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2020/02/12

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  • 人工知能AIが描く絵に米特許庁は著作権を認めず【独占禁止の意味】

    「創作物はいずれ枯渇する、何をつくっても誰かがやったものばかり」という説は現実に起きていると、著者は著書で触れました。米国特許庁が出した「人工知能AIが描いた絵画には、著作権を与えない」の判断は正しいと著者は考えています。「でもAIが描いた絵にも創造的なものはあり、著作物として認めてよいのでは」と思っている人は、やはり考えている範囲が狭いのです。この問題は音楽でよくわかります。今の音楽は西洋の12音階方...

  • バブルがはじけた原因は芸術よりは簡単なはず【ジュリアナ東京伝説】

    最近、バブルがはじけるのが近いとの記事を見ます。Yahooニュースに港区の大規模ディスコ『ジュリアナ東京』なき近辺で、再開発が活発化している報も。部分的なバブルは毎日はじけているから、言うが勝ちかもしれません。NFTアートバブルもそんなひとつでした。日本のバブル経済は1987~1992年の5年間が中心で、発端は『五カ国プラザ合意』でした。高度成長を果たした日本を円高に変え、他国が輸出で日本を打倒するもくろみ。その...

  • ジグソー『スカイハイ』をアルバムで聴く【格闘技でも大人気の名曲】

    香港とオーストラリア合作の映画『THE MAN FROM HONG KONG』のテーマ曲が、ロックバンドのジグソー(英)『スカイハイ』。香港映画『片腕ドラゴン』(1972)の主演ジミー・ウォング(台湾)が、刑事として敵のビルへ乗り込む伏線が、冒頭のハンググライダー。乗り込まれる組織の親分は英国映画『女王陛下の007』で、ジェームズ・ボンド役を一度きりで辞任したジョージ・レーゼンビー(豪)。イギリスや米ハリウッド映画と違う雰囲...

  • 悪い時代のヒーローは時代を悪くした犯人さ【四月馬鹿とは言わずに】

    何度か論じてきましたが、悪い時代のヒーローたちは、時代を悪くしている犯人なのです。そのヒーローたちに「時代を良くしてください」と頼み込んで活躍の場を与えると、より悪い時代へとどんどん変えていくに決まっています。しかも国民は思考でつまずきます。「時代を悪く変えたいやつなんていない」と思考してしまう。実はいるのです。たとえば消費税を上げれば、誰にとっても生活費が高コストになります。「だから上げたい者な...

  • 高齢者が集団自決すれば日本は経済成長する【反論する善人も勘違い】

    勘違いしている人に、勘違いだと教えるのは、実際にはかなり難しい。理由は主に三つあります。ひとつは、人間は保守的で惰性的で、勘違いにフリクションがかかる点。二つめは、外部からの洗脳が発端の場合、容易に解けないカルト宗教のパターンに陥る脳の限界です。まだあります。もし自分の勘違いを認めてしまうと、一貫しない自分の立場がない。勘違いで築いた地位や収入を失いたくない自己愛の心理。メンツと利害も理解を妨げる...

  • 株価は上がったのに暮らしが落ちるのはなぜ【当たり前の株主資本主義】

    日経平均株価が史上最高を記録しました。1989年12月29日に最高価格38957.44円、終値38915.87円でした。以降が「失われた35年」。その日からアメリカ株は14倍に上がったのに、日本株は逆に下がったままで、経済衰退が延々と続きます。若者の過労死が絶えない時代。その日本株も最近4万円台に上がりました。国民の疑問は「株価は高いのに、僕らの暮らしはなぜ悪いままなの?」。この疑問が間違った前提なのです。今の世界を覆う新自...

  • 人間は変わるものか、変わらないものか【格言が矛盾する人生の本質】

    「人間は変わろうとすれば、変われるものだよ」と「人間は変わらないものだよ」の二つの言い方が聞こえます。矛盾するように思えますが、そのとおり矛盾しているのです。芸術の運命を追っても、人間は矛盾した生き物だとわかります。舞台芸でもいえます。「僕は人前に出て目立ってはいますが、実は生まれつき引っ込み思案な性格です」という言い方。これつまり、引っ込み思案な性格と、前面に出て社交的にやる行動に、さしたる相関...

  • 紅茶の価格グレードと味わいの不思議な関係【価格6倍の違いは】

    著者は家では水道水を飲んできて、飲み物をつくる家庭的な楽しみとは無縁でした。一杯のコーヒーや紅茶を入れたのは、人生の半分をはるか過ぎてからでした。豆の挽き方にこったコーヒーの次は紅茶。一袋4円のティーバッグを大箱で買い続けています。ふと店で気になり、一袋24円の高級な紅茶を買ってみました。素で飲んでみると、何と味がしないのです。どの程度おいしいのかと心が構えたせいか、4円の紅茶と似たような印象です。ま...

  • 物やサービスを買わない理由は隠されてしまう【飲み会と絵画購入】

    平成になって飲み会が減った理由と、飲み会を若者が嫌った理由は同じです。緊縮財政と消費税増税による通貨削減で所得が減り、可処分所得が減ったから。生命維持に必要でない出費を減らしたいから。生活費を節約するために、飲み会へ加わらなくなった。しかし「僕は貧困なので飲み会へ参加しません」と言う若者は少ない。「上司とは飲みたくない」と理由をずらす。上司のいない同僚の飲み会もガクンと減ったから、真っ直ぐな告白と...

  • ガリレオ+センメルヴェイス+ゴッホ【常識人が最も嫌う異端者列伝】

    新型コロナのクラスターで封鎖された施設の女性に、センメルヴェイスの話題の前置きでガリレオの語を出した時。「ガリレオってなーに」と質問されて撃沈しました。全員を敵に回す一人ぼっちの人生は、考えてみれば男の子の世界といえるでしょう。ハンガリー人のセンメルヴェイスの名が日本で表に出たのは、コロナ前の2019年でした。消費税が8パーセントの頃で、もう5年近くもたつ。「センメルヴェイス反射」と呼ぶ行動が「税金は財...

  • 結婚相談所で窮する男女の背景は緊縮財政【新自由主義の格差拡大策】

    バブルより前からあったアルトマンシステムの現代版が、結婚相談所と呼ぶデータベース式の仲人産業です。入会した29歳男性、55歳男性、28歳女性が異性と見合いし、交際し成婚を目指すTVノンフィクション番組が、ネットで話題になっていました。かなりの話題性。何が話題の中心かは、内申書のスペック重視で相手を選ぶ世知辛さや、男性はエステ通いやメイク、女性は美容整形を受けて挑む、残酷なほどシビアになるお見合いでした。晩...

  • 『セクシー田中さん』テレビ実写ドラマ改変圧の背景【原作乗っ取り】

    漫画『セクシー田中さん』の作者が、実写テレビドラマ化で違約の改変を受け、ライバル的な脚本家のSNS発言の後に自殺した件。最初に連想したのは、芸術が苦手な国民性の反映です。著者は昔、女性コミックを持ち主からまとめ借りして読み、細かい心理描写に驚きました。紙の漫画は抽象表現を多用するから、芸術の要素を自然に含みやすい。それでファンやオタクの鑑賞力で受け止められても、テレビ化なら万人受けも必要だろうくらい...

  • アラフォー女性とクロワッサン症候群【悪い時代のカリスマは極悪人】

    考えてみれば、日本が世界から浮いて経済が単独で落ち続ける時代に、落としている犯人は当代の顔役です。当代の売れっ子カリスマ論者や、ベストセラー書がそう。よく売れた書籍は経済衰退させるための指南役でした。悪い時代の人気書籍は、悪書である真理です。一例が著者も読者だった雑誌『クロワッサン』でした。結婚しない女性の生き方を提案し、そのかっこよさで若い女性たちを魅了したのです。今結婚したくてもできない、アラ...

  • 日本の唱歌赤とんぼは和音が劇的【しかもロンドンデリーの歌の類型】

    以前から先延ばししていた歌曲の編曲を、最近進めています。山田耕筰(1965没)作曲、三木露風(1964没)作詞の『赤とんぼ』。この曲の魅力は故郷を感じる歌詞なのは間違いないとして、二回上昇するサビのメロディーが決め手だと思えます。「け、こやけーのー」と「て、みたのーはー」で二回高く舞い上がる。このメロディーはパクリとされた騒動があり、シューマン作曲『ピアノと管弦楽のための序奏と協奏的アレグロニ短調作品134...

  • ChatGPTが学習する文書と画像は盗作か【ネットの著作権問題】

    ChatGPTは、人工知能AIが読者の質問に答えるプログラムです。ネット上にある大量の活字、画像、音声をまず「学習」して、知識を整理して待機します。そうして人が文章をつくる時の話のつなげ方や、論理展開の技法をプログラムが備えます。ChatGPTサイトでユーザーが質問すると、瞬時にAIが答えます。しかし根本的な課題がいくつか残っています。ひとつは著作権です。ネットに置いてある著作物は、ピカソ論にしても、若い画学生が描...

  • デマに目からウロコが落ちて日本沈没【ウソやガセでも感動は生じる】

    大勢の日本人が目からウロコとなった言葉は、たぶんこれ。「国も家庭と同じで、収入以上に支出すればお金がなくなって破産する」。それを信じた結果、世界で日本経済だけが「失われた35年」です。読者はもう信じていないでしょう。もちろん国の破産は真っ赤な嘘です。なぜ嘘かは、政府に通貨発行権があるから。家庭に通貨発行権はない。「国がお金を使いすぎれば、金庫の一万円札が減りすぎて底をつく」「金欠で国の台所はおしまい...

  • 人を幸せにする生き方が馬鹿にされる理由【新自由主義では他人は敵】

    今の日本では「人を幸せにする」の生き方は失墜し、カリスマご意見番たちも鼻で笑うほど。「助け合いは社会主義だ、ソ連になりたいのか」と忌み嫌います。代わりに「優れた者は残れ、劣った者は滅べ」という弱肉強食の選民思想が大衆の心をとらえ、だからカリスマに君臨。日本の若者に広くみられるのは、助け合いよりも倒し合いすれば、戦いを通して人間の能力が高まって、イノベーションが起きて経済成長する筋書きです。互助と協...

  • 二次大戦で食べ物に飢えた理由を理解する手がかり【お金不足でない】

    謹賀新年。今90歳の人は、太平洋戦争(大東亜戦争)の終戦時に12歳の小学6年生でした。そして多くの児童は飢えた体験を持ち、それゆえ食物を大切にする傾向が強い。レストランでSNS掲載用に撮影し、食べずに帰る客の出現は、飢えを知らない後の世代でしょう。ところで今の新世代たちは、二次大戦の後半に日本人が飢えて栄養失調になり、次々餓死した理由と、そのメカニズムを理解できていません。特に理屈一辺倒の人に多いのは「出...

  • 労働の意味が誤解されやすい日本の危機【食べるために働く意味とは】

    日本では「食べていくために働く」の意味が誤解されています。食べ物を買うお金づくりが労働だと思っている人が多い。富裕家庭に生まれたら生涯遊んでいても食べていけて、平凡家庭に生まれた罰ゲームとして労働を位置づけるのが、カリスマ論者たちの切り口あるあるです。これはお金の性質を誤認した間違い解釈です。国民が労働する理由は、自分たちの食べ物を作るためです。「食べるために働く」という日本語は一応は正解ですが、...

  • 音楽曲は繰り返し聴いてやっと理解できる【絵画も何度も見ようぜー】

    著者は音楽には詳しいつもりで、各種ジャンルのソースをコレクションしています。生涯を通して増やし続ける理由は、探し続けているから。たとえば他人から「この歌手はいいし、このバンドもサイコー」と耳に入れると、「へえ」「ふーん」でその場は終わります。しかし後で必ず調べ、聴いてみることにしています。心がけではなく、ほとんど習性になっていて、力んでなんかいない。他人が注目するものは、注目するだけの内容があるは...

  • ディープステートの語が日本で理解されない理由【デフレ不況が続く】

    ディープステートの存在を信じない心理と、貧困化は相関します。だが最近はディープステートは妄想だと抗弁するなら、いくら何でも意固地すぎるとみる傾きも感じられます。ディープステートは「民間の政商」を指すと徐々に知られてきたからです。「政商はいるけど、ディープステートはいない」だと話が変。ディープステートの語をテレビが嫌い、ありもしない陰謀説だと簡単に言い出す理由は簡単で、ディープステートは番組スポンサ...

  • クリスマスツリーの飾りは生け花の技術と同じ【ツリーアレンジメント】

    日本初の公的なクリスマスツリーは1886年の横浜だそうで、世界初のクリスマスツリーは1419年らしい。著者は最近ある施設でクリスマスツリーを飾りつけ、生け花の芸術的なやり方を応用しました。生け花の極意のひとつが、アシンメトリーのバランスです。シンメトリーとは、左右対称や等間隔リズムの繰り返しなど、幾何学的な規則性に沿っている意味です。アシンメトリーはその無機質な配置を崩して、規則的なリズムをなくしてバラン...

  • アリス谷村新司のチャンピオンの論理【防衛戦は後輩に席を譲る儀式】

    あらゆる職業人は、自分の責務を業界への貢献と繁栄に広げます。日本国民は特にそうした社会性が強いのかも知れません。日本人温厚説へのカウンター的にスパイト行動が言われますが、堅固な仲間意識の国民性の方が大きい。だから単純な自己責任に変えたら失墜しました。フォークグループのアリスの谷村新司が先日亡くなり、追悼でどの曲がベストかの話題で、『チャンンピオン』が一番との声が多かった。この曲はラブソングでなく、...

  • 富士山の噴火に備えない国民の心理とは【心のマグマが爆発するぜー】

    富士山の噴火はそろそろ起きそうだと言われ、研究者たちの定説では、遠い将来でなく近い将来に爆発するという。なのに噴火に備えた政策は皆無に近く、国民も警戒心はほとんどありません。話題に出しても食い付きが悪いし。そうなった理由のひとつは、緊縮財政と消費税増税による通貨削減で、国民は貧困化しデフレ不況の最中です。大勢が食べていくだけで必死になり、国を案ずる気持ちはもうない。自殺回避などが先立ち、結婚せずに...

  • 失われた35年が確定した日本【世界で唯一こじらせたアラフォー国】

    戦争の足音以外で日本に迫る脅威は当面は二つ。経済衰退と移民拡大です。経済衰退は新自由主義の策略、移民拡大はグローバリズムの策略です。二つは関係が深く、連携して国家破壊し国の資産を資本家が所有し独占する目的です。あと40日で『失われた30年』が35年目に入り、アラフォー不況が確定した記録更新中の日本で、物価高騰の混乱が続きます。現象を説明すれば、緊縮財政と消費税増税で通貨削減して所得減となり、続いた貧困化...

  • 政府が自国を壊す意味を理解できない日本人【論文に書いてある】

    各国政府が故意に自国を壊し解体させていく経済主義の存在を、頭から信じようとしない人が不自然に多い問題が日本にあります。昭和の日本が終身雇用や年功序列を採用し、成果が「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン」の経済成長だと知らない世代も増えました。日本人が日本文化をみる時に、悪い部分に期待し、良い部分をけなしているのは、教育の影響です。戦後教育の指針は、日本の植民地化を狙ってきた列強の連合国、すなわち進駐軍...

  • 格差社会を目指す新自由主義との闘い【文化芸術の基盤を守ろう】

    日本国が経済成長せず貧困化した原因は、緊縮財政と消費税増税による通貨削減です。皆の所得を年々減らし、物を売れなくさせる政治プログラムです。新自由主義に基づき、故意にわざと意図的に国を売り崩す。それを誰が指図したのか。グローバル資本家たちです。金融界とつながる、産業界の大物がバックにいます。国を故意に貧困に変え、国家丸ごとの時価総額を下げ、国内の資産価値を下落させます。金欠で維持できず吐き出した資産...

  • 日本のGDPはドイツに抜かれ4位へ墜落する予定【国民の認識は逆さま】

    昭和時代にアメリカに続きGDPが世界2位の日本は、平成に3位に落ちました。来年、令和6年にドイツに抜かれ4位に落ちるとIMF(国際金融基金)が予言しました。IMFは新自由主義の支持組織でもあり、日本の没落と解体を望む立場である話は今回はやめましょう。日本崩壊願望は、飛鳥時代から築いた日本の資産を、グローバル資本家たちが安く買い取るチャンスです。問題は、日本人の勘違いの妄想が今も続いている点です。GDPが4位に転落...

  • 理想的な好人物の男性を愛せない女性の謎【芸術作品とのアナロジー】

    経済ブログで男女愛をテーマに書こうと思った理由は、「新自由主義」「グローバリズム」に染まった日本で、高齢者への愛が国民から消えた現象です。日本の若い男性が草食化したのは事実で、原因は通貨削減による所得減です。エサを減らした動物は繁殖力が下がる。男女愛の停滞のひとつは、男性から告白を受けた女性が、なぜか好きが進まない困惑の相談です。つき合い何カ月もたつのに愛するにはいたらず、関係はすでに進んでいるの...

  • 管理通貨制度50年記念+信用貨幣の時代と版画【日本の貧困化の謎】

    「管理通貨制度」は現代の財政手法ですが、この語が知られず理解されにくいのが世界の現状です。特に日本は、これを知らないせいで主要国で唯一の貧困化を、国民が許して飲んだ状態です。「失われた34年」の平成大不況は、管理通貨制度に背いて生じています。管理通貨制度とは政府が信用貨幣と呼ぶ自国の借用証書を発行し、そこに書かれた数字が財源になるという方式です。世界で延々と誤解されていた「お金」の意味を、本来の正し...

  • 洗脳された民意を外圧が溶かす可能性は【情報戦でつぶれた平成日本】

    カルト教団のサリン事件で知られたのが、洗脳やマインドコントロールというだまし方です。洗脳された者も自らを正常な人と思っているのが怖い部分。日本人の大半を洗脳した嘘の例が「国費は国民が負担する」「消費税は預り金」で、国民はまだ正常化できません。洗脳だから。海外から「失われた30年」と呼ばれる経済停滞とデフレ不況は、まだ力強く続く。そして国民は現状を強める方を選ぶから洗脳は怖い。日本の伝統や先祖伝来の無...

  • SNSでの誹謗中傷を法規制する流れ【先進美術館構想とのつながり】

    SNSで激しい誹謗中傷の炎上に加わった加害者が、後にネット報道社に動機を語りました。仲間との一体感にゾクゾクする興奮があったそう。皆でリンチするきずな。この犯罪の中心的な原因はネットだと言われますが、著者は平成デフレ不況が主因だと訴えてきました。日本の国策は、国土全体の価値を下げる貧困化です。「なぜそんなことを?」は簡単な話で、世界は1980年から新自由主義とグローバリズムに染まっています。今の日本は忠...

  • インボイスの嘘を謎解くユーチューバーが増加中【消費税の嘘と複合】

    10月に入るとガクンと気温が6度ほども下がり、セミの声も皆無の朝が続きます。予定どおりインボイスが施行され、日本経済は徹底破壊されるシナリオが進みます。インボイスには複数の目的があり、複数税率で業界ごとに優遇冷遇を変える「アメとムチ政策」の準備が大きい。10%への増税時に新聞社を8%にすえ置いた結果、消費税批判がマスコミから消えた懐柔成功も、動機としてあるでしょう。これつまりナチス方式です。そのインボイ...

  • ナチスに報道機関は親身に味方する理屈【誰も自分が得する側につく】

    現代のナチスが現れ育つと、新聞テレビなどの報道機関は、当然ながらナチス側に味方して、ナチスの敵と戦うようになります。なぜそうなるのか。いや、そうではなく、なぜこの説明が皆にとって違和感があり、意にそぐわないかを問いたいところ。ナチスは絶対権力者なのであり、逆らった新聞社や放送局は抑圧され、幹部や家族が投獄されたり不審死などが待ち受けています。絶対権力というものの恐ろしさを、現代人がよくわかっていな...

  • 自己責任を芸術に持ち込んではだめ【新自由主義は文化をつぶす圧力】

    かなり前の雑誌だかの議論。日本で強盗殺人ではなく、恨みなどで一人を殺しても懲役12年などになる現実を指して、「12年と引き換えに殺人してもよい意味になる」という意見を見かけました。弁護士は反論して「法律はそういう趣旨ではない」と。著者には弁護士こそが机上の論に思えました。犯罪をやる者は法の趣旨を尊重せずに、しかし法そのものは無視せず、利害の計算が行われると想像できます。例の森友事件の公文書開示請求でも...

  • 現代貨幣理論入門の平易で難しい本【現代芸術理論よりも難しいかも】

    著者が常に避けてきた言い方が「僕には理解できません」。非常識な人や物を批判する「全然ダメ」の烙印を押す意図でしょうが、自らの理解不足を暗示してもいます。天動説の信者が、地動説を理解できないまま切り捨てる時も、この言い方だったはず。バツをつける宣告。「俺にはわからないぜ」と言い放ったとたんに、自分の知識や思考力や理解力はそこまでしか届かない、見識の限界を自己申告したかっこう。「それ恥の上塗りでしょ?...

  • 米政府とNASAの宇宙人騒ぎと落語の天狗裁き【結論ありきの思考停止】

    落語の『天狗裁き』は、昼寝していた夫が夢などみていないのに、みたはずだと妻が夢の内容を問い詰める噺です。親友から大家さん、町奉行と、彼を問いつめる者がだんだん大物になってエスカレートし、しまいに天狗様の裁きを受けて殺されてしまいます。よく似ているのが、アメリカ政府とNASAとが、アメリカ国民にUFOに関して報告するあれ。政府は宇宙人との交流も通信もやっていなくて、めぼしい情報を持っていません。なのに国民...

  • 武士のイメージが日本で曲げられた原因【進駐軍のWGIPの一環か】

    江戸時代の士農工商はおよその区分にすぎず、またがっていた人もいたそうです。武士でありながら、畑で作物をつくり商店で売っていた人だとか。その武士という概念は今では世界で、サムライとして日本文化の象徴のひとつになって人気があります。著者が海外美術展を募集だけしていた頃、サムライがテーマの作品展示がドイツでもありました。絵になるアイテムはやはり日本刀で、それでジャパン・フェスティバルでも日本刀の販売店が...

  • 日本人は日本文化や芸術に無関心【二次大戦の懲罰WGIPで洗脳】

    日本人はなぜ自国文化や芸術への知識も理解度もないのか。これは海外へ行った日本人が、よく他国の人から言われるらしい。『源氏物語』を読んだことがないどころか、およその内容も知らない人だらけ。相手国の人が知っているのに、日本人は知らない。当時の普通のOL相当の紫式部のキュートなイメージで、少し前に現代訳本が出て話題になりましたが、それほど広く読まれなかったような。とにかく日本人は日本のあらゆる作品が、あま...

  • 不幸な時代に人気の書籍は不幸へ引っ張る本【どう考えても当たり前】

    日本国民だけでなく世界中の人々が理解できないひとつがこれ。「ある時代によく売れている本は、その時代をつくっている」。つまり好景気が続く時代には、国民を富ませて国力を上げるよう、皆の手を引き背中を押す本が信用され、よく読まれます。不景気が続く時代には、国民を貧しくして国力を下げる本が信用され、よく読まれます。では平成以降の「失われた34年」なる経済衰退と、「デフレ不況26年」の国民貧困化時代に愛好され、...

  • 人類の理想が強いと戦争が起きる【現実から遠いほど不幸は拡大する】

    「あれをこう変えたら、世の中は理想的だ」という何らかのベスト追求が、戦争を起こすという歴史法則があります。「世界を最高にデザインしてやるぜ」が、戦争を呼び寄せるお約束です。宗教戦争もそうだし。共産主義も同様。「理想はこうである」で殺人合戦がスタートし、「現実はこうである」で終戦になるお決まりのパターンです。「理想をかかげてみれば、人権侵害が広がる」が世の現実です。人類の中に天才が現れ、究極の理想を...

  • 『暴動』スライ&ザ・ファミリー・ストーン【平和な表現の裂け目】

    著者は全方位の音楽に手を伸ばしてきましたが、まだ一度も聴いていない著名なアルバムがスライ・アンド・ファミリー・ストーンの『暴動』(1971)でした。ソウル分野のファンク系の走りとされる傑作。色々な評論では「時代の緊迫感が焼け付くよう」的な論調が多い。少し前に当時のLP盤の収録分を聴いてみると、荒れた曲の合間にある温かくハートフルな部分が印象に残りました。ギラギラ、ギスギス刺激的な音に対比させた効果が秀逸...

  • 怪事件が起きるたびに皆が首をかしげ【原因は緊縮財政と消費税】

    平成中盤から日本はテロ多発状態に変化し、令和になってもむごい暴力的な怪事件が連発しています。問題は、なぜこんな日本になったのか、首をかしげる投稿のあまりの多さです。本当に思い当たるものがないなら、ぼんやりしすぎています。世界は日本を「失われた10年」と呼び、2023年現在で延々と34年失っています。22歳で就職した若者はすでに56歳となって、その間経済は下り坂を落ち続けています。キーワードはデフレです。デフレ...

  • 構造改革と規制緩和が破壊的【電動キックボードのレントシーキング】

    著者の本に「憲法を変えるのに賛成か反対か」の質問が無意味な理由を書いています。変えると言っても、どう変えるかで賛成反対も逆になるから愚問でしょう。平成の成長戦略「構造改革」「規制緩和」がそれです。これ現に内容は衰退の促進です。構造改革とは国民所得が減る構造へ変える意味で、規制緩和とは貧困化を防止する規制を取り払う意味です。構造改革の典型例が非正規社員の拡大で、規制緩和の典型例が農薬を規制する濃度を...

  • 今の人気者が今の時代の作者である【好景気でも不景気でもいえる】

    日本を現仕様へ変えた人は、今の日本の顔役たちです。支持者やファンが多い人気者のご意見番や指南役、時の権威者たちです。「この人の話を聞きたい」と皆が思う大物たちが、日本を「失われた34年」「デフレ不況26年」へと保っている人たちです。経済低落中であっても、作者は時の人たちです。日本の今を牽引する者たちが、日本を落としている当然の理屈です。日本経済が延々と上がらず、世界から脱落している最中である現在、日本...

  • レストランの女性店員が皿を連続して割る日【原因は速度オーバー】

    著者が企業にいた頃は好景気で、毎晩仕事仲間と地下レストランへ夕食へ行きました。いつもの女性従業員が、厨房で皿を落として割ってしまい、我々が帰る頃にもまたパリンと落ちた音が聞こえました。「今日は朝から三回目だ、おかしいぞ」と、店長の不機嫌な声も聞こえます。とはいえ食器や急須など磁器類は熱膨張を繰り返すだけで材質が疲労し、いずれ取り替え消耗品です。ただ床に落ちるのが不自然に連続するなら、理由は気になり...

  • 死刑判決日と執行日のタイムラグが大きい日本【美術の審査と似た話】

    日本では死刑判決から6カ月以内に執行する法律ですが、忠実に守ろうとする動きはなく、平均7年半以上と、規定の15倍にも伸びています。最近ネットによく出てくる6カ月以内を遵守せよという声には、簡単に応じてはだめ。動機が時代錯誤の財源論だからです。刑務所の維持費や収容者のコストは公金なので、そのお金を国民が払ったり、社会が負担したりはあるわけがないのです。公金とは追加発行した当該年の自国通貨の増分で、刑務所...

  • 芸術のエントロピー増大と減少【加減で作品充実度が極大化する】

    著者が相当昔に考えた「芸術とエントロピー増大の関係」を、最近また考えることがあります。抽象作品の充実度を左右する大きい要素だからです。エントロピーは熱力学の専門用語で、社会学の分析にもよく出てくる概念です。たとえば家の敷地で造園が完成した時は、樹木や花がきれいに並んで、この状態のエントロピーは小さい。手入れしないで何年も放置すると、全体が雑草に埋もれて花壇と広場の違いもわからなくなり、古墳みたいな...

  • タイタニック号見学ツアーの深海探査船が水圧で分解【国営と民営の差】

    タイタニック号はカナダの東ニューファンドランド島近く3650メートルの深海に沈んでおり、それを見学する潜水艇タイタンが1070メートルの水圧でつぶれ5名全員が亡くなった事故。日本経済の『失われた34年』に無理に話をつなげると、国営と民営の差がカギになります。特に採算を度外視してまで安全を追究する場合、たとえば海軍の潜水艦などは、国営でないと成り立ちません。民営で建造すると採算を気づかい、コストパフォーマンス...

  • 音楽鑑賞用スピーカーシステムの信仰【欧州とアメリカと日本の違い】

    日本の音楽観賞用スピーカーシステムは、1980年代からある工夫に熱中しました。スピーカーボックスのラウンドコーナーです。箱の角を丸く落とす。30センチ3ウェイなら、箱が高68センチ、幅36センチ、奥行き32センチほど。その前面バッフル板の左右を丸く削ってあります。なぜそんな加工か。従来の直方体の角張った箱だと左右の角で奥に回り込む音波が乱れ、音質が悪化する理屈です。全製品がその加工になり、著者も上記サイズのラ...

  • 大型スピーカーシステムをパソコンで聴く不思議【個性が再現される】

    1970年代の日本はオーディオ大国でした。が、1980年代から電器会社のオーディオ部門が撤退し、バブル後に専門企業もイギリスや中国に買収され、ほぼ絶滅しています。家電系なら日立LO-D、三菱ダイアトーン、ナショナルテクニクス、東芝オーレックス、シャープオプトニカなど。専門ブランドはデンオン、サンスイ、パイオニア、トリオケンウッドなど。超ド級メーカーで思い出すのがスタックス、ケンソニックのアキュフェーズ、ゴトー...

  • 民主主義は利権の取り合いが正しい態度【既得権は実は善だった】

    日本で民主制は根づいていないと言われますが、実はその逆です。江戸時代から民意は比較的通っていた面があるし、天皇の位置づけもうまくはまり、さりげなく民主的に近かった。それよりも現代になってから、新たに民主制への理解度が下がった感じが強い。認識不足のひとつは「多数決の原理」です。本来のルールは、少数意見が優先的に通りはせず、退けられ切り捨てられるのが正当。利権を取り合う場として間接民主制の代議士を立て...

  • 新自由主義では技術伝承が途絶え国が滅ぶ【ディープ・ステート序論】

    昭和のベストセラー『ジャパン・アズ・ナンバーワン』(1979)のように日本が経済成長した原因は、西側国のケインズ主義経済を追い風に、日本に顕著とされる「集団主義」「協調性」がイノベーションに有利にはたらいたからです。伝統的なチームプレイ。なのに平成は『失われた30年』の34年目を今も続け、経済低落と貧困化でボロボロなのは、西側の新自由主義経済を追い風に、日本が苦手とされる「個人主義」「自己責任」で江戸から...

  • 組織のトップは孤独に追いやられがち【社長は孤立し空転しやすい】

    著者は若い頃から企業のトップを敬遠したりせず、わりとよく話をしたものです。というのは、人間の一人一人は特別な存在ではなく、共通した感覚でみんなが同じように思考し、普通に煩悩も持ち、たいしたものではないと見込んでいたせいもあります。釣りバカ日誌的ではなくても、何かを切り口に話題を持ちかけることが多かった。そして実はどの企業でも、トップは孤立して浮いてしまいがちなのです。理由は、上の人間なのでよそ者み...

  • 仕事ができない人の特徴力説の多さ【平成デフレ不況の原因不明状態】

    ネット動画に多いひとつが、だめ人間を糾弾する啓蒙方向の話題です。『仕事ができない人の特徴6つ』だとか。主張者は不景気の時代に生まれた若年が多く、平成大不況の「失われた34年」にイライラし、労働者の無能を原因とみている自称エリートたちです。しかし不況の原因を働き方だとした時点で、現代世界の構造をつかめていません。社会経済の起点は日本は1947年、世界は1979年です。日本のデフレ不況は、1997年4月1日に始まる緊...

  • 経済大国は国産品を多くそろえた国だった【日本が世界一有利なはず】

    人口が多い国ほど経済大国になりやすい理由は、大勢が働いたかせぎの合計が多いからではありません。理屈は似ても、メカニズムは全く違います。正しい道理は、働く人が多いほど国産の物やサービスの量と質が上がるから。国産品が豊富な国では、国民が爆買いしても商品が枯渇しにくい。品切れしない国ではお金の価値は落ちない。すると政府がお金を多く発行できます。政府支出は企業の投資やイノベーション開発に使われ、さらに生産...

  • だまされて生じるだまされまいとする心理【郵便局でやられ戻れない】

    だまされている人に「あなたはだまされている」と教えると何が起きるか。だまされていた期間が長いほど、「だまされてなどいない」と抵抗する心理が起きてしまいます。これは未練がましさなのか。著者は昔少年雑誌の巻頭特集「シールがすごい」を見て、通販で購入したことがありました。オートバイのイラスト図のシールなどとともに、足跡のシールも買いました。「長さ30センチの特大の足跡」と大書きされていました。しかし届いた...

  • 日本を変えましょうというワナが流行【殺し文句は“前進せよ”】

    統一地方選挙が終わりましたが、公約のダマシ文章はすぐわかります。たとえば「日本を変えましょう」は「皆さんを幸せに変える」ではありません。「国を変える」とは、よその大国に主権を明け渡す意味です。地元民が不幸を飲む意味。痛い目にあうことを容認させる意味の文言が、パンフにちゃんと書いてあります。この種のスパイ工作的な候補者が増えた原因は、一語で説明できます。新自由主義です。新自由主義経済とは国のセキュリ...

  • コオロギと生魚のさしみの違いを考える【民族の先祖の研究成果】

    レントシーキングのコオロギ食が異様に浮いている理由は、生魚の論理でも十分推測できます。にぎり寿司や旅館の夕食に出る魚介のさしみ類は、限られた魚種ばかりだと気づいている方は多いでしょう。魚介図鑑に出ている魚も、生で食べないものがずっと多い。先祖があらゆる魚を生で食べてきて、問題があったものを食べる対象から外してきたからです。食べてすぐ毒にあたり、寄生虫にやられる場合はともかく、長く食べ続けて支障があ...

  • 国の経済でいう需要とは何か【絵画の需要がないから市場が小さい】

    世界が経済成長する間に日本だけが経済衰退し続けた「失われた34年」は、GDPの横ばいとマネーストックが増えないレア現象です。実質賃金が低下した。この国力減退は「需要の縮小」が原因だと表現されます。需要が小さいとは、どういう意味でしょう。「需要と供給」と対になる語があり、何となく難しい印象を受けます。実は簡単で、需要とはお金の量、供給とは商品の量です。「日本は需要不足」とは、国民のサイフが軽い意味です。...

  • 【高齢者は集団自決】美術の老害とは違うテレビ評論家の国際戦略

    美術と老害というテーマで本に書く予定で、まだ情報集めの段階です。「高齢者は集団自決!」と主張する経済学者は国民に大人気で、テレビのレギュラー的な地位を得て、国際会議への招待も決まったそう。日本を壊す外国移住国民が、なぜ国際的に評価されるかは単純な話で、世界は常に上位の目標テーマを持ち、1989年のベルリンの壁崩壊の年から、資源大国ソ連と科学イノベーション大国日本を解体し、分割統治に変えるコンセンサスが...

  • 国会で議員たちが何人も寝ている風景【会議にたいくつする内閣事情】

    金余りとは逆の情況なのに増税し続ける政策に対し、国民は「苦しい」とは言いますが「間違っている」とは言いません。みんなで税金の機能を誤解して、他国と逆をやっているとも気づかず、正しい文句も言えずに現状に甘んじています。国会議員が居眠りするケースでも、居眠り議員に税金を返させる要求は筋違いで、議員の歳費は公金と呼ぶ追加造幣分です。この税の話はやめて、議員たちの居眠りに戻ります。寝ている国会は大学の授業...

  • 世界は複雑なのか単純なのか【経済学が芸術学より浅い理解になる謎】

    「物ごとは思ったより複雑だ」という説と「思ったより単純だ」という説は、多くの事物に両方とも同時にあてはまります。矛盾したかのようにみえます。複雑怪奇かつ単純明快。典型例が国の経済成長です。「思ったより複雑」がいえるのは、国の財源は実は通貨発行権であり、お金を発行できる上限は国産品の総量で決まるのです。ところが通貨を払って開発すれば、国産品は増加します。因果が循環します。好循環か悪循環か。自動補正は...

  • 日本の報道は縮小・解消・廃止ばかり【小さくなる話題が延々と続く】

    「最近のニュースは暗い話ばかりだ」の声は、事件や事故のネガティブな話題を指すのでしょう。それより多いのが企業の縮小、削減、撤退、中止、切り離し、倒産、廃業、解散。今年で最後になるとか幕を降ろすお知らせ。消えるか減るか小さくなる、終わる話題ばかりです。今と逆の時代もありました。1985年の内需拡大と、1995年のパソコン景気がそう。前者は『リゾート』、後者は『Widows 95』がキーワードでした。何かを、試す、手...

  • 組織に加わると個人のレベルは上がる【個人主義や能力主義は逆効果】

    日本のデフレ不況は、緊縮財政と消費税増税で通貨削減して、一人一人の所得をわざと減らした現象です。その初期のプロセスで、個人主義と能力主義を強いて、人事評価も能力給や目標達成制度などへ改革しました。この脱日本のススメで、企業業績は落ち外資に買収されました。動物のオリや虫かごに入れるエサに相当する通貨を削減した上で、内部をどういじっても死滅が約束されて当然です。そこに「個人ががんばれば全体が大きく成長...

  • 東日本大震災をからかう高校生【ミクロとマクロの視点で考える】

    『東日本大震災の犠牲者を笑う高校生の

  • しもやけが重度の凍傷になっても冷やし続ける?【デフレ不況の日本】

    日本の景気に関し『凍傷の寓話』をあちこちに書きました。出版本にもあります。「軽いしもやけが少しずつ重い凍傷へと進行した。この時、人はどういう解決法を試みるか」というエピソードです。軽いしもやけ程度が、なぜいつまでも治らないのか。患部を水で冷やし続けているから一向に治りません。停滞をみた日本人はどう解決しようとしたか。水ではなく氷で冷やし始めました。当然ながら、中度の凍傷へと悪化したのです。症状がさ...

  • テレビを見ない若者と嘘だらけの報道【ネットにも伸びた検閲の手】

    テレビを見ない持たない若者が増えた理由は、ネット情報で足りるからだけではないようです。テレビに嘘が多いからだという。ひとつは虚偽情報の流布で、一例が「高齢化で国民の負担が増えるからもっと増税が必要になる」の耳タコのフェイク報道です。国の出費を国民が負担する時代は1973年に終わりました。政府が国民に通貨を供給し、食わせ養っていく方式に完全に入れ替わったのです。国民が負担すると考えている人は、もはや生き...

  • 寒い毎日の2023年2月に地球寒冷化は禁句【SDGsで統制済み】

    あらかじめ情報を知っておいて助かった体験は普段もよくありますが、先に怪情報や偽情報を仕入れてしまう失敗もあります。2023年2月は変に寒い毎日が続きましたが、地球寒冷化の報道はなかったのでしょう。地球温暖化説を先に吹き込まれているせいもあります。洗脳効果で卑近な例は、ロシアウクライナ戦で生じた物価上昇を誤導した経済論でした。「日本もいよいよ物価が上がり、嬉しい好景気になりました」式の誤報がラッシュでし...

  • 代議士制の選挙制度と民主性の実現【アートフェア方式は民主制だが】

    今日本で起きている「世界でまれな貧困化」は、国民が選挙へ行かなくなったせいで起きています。1980年代から「このままでは政治不信が起きる」が野党の決まり文句でしたが、すでに起きた現在この言い方は陰をひそめています。選挙には必ず固定票や組織票という、あまり変動のない確実な支持者の得票があります。大きい争点があれば支持政党のない浮動票が増えて山が動く現象が起きます。浮動票たちが、政治の無策にあきれて背を向...

  • 日本経済を悪くする犯人はこいつさ【当代の権威者が時代の作者】

    最近おもしろい議論の動画が出ています。日本がなぜ経済成長しないのかが議題ですが、どうすれば日本経済が上向くかで、売れっ子有名評論家が「僕にはわからない」と言い出します。挑戦者は「僕にはわかり、それは通貨のばらまきだ」と唱えるのです。もちろん有名評論家の言うことは間違っており、挑戦者の言うばらまきが正解です。何しろ日本以外の全ての国がすでにやってインフレ好況に改善しており、唯一日本だけがばらまきを断...

  • 60年償還ルールのは日露戦争の名残だった【貧困と劣化の時代】

    世界がインフレ好況で好景気の中で、日本だけがデフレ不況で不景気です。女性と子どもが貧困で飢えている現象を「失われた30年」とも呼びます。2023年で34年目に入ります。その起点はベルリンの壁崩壊の1989年です。1989年は日本だけの大きい変化が複数ありました。たとえば平成元年と、消費税導入です。三つの中で日本にとって最大の致命的自滅は、消費税だったと今になって発覚しています。税金は財源でないのに、財源と見立てた...

  • 高齢者は各地の市街地をつくった【我々は社会基盤を残せるのか】

    最近、高齢者が多く集まる場所に顔を出したのですが、真っ先に思ったのはこれでした。「市の中心街をつくったのがこの人たちだ」と。人類も生物である以上は、今日よりも明日が繁栄するよう子孫に宝物を残します。ひとつが都市。宝物がお金だと考える人は、別に馬鹿とか無知ということでもないのですが、よくある間違いなのです。というか嘘を教えられています。子孫に残す財産とは、社会基盤、インフラストラクチャーです。たとえ...

  • 子どもを大事にしてきた日本【新自由主義の文脈で児童虐待】

    緊縮財政とは、故意に自国通貨の発行をサボタージュして、国民所得を下げる統治法です。消費税増税は、付加価値(利益分と内部人件費)に課税し、国民所得を吐き出させ、企業の業績を下げる統治法です。日本だけで起きているデフレ不況の直接原因が、これら二つです。日本で続けられている理由は、国民がお金の意味を勘違いしているからです。国民は金庫にためた一万円札で国が運営されると思い込み、お金が減らないよう経済の動き...

  • コストプッシュ型インフレと美術家【物価は上がり賃金は下がる】

    日本で起きている物価上昇を「インフレ」と呼ぶのは、今や全く間違いといえるものです。というのは、インフレには二種類あり、良性のデマンドプル型インフレと、悪性のコストプッシュ型インフレは、善悪が正反対だからです。良性インフレは、自国通貨のばらまきで生じる買い物ブームで、製造者や店が強気価格に値上げする現象です。儲けは多少でも従業員に還元され、所得が上がります。悪性インフレは石油や小麦の原価が上げられ、...

  • 進駐軍が焚書した書籍が話題に【日本古来の伝統と文化を見直す契機】

    すでに知られるように、戦後の日本人は左翼思想を叩き込まれました。共産主義思想がまず支持され、その後アメリカのマッカーシーの赤狩りで逆転して反共思想へ。反ソが基本で今に続きます。左翼思想の洗脳で功を奏したのが、進駐軍による焚書です。日本中の出版社、書店、図書館などから特定の本を没収し焼却し、読み継がれるのを阻止して日本人の脳内に情報を入れまいとした歴史です。年月経て調査が進むと、どんな本が連合国に不...

  • 自分に似た人が世界に3人いる?【違いを見分ける目が育つ不思議】

    世界には自分と見かけがそっくりの人があと2人いて、計3人がほとんど同一人物に見えるという説があります。これを聞いた方は、疑問に思われるかも知れません。なぜ20人や1700人ではなく、わずか3人なのか。それは一人一人の顔が非常に異なっているからでしょう。スポーツ選手なども集まってみると、ウリ二つの人はほとんどいなくて、互いにかなり違う顔です。一人を見ていると納得がいっても、別の人を見るとものすごく違います。...

  • ツイッタートレンド#税は財源ではない【#政府の赤字はみんなの黒字】

    美術は好景気のシンボルであり、景気上昇のうねりの初段に、アートの活発化が起きる傾向が美術史にみられます。商業の膨張に連動した西洋ルネサンス運動もそうでした。今の日本はちょうど正反対で、34年目に入ったデフレ不況でアートから去る人が続出します。著者は海外美術展に参加された会員様に正月の年始メールを送っていますが、やはり返信があるのです。「美術をやめましたので今後はメールはいりません」と。やめる理由は、...

  • 美術の傑作はどうして生まれるのか【神が降りる確率も偶然】

    著者の本が美術評論の本と多少でも違うのは、ソース源が美術を作る側の人間だという点です。評論に多々みられる、憶測や空想した部分を言葉でつないで、机上でまとめた美文とは違います。作品を作る者の心理描写も、作家から聞いた話が多い。時には自身の事情を告白し、制作者の心の内まで入り、時にしつこく核心に迫ることもあります。絵や彫刻を作らない評論家が書いた本よりも、整然としていないでしょう。たとえば傑作絵画が生...

  • 超能力と手品をいっしょにしないでの要望【経済にだまされる日本人】

    ネット動画に手品の種明かしがよくあります。視聴者からのコメントに「人間不信になった」との不可解な声がありました。その人は、かつて知人がスプーンを曲げたのを見て、超能力だと思ったそう。動画を見て初めて、超能力ではなく市販の手品道具だったと知ったのです。知人は手品であることを隠して、僕に超能力だと思わせ続けた。嘘をついて平然としていたその態度が、今になって腹が立って人間不信に陥ったという声です。この訴...

  • 防衛増税と国民の責任を言い出す一億総逆走【税は財源ではない】

    「国の経費は国民が負担する」式の日本の常識は世界の非常識で、この宗教的な曲解で「失われた30年」が延々と続いています。残り12日で34年目に入るのも確定済み。お金を発行すれば犯罪になる国民が、政府にお金を進呈する発想は狂っています。発行できない者が発行者に、発行物を与える悪い冗談です。版画で考えれば、お客でなく作者が供給するに決まっています。母が子に飲ませる母乳を、子が母に与えるという日本財政の異常さ。...

  • 映画『2001年宇宙の旅』を分析する鑑賞【意味に正解はないのに】

    映画『2001年宇宙の旅』は、有名俳優が出ていないことでも有名です。一人生き残ったボーマン船長役のキア・デュリア氏も、宇宙船外で暗殺されたプール副操縦士役のゲイリー・ロックウッド氏も、現在も存命で伝説化していません。映画は伝説化し、二つの謎解きが今も続きます。「人工知能のHAL9000はなぜ暴走したか」「ボーマン船長に何が起きたか」。著者は学校の特別講義で、レーザーディスクのスクリーン映写で見ました。でもこ...

  • 画集をひとつ出版しました【まだまだハードルがあり整備が必要】

    12月に入ってすぐ、一冊の画集をAmazonから出版しました。電子書籍を作る手間は、活字本よりは画集や写真集が多く、画質の加減や裏ワザ的な技術の実験も必要で、先延ばしにしていました。結局活字本の6年遅れでやっと試しました。画集を作れるソフトは様々あり、今回はソフトを5種類使っています。ところが入稿データをページ順に並べる専用ソフトは、市販でないせいもあり不具合が目立ち、何度も立ち往生しました。バグが出る法則...

  • 音楽のメロディーの枯渇は明らかに起きている【創造のニッチ化】

    イタリア製西部劇をアメリカではスパゲッティー・ウェスタンと言い、日本ではマカロニ・ウェスタンと呼びます。アメリカの西部劇との違いは、ならず者集団のむごいリンチのシーンを含んだり、おたずね者を始末する賞金かせぎの多さ。『怒りの荒野』の短縮版を見ました。この映画のジャンルが言われるのは、サウンドトラック曲の良さです。傑作曲が集中しています。そして1960年代の映画を見回してみれば、音楽が光るものが多い。19...

  • 芸術は勝ち負けでなく異質を許容する文化【選択と集中だと衰退】

    報道でよく耳にするのが「技術革新の産業に政府が支援して、イノベーションを起こして経済成長させよ」の声です。この思想が「失われた30年」を生んだ失敗の巻なのに、今も同じことを言っています。「選択と集中」を国策とするのはなぜ間違いか。競馬の勝ち馬はレース前には不明だからです。どれが勝つかわからないのに賭けても、賭け事です。国にとっては当たりを多く出せばよいから、全産業の全企業に支援するのが得策です。EV車...

  • イーロン・マスク氏のツイッター改革【電気自動車が売れる背景】

    電気自動車の先端企業テスラ社のイーロン・マスク氏がツイッターを買収し、大改革を始めました。すでに日本側も解雇が始まっているとか。ツイッター社を買収した動機は、赤字企業を安く買い、黒字にして売却するM&Aビジネスです。ツイッターの低迷は、サービスツールの性能の行き詰まりもあるでしょうが、SNSの主催企業に特有の、表現の自由と検閲の問題が影を落としています。典型が米共和党トランプ大統領のアカウント停止で、米...

  • 選択と集中で企業にイノベーションさせる無理【コンテスト展の限界】

    報道でよく耳にするのが「技術革新の産業に政府が支援して、イノベーションを起こして経済成長させよ」の声です。これで「失われた30年」が起きたのに、今も同じことを言っています。「選択と集中」を国策とするのはなぜ間違いか。競馬の勝ち馬はレース前には不明だからです。どれが勝つかわからないのに賭けても、賭け事にすぎません。国にとっては当たりを多く出せば勝ちなので、全産業の全企業を支援するのが得策です。EV車とHV...

  • 国債60年償還の廃止を与党が提案【二次大戦の敗戦の罰ゲーム】

    与党で国債の60年償還ルールをなくす提案が出ました。60年償還とは、実は日本の美術が育たない理由でもあるし、同じ理由で防衛力を手薄にして、他国の侵入や侵略や領土奪取をやりやすくしています。60年償還ルールとは何か。芸術よりも簡単なのか。1997年以降の日本が世界で唯一デフレ不況で衰退途上なのは、国債発行を減らす緊縮財政と、発行済み通貨を減らす消費税が原因です。風呂でいえば、蛇口を細くし、底の栓を全開した状態...

  • あくびは今も謎に包まれている【迷信が教育現場で広められた例】

    「話し相手があくびをすると腹が立つわ」という人がいました。あくびはたいくつな時に出る不真面目な態度だと解釈して、腹が立つという。その人は「夜に家がミシミシ鳴るのは幽霊のしわざでしょ」と長く思っていたそうです。夜の家鳴りは、気温が冷えて、昼の暖気で膨張していた建材が収縮し、ずれる時の摩擦音です。晩秋の曇天で、急に日光が差すと盛大に鳴ります。著者がこれを子どもの時から知っていたのは、小学校低学年の時に...

  • フェイク情報にだまされるな論【元寇の神風は嘘だとわかる?】

    世界中のロック音楽によくあるのが「世界は嘘だらけだ」の歌詞です。ジョン・レノンもそんなことを語っていたようでした。嘘だらけとは「10個のうち3個も嘘がある」どころか「10個全部が嘘なんだ」という絶望的な意味で言っています。なぜ現実世界でそんなことが起きるのか。ひとつは、情報伝達の難しさであり、いわゆる「伝言ゲーム」となって変容が起き、強弱が変えられたり、削られたり尾ひれがついたりで、どんどん別の話に作...

  • 読書と美術鑑賞は繰り返せば理解が早い【ヒトの脳のはたらき】

    小説などは別にして、学術系や知識系の読書は、論理矛盾をかかえています。知識不足だから、知識を得るために本を読むわけで、知識不足で意味を読み取れない悪循環が起きます。そこで同じ本を何度も読み返したり、回数を増やしたり類似書籍を多く読んで理解します。この時、脳は想像力を発揮します。たとえ話から類推したり、話が飛んだ部分を連想で埋めたり、三段論法で答を出したりもできます。哺乳類でも一部にしかできない創造...

  • 世界は全体主義へと急速に進んでいる【国民投票も目印のひとつ】

    全体主義とは、一思想で社会を統一する動きを言います。反対語は個人主義で、個人主義の反対語は社会主義です。秩序と調和を求める日本の道徳に社会主義的な面があるせいで、日本人は混乱するのです。平成日本の全体主義は、緊縮財政と消費税増税で起きました。1929年の世界大恐慌以降に世界は激しく貧困化し、日本で若者が国の改革を望んだ2・26事件から二次大戦へ続いた、あの時代をトレースしているのが令和日本です。その表れ...

  • 貨幣のプール論の肯定プロパガンダ【お金の量と価値は反比例?】

    最近、マイクロソフト社の検索サイトBingで『貨幣のプール論』が最上位に固定されていました。『貨幣のプール論』とは、お金を総量一定のゼロサムとして、通貨発行を無視した間違った思想です。それを正しいとする誤導フェイクを、検索サイトが定説と認定したミスです。同じ論が検索上位に並び、全て同一ブログです。犯人は大手企業トップで、日本経済復活を阻止しようと、問題を日本人がネットから学べないようにして、誤認識を改...

  • NFTアートは詐欺的だ論も確認しよう【芸術の高尚さに乗じた講か】

    NFTアートの情報を見ると、すぐに気づくことがあります。暗号資産のイーサリアム売買市場にエントリーするなど、条件が変です。金融資産の世界になっています。かんじんな部分の説明がなくて、手軽に儲かる話へ飛んでいて。これは詐欺のあるあるパターンを感じさせます。NFTアートは落とし穴だらけで、まず他人の絵をパクッて登録できて、最初のオーナーを名乗れます。登録データは確かに一人だけが所有可能でも、バージョン違いを...

  • NFTアートは新しい美術の売買になるか【メタバースとセットの話題】

    NFTアートが話題です。Non-Fungible Token、非代替性トークンという意味。こちらに問い合わせもありました。NFTアートは、ビットコインで知られるブロックチェーンという、履歴を追跡する仕組みがあって、作品が誰の所有なのかが保証されるというふれこみです。イラストや絵画をデジタル画像にして誰でも作って登録できます。そのためのソフトがいくつも用意され、従来のドローソフトやペイントソフトも、NFT向けのコマンドを追加...

  • 高齢者はなぜ保守的になるのか【老害と若害が対立して国家破壊】

    高齢者が保守的になる理由は、人生経験を通して世の原理を知るからだと推測できます。ここで言う保守的とは、安定した国家基盤を守る意味ですが、もうひとつの大事な法則である「民族の変身はできない」事実を思い知るからと考えられます。たとえば平成令和の日本改革は「昭和を捨てて日本をリセットしよう」です。日本人の国民性を根底から変えて、欧米ふうの性格になろうとしました。互助の精神を捨て個人主義に徹し、貧富の差を...

  • #税は財源ではない がツイッターのトレンド入【ガリレオ賛同が増えた】

    #税は財源ではない がツイッターのトレンド入りしたそうです。1989年のベルリンの壁崩壊、その平成元年からの失われた33年の原因は、消費税導入でした。「日本経済の低落は企業の改革不足だ」はデマで、通貨を故意に削減すれば一人あたりの所得は減る道理です。所得倍増はお金を2倍刷れば実現し、現に他国は皆やっています。なのに日本だけが逆走の増税を延々と続けるのは、税金が財源だと皆が信じているからです。税金とは多すぎ...

  • デジタル版画の通販サイトを計画中【海外にしか販路がない】

    海外向けにデジタル版画を通販するサイトを計画しています。最近強く感じたのは、サイト側に画商がいない点です。つまりアート通販サイトに売る態勢がなく、まるでアフィリエイト業者であるかのような限界を感じました。日本国内の美術通販サイトは2000年代前半には多くありました。後半にどどっと消えたのは、売れないからです。平成日本で美術が売れない理由は二つ。ひとつは芸術と縁遠いまま来てしまった国民、もうひとつは1990...

  • ゴルバチョフ元ソ連大統領の訃報【日本で米国製版画が売れまくりの頃】

    2022年8月31日にゴルバチョフ氏が亡くなり、これから論文が多く出るでしょう。ゴルバチョフ氏はソ連共産党書記長を経てソ連で最初で最後の大統領となり、ペレストロイカとグラスノスチで西側と交渉し、次のエリツィン大統領がソ連を解体しロシア国へ戻しました(1991)。これで東西冷戦は終結ですが、西側国はロシア国民の「よい暮らしを」ができないように動いて、今のロシアウクライナ戦争につながります。裏切りが闇なのは、西...

  • ゴミみたいな弁当という表現【高校の登山の食料を思い出した】

    警部補が部下の警官が持参した愛妻弁当を「ゴミみたい」と言ったパワハラ以外に、拘置者の弁当の予備を常習的に食べていたとして依願退職した珍ニュースがありました。パワハラも弁当パクリも、平成のデフレ不況らしい光景です。弁当で思い出すのは、高一の時に一学年500人前後で行った大山の登山です。10台ほどのバスで長時間走り、ふもとに着いた日は雨。翌日の登山予定日は終日雨で、旅館に閉じ込められて。最終日、あきらめて...

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