人は生まれながらに平等か。 そう言われれば、 「平等なわけないじゃん」 というのが正直なところ。 生まれた時点で裕福な家
読書好きによる書評・紹介サイト。ときどき本から学んだことも発信。本はジャンルを問わず大好きです。読まず嫌いがないように何でも読みます。目指せ年間100冊!
嶋中潤さんの『ここでは誰もが嘘をつく』のあらすじや感想を紹介していきます。医療刑務所で働く医者を主人公とした物語です。刑務所なので患者は犯罪者ばかり。中には殺人や、大規模な詐欺をした人もいて、反省すらしていない人も。そんな中で、治療をすることってどんな意味があるのかと考えさせられます。
斜線堂有紀さんの『回樹』のあらすじや感想を紹介していきます。斜線堂有紀さんといえば恋愛小説のイメージが強かったのですが、SFを書いてもかなりすごい。発想力が豊かで、どこからこんなストーリーが生み出されるのかと驚嘆します。6つの短編からなる作品です。
【5分でわかる】ゲーテ『若きウェルテルの悩み』あらすじと感想。
ドイツの文豪・ゲーテの『若きウェルテルの悩み』のあらすじや感想を紹介していきます。婚約者のいる女性に想いを寄せるウェルテルの若者特有の熱情を見事に描いた作品です。叶わぬ恋に落ち、絶望から最後は自殺を図るウェルテル。当時、自殺者が急増したことから社会問題にもなった名作です。
難解!絶望と自己と関係と。キェルケゴール『死に至る病』解説。
キェルケゴールの『死に至る病』の解説や感想を紹介します。『死に至る病』は、「死に至る病とは絶望のことである」と、「絶望とは罪である」の二編からなる哲学書です。キリスト教の教義にも触れた内容であり、かなり難解に感じると思います。
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人は生まれながらに平等か。 そう言われれば、 「平等なわけないじゃん」 というのが正直なところ。 生まれた時点で裕福な家
汽水域という言葉を聞いたことがあるだろうか。 汽水とは、海水と淡水が混在した状態の液体のことをいう。 海に近い河川や沿海
アイドルというと、恋愛禁止みたいなイメージが昔からつきまとうもの。 実際にファンからすると、推しに特定の恋人がいたら気持
鯨井あめさんの『白紙を歩く』のあらすじや感想を紹介していきます。主人公は女子高生の二人組。ふだん接点がなさそうな陸上部のエースと、小説家志望の地味な生徒。好きなものも考え方も違う二人だからこそ、出会ったことでこれまでと違う視点が見えてくる。人生とはなにかと考えさせられる一冊です。
小説現代長編新人賞の一次選考を突破した経験を記載します。これまで落ちていた作品と何が違ったのか。自分なりに考えたことを紹介します。新人賞は作家になるために誰もが通りたい道。小説家を目指す人の参考になればと思います。
日本の文豪を挙げればきりがありません。夏目漱石、森鴎外、芥川龍之介、宮沢賢治、太宰治、川端康成などなど。名作も多く読みたいと思っても数も多く、なかなか全部を読むのは大変ですね。ここでは私が読んできた作品を少しだけですが紹介していきたいと思います。
どうにも不可思議な小説のようなエッセイのような1冊と出会いました。 今回紹介するのは小川哲さんの『君が手にするはずだった
先日、犬が含まれた小説を紹介しました。 犬と言えば次に来るのは当然、猫ですよね。 ということで本日は”猫”を描いたおすす
犬っていいですよね。 撫でていると時間を忘れてしまうし、散歩している人がいればついつい目で追ってしまいたくなります。 小
小説のタイトルってすごく重要! どの小説を読もうかなって迷っているときに、秀逸なタイトルに出会ったらつい手に取ってしまい
ミステリーの定番であるクローズドサークル! 雪の山荘とか、孤島の別荘なんかが浮かんできますよね。 綾辻行人さんの『十角館
2004年から始まった本屋大賞。いまでは本好きたちが注目する人気の文学賞の一つとなりました。書店員が選ぶこの一年で最も面白かった本。だから、どの年の受賞作を読んでも、間違いなくおもしろい。その中でも私が読んできて特におすすめな小説を紹介していきたいと思います。
神尾水無子さんの『我拶もん』のあらすじや感想を紹介していきます。『我拶もん』は第36回小説すばる新人賞をW受賞したうちの一冊です。江戸時代の陸尺という駕籠持ちを主役にした珍しい小説。時代の雰囲気も良く出ていて興味深く読むことができます。
斜線堂有紀さんの『恋に至る病』のあらすじや感想を紹介します。ラストの4行の衝撃とも言われる作品で、読んだ人によって解釈が変わるのも魅力の一つです。「誰一人として愛さなかった化物か、ただ一人だけは愛した化物かの物語」。あなたならどちらの解釈をしますか。
斜線堂有紀さんの『本の背骨が最後に残る』のあらすじや感想を紹介していきます。これはかなりSFな短編集です。そしてちょっとぞくっとするものがあります。描写も人によってはきついなって感じるかも。とても変わった世界を感じさせてもらえます。
須藤古都離さんの『ゴリラ裁判の日』のあらすじや感想を紹介していきます。第64回メフィスト賞を受賞したデビュー作になります。ゴリラに限らず、動物が人間と同じだけの知能を有して、意志疎通ができるとしたらどうなるのか。それはただの動物と言えるのか。
純粋なだけではやっていけない。 良くも悪くも、いろんなことに悩み、ぶつかり、時には傷つけて成長していく年代だよなって感じ
『君の膵臓をたべたい』を始め、人気作をいくつも世に送り出している小説家の住野よるさん。その中でも特におすすめの小説を5つ紹介します。少し癖のある作品が多いですが、いずれも考えさせられるものがあって、ストーリーも楽しめつつ、自分の人生を考えさせられます。
荒木あかねさんの『此の世の果ての殺人』のあらすじや感想を紹介していきます。第68回江戸川乱歩賞を受賞してデビューした作品になります。隕石の衝突による地球滅亡が近づく中で起きた殺人事件。なぜ犯人はいま殺人をしたのか、犯人とその動機を追っていきます。
住野よるさんの『腹を割ったら血が出るだけさ』のあらすじや感想を紹介していきます。本作の中では、『少女のマーチ』という小説が登場します。主人公は自分を偽って、周りに愛されるための行動を取り続ける女性。ある日、この小説の登場人物そっくりの人を発見し、その後、小説と同じような場面に遭遇していきます。
神尾水無子さんの『我拶もん』のあらすじや感想を紹介していきます。『我拶もん』は第36回小説すばる新人賞をW受賞したうちの一冊です。江戸時代の陸尺という駕籠持ちを主役にした珍しい小説。時代の雰囲気も良く出ていて興味深く読むことができます。
斜線堂有紀さんの『恋に至る病』のあらすじや感想を紹介します。ラストの4行の衝撃とも言われる作品で、読んだ人によって解釈が変わるのも魅力の一つです。「誰一人として愛さなかった化物か、ただ一人だけは愛した化物かの物語」。あなたならどちらの解釈をしますか。
斜線堂有紀さんの『本の背骨が最後に残る』のあらすじや感想を紹介していきます。これはかなりSFな短編集です。そしてちょっとぞくっとするものがあります。描写も人によってはきついなって感じるかも。とても変わった世界を感じさせてもらえます。