皆さまに大事なお知らせです。私(牧内昇平)は本日3月31日をもってウネリウネラの活動から離れます。今後のサイト運営については竹田麻衣に一任しています。 2020年に前の会社を辞め、福島を拠点としてウネリウネラとして発信を続けてきましたが、暮
朝日新聞記者の牧内昇平とそのパートナーによるユニット「ウネリウネラ」のブログ。時事問題から、子育て、生活、読書、アートなど、さまざま書いています。
新型コロナ~野田秀樹氏のメッセージを考える~https://uneriunera.com/2020/03/07/art/ 3.11首相式辞関連記事 https://uneriunera.com/2020/03/12/3-11itamu/
皆さまに大事なお知らせです。私(牧内昇平)は本日3月31日をもってウネリウネラの活動から離れます。今後のサイト運営については竹田麻衣に一任しています。 2020年に前の会社を辞め、福島を拠点としてウネリウネラとして発信を続けてきましたが、暮
放射能の不安、大病、そのうえ避難先から立ち退きを求められて…新鍋さゆりさん(仮名)の境涯
これから紹介する新鍋さゆりさん(仮名、50代)の置かれた状況に思いを馳せてください。 原発事故からの避難、うつ病、がん、生活保護… 私は、2011年3月11日、東日本大震災で被災し、また原発事故による放射能の悪影響に強い不安や恐怖を感じた
電通のCMも読売新聞社のあの事業も…。企画提案書は大半が「黒塗り」【原発事故汚染水の海洋投棄(放出)】
東京電力福島第一原発の事故汚染水を海洋投棄(放出)するために、日本政府が大々的なプロパガンダ(宣伝活動)を続けてきたことはこれまでにも書いてきました。 こうしたプロパガンダ事業は名だたる有名企業が受注しています。企業側がどんな企画を提案し、
学校のタブレット端末は誰が負担すべき? どうして保護者負担?
2年前に書いた以下の記事が、最近よく読まれています。 子どもたちに1人1台、コンピュータ端末(タブレットなど)を使わせようという「GIGAスクール構想」です。全国の公立高校では、その端末を行政が用意するか、保護者に負担させるか、判断が分かれ
【原発事故汚染水の海洋投棄(放出)に関連して…】福島県議会自民会派が教育現場に介入する意見書
「教育現場におけるALPS処理水の理解醸成に向けた取り組みの強化を求める意見書」 福島県議会では今、自民会派に所属する議員がこんなタイトルの意見書を提案しています。これは大問題です。「『ALPS処理水』と呼ぶか『汚染水』と呼ぶか」といった話
【原発事故汚染水の海洋投棄(放出)】政府「説明1500回」→根拠書類は全面不開示
東京電力福島第一原発の事故汚染水について、政府は海洋投棄(放出)する前に「1500回の説明・意見交換を行ってきた」としています。いつ、誰に、どんな説明をしてきたのでしょうか? 筆者(牧内昇平)は「1500回」の根拠となる文書の開示請求を行
【原発事故汚染水、海洋投棄(放出)の差し止め訴訟】第一回口頭弁論レポート
東京電力福島第一原発で発生した汚染水について、漁業者や市民ら合計363人が国と東電を相手取り、海洋投棄をやめるように求める裁判を起こしています。「ALPS処理汚染水海洋放出差し止め訴訟」です。この裁判の第一回口頭弁論が4日、福島地裁で開かれ
【新刊情報】『Manufacturing Consent ー原発事故汚染水をめぐる「合意の捏造」ー』
原発事故汚染水の海洋放出(投棄)について、私(ウネリ=牧内昇平)なりの視点で本を書きました。今週半ばには実物をお届けできる見込みです。ご関心ある方は下のリンクからお申し込みください。 Amazonや楽天ブックス、全国の書店でもお求めいただけ
「今回の大地震で打ち止めなのでしょうか?」能登で原発反対運動の先頭に立ってきた北野進さんインタビュー
1月1日の能登半島地震から約1か月がたちました。亡くなった方々の冥福を祈ると同時に、避難所などで健康を損なう人がこれ以上増えないことを切に願います。 今回の大地震は日本列島全体が原子力災害のリスクにさらされていることを改めて突きつけたと思
子どもに「一人一台」のタブレット端末を配る「GIGAスクール構想」について、皆さんはどのようにお考えでしょうか。ウネリウネラにいただいたご投稿を二つ紹介します。 関連記事「県立高校のタブレット端末購入費『保護者負担』について」(2022年1
「うちのあんぽ柿をどうしてくれるんだ!」声を上げ続ける福島の農家たち
原発事故が起きてからずっと、福島の農家の方々は深刻なダメージを受けてきました。手塩にかけて育てた作物が売れない――。こうした被害は今も続いています。きちんと賠償されているのでしょうか? 福島県内の農家たちがつくる「福島県農民連」は国や東電と
「ライドシェア」なるものが日本で始まろうとしています。 【ライドシェアとは】 タクシーやバスの運転手のように「第二種運転免許」を持たない一般のドライバーが自家用車を使って乗客を運び、料金をもらうビジネスのこと。現在は過疎地の一部を除いて「白
福島の農民たちの、心の声を聞け――。2011年3月に東京電力福島第一原発で事故が起こってからずっと、国や東電との交渉を続けている団体があります。福島県内の農家たちがつくる「福島県農民連」です。12月19日に行われた国・東電交渉に同行しました
【汚染水、海に流していいの?】市民と政府・東電が意見交換会@福島
東京電力福島第一原発で生じる汚染水(※)の海洋放出をめぐり、福島の市民たちは19日夜、政府・東電の担当者を招いた意見交換会を開きました。会場は福島市内にある福島県文化センターでした。 経産省の山口雄三氏(原発事故収束対応室長)、原子力規制
映画「丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部」11月3日よりフォーラム福島上映!
ご無沙汰しております、ウネラ=麻衣です。今回は、11月3日からフォーラム福島で上映されるドキュメンタリー映画「丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部」をご紹介します。私が個人的にとても感銘を受けた作品です。3日(金・祝)上映後には河邑厚徳監
【原発事故汚染水の海洋放出】みなさんの声⑲「沖縄と福島が国の捨て石に」「ニーメラーの警句を」「流していいはずがない」「海洋放出反対5つの理由」「メルトダウンした原発の汚染水だ」
引き続き東京電力福島第一原発事故で発生している汚染水の海洋放出について、読者の皆さんからいただいたご意見を紹介していきます。8月24日の放出前にいただいた投稿もあります。編集作業が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。ぜひお読みくださ
東京電力福島第一原発事故で発生している汚染水の海洋放出について、前回に続き、ペンネーム「オカイゲ」さんから8月上旬にいただいていたご投稿(ご執筆は昨年秋)を紹介します。ぜひお読みください! ※画像は福島の海【オカイゲさんからのご意見(その
東京電力福島第一原発事故で発生している汚染水の海洋放出について、読者の皆さんからいただいたご意見を紹介します。今回はペンネーム「オカイゲ」さんから8月上旬にいただいていたご投稿です。ぜひお読みください! ※画像は福島の海【オカイゲさんから
東京電力福島第一原発事故で発生している汚染水の海洋放出について、読者の皆さんからいただいたご意見を紹介します。8月24日の放出前にいただいた投稿もあります。編集作業が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。ぜひお読みください! ※画像は
福島県内で亡くなった朝鮮人強制連行犠牲者の合同慰霊祭が、8月27日午前、東山霊園(郡山市)で行われました。約40人の参加者が追悼碑の前で黙とうし、献花を行いました。(文・写真/ウネリウネラ 牧内昇平) 慰霊祭は在日本朝鮮人総連合会福島県本
【原発事故汚染水の海洋放出】放出直後、市民と経産省・東電との意見交換会
東京電力福島第一原発にたまる汚染水の海洋放出について、福島県郡山市内で8月30日、政府・東電と市民たちによる意見交換会が開かれました。本当に「理解」は得られたのか? 今後、公聴会を開く予定はあるのか? 大事な論点がいくつも示されていたと思
【原発事故汚染水の海洋放出】福島県内で子育て中の方から国・東電への問いかけ
東京電力福島第一原発にたまる原発事故汚染水の海洋放出について、福島県郡山市内で8月30日、市民と政府・東電の担当者との意見交換会が開かれました。筆者が最も印象深かったのは、郡山市内で子育て中の人が政府と東電に語りかけた言葉です。意見交換会
【原発事故汚染水の海洋放出】みなさんの声⑯「トリチウムを分離する技術について」
政府と東京電力は福島第一原発の事故で発生している汚染水(※)の海洋放出を始めました。政府・東電は漁業者との約束を守りませんでした。有識者が示している代替案を真剣に検討しませんでした。燃料デブリはまだ数グラムしか取り出せていないのに、急ぐ必
【原発事故汚染水の海洋放出】差し止め裁判を起こす原告たちの声
東京電力福島第一原発にたまる汚染水について、漁業者を含む市民たちが国・東電に対して海洋放出を止めるように求める裁判を起こします。9月8日に福島地裁に提訴し、原告の数が増えた時点で追加提訴を予定しています。8月23日に開かれた記者会見では、
【原発事故汚染水の海洋放出】放出直前、福島第一原発に向かって抗議
政府と東電が汚染水の海洋放出を始める直前の8月24日午前10時、福島県大熊町の東電福島第一原発近くでは、海洋放出に反対する市民たちが抗議の声を上げました。直前まで必死になって抵抗した人たちがいたことは記録に残しておくべきです。写真と原発前
東京電力福島第一原発にたまる汚染水について、漁業者を含む市民たちが、国・東電に対し海洋放出を止めるように求める裁判を起こします。9月8日に福島地裁に提訴し、原告の数が増えた時点で追加提訴を予定しています。代理人の弁護士は「100人規模の原
きのう8月22日午後2時半、西村康稔経済産業相が福島県庁を訪れ、内堀雅雄県知事や、東電福島第一原発が立地する大熊町・双葉町の両町長(吉田淳氏、伊澤史朗氏)と面会しました。西村氏は面会後すぐ移動し、報道対応を行いませんでした。 続いて午後3
東京電力福島第一原発にたまり続けている汚染水(※)について、「海に流す」以外の処分方法は本当にないのでしょうか? 8月17日、海洋放出に反対する市民たちと政府・東電との話し合いが行われました。市民側は「モルタル固化」という代替案について意
東京電力福島第一原発にたまる汚染水(※)について、政府・東電による海洋放出が秒読み段階だと言われています。一方で、反対する市民たちの活動は続いています。8月18日金曜日には200人を超える人びとが首相官邸前に集まってスピーチ。日本政府に思
【原発事故汚染水の海洋放出】みなさんの声⑮:「トリチウム以外の漏出」「この国は当事者の声を聞かない」「国際問題化が避けられない」「責任をとるべきは政府、東電、経済界」「放射能の影響に閾値はない」
東京電力福島第一原発事故で発生している汚染水の海洋放出について、読者の皆さんからいただいたご意見を紹介していきます。ぜひお読みください! ※画像は宮城の海【瀬川嘉之さんのご意見】現在のトリチウム以外(セシウム137)の漏出 セシウム137
【原発事故汚染水の海洋放出】みなさんの声⑭:「海洋放出が逆に福島の復興を妨げる」「マッチポンプ的な反対はやめるべき」「薄めようが絶対量は変わらない」「トリチウムだけではない」「水産資源保護法を武器に」
東京電力福島第一原発事故で発生している汚染水の海洋放出について、読者の皆さんからいただいたご意見を紹介していきます。ぜひお読みください! ※画像は福島・浪江の請戸漁港【hypergreenさんのご意見】汚染処理水海洋放出のことで 初めてメ
【原発事故汚染水の海洋放出】みなさんの声⑬:「事故でどれほどの放射性物質を放出したか」
東京電力福島第一原発の事故で発生している汚染水の海洋放出について、読者のみなさんからいただいたご意見をもとに考察を深めていきます。今回のテーマは、「2011年の原発事故でどれほどの放射性物質を放出したか」です。【PAZさんのご意見】事故で
東京電力福島第一原発事故によって発生している汚染水について、海洋放出に反対する市民団体は7月23日、福島県郡山市内で政府(原子力規制庁)・東電と交渉を行いました。筆者にとって最も印象深かったのは、同県新地町の漁師、小野春雄さんが「海に流さ
【原発事故汚染水海洋放出】みなさんの声⑫:「いつか濃度を上げるのでは?」「バスタブ方式で地下水流入防止を」「地震発生時の備えは?」
東京電力福島第一原発事故で発生している汚染水の海洋放出について、読者の皆さんからいただいたご意見を紹介していきます。ぜひお読みください! ※トップ画像は宮城の海【かなちゃんままさんのご意見】福島原発事故の汚染水は通常の原発のトリチウム水と
【原発事故汚染水海洋放出】みなさんの声⑪:「海はだれのものか……」
東京電力福島第一原発事故で発生している汚染水の海洋放出について、読者の皆さんからいただいたご意見を紹介していきます。ぜひお読みください! ※トップ画像は宮城の海で働く漁師たち【小林茂さんのご意見】海はだれのものか…… 海洋放出こそが一番の
東京電力福島第一原発事故で発生している汚染水の海洋放出について、読者の皆さんからいただいたご意見を紹介していきます。※トップ画像は7月17日に行われた、海洋放出に反対する「海の日アクション2023」の模様【明さんのご意見】東京湾に流しまし
【原発事故汚染水海洋放出】みなさんの声⑨:「陸上保管すべき」「世界の問題」「東京都が受け入れを」
東京電力福島第一原発事故で生じている汚染水の海洋放出について、読者の皆さんからたくさんのご意見をいただいています。順次紹介していきます。※トップ画像は7月17日に行われた、海洋放出に反対する「海の日アクション2023」の模様【Osamu
【原発事故汚染水の海洋放出】結局いくらかかるのか? 青天井の放出コスト
東京電力福島第一原発にたまる汚染水(※)の海洋放出には、どのくらいのお金がかかるのでしょうか。順を追って書いてみたいと思います。(ウネリウネラ・牧内昇平)(※政府は原発敷地内にたまる水の一部を「ALPS処理水」と呼びますが、筆者はそれらを
【原発事故汚染水の海洋放出】みなさんの声⑧:「ALPSで除去しきれない核種の量は?」
東京電力福島第一原発の事故で発生している汚染水の海洋放出について、読者のみなさんからいただいたご意見をもとに考察を深めたいと思います。今回のテーマは「ALPSで除去しきれない核種について」です。【insight_hmさんのご意見】トリチウ
【原発事故汚染水の海洋放出】IAEAは自らの安全基準に反している ~原子力市民委員会の見解~
東京電力福島第一原発の事故によって生じている汚染水について、国際原子力機関(IAEA)は7月4日、政府・東電の海洋放出計画について「安全性レビュー報告書」というものを発表し、「計画は国際的な安全基準に合致する」という結論を出しました。IA
【原発事故汚染水の海洋放出】話し合いは十分か? ~市民と経産省・東電の意見交換会@郡山~
福島第一原発で出た汚染水について、海洋放出に反対する「海の日アクション」と同じ7月17日の夜、福島県郡山市内で市民と経産省・東電との意見交換会が行われました。海洋放出したい経産省と反対する市民たち。どちらの話に理があるかを読んでみてご判断
【原発事故汚染水の海洋放出】大熊町から避難している人の思い ~「海の日アクション」の一幕~
原発事故汚染水の海洋放出に反対する「海の日アクション」について、先日レポートしました。スピーチした参加者たちの中には、福島第一原発が立つ大熊町から会津若松市へ避難している馬場由佳子さんもいました。 馬場さんは会津若松での避難暮らしが続いて
【原発事故汚染水の海洋放出】これ以上海を汚さないで! ”海の日”に合わせて市民たちが反対の声
東京電力福島第一原発で生じている汚染水について、海洋放出に反対する市民たちは7月17日、福島県いわき市の海岸沿いで「海の日アクション」と題する集会とパレードを行いました。(文・写真/ウネリウネラ牧内昇平) 真っ青な空。照りつける太陽。時折
【汚染水海洋放出】みなさんの声⑦:「ロンドン条約に違反するのでは?」
汚染水の海洋放出について、引き続き読者のみなさんからのご意見を紹介します。ペンネーム「かなちゃんまま」さんからいただいたのは、海の汚染を防ぐために世界各国が結んだ「ロンドン条約」に違反するのではないか、という重要なご指摘でした。ぜひお読み
【原発事故汚染水海洋放出】みなさんの声⑥:「なぜ東京湾でないのか」「国家石油備蓄の空きタンクを利用せよ」「克明な事実の記録を」
東京電力福島第一原発事故によって生まれた汚染水の海洋放出について、ウネリウネラでは7月6日に福島県会津若松市内で行われた市民と経産省・東電との意見交換会の模様を詳しく伝えました。その記事を受けた読者の皆さんのご意見を紹介しています。関連記
【原発事故汚染水の海洋放出】福島県への「アメとムチ」~福島「復興」再生基本方針へのパブリックコメント~
福島「復興」再生基本方針の改定案が示され、これに対するパブリックコメントが明日7月14日午前11時まで募集されています。ウネリウネラは原発事故汚染水の海洋放出と結びつけてコメントを書いてみたいと思います。 福島県への「アメとムチ」 福島「
【原発事故汚染水海洋放出】みなさんの声⑤:「海を汚したくない」「海洋放出に反対」「海洋放出ありきはおかしい」「末代への恥」
原発事故汚染水の海洋放出について、読者のみなさんからいただいた声を紹介します。関連記事は以下:【原発事故汚染水の海洋放出】市民と経産省・東電の意見交換会(前半)【原発事故汚染水の海洋放出】市民と経産省・東電の意見交換会(後半)福島第一原発
【原発事故汚染水の海洋放出】市民と経産省・東電の意見交換会(後半)
原発事故汚染水の海洋放出問題について、福島県会津若松市内で7月6日、市民と経産省・東電との意見交換会が行われました。本記事の前半では「陸上保管案」についての議論を詳報しました。ほかにはどんなことが話し合われたのかを紹介します。(文・写真/
【原発事故汚染水の海洋放出】市民と経産省・東電の意見交換会(前半)
日本政府は東京電力福島第一原発の事故によって発生した汚染水を海に捨てようとしています。この問題について7月6日、福島県会津若松市内で市民と経産省・東電との意見交換会が行われました。この日最も議論になったことの一つが、海洋放出の代替案「陸上
福島第一原発事故による汚染水の海洋放出についての考え②(「無実」を追い求め「二枚舌」を責める)
IAEAが「安全だ」と言ったことでいよいよ海洋放出がスタートするかのように報道されています。政府がそういう考えなのは確かですが、それを鵜呑みにする必要はありません。 今の状況を刑事裁判にたとえてみます。 IAEAが言っているのは「IAEA
先日ウネリウネラは、福島第一原発からの原発事故汚染水海洋放出について海外の人から尋ねられる機会がありました。その際のウネリ=牧内昇平の回答を一部ご紹介します。―汚染水の海洋放出についてどう思いますか仮に政府、東電の方針通りに実施されても(
【2023福島市議選】候補者は「原発」「汚染水」をどう考えているか?
福島市議選(7月9日投開票、定数35・候補者46)の選挙公報がわが家に届きました。候補者たちが原発や汚染水の海洋放出問題についてどんなことを書いているか紹介します。※具体的な言及がない候補者は「ー」で表現します。年齢党派「原発」「汚染水」
福島県相馬市の高校生が震災後に発表した演劇「今伝えたいこと(仮)」などの記録映像上映を通じ、継続的に対話の会を開いている高校教師の渡部(ワタノベ)義弘さん。演劇の成立過程や、今も続く上映と対話の会の内容などの本題に入る前に、震災直前から直
パパは、もっともっと生きていて、やりたいことがいっぱいあったはずです。私も、もっともっとパパと一緒に過ごしていたかったです。パパと一緒に過ごせた時間が、わずか1年間なんてあまりにも短すぎます。そしてパパが38年という短い生涯を閉じなければな
東電福島第一原発にたまる汚染水の海洋放出に反対する市民たちは、20日午後のデモ行進後、福島県の内堀雅雄知事宛てに海洋放出をやめるよう求める要請書を渡しました。 実際に要請書を受け取ったのは県庁原子力安全対策課の課長です。市民たちと課長は短
汚染水を流すな。未来を守れ――。東京電力福島第一原発にたまる汚染水の海洋放出について、反対する市民たちは20日、福島市内でデモ行進を行いました。その後福島県庁の前で集会を開き、内堀雅雄知事宛ての要請書を県に提出しました。(文・写真/ウネリ
汚染水の海洋放出について、読者の皆さんからいただいた声を紹介しています。今回はペンネーム「ノンばあ」さんからいただいたメッセージです。詩ですね。ウネリウネラはこういう表現ってすばらしいと思います。ぜひお読みください!※トップ画像は「熊本・水
【原発事故訴訟・国の責任】6.17最高裁判決は「違法建築」である
東電福島第一原発の事故について、最高裁が「国に賠償責任はない」とする判決を言い渡してから17日でちょうど1年になります。この間、多くの学者たちがこの「6.17判決」について法律雑誌に論評を書いてきました。どんな意見があったのでしょうか。そ
東京電力福島第一原発にたまる汚染水について、海洋放出に反対する市民たちが6月12日、福島市内の会議室で東京電力と話し合いを行いました。 2時間以上にわたる話し合いを要約すると、市民側は「すべての関係者の理解を得るまで事前工事など海洋放出の
亡くなった男性の命日の2日後のことだった。5月10日午後3時半、新潟市内の公民館の一室で、再発防止に向けた当局と遺族の話し合いが行われた。水道局からはK総務部長とA総務課長、Y職員係長が出席。遺族はMさん一人。新潟水道労働組合のS委員長と
【汚染水海洋放出】みなさんの声③:「海の生物への影響は」「メディア全体の質の低下」
汚染水の海洋放出について、読者の皆さんからいただいたご意見・ご感想を紹介します。ぜひご覧ください!※トップ画像は「とある島から撮った宮城の海」(海洋放出とは関係ありません)【ぽんたさんからのご意見】 まずは宮城県に住むペンネーム「ぽんた」
みなさんこんにちは。ウネラ=牧内麻衣です。6月23日(金)~6月29日(木)まで、フォーラム福島(福島県福島市)にて、韓国ドキュメンタリー映画「差別」(2021年/韓国/キムジウン、キムドヒ監督/91分)を上映します。2010年度から日本政
東京電力福島第一原発1号機の「圧力容器ぐらぐら問題」について、6月5日に開かれた原子力規制委員会の会合で、東電から説明がありました。圧力容器の土台(ペデスタル)が崩れてしまった場合にどんな対策が可能なのか。東電の説明に原子力規制庁はどう反
【汚染水海洋放出】みなさんの声②:「いつか来た道」「メディアの姿勢に違和感」「関心層をつくるには?」
東京電力福島第一原発の敷地内にたまる汚染水の海洋放出について、ウネリウネラはこれまでいくつかの記事で問題提起してきました。それに対し、読者の皆さんからご意見・ご感想をいただいています。何回かに分けて紹介します。【せっきーさんからのご意見】
日本政府は東京電力福島第一原発にたまる汚染水を海に流そうとしています。このことについて経済産業省が税金を使ってさまざまなPR事業を行っていることは以前紹介しました。 官製海洋放出PRなわけですが、報道機関がその片棒を担いでいることに対して
東電福島第一原発1号機の「圧力容器ぐらぐら問題」について市民たちが心配しています。5月26日夜に福島市内で開かれた学習会では、元原発作業員の今野寿美雄さんが講師になり、参加者と語り合いました。(ウネリウネラ・牧内昇平)※「圧力容器ぐらぐら
5月31日、わたしは朝からむしゃくしゃしていた。何も手につかなかった。畑の草をぬいたり、不急の本を読んだり、そんなことばかりしていた。自分ができること、すべきことが分からない。気持ちよく晴れた空は、かえって自分のちっぽけさを際立たせた。 気
5月8日午前8時半。新潟市中央区にある水道局の本庁舎では、始業時刻と共にチャイムの音が鳴った。この日のための特別な放送が流れた。職員の皆さんにお願いいたします。平成19年5月8日に当局職員の自死事件が発生してから今日で16年が過ぎようとし
JR新潟駅からバスに乗る。信濃川にかかる万代橋を渡ると、古町の商店街に着く。そこからさらにバスに揺られること十数分。住宅街の入り組んだ路地の中に、亡くなった男性の家族が住む一軒家がある。 1階のリビングルーム。テレビの横に仏壇がある。その
国を挙げて原子力を守り育てる「GX法案」(GX脱炭素電源法案、原発推進束ね法案)について、福島原発事故の被害者や避難者たちから反対の声が上がっています。法案を成立させないこと、少なくとも福島県内で公聴会を開催すること、などを求めています。
政府・与党が今の国会で作ろうとしているのは、「国を挙げて原子力を守り、育てる法律」です。何があっても原子力(原発)を進める。原子力産業は絶対つぶさない。それが日本という国の「責任」であり「義務」である。そういう法律を作ろうとしています。
福島県相馬市の高校生が震災後に発表した演劇「今伝えたいこと(仮)」などの記録映像上映を通じ、継続的に対話の会を開いている高校教師の渡部(ワタノベ)義弘さん。演劇の成立過程や、今も続く上映と対話の会の内容などの本題に入る前に、震災直前から直
最近書いている原発の記事について春橋哲史さんからご意見をいただきましたので、皆さんとシェアしたいと思います。 ※トップ画像は5月24日に行われた原子力規制委員会の会議映像のスクリーンショット。●情報公開制度について まずは5月23日に情報
【1号機圧力容器ぐらぐら問題】みなさんの声:安全神話の呪縛から解放されていない
昨日、東京電力福島第一原発1号機で、原子炉圧力容器に転倒・落下の心配があることを書きました。 この「圧力容器ぐらぐら問題」について、福島市に住むペンネーム「ゴッサム市民」さんが感想を寄せてくださったので紹介します。※トップ写真は、原子力規
新潟市庁舎3階の特別応接室。北東側は壁一面がガラス張りで、80万の人口を擁する同市の中心部を見渡すことができる。市庁舎のすぐそばには信濃川が流れ、2キロほど下れば日本海につながり、佐渡島などへ向かうフェリーが行き来している。 室内の調度品
東京電力福島第一原発の1号機で、原子炉の中心にある圧力容器が倒壊・落下してしまうのではないかと心配されています。5月24日に都内で開かれた原子力規制委員会でも、このことが生々しい言葉で議論されていました。オンラインで視聴した筆者(ウネリ)は
「回帰」とは、一周してもとへ帰ること。福島の原発事故からまだ12年しかたっていないのに、日本政府はもう「原発回帰」をはじめようとしています。いまの国会では、「原則40年、最長60年」だった原発の運転期間を「60年超」にのばす法律をつくろう
情報公開制度を駆使して行政の原発事故対応を検証している市民団体「電通研」のメンバーが5月23日、福島県庁で記者会見を開きました。「国や福島県の情報開示の姿勢がどんどん後退している」と言います。一体どういうことでしょうか。学識経験者の氏名「
【汚染水海洋放出】みなさんの声②:「非力かつ愚かな私に行き着く」
東京電力福島第一原発の敷地内にたまる汚染水(政府・東電は「ALPS処理水」と呼ぶ)の海洋放出について、いくつか記事を書いています。先日は、市民たちによる「汚染水を海に流すな!5.16東京行動」の様子を紹介しました。 この汚染水問題について
「回帰」とは、一周してもとへ帰ること。福島の原発事故からまだ12年しかたっていないのに、日本政府はもう「原発回帰」をはじめようとしています。いまの国会では、「原則40年、最長60年」だった原発の運転期間を「60年超」にのばす法律をつくろう
東電福島第一原発にたまる汚染水の海洋放出に反対する市民たちは5月16日、東京に集まってさまざまなアピール行動を起こしました。東電本店に行ったり、国会議員会館で集会を開いたり。最後は夜の銀座の街へ。「海に流すな!」の声は日本政府に届くのでし
LGBTなど性的少数者への「理解増進法案」が今国会に提出されようとしています。もともと「理解増進法」ではなく「差別禁止法」「差別解消法」をつくるべきです。しかし、与党も野党も含めた超党派による議員たちの話し合いによって、「性的指向や性自認
5月9日、地元紙の2ページ目に以下の記事が載りました。福島国際研究教育機構(F-REI、エフレイ)は8日、経団連副会長の南場智子氏、福島医大理事長特別補佐・副学長の山下俊一氏を「理事長特別顧問」に委嘱すると発表した。外部有識者によるアドバイ
5月14日、岩手県盛岡市内で「いわてレインボーマーチ」が開催されました。MARCH THIS WAYをスローガンにかかげ、約170人が市内を練り歩きました。過去最多の参加者数だったそうです。写真を中心に紹介します。(ウネリウネラ・牧内昇平
原発事故を起こした国・東電の法的責任を問う「生業を返せ、地域を返せ! 福島原発訴訟」(生業訴訟)の第10回原告団総会が5月13日、福島県内で開かれました。原告団は昨年6月17日の最高裁判決を覆す運動を続けていくことを確認しました。また、新
福島県相馬市の高校生が震災後に発表した演劇「今伝えたいこと(仮)」などの記録映像上映を通じ、継続的に対話の会を開いている高校教師の渡部(ワタノベ)義弘さん。演劇の成立過程や、今も続く上映と対話の会の内容などの本題に入る前に、震災直前から直後
【汚染水の海洋放出:経産省幹部とのやりとり】読者の方からの応答
5月9日の記事で、経済産業省資源エネルギー庁「廃炉汚染水対策官」木野正登氏との質疑応答を紹介しました。この記事について原子力市民委員会事務局の細川弘明さんから応答をいただきました。紹介します。【細川弘明さん(原子力市民委員会事務局)からのご
ウネリ:久しぶりの「雑談」です。2カ月前くらいにフォーラム福島(福島市内の映画館)で見たアメリカ映画『対峙』について語り合いたいと思います。あらすじは公式サイトから引用します。愛する者よ、私たちはどうすれば良かったのか――。アメリカの高校で
福島市内で5月8日、経済産業省資源エネルギー庁の木野正登氏の講演会が開かれました。木野氏は同省の「廃炉汚染水対策官」として、海洋放出について各地で説明を行っている人です。メディアにも頻繁に登場しますので、知っている読者の方も多いと思います
福島県双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」(伝承館)について考える企画を続けています。今回は、松田晃さんがご意見を書いてくださったので紹介します。(企画の狙いについては、こちらの記事「企画のはじめに」をお読みください。)【松田晃さ
毎年、畑の作業が出遅れる。そのせいで、秋か冬のはじめまで夏野菜を食べ続けている。それも悪くはないけれど、いつも秋には「来年こそは早くスタートするぞ」と意気込む。今年は特に春が早くて、知り合いの農家さんも焦っているほどだったのに、なんと今年が
福島県相馬市の高校生が震災後に発表した演劇の記録映像上映を通じ、震災・原発事故と社会について市民たちと対話する会を開き続ける高校教師がいる。彼に招かれて数回会に参加した私は、演劇を通じて交わされる対話の内容に深い感銘を受けた。そして、震災か
福島県浪江町津島地区に住んでいた人びとが国と東京電力を訴えた「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」の控訴審の第4回口頭弁論が、4月26日仙台高裁で開かれました。国会で原発延長法案が可決されようとするなか、原告たちは「汚したものを元通りにしろ!」
継続取材している「裁判を起こした小学校教員、田中まさおさん(仮名)」についてのお知らせです。教員の働き過ぎ状態をどうにかしようと裁判を起こした田中さんは、最高裁に訴えを退けられたものの、こんどは全国の教員仲間を原告とした「第2次訴訟」に乗
原発事故を起こした国と東京電力の法的責任を問う「生業を返せ、地域を返せ! 福島原発訴訟」(生業訴訟)の第2陣の口頭弁論が4月24日、福島地裁で開かれました。法廷では、原発事故が起こるまで大熊町に住んでいた男性が、聞く者の心を打つ意見陳述を
東京電力福島第一原発にたまる汚染水(政府・東電は「ALPS処理水」と呼ぶ)の海洋放出に反対する市民たちは、4月13日前後に一斉のアピール行動をおこないました。その動きは日本国内だけでなく、世界各地に広がりました。 先日の記事では筆者が直接
東京電力福島第一原発にたまる汚染水(日本政府は「ALPS処理水」と呼ぶ)の海洋放出方針の見直しを求める市民たちが、福島市内で4月22日、パレードを行いました。約220人の市民が福島市内の街なかを歩き、「福島の海へ、数十年も放出し続けていい
東京電力福島第一原発にたまる汚染水(政府は「ALPS処理水」と呼ぶ)の海洋放出について、太平洋の国々は「放出を許容できるかどうか判断するためのデータが不足している」と言っています。米軍の核実験によって甚大な被害を被ってきた(今もその被害は
4月13日にいわき市小名浜で行われた海洋放出反対スタンディングで、筆者は参加者の一人、嶋崎剛さん(65)と出会いました。嶋崎さんは、ある著名人からのメッセージを伝えようと、スタンディングでマイクを握りました。(ウネリウネラ・牧内昇平) 4
【汚染水海洋放出】みなさんの声①:「ALPS処理水」という言葉でごまかされている?
4月17日の記事で、海洋放出に対して勧告を出した各国が「汚染水」をどう呼んでいるかを紹介しました。勧告を出した6カ国は、日本政府が言う「ALPS処理水」(ALPS treated water)ではなく、「核汚染水」(nuclear cont
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皆さまに大事なお知らせです。私(牧内昇平)は本日3月31日をもってウネリウネラの活動から離れます。今後のサイト運営については竹田麻衣に一任しています。 2020年に前の会社を辞め、福島を拠点としてウネリウネラとして発信を続けてきましたが、暮
これから紹介する新鍋さゆりさん(仮名、50代)の置かれた状況に思いを馳せてください。 原発事故からの避難、うつ病、がん、生活保護… 私は、2011年3月11日、東日本大震災で被災し、また原発事故による放射能の悪影響に強い不安や恐怖を感じた
東京電力福島第一原発の事故汚染水を海洋投棄(放出)するために、日本政府が大々的なプロパガンダ(宣伝活動)を続けてきたことはこれまでにも書いてきました。 こうしたプロパガンダ事業は名だたる有名企業が受注しています。企業側がどんな企画を提案し、
2年前に書いた以下の記事が、最近よく読まれています。 子どもたちに1人1台、コンピュータ端末(タブレットなど)を使わせようという「GIGAスクール構想」です。全国の公立高校では、その端末を行政が用意するか、保護者に負担させるか、判断が分かれ
「教育現場におけるALPS処理水の理解醸成に向けた取り組みの強化を求める意見書」 福島県議会では今、自民会派に所属する議員がこんなタイトルの意見書を提案しています。これは大問題です。「『ALPS処理水』と呼ぶか『汚染水』と呼ぶか」といった話
東京電力福島第一原発の事故汚染水について、政府は海洋投棄(放出)する前に「1500回の説明・意見交換を行ってきた」としています。いつ、誰に、どんな説明をしてきたのでしょうか? 筆者(牧内昇平)は「1500回」の根拠となる文書の開示請求を行
東京電力福島第一原発で発生した汚染水について、漁業者や市民ら合計363人が国と東電を相手取り、海洋投棄をやめるように求める裁判を起こしています。「ALPS処理汚染水海洋放出差し止め訴訟」です。この裁判の第一回口頭弁論が4日、福島地裁で開かれ
原発事故汚染水の海洋放出(投棄)について、私(ウネリ=牧内昇平)なりの視点で本を書きました。今週半ばには実物をお届けできる見込みです。ご関心ある方は下のリンクからお申し込みください。 Amazonや楽天ブックス、全国の書店でもお求めいただけ
1月1日の能登半島地震から約1か月がたちました。亡くなった方々の冥福を祈ると同時に、避難所などで健康を損なう人がこれ以上増えないことを切に願います。 今回の大地震は日本列島全体が原子力災害のリスクにさらされていることを改めて突きつけたと思
子どもに「一人一台」のタブレット端末を配る「GIGAスクール構想」について、皆さんはどのようにお考えでしょうか。ウネリウネラにいただいたご投稿を二つ紹介します。 関連記事「県立高校のタブレット端末購入費『保護者負担』について」(2022年1
原発事故が起きてからずっと、福島の農家の方々は深刻なダメージを受けてきました。手塩にかけて育てた作物が売れない――。こうした被害は今も続いています。きちんと賠償されているのでしょうか? 福島県内の農家たちがつくる「福島県農民連」は国や東電と
「ライドシェア」なるものが日本で始まろうとしています。 【ライドシェアとは】 タクシーやバスの運転手のように「第二種運転免許」を持たない一般のドライバーが自家用車を使って乗客を運び、料金をもらうビジネスのこと。現在は過疎地の一部を除いて「白
福島の農民たちの、心の声を聞け――。2011年3月に東京電力福島第一原発で事故が起こってからずっと、国や東電との交渉を続けている団体があります。福島県内の農家たちがつくる「福島県農民連」です。12月19日に行われた国・東電交渉に同行しました
東京電力福島第一原発で生じる汚染水(※)の海洋放出をめぐり、福島の市民たちは19日夜、政府・東電の担当者を招いた意見交換会を開きました。会場は福島市内にある福島県文化センターでした。 経産省の山口雄三氏(原発事故収束対応室長)、原子力規制
ご無沙汰しております、ウネラ=麻衣です。今回は、11月3日からフォーラム福島で上映されるドキュメンタリー映画「丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部」をご紹介します。私が個人的にとても感銘を受けた作品です。3日(金・祝)上映後には河邑厚徳監
引き続き東京電力福島第一原発事故で発生している汚染水の海洋放出について、読者の皆さんからいただいたご意見を紹介していきます。8月24日の放出前にいただいた投稿もあります。編集作業が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。ぜひお読みくださ
東京電力福島第一原発事故で発生している汚染水の海洋放出について、前回に続き、ペンネーム「オカイゲ」さんから8月上旬にいただいていたご投稿(ご執筆は昨年秋)を紹介します。ぜひお読みください! ※画像は福島の海【オカイゲさんからのご意見(その
東京電力福島第一原発事故で発生している汚染水の海洋放出について、読者の皆さんからいただいたご意見を紹介します。今回はペンネーム「オカイゲ」さんから8月上旬にいただいていたご投稿です。ぜひお読みください! ※画像は福島の海【オカイゲさんから
東京電力福島第一原発事故で発生している汚染水の海洋放出について、読者の皆さんからいただいたご意見を紹介します。8月24日の放出前にいただいた投稿もあります。編集作業が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。ぜひお読みください! ※画像は
福島県内で亡くなった朝鮮人強制連行犠牲者の合同慰霊祭が、8月27日午前、東山霊園(郡山市)で行われました。約40人の参加者が追悼碑の前で黙とうし、献花を行いました。(文・写真/ウネリウネラ 牧内昇平) 慰霊祭は在日本朝鮮人総連合会福島県本
継続取材している「裁判を起こした小学校教員、田中まさおさん(仮名)」についてのお知らせです。教員の働き過ぎ状態をどうにかしようと裁判を起こした田中さんは、最高裁に訴えを退けられたものの、こんどは全国の教員仲間を原告とした「第2次訴訟」に乗
原発事故を起こした国と東京電力の法的責任を問う「生業を返せ、地域を返せ! 福島原発訴訟」(生業訴訟)の第2陣の口頭弁論が4月24日、福島地裁で開かれました。法廷では、原発事故が起こるまで大熊町に住んでいた男性が、聞く者の心を打つ意見陳述を
東京電力福島第一原発にたまる汚染水(政府・東電は「ALPS処理水」と呼ぶ)の海洋放出に反対する市民たちは、4月13日前後に一斉のアピール行動をおこないました。その動きは日本国内だけでなく、世界各地に広がりました。 先日の記事では筆者が直接
東京電力福島第一原発にたまる汚染水(日本政府は「ALPS処理水」と呼ぶ)の海洋放出方針の見直しを求める市民たちが、福島市内で4月22日、パレードを行いました。約220人の市民が福島市内の街なかを歩き、「福島の海へ、数十年も放出し続けていい
東京電力福島第一原発にたまる汚染水(政府は「ALPS処理水」と呼ぶ)の海洋放出について、太平洋の国々は「放出を許容できるかどうか判断するためのデータが不足している」と言っています。米軍の核実験によって甚大な被害を被ってきた(今もその被害は
4月13日にいわき市小名浜で行われた海洋放出反対スタンディングで、筆者は参加者の一人、嶋崎剛さん(65)と出会いました。嶋崎さんは、ある著名人からのメッセージを伝えようと、スタンディングでマイクを握りました。(ウネリウネラ・牧内昇平) 4
4月17日の記事で、海洋放出に対して勧告を出した各国が「汚染水」をどう呼んでいるかを紹介しました。勧告を出した6カ国は、日本政府が言う「ALPS処理水」(ALPS treated water)ではなく、「核汚染水」(nuclear cont
4月16日付の記事に関連して少しだけ書きます。 きょう書きたいのは、日本政府と東電が福島第一原発から放出しようとしている液体を世界各国が何と呼んでいるか、という問題です。※トップ画像は4月13日に福島県いわき市内で行われた海洋放出反対スタ
東京電力福島第一原発にたまる汚染水(日本政府・東電は「ALPS処理水」と呼ぶ)の海洋放出について、国連の舞台でも「異論」「反論」が噴出しています。どの国がどんな指摘をしているか、紹介します。(ウネリウネラ・牧内昇平)※本記事のきっかけは、
「東日本大震災・原子力災害伝承館」(伝承館)と震災遺構「浪江町立請戸小学校」について3月16日に比較しました。伝承館と請戸小を同じ日に見た笠原眞弓さんが感想を書いてくださったので紹介します。【笠原眞弓さんからのメッセージ】伝承館と請戸小学校
東京電力福島第一原発にたまる汚染水(政府・東電は「ALPS処理水」と呼ぶ)について、日本政府が海洋放出の方針を決めたのは2021年4月13日でした。それからちょうど2年になる23年4月13日に合わせて、国内外で放出に反対する街頭行動が行わ
この企画は、2020年9月に福島県双葉町にオープンした「東日本大震災・原子力災害伝承館」(伝承館)という施設の「あるべき姿」を考えていくものです。企画の狙いについては、前の記事「企画のはじめに」をお読みください。 先日、福島県三春町にある
埼玉県の公立小学校で働く田中まさおさん(仮名)は、全国の学校教員たちの働き方を変えるために裁判を起こしました。先月最高裁が上告を退けたことによって敗訴が決まりましたが、田中さんは「全国の教員の方々から仲間をつのって第2次訴訟を起こす」と宣
ウネリウネラでは、記事を読んで応援したいと思ってくださる方からのサポート(寄付・定期購読・記事シェア・拡散による支援)を随時受け付けています。経済状況に起因する情報格差をなくすため、本サイトの記事は特段の理由がない限り、無料公開していく方針
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新入学の季節だからでしょうか。1年前くらいに書いた「県立高校のタブレット端末」についての記事が読まれています。ペンネーム「反骨心」さんからご意見をいただいたので、読者の皆さんにシェアします。ぜひお読みください。関連記事「県立高校のタブレッ
先日、仙台市内で「にじいろCANVAS」共同代表の小浜耕治さんを講師としたお話し会に参加しました。タイトルは「ありのままを生きる」。"多様な性"について考えるための貴重な時間だったと思いますので、お話の一部をここで紹介
3月16日の本企画で、伝承館と請戸小の震災遺構について比較しました。この記事に対し、福島市の元建築家・佐藤敏宏さんがご意見を寄せてくださったのでご紹介します。佐藤敏宏さんからのメッセージ題①: 配置も対照をなす「ふたつの伝承館」メッセージ本
この企画は、2020年9月に福島県内にオープンした「東日本大震災・原子力災害伝承館」(伝承館)という施設の「あるべき姿」を考えていくものです。企画の狙いについては、前の記事「企画のはじめに」をお読みください。 先日、福島県浪江町にある震災
昨日、福島市の如春荘で開催中のメッセージ展「今、水俣から福島を想う」へ行ってきました。水俣の方々から福島へのメッセージ、福島の方々が出会った水俣の言葉、福島からのメッセージが、パネルに綴られ、展示されています。展示を企画したのは、熊本大学・