韓国の鍼高麗手指鍼(コウライ・シュシシン)鍼灸師が、鍼治療のこと病気のこと、東洋医学ってなんだ?など、あなたが知っているようで知らないこと、身近なようで案外知らなかったことを書き綴っています。目からうろこかも知れません。
高麗手指鍼 手のひら先生スタイルとは? 8 肺臓という臓器とツボの位置 その2
コロナウイルスに感染し重症化すると肺炎を発症し死に至ることもあります。 喘息薬を早期に処方すると効果が出ると報告されています。 東洋医学では免疫をつかさどる臓器は、肺と腎臓と言われています。 なぜでしょうか? 肺の中は肺胞と言われる小さい小部屋に分かれていて、ガス交換が行われています。 外気を取り入れますが、肺胞の粘膜組織は常に外気にさらされています。 そこでは細菌やウイルス、ほ…
高麗手指鍼 手のひら先生スタイルとは? 8 肺臓という臓器 その1
手のひら先生スタイルというのは、フェーズ理論を高麗手指鍼に取り入れ進化論と結び付けた独自理論です。 しかし2000年以上前に書かれた東洋医学の源典、黄帝内経素問霊枢十八巻に書かれている以上の進化は出来ませんでした。 それは近年西洋医学が劇的に進化してきた分析力解析力の成果を取り込むことなく、ただひたすらに過去の文献を読み解くことに腐心してきたからでした。 確かに漢文で書かれている書物で、現…
手のひら先生の高麗手指鍼療…
手のひらに気が流れているなんて発想は、鍼灸の歴史でも画期的な発見でした。 それが何で韓国で!そう思いませんか? 鍼灸二千年三千年の歴史と言われている中で、何で韓国で手のひらの経絡(気脈と高麗手指鍼学会では呼んでいます)を発見したのでしょうか? 天才が韓国にもいたなんて?不思議じゃないでしょうか。 それは韓国を下に見ているからじゃないでしょうか。 鍼治療は中国に始まり仏教伝来645年と…
高麗手指鍼 手のひら先生スタイルとは? その5 脈絡叢の重要性
「神経免疫学革命」脳医療の知らぜざる最前線 ミハル・シュワルツ&「アナットト・ロンドン共著 早川書房刊。 やっと読み終わりましたが、分野が違うので理解が難しかった。 肝心なことは病気の発症も老化も、すべて免疫機能が働かなった結果である、そのことを発見した説明でした。 存在は理解はしていましたが、血液脳関門について初めて意識しました。 脈絡叢で脳脊髄液が作られることは理解していました。 …
前回まではフェーズについて述べました。 この脳の部分はフェーズツウで出来てきたはずなのに、なんでフェーズワン ツーにもツボが現れるのか。 それは神経が張り巡らされていることで、身体や耳や手のひらにツボが描かれることで説明ができます。 理論的にはその臓器や脳神経が出来上がった時を考えてフェーズを選べばよいのでしょうが、今の段階ではそう簡単には結論がでません。 ツボは二千年前に発見されたの…
フェーズは何を表すのか?そしてフェーズワンとツーとスリーは、どのようにして区別するのか? 最初は?どうしたものかと思案しましたが、すぐ解決しました。 魚 鳥 人間と進化するごとに脳と内臓も進化してきました。 魚の時代には臓器のほとんどが備わっていました。 それが海から陸に上がるようになった時に、鰓呼吸から肺呼吸になりました。 鰓から肺に代わったのです。フェーズがもし増えるとするとこの…
高麗手指鍼を行っていると、病気を治せないことに気が付きます。 腰痛肩こりなど運動器疾患と言われるものは、伝統的な鍼よりも早く確実に治せるようになりますが、内臓疾患免疫疾患は例え改善させても完治にはなかなかなりません。 私の例では免疫などは調整可能になっていましたが、免疫異常から始まるリウマチなどは、免疫調整以上の方法がなければならないのではと思い始めています。 あるセミナーで出会った鍼…
昨年2019年11月に風詠社より「手のひら先生の高麗手指鍼療法」を上梓しました。 「手のひら先生」というのは私の商標です。 高麗手指鍼は50年ほど前に韓国で発明された、今までの鍼とは全く異なる鍼治療です。 この鍼を学んだのは20年以上前でした。 ここでも書きましたが亡くなった野村克也監督が、韓国のプサンから連れてきた金成万さんが私の先生でした。 学生時代に次に学びたいのは高麗手指鍼と思っていま…
1昨日は体幹トレーニングストレッチを行いました。 徐々に慣れてきたので課題10までのばしました。 本日は気圧の変化もあったせいか朝方は体も軽かったのですが、朝食後は急に体が重くなり体の動きがギコチナクなりました。 ストレッチ中は軽いと思っていたのが、結構負荷が掛かっていたのだと実感しました。 しかし運動途中では必ずこのようなことは起こることで、それを通過するとその先に新しい世界が見えてく…
10年以上前に脳溢血で入院し、昨年は脳梗塞で入院をしました。 昨年の脳梗塞は自分で気が付いて早く病院に駆けつけたので、措置が早く後遺症は残りませんでした。 しかし血栓が一遍に脳に飛んだそうで、右腕の運動麻痺治ったと思ったらロレツが回らなくなりました。 結局6週間とほかの疾患の患者より倍の期間入院しました。 10年前の脳溢血ではリハビリは1週間後から始まりました。 しかし運動麻痺はなかった…
喘息の鍼治療 その2 コロナウイルスにイオンパンピングコードの効果は
間中義雄博士は北里大学附属東洋医学研究所の東洋医学部長でした。 博士が発明したイオンパンピングコードは簡単に自作できます。 購入するなら京都の旭物療器で購入できます。 プロが作成したものはもちろん隅々まで細く目が届いています。 ここの先代の直本茂司さんは、間中義雄博士の鍼灸トポロジー学武会の事務局長をされていました。 この会は会員が様々なアイデアを発表されていて、いまその論文集を読…
鍼で喘息を治す治療はむかしから行われていました。 経絡治療で有名な柳谷素霊の一番弟子お二人の一人、岡部素道さんの長男、岡部素明先生が学生の時、文化祭に講演をしてくださいました。 鍼灸の歴史に残る方だったので勿論参加しました。 後半は実技でした。 喘息治療法を丁寧に解説されました。 もう30年も昔ですが、その頃にはステロイド剤が普及していたのか、鍼灸で喘息治療患者は減ってきたとも仰ってい…
耳鳴りは昨日は完全に消えていました。無音というのは逆に何か変というか、何か音が聞こえているのじゃないかと、自分を疑ったりしていました。 リハビリを兼ねて体幹トレーニングを始めたり家事をしたりしたことで、朝は全く身体が動きませんでした。 すると午後になると耳鳴り復活しましたよ。 完成した、サウンド アキュパンキュチャを再度聞きました。明日には結果がでるでしょう。 ところである記事が目に…
どこかで書いた表題でしたらゴメンナサイ。 鍼灸学校通い始めた時は何も知らない、生意気盛りと言ってももう40歳を越えていましたが。 せっかくだから腰痛肩こりよりもっと難しい病気を治したいなと考えていましたね。 「なんで腰痛ごときを治せないんだ」なんてほざいていましたね。 世の中鍼灸師の世界では、まさにそこが仕事に中心なのを知らなかったのでした。 2足歩行を始めた時から人類は腰痛から逃れ…
耳鳴り治療の完成ですと書いた後、NHK「ためしてガッテン」で耳鳴りの画期的方法が紹介されました。 目新しい方法ではなかったように思えます。 何故かというと15,6年前に来られた薬の副作用で耳鳴りになった方が、アメリカから来た耳鳴り治療法を教えてくれていたからです。 補聴器のようなもので雑音を聞いて、頭の耳鳴りを消すという方法でした。 幻の音すなわち耳鳴り音を雑音を聞くことでかき消してだ…
パーキンソン病の鍼治療 サウンドア・キュパンキュチャの治療 その2
もう7か月を過ぎても鍼治療をしてなかったので、妹もパーキンソン病が少し悪化して戻ってきたことを自覚してきました。 朝晩に微妙に右手が震えます。それが顕著に分かるようになたのでしょう。 そこでパーキンソン病治療のサウンド アキュパンキュチャを作成いたしました。 更に年齢が年齢なので、免疫を高めるものもウォークマンに入れました。 朝にパーキンソン病対策を聞いて、夜に免疫対策を聞いているよ…
皆さんはコロナウイルス情報を何処から得ていますか? まさかテレビやラジオの素人情報をうのみにしてませんか? 単なる素人があなたの仕事ぶりを見て、ギャーギャー言ったら怒るでしょ! 同じですよ。 私が毎日チェックしているサイトを紹介いたします。コロナウイルスの最前線の正しい情報が得られるはずです。 1)日本感染症学会 COVID-19の最新治療例が集まってきています。まさに最前線の治療が各病院…
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