組織罰シンポジウム、本日です。映画『生きる』無料鑑賞会
クレーマー被害を訴える依頼を受けたら、その依頼者自身がクレーマーそのものだった件
私の友人の弁護士が、クレーマー被害を訴える依頼を受けたら、その依頼者自身がクレーマーそのものだった件で苦闘しています。着手金を返して、代理人を辞任すればよいと第三者の弁護士は、その友人にアドバイスします。しかしクレーマー依頼者との関係を「委任契約の解除」によって断ち切ることは簡単ではないのです。とにかく、今は、その友人を見守りたいです。クレーマー被害を訴える依頼を受けたら、その依頼者自身がクレーマーそのものだった件
「明示の同意なき性行為はレイプ」スペイン議会、刑法改正案可決
我が国でも、「同意のない性交」はすべて犯罪(不同意性交罪)とするべきです。ダマされて性交に同意した場合も犯罪(詐欺性交罪)とするべきです。被害者の反抗の意思を抑圧されない程度の脅迫を行って性交した場合も犯罪(恐喝性交罪)とするべきです。大阪弁護士会の後藤貞人弁護士は、同意のないことを犯罪の成立要件にすると、その範囲が不明確となってダメであると述べておられます。しかし、万引き、空き巣など窃盗罪は、占有者の同意のない物の占有移転が犯罪の成立要件とされていて、刑法施行以来、何の問題も生じていません。我が国の刑法は、「人の性的自由」の侵害を「人の経済的自由」の侵害よりも軽く見ているのです。これは絶対におかしいです。gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/...「明示の同意なき性行為はレイプ」スペイン議会、刑法改正案可決
8年前に、1985年の8月に起きた日航ジャンボ機墜落事故で夫を亡くした人から勧められてある本を読みました。先日、数々の被害者多数の重大事故の被害者の家族をサポートしてきた弁護士が講師を務める勉強会に参加したところ、その本に書かれたことがその講師の話しの中で出てきたのです。この8年間で、犯罪被害者やその家族の体験手記、数えきれないくらいの数、読みましたが、また、その本『喪の途上にて』を読み直したいと思います。喪の途上にて
市民法律相談などで意外と多い相談が、売るに売れない土地建物を相続したが、どうしたらよいかというモノです。大阪府や京阪神地区なら、売れない土地などあるはずがないと思われがちですが、それがそうでもないのです。この問題の解決のために、国が相続した土地を引き取る制度が創設されました。ところが、これで問題が解決したかと言うと、国が土地を引き取る際には様々な条件があって、簡単ではないのです。例えば、土地の上に建物があると引き取ってもらえないのです。そうすると、結局、相続人は土地の上にある建物を自費で取り壊して更地にしないといけなくなるのです。これには相当の費用がかかってしまうのです。そこで、やはり多額の費用をかけずに相続した土地建物を国に帰属させる方法(奥の手)を使うしかないのです。売るに売れない相続土地をどうすればよいか
この事件、実は、いじめ被害を訴える児童の保護者らが、今から15年前の2007(平成19)年に、兵庫県弁護士会に対し「人権救済の申立」を行い、兵庫県弁護士会の人権擁護委員会は約2年もかけて徹底した調査を行ったのです。その際、当時の学校長に対して2名の弁護士が厳しい「取調べ」のようなことまで行ったのです。しかし、結局、公正中立である弁護士会は、小学校や教育委員会はいじめを隠ぺいしていない、その対応が素晴らしいとは言えないまでも、問題があったとは認められないとの決定を2回も行った(普通は同じ事件は1回しか取り上げないのに)のです。それなのに、「報道特集」は、その辺りのことは全く「報道」していないのです。これはもう、偏向報道=ある特定の事象について複数の意見が対立する状況下で、特定の立場からの主張を否定もしくは肯...偏向「報道特集」?
今朝は、テレビで『ドキュメンタリー「解放区」【熱海土石流】』を観て、被害者から相談を受けたら、どのようなアドバイスをするかを考えていました。この事件の加害者である可能性がある者は、土石流となった「盛り土」を行っうたA、その土地をAから買って、現にその土地と盛り土を占有しているB、その土地がある熱海市、熱海市がある静岡県の4名です。他方、土地の工作物責任という規定が民法にあります。これは、土地の工作物の設置又は保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じたときは、その工作物の占有者が第1次的に責任を問われ、その占有者が自分に過失がないことを立証したときは、その工作物の所有者が責任を負うとのルール(所有者は無過失責任を負う)を定めたものです。そうすると、「盛り土」も土地の工作物であるとなれば、盛り土の占有者兼...熱海土石流事件と土地の工作物責任
市役所の市民法律相談なので、よく質問されるのが、「不動産を相続したら、移転登記を行わないといけないか」というものです。これまでは、「不動産を相続で取得しても、移転登記(名義の変更)を行う必要はありません。その不動産(の所有権)を売却等移転することになった場合は、名義の変更をしてください。」と答えていました。しかし、最近、法改正があって、相続(遺言も含みます。)によって不動産を取得した相続人は、その所有権の取得を知った日から3年以内に相続登記の申請をしなければならないこととされました。ただ、このルールは、2024(令和6)年4月1日以降に相続があったケースに適用されますので、まだまだ、上記の私のアドバイスが生きていることになります。なお、相続登記は弁護士や司法書士(登記の専門家)に依頼しなくとも、自分ででき...不動産を相続したら、移転(相続)登記を行わないといけないか
羽菜の会2022
相続争いを事前に防止するとは具体的にはどういうことですか、との質問があったので、ここで答えます。人間は必ず1回は死にます。人間が死ぬと「相続」が発生します。相続人が1名なら、相続争いは起きません。しかし、相続人が2名以上いると、そこには必ず紛争のタネがあるのです。そのタネが芽を出す前に、タネをなきものとしておく、これが相続争いを事前に防止するということです。相続争いを事前に防止することをこれ以上、具体化することはできません。なぜなら、紛争のタネは百人百様だからです。相続争いを事前に防止するとは?
大阪医療問題研究会ルートで、この水曜日(8/10)に相談案件が来ました。普通は、すぐに相談者に弁護士から電話して、面談のスケジュールを決めるのですが、今回は、相談者から来週(8/15~)の特定の日に電話をして欲しいとのリクエストがありました。しかし、来週、法律事務所&弁護士は夏休みなのです。私の夏休みは、9月下旬の予定なので、リクエストに応えます。医療過誤法律相談にお盆休みはありません
今日は、弁護士会の犯罪被害者電話無料法律相談、通称「犯罪被害者弁護ライン」を担当しました。相談は1件で、被害者の親からのものでした。電話相談、現在のコロナウイルス蔓延第7波の状況では、便利で安全で有用だと感じました。犯罪被害者電話無料法律相談
今日は、組織罰を実現する会の会議に参加しました。そこで、これまでの「両罰規定を土台にした組織罰の実現を目指す路線」から、「三罰規定を土台とした組織罰の実現を目指す方向」への路線の変更(発展)が決まりました。ここで両罰規定とは、例えば「法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して前○条の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対して各本条の罰金刑を科する」というような形で、ある犯罪が行われた場合に、行為者本人だけでなく、その行為者と一定の関係にある組織(法人、団体)をも処罰する旨の規定を指します。三罰規定は、行為者とその行為者が所属する組織に加えて、その組織の代表者をも処罰する旨の規定を指します。私は、かなり以前から、組織事故の発生を防止する...『組織罰を実現する会』会議
映画『赤い闇スターリンの冷たい大地で」を観ました。これは、1933年。英国の若きジャーナリストは、世界恐慌にも関わらずスターリンのソ連だけが繁栄を謳歌していることに疑問を抱く。その繁栄に隠された闇を暴き出すべく、彼は単身モスクワへ向かいスターリンの秘密の資金源を探り始める、という映画です。この映画で描かれているホロモドール=ウクライナ語で飢え・飢饉を意味するホロド(holodo)と、殺害、絶滅、抹殺、または疫病を意味するモル(mor)との合成語で、飢餓による殺害です。つまり、1932(昭和7)年から1933年にかけて発生したウクライナの大飢饉が天災によって起きたのではなく、スターリン(ソビエト社会主義共和国連邦)によって起こされたものであったのです。詳しくは、「富農」と認定されたウクライナ農民たちはソ連政...ホロモドールとロシアによるウクライナ侵略
9月4日(日)第4回 健太いのちの教室 まなびの広場(オンライン)
来月4日(日)に『第4回健太いのちの教室まなびの広場』が開催されます。田村さんによると、第4回となる今回は、(中略)徳島で事前復興の取り組みを進めていいらっしゃる徳島大学人と地域共生センターの井若和久氏をお迎えし、「これから起きる巨大地震に備えて」何ができるのかを参加者のみなさんと一緒に考えたいと思います、とのことです。事前復興とは、一見、矛盾するようですが、「災害が発生した際のことを想定し、被害を最小化につながる都市計画やまちづくりを推進すること」であって、大切です。災害が起きてから遅いのです。9月4日(日)第4回健太いのちの教室まなびの広場(オンライン)
妻がもうすぐ第1子を出産するという時期に不貞を行った人間の末路
妻がもうすぐ第1子を出産するという時期に不貞を行うって、よくあることなのかもしれません。ただ、その人の末路は悲惨なものとなると思います。悲惨なものとならないとおかしいです。因果応報です。妻がもうすぐ第1子を出産するという時期に不貞を行った人間の末路
「相続税を納めないといけない相続人は10人中1人もいない」ことからわかること
相続税を納めないといけない相続人は1割もいないということは、要するに、ほとんどの相続人が相続に際して節税(ここでの税金はもちろん、相続税を指します。)を考える必要がないということです。そうすると、相続に関する相談を税理士に対して行うべきではないということになるのです。これが本日の結論です。「相続税を納めないといけない相続人は10人中1人もいない」ことからわかること
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組織罰シンポジウム、本日です。映画『生きる』無料鑑賞会
渡邊充佳さんへの相談は、『こころ・からだ・くらし相談室ハルジオン』へお願いします。不登校・ひきこもりの相談なら、まず社会福祉士の渡邊充佳さんへ、です
この週末の土曜日(4/20)は、とを観ます。『生きる』は、無料で、まだまだ席はありますので、京阪神地区にお住まいの方は、気軽に参加してください。1日に映画を2本、観ます
尼崎市JR脱線事故からまもなく19年事故現場周辺で「メモリアルウオーク」尼崎市JR脱線事故からまもなく19年事故現場周辺で「メモリアルウオーク」
昨日は、『全国学校事故・事件を語る会』第116回小集会に参加してきました。私としては、いつものように、被害者やその家族の生の声を聴くとともに、来週4/20(土)開催の「組織罰シンポジウム」のチラシを配布してようと思っていました。ところが、同じ時間帯に「指導死シンポジウム」が開かれていたためか、参加者は語る会がスタートした時期レベル(☜世話人の宮脇勝哉さん談)の小人数でした。そのため、被害者ら全員の話しをじっくり聴くことができて、参加してよかったです。『全国学校事故・事件を語る会』小集会に参加して
明日のメモリアルウオークは、2005年4月25日にJR西日本の福知山線の塚口駅と尼崎駅間で発生した脱線事故を風化させないためのものです。被害者やその家族には事故の風化はないのです。明日のメモリアルウオーク
最近、ある区役所で行った市民法律相談で、相談者(多重債務者の親)に法テラスの利用を勧めたところ、その相談者から、法テラスの弁護士は役に立たないと聞いていると言われました。それに対し、私は、そんなことはない、と即座に言いました。確かに、法テラスは、弁護士を安くコキ使うために国の全額出資により設立された公的な法人ですが、法テラスの民事法律扶助制度を利用する弁護士(=「法テラスの弁護士」)が全員、無能というわけではありません。ただ、多くの弁護士は、低額の報酬に見合った仕事しかできないようなので、その意味では、法テラスの民事法律扶助制度を利用しての弁護士への事件の依頼は避けた方がよいでしょう。なお、私は、今のところ、犯罪被害者(DV被害者を含む。)の事件以外の法テラスの事件は受けていません。法テラスで頼んだ弁護士は役に立たないか
『ここから未来』との共催で、『指導死親の会』として久しぶりにシンポジウムを行うことになったそうです。指導死シンポジウム
この事件について、被害生徒がカンニングしたのだから、卑怯者と言われても仕方ない、それなのに、被害生徒の両親が学校を訴えたのは、おかしいとの意見が多数のようです、残念ながら。しかし、生徒指導だからと言って何をしてもよいわけではありません。例えば、体罰は明文で禁止されています。このことは、昨年、改訂された『生徒指導提要』に明記されています。被害生徒に「それにとどまらない卑怯なことであり、卑怯者がやることだ」と言った教員は、教育者として失格であると言わざるを得ないと思います。gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/ytv/nation/ytv-2024040802998485生徒指導だから何をやってもよいわけではない~清風高校指導死事件
核カタストロフィー証言集☜ダイジェスト版ですが、実体験に基づく本当の話しです。核カタストロフィー証言集
今日は、今は文部科学省大臣もされている盛山正仁衆議院議員の神戸事務所を訪問して、4月20日開催の「組織罰シンポジウム」のチラシを配布して、我々『組織罰を実現する会』は何があろうとも、盛山正仁議員を応援していく、盛山議員(当時、法務副大臣)に山下貴司法務大臣(当時)との面会をセッティングしていただいたこと、決して忘れていないことを伝えてきました。新年度の初仕事は盛山正仁議員の神戸事務所訪問だった?
文科大臣に接近してきた旧統一教会関連団体の現役幹部が新証言、ハグめぐり盛山大臣に猛反論【報道特集】盛山正仁文部科学大臣は被害者です
本件のような債務不履行(まともなサプリメントを購入者に提供する義務=債務の不履行)事案では、被害者が加害者の落ち度(過失)を立証して、損賠賠償請求を行うことになります。しかし、我が国には、製造物責任法というものがあり、その第3条で、製造業者(=加害者)はその引渡したものの欠陥により他人(=被害者)の生命、身体等を侵害したときは賠償責任を負うとされていて、被害者の方で製造業者の過失を主張・立証する必要はないのです。その意味で、医師らによる医療ミスに基づく損害賠償請求訴訟(交渉)事件等よりは、被害者の負担は重くないとは言えます。しかし、損害賠償請求、「裁判」は大変なので回避して交渉で解決しようとしても、「交渉疲れ」となることはホントに多いので、早期に弁護士に任せることも考えた方がよいと思います。参照条文(製造...小林製薬紅麹健康被害事件~被害者やその家族はどうしたらよいか
今日は、午後と夜に、津久井進弁護士から災害ケースマネージメントについて教えていただきました。被災者支援についてのみならず、犯罪被害者支援についても大きなヒントをいただきました。災害ケースマネージメント
今日は、シンポジウム「子どもたちの命と生きる―絵本で語る東日本大震災」にweb参加して、絵本『ふしぎな光のしずく:けんたとの約束』をPCの画面を通して視聴しました。この絵本、企業のトップらに是非、読んでいただきたいです。ふしぎな光のしずく:けんたとの約束
どうしてこんな判決が出るのかなあ、としか思えないです。gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20240321002福島原発事故兵庫訴訟東電に支払い命じる国の責任は認めず神戸地裁判決
3月23日(土)午後1時から、映画「望むのは死刑ですかオウム“大執行”と私」の上映会と田鎖麻衣子弁護士(第二東京弁護士会所属)及び青木理氏(ジャーナリスト)による対談を行います。映画「望むのは死刑ですかオウム“大執行”と私」、大阪十三(じゅうそう)の第七藝術劇場で鑑賞すると、有料となりますが、上記シンポジウムは無料です。当ページのフォームからお申込みいただくか、必要事項を記入しFAXにてお申込みください【お申込みはこちら】シンポジウム「今、死刑を考える」(映画「望むのは死刑ですかオウム“大執行”と私」上映会及び対談)
3月20日(水)2部…弁護団より訴訟概要説明ひょうご訴訟原告発言@原発賠償ひょうご訴訟判決前日集会3月20日(水)2部…弁護団より訴訟概要説明ひょうご訴訟原告発言@原発賠償ひょうご訴訟判決前日集会
今日は明日の判決@神戸地方裁判所を前に、判決前日集会にリアル参加してきました。私が関わる裁判@大阪地方裁判所の判決はおそらく2026年の春になりそうです。【記者解説!目撃アノ現場】原発事故避難者訴訟争点は?いよいよ明日、判決です
最近、精神障害を負っているかもしれない人からの法律相談を受けました。普通は、相談者からの話しを聴いて、今後の見通し、使える法制度を探して相談者が取れる選択肢を示すのですが、今回の相談では、相談者の話しの裏付けを取りつつ、相談者の話しに矛盾or不自然さはないかをひたすらチェックしました。その結果、相談者の話しの中に普通はありえない事象が出てきたので、事件を受けることは断りました。この類の相談、市役所の無料相談等ではたまにあるのですが、精神科医師との連携の必要を痛感します。精神障害を負っているかもしれない人からの法律相談
少年犯罪被害当事者の会が「犯罪被害支援の充実を訴える要望書」を自由民主党上川陽子議員、法務大臣、国家公安委員長に提出少年犯罪被害当事者の会が、齋藤法務大臣らに要望書を提出しました。記者のノートPCのキーボードを叩く音が耳障りですが、武るり子さんらの生の声を聞いてください。少年犯罪被害当事者の会が「犯罪被害支援の充実を訴える要望書」を自由民主党上川陽子議員、法務大臣、国家公安委員長に提出
5月24日(水)大阪地方裁判所202号法廷に参集をお願いいたします
映画『黒い司法0%からの奇跡』本予告2020年2月28日(金)公開この映画、何をするにもおっくうだと思うようになった弁護士に、是非、見て欲しいです。映画『黒い司法0%からの奇跡』
明日は、12時半からシンポジウム「刑法改正と今後の展望」にYouTube参加をして、14時からは、リアルで第93回「訴訟学習会」に参加します。学習会が終わった後、再度、シンポジウム「刑法改正と今後の展望」に参加します。かなり忙しいですが、何とかなるでしょう。第93回「訴訟学習会」とシンポジウム「刑法改正と今後の展望」
昨夜は、私が関わるTICCの被災者支援勉強会に参加しました。TICC(トラウマインフォームドケアコミュニティ)と言えば、犯罪被害者のサポートだったのですが、2011年の福島第一原発事故で被災して、近畿地方に避難してきた避難民へのサポートにも乗り出すことになったので、被災者支援の勉強会を開催したのです。昨夜の勉強会では、福島県「ふくしま心のケアセンター」顧問を務めている精神科医が被災者のメンタルヘルスについて話をされました。私は、この10年、福島第一原発事故で被災して、近畿地方に避難してきた避難民、特に、幼子を連れて血を吐く想いで京阪神奈滋和に避難してきた母親の側で活動してきたので、国(は事故をなかったことにしようとしています。)や福島県の側で事故の被害者に関わる人たちの視点がわかって、勉強にはなりませんで...TICC「被災者支援の勉強会」
今日は、弁護士会館で、近畿弁護士会連合会(近畿2府4県の弁護士会の連合体)の「犯罪被害支援連絡協議会」の今年度の第1回の会議がありましたが、リアルで参加したのは、私と担当理事と担当事務局員だけでした。この状況は、中華人民共和国内モンゴル自治区から大量に飛来した黄砂のせいなのでしょう、たぶん。近畿弁護士会連合会の犯罪被害支援連絡協議会の会議
今日は、久しぶりに「犯罪被害補償を求める会」(略称:手をつなぐ会)の事務局会議@神戸市にリアルで参加しました。やはり会議は、リアルです。リモートでは言いたいことが伝わりません。「犯罪被害補償を求める会」事務局会議に参加して
弁護士登録以来、様々な団体(例えば、ユニセフ、国連の世界食糧計画)の賛助会員になったり、様々な活動(例えば、犯罪被害体験手記集の出版)に寄付(クラウドファンディング)したりした結果、あちらこちらから活動報告書が送られてきます。これらは、みな立派で、製作費にかなりのお金がかかっているようなのです。私としては、活動報告はホームページやSNS上でして、集まった資金は本来の活動に活用して欲しいです。活動報告書のラッシュ
今日は、いつもとは毛色を変えて、日本弁護士連合会主催の「資産課税」についての連続講座を受講しました。私が受ける研修&私が講師を務める研修のほとんどすべて、犯罪や事故の被害者がらみのモノなので、今日の「譲渡所得課税の基礎と弁護士業務」研修、新鮮でした。日本弁護士連合会主催の「資産課税」についての連続講座
今日は、『2022年度ぬっくシンポジウム』に参加して、虐待被害児童だった島田妙子さんの話しを聴いてきました。大きな気づきが1つありました。参加してよかったです。2022年度ぬっくシンポジウム
東海テレビによると、名古屋市中区のコンビニで雑誌を万引きしようとして呼び止められ、店長を殴った男が現行犯逮捕されたそうです。このような場合、もし店長が殴られたはずみで転倒して、頭部を強打して亡くなったら、窃盗+傷害+過失致死ではなく、一気に、強盗致死罪となるのです。そして、刑法240条によると、その法定刑は死刑か無期懲役しかないのです。つまり、最低でも無期懲役刑が科されるのです。このことから学べる教訓は、万引きは絶対にしてはいけない、というなのです。「万引き」という表現には重い罪ではないというニュアンスが漂っていますが、決して、そうではないのです。(事後強盗)第238条窃盗が、財物を得てこれを取り返されることを防ぎ、逮捕を免れ、又は罪跡を隠滅するために、暴行又は脅迫をしたときは、強盗として論ずる。(強盗致...コンビニでマンガ雑誌3冊“万引き”…店を出たところで声かけた男性店長の顔殴った事件
『おとぼけビ~バ~』のライブ映像です。メンバーのインタービューもあります。BSFUJIpresents『推しカムTV:おとぼけビ~バ~編』(OfficialVideo)BSFUJIpresents『推しカムTV:おとぼけビ~バ~編』(OfficialVideo)
『おとぼけビ〜バ〜』、京都生まれのパンクロックバンド、今年は日本でもブレークするかもしません。20年ほど前、藤島桓夫(たけお)の『月の法善寺横丁』を聞いたあとの感じに似ています。OtobokeBeaver[EmergencyLive]BandcampLive01/05/2021OtobokeBeaver[EmergencyLive]BandcampLive01/05/2021
この映画に私をモデルとした「弁護人の弁護士から指導を受ける司法修習生」が登場するかもしれません。映画『Winny』予告編3月10日全国公開映画『Winny』予告編3月10日全国公開
昨日は、弁護士会館で、ストーカー規制法の改正についてのweb研修の収録に立ち会いました。とにかく、ストーカー被害者の支援事件を担当する弁護士には、(1)警察と連携して被害者をサポートするべきこと、(2)2021(令和3)年8月24日、警察庁生活安全局長から都道府県警察の長に向けて「ストーカー行為等の規制等に関する法律等の解釈及び運用上の留意事項について(通達)」が出ていることを憶えておいて欲しいです。ストーカー規制法改正研修
大阪弁護士会は、3月11日(土)に、「河川遡上と防災」をテーマにシンポジウムを開催します。この際、大川小事件=2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、近くを流れる北上川を遡上してきた津波に巻き込まれて児童と教職員あわせて84名が亡くなったものを取り上げるようです。しかし、大川小事件は、津波の河川遡上だけで起きたものではないのです。この視点は絶対に必要です。大川小学校事件と津波の河川遡上の件
今日は、関西大学の安部誠治教授の最終講義を聴講してきます。安部教授は、交通・運輸の安全を中心とした公益事業の経営と安全マネジメントに関する研究を続けてこられ、既存の専門分野の分類でいうと経済学・経営学のご出身ですが、安全問題は一つの専門分野のみからのアプローチでは不十分なので、行政学・法システムや心理学・ヒューマンファクター論、交通システムの技術に関する工学などの専門領域にも研究の対象を広げておられたのです。どんなお話をされるか、楽しみです。安部誠治教授の最終講義
今日は、『生徒指導提要』の改訂に関わった新井肇さんのお話を聴きました。その中で、新井さんが、改訂前の「生徒指導提要」を現場の教員はほとんど読んでいなかったと言われたのです。私は、学校で起きた事故との関連で、現場の教員は、全員、「生徒指導提要」を熟読して実践しているだろうと思って、しばしば生徒指導提要の関連個所を参照していたのですが、そうではなかったのです。軽いショックを受けました。『生徒指導提要』を誰も読んではいなかった
3月8日福島第一原発事故損害賠償請求訴訟
今日は、日航ジャンボ機123便墜落事故裁判報告会で吉備素子さんのお話を聴いた後、訴訟学習会に参加しました。今日のゲストスピーカーは、福島第一原発事故損害賠償請求東京訴訟(第1陣)の原告KMさんで、東京地方裁判所での原告本人尋問を振り返って、東京電力や国の代理人からの尋問への切り返しをより良くするためのアドバイスを、これから尋問を受ける原告たちに向けて、してくれました。原告本人に主尋問を行う予定の私にも、大いに勉強になりました。それを記念していうわけではないですが、去年の12月の学習会がYouTubeにアップされましたので、ここに共有しておきます。第89回訴訟学習会_原発賠償訴訟_これだけは押さえておきたいこと2~放射能の基本的なこと~2022年12月17日第89回訴訟学習会_原発賠償訴訟_これだけは押さえておきたいこと2~放射能の基本的なこと~2022年12月17日