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内山直
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2020/02/16

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  • 我が家の天然児である次男が「霜って生きてるの?」と聞いて来た。

    旧ブログ、3年前の記事から。************************************夕刻、小学校3年生の次男が教科書から顔を上げて尋ねてきた。「父さん、霜って生きているの?」なんじゃそりゃ?と思いながら、「生き物ではないはずだけど、なんで?」と答えると、次男は首を傾げながら言いました。「でも教科書に、霜が噛んだ、って書いてあるんだよね」ははあ、とその時点でピンときました。次男に「そ...

  • FIRE希望者にとっては年収増がそのまま幸福につながっても全然不思議じゃないよね ~ お金で幸せは買えるのか その4

    シリーズ最終回。ツイッター上で理三さんから興味深い論文を教えて頂いた。https://twitter.com/__uts3/status/1351751118431260678従来、収入による幸福は年800万円程度で飽和すると考えられてきたが、今回「年収は高ければ高いほど満足度や主観的幸福が増す」という、従来の考えとは真っ向から対立する驚きの研究が報告されたというのだ。https://www.pnas.org/content/118/4/e2016976118今日は年収8000万になってもまだ幸福度が...

  • 「若いうちは高収入から幸福を感じやすいが、それでも収入の指数関数的上昇が必要」とも読める ~ お金で幸せは買えるのか その3

    一昨日からの続き。ツイッター上で理三さんから興味深い論文を教えて頂いた。https://twitter.com/__uts3/status/1351751118431260678従来、収入による幸福は年800万円程度で飽和すると考えられてきたが、今回「年収は高ければ高いほど満足度や主観的幸福が増す」という、従来の考えとは真っ向から対立する驚きの研究が報告されたというのだ。https://www.pnas.org/content/118/4/e2016976118この論文について前回、貧富の差が拡大...

  • 高収入が幸せに「つながる説」と「つながらない説」。両方の論文は極端な経済状況が前提になっているようだ ~ お金で幸せは買えるのか その2

    昨日の続き。ツイッター上で理三さんから興味深い論文を教えて頂いた。https://twitter.com/__uts3/status/1351751118431260678従来、収入による幸福は年800万円程度で飽和すると考えられてきたが、今回「年収は高ければ高いほど満足度や主観的幸福が増す」という、従来の考えとは真っ向から対立する驚きの研究が報告されたというのだ。https://www.pnas.org/content/118/4/e2016976118このふたつの極端に結論が違う論文をどう捉え...

  • 「収入が多いほど幸福が増す」との新しい論文が! ~ お金で幸せは買えるのか その1

    ツイッター上で理三さんから興味深い論文を教えて頂いた。https://twitter.com/__uts3/status/1351751118431260678従来、収入による幸福は年800万円程度で飽和すると考えられてきたが、今回「年収は高ければ高いほど満足度や主観的幸福が増す」という、従来の考えとは真っ向から対立する驚きの研究が報告されたというのだ。https://www.pnas.org/content/118/4/e2016976118論文によると、これまでと違う結果が出た主な理由は・リア...

  • 格差が広がると、中間所得層がレジャーにお金を回せなくなる理由 ~ 幸せとお金の経済学3

    ロバート・H・フランク著、「幸せとお金の経済学」(フォレスト出版)から。今回が最終回。前回書いたように経済格差が広がると、人が非地位財にお金を回しにくくなるという。なぜか?まず富裕層がより豊かになり、より豪華な家を建てるようになる。そうするとそれより少し下の層は、それに近い家を建てるようになる。より大きな邸宅が近くにあれば、「さほど仰々しいと感じない家の大きさ」の基準が変わる人がでてくるというわけ...

  • 人は他人より広い家に住みたがるが、他人より長い休暇を欲するはけではない ~ 幸せとお金の経済学2

    ロバート・H・フランク著、「幸せとお金の経済学」(フォレスト出版)の続き。前回のおさらいで、「地位財」と「非地位財」について説明する。地位財は「主に周囲との比較により満足を得るもの」で、資産、家、車、社会的地位などが該当する。非地位財は、「他人との比較とは関係なく幸せが得られるもの」で、具体的には健康、自主性、社会への帰属意識、良質な環境、自由、愛情など、個人の安心・安全な生活のために重要となるも...

  • ピアジェの時計で悦に入っていたら、ドゥ・グリソゴノでマウンティングされる!(笑) ~ 幸せとお金の経済学1

    ロバート・H・フランク著、「幸せとお金の経済学」(フォレスト出版)の紹介。内容を解説する前に、まずは「地位財」と「非地位財」について知ってもらう必要がある。地位財は「主に周囲との比較により満足を得るもの」で、資産、家、車、社会的地位などが該当する。非地位財は、「他人との比較とは関係なく幸せが得られるもの」で、具体的には健康、自主性、社会への帰属意識、良質な環境、自由、愛情など、個人の安心・安全な生...

  • 人の幸福度の半分は遺伝子で決まってしまうのならば、どうやって僕らは幸せを掴むことができるのだろうか?

    「人の幸福度はどのように決定づけられるか」についての知見を紹介する。まず、50%、人の幸福度の半分は「遺伝」によって決まるとされている。だから世の中には放っておいてもまず間違いなく幸福な人と、幸福になるのに大変な工夫が必要な人とがいることになる。遺伝が50%というのは多くの人が想像するよりも、大きいのではないだろうか?この結論は双子の研究によって得られている。遺伝子情報がほぼ100%同じ一卵性双生児と、5...

  • そろそろ新型コロナに関する啓蒙活動を縮小しようと思う。

    新型コロナウイルスに関して、ブログで細々と発信を始めたのは去年の4月に遡る。この頃は「専門医でもない自分がこんな大それたことをしていいのだろうか?」という逡巡があった。(当時はSNSをやっていなかったので、ツイッターで一般の方も参加しての大激論が行われているなど、知る由もなかった)。ふとしたきっかけでツイッターを始めるようになったのが7月。このときも、それほどアクティブに活動する気はなかった。僕は昨...

  • ヘミングウェイ “善とは何か。後味(あとあじ)の良いことだ。悪とは何か。後味の悪いことだ。“~幸せの名言26

    26回目の今日は、アメリカの小説家、ヘミングウェイ(1899年 - 1961年)の名言。“善とは何か。後味(あとあじ)の良いことだ。悪とは何か。後味の悪いことだ。“善悪と言われると定義によってしまうので分析しづらいが、幸福の観点から言えば、後味は非常に重要であることがわかっている。行動経済学者、ダニエル・カーネルマンは学生を被検者にして次のような実験を行っている。① 痺れるほど冷たい水に両手を60秒浸す。② 痺れるほ...

  • 人と群れることで得られる幸福感は幻想なのか⁉ ~「宝くじで1億円当たった人の末路」を読んで 前編

    幸福学の研究では、地域コミュニティとの密接な関わりは大きく幸福度に貢献するとされている一方で、仏教では下手な関わりをもつくらいなら、ひとりで気高く生きろと説いており、相反する。では、僕らは人との繋がりがもつ重要性をどのようにとらえたらいいだろうか? と前回書いた。そこで参照したい本が、鈴木信行著「宝くじで1億円当たった人の末路」(日経BP社)だ。この本では表題の宝くじをはじめ、「子供を作らなかった人...

  • アーリーリタイア後の人とのつながりは重要? それとも不要?~「頭の決まりの壊し方」を読んで 後編

    前回に引き続き、小池龍之介著「頭の決まりの壊し方」について。この本ではさまざまな「常識」が本当かどうかを、仏道の観点から検証している。たとえば、「説明すれば誤解は解けるのか?」という命題について。“p21~この心は「好きになりたい」「嫌いになりたい」というフィルターによって、世界をありのままには見ずに誤解し続けることを原動力にしていると申しても過言ではないのですから。誤解を正すことは、その意味では原...

  • 心が平穏になると、いわゆる「娯楽」があまり必要でなくなるらしい~「頭の決まりの壊し方」を読んで 前編

    アーリーリタイアしてから5年がたつが、ただでさえ希薄だった欲望がさらに弱まっているようで、戸惑うことがある。そんな中、久々に手に取った本に、興味深い内容が記されていた。「頭の決まりの壊し方」小池龍之介著。僧侶である小池氏によると、瞑想修行が続くとそのようになるものだとのこと。該当する部分を引用する。“p197~心が平穏になり、我が身1つで幸福感を感じられるようになってくるに従って、「何かが足りない」と...

  • 頻回抗原検査について、最後にひと記事。これで活動は一旦終わりかなと思っている。

    以前から度々記事にしている「頻回抗原検査」。新型コロナのスクリーニングにはこれが一番いいのではないかと、昨夏から世界中で議論されているのだが、日本ではなぜか報道もされない。昨夏に一度、ツイッター上で啓蒙スレッドを上げ、多くのリツイートを頂いたのだが、残念ながらそこ止まり。地元保健所やマスコミ各社にしつこく持ち込んだのだがうまくいかない。https://twitter.com/3Cj0MeO8oomX9C6/status/1295468577613438977...

  • 考えてもわからないが、実は体は知っているという話~「認知バイアスー心に潜むひしぎな働き」を読んで

    今日紹介知るのは「認知バイアスー心に潜むひしぎな働き」(講談社)。タイトル通り「認知バイアス」についての本。様々な実験についての引用が大半でさほどオリジナリティはないのだが、有名な知見がぎゅっとつまっているので、普段これらのデータに接する機会がない人にはお勧めだ。個人的に好きな個所を紹介する。p147~目の前に円柱の形のグラスが2つある。2つは高さは同じだが、幅(直径)が異なり、AのグラスがBのグラ...

  • 嫌いな仕事をする人は、失業者よりも不幸せなのだそうだ~「残酷すぎる成功法則」を読んで 3

    前々回からの続きで、ベストセラー、「残酷すぎる成功法則」(エリック・パーカー著 飛鳥新社)から。今日は仕事についての知見を紹介していく。“p285~職がない状態は、若死にするリスクをじつに63%も高めるという。(中略)では退職はどうだろう? こちらは「正しい」失業ではないか? それは違う。退職は認知機能の低下、心臓疾患、ガンの発症につながる。こうした影響は、老化によるものではなく、活動的に職務に携わって...

  • 美人が得なのは、それによって自己肯定感が高まるからなのだそうだ ~ 「残酷すぎる成功法則」を読んで 2

    前回に引き続き、ベストセラー、「残酷すぎる成功法則」(エリック・パーカー著 飛鳥新社)から、興味深く感じた知見を紹介していく。“p129調査によると、私たちは自分を最大限幸せにすることではなく、簡単なことを選んでしまいがちだという。(中略)人は、いつでも楽であることを求めるが、実は本当の幸せをもたらすのは刺激である。”大いに同感。余暇で考えてもテレビやネットといった受動的な娯楽は幸福感をもたらさない。...

  • 自分の死に際について考えることの重要性が再認識できた~「残酷すぎる成功法則」を読んで 1

    少し前の本だが、ベストセラー「残酷すぎる成功法則」(エリック・パーカー著 飛鳥新社)を紹介する。この本では世の中のありとあらゆる「成功ルール」を最新の証拠(エビデンス)をもとに検証している。主たるテーマは、以下の5つだ。1. 成功するにはエリートコースを目指すべき?2. 「いい人」は成功できない?3. 勝者は決して諦めず、切り替えの早い者は勝てないのか?4. なぜ「ネットワーキング」はうまくいかないのか5. 「でき...

  • 雪! 雪! 雪! 地元は3年振りの大雪となった。

    先週後半は大雪で、一面の銀世界となった。開業医時代は雪を楽しむ余裕などほとんどなかった。雪の予報を聞いて反射的に考えるのは、渋滞により長くなる通勤時間と、医院駐車場の除雪作業。それらを逆算した上で、かなり早い時間に家を出なければならない。リタイアした今は、それを考えなくてよくなった。マンション住まいなので、雪かきも駐車スペースを少しする程度。雪で困っている方には申し訳が、のんびりと雪景色を楽しむこ...

  • アーリーリタイアしてから雪や寒さがあまり気にならなくなったのはうれしいが、子供の教育的にはまずいかも、という話。

    今年はよく雪が降る。新潟なら当たり前と思われる人も多いと思うが、実は新潟市、特にその中心部では例年あまり雪はつもらない。積雪ゼロ、なんて年もあった。今年のような雪は3年振りになる。子供の頃は雪が大好きだった。そうでない子供などいるだろうか?新潟市内ではあったがはずれで育ったので、小学校までは遠く、2キロ半あった。ただでさえ長い距離だが、雪が降ると車道が除雪され、その分も積みたされる歩道は雪山のよう...

  • ウディ・アレン “もし君が今、惨めに感じているのなら、むしろ感謝すべきだよ”~幸せの名言25

    25回目の今日は、僕が大好きな監督、ウディ・アレン(1935-)による映画“アニーホール”の中のセリフ。“人生は、「ひどいこと」と「惨めなこと」にわけられる。「ひどいこと」のほうは、そうね、終末期患者とか、目が見えないとか、障がいを抱えているとか。そういった人たちは、どうやって人生を乗り切っているんだろう? すごくないかい?その他はすべて「惨めなこと」に入る。だからもし君が今、惨めに感じているのなら、むしろ...

  • 年末年始恒例の資産チェックをしてみた

    年末年始恒例の資産チェックを行った。とはいっても例年、複雑な資料を開いたり、面倒な計算をすることはない。僕の場合、資産のほとんどは金融資産で、その4割程度が株。残りは積立式の生命保険、債券、預貯金。あと不動産がほんの少々。これらを全部まじめに見直すと大変な作業になってしまうから、以前おおまかにまとめたものを叩き台にした上で、この1年の動向を踏まえ数字を書き換えるだけだ。投資信託の評価額がどう変化した...

  • 70畳のリビング、専用のゴルフ練習室、ホテルのような洗面・浴室。友人が夢のような豪邸を建てた

    今からちょうど2年前の話。友人が豪邸を建てたので、遊びに行ってきた。延べ床面積700㎡超。70畳のリビングダイニングに、それぞれのための個室。半屋外のガーデンリビングもあって、これがまた20畳はありそうだ。さらには彼専用のゴルフ練習室まであって、2方向から録画し、フォームをチェックできるようになっている。大型の外車が3台余裕で入る駐車場。玄関は家族用と来客用のふたつ。建築好きの僕としては、実に胸躍る時間を...

  • アーリーリタイアすると酒量が減る!? ~正月はよく飲み、よく食べた…と言いたいところなのだが。

    我が家は外食をほとんどしないかわりに、家での料理にはわりとお金を使う。年末、年始とご馳走ずくしだった。つまみのようなものが多いから、酒もすすむ・・・はずなのだが。以前はつまみと酒で、飽きることがなかった。酒量だって時間をかけて飲めば、1升半くらいはいけた。ところがこのところ、うまくペースがつかめなくなってしまった。まず、つまみの濃い味に疲れてしまう。最初こそおいしく感じるものの、じきに舌が、そして...

  • ジャン=ジャック・ルソー “この世の生活の幸福を求める私たちの計画はすべて幻想なのである。”~幸せの名言24

    24回目の今回は、フランスの哲学者、ジャン=ジャック・ルソー(1712年- 1778年)の名言。“この世の生活の幸福を求める私たちの計画はすべて幻想なのである。”本当にその通りだと思う。僕自身、医師としてフルタイムで働いていた頃はそれによって強いストレスを抱えていて、大幅に仕事を縮小したいと考えていた。僕にはまだ当分は扶養が必要な3人の子供がいるから、それを実現するにはある程度の資産が必要になる。そのために、よ...

  • YOLO(You Only Live Once)~人生はたった一度きり!

    「幸せの確率―あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ(セルバ出版)」の紹介も今日が最終回。本書の最後の部分を引用する。たとえアーリーリタイアに興味がなくても、経済的な理由によって窮屈な思いをしているすべての人に、ぜひ手にとってもらいたい自信作だ。明日からはまた通常運転に戻るつもりでいる。“「YOLO~幸せの確率」私の人生は、後どのくらい続くのだろう、と時おり考えます。アーリーリタイアという生き...

  • 欧米よりアーリーリタイアが少ない理由は労働観ではなく労働慣習

    自著「幸せの確率―あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ(セルバ出版)」より。今日引用するのは、「欧米よりアーリーリタイアが少ない理由は、労働観ではなく労働慣習」というタイトル。「日本人は労働から喜びを見い出す民族だ」というよくある論説を一蹴している。アーリーリタイアとまではいかなくとも、「仕事から幸せを感じなければならない」かのような脅迫観念にとらわれているようなら、ぜひご覧いただきたい。“...

  • 高いものに慣れてはいけない ~グルメ達の気の毒な日常

    今日も引き続き自著、「幸せの確率―あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ(セルバ出版)」より。今日紹介するのは「高いものに慣れてはいけない ~グルメ達の気の毒な日常」というタイトル。グルメほど馬鹿馬鹿しいものはないように僕には思える。うまいものになれてしまえば、「快楽順応」により、幸せを得にくくなってしまう。かといって、そんじょそこらのものでは満足できない。体にも懐にもきつい、悪循環が続くだ...

  • 真の喜びをもたらす娯楽には、えてして金はかからないものだ。

    一昨日のブログの続きで、自著「幸せの確率―あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ(セルバ出版)」の紹介。今日は余暇の過ごし方、お金、そして幸せについて書いている部分から抜粋する。遊びへの出費が減らせずに困っているひとには、ぜひ読んでほしい一文だ。“「お仕着せのレジャーはほどほどに ~自由な余暇を創造しよう」いつの間にか、ちょっとした休みを利用して、他県にまで足を伸ばすのが当たり前のような風潮が...

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40代でアーリーリタイアした医師が考える幸せ論
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