1.初めてのモノクロカメラでの撮影 天体撮影で重要なことは、カメラが高感度であることであることは言うまでもありません。高感度を追求するために、F値の小さなレンズや鏡筒を追い求める道もありますが、カメラを高感度にする方策もあります。 これまで、撮影用CMOSカメラはカラーしか使ったことがありません。カラーCMOSカメラは撮像素子の上にRGGBのフィルターで覆われており、それぞれのカラー...
菜園、PCの趣味に天文が加わり、 早寝の健康管理に危険信号。 加えて寒さ嫌いで天体撮影はおざなり。 せめてもと天文工作を楽しんでいます。
今日 | 04/18 | 04/17 | 04/16 | 04/15 | 04/14 | 04/13 | 全参加数 | |
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天体写真 | 3位 | 3位 | 3位 | 3位 | 3位 | 4位 | 5位 | 205サイト |
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天体写真 | 8位 | 8位 | 9位 | 9位 | 9位 | 8位 | 8位 | 205サイト |
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写真ブログ | 224位 | 229位 | 219位 | 219位 | 210位 | 207位 | 213位 | 32,685サイト |
天体写真 | 6位 | 6位 | 6位 | 6位 | 5位 | 5位 | 5位 | 205サイト |
PC家電ブログ | 184位 | 187位 | 185位 | 183位 | 181位 | 182位 | 185位 | 8,257サイト |
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果樹・野菜(家庭菜園) | 15位 | 15位 | 14位 | 14位 | 13位 | 13位 | 14位 | 328サイト |
1.初めてのモノクロカメラでの撮影 天体撮影で重要なことは、カメラが高感度であることであることは言うまでもありません。高感度を追求するために、F値の小さなレンズや鏡筒を追い求める道もありますが、カメラを高感度にする方策もあります。 これまで、撮影用CMOSカメラはカラーしか使ったことがありません。カラーCMOSカメラは撮像素子の上にRGGBのフィルターで覆われており、それぞれのカラー...
ASiairがポンス・ブルックス彗星をプレートソルビング導入に対応
1.ASiairが久々のアップデート 2024年3月18日、ASiairを開くと自動アップデートとファームウェアの更新が始まった。これまでのアップデートと少々様子が異なっていた。アップデートと更新が完了して再起動すると、カメラやマウントとの接続がかなりトラブりました。これまでに無い経験でした。撮影が急がれるので2台目のバックアップASiairを取り出し、アップデートと更新を行うと、無事接続できました。 ...
1.2回目の天文カフェ「ポウザ」での天体観望 報告が遅れてしまいましたが、2024年3月9日(土曜)に天文カフェ「ポウザ」での天体観望に参加しました。今回の星空メニューは、オリオン大星雲(M42)、M81とM82、エスキモー星雲、しし座のトリオ銀河(M65,66,NGC3628)、回転花火銀河(M101)と盛り沢山。そしてオマケとして昨年の皆既月食時の天王星の食の見事な動画がありました。ライブ観望は、イプシロン160ED鏡...
1.PixInsightの沼にすっぽり ブログの更新がしばらく空いてしまいました。理由は、PixInsightにはまり込んでしまったからです。今年の目標に挙げたひとつが、画像処理スキルのアップでした。BlurXterminatorは凄いと言ったニュースも駆け巡った勢いにも影響され、ついにPixInsightに手を染めてしまいました。以前よりPixInsightのYouTubeは観てはいましたが、チンプンカンプン状態でしたが、実際に処理してみてYou...
1.2024年になりました 年も明けて2024年になりました。正月から晴天・無風・乾燥注意報で絶好の星見天候となりました。昨年の正月同様、18㎝マクストフ鏡筒でメシエ1の庭撮りを行いました。今回は、ナローバンドフィルターを使わず光害カットフィルターのみの撮影を行いました。 昨年の後半は、ずっと18cmマクストフ鏡筒で深淵銀河を撮っていました。データの整理が追い付かず、ブログや動画でのアップロードの...
一眼レフカメラでの天体撮影、「ISO 3200」は適切なのか。
1.レムナント撮影、光量が不足している? Sh2-240 レムナントの撮影に苦戦中です。レムナントの全景が入る画角条件で、一番明るい手持ちの鏡筒は、レデューサーを付けたAskar FRA400(f=280mm)であり、フルサイズカメラでの撮影が必須となる。残念ながらフルサイズのCMOSカメラは持っていないので、古い天体改造の一眼カメラEOS 6Dを使ってのトライである。これらの天体改造一眼カメラの感度は、最新の冷却CMOSカメラの...
1.天文カフェ ぽうざマスターに触発されて(続) 今回も「カフェぽうざ」の80インチスクリーンに映し出された迫力の北アメリカ星雲を撮ってみました。フィルターは前回のハート星雲と同じ L-eXtremeを使いました。 ライブスタック動画と画像処理後の映像と画像は、下の動画にもまとめています。 北アメリカ星雲とバラ星雲のライブスタック動画【写真クリックで動画へ】&nb...
1.天文カフェ ぽうざマスターに触発されて Samさんのブログと天文ナビで紹介されていた「カフェぽうざ」に行って80インチスクリーンに映し出された迫力のハート星雲に感激し、ハート星雲を撮ってみました。フィルターは過激フィルターの L-eXtreemを使いましたので赤っぽくなりました。 天文仲間と語り合うことがないので、あれこれと質問攻めをしてしまい、ぽうざマスターには迷惑をかけてしまいました。特に印...
1.初めてのニュートン鏡 これまでニュートン鏡での撮影は経験がありません。鏡筒そのものはSkyWatcherのBKP150を3年前に購入していました。購入直後一度だけコマコレクターとしてMPCC Mark3を使って試写したところ、コマ収差の星々が見えて、そのまま保管していました。その頃は、光軸調整やコマコレクターのバックフォーカスなどの調整スキルは皆無で、ニュートン鏡をスルーしていました。 最近、専用のコマコ...
1.真っ暗闇、午前0時を越えました 今回も、2023年10月17~18日にかけて裏磐梯Grandecoスキー場駐車場での遠征撮影体験の記事です。満天の星の下、順調に撮影は進行して午前0時を過ぎました。午前0時になるとスキー場駐車場や道路の街灯は一斉にOFFになり、文字通りの漆黒の闇。M33、M31の撮影が順調に進行し、次は馬頭星雲を撮影することに。 撮影はいつも通りライブスタック形式を取りました。フラット、...
1.遠征撮影初体験 今回の記事は、2023年10月17~18日にかけて裏磐梯Grandecoスキー場駐車場での遠征撮影体験の記事です。これまで何回か遠征しましたが、残念ながら満天の星には巡り合えませんでした。今回も簡単には満天の星には巡り合えませんでした。GPV気象予報で快晴の予報だったので、午後7時半にはホテル近くの広大なスキー場駐車場のど真ん中に赤道儀をセットアップ。雲間から少々の星が見える状態の空を眺...
1.バブル星雲:NGC7635のライブスタック 今回の記事は、2023年8月の下旬に2日間かけて撮ったバブル星雲の記事です。8月は、かつて無い暑い月でしたが、31日中の14日間庭撮りを行った打率5割の天文バブル月でした。バブル星雲は、カシオペア座にある星雲で、午前0時にやっと家影から現れてくるロケーションなので、撮影終了時間は、午前2時を越えました。それが2日間続いたので、グロッキー気味。撮影は、ライブスタック...
Sony のミラーレスカメラで星雲を撮影。その3.天体改造とその効果は?
1.Sony α6000の天体改造 Sonyのα6000を天体改造しました。前回と同様にヤフオクに出品されている「tsundoragappa」さんに依頼しました。Sonyの改造場合は原則IRフィルターを含めた全撤去らしいです。撮像素子の上側にガラス板を載せる無料オプションもあります。改造は丁寧でケアーも親切で信頼感があります。 天体改造したα6000を改造前との比較を行ってみました。さらに同じAPS-CカメラであるASi2600MC Pro...
1.2023年9月1日、今日も晴れ 暑かった8月も終えて、いよいよ9月に入りましたが、依然熱さを感じます。夜には虫の声も聞こえ始めました。9月1日も天体、庭撮りの日となりました。本日は、Askar Fra400とF3.9レデューサーの組み合わせ(f=280mm)で網状星雲の全景を撮りました。 今回の記事は、2023/8/25-6にTSA-120で個々の網状星雲と2023/9/1のFRA400での網状星雲全景を庭撮りした記事です。それぞ...
クレセント星雲:NGC6888 TSA-120のレデューサーの検討
1.暑かった2023年の8月 今年ほど暑い8月は過去にはなかったと思います。昼間は、35℃、夜でも28℃くらいで、それが31日間も休みなく持続。これほど熱いと、家庭菜園も「も、いいか」とやめてしまおうかと本気で考えました。一方夜は、GPV雲の予測とは異なり、星撮りには絶好の1カ月になりました。これほど天体機材が活躍した月ははじめてかも知れません。メモ帳を開くと、何と14日間も庭撮りしていました。 ...
2023年夏の星雲 Askar FRA400 vs. Vixen SD81SII
1.日本の天文メーカーの未来はあるのか 天文の趣味に入った頃、望遠鏡を何にするか迷った記憶が懐かしい。もう5年前にもなりますが、その間、中国の天文メーカーは次々と新製品を開発して世の中に出して来ましたが、日本のメーカーの進歩は全く見られません。今回、非冷却カメラのASi585MCで夏の星雲をAskar FRA400とVixen SD81SIIとで撮り比べてみたので、日本のメーカーに対する不満と、撮り比べの軍配を報告します...
Sony のミラーレスカメラで星雲を撮影。その2.星喰いの現実と対策
2023年7月28日にSony α6000をAskar FRA400に連結してM8とM20を同時試験撮影を行いました。Sonyのミラーレスαシリーズの星喰い問題は知ってはいましたが、暗い星が少々消える些細なものではと、高をくくっていました。撮影も無事に終わり、画像処理も完了して、明るい星に穴が開いているのが見られる程度で、結構撮れているという満足感に浸っていました。しかし、後日ライブスタックのスクリーンレコード動画を詳細に見ていた...
1.ミラーレスカメラの天体撮影への対応 天体撮影のシステムは、大きく分けてPCを使うASCOM系とスマホを使うASiair系に大別される。両者ともに、一眼レフカメラには対応できているが、ミラーレスカメラへの対応は鈍い。しかし、ASCOM系では数年前Sonyのミラーレスカメラのドライバーが出現し、ASiair系ではバージョン2.1からSonyのミラーレスαシリーズに対応するようになったと言う。 これまでAsiair系を多用...
夏の星雲をAskar FRA400 と ASi585MC とで観望。
天体撮影の趣味を始めて5年目に入りました。その間、遠征は一度も経験していません。今回、初めての遠征もどきで、長野県の美ヶ原高原と車山高原へと足を伸ばしましたが、あえなく曇りと雨。下界は35℃の猛暑のところが、高原は15-20℃でしたので、避暑の目的だけは果たすことができました。 前回の記事のとおり、Askar FRA400とASi585MCの組み合わせでのライブスタックの感触が良かったので、一挙にM8, M16, M17, M20,...
非冷却カメラ:ASi585MCをライブスタックで使ってみた。
1.ASi585MCを購入のきっかけ 長焦点の鏡筒のオフアキシスガイド化を検討している際、少しでもガイドの視野を広くするために、1/1.2インチのASi174MM Miniの使用を考え、購入しようとしましたが在庫なし、とのことで、再考することになりました。これまでの経験で、高感度化のためにモノクロカメラを使う必然性もないことを考慮すると、カラーカメラでも良いのではないかと思い立ち、1/1.2インチの非冷却カラーカメラの...
「ブログリーダー」を活用して、MASAさんをフォローしませんか?
1.初めてのモノクロカメラでの撮影 天体撮影で重要なことは、カメラが高感度であることであることは言うまでもありません。高感度を追求するために、F値の小さなレンズや鏡筒を追い求める道もありますが、カメラを高感度にする方策もあります。 これまで、撮影用CMOSカメラはカラーしか使ったことがありません。カラーCMOSカメラは撮像素子の上にRGGBのフィルターで覆われており、それぞれのカラー...
1.ASiairが久々のアップデート 2024年3月18日、ASiairを開くと自動アップデートとファームウェアの更新が始まった。これまでのアップデートと少々様子が異なっていた。アップデートと更新が完了して再起動すると、カメラやマウントとの接続がかなりトラブりました。これまでに無い経験でした。撮影が急がれるので2台目のバックアップASiairを取り出し、アップデートと更新を行うと、無事接続できました。 ...
1.2回目の天文カフェ「ポウザ」での天体観望 報告が遅れてしまいましたが、2024年3月9日(土曜)に天文カフェ「ポウザ」での天体観望に参加しました。今回の星空メニューは、オリオン大星雲(M42)、M81とM82、エスキモー星雲、しし座のトリオ銀河(M65,66,NGC3628)、回転花火銀河(M101)と盛り沢山。そしてオマケとして昨年の皆既月食時の天王星の食の見事な動画がありました。ライブ観望は、イプシロン160ED鏡...
1.PixInsightの沼にすっぽり ブログの更新がしばらく空いてしまいました。理由は、PixInsightにはまり込んでしまったからです。今年の目標に挙げたひとつが、画像処理スキルのアップでした。BlurXterminatorは凄いと言ったニュースも駆け巡った勢いにも影響され、ついにPixInsightに手を染めてしまいました。以前よりPixInsightのYouTubeは観てはいましたが、チンプンカンプン状態でしたが、実際に処理してみてYou...
1.2024年になりました 年も明けて2024年になりました。正月から晴天・無風・乾燥注意報で絶好の星見天候となりました。昨年の正月同様、18㎝マクストフ鏡筒でメシエ1の庭撮りを行いました。今回は、ナローバンドフィルターを使わず光害カットフィルターのみの撮影を行いました。 昨年の後半は、ずっと18cmマクストフ鏡筒で深淵銀河を撮っていました。データの整理が追い付かず、ブログや動画でのアップロードの...
1.レムナント撮影、光量が不足している? Sh2-240 レムナントの撮影に苦戦中です。レムナントの全景が入る画角条件で、一番明るい手持ちの鏡筒は、レデューサーを付けたAskar FRA400(f=280mm)であり、フルサイズカメラでの撮影が必須となる。残念ながらフルサイズのCMOSカメラは持っていないので、古い天体改造の一眼カメラEOS 6Dを使ってのトライである。これらの天体改造一眼カメラの感度は、最新の冷却CMOSカメラの...
1.天文カフェ ぽうざマスターに触発されて(続) 今回も「カフェぽうざ」の80インチスクリーンに映し出された迫力の北アメリカ星雲を撮ってみました。フィルターは前回のハート星雲と同じ L-eXtremeを使いました。 ライブスタック動画と画像処理後の映像と画像は、下の動画にもまとめています。 北アメリカ星雲とバラ星雲のライブスタック動画【写真クリックで動画へ】&nb...
1.天文カフェ ぽうざマスターに触発されて Samさんのブログと天文ナビで紹介されていた「カフェぽうざ」に行って80インチスクリーンに映し出された迫力のハート星雲に感激し、ハート星雲を撮ってみました。フィルターは過激フィルターの L-eXtreemを使いましたので赤っぽくなりました。 天文仲間と語り合うことがないので、あれこれと質問攻めをしてしまい、ぽうざマスターには迷惑をかけてしまいました。特に印...
1.初めてのニュートン鏡 これまでニュートン鏡での撮影は経験がありません。鏡筒そのものはSkyWatcherのBKP150を3年前に購入していました。購入直後一度だけコマコレクターとしてMPCC Mark3を使って試写したところ、コマ収差の星々が見えて、そのまま保管していました。その頃は、光軸調整やコマコレクターのバックフォーカスなどの調整スキルは皆無で、ニュートン鏡をスルーしていました。 最近、専用のコマコ...
1.真っ暗闇、午前0時を越えました 今回も、2023年10月17~18日にかけて裏磐梯Grandecoスキー場駐車場での遠征撮影体験の記事です。満天の星の下、順調に撮影は進行して午前0時を過ぎました。午前0時になるとスキー場駐車場や道路の街灯は一斉にOFFになり、文字通りの漆黒の闇。M33、M31の撮影が順調に進行し、次は馬頭星雲を撮影することに。 撮影はいつも通りライブスタック形式を取りました。フラット、...
1.遠征撮影初体験 今回の記事は、2023年10月17~18日にかけて裏磐梯Grandecoスキー場駐車場での遠征撮影体験の記事です。これまで何回か遠征しましたが、残念ながら満天の星には巡り合えませんでした。今回も簡単には満天の星には巡り合えませんでした。GPV気象予報で快晴の予報だったので、午後7時半にはホテル近くの広大なスキー場駐車場のど真ん中に赤道儀をセットアップ。雲間から少々の星が見える状態の空を眺...
1.バブル星雲:NGC7635のライブスタック 今回の記事は、2023年8月の下旬に2日間かけて撮ったバブル星雲の記事です。8月は、かつて無い暑い月でしたが、31日中の14日間庭撮りを行った打率5割の天文バブル月でした。バブル星雲は、カシオペア座にある星雲で、午前0時にやっと家影から現れてくるロケーションなので、撮影終了時間は、午前2時を越えました。それが2日間続いたので、グロッキー気味。撮影は、ライブスタック...
1.Sony α6000の天体改造 Sonyのα6000を天体改造しました。前回と同様にヤフオクに出品されている「tsundoragappa」さんに依頼しました。Sonyの改造場合は原則IRフィルターを含めた全撤去らしいです。撮像素子の上側にガラス板を載せる無料オプションもあります。改造は丁寧でケアーも親切で信頼感があります。 天体改造したα6000を改造前との比較を行ってみました。さらに同じAPS-CカメラであるASi2600MC Pro...
1.2023年9月1日、今日も晴れ 暑かった8月も終えて、いよいよ9月に入りましたが、依然熱さを感じます。夜には虫の声も聞こえ始めました。9月1日も天体、庭撮りの日となりました。本日は、Askar Fra400とF3.9レデューサーの組み合わせ(f=280mm)で網状星雲の全景を撮りました。 今回の記事は、2023/8/25-6にTSA-120で個々の網状星雲と2023/9/1のFRA400での網状星雲全景を庭撮りした記事です。それぞ...
1.暑かった2023年の8月 今年ほど暑い8月は過去にはなかったと思います。昼間は、35℃、夜でも28℃くらいで、それが31日間も休みなく持続。これほど熱いと、家庭菜園も「も、いいか」とやめてしまおうかと本気で考えました。一方夜は、GPV雲の予測とは異なり、星撮りには絶好の1カ月になりました。これほど天体機材が活躍した月ははじめてかも知れません。メモ帳を開くと、何と14日間も庭撮りしていました。 ...
1.日本の天文メーカーの未来はあるのか 天文の趣味に入った頃、望遠鏡を何にするか迷った記憶が懐かしい。もう5年前にもなりますが、その間、中国の天文メーカーは次々と新製品を開発して世の中に出して来ましたが、日本のメーカーの進歩は全く見られません。今回、非冷却カメラのASi585MCで夏の星雲をAskar FRA400とVixen SD81SIIとで撮り比べてみたので、日本のメーカーに対する不満と、撮り比べの軍配を報告します...
2023年7月28日にSony α6000をAskar FRA400に連結してM8とM20を同時試験撮影を行いました。Sonyのミラーレスαシリーズの星喰い問題は知ってはいましたが、暗い星が少々消える些細なものではと、高をくくっていました。撮影も無事に終わり、画像処理も完了して、明るい星に穴が開いているのが見られる程度で、結構撮れているという満足感に浸っていました。しかし、後日ライブスタックのスクリーンレコード動画を詳細に見ていた...
1.ミラーレスカメラの天体撮影への対応 天体撮影のシステムは、大きく分けてPCを使うASCOM系とスマホを使うASiair系に大別される。両者ともに、一眼レフカメラには対応できているが、ミラーレスカメラへの対応は鈍い。しかし、ASCOM系では数年前Sonyのミラーレスカメラのドライバーが出現し、ASiair系ではバージョン2.1からSonyのミラーレスαシリーズに対応するようになったと言う。 これまでAsiair系を多用...
天体撮影の趣味を始めて5年目に入りました。その間、遠征は一度も経験していません。今回、初めての遠征もどきで、長野県の美ヶ原高原と車山高原へと足を伸ばしましたが、あえなく曇りと雨。下界は35℃の猛暑のところが、高原は15-20℃でしたので、避暑の目的だけは果たすことができました。 前回の記事のとおり、Askar FRA400とASi585MCの組み合わせでのライブスタックの感触が良かったので、一挙にM8, M16, M17, M20,...
1.ASi585MCを購入のきっかけ 長焦点の鏡筒のオフアキシスガイド化を検討している際、少しでもガイドの視野を広くするために、1/1.2インチのASi174MM Miniの使用を考え、購入しようとしましたが在庫なし、とのことで、再考することになりました。これまでの経験で、高感度化のためにモノクロカメラを使う必然性もないことを考慮すると、カラーカメラでも良いのではないかと思い立ち、1/1.2インチの非冷却カラーカメラの...
ASiairとEOS6Dとの組み合わせでの第2弾として、クラゲ星雲をモンキー星雲の同時撮影を行ってみました。フィルターはOptlongのL-eXtremeを使いましたが、少々赤強調が過ぎたようです。 ライブスタックの様子は下の動画にまとめています。 クラゲ星雲とモンキー星雲のライブスタック動画【写真クリックで動画へ】 今回の使用機材は下のとおりです。 ...
1.BKMAK180を使ったカニ星雲のライブスタック カニ星雲を焦点距離2,700㎜のBKMAK180でライブスタックしてみました。検討項目は、一つ目がプレートソルビングが問題なく可能か否か。二つ目は、星がフレームで流れるか否かの2点です。撮影時のカニ星雲は、子午線反転直後の位置にあり、あまり良い条件ではありませんでした。 ライブスタックの様子は下の動画にまとめています。 BKMAK180を...
撮影方法をASiairのライブスタック方式にしてから、カメラとして一眼レフをほとんど使っていませんでした。広い視野角で撮影する際は、やはりフルサイズを使いたくなります。かと言って使用頻度が余り高くないフルサイズのCMOSカメラの購入はコスパが悪すぎます。天文の趣味に入門したての頃、天体改造のEOS6Dを準備しておいたので、それを試運転してみることにしました。対象はSh2-240のレムナントでしたが、子午線を越えたレ...
BKMAK180の試験運転として NGC2371:ドッグボーン星雲のライブスタックを行ってみました。BKMAK180の焦点距離は、2,700mmもあるため、ガイド鏡はEvoguide50EDIIに2倍のバローレンズを取り付けてガイドを行ってみました。 ライブスタックの様子は下の動画にまとめています。 BKMAK180 でのドッグボーン星雲のライブスタック動画【写真クリックで動画へ】 今回の使用機材は下のとおりです。 ...
満を持して導入した口径18cmのマクストフ鏡筒のオートガイドがシャンとしません。この鏡筒の焦点距離は2,700mm。撮影星像は満足できるのだが、撮影フレームで星が動いているのだ。結果としてSI9やDSSアプリによる自動位置決めでのスタックに失敗する。 各フレームで星が動いてゆく理由は不明であるが、原因として考えられることは 1)オートガイドの精度が甘い。 2)極軸合わせが甘い。 ...
2023年もエンドウ豆は、スナップと絹さやの2種類にした。種まきは、いつもより約1月遅く、2023/2/14。鹿沼土細粒にポット蒔きし、部屋に置いておいた。2週間で下の写真のようにすくすくと育ちました。2日間、昼夜軒下に置いて寒さに慣れてもらった。 エンドウの苗(左:スナップ、右:赤花絹さや) 2023/2/27に畑へ定植した。 赤花絹さやの定植&nbs...
天文の趣味に入って以来、主としてライブスタックを中心に楽しんで来ました。画像処理としては、Fitsビューアプリによるレベル補正くらいで、たまにDSSを使ってホットピクセル除去処理を実行するくらいで済ませていました。 昨年末からレムナントSh2-240にチョッカイを出し続けてけてきましたが、予想通り簡単にはお姿を拝見できません。最初の挑戦なので、トリミングをどうすれば良いのかもわかりませんでした。余り...
マクストフ鏡筒のMAK127は、月や惑星、さらに星雲や銀河を撮影してもEdge HD800と比較して同等以上の性能を発揮してくれています。シュミットカセグレンよ、どうしたと、言いたいところです。MAK127が余りにも性能が良いので、シュミカセ君には退役していただくことに決め、さらに口径の大きいマクストフ鏡筒の購入に踏み切りました。 口径18cmのマクストフ:BKMAK180の焦点距離は、2,700mm。ASiairでのプレートソル...
前回、カニ星雲のライブスタックを、カメラとしてASi294MC Proを使って行った。露光時間が3分だったので、派手なアンプグローが出て、お粗末なライブスタックになってしまった。今回リベンジとしてアンプグローが出ないとされるASi533MC Proを使ってライブスタックを行ってみました。 ライブスタックの様子は、下の動画にもまとめています。 アンプグローが出ないカニ星雲をライブスタック動画【写真クリックで動画...
1.2023年になりました 南関東では、年末から年始めにかけて晴天が続く何とも嬉しい天候です。しかも乾燥していて、対策なしでも結露はありません。残念ながら、月明かりが増してきていますが。 年末年始は、ずっとサッカーのメッシではなくメシエ1:カニ星雲を撮り続けていました。M1のライブスタックに使用した鏡筒は、ターゲットが小さい星雲なので長焦点のMAK127。MAK127には一時電動フォーカサ...
珍しく新月期から続く晴れの夜。連日の庭撮りで睡眠不足も続いています。複数の鏡筒が出動すると、交通整理が出来にくくなり、嬉しい悲鳴です。 今回の内容は、レムナント(sh2-240)に挑戦しようと思い立って入手したL-eXtremeフィルターを使ってバラ星雲を撮影したところ、思いのほかに高解像度の姿を観ることができたという内容です。ついでに持ち合わせているフィルターとの比較も行ってみました。 今回...
ハッブル宇宙望遠鏡(HST)による星雲や銀河の写真は、多大な驚きや感動をもたらしてくれています。その中で上位に入るものがArp273銀河です。3個の銀河が衝突しています。「宇宙のバラ」とか「バトルしている銀河群」とか、いろいろな名前で呼ばれています。 Arp273: Battling Glaxies (出典はここNASA) 今回のArp273のライブスタックの様子は、下の動画にまとめています。写真をクリックすると...
鏡筒のバックフォーカスと解像度との関係を見定めるために、満月を挟んで三夜連続月を撮影しました。 2022/12/9の月 撮影日:2022/12/9。撮影地:南関東市街地、自宅庭。鏡筒:MAK127 (バックフォーカスを延長して f=1,800mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi294MC Pro (-10℃)。フィルター:なし。2パートに分けてASiCapにて約1,500フレーム撮影。画像処理:Autostakkert...
天体画像をノイズの無い滑らかな写真にするためには長時間露光が必須となるそうですが、ライブスタックを主体とする者にとっては、とても我慢の出来る手法ではありません。同じ操作を延々と持続させるなら、いっそのことAI技術で無限露光時間のコマを撮る手法はないものかとネットで検索もしたりしています。 今回は、2分露光でせめて100回連続の撮影を実行した顛末です。対象は、皆んな大好きのアンドロメダ銀河。AS...
急に晴れてきたので、急遽MAK127で花火銀河:NGC6946を観てみました。結果は、TSA-120にまさるとも劣らない良い結果でした。もっとスタック数を重ねたかったのですが、急に結露しはじめたので残念ながら24回スタックでスタックを終了しました。 今回のように急遽撮影を強行しようとする場合は、AM5は強い味方になります。本体が軽い、カウンターウェイトが要らない、バランスと取る必要が無い、この3点のアドバンテー...
TSA-120を購入して3ヵ月も経ち、はじめて星に向けてみました。重量が7㎏、長さも1m近くあり、決して取り回しが良い鏡筒とは言えませんが、AM5赤道儀のお蔭で据え付けが比較的楽でした。折しも、15年間で生長し過ぎたヤマボウシ、ポポー、モクレンの3つの大木を伐採して開けた北西へ鏡筒を向けることが出来ました。ASiairも10月下旬に正式にVer.2にアップデートされて、評価版でライブスタック時にヒストグラムがリセットされ...
短焦点距離で取り回しの良い鏡筒を物色して、ほぼRedCat51に決めていました。いざ発注しようとして価格を見たらビックリ。円安のせいでしょうか、暴騰していました。スケアリング機能など絶対使わないと思うし、もっと気楽に使えるものへと再考。そしてSharpstarの61EDPH IIに落ち着きました。ネットで両者の比較ブログを見ましたが、Webの写真 上では同じくらいの解像度だったので。拡大すると違いが明らかだったそうですが...