孤独感が和らぐ「ノスタルジー」
アメリカ・シカゴ大学のカチオポーロ博士らの研究によると、孤独の状態が続くと、新しく脳細胞を生み出す脳内ホルモンの生産が減り、また、他の脳内ホルモンや神経伝達物質も減少することがわかりました。このことから「孤独は人を不幸にする」と言われたりします。 しかし傍から見て孤独だと思っても、当の本人はさほど孤独を抱いていないケースもあります。よってここでは「孤独感」と言い換えて進めます。 大人数でいても、友達と戯れていても、孤独感や疎外感を感じることはあります。あなたも経験済みだと思います。その逆に、一人で過ごしてもまったく孤独感を感じず、何かに夢中になったり没頭することもあります。 要は「孤独感」を抱…
2021/03/29 07:00