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モウズイカの裏庭2 https://blog.goo.ne.jp/mouura2

数年前から主に東北の山歩きをしています。ピークハンターではなく、花や景色をじっくり愉しむタイプの山歩きです。

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2020/02/08

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  • 鳥海山の紅葉はどうだろう。(2014年9月27日)

    (本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)前週に月山や秋田駒ヶ岳に行ったら、紅葉が始まっていた。鳥海山の紅葉もそろそろ見頃かなと思い、9月27日に行ってみた。天気は好く、眺めもすこぶる良好だったが・・・紅葉は(´π`;今ひとつという感じ。秋に何度も登っているという登山者に聞いても、鳥海山で奇麗な紅葉を見たという話は出なかった。いつもなら鉾立から歩いて出会った順番に風景を紹介するところだが、今回はいきなり終点に近い御浜、それもお鍋ちゃんから。(早朝の鳥海山は鉾立から登ると、逆光で景色が見えにくい。今回は太陽高度の上がる御浜まで撮影を我慢した。)めんこい鳥海山=鍋森1652m鍋森の右に屏風のように連なる山は笙ヶ岳、二峰、三峰。お鍋ちゃんと鳥の海との位置関係はこのようになっている。御浜より...鳥海山の紅葉はどうだろう。(2014年9月27日)

  • 禿岳でちょっと珍しい花を見た。(2021年9月15日)

    不要不急の県外往来は避けるよう言われて久しいが、今回は秋田で見られないちょっと珍しい花が丁度今咲いてるようなので、敢えて禁を破り、宮城山形県境にある禿岳に行ってみた。なお禿の読みは「はげ」ではなく、「かむろ」だ。近くに神室山が有り、紛らわしいので、「はげかむろ」と呼ぶ人も多い。このお山、晴天ならば、とても眺めのいい山だが、15日の朝は帽子=雲をかぶっていた。登っているうちに晴れて来るだろうと楽観的に解釈し、花立峠から登山開始。花立峠の登山口から禿岳を望む。今回の非合法マップ歩き出してすぐ、まずはオオナンバンギセルの残り花。次いでセンブリがいっぱい。オオナンバンギセルの残り花センブリ一合目付近のブナ林林の中に花は皆無。唯一、咲いていたのはギンリョウソウモドキくらいだった。ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ...禿岳でちょっと珍しい花を見た。(2021年9月15日)

  • 初秋の早坂高原を駆ける。(2011年9月15日)

    (本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)9月下旬以降は本業が忙しくなりそうだ。少なくとも二週続く連休は全滅の予定。ならば休みの取れるうちにと、急遽9月15日の木曜日に休みを入れてみた。運のよいことにその日は晴れた。今年の恒例行事になった半月ごとの某高原参りに行ってみよう。9月15日の早坂高原、さすがにオミナエシの花は終わっていた。花は終わっても、黄色味はしばらく残る。それは茎のような花軸も黄色味を帯びているせいだ。今の季節はこの花の持つシースルー効果がいかんなく発揮されている。次いでミソハギの草紅葉だが、お気づきだろうか。中ほどにオミナエシが立っている。ミソハギツリガネニンジンこのように前面に有っても、背景の植物や風景が透けて見える状態を『シースルー効果』と言う。ツリガネニンジンも...初秋の早坂高原を駆ける。(2011年9月15日)

  • 初秋の鞍掛山。(2021年9月11日)

    (本頁は「三ツ石山でリンドウを見る。」の続きです。)9月11日は午前中、三ツ石山に登ったが、午後から近くにある岩手山の支峰、鞍掛山に寄ってみた。鞍掛山の標高は897mと低く、一時間半くらいで登ってしまうため、この山だけに登ることはまず無い。今までは姫神山に登った後とか、平ヶ倉稜線経由で千沼ヶ原に行く前など、近くの他の山に登った前後に寄っていたが、三ツ石山の後に来たのは今回が初めてだ。低山ながらも、秋田ではなかなか見られない花もあるので、ついつい寄ってしまう。鞍掛山山頂から岩手山を仰ぐ。今回の非合法マップ鞍掛山の散策路はよく整備されており、いつ来てもハイカーで賑わっている。今日は土曜の午後なので家族連れがとても多かった。散策路を歩き出したらすぐに小さな男の子に遭遇。4,5歳くらいだろうか。「迷子になっちゃった。」...初秋の鞍掛山。(2021年9月11日)

  • 三ツ石山でリンドウを見る。(2021年9月11日)

    県外往来の自粛要請が出て久しいが、9月11日は禁を破って岩手の三ツ石山に出かけてみた。三ツ石山は紅葉が素晴らしい処だが、それは九月も下旬近くなっての話。今頃、何故、三ツ石山に行くのかと言うと、ある種のリンドウを見たかったから。三ツ石山の山頂部ところが県境を越えたら、岩手の山々はすべからく雲に包まれていた。これはやたらと県境を越えるなとのアラームか。それでもこれは雨を降らすタイプの雲ではないと見て、そのまま三ツ石山に向かった。奥産道の駐車場に車を置き、奥産道の舗装登山道を歩き出したら、案の定、ドンドン晴れ出して来た。今回の非合法マップ(今回は三ツ石山山頂までしか行っておりません)奥産道の登山口(ゲート)は相変わらず物々しいと言うかけばけばしい。早速、咲いていたのはクロバナヒキオコシ。花が埃のように細々と咲き、風に...三ツ石山でリンドウを見る。(2021年9月11日)

  • 初秋の鳥海山・千畳ヶ原編(2021年9月3日)

    (本頁は「初秋の鳥海山・鳥の海編」の続きです。)鳥の海を過ぎると、すぐに分岐点。ここからは下の方にこれから向かう千畳ヶ原が見える。鳥の海分岐点から千畳ヶ原を望む。非合法マップ左手に見える鳥海山は今までとだいぶ形が変わって来る。鳥の海分岐点から鳥海山本体を望む。鳥の海分岐からの下り斜面には意外に花が多かった。ここは雪解けが遅かったのか、他では終わってしまった花たちが今頃になって咲いていた。ミヤマコウゾリナチョウカイアザミアオノツガザクラミヤマキンポウゲモミジカラマツハクサンフウロは稜線ではもう終わっていたが、この斜面では新鮮な花が見られた。ハクサンフウロエゾシオガマミヤマセンキュウミヤマアキノキリンソウベニバナイチゴの実蛇石流の片割れ蛇石流(じゃいしながれ)を渡ると千畳ヶ原が始まる。ここから先はずっと木道歩きとな...初秋の鳥海山・千畳ヶ原編(2021年9月3日)

  • 初秋の鳥海山・鳥の海編(2021年9月3日)

    鳥海山千畳ヶ原である花が丁度咲いてる頃なので、9月3日は鳥海山に向かった。鉾立から入山、賽の河原から踏み跡を辿り、大平ルート・河原宿へ。そこから長坂道稜線に到達。今日は素晴らしい晴天だったので、鳥海山の姿がよく見えた。まっすぐ千畳ヶ原に行っても味気ないので、鳥海山本体と鳥の海が同時に見える地点まで、稜線を登り、山岳景観を愉しんだ。長坂道稜線から見た鳥海山本体と鳥の海今回の非合法マップ鳥海山本体鳥の海(鳥海湖)稜線の草原草原のかげに行ったら、北側に稲倉岳が見えた。西側には笙ヶ岳。庄内平野の眺め南に遠く月山真夏の花たちはほとんど終わっていたが、咲き残りを少し。オクキタアザミの咲き残り遅咲きのヨツバシオガマハクサンシャジンの咲き残りハクサンイチゲの咲き残りハクサンフウロの草紅葉リンドウは最盛期で濃いブルーが素晴らしか...初秋の鳥海山・鳥の海編(2021年9月3日)

  • 秋田最奥の山、虎毛山に挑む。(2017年9月16日)

    (本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)秋田県の南東端にある虎毛山はずっと未踏だったが、9月16日にやっと登ることが出来た。この山はとても奥深い山なので山麓や人里からその姿を仰ぐことはほとんど不可能だ(湯沢市の秋宮温泉入り口付近から一部が見える程度)。近くの高松岳や神室山などの山頂に立つとその姿は丸見えだが、これらの山自体、そんなに登る機会は無いので、もしかしたら虎毛山は東北地方の名山では最も姿が見えにくい山かもしれない(日本百名山では尾瀬の平ヶ岳や日高幌尻岳に匹敵か)。写真は先週(9月9日)、宮城山形県境の禿岳山頂から見た姿(記録はこちら)。登山口には朝6時に到着。土曜日なのに私以外は誰も居ない。クマさんがちと心配。林道のように広い登山道を歩き出すと、ほどなく浅川マキではないが、...秋田最奥の山、虎毛山に挑む。(2017年9月16日)

  • 初秋の湯森山と笹森山。(2021年9月1日)

    (本頁は「初秋の秋田駒ヶ岳」の続きです。)秋田駒ヶ岳に登った後は北側にある湯森山と笹森山を経由し、八合目駐車場に下山することにした。焼森と湯森山の鞍部は1360mなので、湯森山山頂(1472m)までは約110mの登りとなる。焼森との鞍部から湯森山を仰ぐ。総じて傾斜は緩いので足取りも軽やかに・・・と思ったら、大違いだった。次の写真からもお分かりのように、笹薮がひどく、道が全く見えないのだ。藪を脱したかと思うと、今度は雨で登山道が掘れてトンネルのような道が続く。鞍部からの登り、笹薮。鞍部からの登り、トンネル道。こういうことを三、四回ほど繰り返して山頂に到着。今回の非合法マップ湯森山の山頂、三角点。熊見平方面への道は刈払いされたばかり。湯森山山頂は笹や灌木で覆われ、眺めはあまりよくないが、岩手側に少しだけ下った露岩地...初秋の湯森山と笹森山。(2021年9月1日)

  • 初秋の秋田駒ヶ岳(2021年9月1日)

    今年の8月下旬は天候が思わしくなかった。しばらく高い山に行けないでいたが、9月1日は好さそうだった。直前まで鳥海山と秋田駒・乳頭方面のいずれかで迷ったが、雨雲レーダーを見て後者に決定。角館まで走ったら、高曇りの空をバックに秋田駒がツンと聳えていた。乳頭山も見えたが、花の種類、量ともに豊富な秋田駒を選択。乳頭山は下山後、山麓にちょっと寄ってみることにした。既に八合目行きの登山バスは(休日を除き)運休中なので、マイカーで八合目まで乗り入れる。平日なので先行車は少なく、私で四台目くらい。6時少し前に登山開始。いきなり咲いていたのはトリカブト、道端には他にウメバチソウがやたらと多かった。赤土広場まで登ると、展望が開ける。赤土広場から、男女(おなめ)岳を望む。今回の非合法マップオクトリカブトウメバチソウハンゴンソウ他。遠...初秋の秋田駒ヶ岳(2021年9月1日)

  • 初秋の森吉山はいかがかな。(2014年9月6日)

    (本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)森吉山は標高の割りには高山植物の豊富な山だ。昨年は初夏から真夏にかけて三回ほど訪ねた(昨年の記録⇒初夏真夏)が、秋にはまだ行ったことがなかった。今年は9月6日に訪ねる機会があったので、簡単にその報告をしてみる。この日の天気は明るい曇り。石森から見た森吉山手前の原っぱの黄色いのは何だろう。イワイチョウの黄葉エゾオヤマリンドウとミヤマアキノキリンソウこちらの黄色は主にミヤマアキノキリンソウだった。ミヤマアキノキリンソウとエゾオヤマリンドウ今の時期の森吉山はリンドウ(エゾオヤマリンドウ)がやたらと多いと感じた。登山道の両脇には上写真のように常にリンドウが、場所によってはミヤマアキノキリンソウが混じって咲いているのだ。このような花風景は阿仁ゴンドラ終...初秋の森吉山はいかがかな。(2014年9月6日)

  • 初秋の女神山には何が咲く。後編(2019年9月1日)

    (本頁は「初秋の女神山には何が咲く。前編」の続きです。)渓谷沿いの花探しは二時間ほどで終わった。折角来たので、女神山にも登ってみることにした。登り口は白糸の滝の上から。女神山の登り口しばらく急な登りが続く。ブナ林のきつい登りがひと段落すると、稜線に出る(天気が好ければ栗駒山などが見えるが、今日は見えなかった)。目印は冒頭写真と同じ腰曲がりブナの木。腰曲がりブナの木何故かいつもこの場所で小休憩。腰曲がりブナの洞の中を覗くと、小さな赤いキノコが生えていた。ニオイコベニタケだろうか。緩斜面のブナ林そこから先は傾斜が緩くなり、綺麗なブナ林が続く。緩斜面のブナ林ブナ林の中に花はほとんど無かったが、ブナ林自体とても綺麗だし、キノコも多く、退屈はしなかった。なお登山道沿いにクマさんの比較的新鮮な糞が・・・。ここはクマさんの居...初秋の女神山には何が咲く。後編(2019年9月1日)

  • 初秋の女神山には何が咲く。前編(2019年9月1日)

    (本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)(2019年)8月14日、鳥海山山麓で酷い目に遭った。林道走行中に車のタイヤがバーストしてしまい、帰還するのにえらく難儀した。その後も自家用車は後遺症に苦しんだが、荒れた林道に臆していたら、行きたい山にも行けない。今回(9月1日)はスペアタイヤとしてスタットレスタイヤを一本積んで、超慎重運転で女神山に岩手側(西和賀町)から入ってみた。いつもならまずは女神山に登った後に滝に寄ることにしているが、今回は先に滝見をした。理由は今頃の時期、滝の周辺に咲く花に興味が有ったから。女神山に向かう林道。一見、道の状態は良さそうだが、一部、路肩が崩れたり、岩盤が露出している箇所も有り、ヒヤリとした。なお写真は省略するが、林道の入り口付近は道路の中央部に草が茂り...初秋の女神山には何が咲く。前編(2019年9月1日)

  • 初秋の禿岳に行ってみた。(2017年9月9日)

    (本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)九月の上中旬は何処の山に行こうか、ちょっと迷う時期だ。高山の花は多くが店じまいし、かといって紅葉にはまだ少し早い。そういう時期の晴れた日は展望を愉しめる山がいい。てなわけで、9月9日は遥々宮城県まで越境し、禿(かむろ)岳に向かってみた。鬼首の高原から望むその姿はいつ見ても素晴らしい。北側、秋田との県境に横たわる須金(すがね)岳の姿もいい。ちょっと日本離れした風景だなと思う。禿岳は今年5月20日にも登っている。素晴らしい展望だった。ところが今回は(花立峠から)いざ登り出すと、山形県側から次々と雲が湧き出し、途中はもちろん、山頂に着いても何も見えなかった。よって今回は当初の目論見、展望の山旅にはならなかった。また今回、花は期待してなかったのだが、...初秋の禿岳に行ってみた。(2017年9月9日)

  • 晩夏の焼石岳を下る。後編(2017年8月27日)

    (本頁は「晩夏の焼石岳を下る。前編」の続きです。)九合目から間道を通って東焼石岳、姥石平に向かう。姥石平に行く途中の池塘と焼石岳どこをどう歩いてるのかわかりにくいと思うので、再び、非合法マップ。さて、東北でも有数のお花畑と噂される姥石平だが、さすがに八月末ともなるとご覧の通り、花影は疎らだ。姥石平と焼石岳ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク)エゾオヤマリンドウハクサンイチゲ咲き残りハクサンフウロ咲き残り姥石平と横岳銀明水への下り。今日は胆沢平野の散村や尿前渓谷がいつになくよく見えた。今頃、焼石岳に行くと他の山ではあまり見かけない花がうじゃうじゃ咲いてて、ちょっと吃驚する。チョウジギクは高山植物ウサギギクの仲間。黄色い頭花は小さく地味だが、長い花柄に白い毛が密に生えており、これが良く目立つ。チョウジギク何か同じ花ば...晩夏の焼石岳を下る。後編(2017年8月27日)

  • 晩夏の焼石岳を下る。前編(2017年8月27日)

    (本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)8月27日(日曜日)はこの年五回目の焼石岳。今回は奇遇にも中沼登山口で大学時代の同級生に出会った。たしか四十二の同級会以来だから、約20年ぶりか。先方は独り(千葉県在住、現在、仙台に単身赴任中)で、焼石は初めてとのこと。こんな機会は人生でもそうはないだろうと思い、山頂まで一緒に登ることにした。彼氏(飯豊山縦走経験あり)にペースを合わせるべく、また早朝で光条件も良くなかったので、今回は(上りでは)写真は撮らないことにした。すると登山口出発は朝5時45分なのに山頂には9時ちょうどに到着してしまった。途中で二回くらい小休憩しているが、所要時間はコースタイムとほぼ同じ3時間15分だった。写真を撮らずに登ると意外と早いもんだ(通常は4時間超かかっている...晩夏の焼石岳を下る。前編(2017年8月27日)

  • 晩夏の房住山には何が咲くのだろう。(2021年8月24日)

    お盆を過ぎて以降、秋田では雨の多い天気が続いており、山にも行きにくいし、実家の草刈りも出来ないでいる。8月24日は一日だけ晴れるとの予報だったので、三種町の房住山に行ってみた。そこは標高400m程度の低山で、春と秋には複数回訪れているが、夏場にはまだ来たことが無かった。よって夏場に咲く花の情報は皆無だった。こういう時は自身で行って確かめるのが一番だ。林道入口の鳥居は立派。非合法マップ登山口の石段いざ行ったら、入山者は我独り。登山道は雨で湿り、あちこち泥んこ道になっていた。房住神社も黄色っぽかった。神社を過ぎると、天然杉の巨木が。その後は稜線に登るため、しばし坂道が続く。稜線に上がったら、ブナ林。オオカニコウモリだろうか。男鹿の山で見かけるものとそっくりだった。右上、ジャコウソウは一株のみ。ヤマジノホトトギス次は...晩夏の房住山には何が咲くのだろう。(2021年8月24日)

  • 晩夏、男鹿の二山を駆ける。(2021年8月21日)

    8月21日は久々に男鹿の植物監視パトロール当番日だった。空は曇って今にも雨が落ちて来そうな雰囲気だったが、そんな天気でもパトロールは行う。行く途中、出戸浜海岸から男鹿半島を望む。山塊がふたつ見えるが、左が男鹿三山(毛無山、本山、真山)で右が寒風山。パトロールは毛無山で行うが、今日は可能なら、ふたつの山塊をかけてみようと思った。毛無山の五社堂に登ろうとしたら、参道脇に赤い花がパラパラ咲いていた。五社堂の登り口(参道脇)場所によってはびっしり固まって咲いてみごとというか薄気味悪かった。キツネノカミソリは格別奇麗ではないが、この花が咲くと、夏の終わりを感じる。キツネノカミソリの群生キツネノカミソリその手前にヒョロヒョロと伸びていた白っぽい穂花はツルボだった。キツネノカミソリとツルボツルボ五社堂五社堂を過ぎ、早春ならば...晩夏、男鹿の二山を駆ける。(2021年8月21日)

  • 晩夏の鳥海山・祓川から。3(2021年8月17日)

    (本頁は「晩夏の鳥海山・祓川から。2」の続きです。)康新道は山岳風景が素晴らしい。ここから望む岩だらけの鳥海山は迫力満点だ。ツートップ、七高山(左)と新山。横並び写真。七高山新山鳥海山ツートップの縦構図写真。縦構図。七高山のみ。新山のみ。この場所からの鳥海山は、晴天の時は逆光気味となり、真っ黒にしか写らない。また雲も湧きやすい。この日は高曇り、マイルドな光線で私の居る間に雲はほとんど湧かなかった。よって山肌の色や細部までよく見えた。こういう日は極めて珍しいと思う。眼下に広がる北面のカルデラ底や対岸に聳える稲倉岳の眺めも素晴らしい。北側の馬蹄形カルデラと稲倉岳。左奥に浮かぶのは飛島。稲倉岳扇子森と稲倉岳御田ヶ原や扇子森付近はマイルドな姿だ。北側を望む。馬蹄形カルデラ北東壁チョウカイフスマは鳥海山の固有種であり、シ...晩夏の鳥海山・祓川から。3(2021年8月17日)

  • 晩夏の鳥海山・祓川から。2(2021年8月17日)

    (本頁は「晩夏の鳥海山・祓川から。1」の続きです。)暗い林の中の急坂を登りきるとやがて目の前に鳥海山(七高山)がちらりと見えて来た。さらに進むと目の前に雪渓がドーンと出現。賽の河原の雪渓だ。鳥海山には鉾立ルートにも同じ地名がある。どちらも雪渓のある処。季節が進み、雪渓が融け切ると石がゴロゴロした裸地が現れ、河原のようになるので、こんな名が付いたのだろう。雪渓の際にはモミジカラマツやハクサンボウフウが咲き、早く雪が融けた原っぱの石の上にはチングルマ(花はほぼ終了)やアオノツガザクラが群生していた。チングルマアオノツガザクラ上から見た雪渓賽の河原の雪渓を登りきると今度は御田の雪と水風景が始まる。ここは以前、お盆直前に来た時(記録はこちら)、ミズバショウが咲いていて驚いたが、今回、花は終わっていた。夏場、雪の残ってい...晩夏の鳥海山・祓川から。2(2021年8月17日)

  • 晩夏の鳥海山・祓川から。1(2021年8月17日)

    鳥海山にはいくつかの登山ルートがあるが、祓川(はらいかわ)ルートはここしばらく登ってなかった。このルート途中から康新道に入れば、チョウカイフスマやイワギキョウが豊富に咲いている。今年は七月に二度、別ルートから鳥海山に行ったが、どちらの花もあまりよく見てなかった。今ならまだ間に合うだろうと思い、今回、訪ねてみた。登山口の祓川には旧矢島町濁川経由ではなく、旧鳥海町上原から奥山放牧場経由で入った。こちらの方が道幅も広く、途中、猿倉付近に鳥海山のビューポイントが有る。晩夏の鳥海山は残雪も少なくなり、すっかり黒いお山になっていた。奥山放牧場からも一枚。祓川の駐車場から遠くの山々を望む。左は秋田駒ヶ岳、右は岩手山。どちらも見えたのは早朝の限られた時間だけ。この日、奥羽山系の山々は雲にとりつかれていた。今回の非合法マップ祓川...晩夏の鳥海山・祓川から。1(2021年8月17日)

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