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2020/02/26

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  • 【お知らせ】ブログをWordPressに引っ越します

    日頃は、当ブログを読んでいただきありがとうございます。 「マンドリンを弾く技術士」は「マンドリン独奏する技術士」としてWordPressに引っ越すことにしました。 引き続きよろしくお願いします。 ブログのURLは以下のとおりです。 mandolinsolo.com

  • 第239回 マンドリン 音量だけでも十分な表現はできる

    曲の表現を考えると、音楽記号にそって表現することになります。 基本は、音楽記号にそって表現していきますが、聴き手に理解をえられないこともよくあります。かなりの練習時間を費やしても聴き手に伝わらない・・・ 細かい表現は必要ですが、最も聴き手にインパクトある表現は、音量です。音量をコントロールできると聴き手にも感動を与えることができます。 音量の表現で効果があるのは、同じフレーズが繰り返されるパターンです。2回繰り返すならば、1回目はメゾフォルテ、2回目はピアノで弾く。逆にピアノ、メゾフォルテの順番も考えられます。 正解はないので、奏者なりにどの表現が良いか探っていきましょう。 ただし、曲全体を見…

  • 第238回 マンドリン独奏曲の暗譜にチャレンジしてみた

    マンドリン独奏は、暗譜が基本です。 ステージでは楽譜を捲ってくれる人がいないためです。そうは言っても無伴奏ならメロディと伴奏があり暗譜の難易度は高くなります。 やみくもに暗譜しようとせずに、構成から考えて暗譜します。 マンドリン独奏曲ならイントロ、テーマ、バリエーションと変奏曲なら、このように展開します。 テーマやバリエーションは、同じメロディが繰り返し出てきます。バリエーションなら、テーマのどこかが展開されています。 このように構成を把握すると暗譜しやすくなります。 トレモロは暗譜しやすいです。メロディが覚えやすいためです。ですが、ピッキングは覚えにくいです。 ピッキングを弾いてもメロディだ…

  • 第237回 マンドリンは定期的にトレモロ練習をしよう

    マンドリンはトレモロが最重要といってもいいくらい、使用します。 トレモロは、練習を怠けると落ちてしまうので、定期的に(できれば毎日)練習します。 トレモロは、右手だけで十分です。プロの奏者も右手だけのトレモロ練習をかかさずにしています。 右手だけですので開放弦を使った練習です。 1. コード練習 1から4弦をトレモロします。 コードのトレモロを手首がよく動きます。力みを解消するにはコードをトレモロするのが一番です。 2. 単音練習 各弦をトレモロします。トレモロの基本練習です。 他の弦に当たらないように丁寧にトレモロします。 3. 重音練習 1弦と2弦、2弦と3弦など複数の弦の組み合わせで重音…

  • 第236回 マンドリン 左手のストレッチでムチャなフレーズも弾けるようにする

    マンドリン独奏曲には、ムチャなフレーズがあります。 オクターブ以上離れたフレーズが出てきます。メロディと伴奏を同時に弾くため、ムチャなポジションになります。 曲を広げるには、メロディと伴奏が離れるのは仕方ないことです。ですが、演奏する立場も考えてほしいです。 写真のフレーズで説明します。 写真のフレーズは小指で高音を押さえて、人差し指でミ、ファを押さえます。弾くとわかりますが、小指で高音部を押さえたままミやファを押さえると、小指が浮くか人差し指が浮いてしまい弾けません。指の長さも奏者により様々ですので、弾けない奏者も出てきます。 どうやって弾くか・・・右手で左手の小指と人差し指を広げてみます。…

  • 第235回 マンドリンの基礎 弦をなでるようにトレモロしてみよう

    マンドリンは、ピックで弦をはじく楽器です。ピックが弦に強く当たると大きな音がでますが、綺麗な音かというと・・・綺麗な音とは言えません。 楽譜にはフォルテがありますので、音量重視で弾く・・・迫力は出るが、綺麗な音とは言えない・・・そういうケースも多々ありますが、普通にメゾフォルテやメゾピアノを弾くには綺麗な音で弾きたいですね。 綺麗な音とは、ノイズがない音です。耳障りな音がないため、心地よく聞こえます。そういう音を弾きたいですね。 どうやって弾くか?・・・ ピックで弦を撫でるようにして弾きます。ピックが弦に負けるため、ノイズが出ません。コードをストロークするとよくわかります。 ただし、ピックが寝…

  • 第234回 マンドリンの基礎 音楽記号の意味を理解して注意力を上げて演奏しよう

    マンドリンに限らずですが、やみくもに練習するだけでは上達しません。 何度も弾けば弾けるようになる・・・手技はあがりますが、楽譜のとおりに弾けているかどうかは別問題です。 リズムが違う、テンポが違う・・・よくあります。 というわけで、効率よく練習しましょう。 効率よくするにはどうすれば良いか?・・・楽譜を理解することです。楽譜には音楽記号が書いてありますので、音楽記号を理解してから練習します。 楽譜を開いたら、音楽記号を確認して意味を楽譜に書きましょう。音楽記号を理解することで演奏中に注意力があがります。 音楽記号を見るとどうやって演奏すれば良いか、イメージが湧いてきます。イメージを基にポジショ…

  • 第233回 マンドリンの基礎 左手と右手の役割

    マンドリンを弾くには左右の役割分担を知っておく必要があります。 1. 左手 左手は強くポジションを押さえます。 握力が弱いと弦が動き、演奏がぶれるからです。音のビビリがでて、汚い演奏になります。このため、弦がポジションから動かない強さで押さえます。 2. 右手 右手は左手と逆で力まないように弱い力で弾きます。 右手の力が強いと、全ての音がアタック音になります。ピアノがフォルテになりかねないので、右手は脱力して弾きます。 ピックは弱く握ります。握りが弱いとピックのアタックも弱くなります。ピックが親指と人差し指で動きますので、トレモロを続けるには脱力が必要です。弱く握ることで、自然に脱力ができるよ…

  • 第232回 マンドリン 速度記号は雰囲気の記号でテンポを調整する

    マンドリン独奏曲だけじゃないですが、楽譜にはテンポ記号があります。 AndanteやAdagioはよく出てきます。Andanteならメトロノームのテンポで♩=90くらいですけど、90くらいで弾くことはあまりないです。 曲の雰囲気がありますので、雰囲気をだせるテンポで弾きます。 雰囲気は、速度記号に付加されている音楽記号です。Andante nostalgicoとあればnostalgicoが雰囲気です。なめらかにですので、Andanteよりも遅いテンポの方が似合います。 速度記号だけで判断せずに、付加されている音楽記号でテンポを調整しましょう。 YouTubeにアップしましたので、ご視聴いただけ…

  • 2022年最初のマンドリンレッスンに向けて補習する

    あけましておめでとうございます。 コロナで演奏会が2年連続で見送られていますので、2022年こそあればと期待していますが、どうなることやら・・・ 12月29日に2021年最後のレッスンが終わり、2022年最初のレッスンが週末に予定されていますので、補習を行います。指摘されそうなことを先回りして練習しておくことです。 1. 跳ねるリズム 最初に言われそうなのが跳ねるように弾くことです。 滅多にないですが、マンドリン独奏曲にはピッキングだけで跳ねるように弾くようなリズムがあります。 跳ねるとは、スライド、休符でリズムを生み出します。 スライドする前の音符を少し長めにとり、スライドで短くします。休符…

  • 2021年最後のマンドリンレッスンを受講して出された課題と練習

    2021年最後のマンドリンレッスンに行ってきました。コロナでステージでの演奏ができない日々ですが、レッスンを受講してレベルアップしています。 課題曲は「主題と変奏曲」です。中野二郎作曲のマンドリン独奏曲です。 1. 課題:スラーをつなげてリズムを守る イントロの綺麗なメロディをリズムどおりに弾いて、音がブチっと切れないようにとの指摘事項でした。 スラーは、ポジション移動で切れやすいので、左手を上げすぎないこと、右手は弾き続けることを意識して繰り返し練習します。 練習はゆっくりします。ゆっくり弾くと指が覚えます。 2. 課題:表現力をつけること テーマに表現をつけて弾くことが課題です。 テーマは…

  • 第231回 マンドリン パッセージは弾き方がある

    パッセージは、32部音符以上でスケールで上がっていくフレーズです。マンドリン独奏曲で高い頻度で記譜されています。 弾き方ですが、楽譜のとおりに弾くことはほとんどありません。 一番下の音(たいていベース音です)はテヌートで弾いて音を伸ばします。スケールの音は、駆け上がるようにして弾きます。長さは駆け上がるようにして弾くことで遅れないように帳尻を合わせています。 トップの音は、そのまま駆け上がるようにして弾くこともありますが、テヌートで弾くことが多いです。表現を考えてのことです。 パッセージの弾き方がわかったところで動画を見ていただければ幸いです。 youtu.be

  • 第230回 マンドリン独奏曲を練習する

    マンドリン独奏曲の練習方法を説明します。 取り上げる楽譜は「東洋の夢」です。 この楽譜の最初のフレーズを取り上げて練習します。 最初に楽譜の音楽記号を調べます。楽典を使って正式な解釈を調べます。 音楽記号を調べることで楽譜がどんな曲なのかイメージが湧いてきます。このイメージがあると後々弾きやすくなります。 次に音をとります。音の押さえるポジションがどこか調べます。 楽譜には指番号が書いていますので、指番号に従うと弾きやすいですが、必ずしも従う必要はありません。弾きやすい押さえ方を探します。 ピッキングで弾いて確認します。特に無理なくポジションが取れれば終わりです。 最後にトレモロでひととおり弾…

  • 第229回 マンドリンの練習 左手は強く握り右手は弱く弾く

    綺麗な音を出すことに憧れますが、なかなかできません。 ただし、コツはあります。コツというか原則です。これを守って演奏すると粒の揃ったトレモロで演奏ができることを説明します。 1. 左手は強く 左手は、強く握り、弦をしっかりとホールドするのが原則です。 弦が動くとノイズも増えて綺麗な音は出ません。 2. 右手は弱く 右手は、弱くピッキングするのが基本です。フォルテは出てきますが、原則は弱くピッキングします。 弱いタッチは、ノイズも減りますので、トレモロの粒も良くなります。 3. スケールでコツを掴み楽譜に応用する スケール練習するとわかりますが、粒が揃い良い音がでます。これは、左手で弦をホールド…

  • 第228回 マンドリン スケール練習でポジションを覚える

    楽譜をなかなか弾けない、ポジションを覚えられない・・・こういう悩みはスケール練習が最適です。 楽譜が弾けない理由に楽譜で音を視認し、マンドリンのポジションを探すことに時間がかかることがあげられます。 楽譜の音がドレミと進行はわかってもマンドリンのどのフレットを押さえて良いのか探してしまうわけです。 全てのフレットから探してしまうので、なかなか弾けないのは当たりますです。 弾く時は、どのフレットを押さえるか、あらかじめ絞り込みができると弾きやすくなります。どうやって絞り込むか・・・それがスケール練習です。 マンドリンのスケールは形が決まっています。 ドから始まるスケールで各弦を4つのフレットを押…

  • 第227回 マンドリン 演奏記号のアダージョと書いてあればゆっくり弾く

    楽譜には、演奏記号が多数書いて、奏者を正しい演奏に導いています。 わからない演奏記号も多数ありますね。自分もそうです・・・ わかりやすい演奏記号は、速度標語ですね。Largo、Adagio、Lento、・・・だんだん速くなり、Prestoが最も速いです。 マンドリン独奏曲、オーケストラどちらも必ず書いていますので、馴染みがあると思います。AdagioからAndanteは頻度も高いですね。 そのなかで、Adagioと書いてあれば、ゆっくり弾きます。 ゆっくりの目安は、メトロノームに70前後で書いています。ただし、弾いたら速いと感じる奏者も多いと思います。 上の楽譜もAdagioですが、楽譜の雰囲…

  • 第226回 マンドリン 弾き始めの力みを解消する方法

    弾き始めは、力んでいるから思うように弾けません。冬は余計にそうですね。 筋肉が硬くなっているためですが、マンドリンはトレモロがあるから筋肉が硬いのは致命的です。 練習では事前に基礎練習してから楽譜を弾きますので問題ないですが、本番のステージでは事前練習がない場合もあります。 力みを解消する方法を知っておく必要があります。 とはいえですが、力みを完全に解消する方法はありません。それらしく弾く方法ならあります。 力みを解消するため、いきなり右腕のストロークを大ぶりにする奏者がいますが、これはやめておきましょう。何もよいことがありません。 大ぶりとは逆に回転数を下げて弾きます。ピッキングよりも少し回…

  • 第225回 マンドリン スラーを音を切らないようにして弾く

    楽譜には、スラーが多く出てきます。 メロディを弾くうえで重要な音楽記号です。マンドリン独奏曲は、スラーを守らないとメロディが切れるため、聴く側に伝わりません。 スラーを弾く練習が必要です。 スラーを弾く練習は、左右をわけて考えます。 左手は、フレットから指を離さないようにします。とはいえポジション移動では指が離れますので、短距離で移動するようにします。そのためには、指をわずかに浮かせる程度でポジション移動します。 フレットから音が離れるすぎると音が切れてしまうので注意しましょう。 右手はスラーを弾いている間、止めないようにして弾きます。 右手を止めないようにするには、トレモロの回転数です。回転…

  • 第224回 マンドリンの練習 ピアノはフォルテよりも難しい

    ピアノの練習は必要か? マンドリンを弾き始めて数年間は、ピアノは簡単と思って練習をしたことありませんでした。 レッスンに通い始めてから、ピアノを弾いたら、「おれ、トレモロじゃないから」と言われ、回転数を下げて16部音符をピッキングしているようなトレモロでした。 ピアノの練習の必要性に気がついたわけです。 ピアノをトレモロで弾く場合、回転数を変えないようにします。フォルテでもピアノでも回転数は同じが前提です。 ピックのコントロールでピアノやフォルテを弾きます。 どうやって弾くか・・・というと・・・ ピックで弦をこするくらいの浅さでダウンアップ ピックを握りしめない、ピックと指の間に隙間をもたせる…

  • 第223回 マンドリン 休符が長く隙間は短くして弾く

    マンドリンの楽譜は、休符とスラーが数多く出てきます。 音符を弾くことに比べると休むことは軽視されがちです。軽視されるとは、休符が短くなり、スラーとスラーの間にある隙間が長くなることです。 休符が短くなるのは、音がなくなることを嫌がるためと思われます(奏者によりますが)。演奏が止まってしまうことになるため、休符の長さが短くなりがちです。 隙間は、次のフレーズを弾くときにタイミングを合わすため長くなることが多いです。左手を動かすので、隙間をなくすくらいに弾くくらいが、ちょうど良い隙間になります。 休符は長さが指定されていますので、長さの分だけ休む必要があります。 感覚で弾くと短くなるので、数えるの…

  • 第222回 マンドリン デュオ奏法の前に移弦ができなければならない

    マンドリンの移弦は、ミストーンがでやすいです。 ピックを移動する際に弦に当たるからです。 移弦は、2種類あります。 ピックを少し浮かせて弦から弦に移動する。 ピックを垂直に上下し弦から弦に移動する。 垂直に移動する移弦は、前後の弦しか移れないため、少し浮かせて移動する移弦が基本です。弦をまたいで移動することができます。 移弦は、移動前の弦をアップで弾いて、移動先の弦をダウンで弾きます。 移弦の練習は、開放弦だけで練習できます。フレットを押さえると弦が沈みますので、開放弦の方が移弦しにくいです。 そういうことから、開放弦を使った練習が効果できます。ひたすら弦から弦へ移動する練習で十分に効果がでま…

  • 第221回 マンドリン 弾きやすいポジションで弾く

    マンドリンは、ブリッジ側とネック側では弾きやすさも違います。 奏者それぞれで体格は違いますが、ブリッジ側の方が弾きやすいのが一般的です。ブリッジ側は、弦と胴に高さがあり、ピックが胴に当たることもないし、右手を無理なく添えることができるためです。 ただし、音の好みは奏者それぞれですので弾きやすさ、音質で弾きたいポジションを探っていきましょう。 マンドリンのネック側は丸みのある音が出ますが、ピックがネックにあたるため弾きにくいと言えます。 ブリッジ側は音が尖りますが、音量のコントロールがやりやすいです。 楽譜をネック側とブリッジ側で弾いて聴き比べるとわかると思います。 ポジションの選択は、正解がな…

  • 第220回 マンドリン トレモロ練習はいつでも必要

    マンドリンは、トレモロで演奏する楽譜が多いので、トレモロ練習が必須です。 演奏できるようになるとトレモロ練習を怠けてしまうことが多いので、トレモロ練習を適宜やる必要があります。 トレモロ練習は、退屈になりがちですので、工夫しながら行います。 1. 開放弦による練習 簡単にできてトレモロを確認しやすいのが開放弦の練習です。右手だけで弾いてトレモロを確認します。以下をチェックします。 ダウンアップの音が一致しているか トレモロの粒がたっているか 力まないか、弾いている最中に力まないか 2. スケール練習 左手を加えたトレモロ練習です。スケールを均等なリズムで弾きます。以下をチェックします。 トレモ…

  • 第219回 マンドリン ピックの角度は弦と水平に

    マンドリンはピックで弾きます。ピックを弦に当てて音を出します。ピックの当て方で音も変わります。 ピッキングは、弦に対し水平に当てるのが基本です。 ですが、実際は斜めに当たることが多いです。右手のストロークでピッキングしますので、角度があるのが普通です。 角度が若干あるのは止むを得ないので斜めになりすぎないように注意して演奏します。 ある程度弾き込んだピックをみてみましょう。 ピックの先端を中心にすり減っている具合を確認します。 ピックの両端が均等に減っていれば、おおよそ水平に当たっています。どちらかが減っていれば斜めに当たっています。 斜めに当たっていればピッキングを見直しましょう。 ピックの…

  • 第218回 マンドリン ウラの拍を伸ばして音をつなげよう

    楽譜、スラーがかかったフレーズを弾くと音が切れてメロディとして聴こえないことがよくあります。 音が切れるのは、左右の手に原因がありますが、左手を取り上げます。 左手のポジション移動で音が切れることがほとんどです。ポジション移動で時間がかかるので、音がきれるわけです。 時間がかかるので、速やかにポジション移動する必要がありますが、簡単にはできません。そこで、ウラの拍を少し伸ばしてみます。 ウラの拍を少し伸ばして、伸ばしている間に左手の準備をします。そうすると速やかにポジション移動ができます。 ウラの拍は、表拍と比べると短くなりやすいので、少し伸ばすとリズムもちょうど良くなります。ポジション移動の…

  • 第217回 マンドリン 音量は大げさがちょうど良い

    マンドリンだけじゃないですが、奏者は楽譜のとおりピアノやメゾフォルテを弾いています。しかし。聴く側はそうは思っていません。変化に乏しい演奏と思っています。 なぜ、そうかと言うと、そう奏者は楽器を持つため、音量の変化がわかります。一方の聴く側は、距離があるため、メゾフォルテくらいだとピアノくらいにしか聴こえません。ピアノならピアニシモくらいです。 音量は距離で拡散するため、自分のイメージどおりにはいかないわけです。 音量は、自分のイメージよりも広げて弾くくらいがちょうど良くなります。ピアノならピアニシモ、メゾフォルテならフォルテで弾くと聴く側も音量の変化が明確にわかります。 録音する場合でも音量…

  • 第216回 マンドリン トレモロの回転数を一定に保とう

    マンドリンのトレモロがテーマです。 「聴いていて、この演奏は良くないなぁ」 と思う時はトレモロがいまいちなことが多いです。 なんか不安定・・・ 聴いていて「綺麗な音だなぁ」と思う演奏は、トレモロが安定しています。トレモロを安定させるには、回転数を一定に保つことです。 回転数を一定に保つとフォームが安定するためです。 楽譜を弾くと、フォルテ、ピアノの音量変化、ピッキングが混ざるなど回転数が変化する要素が多くあります。特に回転数を変化させて音量をコントロールさせる奏者が多いです。 どのような楽譜でもトレモロの回転数が一定になるようにして弾きましょう。 回転数を一定にする練習は・・・ 開放弦で回転数…

  • 第215回 マンドリン独奏曲のデュオ奏法を練習中

    マンドリン独奏曲を弾いています。 マンドリン独奏曲で避けられないのがデュオ奏法です。一人でメロディと伴奏の両方を弾きます。 聴く側から見るとなぜメロディと伴奏が聞こえてくるのか不思議に思います。どうやってそのように見せるのが奏者の腕です。 デュオ奏法を練習していますが、まだいまいちです。こんな楽譜です。 メロディと伴奏が良い独奏曲は、デュオ奏法を決めたいところです。 デュオ奏法を弾くには、メロディと伴奏を個別に練習します。個別に弾くことで、メロディと伴奏のパートの進行がわかります。 メロディと伴奏の進行がわかるとデュオ奏法で弾いたときに進行がよくわかります。わかるとメロディと伴奏の両方が区別し…

  • 第214回 マンドリンを独学で学ぼう! トレモロとピッキングの中間音を安定的に弾く

    マンドリンの演奏は、トレモロとピッキングで構成されますが、中間の音もあります。 中間とは、16部音符やテンポの速い8部などです。テンポアップした16部音符はトレモロと区別がつかないことがあります。 16部で変化が少ないとほとんどトレモロです。 マンドリン独奏曲、マンドリンオーケストラどちらでも出てきます。このため、中間音を弾けるように練習します。 3段階の練習で中間音を練習しました。この練習でも良いですが、安定的に弾く必要があります。安定的とは回転数が安定することです。 中間音のみを連続で練習するか、3段階練習で中間音の練習時間を延長しましょう。 YouTubeにアップしました。チャンネル登録…

  • 第213回 マンドリンを独奏で弾こう! 右手だけの3段階のトレモロ練習

    マンドリンを独学で練習するうえでトレモロを習得するのが悩みます。 誰かがみないと、どうしても間違ったトレモロになりがちです。 正しいトレモロとはなにか? マンドリンは教育の体系がないので、正確な答えがないですが、ピッキングでもトレモロでもフォームが変わらないことを定義します。 ピッキングは単純なので、正しいフォームで弾けますが、トレモロをすると右手のフォームがかわり、ダウンアップが一致しないということがあります。 こんなことにならないように3段階で練習します。 1段目がほぼピッキングです。ダウンアップの音が一致するように弾きます。 2段目が回転数を上げて弾きます。トレモロとピッキングの中間です…

  • 第212回 マンドリンの練習 正しくゆっくり弾く練習

    マンドリンの練習は、楽譜に指定されたテンポで繰り返し練習することが多いです。マンドリンだけじゃないですが・・・ 弾けるようになるまで繰り返し練習するわけですが、この練習方法が間違っています。 弾けるようになったと思った時は、間違った弾き方をしている場合がよくあります。音符を抜かしたり、リズムが違ったりと・・・ 楽譜どおりに弾けていないことがほとんどですね。自分もそうでした・・・ 練習は、「正しくゆっくり弾く」ことが重要です。 プロの奏者も楽譜を弾く時は、ゆっくり弾きます。ゆっくり弾くと指が楽譜を覚えます。ゆっくり弾くため、正確性が高いです。 急がば回れと言われますが、正しくゆっくり弾いた方が結…

  • 第211回 マンドリン独奏曲のテーマとバリエーション バリエーションはテーマがどのように変化したのか?

    マンドリン独奏曲は、イントロ、テーマ、バリエーション、フィナーレの構成です。 イントロはあっさり弾き、テーマは比較的ゆっくり大人しく主題を提示します。バリエーションで、表現豊かに弾くのが一般的です。 バリエーションは、テーマのある部分が何らかのアレンジされています。このアレンジを見破ると独奏曲の演奏方法がロジカルになります。 バリエーションを弾く時は、どのようにアレンジしているか考えてみましょう。 上の写真の楽譜だと3連のトップの音がメロディです。このメロディはテーマから引用されています。速く弾くとトップの音がつながりテーマのメロディと同じだとわかります。 このフレーズは、速く弾くんだなととい…

  • 第210回 マンドリンを独学で学ぼう マンドリンの構え方

    マンドリンは、指導体系が明確に定まっていないため、独学で学ぶのが難しいと言われます。正解がないので、独りよがりな演奏方法になりがちな楽器です。 そんなマンドリンですので、レッスンを受けた方が良いですが、近場に教室がない奏者も多い(プロの奏者そのものが少ない世界です)ので、独学で学べないか考えてみました。 今回は、2回目です。 hiromandolin.hatenablog.com 第1回目はピッキングでしたが、弾く前に考えることがあるだろうと思いましたので、今回は構え方です。 マンドリンは、ボウル状の形状です。構えにくい形状ですね。 構え方は、自分自身が構えやすい持ち方で良いです。 重要なのは…

  • 第209回 マンドリン独奏曲「美しき我が子や何処」のバリエーションを弾いてみる

    コロナで教室の発表会の見通しが立たず、いつ演奏ができるやら・・・ このまま第5波が終息してくれれば来年こそ、開催できるはず・・・ 第6波が来ると言われてますので、無観客でも良いので演奏がしたいです。 演奏ができることを信じてレッスンに通って、マンドリン独奏曲の完成度を高めています。モチベーションを高めないと続かないですね。 演奏会の日程が決まればモチベーションが高まりますが、決まりません。 そんな時は、演奏を録音します。 演奏を録音すると本番の雰囲気を味わうことができます。自分の演奏を聞けます。そんなメリットがあります。 マンドリン独奏曲「美しさ我が子や何処」を録音してみました。全体が10分近…

  • 第208回 独学で学ぶマンドリン 最適なピックの厚さは何ミリか?

    マンドリンを弾くには、ピックが必要です。 ピックは、べっ甲やナイロンなどがあります。以前はべっ甲でしたが、今はナイロンやプラスチックが主流です。 プラスチック(ナイロンもプラスチックで統一します)は、厚さがばらばらです。厚さを選択できるのがメリットです。 ピックに厚さが書いてあることが多いです。写真は、左から0.09、0.08、0.07mmです。 0.09は、倍音が効きやすい印象です。力むと弾きにくいのが欠点です。手首が柔らかい奏者は選択する価値がありそうです。実態は、使っている奏者は少ないです。 0.08は最も使われている厚さです。迷ったら、真ん中の厚さを選ぶと思います。色々なフレーズを弾け…

  • 第207回 独学でマンドリンを練習しよう

    マンドリンは独学で学ぶことができるか? マンドリンは、バイオリンやギターと比べると演奏方法が固定されていないので、独学でも演奏方法を確立することはできます。ただし、ひとりよがりな演奏になりやすいデメリットがあります。 独学でマンドリンを練習する場合は、基礎練習に重点をおきます。基礎を叩き込めば応用が効きます。 最初はチューニングをしますが、何度か書きましたので省略します。 過去の記事を参考にしていただければ幸いです。 hiromandolin.hatenablog.com 最初はピッキングです。ピッキングの方法を練習します。 ピッキングは、2種類練習します。 ピッキングしたら上下の弦にピックを…

  • 第206回 マンドリン独奏曲のテーマは大人しく

    マンドリン独奏曲は、イントロ、テーマ、バリエーションで構成される曲が多いです。 テーマは大人しく弾きます。 イントロとバリエーションは?・・・別に書きます。 テーマは楽譜にTemaと書かれていることが多いのでわかると思います。書いていなければ最初のイントロが落ち着いた次の小節がテーマに該当します。 テーマは、観客に提示するものです。こういう主題なんですよと示すわけです。伝えたいことは、主題です。核となるメロディです。テーマがさまざまなアレンジで展開されるのがバリエーションです。 バリエーションは、どんどんアレンジされていきますので、テーマは落ち着いて弾きます。主題となるメロディを観客に提示する…

  • 第205回 マンドリン独奏曲の練習の成果を確認する

    練習すると、成果を確認したくなります。というか現在の位置を確認するためにも弾く必要があります。 苦手なフレーズを中心に練習することで、効率よく練習できますが、一通り弾かないと完成度がわからないです。 フレーズ練習ができ上げれば確認する意味でパート単位で弾いてみましょう。弾いてみると、新しい課題が出てきたり、次の練習に進めます。 フレーズで苦手を効率して全体練習で仕上げる。仕上げの段階に入ったら、表現も考えます。どうやって聴く側を魅せるか・・・その点も考えると良い曲に仕上がります。 動画にしましたので、ご視聴いただければ幸いです。 youtu.be

  • 第204回 いかにもデュオで弾いているようにマンドリン独奏曲を弾く

    何度か取り上げましたデュオ奏法・・・聴く側は、この演奏を聴くと「どうやって弾いているんだろう」と不思議に思います。 マンドリン独奏曲といえばデュオ奏法といえるぐらい重要です。ほとんどのマンドリン独奏曲はデュオ奏法で書かれているためです。 マンドリン独奏曲を弾くならデュオ奏法を極めたいところです。 デュオ奏法の楽譜は、上側がメロディ、下側が伴奏が原則です。音符の羽の向きでわかります。 デュオ奏法の練習方法は以下のとおりです。 メロディだけ弾く 伴奏だけ弾く メロディ、伴奏の両方を弾く このステップで完成させます。 メロディ、伴奏の両方を弾けるようになってもデュオ奏法は完成しません。本人は満足感は…

  • 第203回 マンドリン独奏曲の練習 伴奏は音が自然に消えるように

    マンドリンは音が消えやすい楽器です。 すぐにブチッと音が消えます。 マンドリン独奏曲は、伴奏があります。伴奏がブチッと消えると目立ちます。独奏は美しくあれです。 本題です。 伴奏を消えないように弾くことです。マンドリン独奏曲のとおり弾くと休符のところで音がブチッと消えてしまいます。間違ってはないですが・・・ 音楽的にはブチッと消えてはダメなので、自然に音が消えるようにして弾きます。休符があっても音を伸ばす方が良いことが多いです。 音を伸ばすには、左手の指をポジションから離さないようにします。左手の指は次の順番が来るまで押さえたままにします。押さえたままにすることで、音がしっかりと伸びます。 動…

  • 第202回 マンドリン独奏曲をマスターしよう

    マンドリン独奏曲は、オーケストラの楽譜よりも習得しにくいです。マンドリン独奏曲は、一般にメロディと伴奏を弾くためです。 同時にメロディと伴奏を弾くため、マンドリン独奏曲に適した弾き方をマスターする必要があります。 それが、デュオ奏法です。デュオ奏法の基礎練習は、何度か紹介しましたので省略します。動画を参考に示します。 www.youtube.com マンドリン独奏曲を弾くには、メロディと伴奏を意識しないようにします。独奏曲の楽譜をピッキングで練習します。 上の楽譜だとメロディと伴奏で構成された独奏曲です。メロディと伴奏を同時にピッキングします。ピッキングはゆっくりします。 ピッキングすることで…

  • 第201回 マンドリン 試行錯誤の脱力練習

    楽譜を弾くと右手が力んでトレモロができない・・・奏者なら脱力に悩むことが多いと思います。 どうやれば脱力できるんでしょうね・・・試行錯誤しています。 スケールやトレモロを弾くと、力むことはないと思います。トレモロならなおさらです。 トレモロやスケールなら脱力できるけど、楽譜は力む・・・何が違うのか・・・左の動きが複雑になる。楽譜を見ながら演奏する・・・こんなことが理由だと思います。 楽譜を弾き時は、意識するだけでも脱力ができます。ただし、長続きしません。 力んだらトレモロを弾いて脱力くを思い出します。思い出したら楽譜を弾きます。この繰り返しで脱力を覚えることができます。 脱力を覚えることがコツ…

  • 第200回 マンドリン ウラの音を引っ張る

    フレーズを弾くとブチ切れてしまい繋がらないことがよくあります。 なぜ切れるかというと・・・ウラの拍を弾けてないからですね。 例えば8部音符が連なるフレーズを弾いて、ポジション移動する前のウラの拍が弾けていないことがよくあります。 写真のフレーズの場合、小節単位で一つの塊ですが、ポジションチェンジ前の8部音符が短くなってフレーズのつながりが悪くなります。 生き生きとしたフレーズを弾くには、ウラの拍をしっかり弾きます。 ウラの拍は長めに弾く感覚だとちょうど良い長さになります。 気をつけないといけないのはメトロノームです。リズムを正確に弾くためにはメトロノームは重要ですが、表の拍だけしか合わなくなる…

  • 第199回 マンドリン基礎練習 マンドリン独奏に必要な基礎練習

    マンドリン独奏曲・・・弾きたいなぁと思う奏者は多いと思います。コロナの状況でオーケストラの練習ができないので、独奏を弾きたいと思う奏者が増えたと思います。 とは言っても、オーケストラとなにが違うのか?どんな独奏曲があって、どう練習すれば良いか? わからない奏者も多いです。 どのような練習すれば良いか説明します。 重要なのはトレモロ練習です。 トレモロの粒を整える練習を重点的にします。マンドリンを学ぶとよく練習しますが、ピッキングから始めて徐々にトレモロに移行する練習です。 トレモロが整ううえ、独奏曲によく出る16部音符の速く弾くフレーズの練習にもなります。 独奏とオーケストラの違いであるデュオ…

  • 第198回 マンドリン トップの音がメロディの3連符の練習

    マンドリン独奏曲は、3連符やアルペジオが頻繁に出てきますが、トップの音がメロディのフレーズがけっこうあります。 速く弾くとトップの音がつながりメロディらしく聞こえます。 上手いアレンジだなと思います。トップがメロディで、他の音は伴奏ですからね。アレンジが良いですが・・弾くには練習が必要です。 こういうフレーズを練習します。 ちょっとぼやけてすみません。 トップの音がメロディで8部音符になっています。この音が切れないように弾くとメロディらしく聞こえます。 ポイントは、メロディの音を左指で押さえたら、次の音を弾く、順番がくるまで左指を押さえたままにすることです。そうすると音が残りつながります。 ゆ…

  • 第197回 マンドリン マンドリン独奏曲を練習する

    コロナでマンドリン教室の発表会の目処が立ちませんが、練習は継続しています。 発表会の予定はありませんが、目標がないと練習はつまらないもの・・・来年こそは発表会があると信じて練習します。 練習する曲は「美しき我が子やどこ」です。 去年から練習して、なかなかいけてんじゃないかと思い弾いてみました。 www.youtube.com 聞き直してみると・・・完成はまだまだでした。 ということで1から弾き直して練習しています。 やみくもに練習するのは非効率なので、効率よく練習します。曲もながいですし。 弾けていないフレーズを中心に練習します。 練習の様子を動画にしました。 完成はまだまだ先ですが、練習を続…

  • 第196回 マンドリン 終わり方は劇的に

    1. 最後のフレーズは印象に残る 長い曲でも短い曲でも最後のフレーズは印象に残ります。 お客さんの立場からしたら、やっと終わる(マンドリン独奏曲は長い曲が多い)と思っています。付き合いで来場したお客さんもいますし・・・ どんなお客さんでも最後のフレーズは印象に残ります。 2. 間違わない表現豊かに弾く 印象に残るからこそ、間違いも印象に残ります。それだけで全体の印象を左右します。 そんな最後のフレーズは間違わないように表現豊かに弾きましょう。 フレーズを細かくして、繰り返し練習します。覚えるまで練習しましょう。最後のフレーズは覚えた方が良いです。 繰り返し繰り返しミストーンがなくなるまで練習し…

  • 第195回 マンドリン 手首が硬くなったらトレモロで脱力

    マンドリンの練習すると練習始めは力んでいます。基礎練習して弾きなれてから楽譜を弾きます。力みは残っていますが、脱力ができています。 練習が進むとフォルテ、ピアノと音量コントロール、表現力を使いますので、徐々に左右に負担がかかります。 負担がかかると右手に負担がかかり手首が力んできます。このような状態で弾くと思うように弾けなくなるので、練習を中断して脱力を取り戻す必要があります。 脱力は、トレモロ練習により戻します。 右手だけを使います。 脱力を意識しながらピッキングする。 ピッキングからトレモロに少しずつ移行して脱力を意識する。 脱力がいまいちなら重音をトレモロで弾く。 このステップで脱力を回…

  • 第194回 マンドリンの課題練習:デュオ奏法を練習する

    1. 課題は何か? マンドリン独奏曲をマスターするうえで、デュオ奏法が課題です。 デュオ奏法は、一人二役の演奏方法です。メロディと伴奏を独奏で弾きます。難しそうに思えますが・・・実際のところ難しいです。 いかにも複数の奏者が演奏しているように聴こえるために練習します。 2. 音が切れる、潰れる デュオ奏法の課題は、音が切れないこと、潰れないこと・・・すなわちスラーを弾くことです。厳密には、音が切れていますが、聞いている方には、切れているようには聞こえません。それがデュオ奏法の完成形です。 基礎練習は、開放弦です。上の弦でトレモロしながら、下の弦をピッキングします。ミストーンのように聞こえますが…

  • 第193回 マンドリン デュオ奏法はできていない前提で練習する

    1. 自分の耳はあてにならない 聞いているようで聞いていない・・・自分の耳のことです。 「十分に弾けている」・・・そう思っていても他の奏者が聞けば「弾けていない」と聞こえます。 自分の耳はあてにならないと前提に練習する必要があります。 2. 自分の耳と他の奏者の耳があうように練習しよう 「どうしようか?」ということですが、自分の場合、特にデュオ奏法の伴奏で、そのように言われることがあります。 デュオ奏法は、一人二役の弾き方で、メロディと伴奏を同時に弾きます。伴奏に気をつけているつもりですが、弾けていないということがあります。 ゆっくり弾いてみます。ポジション練習と同じです。確実に繋がっている、…

  • 第192回 マンドリン ポジション練習はイメージ練習も兼ねよう

    1. ポジション練習 マンドリンだけじゃないですが、楽譜の練習開始は、まずポジション練習から始めることがあります。 ポジション練習は、楽譜を初めて弾いた時だけじゃなく、弾けるようになってからも続けます。いつのまにか間違ったポジションを覚えてしまうことがよくあるためです。ポジションを修正する意味でも弾けてからでも練習しましょう。 2. ポジション練習の方法 ポジション練習は、ポジションを正確に押さえて、ピッキングします。基本はこれだけですが、いくつか注意点があります。 音が響いていることを確認する。 テンポアップが可能なポジションであること。 演奏する姿をイメージする。 音が響いていること、無理…

  • 第191回 マンドリン ピックを立てて粒立ちをよくしよう

    1. ピックを寝かせてはだめ マンドリンは、ダウンピッキングとアップピッキングの繰り返しが基本です。ピッキングが上手いとトレモロも綺麗になります。 トレモロに悩む奏者はけっこういます。多くは音に悩みがあります。 トレモロがいまいち・・・音が汚い・・・自分の音に悩む原因は、音の粒立ちにあります。 音の粒立ちが悪い・・・どういうことかというと、音と音が重なる現象です。粒立ちが良いとは、音が独立し次に弾く音と重ならないことです。 同じ音でもダウンとアップで微妙に違うので、音が重なると汚く聞こえます。 音が重なる原因は、ピックが寝てしまうことが原因です。ピックが寝ると、弦を通過するのに時間がかかり音が…

  • 第190回 マンドリン 繰り返し練習の3つのポイント

    マンドリンの練習では、楽譜の弾けないフレーズを繰り返して練習します。そのポイントを説明します。 1. スケールを確認する 最初にスケールを確認します。スケールとは、♯や♭の数です。 ♯の数が3つなら、ファ、ド、ソと決まります。♯の音はポジションが半音上がる・・・と理解できます。理解できればマンドリンを見てどのポジションを押さえるべきかすぐにわかります。これだけでもミストーンが減ります。 2. ゆっくり弾く 繰り返し練習はゆっくり弾きます。 回数を稼ぐために、早く弾く奏者がいますが、ゆっくり弾きましょう。ゆっくり弾くことで指がポジションを覚えます。滞在時間が長くなるため、脳が理解するためです。 …

  • 第189回 マンドリン チューニングも練習と考えよう

    1. マンドリンのチューニング マンドリンのチューニングは、以下の2種類です。 チューナーを使う。 音叉を使う。 他にも他の奏者から音をとる方法もありますが、個人でチューニングするなら、上記のどちらかです。 今は、チューナーを使うことが多いと思います。楽ですからね。 2. チューニングも練習だと思おう チューニングは練習の準備と認識している奏者が多いと思いますが、練習だと思いましょう。何を練習するかというと音感です。 特に音叉は音感が鍛えられます。チューナーは視覚で合っていることを確認してしまいますので、音叉を使って練習します。 手順は以下のとおりです。 音叉でAの音を合わす。 ハーモニクスで…

  • 第188回 マンドリン コードの音は一つ一つ確認しよう

    1. マンドリルのコード コードといえばギターやピアノですが、マンドリンもコードがあります。 マンドリン独奏曲は、コードは頻繁に出てきます。マンドリンオーケストラの楽譜でもコードを見かけることが多くなりました。 ソロ、オーケストラに関係なくコードの弾き方をマスターしておく必要があります。 2. コードの弾き方 マンドリンは、3つないし4つの音で構成するコードが出てきます。アルペジオでは5つの音で構成されるコードも出てきます。 コードの弾き方は、1つ1つの構成音を確認してから弾きます。 コードでトレモロする場合、構成音の一つが出なくても気が付きません。だからと言って、それが良いわけではありません…

  • 第187回 マンドリン 重音やコードはベースから弾く

    1. 重音について マンドリン独奏曲は、一人で弾くため、重音やコードで厚みをだす楽譜が多いです。重音やコードの弾き方を学ばないとマンドリン独奏ができないです。 最近は、マンドリンオーケストラの楽譜も重音やコードが増えました。オーケストラも当たり前になりつつあります。 2. 重音の弾き方 ここでは、トレモロを前提にしますが、ピッキングも同じです。 重音やコードを弾く場合、下のベース音から弾きます。フレーズによっては、重音→コードのように音が増えて、スラーで繋がったフレーズのため、メロディ音から弾きたくなりますが、このような場合でもベース音から弾きます。 一瞬、音が切れますので、素早く移弦する必要…

  • 第186回 マンドリン 主弦と副弦をしっかり押さえてノイズを減らそう

    1. ノイズが出る原因 マンドリンは、ノイズがでやすい楽器です。 ノイズの原因は、弦の押さえ方がいい加減になっていることが要因です。他にもありますが、弦の押さえ方を説明します。 マンドリンは、主弦と副弦の構造です。このうち、副弦を押さえきれていないことがよくあります。 2. 副弦まで押さえて弾く 練習では、主弦と副弦をしっかりと押さえます。力を入れて押さえれば良いというわけではなく、押さえた指が動かないようにしましょう。 スケールで練習するのもよいですが実践的に楽譜を使って練習することをお勧めします。弾き慣れた楽譜でも練習していない楽譜でも良いので、フレーズを選んで繰り返しポジションをとること…

  • 第185回 マンドリン さまざまなリズムでピッキング練習しよう

    1. ピッキング練習の目的 ピッキング練習は、左右を一致させること、リズムの練習が目的です。 左右が一致すれば、音が濁ったり、ミストーンも少なくなります。5分間もあれば練習できますので、練習メニューに取り入れましょう。 2. ピッキング練習の方法 練習は、メトロノームを使って、さまざまなリズム形でピッキングします。メトロノームのテンポは聞き取れれば良いです。80前後で十分です。 以下の練習方法は、スケールで弾きます。 (1) 1回ピッキング ♩に1回ピッキングします。ピッキングは全てダウン又はアップで弾きます。 アップは力ますので、脱力を意識しましょう。 (2) 2回ピッキング ♩をダウンアッ…

  • 第184回 マンドリン 右手だけのトレモロ練習

    1. 右手の向上は時間がかかる マンドリンは、右手の練習がかかせません。トレモロをするのが右手だからですが、左手と比べ右手の方が上達しにくいからです。 左手の方が複雑な動きに思えますが、右手の手首を柔らかくしてトレモロを弾く行為はなかなか習得できません。 2. 定期的に右手のみの練習をしよう 右手は、できれば毎日ですが、定期的に練習しましょう。 練習は、数分間の練習で十分に効果がでます。練習は以下のとおりです。 単音によりピッキングから徐々にトレモロに移行する 重音トレモロ コードをトレモロ 開放弦だけで練習します。 単音は、どの弦でもかまいません。少しずつトレモロに移行しましょう。 重音は、…

  • 第183回 マンドリン 先の音を思い浮かべて弾こう

    1. 間違いをなくすには? 演奏すると間違いをするのは当たり前です・・・が本番では間違えたくないと思うのは、奏者は誰でもです。 なぜ、間違うのか・・・演奏能力が不足、集中力がない・・・さまざまな理由があります。本番では、大きな間違いもなく弾けることがあります。本番では集中力が高いので、間違うことも少なくなります。 練習では間違いだらけでも・・・ 2. 間違いをなくす演奏方法 楽譜を弾きこなしていれば、先のポジションを目視で確認してから弾くと間違いは少なくなります。 目視という安心感がありますね。 もう一つは、先の音を想像することです。先の音を想像できると、その音に左手が導かれます。そうなると間…

  • 第182回 マンドリン サウンドホールで弾く

    1. サウンドホールとは? マンドリンやギターには、楽器の胴にサウンドホールという大きな穴があります。ピッキングすると弦からサウンドホールに伝わり、音が発生します。 サウンドホールの上で弾けば、音の跳ね返りが良くなります。 2. ブリッジよりで弾いてしまう サウンドホールの上で弾くのが適していると感覚的にわかりますが、ブリッジよりで弾いてしまいます。 なぜか・・・マンドリンは27フレットタイプと24フレットがあります。27フレットだとサウンドホールの上にフレットがかかってしまい、弾く時にブリッジによってしまいます。 マンドリン独奏曲は、27フレット近くまで押さえることもありますので、27フレッ…

  • 第181回 マンドリン 16部音符のポジションチェンジは飛ばしやすい

    1. あてにならない自分の耳 自分では弾いていると思っても・・・他の人が聴くと弾いていないということはよくあります。 演奏中は、弾くこと聴くことを両立しているため、聞き取れていないことがあります。早いテンポになると余計にそうですね。 2. 聞き取れるテンポで練習しよう 16部音符が続くアルペジオは、特にですが、ポジションチェンジの際に音を飛ばすことがあります。 それなりに早いテンポで16部音符なら飛ばしても気が付かないと思います。 そんなことがないように聞き取れるテンポで練習しましょう。アルペジオだけじゃないですが、全ての楽譜、特に16部音符が多いフレーズはそうですね。 アルペジオを例に動画で…

  • 第180回 マンドリン ピックを寝かせないようにして弾く

    1. ピックを寝かせると粒が揃わない ピックは、弦に対して垂直の角度が基本です。ボディに対して垂直がイメージしやすいと思います。 意外と多いのが、ピックが寝る角度で弾くケースです。 ダウンがアップよりも強くなるため、ピックが寝てしまうことがあります。このままで弾くとダウンピッキングとアップピッキングの音が揃わない・・・粒が揃わない演奏になります。 2. ピックを立たせて弾こう ダウンピッキングしたら、ピックは寝ます。ダウンで寝るのはかまいませんが、弾いた後にピックが垂直に戻る必要があります。 ピックが弦にあたるときは、ピックが弦に負けて寝てしまう。ピッキングしたら、ピックの角度が元にもどる。こ…

  • 第179回 マンドリン テンポアップはトレモロの回転数をさげてみる

    1. テンポアップする時に回転数を上げない テンポアップする時に、トレモロの回転数を上げてしまう奏者をみかけます。 回転数を上げればテンポアップするように見えますが、左手のポジションをとる速さが変わるわけではないのでテンポアップしません。 むしろテンポダウンすることもあります。ポジションをとるタイミングを探ってしまうため、音が伸びるためです。 2. テンポアップは回転数を下げる テンポアップは、トレモロの回転数を下げることが正解です。 回転数を下げると左手に余裕ができてテンポアップが簡単にできます。 右手を使わずに左手だけで弾くと遅れることはほとんどないはずです。右手が加わると遅れます。 左手…

  • 第178回 マンドリン 苦手なフレーズを練習しよう

    1. 弾けないフレーズを練習しよう 誰でも弾けないフレーズはあります。 フレーズは、繰り返し練習で習得するのが基本です。練習方法を間違えると後から弾き直しの戻りが発生しますので、気をつけましょう。 2. ゆっくりで繰り返す 時間がかかっても確実に弾けるように練習しましょう。以下に練習手順を書きましたので、参考にしてください。 楽譜を見てポジションを考える。無理のないポジションを考える。 ゆっくり弾く。 ポジションに間違いがあれば修正する。→ポジションが固まる。 ゆっくり繰り返し練習する。→間違えたら弾き直す。 テンポアップする。 間違えたらテンポを落とす。 テンポアップとテンポダウンを繰り返す…

  • 第177回 マンドリン 2つの弾き方によるトレモロ練習

    1. 2つのトレモロの弾き方 トレモロの弾き方は、大きく2つあります。 (1) ピックを軽くつまんでトレモロ 親指と人差し指で軽くピックをつまみトレモロします。 親指と人差し指の間の僅かな隙間がポイントです。ピックが常に弦に負けてくれますので、柔らかな音色が弾けます。 (2) ピックを沈ませてトレモロ ピックを弦に対し、沈ませて弾きます。沈ませるとピックの弦に対する接触面積が増加します。ピックの持ち方は強めに持ちます。安定性は高い弾き方です。 2. 組み合わせてトレモロ練習 どちらの弾き方もできるように開放弦によりトレモロ練習します。以下の順でトレモロ練習します。 弦の表面を擦るようにトレモロ…

  • 第176回 マンドリン トレモロは負けるが勝ちで弾く

    1. 力で弾いてはいけない 右手に思いっきり力を入れて演奏する奏者をみます。けっこういるんじゃないかと思います。自分もそういう経験がありました。 力で弾くと、いずれ限界がきます。身体では、右手が故障(症状の名前を忘れました)してマンドリンそのものを弾けなくなります。 そんなことにならないように、「負けるが勝ち」でトレモロを弾きましょう。 2. 負けるが勝ちとは? 負けるとは、ピッキングが弦に負けることです。ピッキングした際にピックが弦の張力に負けて弦をかい潜るように弾くことです。 弦に勝つとは、ピックが弦をはじいてピッキングすることです。 ピックは弦に負ける・・・この考えでトレモロをしましょう…

  • 第175回 マンドリン 課題はアルペジオ 均等に弾けない

    1. アルペジオは均等に弾く 自分の課題は、アルペジオです。 下のベース音から順番に弾いていくだけ・・・そう思っていましたが、アルペジオは均等に弾くことが重要です。 アルペジオの楽譜を見ると16部音符や8部音符で均等に構成されています。写真は、ベース音を繋げて弾くことも求められています。 この均等に弾くのが難しいです。均等に弾いているつもりでも実際には均等に弾いていないことがほとんどです。 2. ゆっくり弾いて均等を確認する アルペジオは、ゆっくり弾いて均等に弾いているか確認します。 気をつけるのはベース音の次の音です。この音が早く弾きすぎて均等が崩れます。ここに気が付かないことが多いです。 …

  • 第174回 マンドリン ピックを軽く持つと弾きやすくなる

    1. 弾き始めは緊張する 弾き始めは、力んで弾きにくいと思う奏者は多いです。 本番なら緊張感もありますし、練習でも力んでいるため固いと感じると思います。練習では慣れるまでまとうでも良いですが本番はそうはいきません。 弾き始めから柔らかく弾きたいですね。 2. どうやって弾き始めの力みをなくすか 力みをなくすことは無理ですが、スムーズに弾くことはできます。 ピックを軽くつまむように握ることです。 軽く握ると親指と人差し指の間に隙間ができてピックがよく動きます。よく動くがポイントです。ピックが動くと弦に負けるため、トレモロがしやすくなります。 ピックを握るときは柔らかく握り、ピックが動くことを確認…

  • 第173回 マンドリン 左手は強く右手は弱く・・・左右分離への道

    1. ノイズが少なく綺麗な演奏 マンドリンの音を綺麗にするには、左手で強く弦を握り、右手で軽くピッキングするのが有効です。 ノイズが減るためです。左手の握りが弱いとノイズがでます。弦がぐらぐらするためです。右手が強すぎると同じく弦がぐらつきノイズの発生源になります。 2. 左手は強く右手は弱く 演奏は、左手で弦を強く握って、右手で弱くピッキングするように心がけます。 ただし、左手が強いと右手もつられて強くなります。左右の分離ができていないためです。 最初はスケールで感覚を掴みます。 スケールは、ポジションを見なくても弾けますので左右の力加減に集中できます。スケールで左右分離のコツを掴んだらフレ…

  • 第172回 マンドリン ピックの厚さの違いを利用したトレモロ練習

    1. マンドリンのピック ピックは、材質や形の違いはありますが、厚さが最も演奏に影響を与えると思います。 おおよそ0.7、0.8、0.9mmの3種類があります。別名でソフト、ミディアム、ハードとも呼ばれます。 2. 厚さの違いによる弾きやすさ 0.7mmが弾きやすく、0.9mmと厚くなるほど弾きにくく感じますが、この場合、力んでいます。力んでいるから厚いピックが弾けない症状です。 ピックの厚さに関係なく弾けるようにする必要があります。 3. ピックの厚さを利用したトレモロ練習 0.7mmからトレモロします。0.8mmを弾くと弾きにくく感じると思います。 0.8mmのピックを持ったら、柔らかく握…

  • 第171回 マンドリン 課題がなければ3段階で練習しよう

    マンドリンの練習方法を説明します。楽譜のパートごとに練習しますが、特に課題がない場合を想定します。 1. ピッキングで弾く 一通りピッキングで弾きます。 音がきちんと鳴ることを確認します。濁った音が出ればポジションを確認します。 綺麗にピッキング音が響けば練習目的は達成です。上級者になると演奏するイメージもしますが、そこまでは良いです。 2. メトロノームを使う 2回目は、メトロノームを使います。 メトロノームに合わせて、正確にリズムをとります。メトロノームは、4拍子なら8部でとり裏拍をきちんと合わせることもします。4部でも良いです。8部音符だと早すぎてわからなくなることがありますので、無理に…

  • 第170回 マンドリン 練習は課題を克服することから

    1. 練習方法は奏者により様々 練習方法は、奏者により様々です。 楽譜を弾けるまで練習するにしても、奏者によりアプローチが違います。ある奏者は、弾けるまで何度も何度も繰り返し弾きます。また、ある奏者は弾けないところしか弾きません。 今回は、課題練習中心の練習方法を説明します。 2. 課題から練習する イントロやバリエーション1などの10小節程度の塊を対象に練習します。 弾けないフレーズがあると思います。そのフレーズから練習します。 ピッキングから始めて、納得できまで練習します。5回程度は弾きます。納得できなければ20回でも練習します。 次にトレモロで弾きます。ピッキングで弾ければトレモロでも弾…

  • 第169回 マンドリン ポジションを先にピッキングしてからフレーズを弾く

    1. 何度か弾くと下手になる フレーズを何度か弾くと、音が濁ったり、違う音符の音が出て、だんだん下手になっていくことがあります。 なぜ、こうなるか・・・左手のポジションが押さえ方がずれているためです。 2. 正しくポジションを押さえて練習する ポジションを正しく押さえる練習をしましょう。 音符を押さえてピッキングで弾きます。濁った音が出ていないこと、違う音が出ていないことをよく確認しましょう。 正しい音がなったら、繰り返してピッキングで練習します。 スムーズに弾けたら、トレモロで弾きます。ピッキングで濁った音がでなければトレモロでも綺麗な音がでるはずです。 動画にしてみました。 youtu.b…

  • 第168回 マンドリン 右手を止めるな!!

    1. 左右が独立できるように 何度か書きましたが、演奏において理想なのは、左右が独立することです。 左手が止まれば右手も止まる、左手が早くなると右手の回転数があがる・・・左右が連動している弾き方です。 独立していると、左手のポジションに関係なく右手は一定の回転数でトレモロします。左右が独立するとミスも少なく安定した演奏ができます。 2. 右手が止まらないように弾いてみよう 弾き慣れたフレーズを用いて左右独立の練習をしましょう。 左手のポジションが変わり演奏がストップするところがあるはずです。そういうポジションチェンジのところは、右手も止まってしまいます。 右手を止めずにひたすらトレモロします。…

  • 第167回 マンドリン 楽譜に書いてなくても音は残して弾く

    1. マンドリンの音の特徴 マンドリンは、音が伸びない楽器です。 左手を離すとすぐに音が消えます。独奏曲は、この特徴を踏まえて演奏します。 2. 楽譜のとおりに弾くと音は消える 楽譜のとおりに弾くと音はブチッときえます。伴奏は特にです。こういった伴奏がある独奏曲を楽譜のとおりに弾くと音がブチッと消えます。 3. 左手は残したままで音を残して演奏する 楽譜に書いてなくても音を残して弾くように意識します。 左手は次の音を弾くまで押さえたままにします。このことを守るだけで音が消えることはありません。 マンドリンは音が消えやすい楽器なので、左手を押さえたままにしましょう。 動画にしましたので、ご視聴い…

  • 第166回 マンドリン ワンポイント 最後の音を絞ってみよう

    1. 丁寧な演奏と雑な演奏 聴き手は、丁寧な演奏を好み、奏者も丁寧に弾いているつもりですが雑に弾いているように聴こえることはよくあります。 雑な演奏を印象付けることに、フレーズの最後の音が大きいことです。大きな音でフレーズを終えて、次のフレーズがメゾフォルテ以下の音量だと繋がりが悪くなるためです。 2. 最後の音は下げてみよう そこでフレーズの最後の音は、少し音量を絞る(下げる)ように弾いてみます。 最後の音を少し絞ると次のフレーズにスムーズにつながるため、聴き手に良い印象を与えます。丁寧に弾いているなと思われます。 詳しくは動画にしましたので、ご視聴お願いします。 youtu.be

  • 第165回 マンドリン 音をクリアに!! 手首を柔らかくノイズを減らそう編

    1. 音をクリアにして綺麗な演奏を目指そう マンドリンだけじゃないですが、綺麗な音を弾くのは奏者の目標です。 演奏すると、ピックと弦とのノイズなど様々な要因により汚くなります。どうすれば音をクリアにすることができるか・・・右手、左手・・・考えてみましょう。 2. 手首を柔らかくしてみよう。 右手は、柔らかいとノイズが減ります。ピックの弦へのアタック音が減るためです。 力むとアタック音が増加します。このアタック音は無駄に大きいだけでノイズでしかありません。 右手を柔らかくとは、手首を柔らかくすることです。手首振りで演奏します。 スケール練習やトレモロ練習で手首を柔らかくします。 練習方法を動画に…

  • 第164回 マンドリン 他の弦に当てないようにして弾くとミストーンが減る

    1. なぜミストーンがでるのか? 楽譜弾くと・・・間違えた!! しょっちゅうですね。 間違いは、ほとんどが他の弦に当たってミストーンが出ることです。何とかして減らしたいですね。 2. ゆっくりした練習でミストーンを減らす ゆっくり弾いて間違いを確認するとミストーンを減らすことができます。 ゆっくり弾くことで、ポジションの修正や右手の弾き方を修正します。 できるまで何度も練習することがありますが、この練習は間違った弾き方が体に染み付いてしまうだけですので、修正してから繰り返し練習しましょう。 楽譜と左右を確認できるテンポで弾いてミストーンがないか確認します。間違いがあれば修正します。 修正が終わ…

  • 第163回 マンドリン 鉄板の表現方法を覚えよう

    1. 表現方法は覚える 楽器演奏の表現方法は、悩まされますが、ある程度定番がありますので、覚えてしまうと似たフレーズなら水平展開ができます。 表現方法を考えるうえで、定番を覚えてしまえば応用もできるようになります。 2. 主な定番 同じフレーズが連続して続けば、フレーズごとに徐々に音量を上げるか下げる。 階段のような音階のフレーズは、最も下の音で小さな音で、ゆっくり弾いて、音階が上がるにつれて、音量とテンポを上げる。 フレーズが変わる前でテンポを下げて、次のフレーズはピアノで入る。 あげれば多数あります。鉄板化した表現方法を身につけると楽譜を弾くのが楽になりますので表現を覚えてしまいましょう。…

  • 第162回 マンドリン 練習するたびに下手になっていないか?と疑問に思ったら読んでみよう

    1. 練習すればするほど下手になる? 上達するには、練習あるのみです。・・・が練習すると下手になることがあります。 練習中は、フォルテを弾いたり、ピアノを弾いたり、テンポアップしたりとフォームが崩れやすい行為をしています。 フォームが崩れた状態で練習を終わると、そのフォームを覚えていまいます。この繰り返しで悪いフォームが身に付いて、練習しているにもかかわらず下手になります。 2. 練習後はフォームを修正しよう 楽譜を弾いたあとは、楽器をしまうのではなく、フォームを修正してから片付けるようにしましょう。 フォームの修正は、トレモロやスケールなどフォームが崩れない練習を数分間します。右手だけならト…

  • 第161回 マンドリン デュオ奏法を練習しよう

    1. マンドリン独奏に必須なデュオ奏法 何度か取り上げましたが、マンドリン独奏で必須な演奏技術であるデュオ奏法を取り上げます。 マンドリン独奏は、一人でメロディと伴奏を演奏します。伴奏を弾くのに必要な奏法がデュオ奏法です。 2. デュオ奏法の練習 デュオ奏法は、2つの弦で練習します。 1弦と2弦などの組み合わせで、上の弦がメロディ、下の弦が伴奏の役割です。上の弦をトレモロして、ダウンアップのうち1回のダウンで下の弦と上の弦の両方をダウンストロークします。 上の弦のトレモロは続いているのに、下の弦の音がなります。これがデュオ奏法です。他の弦でも練習します。 練習方法を動画にしました。 youtu…

  • 第160回 マンドリン 夏に演奏する時は汗に注意

    夏はエアコンつけて、涼しい部屋のなかで弾くことが多いと思います。 自分はエアコン使いませんので、汗対策が必要です。 左手は、手首のサポーター、右手は腕カバーです。 左手の手首用のサポーターは、左手に汗が付着してスライドがしにくい時に有効です。サポーターでマンドリンのネックを包み込むように持ちます。 腕カバーは使っている奏者も多くなりました。汗が楽器に付着することを防止できます。 動画にしてみましたので参考までにどうぞ。 youtu.be

  • 第159回 マンドリン トレモロ練習の方法

    1. トレモロ練習の方法 徐々にトレモロ 最初は、ピッキングから始めて徐々にトレモロに移行する練習をします。 ピッキングという基本を確実にして、徐々にトレモロに移行します。ここで躓く奏者もけっこういます。 2. 開放弦トレモロ 単弦でトレモロができたら、重音のトレモロやコードのトレモロをします。 単弦で1から4弦まで一通りトレモロした後、重音トレモロとコードのトレモロを行います。 3. スケール練習 今までが開放弦でしたが、左手を加えてスケール練習をします。 左右が一致することを意識してスケールを弾きましょう。 4. フレーズ練習 スケールで左手を加えたら、最後にフレーズです。楽譜を取り出して…

  • 第158回 マンドリンの練習時間がない時はスケール練習をしよう。

    練習時間がない時の練習について、3回目です。 フレーズ、トレモロとくればスケールです。基礎練習ですが、短時間で簡単にできて効果がありますので、練習した方が良いです。 スケール練習のテーマは、左右を合わせることです。 左右が一致すると濁りがなく綺麗な音になります。そういう音が出すには左右を一致させて弾く必要があります。 練習方法は以下のとおりです。 単音で弾く。ダウンピッキングのみ。 2回ピッキング、ダウンアップ1回で弾く。 4回ピッキング、ダウンアップ2回で弾く。 3回ピッキングを混ぜても良いですが、時間がないので単音だけでも良いです。 一通り弾いて左右が一致していることを確認します。左右が一…

  • 第157回 マンドリンの練習時間がない時はトレモロ練習をしよう。

    第156回でマンドリンの練習時間がない時はフレーズ練習をしようを説明しました。今回は、トレモロ練習を説明します。 トレモロ練習は、右手だけで練習できることがメリットです。楽譜や譜面台の準備が不要ですので素早く練習開始ができます。 トレモロ練習は以下の要領でおこないます。 ピッキングからトレモロに移行 重音トレモロ コードをトレモロ この3種類は数分間で実施することができます。 動画にしましたので、ご視聴いただければ幸いです。 youtu.be

  • 第156回 時間がなくてもマンドリンの練習をしよう その1 フレーズ練習

    1. 時間がないと練習ができない 仕事が忙しく練習する時間がない・・・勉強があるから練習できない・・・理由は様々ですが練習ができないことはよくあります。 自分も今は練習する時間がありません。 そうは言っても毎日、マンドリンをかまってレッスンにも通っています。 平日は毎朝、1時間程度練習してから会社にいきます・・・ここまでは以前と同じです。 夜は、ほとんど練習しません。家に着くのが21時頃なので食事して風呂にはいると、すぐに23時頃です。 2. 少ない練習時間で何をするか? 苦手のフレーズを練習することですね。 短時間で効果があがりやすいためです。練習中の楽譜を取り出して、苦手のフレーズ、弾けな…

  • 第155回 マンドリン ポジションチェンジを減らしてスムーズに弾く練習

    1. スムーズに弾きたい スムーズに滑らかに弾きたい・・・独り言じゃないですが、音が切れることなくスラーを守って弾くためにはどうすれば良いか?・・・よく考えます。 スラーが弾けない、音がブチッと切れてしまう・・・スラーなのに・・・ ポジションチェンジの回数が多いのが原因ですね。 何度も左手の指を動かすので、音がブチッと切れてしまいます。 2. どうやってスムーズに弾くか どうすれば良いか・・・ということですが・・・左手の指が効率よくポジションチェンジできるように、ポジションチェンジを減らすことを考えます。 コードが特にですが、左手が最も動きます。 一音ずつ押さえるとスラーは弾けません・・・2音…

  • 第154回 マンドリン テンポが勝手に落ちる時の対処

    1. テンポを維持する練習 テンポ感の練習は、メトロノームですね。 メトロノームは、リズムを正確にとれますがテンポの練習に使うことが多いと思います。 メトロノームではテンポのとおりに弾けてもメトロノームを外すと・・・遅れたり速くなったりすることがあります。しかも一定に弾けない・・・ メトロノームがないと遅くなることが多いと思います。遅いことは理解していても、だんだん遅くなっていくことに気が付かないことがあります。 2. 後半ほどテンポをアップさせるイメージで弾く メトロノームを使わない場合、少しテンポをアップさせるとちょうどよく目的のテンポに合います。意識してテンポをアップしましょう。 ただし…

  • 第153回 マンドリン 重音トレモロを練習しよう

    1. 重音トレモロとは? 重音トレモロは、複数の弦をトレモロ奏法で弾くことです。 マンドリン独奏曲で重音はよくありますが、マンドリンオーケストラでも珍しくなりました。 2つの弦をトレモロするため、音量がでます。 ただ、弾くだけじゃなく、フォームの改善にもなりますので、練習メニューにいれておきたいです。 2. 練習方法 右手だけで練習ができます。 4と3弦、3と2弦、2と1弦の組み合わせを開放弦でトレモロします。4と3弦は弾くにくいですが、他の弦にあたるミストーンは少ないです。2と1弦は弾きやすいと思う反面、ピックが滑って他の弦、特に3弦に当たることが多いです。 これは、右手がコントロールできて…

  • 第152回 マンドリン 小指を使ったトレモロ・・・自分はしない

    1. 小指をボディに置いて弾く マンドリンの演奏方法は、何種類かありますが、その中に小指をボディに添えて弾く方法があります。 安定感があるから採用する奏者もいます・・・自分はできませんが・・・ 小指を軽くサウンドホール近くのピックガードにそえます。この状態でトレモロやピッキングをします。 小指は固定する必要はありません。固定したら弾けないからですが・・・ この奏法が合いそうなら練習してみましょう。動画に示します。 youtu.be 2. イメージがわかなければ なかなかイメージがわかない人も多いと思います。上の動画以外にもさまざまな動画がありますので、検索してみましょう。 プロの奏者も採用して…

  • 第151回 マンドリン 副弦が弾けていることを確認しよう

    1. 副弦を弾けていないことがあること マンドリンは、主弦と副弦があります。主弦と副弦は弾けているのは当たり前!! と思っている奏者は多いですが、副弦を弾けていないことがあります。 チューニングされていれば、主弦も副弦も同じ音ですから気が付かないことはあります。 2. 副弦を弾けていないことに気がつく ゆっくりとダウンピッキングして主弦と副弦を弾いてみましょう。 次にトレモロをします。トレモロやスケールなら主弦も副弦も弾けているはずです。主弦のみ弾いています。耳に聴こえる感覚は主弦のみピッキングしてもそれほど変わらないと思います。 変わらないから副弦を弾かなくても気が付かないことがあります。 …

  • 第150回 マンドリン 小指が指盤から離れると正確に弾けなくなる

    1. 指が指盤から離れると遅れる 速弾きするにはどうすれば良いか? 速く弾くことに憧れる奏者は多いと思います。自分もそうです。 速く弾くことが目標ではなく、速く弾けるようになると余裕ができて指盤を正確にとれるようになります。正確に弾けることが目標です。 正確に弾くには、指と指盤の距離が重要になります。指盤から左の指が離れるほど正確性が落ちて速く弾くことはできなくなります。 2. どうやって指と指盤の距離を縮めるか? 指と指盤の距離を縮めるには、指の第一関節を曲げて弾くこと・・・これは誰もやっていると思います。 そもそもどの指が指盤と距離をとりやすいか・・・小指や薬指です。 なぜ、小指や薬指は指…

  • 第149回 第148回の補足:メトロノームが合わない

    第148回と似たテーマですが、メトロノームと合わせることです。第148回の補足説明と思ってください。 メトロノームに合わせて弾くと、いかにもリズム、テンポが合っているように思います。しかし、合っていないことがよくあります。 録音して楽譜と付き合わせてみるとわかりますが、合っていないことがよくあります。 このため、テンポを落として練習することをお勧めします。 動画にするとこんな感じです。 youtu.be

  • 第148回 マンドリン 自分の耳を疑おう。 自分の演奏は聞いていない。

    1. 自分は正しく弾いていると思っているが・・・ マンドリンだけじゃないですが、自分は正しく演奏していると思っている奏者は、多いと思います。もちろん自分もそうです。 メトロノームを正しく弾いている・・・当たり前じゃないか!! と思ってしまいますが・・・間違って演奏していることがよくあります。 2. 自分の演奏は聞いていない。 なぜ、間違っているかというと・・・自分の演奏を聞いていないからです。 そんなわけないだろう!! と思いますが聞いていない奏者が多いと思います。 メトロノームが速いからです。メトロノームの音を聞き取ることに集中してしまいメトロノームと合っていることを聞き取れないことが多いで…

  • 第147回 マンドレストで弾くと姿勢が良くなる

    1. マンドレストとは? マンドレストは、マンドリンを安定させて弾く治具のことです。 凹んでいる部分を膝に乗せて、平の部分の上にマンドリンを置きます。 2. 安定して弾けるのか? 実際に使用している奏者もいますので、安定するとは思います。 でも自分はクロスを使います。クロスだとマンドリンが膝に埋まり安定するからです。マンドレストだとマンドリルがぐらついて安定しません。 あくまでも奏者それぞれの見解です。 クロスとマンドレストを試してみました。 youtu.be マンドレストは、マンドリンの位置が上がるので、姿勢がよくなるのは確かです。背中が丸くはならないです。姿勢良く弾きたい奏者は使用してみる…

  • 第146回 マンドリン ハーモニクスはチューニングに役に立つ

    1. ハーモニクスとは? 7フレットや12フレットの弦の表面を軽く触れて、ピッキングした瞬間に指を離すとポーンと響きます。この音がハーモニクスです。 マンドリンでは、ハーモニクスが印象に残る曲があります。 マンドリン独奏曲の「夜の鐘」です。 www.youtube.com イントロのハーモニクスが鐘の音を表しています。ホールでよく響きますので、観客にも良い印象を与えることができます。 ただし、使用頻度の少ない演奏技術でもあります。オーケストラならなおさらです。 2. チューニングで使う チューニングで使う方が日常では使いやすいです。 7フレットと12フレットの1オクターブの違いを利用します。ハ…

  • 第145回 演奏した後にどれだけチューニングがずれるか確認してみる

    1. 演奏中にチューニングがずれると修正が難しい 本番でチューニングがずれると悲しい気持ちになります。これも練習の成果かもしれませんが・・・演奏を中止してチューニングするわけにはいかないし・・・ 2. チューニングがずれやすい演奏があるのか? チューニングがずれやすいのは、フォルテなど大きな音、左右が不一致になる演奏などがあります。 共通するのは、左右が力みやすい演奏です。弦に負荷がかかって、ペグが緩むためチューニングがずれます。 3. 演奏前後でチューニングを確認する 実際に演奏前後にチューニングして確認してみます。 マンドリン独奏曲を演奏してみます。動画にしましたので、ご視聴いただければ幸…

  • 第144回 マンドリン 音叉でチューニングしてチューナーで確認すると音は一致するか

    1. 音叉でチューニングしてみる 以前は耳が鍛えられるということで音叉を使っていました。 442Hzの音叉です。それなりに耳を鍛えられた効果があったようで、先生からは耳が良いとほめられました。ただし、自分ではよくわかりません。 久しぶりに音叉を使ってチューニングします。 音叉はAの音しか合わすことができません。最初にAの音をチューニングします。 E、D、Gの弦はハーモニクスで合わせます。 2. チューナーで確認してみる 今ではクリップタイプのチューナーを愛用しています。ほとんどの奏者はチューナーを利用しています。手軽ですからね。 確認してみると・・・ その様子は動画に示します・・・いちいち動画…

  • 第143回 マンドリンを動かさないとトレモロが安定する

    1. 楽譜を弾くとトレモロが乱れる 楽譜を弾くと右手が固くなって乱れたトレモロを弾いてしまうことがあります。原因はさまざまありますが、マンドリンが不安定なことがあげられます。 演奏中にマンドリンが上下に動く奏者はけっこういます。 2. マンドリンを安定させて弾いてみよう マンドリンを動かないようにするとトレモロも安定します。 どうやってするか・・・ 2.1. 開放弦とスケールに注目 誰でも開放弦でトレモロしたり簡単なスケールをトレモロで弾くとマンドリンが乱れることはないと思います。左手の動きもほとんどないし、右手も機械的な動きなため、トレモロが乱れることはないと思います。この状態に注目します。…

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マンドリンを弾く技術士
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