先日、日本経済新聞の一面に「夢を語り始めた経営者」という記事が掲載されておりました。国内主要企業の社長に実施した調査では122社のうち、121社が経営者として夢があると答えたそうです。バブル崩壊、リーマン・ショック、東日本大震災、と危機に直面しリスクを回避しコスト削減による利益確保の習慣が、夢を描けなくなった原因でしたが、この1年で株価があがりはじめ企業の稼ぐ力がつきだすと共に未来を見据えて夢を語り始めたそうです。また、経営の潮流も変わり、社会での存在意義を重視する「パーパス経営」が広がり社長が語る夢に共感した従業員が成長のエンジンとなり動き出した会社には「お金」も「人」も集まりだし、夢は人を動かす力を持っており、今、改めて資本主義の父、渋沢栄一の「夢なき者は理想なし、理想なき者は信念なし」が大切だと痛感...経営者たるもの夢を語るべし!?