白だ黒だとけんかはおよし 白という字も墨(すみ)で書く白だとか黒だとか喧嘩はおやめなさい。白という字だって墨(黒)で書くでしょう?お見事!と言いたくなるね。文字にしたら皆真っ黒。どちらも似たようなものでしょ!と言ったところなのかもね そもそも「白黒つける
折戟沈沙鐵未銷 折戟(せつげき)沙に沈んで 鉄未だ銷(しょう)せず自將磨洗認前朝 自ら磨洗(ません)をもつて 前朝を認む東風不与周郎便 東風 周郎の与に便せずんば銅雀春深鎖二喬 銅雀 春深うして 二喬を鎖(とざ)さん赤壁/杜牧折れた矛が砂に埋まっている。
諦めましたよどう諦めた 諦めきれぬと諦めた (都々逸坊 扇歌・どどいつぼうせんか)都々逸の中ではかなり有名なこのお唄それもそのはず。初代・都々逸坊扇歌は都々逸の祖と言われるお方です男女の色恋の話にも、芸や夢の話にも、どれにでも当てはまりそうなこの「諦めきれ
何処(どこ)で借りたと心も蛇(じゃ)の目 傘の出どこをきいてみる見覚えのない傘を持って帰宅した亭主に対し、浮気疑惑を向ける女性の心情たるや…。そりゃあ旦那が知らない傘持って帰ってきたら怪しみますよねー浮気の他に、賭場も疑われそうだよね虎視眈々と旦那に詰め
いっそ聞こうか いや聞くまいか たたむ羽織(はおり)に紅(べに)のあと畳もうとした羽織りに付いてる紅は誰のものか…いっそ聞いてしまおうか、やっぱりやめとこうか。とりあえず浮気してる男は、女性に身の回りの世話をしてもらわない方がいいと思うのよ…。かと言って
おまはんの心ひとつでこの剃刀(かみそり)が 喉へ行くやら眉へやら江戸時代では、結婚をする時に女性は眉を剃っていたそうです。この句では、いつまでも結婚を迷う相手の男性に対して、「あなたの決意によっては、私はこの剃刀で自分の喉を掻っ切るか、眉を剃るかしますよ
雨の降るほど噂はあれど ただの一度も濡れはせぬ恋の噂を数えきれないほどされるけれども、誰1人として恋仲になれた人はいない。良い人いないなぁーって思い悩んでいるようにも思えますが、もしかしたら、女性には既に心に決めた人がいたのかもしれませんね。※個人的見解で
こんにちは、このブログを管理する女中組です。このブログでは江戸時代から明治時代にかけて謳われた都々逸や、古代中国の漢詩、あと女中達が好きな歌や絵画などをご紹介していこうと考えております。都々逸や詩に対しては、個人の感想を言うのは野暮かな?とも思ったの
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