思わぬ京都本を見つけ、喜々としてページを繰っている中、素顔の京都と厚化粧の京都という言葉に共感し、自身のサイト「京つねひごろ~ふだんの京都、まちなか京暮らし~」をさらに進化させようと心に決めました。柏井壽さんの名著「おひとりからのしずかな京都」、かなりオススメです。
京都にこだわり続け、「ふだんの京都、まちなか京暮らし」について自由に気ままにしたためたブログです。 京暮らしへのいざない、京都まちなか散歩へのいざない、京都移住へのいざない、京都よしなしごとを様々にお伝えします。
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思わぬ京都本を見つけ、喜々としてページを繰っている中、素顔の京都と厚化粧の京都という言葉に共感し、自身のサイト「京つねひごろ~ふだんの京都、まちなか京暮らし~」をさらに進化させようと心に決めました。柏井壽さんの名著「おひとりからのしずかな京都」、かなりオススメです。
『源氏物語』の紫の上をさがせ~大河ドラマ「光る君へ」ファンに2024年の花見はまず平野神社をおすすめする理由
大河ドラマ「光る君へ」ファンに、2024年春の京都の花見はとにかく平野神社をおすすめします。その理由はまず平野神社が花山天皇のお手植えから桜の名所になったという点、そしてもうひとつはこの神社が皇族から臣籍降下した氏族の氏神であり、まさに光源氏の氏神にあたる点です。
学生の街、京都。ここには大学生たちが醸成したサブカルチャーが根付いています。「関西フォーク」全盛期として知られる1960年代後半は、若者のサブカル文化が京都で最も輝いた時代です。いったいどのような時代だったのか学んでみましょう。
国民的な食のひとつがおむすびですが、古来より御米は日本人の生活や心の支柱として中心的な存在として現在に至っています。今回、おむすびから「結ぶ」という言葉に注目し、関係性や意味を調べ、京都のならわしも余談として交えながら紹介します。
平安の都情緒満載の「光る君へ」で玉置玲央の藤原道兼を追いかける!
2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」は紫式部を主人公とした王朝貴族の物語ですが、このキャスティングがとにかく面白いです。中でも大注目は道長の同母兄・藤原道兼を演じる玉置玲央。今回の大河では父・兼家に汚れ役を押し付けられる屈折した青年を好演しています。
「創業100年以上でないと老舗とは言えない」と言われるほど老舗が多い京都。他の地域とはどのような違いがあるのでしょうか。今回は、京都の老舗と東京の老舗との違いを、時代マップ編集部が作成した『京都の老舗創業番付』を見ながらご紹介いたします。
今出川寺町上ルの本満寺。ここのしだれ桜は息を呑むほどに美しいのですが、見頃のタイミングが難しく昨年も見逃しました。今年こそ見逃すまじ!と意を決し、大寒を過ぎた今、あれこれと冴えない頭で知恵を絞っています。うまくいけば、画像を貼る予定にしています。
はんなり、ほっこり、まったり、微妙にニュアンスが違う京ことば
京暮らしの中で癒される京ことばとして、「はんなり」「ほっこり」「まったり」を挙げることができます。それぞれ微妙にニュアンスが異なりますが、今回私的な想いを交えながら実際に使われている場面や意味合いを少し深掘りしつつご紹介します。
源氏物語のアニメ「源氏物語GENJI千年紀」はかなり「あしたのジョー」である
『源氏物語』のアニメ「源氏物語GENJI千年紀」は、2009年、アニメ界のレジェンド出﨑統監督が世に送り出した作品です。この作品、かなり「あしたのジョー」である。出﨑監督の剛腕光る光源氏の世界にわくわくが止まりません。
【幕末の刀】坂本龍馬を斬った刀に佐々木只三郎の暗殺計画を考える
霊山博物館に残る「坂本龍馬を斬った刀」京都の幕末維新ミュージアム「霊山博物館」に、坂本龍馬を斬った刀というのがあります。「刀長42.1cm。京都見廻組隊士・桂早之助(かつら はやのすけ)が所用した脇差で、銘は「越後守包貞」(えちごのかみ かねさだ)と切られていますが、偽銘になります」(霊山博物館サイトの解説)「越後守包貞」は大坂新刀の刀工で、特に二代目包貞は名工として有名でした。美濃に生まれ大坂に出て初代包貞の門弟となり、大業物や上々
2024年の大河ドラマ「光る君へ」にちなんで、紫式部をはじめ平安時代の人たちが日常の筆記用具として使っていた「筆」をテーマにしています。後生大事に携えているスマホを手から離して、筆を執ることで非日常の中に身を置いてみることを提案として示しています。
幕末の志士を支えた最強の刀剣は何か?剣豪たちの名刀14選(後編)
幕末の志士たちを支えた最強の名刀14振を紹介する記事の後編!今回は、坂本龍馬、人斬り半次郎、桂小五郎、斎藤一、大石鍬次郎、芹沢鴨、勝海舟が登場します。それぞれの剣術の流派や戦闘スタイルなどと合わせて解説します。
ときどき京都人?~ふだんの京都に接してみたい人たちへ送る書~
ふだんの京都、まちなか京暮らしに関心をお持ちの方に、「そうだ、京都に住もう。」と 「ときどき、京都人。東京⇔京都 二都の生活」(著者永江朗さん)をご紹介しおすすめします。読了後、眼前に京都のまちの広がりや通りに佇んでいるかのような錯覚を感じるはずです。
ときどき京都人?~ふだんの京都に接してみたい人たちへ送る書~
ふだんの京都、まちなか京暮らしに関心をお持ちの方に、「そうだ、京都に住もう。」と 「ときどき、京都人。東京⇔京都 二都の生活」(著者永江朗さん)をご紹介しおすすめします。読了後、眼前に京都のまちの広がりや通りに佇んでいるかのような錯覚を感じるはずです。
幕末の志士を支えた最強の刀剣は何か?剣豪たちの名刀14選(前編)
幕末の志士たちを支えた最強の名刀14振を紹介し、それぞれの志士の剣術の流派や戦闘スタイルなどと合わせて解説する記事の前編。刀の個性は剣士の個性。剣士たちの生き方に必然的につながる刀のあり方をじっくり見てゆきます。
大正時代に流行した銀ブラという言葉があり、平安京のメインストリート朱雀大路(現在の千本通)でもブラブラ散歩することを千ブラといいます。今回、平安京の朱雀大路と昭和時代の千本通を重ね合わせたイメージの域で千丸(千本丸太町)から千本今出川を千ブラします。
現地を訪れる、京都検定学習法の切り札~京都手帖が重宝する!~
京都検定の学習方法の切り札として京都手帖を活用することが有効です。京都手帖は、単なるスケジュール帳やビジネスダイアリーではなく、京都に関するさまざまな情報が満載されていて、デザインの小粋さも相まって非常に重宝する手帖です。今回、京都手帖についてご紹介します。
どこか切なさを感じるまち、京都を舞台にしたドラマから(後編)
「秋愁い」の季節が京都に訪れはじめると、まちのあちこちで切なさのかけらを見つけるようになります。前編に引き続き後編では、かつて観たドラマや映画に接することで、当時感じた想いに再び包まれ癒されることから、愁いや切なさを感じさせる5つのドラマ・映画をご紹介します。
どこか切なさを感じるまち、京都を舞台にしたドラマから(前編)
あまたある京都を舞台にしたドラマや映画、小説の中には、どこか切なさを感じる作品があります。京都が舞台となる、あるいは京都出身の俳優さんが出演していると、案外京都人は見逃さずにしっかり観てドキマギしているようです。私もそのひとりです。今回、再び想いを馳せることができる動画配信サービスを通じ、京都を舞台にした作品を私的な目線とはなりますが、まず前編をご紹介します。(広告)無料トライアル実施中!<U-NEXT>ミヤコが京都にやって来た!
かつて京都の寒すぎる冬を乗り切った、昭和レトロな暖房器具たち
9月の中旬とはいえまだまだ真夏日がつづく京都。暑さとは反対に数か月後に訪れるであろう底冷えの冬を考えている中でふと思い出したのが、昭和の暖房器具です。今回、火鉢など昭和レトロな風情を醸し出すモノをご紹介します。
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思わぬ京都本を見つけ、喜々としてページを繰っている中、素顔の京都と厚化粧の京都という言葉に共感し、自身のサイト「京つねひごろ~ふだんの京都、まちなか京暮らし~」をさらに進化させようと心に決めました。柏井壽さんの名著「おひとりからのしずかな京都」、かなりオススメです。
大河ドラマ「光る君へ」ファンに、2024年春の京都の花見はとにかく平野神社をおすすめします。その理由はまず平野神社が花山天皇のお手植えから桜の名所になったという点、そしてもうひとつはこの神社が皇族から臣籍降下した氏族の氏神であり、まさに光源氏の氏神にあたる点です。
学生の街、京都。ここには大学生たちが醸成したサブカルチャーが根付いています。「関西フォーク」全盛期として知られる1960年代後半は、若者のサブカル文化が京都で最も輝いた時代です。いったいどのような時代だったのか学んでみましょう。
国民的な食のひとつがおむすびですが、古来より御米は日本人の生活や心の支柱として中心的な存在として現在に至っています。今回、おむすびから「結ぶ」という言葉に注目し、関係性や意味を調べ、京都のならわしも余談として交えながら紹介します。
2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」は紫式部を主人公とした王朝貴族の物語ですが、このキャスティングがとにかく面白いです。中でも大注目は道長の同母兄・藤原道兼を演じる玉置玲央。今回の大河では父・兼家に汚れ役を押し付けられる屈折した青年を好演しています。
「創業100年以上でないと老舗とは言えない」と言われるほど老舗が多い京都。他の地域とはどのような違いがあるのでしょうか。今回は、京都の老舗と東京の老舗との違いを、時代マップ編集部が作成した『京都の老舗創業番付』を見ながらご紹介いたします。
今出川寺町上ルの本満寺。ここのしだれ桜は息を呑むほどに美しいのですが、見頃のタイミングが難しく昨年も見逃しました。今年こそ見逃すまじ!と意を決し、大寒を過ぎた今、あれこれと冴えない頭で知恵を絞っています。うまくいけば、画像を貼る予定にしています。
京暮らしの中で癒される京ことばとして、「はんなり」「ほっこり」「まったり」を挙げることができます。それぞれ微妙にニュアンスが異なりますが、今回私的な想いを交えながら実際に使われている場面や意味合いを少し深掘りしつつご紹介します。
『源氏物語』のアニメ「源氏物語GENJI千年紀」は、2009年、アニメ界のレジェンド出﨑統監督が世に送り出した作品です。この作品、かなり「あしたのジョー」である。出﨑監督の剛腕光る光源氏の世界にわくわくが止まりません。
霊山博物館に残る「坂本龍馬を斬った刀」京都の幕末維新ミュージアム「霊山博物館」に、坂本龍馬を斬った刀というのがあります。「刀長42.1cm。京都見廻組隊士・桂早之助(かつら はやのすけ)が所用した脇差で、銘は「越後守包貞」(えちごのかみ かねさだ)と切られていますが、偽銘になります」(霊山博物館サイトの解説)「越後守包貞」は大坂新刀の刀工で、特に二代目包貞は名工として有名でした。美濃に生まれ大坂に出て初代包貞の門弟となり、大業物や上々
2024年の大河ドラマ「光る君へ」にちなんで、紫式部をはじめ平安時代の人たちが日常の筆記用具として使っていた「筆」をテーマにしています。後生大事に携えているスマホを手から離して、筆を執ることで非日常の中に身を置いてみることを提案として示しています。
幕末の志士たちを支えた最強の名刀14振を紹介する記事の後編!今回は、坂本龍馬、人斬り半次郎、桂小五郎、斎藤一、大石鍬次郎、芹沢鴨、勝海舟が登場します。それぞれの剣術の流派や戦闘スタイルなどと合わせて解説します。
ふだんの京都、まちなか京暮らしに関心をお持ちの方に、「そうだ、京都に住もう。」と 「ときどき、京都人。東京⇔京都 二都の生活」(著者永江朗さん)をご紹介しおすすめします。読了後、眼前に京都のまちの広がりや通りに佇んでいるかのような錯覚を感じるはずです。
ふだんの京都、まちなか京暮らしに関心をお持ちの方に、「そうだ、京都に住もう。」と 「ときどき、京都人。東京⇔京都 二都の生活」(著者永江朗さん)をご紹介しおすすめします。読了後、眼前に京都のまちの広がりや通りに佇んでいるかのような錯覚を感じるはずです。
幕末の志士たちを支えた最強の名刀14振を紹介し、それぞれの志士の剣術の流派や戦闘スタイルなどと合わせて解説する記事の前編。刀の個性は剣士の個性。剣士たちの生き方に必然的につながる刀のあり方をじっくり見てゆきます。
大正時代に流行した銀ブラという言葉があり、平安京のメインストリート朱雀大路(現在の千本通)でもブラブラ散歩することを千ブラといいます。今回、平安京の朱雀大路と昭和時代の千本通を重ね合わせたイメージの域で千丸(千本丸太町)から千本今出川を千ブラします。
京都検定の学習方法の切り札として京都手帖を活用することが有効です。京都手帖は、単なるスケジュール帳やビジネスダイアリーではなく、京都に関するさまざまな情報が満載されていて、デザインの小粋さも相まって非常に重宝する手帖です。今回、京都手帖についてご紹介します。
「秋愁い」の季節が京都に訪れはじめると、まちのあちこちで切なさのかけらを見つけるようになります。前編に引き続き後編では、かつて観たドラマや映画に接することで、当時感じた想いに再び包まれ癒されることから、愁いや切なさを感じさせる5つのドラマ・映画をご紹介します。
あまたある京都を舞台にしたドラマや映画、小説の中には、どこか切なさを感じる作品があります。京都が舞台となる、あるいは京都出身の俳優さんが出演していると、案外京都人は見逃さずにしっかり観てドキマギしているようです。私もそのひとりです。今回、再び想いを馳せることができる動画配信サービスを通じ、京都を舞台にした作品を私的な目線とはなりますが、まず前編をご紹介します。(広告)無料トライアル実施中!<U-NEXT>ミヤコが京都にやって来た!
9月の中旬とはいえまだまだ真夏日がつづく京都。暑さとは反対に数か月後に訪れるであろう底冷えの冬を考えている中でふと思い出したのが、昭和の暖房器具です。今回、火鉢など昭和レトロな風情を醸し出すモノをご紹介します。
いつものルートながら、立本寺→椿寺→千本釈迦堂(大報恩寺)→雨宝院→水火天満宮→妙顕寺と西陣まちなか桜めぐりをしていて、行きついた先は西賀茂に位置する正伝寺でした。方丈に腰を下ろし比叡山を遠望した際、このまちには絶対的な美が存在すると確信しました。正伝寺の絶対的な美について、4つの要素を発見し、今回ご紹介します。
京都幕末チャンネル、本日のゲストは新選組の沖田総司さん。豪華なゲストをお迎えし、ゲストの好物と気楽なお喋りで楽しいひと時をお送りする幕末フリーダムなボーダーレス番組、今回は京都・大市のすっぽん鍋を沖田さんにふうふうしていただく萌え企画です。
京都は、良質な水と豊富な京野菜があり、さまざまな漬物が作られてきました。千枚漬け、すぐき、しば漬けは有名ですが、今回春の山菜を活かした京つけものをご紹介します。春の季節感が漬物に凝縮されており、そのキーワードとなるのは大人の味でもあるほろ苦さです。
京都幕末チャンネルは、毎回ビッグな幕末スターをゲストに迎えて、気楽なお喋りとゲストの好物でおもてなしするフリーダムな幕末番組。今回のゲストは長州の若き志士桂小五郎さん。恋人幾松さんの鉄板エピソードもまじえて、素敵なひと時をお届けします。
夜店(よみせ)は、正月や縁日など神社の参道に露店が並び、こうしたお店を指します。定期的に開かれた夜店には、薄いオレンジ色をした裸電球の灯に誘われ、行ってみたいと心を躍らせたものでした。今回、昭和という時代に春風情を漂わせていた夜店について綴ってみます。
徳川家康は読書を好み、書物の蒐集や出版・教育に努めました。家康開基の圓光寺では『吾妻鏡』『貞観提要』の出版が行われ、ここにある東照宮には家康の歯が残されています。圓光寺には書物の知恵で多くの難局を切り抜け、歴史を見通した家康の姿がとどめられています。
京都検定試験1級に挑戦する心意気は持ったもののその学習は遅々として捗りません。京都検定1級は、ちょっとやそっとでは歯が立たないという実感が過去問を解いてみて理解できました。2023年受験を志すとともに2級・3級の学習法についてもう一度おさらいします。
秋はもの想うような風情があって、秋愁いは俳句の季語にもあります。今回、嵯峨野界隈を訪れ紅葉の美しい庭園として大河内山荘庭園、山門からの参道に紅葉の秋色と静寂が合いまった寺院として鹿王院をそれぞれご紹介します。
1994年のNHK大河ドラマ「花の乱」は平安建都1200年記念として応仁の乱の時代をえがいた時代劇です。12代目市川團十郎が足利義政を演じ、義政の少年時代を13代目團十郎、当時の市川新之助が演じて話題となりました。團十郎親子共演が光る味わい深いドラマです。
懐古する、これも一興です。今やお取り寄せが主流となったおせちについて、それぞれの家で継承されてきた味、おふくろの味だった頃を懐古し、京都のつねひごろのおせちをご紹介します。時間的な余裕が乏しい現在、家族そろっておせちを作ってみることを最後に提案しています。
お相手の呼称として「はん」と「ぼん」をご紹介します。西陣の町家長屋で暮らしていた当時、「はん」がお相手への呼称で「さん」ではありませんでした。また、「ぼん」は、小さな子ども(男の子)を指す呼び名でした。今は、もう使われないまちのつねひごろのことばを探ってみます。
デヴィッド・ボウイが愛した京都の禅寺、正伝寺の庭は、比叡山の遠景を借景にして大きな広がりを感じさせます。ボウイは名曲「Heroes」で「無」という語を両義的に用い、無に救済の可能性を見出していると田中純氏は指摘しています。ボウイは京都での禅の体験を通じて「無」を研ぎ澄ましたのではないでしょうか。