。 こういう時に女子力があれば、他人の目を気にして、不審者みたいな恰好で出かけることなんてないと思うけど、残念ながら私には、その慎ましい性質が備わっていないので…
夢は夢であるうちが華なのかもしれない 食欲旺盛な兄と好物のプリン。そこから生まれた、大好きなプリンをバケツサイズで思う存分味わいたいという野望。 優しい優しい妹は、兄の夢を叶えるため、バケツプリンをプレゼントしました。 バケツサイズの大きなプリンに大興奮な兄。ハイテンションで食べていくものの、その表情は食べれば食べるほど暗くなっていきました。 うん、そうね、ぶっちゃけ飽きるよね。 好きなものは、満たされない程度にあるのが幸せの秘訣なのかもしれない。 心の中でそう思いながら、兄に負けないぐらいバケツプリンを食べた妹なのでした。 よろしければ、一度バケツプリンを作ってみてくださいませ☆ 以上、妹も…
お世辞でも似てるって言うのやめていただきたい 「〇〇ちゃんって、芸能人の〇〇に似てない⁉」的な会話が始まると、よっっっっぽど似てない限り、同調しなくてはいけないような空気を醸し出す女子世界。 そこで投下された「もろこしちゃんって、永作博美に似てない⁉」発言。 人間であり、女性であるぐらいは似ているかもしれないけど、他に似ているところはないから、そういう無茶ぶりは勘弁してください。同調もしないでください。 そして向けられる男子からの期待を含んだ視線。 いや、勝手に期待しといて、あからさまに残念な顔しないでほしい。 そもそも、私が自ら永作博美様を宣言したわけじゃないから、腑に落ちないし。 美しい永…
ミスして支えてもらい、成長して支えてあげる 新人時代。学生でなければ、社会人にもなりきれない、その狭間で生きていく時代。 最初から仕事ができる人なんてごく一部で、大多数の新人が、先輩に支えてもらいながら成長していきます。 時に、ミスをして、まわりに迷惑をかけながら。 だけど、今は仕事ができる先輩だって、新人時代は数多の失敗をしながら、まわりに支えてもらい、少しずつ強くなり、仕事のできる社会人になっていったはずです。 ひな壇にデデーンっと座っている大先輩の部長だって同じはず。 先輩に支えてもらいながら、成長していく後輩。 そして、次の世代を支えてあげる先輩になっていく。 以上、もろこしでした！ …
完膚なきまでのリアル周回遅れ 兄妹でマリオカートの対戦をしていたある日。兄が投下してくるアイテムによって、順位を大幅に落としていた私に、追い打ちの爆弾発言まで放ってきました。 一度結婚して【抜かれた】、再度結婚しただと【周回遅れ】…!? こっちなんて、結婚の気配どころか、相手を見つけるところから始めなきゃいけない状態なのに、ちょっと容赦なさすぎるスピードじゃないですかね、兄の同期さん。 あなたリアルでもキノコ使ってダッシュしすぎだわ。 ダッシュキノコの使用はゲーム内だけでお願いいたします そして、大事なことに気づいた私。 うん、まずはレースに参加するところからだな☆ 以上、妹もろこしでした！ …
いやむしろ子どもよりたちが悪い… ふと家を見渡してみれば、ところどころに血痕が！スイッチにドアノブにタオルにと、その被害は主に洗面所まわりでした。 はっ？えっ？どういうこと！？ と、私が動揺していると、諸悪の根源が自白。どうやらひげを剃るのに失敗し、カミソリで肌を切ってしまったとのこと。 ああ、そうか、うん、大変だったね。だけど、止血が終わって落ち着いたなら、血痕をきれいに後始末しておけ。家はあんたより大変なことになってるんだから。 子どもかよ！ …いやいや、きっと子どもなら親に助けを求めて何とかするだろうから、子どもよりたちが悪いよね。 「ADHD」の整理収納アドバイザーが自分の体験をふまえ…
通報されても致し方なしレベルの暴挙 友人の花ちゃんと待ち合わせをしていたある日。待ち合わせ場所で、花ちゃんらしき子が先に来ているのを見つけました。 後ろを向いている花ちゃん＋先にみつけた私＝驚かすしかない と、悪ノリで驚かせた相手は、まさかの見たこともない相手。花ちゃんだと思いこんでいたら、全く知らない人のパーソナルスペースに侵入し、驚かせてしまったのです。 …私がありえないぐらい驚いたわ。 その後、待ち合わせ場所に現れた本物の花ちゃんに、経緯を話して謝られたけど、どう考えても100％私が悪い話。 待ち合わせ しっかり見てから 驚かそう あの時、間違えて驚かせてしまった彼女、不審者(私)の行動…
兄ノリタマ、アホの本領発揮 基本的に布団に入ったら3秒で寝る兄。しかし、そんな彼でもたまに繊細モードになり、眠れなくなってしまう夜もあるようです。 眠れない、寝たい、眠れない、どうしよう…。 そしてたどり着いた結論は、苦手な活字を読んで寝落ちる作戦だったようです。活字を読んでいれば、きっとそのうち眠くなるだろうと、そのアイディアまでは良かったのですが… ホラーサスペンスゲーム『かまいたちの夜』をチョイス。 (珍しく)兄の心配して損したわ。 絶好調のアホ思考だったっていうのにさ。 以上、妹もろこしでした！ // ★作者もろこしの一押し作品★
普段料理をしない人間が、なぜそんなに醤油をもらってくるのか… 兄妹で何気なく日用品の買い物をしていた休日。地元商店街の福引券を手に、私たちは数回ずつガラガラを回します。 結果、5等の醤油ゲット(下から2番目) 兄は安定のポケットティッシュ(1番下/参加賞) 少しだけ勝った少しだけのくじ運を兄に見せつけたところ、どうやら彼の勝負心に火をつけてしまったようです。 後日、嬉しそうに醤油2本を持って帰ってきた兄。家の戸棚には、使いかけ分を含み、4本の醤油が鎮座することになりました。 どうせ格の違いを見せつけるんだったら、特賞を持って帰ってきてくれ。 追手内ノリタマからラッキーマンにクラスチェンジ!?(…
無駄に付き合わされた私の時間を返せ のんびりと漫画を楽しんでいた私。ドキドキ☆ハラハラ心躍る展開に夢中で読んでいると、何やら興奮した兄が話しかけてきました。 手のひらの上に、汚い巨大な耳あかをのせて…。 いや、まあ、確かにすごいかもしれないけど、私は全く見たくなかったし、その物体に感動する気持ちも全く共感できない。 そもそも、耳そうじをきちんとしている人たちは、ユーラシア大陸級の耳あかになんて一生涯出会うことはないんだから、彼らを見習ってこまめにお手入れをするべきなんだよ。 次の耳そうじでは、せめてアフリカ大陸ぐらいで止まるか…。 右上のユーラシア大陸がイメージらしい(知らんわ！) 以上、妹も…
私の背中を押してくれる悲しくて優しい思い出 好きな人がいても、なかなか行動することができなかった大学時代。好きな人と両想いになることよりも、自分が傷つかないことを優先して、逃げ腰の恋をしていたのです。 思いを告げるどころか、一緒に出かけようと誘うことすらできなかった。 そんな臆病な私にとって、まぶしい存在だった桃子先輩。いつもニコニコ柔らかい雰囲気で、ぱっと見は草食系女子と思わせつつ、気になる男子を攻めに攻め、次々落としていくモテっぷりです。 まさに、名は体を表すモテ子先輩。(通称だけど) 天と地ほどの差があるモテ子先輩と私のモテっぷりに行動力。百戦錬磨のモテ子先輩にアドバイスをもらえば、きっ…
クッション(妹)を挟まないと話すことのできない兄と友人 友人が遊びに来ていたある日。兄の帰りが遅くなるということで、はちあわせる危険性はないと油断しきっていたところ、こんな時に限って早く帰ってきてしまいました。 男子慣れしていない友人×女子慣れしていない兄＝かたまる2人 お互いに緊張する気持ちは分かるよ。でも、いちいち私をクッションにして会話をするのはやめてほしい。あんたたちの声は、絶対に相手に聞こえてるから。 似た者同士は惹かれあうとかいうけれど、幸いなことに、兄と友人の間にロマンスは一切発生することはありませんでした。 本当に良かった。 友人のためにも、兄のロマンスのクッションにならなくて…
約1センチの誤差も認めない先輩鈴木氏 大学の先輩鈴木さん。本人は自覚がないものの、私を含めたまわりの人たちから、変わり者という評価を受けているお方です。 その鈴木さんと一緒に作業をしていた私。弾まない会話と気まずい空気に、ふと見上げれば高身長の先輩。よし、話題を見つけた！と話を振ってみたところ… ああ、うん、そうね、179㎝。確かに180㎝はないね。 でもそれ、たいていの人は180㎝ぐらいって同意してくれませんかね、鈴木さん。今日も変わらずマイワールドですね。 変わっててもイケメンだったら良くない？とお思いの方。 すみません、漫画仕様で美化してます…。 以上、もろこしでした！ // ★作者もろ…
会社って、派手な成績を残すことだけが大事じゃないはず 多くの人が、長く働くことになる会社。だからこそ、そこで生まれるたくさんの物語があります。今、社会人の端くれとして働いている私も、楽しい・辛い・嬉しい・悲しい…様々な出来事を経験してきました。 誰かが、退職する時にも。 会社で大きな成果をあげられるのは、ごく一部の人。だけど、その華やかな成績を残している人たちの裏では、事務仕事を懸命にこなし、彼らを支えているたくさんの人たちがいます。 辞める時のまわりのあたたかさこそが、きっと、その人に対する評価なはず。 今回は、そんな実話をもとにしたお話でした。 以上、もろこしでした！ //
自分の知らないところでリア充にされていた兄ノリタマ 只野ノリタマ23才。年齢＝彼女いない歴だった兄に、ある日会社で「だいぶ年下の彼女がいるらしい」という話題が上がりました。 三次元では全く身に覚えのない彼女の存在に、現場として目撃されたスーパーを思い出す兄。だいぶ年下(童顔なだけ)に、ちっちゃい女の子。 ごめん同僚。それ、どう考えても妹の私しかいないわ。 現実では彼女いない歴を更新し続けていた兄。同僚からリア充のロリコン扱いされたやるせない怒りを、誤解の原因である私にぶつけてきます。 いやいやいや、待て待て待て。 私だってあんたが彼氏とか誤解されたくないわ。 当時の彼女 以上、妹もろこしでした…
環境にもお財布にも優しいTシャツの有効活用 Tシャツ。気軽に着れて、ゆったり過ごせて、部屋着としては文句なし。欲をいうなら、いつものサイズよりも大きめだと、なおゆったり着られて最高です。 でも、わざわざ部屋着用に買うのはもったいないし、今ここで着たいし、どこかにいいTシャツないか… …あった。目の前に。太った兄が着られなくなった、やつのTシャツが。 どうせ着られないTシャツだからと、持ち主に断ることもなく、しれっと着こなす私。想定よりも多い枚数を拝借され、ちょっと驚いている兄。 家が大好きな私には、部屋着の替えがたくさん必要だから、ねっ！ でも、兄が着ている時には浮き出ているTシャツの文字は、…
相談相手は計画的に！ 類は友を呼ぶ、兄ノリタマ。彼の(数少ない)友人も、ご多分に漏れず、モテない男子の集まりです。 そんな中、革新的な出来事が。なんと、非モテの友人の1人が、生まれて初めて女子と2人きりで出かけることになったというではありませんか！ 何だそのトキメキシチュエーション。私に代わってほしいわ。 このあと兄の友人は、初デートをした相手の女子と交流を深め、お付き合いに発展。そして、とんとん拍子に結婚まで発展させていったとのこと。 まわりから全く有意義なアドバイスがもらえなくても、彼は独力で道を切り開いて、ハッピーエンドにつなげたのです。 めでたしめでたし、ちゃんちゃん☆ …じゃないわ。…
結び直しても結び直しても荒らされる髪 邪魔になる髪をまとめて、読書を楽しんでいた私。そこに、もっと邪魔になる兄がやってきました。 ペンペンペンペン！ 面白そうなオモチャ(妹の髪)を見つけ、遠慮なく叩く兄。いや、ちょっとは遠慮しろ。人の髪の毛だぞ。後始末するの私だぞ。 一難去って、乱れた髪の毛を結び直す私。気を取り直し、邪魔されて中断してしまった本を再び読み始めます。 ペンペンペンペンペンペンペン！ いやだから、遠慮しろって。さっきよりも遠慮なくペンペンしてんな。髪の毛めっちゃグチャグチャにしたまま満足そうに去っていくな。 普段動かないくせに、こういう時だけ私のまわりウロチョロするの自重してほし…
初心者は基礎をかためることが何より大事 恋愛ど素人の兄ノリタマ。今まで気になる女子に出会ってきても、その思いが報われることはありませんでした。 それでも負けずに、女子に淡い恋心を抱く兄。今度こそ勝利をつかむため、どこかのネット記事から学んだ小手先の技術を使おうとします。 いや待て！まずは基礎をかためろ！女子の好感度を上げるんだ！ 小手先の技術自重。文中に「？」が入っていようとなかろうと、返信したい相手には返信するし、したくない相手には返信しないからね。 日の出が嫌いってなんだよ。暗闇族かよ。 ああ…また鳴らない電話だ。 モテる構造 ──男と女の社会学 (ちくま新書) 以上、妹もろこしでした！ …
文明の利器を使いこなせない残念さ 家をきれいにする時の心強い味方、お掃除ロボットルンバ。散らかすことは得意だけど、掃除は苦手な兄妹にとって、救世主的な存在です。 …我々に使いこなすことができるのなら。 出かけている間にルンバを使えばいいものの、ついついスイッチを入れ忘れてしまうポンコツな兄と妹。結局、自宅にいるタイミングでルンバに掃除をお願いすることになります。 が、兄妹をゴミ扱いし、容赦なく吸い込もうとしてくるのです。 確かにこの家にとって、散らかす諸悪の根源を消し去るのが一番の掃除だけど、そんな性能は求めていないし、そんな賢さもいらない。きみは目先のゴミだけ駆逐してくれ。 ルンバの性能がも…
切実な悲しみが伝わってくる切ない面接 登録制の倉庫作業のアルバイトを始めるため、仕事を請け負っている派遣会社に面接をしに行った時のこと。採用が決まり、明るく返事をする私と対照的に、憂いをおびた表情を見せる派遣会社の社員さん。 次々と祖父母が亡くなったら、そりゃ暗い気持にもなるさ。 派遣会社としては、仕事を請け負っている立場として、欠員を出すわけにはいかないのです。代理の派遣が見つからない場合、社員自らが現場に派遣される運命に。 社員さんの笑顔の裏から溢れ出す悲しみ。 最近のおじいちゃんおばあちゃん、めっちゃ元気に公園とか図書館にいるから！みんな、おじいちゃんおばあちゃんのためにも、社員さんのた…
飛ばない豚と飛べない豚の大きな壁 ある日、兄妹で立ち寄ったホームセンター。そこに、むっちむちなブタの抱き枕が並んでいました。 今にも溢れ出しそうなブタの綿。そして、兄のお腹の肉。 運命の出会いを果たした2人のため、見事な幽体離脱を披露するものの、どうやら兄には不服だったようです。 ポルコ・ロッソに憧れてても、飛べない豚ではダメだったか…。 でもさ、兄よ、知ってる？ブタって案外スリムなんだよ。 兄と一緒の扱いにしてごめんね、ブタさんたち。 名言「飛ばねぇ豚はただの豚だ！」【紅の豚】 以上、妹もろこしでした！ // ★作者もろこしの一押し作品★
絶対やってくれると思ってた、万歳寝！ どこかからふと、入手した情報。どうやら人は肩こりがひどいと、寝ている時に無意識で万歳のポーズをしてしまうそうです。 肩まわりの凝り固まった筋肉の圧迫から逃れるため、息苦しさを和らげようとして手を上にあげ、万歳のポーズで寝てしまっているとかなんとか。 そんな苦しそうなポーズ嘘だろ、ぷぷぷって思った人、自分が知らないだけで、あなたも万歳寝をしているのかもしれません。 その一人が兄ノリタマ。就寝時、美しい万歳ポーズを披露してくれました。 肩こりがひどいんだ。仕事が大変なんだね。と優しく労いの気持ちを持ちながら見守ることなど一切なく、兄に対して罵りポイントを見つけ…
A型…えっ…A型…？？ 血液型占い。4種類の型とはいえ、身体を流れる血液で人間の性質を分類するその占い。昔は信じていたこともありました。 …が、嘘でしょ。A型、特にあんただよ。 A型の特徴として、よく挙げられている「几帳面」「真面目」「まわりの評価を気にする」等々、どう考えたって兄にあてはまるとは思えません。 部屋を容赦なく汚し、スロットの必勝法を読み漁り、でっぷりとしたお腹を遠慮なくぽりぽりかくA型の兄。 万一、A型の特徴が兄に当てはまるとしたら、人類はみな几帳面で真面目だ。 「血液型と性格」の新事実 AIと30万人のデータが出した驚きの結論 以上、妹もろこしでした！ // ★作者もろこしの…
ええ、甘んじて受け入れましたとも、大盛りを 珍しく気を利かせ、率先してご飯をよそおうとしてくれた兄。なんだ、たまにはいいこともするじゃんと思ったのもつかの間、大盛りか特盛りか鬼盛りの選択肢を迫られることになりました。 おい、そもそもそれぞれがどんな盛りかすら分らんわ。 しかたなく、多分一番盛りが甘いだろうを思われる大盛りを選択しました。出てきたご飯はお茶碗にたんまり。うん、だよねー。 残す？いえいえ、もちろんペロリとたいらげましたよ。 しゃもじを制していた諸悪の根源は鬼盛り(多分一番盛りが多い)を選択。そんなんだから、いつまでたっても体重が右肩上がりなんだわ。 …私まで巻き添えを食らってね。 …
そういうところがあるからモテないんだ 濃い味が好きな兄と薄い味が好きな妹。脂っこいものが好きな兄とさっぱりしたものが好きな妹。兄妹なのに味覚が違いすぎる私たち。 そんなわけで、兄に手作り料理を褒められる経験なんて、ほとんどしたことはありません。が、その貴重な褒められた経験の1回が、餃子を振舞った時のこと。 …味の素の冷凍餃子をただ焼いただけだわ。 冷え冷えの餃子をパックから出して、フライパンに並べて火をかけて、蓋をして待つこと数分…はい出来上がり！兄の太鼓判付き、味の素の冷凍餃子です。 こんなにイラっとする褒められ方、なかなかないわ。 味の素の冷凍餃子のクオリティーもすごいけど、兄の褒めたのに…
井の中の蛙アイス好きの世界を知らず 冷凍庫には常にストックのアイス。暑い時と寒い時も、晴れの日も雨の日もアイス。私のアイス愛は、誰よりも大きいものだと思っていました。 街中で、歩きながらスーパーカップを食べる女子に出会うまでは。 歩きながらスーパーカップ！？あまりに衝撃的な光景に、すれ違いざまに二度見してしまったほどです。 まわりの目を一切気にせず、幸せそうな顔でアイスとに向かい合っていたスーパーカップ女子。どうやっても、彼女のアイス愛に勝てる気がしません。 その日、井の中の蛙は、自分の思い上がりを知る。 いつか私も、街中で歩きながらスーパーカップを食べれる日が来るだろうか。 以上、もろこしで…
目は口ほどに物を言ってるけどね、兄よ 普段は別々に食事を用意している兄妹ですが、たまーに、本当にたまーーに、私の気分が乗った時だけ、兄にご飯をごちそうしてあげます。 結果、ご飯に文句たらたらな兄の顔。 確かに直接口に出しては文句を言っていない。だけどその表情は、人の手作り料理を不味いと言うぐらい非常識なものだと思うけど。 (奇跡的に)彼女ができて、手作り料理をごちそうになった時、同じようなことしたら即フラれるよ？なんて言おうものなら、彼女のご飯だったら、どんなものでも美味しい美味しいと笑顔で食べるんだと言い張ります。 愚かな兄。女子はあんたが思っている以上に、男が他の女子にどんな対応をしている…
普段は地球の害な兄妹、たまには優しく生きてみる 目の前に並ぶ牛乳。かたや賞味期限が長く、かたや賞味期限が短い。 自分たちのためだけを思うなら、賞味期限の長い方を買うの一択ですが、ここで我々が新しい方を買うと、古い方は捨てられてしまい、環境破壊に繋がってしまうかもしれません。 さあ、地球の未来か、自分たちの未来か、どちらを選択するか…。 普段は地球の害でしかない兄妹(主に兄)。こんな時ぐらい地球を守ろうと、悩んだ末に古い方の牛乳を買ってみました。 古い方に値引きシールが貼ってあれば、一切の迷いなくそっちを買うんだけどね。 以上、妹もろこしでした！ くまもんパッケージ牛乳！ // ★作者もろこしの…
電車で遭遇した一般人のカーネルサンダース ある日、ほどよく混んでいた電車に乗っていた私。そこで、見覚えのある人物と出会うことになります。 そう、ケンタッキーの店の前にいる、カーネルサンダース(一般人)です。 何だか久しぶりにケンタッキーが食べたくなってきたな…と思っていたら、私の隣の席が空き、そこにすわる(仮)カーネルサンダース。 ちょっと待て、この私の小ささ、この隣のおじさんの迫力…もうこれ、ケンタッキーのベンチに座ってる、カーネルサンダースと小学生の子どもの図だよ！ 私、ケンタッキーの店先では、カーネルサンダースの隣に座ったこと、一度もなかったんだけどな。 以上、もろこしでした！ ケンタッ…
「似ている」発言は聞き流せない 中身はさておき、外見は全くと言っていいほど似ていない兄妹。街中を2人で歩けば、不本意ながらも夫婦に間違えられたりするものです。 が、妹の友人に言われた、衝撃の似ている発言。 どこが！？どこが兄に似ている！？もしかして、似ているって言われた方が喜ぶと思って、気を遣ってしてくれた発言？ いやいや、勘違いも甚だしいよ。私は決してやつに似ていたくはないんだから。 私と兄が似ていると言うなら、人類は皆、似ているはず。それどころか、きっと魚類とも鳥類とも似ているはず。 以上、妹もろこしでした！ 危険生物 （学研の図鑑LIVE） [ 大場達之 ] // ★作者もろこしの一押し…
私と同じ思いをしてる男子はきっといるはず… 平和なはずの日常。昇っていたエスカレーターで、ふと上を見上げると、力なくひらひら揺れているスカートと、今にもパンツが見えてしまいそうな女子高生の姿が目に入りました。 どんどん上昇し、どんどん際どい角度になっていく目の前のスカート。もれなく私のドキドキも増していくのです。 ああ、どうか中身のパンツ、決して見えませんように！ 下心ではなく、スカートの中が見えないように、祈りながら見守る私。気になって彼女のスカートから目が離せなくなりました。 ああ、階段とかエスカレーターとかで、スカートをのぞかれたって話も聞いたりするけれど、私みたいにその心もとない行方を…
まさか!?非モテの兄に女子からの着信!?／後編【web漫画】
瞳の意外なる正体 何とか思いとどまり、非モテの兄にかかってきた瞳さんからの電話に、代理で出ることをやめた私。 どんな電話なのか、どんな関係なのかをドキドキ想像しながら、普段は全く待っていない兄の帰りを心待ちにしていました。 動揺しながらも、帰宅した兄に、何とか事情を説明する私。兄も瞳さんからの着信履歴に驚くかと思いきや、予想外の冷静な反応。 おと…こ…？男…！？ そりゃ、冷静な反応にもなるわ。ただの会社の同期(男)なんだから。 おい瞳(←年上)、バカ野郎！私の淡い期待を返せ！ モテと非モテの境界線 AV監督と女社長の恋愛相談 以上、妹もろこしでした！ // ★作者もろこしの一押し作品★
まさか!?非モテの兄に女子からの着信!?／前編【web漫画】
その時の妹は、気遣い2％と好奇心98％で構成されていた みなさん、事件です。事件が起きました。自他ともに非モテ認定をしている兄のスマホに、女子からの着信がありました。 非モテの兄に！女子からの着信があったのです！ (大事なことなので2回言いました。) さあ、そんな大事な時に、肝心の兄は不在。男子からですらあまり連絡のないスマホは、持ち歩かなくてもあまり支障がないようで、よく家に忘れるのが兄の習性です。 おい、こんな大事な時に忘れんな。 どうしよう…もし緊急の連絡だったら、ここで電話に出て本人がいないことを伝えなくてはいけない。そもそも兄に電話をしてくる女子とか何者なんだ？フラグか？恋愛フラグ発…
積み重なるスカートの屍たち ゆったりふんわり、しめつけが少ないタイプのワンピースは、ゆったり着られて着心地最高。もう一生手放せないアイテムです。 が、人生楽あれば苦あり。楽ちんあれば代償あり。 久しぶりに、チャックで閉めるタイプのスカートを履こうとしたところ…はっ、入らない！嘘だろ、これも入らないだと！？バカな、こっちも…以下略。 しめつけが少ないから、ごはんをモリモリ食べても苦しくないんですよね。そりゃ、どんどん食べてガンガン膨張しちゃいますよね。 無残に積み重なるチャックの閉まらないスカートの残骸。 それでも私は、今もゆったりワンピースを着ながらブログを更新するのです☆ 以上、妹もろこしで…
怒りの代償は耐えがたい痛みだった 生ける散らかし屋の兄ノリタマ。この日も自分が使った食器を放置したまま、一切洗う気配がありませんでした。 日頃は見逃してあげるものの、度重なる食器の放置に兄のふぜけた態度がプラスして、私の怒りは沸点に達します。 ダンッ！！と一発、沸点怒りの壁パンチ。 やべぇ…壁パンチってしたことなかったから知らなかったけど、意外と痛い。右手がつらい。でも、ここで痛がるそぶりなど見せたら兄の思うつぼ。 兄、あんたに痛がっているところなど見せるわけにはいかない！ 平和第一、世界平和。 争いごとにも、使ったままの食器放置にも、いいことなんてひとつもないさ。 以上、妹もろこしでした！ …
聞いてないふりをしながら、ちゃっかり横取りを狙っていた兄 気分がよくなり、突如として歌い始める私。(音痴) そんな妹の奇行に、長年の同居で慣れている兄は、自然な生活音として聞き流しながら、気にせず自分のペースでくつろいで… …いるふりをしていたのです。 音を外しながらもノリノリで歌われるQooの曲。聞いてないふりをしながら、最後の「Qoo！」の部分を、妹から横取りする瞬間を狙っていたのです。 何か物をとられたわけではないのに、あふれだす喪失感。 さあ、私は兄から何を奪ってやろうか。 以上、妹もろこしでした！ 本家Qooはこちらから☆ // ★作者もろこしの一押し作品★
さよなら、切ない乙女の憧れたちよ… 慌ただしいイチゴ狩りが終わった後は、イチゴスイーツ食べ放題！様々なイチゴのスイーツたちが並び、私たちの心を躍らせてくれます。 並んだイチゴスイーツを少しずつ取って、少しずつ味わう女子力。 …なんてことはあるわけもなく、4人が4人とも、お皿にたんまりイチゴスイーツを盛りまくり、テーブルの上はてんこ盛りです。 こんなんだから、男子とのフラグは何度でも立てられるけど、決して攻略はできないんだね。 イチゴ王子の左手に光る銀色の指輪。 氷の王子様から返ってきた絶対零度の返信メール。 さあ、今日もたくましく生きようじゃないか！ 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転…
トキメキよりも色気よりも食い気を優先した結果 イチゴ王子の気遣いのおかげで、何とか確保できた5分間だけのイチゴ狩り。本来、女の子同士でイチゴ狩りに来たら、キャッキャウフフと話しながら、キラキラした姿で楽しむものだと思いますが… 私たちにあるのは、殺気に満ちたいちご狩りだけ！ トキメキも色気も無視し、どうすれば時間内により多くのイチゴを食べることができるのか考えた結果、貸し切りだったビニールハウスでそれぞれのテリトリーを決め、そこを狩場にすることに決めました。 多分、こんな速さでイチゴ狩りする人間、イチゴ王子は私たちぐらいしか見たことないと思う。 それでも笑顔を崩さないイチゴ王子は、やっぱりイケ…
爽やかなイチゴ王子の優しさにごめんなさい 遅れて到着した私たちを、優しく爽やかに迎え入れてくれたイチゴ王子。つなぎで登場とか、ちょっと反則だろ。似合っててカッコいいわ。 イチゴ王子が精一杯考えてくれた代替案の内容が、5分だけのイチゴ狩りでした。 多分、せっかくのイチゴ狩りが全くできないと気の毒だと思い、無理やり時間をやり繰りしてくれたのではないでしょうか。 もう、全部がイケメン！ しかし、ここでトキメキだけに生きられないのが、花より団子女子の私たち。イチゴ王子の気遣いに感謝しつつも、頭の中は5分間のイチゴ狩りに支配されてしまうのです。 ドンマイ☆食欲。 グッバイ☆トキメキ。 いろんなカップ麺を…
どこでもフラグを立てたい乙女ゲーム好き女子たち まさかの新幹線の乗り過ごしで、イチゴ狩りとイチゴスイーツ食べ放題ツアーへの参加が怪しくなってしまった私たち。 その原因が、ツンツン男子の攻略論で盛り上がっていたからとか、言い訳もできない。 そんな乙女ゲーム脳の私たちに、イチゴ農園のスタッフさんが、寛大な神対応をしてくれました。待ち合わせに遅れてしまったことを一切責めず、ツアーが楽しめる最善の方法を考えてくださるというのです。 ハートフルイケメンボイスのイチゴ王子、ここに爆誕！ 一瞬、自分たちの非に反省した私たちは、懲りることなく、イケメンとのトキメキフラグを立てようとし続けるのです。 イチゴ王子…
女子4人、揃ってしまうとたちまち悪ノリ☆ ある日、食べることが大好きな女子4人組は、イチゴ狩りとイチゴスイーツ食べ放題という魅惑的なツアーに参加することにしました。 作者もろこしと、おなじみの友人花ちゃん、そして、悪友プラス2名。 類は友を呼ぶといいますが、食べることが大好きだという性質だけではなく、つい調子に乗ってしまうところも似た者同士の4人です。 盛り上がる氷の王子様の攻略論の前に、降りるべきはずの駅を通りすぎても全く気づきません。何だよ、その通り名は。 普通電車じゃなくて、新幹線だぞ。誰か1人ぐらい気づいてくれ。 推しの設楽先輩と紺野先輩が萌えすぎる乙女ゲーム 次回！救世主、イチゴ王子…
なぜ落ちたのが分かっていて拾わないのか…？ のほほんと過ごしていた安らぎのひと時。突如視界の端に映る、絶対に自宅に招き入れたくない生き物を連想させる赤茶色の物体。 まさか…これは…恐怖のゴッキ！？ と恐怖していたら、兄から信じられない発言が。どうやら、面倒だから落としたブドウをそのまま放置していたとのこと。そして兄は、落としていない別のブドウたちを食べることに夢中なのでした。 人間なら落ちたブドウぐらいすぐに拾えよ。 ゴッキジェットを噴射せず、本をぶつけるだけで我慢した妹の温情に感謝するべきだと思うんだ。 我が名はアシタカ！ 以上、妹もろこしでした！ // ★作者もろこしの一押し作品★
先生、笑顔がまぶしすぎで直視できません… 確かに太りすぎていた。それは紛れもない事実。 だけど、無駄なお肉をつけすぎた反省を活かし、甘いものを(自分なりに)控え、スポーツジムで(自分なりに)運動を頑張ったんです。 無駄なぜい肉を3㎏落としたぐらいでは、問診の先生の心になんて届きません。 心配してほしかったわけではないけど、罵られたかったわけでもない。「何かあったの？」とか「大丈夫？」ぐらいの一言があっても罰は当たらないと思うのです。 また太ったから、今度の健康診断では罵られること間違いなしだね☆ DHCプロティンダイエット(15袋入) 以上、もろこしでした！ // ★作者もろこしの一押し作品★
見るからに健康な人間だって、何かを抱えて生きているんだ 健康診断の採血。一年に一回のこの機会は、血を採られるのが心底苦手な人間にとって、憂鬱で仕方ない時間です。 採血に苦手意識のなかった過去、献血ルームで血を抜かれながら、意識を失って気絶しかけた迷惑な人間がこの私です。 以後、横になって血を採らないと、ひどく気持ちが悪くなることが判明しました。 確かにね、顔色もいいし、血管も立派だし、なによりまるまるした肉付きのいい体。採血ぐらいどうってことない人間に見える気持ちも、分からなくはない。 でも誰だって、見えない何かを抱えながら生きているんだ。 健康診断の異常値だけを抱えて生きているわけではなく。…
たとえ理想が上がっても、私はアシタカの妹になりたい 兄ノリタマのいいところは、決して自分を過大評価せず、美化しないところ。ダメなところは全部ごまかさずに受け止めています。 …欠点だらけだけど☆ 確かに、兄の残念っぷりを日々目の当たりにしていた私は、たいていの男子ができる存在に見えている。 だがしかし、それでも私はノリタマではなく、アシタカが兄であってほしかった。 とりあえず、シャツをズボンにインする前に、腹の上の肉を収めるところから始めてみてはどうだろうか。右肩上がりの体重で。 崖の上のポニョ [DVD] 以上、妹もろこしでした！ // ★作者もろこしの一押し作品★
ふられたからにはやらねばならぬ…それが愚兄ノリタマ道 お腹を空かせた獣たち(兄妹)の前に、美しく横たわるチョココロネとカスタードコロネ。 さあ、これから食べるぞ☆という時だったとしても、兄にいたずらをすることがやめられないのが、妹という生き物です。 チョコあげて！カスタードあげて！と、思いついた旗上げゲームを迷いなく実行し、兄を好き勝手に操っていきます。 兄、律義にのらなきゃいいのにね。 兄より先に食べるチョココロネとカスタードコロネ。 最高に美味しい！ コロネで旗上げしてみます？ 以上、妹もろこしでした！ // ★作者もろこしの一押し作品★
動物ものにはめっぽう弱い兄妹 ふと兄妹でテレビと観ていた昼下がり。2人して完全に油断していた時に、問題の映像は流れ始めます。 そう、映画『HACHI』の予告編が…！ 何だこの愛らしい生き物。何だこの切ない話。うるうるした目でこっち見んな。完全に、テレビの前の人間を泣かせる魔力のかたまりとしか思えません。 しかし、兄の前で涙を流すわけにはいきません。泣いている姿を見られようなら、バカにされることは必須。と、涙をこらえていた私の耳に届く嗚咽。 あれっ？私、泣いてないけど？ 兄…男泣きしてる！ 心優しい妹は、兄を決してバカにせず、温かく見守ってあげることにしました。 動物の悲しい話とか反則だ。泣くな…
あんなに会いたかったのに、会えても寂しくて仕方ない むかーしむかし、そのまた昔の懐かしくてちょっと寂しい記憶。 両親と一緒に暮らしていた頃、家族の一員として存在していた、いたちどん。人に噛みつくわ、物を壊すわ、いたずらはしまくるわで、なかなか大変でしたが、まあ、まとめると可愛い存在でした。 が、人間よりも生きられる時間が短いのがペットの宿命。永遠の別れは避けられません。 ヤンチャだったいたちどんも、年齢には勝てず、年を重ねるにつれて、いたずらしようにも体がうまく動かない様子でした。 いたちどんがたまにいたずらをしようものなら、無事に遂行できるか、温かく見守っていました。悪いことをたくさんしてい…
ばばいんっ！！女子との埋められない格差 純真無垢な生き物にふんして、しれっと埋められない圧倒的な差を見せつけてくるばばいんっ！！女子。日々、マウントの中で生きなければいけない女子の世界は、結構面倒なものです。 誰がどう見たって、服のボタンが閉まらない原因は、胸の大きさ一択だろ。 日頃、生きていく上で、自分の迫力のない胸を気にすることはないけれど、こうもあからさまに主張されてしまうと、なかなか複雑な心境です。 圧倒的な胸と圧倒的なマウントは、私みたいな小物ではなく、もっと強い相手に見せつけて勝負を挑んでほしいものです。 ばばいんっ！！女子よ、大志を抱け！！ マウンティング女子の世界 女は笑顔で殴…
華麗にスルーされた渾身のニャンニャン 初めてのメイド喫茶。明るく受け入れてもらえたと思いきや、まさかのニャンニャンの洗礼を受けた友人花ちゃんと私。 注文するのに、メイドさんを「ニャンニャン」と呼ばなくてはいけないとか、どんな試練だ。みんなやるのか？ そこで、自らニャンニャンの使い手に名乗り出てくれた勇者花ちゃん。 勇気を振り絞って繰り出した、花ちゃんの立派なニャンニャン。華麗にスルーする塩対応メイドさん。 えっ…？あのっ…？「ニャンニャン」って注文の時に呼ばなくてはいけないって教えてくれたの、そちらでしたよね…？？ 花ちゃん、あなたのニャンニャンと屍は、私が拾おう。 コスプレ 正統派 クラシッ…
初心者に立ちはだかるニャンニャンの壁 とある休日。友人花ちゃんと私は、思いつきでメイド喫茶に行くことを決めました。 花ちゃんも私も、メイド喫茶は初。いろいろと噂には聞いていたものの、どんなところかは分からず、ドキドキしながら来店しました。 初心者の私たちを、優しく迎え入れてくれた可愛いメイドさんたち。何だよ、身構える必要なんて全くなかったじゃん…と安心したのもつかの間… 立ちはだかるニャンニャンの大きな壁！！ いや、あの、花ちゃんと私、そんなに可愛いキャラの立ち位置していないので、どうか手加減してくれませんかね。 後編に続く☆ メイド喫茶で会いましょう 以上、妹もろこしでした！ // ★作者も…
私ずっと、男子って夏にパンツ一丁ですごすと思ってた… 姉妹と兄妹。そこに男子がいるかいないかというだけで、時として大きな認識の溝ができてしまうものです。 そのひとつが、夏の風物詩、家の中をパンツ一丁ですごす男子。 最近暑くなってきたから蚊が増えてきたな…というぐらいの感覚で、最近暑くなってきたから兄と父がパンツ一丁になってきたな…というぐらいの認識でした。 まさか、姉妹育ちの友人たちが、男子のパンツ一丁姿をそんなに嫌がっているとは… パンツ一枚ですごす夏の男子、気持ちよさそうでいいなって思ってたけど、もし私が来世で男として生まれてきたら、女子の前ではちゃんと服を着ているように気をつけるわ。 メ…
初めて見る兄の熱意が爆発した瞬間！ 兄ノリタマは、良く言えばマイワールド、そして悪く言ってもマイワールド。とにかくマイペースでしれっと生きているがゆえに、熱意を持って努力している瞬間を見れることは、めったにありません。 そんな兄がある日、自分の自信のあるゲームで、妹に負けてしまったら… 連日、妹に勝てなかったゲームの練習をし、汚名返上の機会を夢見ながら、真剣に修行を積むのです。 多分、受験勉強の時よりも頑張ってた。 何かに熱意を持って真剣に取り組むことは、本当に素晴らしいことだと思います。 あえて言うなら、その熱意の向く方向が、仕事とか勉強とかだったら良かったのにね☆ ぷよぷよ(TM)テトリス…
悩みは深いが思考は単純 モテないけれどお年頃。お年頃だけどモテない。そんな我々兄妹は、時おり何とも言えない寂しさにおそわれていたのでした。 そもそもモテたい人間が、モテない人間にアドバイス求めんな。 老後もこうやって兄妹二人で暮らしているかもしれない…恐ろしい未来が現実に近づいている中、捨てる神あれば拾う神あり、世界には温かい存在もまだあるのです。 そう、ほかほかのLサイズポテトが！！ 単純で忘れっぽくて食欲旺盛な兄と妹は、全サイズ150円のマックフライポテトに、思考の全てを奪われることに。 悩んだところでお相手なんてできないんだから、とりあえずポテトLを貪ろう。 世界で一番お腹が減るトランプ…
龍恋の鐘のジンクスよ、兄妹に呪いをかけないでくれ カップルで鳴らすと別れなくなるという言い伝えがある江の島・龍恋の鐘。その伝説の鐘の音を、仲睦まじく男女たちが鳴らしていきます。 でも、せっかくのいい場面なのに、写真を撮る人がいない。カップルの素敵な思い出が、スマホの自撮りによって、質を落としてしまいます。 そんな時は、独り者の私に任せな☆ カップルに写真を代わりに撮ることを提案すると、嬉しそうな顔で感謝の気持ちを伝えられました。うん、たまには人の役に立つこともできるもんだね。 が、心優しき彼氏と彼女。なんと、私と兄の写真も撮ると言ってくれました。 あっ、いえ、我々はただの兄と妹。全く微塵も恋人…
兄の残念な性質をホイホイする巧みな罠 飛んで火にいる鐘の前の兄。カップルで鳴らすと別れなくなるらしいという龍恋の鐘まで鳴らそうとします。 何も知らずに鐘を鳴らす兄を見たら、私だって鳴らしたくなる。危うく、兄妹で別れられなくなるジンクスにハマってしまうところでした。 スマホと知恵袋のおかげで、間一髪、事故を回避。文明の利器があって助かった。現代に生まれてきて、本当によかったと思った瞬間です。 兄妹で別れなくなるとか、どんな苦行だよ。 もはやこれはジンクスではない。呪いだ。 待てあわてるなこれは孔明の罠だ 次回！龍恋の鐘のジンクスよ、兄妹に呪いをかけないでくれ。 さあ、最後の悲劇の幕開けです。 以…
自己防衛能力発動、お得意の現実逃避！ たこせんべいのためには動けるのに、恋人の丘のためには動けない両親に裏切られ、兄妹二人っきりで恋人の丘に行くことになった前回。 早くも兄と妹は、自分たちの選択を後悔することになります。 見渡す限りの幸せそうな男女の姿。手をつないだり、腕を組んだり、見つめ合ったりしながら、二人だけの世界を満喫している男女たち。彼らのまわりからは、ハート乱舞の幻覚が見えそうなぐらいです。 しかし、せっかく来た江の島。何とかたどり着いた恋人の丘の入り口。ここで幸せオーラに圧倒され、諦めるわけにはいきません。 そこで発動した現実逃避。そう、きっと、ここにいる男女はみんな、私たちと一…
全ての悲劇は両親の一言から始まった… 家族で行った江の島観光。 普段は兄妹で二人暮らしをしている私たちですが、たまーに離れて暮らす両親と一緒に、家族全員で旅行する…なんてこともありました。 しかしながらこの両親、兄妹に負けないぐらいの自由人。さすが、我々の遺伝子の元となった人物なだけあります。 たこせんべいのためには歩けるのに、恋人の丘のためには歩けない。 兄妹二人っきりで恋人の丘に行くか、行くのを諦めるか。兄と妹は、せっかく来た江の島の観光を満喫したい気持ちと、兄妹二人っきりで行く恋人の丘のハードルの高さを天秤にかけさせられることになりました。 そして選択した、兄妹で行く江の島・恋人の丘。 …
今までありがとう…花ちゃんのガラケー… スマホの普及により、ガラケー使用者が急減していた数年前。友人花ちゃんは、数少ない生き残りのガラケーを最後まで使っていました。 が、あれっ？いつの間にかスマホに変わってる？？ ヤケ食いをするため、スイーツのお店に向かう電車の中、花ちゃんから聞いたガラケーの最期。乙女の恋を鎮めるため、ガラケーは尊い犠牲となり、真っ二つになってしまったのです。 失恋をしたのは私だけではなく、花ちゃんも同じ。そしてこの世界のどこかに、同じように失恋で辛い思いをしている人がたくさんいる。 ありがとう、ヤケ食い。ありがとう、ガラケー。 使ってましたよ…ね？パカパカ開く懐かしのガラケ…
今の恨みの気持ちは全てせんべいにこめよう 休日の癒しのひと時。完全に武装をといて心身ともにリラックスしていた私。ゴロゴロしながら大好きなSLAM DUNKを読みながらせんべいを食べる幸せ。最高の瞬間です。 まさか、兄の友人と最低最悪なタイミングでエンカウントするなんて予想もせず。 私のありのままの姿を見て、気まずそうにしている兄の友人。律義に挨拶をしてくれるものの、明らかに泳いでいたその目。 どんな状況でも、きちんと挨拶できるおとなの対応、素晴らしいですね！(私も) あいつ(兄)、今度パンツ一丁の時にでも、私の友人を連れてきてやろうか！？ いやいや、汚いものを見せられる友人が気の毒すぎるからや…
いやなぜあんたが逃げ出すのか、兄 兄妹同居にトラブルはつきもの。異性だからこそ、同性の兄弟よりも、日々いろいろな問題が起こるのかもしれません。 そう、着替え中の妹と、ドアをいきなり開けてきた兄がバッタリ☆なんてことも… 兄妹で大好きな映画ドラえもんの名作、帰ってきたドラえもん。DVDを買った喜びの気持ちが溢れるあまり、妹が着替え中だということに気づかず、部屋に突撃してしまった兄。 結果、逃走。兄が！ いや、本来逃げ出すのは、着替えを見られた私の方だろ？驚きすぎで状況が理解できずに、思わず固まってしまったわ。 まあ、仕方ない。このあと帰ってきたドラえもんを見せてくれたから、優しい私はのぞきの罪を…
英語が苦手なものぐさな兄妹の末路 お前のものは俺のもの！俺のものも俺のもの！ ということで、自宅にあるものは相手のものでも容赦なく使用する兄妹。そもそもがずさんな管理をしているため、兄と妹、どっちに所有権があるのか不明なものも、自宅にはたくさん存在しています。 そして勃発する奪い合い。響き渡る片言のIt's mine。 押し入れから毛布を持ってくるのが面倒だからと、あいあい毛布にしたのが運の尽き。事態はもっと面倒な方向に進んでしまうのです。 何かちょっと、毛布を得た代償に、大事なものを失ってしまった気がする…。 それでも、学習能力のない兄妹は、これからも何度も毛布の奪い合いをするし、英語の能力…
思いやり×思いやりの優しくてちょっと切ない話 多くの人が乗る首都圏の通勤電車。席を譲ってもらう必要のある人が、冷たい対応をされてしまった…なんて話も聞きますが、優しい人もたくさんいます。 友人花ちゃんは、電車の中で優しいサラリーマンに出会った話をしてくれました。 混雑する帰宅時間の電車内。普通席の前。まさか席を譲ってもらうなんて思いもせず、大好きなジョジョの漫画を読みふけっていた友人。近くに座っていたサラリーマンが、爽やかにサッと席を譲ってくれたそうです。 会社帰りで疲れていただろうに、妊婦(だと思っていた)の友人に席を譲ってくれたサラリーマン。サラリーマンの優しさを裏切らないために、妊婦のふ…
哀れで醜い可愛くない我が兄妹 ジブリのもののけ姫が大好きな兄妹。もののけ姫ごっこができるぐらいに、本編は幾度となく観ています。 そして、名シーン、アシタカとモロ対峙。兄妹はノリノリで高音の主題歌を歌いながら、それぞれの役になりきります。 窓が開いているのに、心も体も熱くなるほどに。 夜9時の奇声。ご近所の皆さんはさぞ驚かれたことと思いますが、多分、一番驚いていたのは窓が全開だと気づいた時の私なのではないでしょうか。 サンは哀れで醜くても、可愛さがあるからいい。だけど、兄妹のもののけ姫ごっこは、近所迷惑なだけで可愛さなんて存在しない。 戸締まり用心、奇声漏れ用心！ 『もののけ姫』の名場面！モロと…
ポンコツなりに必死で生きてるんだ私は 文系の私。理系の兄。兄妹だけど、得意分野も苦手分野も違う我々は、日々の生活でも異なる行動をします。 計算がそのひとつ。そして、争いの火種のひとつ。 理系の兄にとって簡単な炊飯器のタイマー計算でも、文系のポンコツ頭な妹にとっては、指を使わなくては解けない問題です。 こちとら、足りてないスペックなりに、何とかこの数字だらけの世界を生き抜いていこうと必死なんだ。バカにするなら私の代わりに計算しろ。 1129(いい肉)とか何だよ。結局は頭の中、数字じゃなくて肉に支配されてんじゃん、理系自慢するくせに。 文系と理系はなぜ分かれたのか （星海社新書） [ 隠岐 さや香…
計算高き女友達たち 彼氏なし・トキメキなし・出会いなし。 そんな独り身にとって、招待された結婚式は大チャンス。新郎側の招待客は、新しい出会いの予感がつまっています。 独り身同士の女友達と、結婚式の幸せのおすそ分けを期待しながら、自分たちの幸せを夢見て新郎側の招待客とお近づきになったりしました。 持つべきものは女友達！…そう、20代前半までは。 ちゃっかり者の元おひとりさま女友達たちは、次々と素敵な相手を見つけていき、気づけば仲間が減っていた20代後半。招待された結婚式で、新郎側の招待客からお誘いを受けても、一緒に行ってくれる女友達はいなくなってしまいました。 ああ、女の友情なんてこんなもんだよ…
大衆の面前で見切り品読み上げの刑 夕方、買い物客で混雑するスーパー。賞味・消費期限が近づいた食料たちが、魅惑的な価格に変貌していきます。(見切り品) 節約もできるし、美味しいものも食べたれるしで、兄妹は大興奮！素敵な見切り品価格になっている食料を、次々と買い物かごへ入れていきます。 が、最大の誤算は丁寧にレジをしてくれるスーパーの店員さん。 商品をスキャンするたびに、丁寧に割引価格を読み上げてくる店員さん。普段は全然読み上げない人に当たるのに、見切り品をたくさん買う時に限って、丁寧な人に当たるのね…。 人生山あり谷あり。大衆の面前で見切り品の読み上げあり。 そう簡単に、宴はさせてくれないさ。 …
「一時間寝つけない＝不眠」という兄の幸せな方程式 兄ノリタマは睡眠欲の塊。時間さえあれば、眠るチャンスを狙っています。夜だけではなく、休日の朝・昼・夕方…兄の騒々しいイビキは我が家に響き渡るのです。 そんな兄でも、たまーーに眠れない夜があり、夢の世界に旅立つことを布団の中で夢見ているようです。 眠れないというから、せっかく子守唄を歌ってあげたり、ハムの数を数えてあげたりしたのに、私の思いやりは邪魔物扱い。 結局、速攻で寝落ちるくせにね！ 兄は布団に入って寝つくまで数分。寝つけないと悩んでいても、長くで数十分後には夢の中。1時間以内に入眠できない時は、自分の不眠を疑います。なんて幸せな体質なので…
恩を仇で返すとはまさにこのこと 夏。薄着の季節。自然と普段蓄えた脂肪が露出されることになります。 常に食欲旺盛な妹は、お肉にお米にチョコにアイス、世の中にあふれる美味しいものを食べ、脂肪を蓄え続けています。そんな妹の露出された二の腕を、久しぶりに見た空気の読めない兄。 兄から飛び出す安定の暴言。妹からの容赦ない報復。 目の前のサイコロステーキにつられ、兄は何とか私のたくましい二の腕をフォローしようとしますが、いいことを言おうとすればするほど泥沼にハマるだけ。ってか、もやしぐらいの細さの二の腕ってなんだよ！？ 少しだけでもサイコロステーキをよそってあげたのが私の優しさ。 これ以上余計なこと言って…
余計な頭を下げさせぬ！ 「お客様は神様です」なんて言葉も世の中には存在しているけれど、我々兄妹は神様でもなければ、スーパーの店員さんが頭を下げるべき存在でもありません。 しかし、スーパーですれ違うたびに、律義に「いらっしゃいませ」と頭を下げて挨拶してくれる店員さん。ただでさえ時間と気を遣う仕事をしているのだから、彼らの余計な仕事は増やさないようにしたいものです。 じゃあもうこれ、私たちが店員さんとのエンカウントを避けるしかなくね！？ ということで、兄妹は店員さんとすれ違わないことを第一優先にし、スーパーで買い物をすることにしました。 避ける避ける避ける。迂回迂回迂回。なかなかたどり着けない目的…
恨みの一撃をぶつけあう兄妹 理系の兄と文系の妹。男子な兄と女子な妹。 お互いに違った性質を持った兄妹ですが、お互いに日頃の恨みを抱えているのは共通事項。チャンスがきたら、復讐の一撃を全力で相手にぶつけます。 恨みの名のもとに、心から相手を罵ろう。ただ相手をバカにしたいだけだけど。 とはいえ、一般人よりも常識が欠けている者同士で暮らしているからこそ、世の中には、自分の常識が通じない時もあるということを受け入れられるのかもしれません。 自分の常識が、必ずしも相手にとって常識だと思ってはいけない。 そして、きっとこの世界のどこかに、メガバイトとキロバイトが混同している人と、コンシーラーとコンチークを…
子どもの見本に全くならないレディーもろこし 使える物は、右手でも左手でも、ついでに右足でも左足でも使え！ ということで、扉は足で閉めることも多い私。なるべく外ではやらないように心がけているものの、普段のクセというものは、なかなか隠しておけるものではありません。 兄ノリタマとコインロッカーを使おうとしていた時も、未来ある女の子がいる前で、つい足で扉を閉めてしまいました。子どもの見本になるどころか、悪影響を与えてしまう残念なおとなです。 女の子のお母さん…まず怒るべき相手は私です。大変申し訳ございませんでした。 足使い仲間の女の子…足使いの素質を封じるのは残念な気がするけど、私のような悪いおとなを…
方向音痴に東西南北など存在しない ええ、私は極度の方向音痴です。 初めて行く待ち合わせ場所に、15分前に到着する時間に出発したはずなのに、迷子になって道をさまよい続け、時間に遅れてしまうことも数知れず。グーグルマップを見る時だって、スマホ画面と一緒に、もれなく自分も回転します。 ああ、なぜ神は兄に方向感覚を与え、私には与えなかったのか。同じ両親から生まれてきたはずなのに…。 方向感覚のある人には理解できないかもしれませんが、東西南北で指示を受けたところで、自分の中のコンパスは、常にグルグルまわってよく分からないところを指しているため、全くあてにならないのです。 よって、自分が向いている方向が常…
ちゃんこ鍋好き(誤)の供述「だた会話を盛り上げたかった」 人生には避けられないことがある。そのひとつが、さほど仲の良くない知人と会話をし、その場を盛り上げなくてはいけない場面です。 前日に知人が食べたというちゃんこ鍋の話。せっかく話題をふってくれたのだから、そのちゃんこ鍋の話から、会話を盛り上げていくしかない…と思い、期待できない自分の話術を駆使していく私。 うん、全く盛り上がらないけどね☆ そして努力の結果、知人が会話に食いついてくれました。私が大のちゃんこ鍋好きという、誤りの認識とともに。 せめてちゃんこ鍋じゃなく、もつ鍋食べててくれ…POISON。 以上、もろこしでした！ // ★作者も…
やられた恨みはやり返せ☆ ズボラの化身の兄。もちろん、なくなったトイレットペーパーを交換することも面倒に感じます。 しかし、使い終わったトイレットペーパーを交換しないと、同居している権力者(妹)が雷を落としてくるため、面倒臭さと怒りの両方を避けるための策を練ってきました。あえてトイレットペーパーを使いきらず、10センチだけ残しておく策を。 おい、交換の面倒も避けられていなければ、妹の怒りも避けられていないぞ？ 二兎を追う者は一兎をも得ず。それどころか兄は、復讐の機会を伺っていた妹に、もっとひどくやり返されてしまうのです。 3センチ残ったトイレットペーパーで、頑張って鼻水ふいてよ、兄。 以上、妹…
血で血を洗う見切り品兄妹合戦 節約大好き、食べるの大好きな兄妹にとって、見切り品は最高のごちそうです。夕方にもなると、スーパーのまだ売れていない魅力的なお惣菜に、次々と割引シールが貼られていきます。 しかし、来店の時間が少しずれただけで、戦利品は雲泥の差になってしまうのです。 せっかく自慢の一品(鶏のからあげ)を披露したのに、妹の容赦ない反撃(見切り品精鋭部隊の数々)により、あっけなく散ってしまった兄。 次の見切り品兄妹合戦も、ずっと私のターン！ お題「#おうち時間」 以上、妹もろこし(@sis_morokoshi)でした！ // ★作者もろこしの一押し作品★
ジョジョ好き女子、友人花ちゃん！ 友達の花ちゃんと待ち合わせ。基本的に自由な私たちなので、お互いの最寄駅にあわせて集合…なんてことはせず、電車内で待ち合わせをすることにしました。 そんな中、花ちゃんから「めっちゃ見つけやすいかっこうをしている」と驚きのラインが。 めっちゃ見つけやすいかっこうって、つまりはめっちゃ目立つかっこう！？と、私の頭の中に、全身ショッキングピンクのコーディネートをした、某有名人たちの姿が思い浮かびました。 ドキドキしながら乗った電車の中、堂々とジョジョの奇妙な冒険を読んでいた一人の女子。間違いない、花ちゃんだ…！ それなりに生きてきた人生の中、それなりに乗ってきた電車の…
しりとりというゲームの無限の可能性 休日のお昼前。お昼ごはんを作るどころか、メニューを考えるだけで大変です。 多分、心の中では食べたいものがあるけれど、それを見つけるのが難しい。食べたいものを自分で作るのは、もっと難しい。 兄妹の料理の知識と腕では、お昼ごはんのメニューを相談したところで、出てくる答えは期待できません。それならいっそ、しりとりというゲームに全てを任せるしかない…！ とりあえず、断食にならなくてよかったし、インド人のカレー屋さんのチキンバターマサラは美味しかった。 兄、何だかんだ妹の無茶ぶりに付き合うあなたの姿勢は嫌いじゃない。 兄妹そろってゴロゴロしている間に、お昼ごはんを勝手…
ちょんまげジャージにアイスの需要はありませんか？ 兄ノリタマ、女子の理想の結婚相手について、偏った情報を収集してきたようです。 年収が600万円の独身男性は、この日本に何％生息しているのでしょうか。私のまわりの可愛い女子たちだって、そんな高収入の相手となんて結婚していないのに。 そんな夢を抱くぐらいなら、自分が稼ぐという夢を抱いた方が楽しそうだし、ちょんまげジャージ姿でアイスを食べていても、笑ってくれるような相手こそ尊いのではないでしょうか。家でも着飾っていなきゃいけないとか、拷問でしかありません。 しかし、妹がああ言えば、すかさずこう言う兄。どうしても話を素直に聞けず、分析という名の罵りをし…
掛詞 孫の前では 無に還る 兄ノリタマ。母から様々な重圧を受けてきた、妹との二人暮らし時代。彼女から始まり、妻、そして孫まで、そのプレッシャーは半端ないものです。 恋愛関係に発展しそうな女友達すらいないのに…。 誰よりも彼女がほしいと思っている兄に、段階をすっ飛ばして孫！孫！けしかける母。孫に向かって猪突猛進な母には、兄の掛詞など気にもとめられません。 心の傷をえぐられ、渾身のネタをスルーされる気の毒さ。 母よ、兄は掛詞はできても、妻どころか彼女もできない。 兄の心の隙間に、容赦ない攻撃。間違いなく、あなたは私の母だと思う。 以上、妹もろこしでした！ // ★作者もろこしの一押し作品★
麺と人との対話時間…ラーメン二郎 兄妹の大好きな食べ物、ラーメン。ガツ盛りラーメンのラーメン二郎は大好物です！ ウキウキドキドキお店の行列に並びながら、待つこと15分。席が空いた。離れた席。気になどしない。別々に着席。 パシャパシャパシャパシャ…いやいやいやいや… 写真も大事だけど、ラーメンはもっと大事(兄妹比)。カップルさん、どうかラーメンが美味しいうちに食べてくれ。 カップルの愛の前に、兄妹の狂気と化したラーメン愛が渦巻きます。熱々のカップルの前では、ラーメンは冷めたぐらいが丁度いいのかもしれませんが…。 そして今、緊急事態宣言の5月末までの延長に伴い、引き続き外出を自粛する日々。もちろん…
男性諸君、洋式トイレの便座はそっと戻しておきましょう… 兄妹で同じトイレを使う弊害。兄ノリタマが自分だけスッキリし、あとで使う妹のことを考えず、便座をあげたままにしておくこと。 おかげで、私が何度便座にすっぽりハマったことか…。 普段は気をつけているからいいのですが、ゲームがいいところで限界まで我慢していた時なんかは注意力散漫になり、まんまと兄の仕掛けた罠にハマり、もれなく私のお尻もハマるのです。 これは事故ではなく事件。完全なる人災です。 目には目を。歯には歯を。便座の上げっぱなしには便座の上げっぱなしを。 女の私の後だからと油断している兄に、いつか便座トラップをしかけてやる！ 日々争いと事…
着痩せする天ぷらが欲しかった スーパーのお惣菜コーナーで売られていた大きなえび天！なんと、大きさに似合わない激安の98円！！兄妹はウキウキしながら買い、ワクワクしながら食べ始めました。 サクッと響き渡るえび天を食べる音。衣を突き破り、到達するはずのえび。 のはずが…あれっ…？えっ…？その正体は恐ろしいほどに着膨れしていた衣とえび。期待していた気持ちは一気に裏切られ、立派な衣と小さなえびの前に、兄妹の夢は儚く散ることになりました。 美味しい話には裏がある。中身も立派なえび天が、98円で買えるわけがない。 えび天や 兄妹たちが 夢の跡－… 着膨れしていたえび天には、見事に欺かれてしまったけど、スー…
無残に散る肉の塊…その名もハンバーグ どこからか、ハンバーグのたねは、もめばもむほど美味しくなるらしいという情報を入手してきた私。趣味と言えるほど食べることが大好きな兄妹は、早速その情報を試してみようとします。 もちろん、平和にハンバーグが作れるわけもなく…。 高速こねくり回し技を見せびらかす妹に、どうでもいいところで負けず嫌いスイッチの入る兄。ハンバーグのたねは、どんどんもまれていきました。 が、最後は詰めの甘いドンマイ☆な二人。どっちの腕が当たったのか、両方の腕が当たったのか、ハンバーグのたねが入っていたボウルを落としてしまい、中身は天に還ることとなりました。 人生なんて、日々こんなもので…
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