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内山直
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2020/02/16

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  • 俺が遊べば金になる!(キリッ)-計画的偶発性理論について

    一昨日、金融所得の税率(株取引などで得られる利益)が20%から30%に引き上げられた場合、僕のような「インデックス投資でFIRE」派がどの程度の痛手をこうむるかについて計算した。結論は「同レベルの生活を続けるなら、毎年14%多く売却、換金しなければならない。そのレベルの資産減少額が許容できない場合には生活費を12.5%下げるしかない」という、はなはだシビアなものになった。これに対する防衛策のひとつとして、昨日は...

  • アーリーリタイアにはのり代が必要。年金を勘定に入れるのはやめましょう!

    昨日、金融所得の税率(株取引などで得られる利益)が20%から30%に引き上げられた場合、僕のような「インデックス投資でFIRE」派がどの程度の痛手をこうむるかについて計算した。結論は「同レベルの生活を続けるなら、毎年14%多く売却、換金しなければならない。そのレベルの資産減少額が許容できない場合には生活費を12.5%下げるしかない」という、はなはだシビアなものになった。これに対処するにはどうしたらいいのか?自著...

  • 金融所得の税率を30%に引き上げた場合、投資家はどの程度の痛手をこうむるのか?

    総裁選候補のひとり、高市早苗氏が「金融所得の税率(株取引などで得られる利益)を20%から30%に引き上げる」と発言したことがSNSのいわゆる「株クラ」で話題になった。https://johosokuhou.com/2021/09/05/51005/もちろん内容は批判的なもので、「投資するインセンティブを失う人が多いのでは」「庶民が逆転するチャンスを奪わないで」といった意見が多いようだ。そこでちょっと計算してみる。もし株で1000万円の税引後利益を達...

  • 新型コロナの感染拡大をもたらすのは「会食」と「換気不足」。それを踏まえ新しい拡大防止策を提言します。

    新型コロナに関しては、当たり前の意見が受け入れられず、奇をてらった風説ばかりが好まれる気がする。僕自身はこれまで、当たり前のことしか書いていないつもりだし、現に世の中の流れは大体僕が予見したとおりになっている。僕が日本こそ抗原検査キットの大胆な活用を、と提言したのが去年の8月。https://fire-earlyretire.com/blog-entry-419.htmlその後、今年のはじめ頃から欧州は完全にこの動きになったし、日本でも最近、河...

  • 自著のサブタイトルが、 “Twenty-eight tips to create joyful life.” と英語である理由を説明する。

    数年前、“4週間で幸せになる方法”という本を上梓したのだが、この本に関して、読者の方をどうやら惑わせてしまっている部分があるらしい。それはサブタイトル。“Twenty-eight tips to create joyful life.”と英語になっているのだ。これは僕のアイディアで、ただし絶対に出版社側に拒絶されると思っていたから、すんなり通った時は僕のほうが逆に驚いてしまった。「本当にこんなサブタイトルでいいんですか?」との言葉が口をつき...

  • サラリーマンの小遣いは40年前に比べてほぼ3分の2になっているようだ

    池波正太郎著『男の作法(新潮文庫)』に、編集者たちとのこんな会話があった。リンクp135“ここだけの話だけど、きみたちの小遣い、月にいくら?(だいたい4、5万・・・というところです・・・)それじゃ大変でしょう。(もう、大変なんです・・・)“たったこれだけの会話だが、読んでいて思わずのけぞった。この本の出版が1984年だから、会話が交わされたのはその1~2年前のはずだ。今から30年以上前の話であり、まだバブル景気...

  • 寛大さは人のためならず!? アート・マークマンら著 「この脳の謎、説明してください!」 を読んで

    「4週間で幸せになる方法」なる本を出しているのもあり、本ブログでは幸福に関する本を時折紹介している。今回紹介するのはアート・マークマン、ボブ・デュークという2人の心理学者によって書かれた、「この脳の謎、説明してください!(青土社)」。リンク自著「4週間で幸せになる方法」では、「寛大であることは心身の健康によく、落ち込みのリスクやストレスを減らし、人間関係を強める作用があるとされている」と紹介している...

  • お金があれば幸せになれるのか? というテーマを古今東西の哲学を通じて読み解いていく

    今回紹介するのはフレデリック・ルノワール著「お金があれば幸せになれるのか ―幸せな人生を送りたい人への21章(柏書房)」。古今東西の哲学者たちの思想から、幸せとは何かと読み解いていく。リンク最後のほうから引用。p261“私なりに幸福を定義するとしたら、「人生を愛せること」という一言で表せるだろう。その意味は、自分が今ここで送っている人生、喜びが得られる安定した人生に限らず、不確かさも含めた、人生そのものを...

  • 新型コロナウイルスは「夏」と「冬」。すなわち換気が難しい季節に拡大しやすいと考えればわかりやすい。

    新型コロナウイルスの季節性については、1年近く前から何度も指摘してきた。しかし多くの専門家が言う「温度・湿度が高い地域では、低い地域よりも新型コロナは伝播しにくい」との説と僕の考えは違う。それなら温度、湿度ともに高い日本の夏で、あれだけの第5波が起きたはずがないだろう。僕のいう季節性による変動は「換気がしにくい、あるいは屋内に人が集まりやすい季節は感染が拡大しやすい」というもの。換気? 頻回検査? 日...

  • なぜワークライフバランスを整えるだけではなく、アーリーリタイアが必要だったのか? う~ん、いい質問です!(笑)

    今日も雑誌取材の話の続き。取材の中で記者から、「アーリーリタイアという、考えようによっては極端な選択肢を取るのではなく、働く時間を減らしてワークライフバランスを整えようとは思わなかったのか?」との質問をうけた。いい質問だと思う。実はそのことについては、かなり考えた。僕は開業医だったら、開院時間を自分で決めることができる。だから、たとえば労働時間を半分にし、週5回、午前中だけ診察し、午後は休みという...

  • 欧米ではアーリーリタイアが急増中! いわゆる「FIREムーブメント」を再度紹介してみる。

    昨日、以前うけた取材について書いた。勉強熱心な記者さんで、FIREムーブメントについてもコメントを求められたのだが、僕はこれについては詳しくないし、影響も受けていない。というのも僕がアーリーリタイアし、「幸せの確率~あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ」を上梓したのはこのムーブメントの随分前なのだ。今ではアーリーリタイアという言葉より、むしろFIREのほうがよく目にするようになっている。今日はFIRE...

  • 「これからの子供たちに歩ませたい、ベストな人生とは何か」というテーマで取材を受けた

    以前とある雑誌から、「これからの子供たちに歩ませたい、ベストな人生とは何か」というテーマで取材を受けた。ワークライフバランスが取れていればいいのか、やりがいのある仕事に就ければいいのか、とにかく年収が高ければいいのか、様々な視点から「幸せな働き方」を探るという内容とのこと。その中で、「アーリーリタイアすることが幸福を掴む一つの選択肢ではないか」という内容を盛り込むことになり、僕に白羽の矢が立ったの...

  • やはり第5波は「人流抑制」「ワクチン接種」「季節要因」によって収束したんだ思うけど…

    先日、「なぜ第5波は収束に向かっているのか? そして第6波は来るのか?」という記事を上げ、第5波収束の理由を、人流抑制、ワクチン接種、季節要因によって収束したと考えていいだろう。と結論づけたところ、いくつかの反論を頂いた。時間の許す範囲で個別にお答えはしたのだが、ここでまとめて記事にしておく。①人流抑制など起きていないのでは?人流に関してはいくつもデータがあり、確かに起きていないかのようにみえるものも...

  • “世の中、バカが多くて疲れません?”~幸せの名言45

    「4週間で幸せになる方法」という本を数年前に上梓したこともあり、本ブログでは幸福に関する名言を紹介している。今日はチョコラBBドリンクのCMコピーから。“世の中、バカが多くて疲れません?”若い人は知らないかもしれないが、1991年放送のエーザイ「チョコラBBドリンク」のCMで、女優の桃井かおりが画面の中から視聴者に向かって「世の中、バカが多くて疲れません?」と、持ち味である気だるい調子で語りかける。これが視聴者...

  • ユダヤのことわざ “殴られた痛みはいつかなくなるが、侮辱された言葉は永遠に残る”~幸せの名言44

    幸福に関する名言は、いい。知ることによって幸せになるだけではなく、ちょっとした雑学も身につくようになるから、もし気に入ったものがあったら、何かの折に友人にも披露して、ぜひ周囲も幸せにしてあげてほしい。44回目の今日は、ユダヤの格言。“殴られた痛みはいつかなくなるが、侮辱された言葉は永遠に残る”テーラワーダ仏教の長老、アルボムッレ・スマナサーラも著書『心は病気(サンガ)』の中でこう書いている。p43~“誰...

  • 「抗原検査」「空気感染」について新しい論文を紹介する。

    昨日は新型コロナについて感染状況の行方を占った上で、「もっと抗原検査を!」「もっと換気を!」と強調した。去年からずっと同じ内容をくり返し主張しているのだが、最近は少しずつ世の中もこの方向に動いてきたようで、活動の甲斐があったと思っている。新型コロナに関して僕が重要視し、発信してきたのは主に下の3点。1つめはマスクの効果は絶大であり、それこそがファクターXではないか、というもの。マスクについて新しい知...

  • なぜ第5波は収束に向かっているのか? そして第6波は来るのか?

    久々に新型コロナについて。今回の第5波はインドに惨劇をもたらしたデルタ株ということもあり、専門家の危機感は強かった。予想が外れることで定評がある専門家、岩田健太郎氏は以前からhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f0bb0c681cf9d17caaf835213dd7c61efa99bf71「感染爆発の現状を大きく改善させるには、ロックダウンの導入はやむを得ない。緊急事態宣言だけでは限界」と訴えてきた。ところが、である。今回も日本は、諸外国...

  • 自分と同じような人と結婚したい、と思う人も世の中多いのだろうか? ~新聞の人生相談欄より

    アーリーリタイアしてから読むようになったのが、新聞の「人生相談」。現役医師として忙しくしていた時は気にもとめなかったが、時間ができて読むようになったら、これがなかなか面白い。自分が回答者だったらなんて言うだろう? と考えてから、解答欄をチェックすると、面白さも倍増する。「なるほど、そうきたか」と思うこともあれば、「僕のほうがよっぽど回答者向きだな」とニヤリとすることもある。この人生相談欄で、先日、...

  • 好きなことをやったほうが、成果も上がりやすいというシンプルな事実

    前回から紹介しているのは池谷裕二著「できない脳ほど自信過剰」。リンク今回は、子供や部下の教育・育成に参考になりそうな部分を2か所、引用の上紹介する。p34“博士らは65人の若者たちにテレビゲームで立体迷路を練習してもらい、翌日にどれほど覚えているかをテストしました。ここでは1日目の学習に3つの異なる条件を用いています。① 成功したらそれに応じた報酬金が得られる。② はじめに報酬金が一定額与えられ、失敗する...

  • 「電脳習慣病」と呼ばれる新しい病

    昨日、SNS利用と幸福度について書いた。そういえば、池谷裕二氏もそんなことをどこかで書いていたはず・・・と探したら、あった。幸福本紹介、10冊目の今回は、「できない脳ほど自信過剰(朝日新聞出版)」。リンク少し長めに引用する。p103“人の脳には、食欲と同じく、関係性欲求の本能も強く備わっています。他人とのコミュニケーションを本能的に欲します。実は、これが現代においては、別の問題を生み出します。本能は、ブレ...

  • Facebookを使えば使うほど人は悲観的になる

    今回紹介するのはマイク・ヴァイキング著「デンマーク幸福研究所が教える「幸せ」の定義(晶文社)」。リンク「世界一幸せな国」と呼ばれるデンマークで、「幸福研究所」のCEOを務める著者による本で、どちらかというと、あまり幸福学の知見に触れたことのない人に向けて書かれたもののようだ。この中で、SNSと幸福との関係が興味深かったので、引用する。p163“この調査によると、たとえばFacebookの利用と生活満足度には、明らか...

  • マーク・トウェイン “やったことは、たとえ失敗しても、20年後には笑い話にできる。しかし、やらなかったことは、20年後には後悔するだけだ”~幸せの名言41

    41回目の今日は、「トム・ソーヤの冒険」の著者として有名な作家、マーク・トウェイン(1835年 - 1910年)の言葉。“やったことは、たとえ失敗しても、20年後には笑い話にできる。しかし、やらなかったことは、20年後には後悔するだけだ”これには異論もあると思う。人間はうまくいったことよりうまくいかなかったことの方をよく覚えている傾向があり、「ツァイガニクル効果」と呼ばれている。何かを達成しなくてはならないとき、人...

  • だから何なんだ? 悪いことをしたなんて、こっちは百も承知だよ!

    以前にも書いたが、僕は若い時分にロンドンに住んでいたことがあるので、ある程度の英語を話す。今日は僕が失敗したり、落ち込んだりしたときに助けになっている、英語表現ベスト3を紹介したい。「なにもそこで英語を使うことはなくない?」という意見もあるかもしれない。これはうまく説明できないのだが、英語を使うと、脳の何らかのスイッチが切り替わるように思えるのだ。前頭葉の辺りで、「カチッ」と音がすることもある(嘘...

  • ところで今でもゼロコロナ政策を主張する政党はあるのだろうか?

    久々に新型コロナについて。見事にウイルスを封じ込めた国々、いわゆるゼロコロナ国のその後を追ってみたい。グラフは人口当たりの新規感染者数。対数グラフ。まずはベトナム。すぐれた接触追跡能力と大量隔離により成功していたベトナムだが、デルタ株への対処は難しかったようで、現在の新規感染者数は日本と変わらない状況になっている。過酷なロックダウンによって成功したオーストラリアは、いまや韓国以上の感染者数だ。今で...

  • にっこり笑って、「これでいいのだ!」

    今日は前回からの続きで、御手洗端子著「ブータン、これでいいのだ(新潮社)」。リンク昨日も紹介したGNH長官の幸せに対する考えが、本の終盤で登場する。p213“「幸せを願うのであったら、自分の幸せではなく、周囲の人の幸せを願わなくてはいけない。家族だとか、友人だとか、自分の身近な大切な人たち。そして周りの人たちが幸せでいられるように、できるかぎりのことをするんだ。知ってるかい? 人のためになにか役に立つこ...

  • そう、治った? って、ンナわけない!

    今回紹介するのは御手洗端子著「ブータン、これでいいのだ(新潮社)」。リンク幸せの国として有名な、ブータン。著者はブータン政府初代首相フェローとして勤めたという経歴をもつ。まずは読んでいて笑ってしまったエピソードをふたつ紹介する。労働時間について、著者、GNH(国民総幸福量)コミッション長官、同僚のワンゲイの3人の会話p70~“ワンゲイ 「でも長官、ちょっと働き過ぎじゃないかって、みんな言ってますよ」長官...

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