転倒リスクに対する多因子介入プログラムの有用性検証STRIDEの残念な結果
高齢者における転倒は、死亡にもつながる重篤な事故です。アメリカでは毎年4人に1人の高齢者が転倒しており、20ー30%が中等~重篤なケガを負い、約3万人の死亡、300万件の救急外来受診、80万件の入院へと至っています。転倒予防を目指した介入も積極的に行われており、多方面からアプローチを行う多因子介入プログラムmultifactorialinterventionsの有用性を示す報告も出ています。日本骨粗鬆症学会の骨粗鬆症マネージャーや日本転倒予防学会の転倒予防指導士も同様の発想です。アメリカでは2014年にStrategiestoReduceInjuriesandDevelopConfidenceinElders(STRIDE)という患者中心の介入(patient-centeredintervention)の有効性...転倒リスクに対する多因子介入プログラムの有用性検証STRIDEの残念な結果
2020/07/30 22:26