SkySafari(Plus以上)は独自に多数のマウントと接続できるドライバがありますが、SkyFiのようなシリアル→WIFI変換機器を用意する必要がありました。(AstRPiにも同様の機能があります。)独自ドライバ以外にもINDIドライバは以前からブリッジドライバを介して接続できましたが、バージョンが7になり、正式にINDIとAlpacaドライバに対応しました。Alpacaドライバにも対応したことにより全てのOSで利用できる環境が整いました。※※Al...
MacやRaspberryPi、ArduinoなどのSBCを活用した天体環境構築、撮影や観望への活用、INDIサーバ・ドライバの設定方法や使用方法、各種天体ソフト紹介、天体機器の自作や星空観望入門情報を掲載しています。
さまざまな制御規格から天体機器の制御の未来を考察する-その2
前回長々と他の業界の制御規格について記載しましたが、まだ続きます。(笑)今回は規格ではなく制御部分や制御に関わる機構部分についてです。自動導入機能をもったアマチュア用のマウントの殆どはサーボモーター、もしくはステッピングモーターを利用したオープンループ制御になります。オープンルーブ制御というのは軸側の回転数をフィードバック制御する機構が無い制御方法になるのですが、実はオープンルーブ制御にすることで...
さまざまな制御規格から天体機器の制御の未来を考察する-その1
このブログでは天体機器の制御に関して多く触れています。私はエンジニアではありませんが、過去業務でコンテンツ(グラフィック、サウンド、映像、Webなど)の企画制作や研究・教育を通じて複数の業界の制御規格に触れることがありました。(メインは芸術系です)業界は違えど機器を制御するというところでは共通項があります。まとめ方として業界別に記載しながら、天体機器の制御にも活用できそうな部分にも触れていきたいと思...
さて、それでは前回の続きです。私は複数台Macを所有していますので、今回はメインマシン(MacPro)の環境を一式MacBookProに移したいと思います。(Macの場合ハードによって対応しているシステムバージョンが異なります。両者が対応しているOSバージョンであればクローンから起動できます。)まずは”アプリケーション”→”ユティリティ”→”ディスクユティリティ”でMacのディスクユティリティアプリを開きます。左側のHDD欄からク...
注文していたSSDが到着したので修理したMacBookProのシステムHDDをSSDに載せ替えます。Macをお使いの方ならご存知かと思いますが、初心者の方もいらっしゃると思いますので便利なアプリやMacならではの機能をつかった効率的な復旧方法をご紹介します。注意する点・購入したままのHDDやSSDはMacで書類の読み書きはできますが、起動ディスクになりません。アプリケーション→ユティリティ→ディスクユーティリティを使ってパーテーショ...
一昨年グラフィックカードのトラブルが出て騙し騙し使っていましたが、いよいよ完全に立ち上がらなくなってしまったので重い腰を上げて開腹手術です。(ノートブックは面倒なのでできればやりたくなかった。。。)開腹、慎重に配線を外し基板を取り出します。基板を取り出したら、ヒートシンクなども外し、作業できるように準備します。ネットで不具合を調べた所、この機種は2017年にリコールになっていたようです。(その頃非常に...
ようやく当地も暖かくなってきました。(家の周りは桜が咲いています。)と、いうことでベランダでBBQです。(その後双眼鏡で星も)当家は林の中にありますので(笑)、暖かくなったらベランダBBQが恒例行事です。キャンプ場や、BBQができる施設に行くこともありますが見てみると結構皆さん炭の火熾しに苦労されているようなので私のやり方をご紹介します。(天体記事同様実用主義です)焚付けとなる針葉樹の枝や松ぼっくりを集め...
海外で発売されていますね。チップサイズの小さい撮像素子でEAAなどを行うのであれば明るく焦点距離の短い鏡筒(またはカメラレンズやCマウントレンズなど)の方が適した対象が多いので、このような小型の架台は需要があるかもしれません。個人的には鏡筒側にももっと着目してほしいなと感じています。以前にも記事に記載しましたが、EAAにしろ撮影にしろ鏡筒周りが電子デバイスだらけになりますので(カメラ、オートガイダー、フ...
前回の続きです。前回の記事をお読みになっていない方はこちらからご確認ください。実は今回ご紹介する機能が最も重宝しています。(数字は前回の続き連番です。)3.強力な画像読み込み・書き出し機能(アプリ連携)タイトルだけ見ると?な機能ですが、CCDCielはメインウィンドウがビューアになっているので非常に使いやすく、数ある天体ビューアの中でもトップクラスに多数の画像ファイル形式に対応しています。そして特筆なのは...
以前の記事でそれぞれの対象の観測方法などに触れましたが、この領域に関しては私自身手探りなので調べながら得られた情報をまとめていきます。調べていくと非常にざっくりとですが、観測機器の準備(アンテナ、受信機、マウントなどのセットアップ)、観測データの処理環境の準備に分かれます。観測機器の準備に関しては以前の記事で触れましたが、現状アマチュアではソフトウェアラジオ+アンテナ+自動導入マウント(これは可能で...
CCDCielはマルチプラットフォーム、マルチドライバ(ASCOM、INDI、Alpca)、(簡易的な)ライブスタッキング対応と非常に多機能な統合撮影環境ですが、国内ではなぜかマイナーな存在です。(Windows環境下では後発のN.I.N.Aより知名度が低い)しかし、このアプリにしかない便利機能もありますのでご紹介します。1.Cartes du Ciel Sky chartsとの連携機能多機能なプラネタリウムアプリCartes du Ciel Sky chartsはCCDCielと同じ開発...
ここ数日急に暖かくなり、一気に満開になりました。(その後また寒くなるようですが。。。)週明けから天候が悪化しそうなので土、日と場所を変え花見してきました。実は先週末も花見してました(笑)当地付近は標高により開花時期が異なるので隣町に足を伸ばして花見をして、その後当地付近で花見という具合にうまくすれば複数箇所で花見を楽しめます。一転してまた気温が下がってしまうようですが、早く暖かくなって欲しいです。...
以前の記事でも触れましたがLinux環境でRTL-SDRドングルを使用するための設定方法を備忘録としてまとめておきます。(自分用)RTL-SDR Blog V3 R820T2 RTL2832U 1PPM TCXO HF バイアスティー SMAソフトウェア定義無線 ダイポールアンテナキット付き新品価格¥4,997から(2022/3/5 14:23時点)●インストールコマンド●ドライバsudo apt install rtl-sdr●ソフトウェアラジオアプリsudo apt install gqrx-sdr天体用としてはこれだけで利...
春の割にはめずらしく好天です。平日なのでお気軽EAAです。Lanケーブルを1本接続したら家に入ります。電子ファインダーで木の無い所を探します。レンズを少しいじったのでオートフォーカスで大まかにピント出し(追い込みはリモートで手動操作)その後、PlateSolvingで位置合わせ。ASILiveスタッキングしたら保存してKStarsのFitsビューアで確認。スタートが遅かったので夏の対象をほんの少し見て切り上げました。今年はこの季節に...
天気が良かったので早めに撮影機材を準備しました。数対象撮影しましたが、相変わらす木の妨害にあいます。。。このように木の隙間を狙って撮影することになりますのでとても難しいです。。。。(特に真ん中のやつは切りたくなります。。。。)モニタで見るだけだったらKStarsのFitsビューアで充分ですね。枚数が稼げない(途中で木の妨害にあう)のでスタッキングしてもたいして変化ありません。夏の対象まで粘りましたが、ことご...
もうタイトルどおりです。(笑)冬の間にベランダ観望環境作っておいて良かったです。(すごく楽)広角電子ファインダーはとても役立ちますね。ベランダからだと木の間を縫って観望するような環境ですが、見たい対象の状態が非常にわかりやすいです。PlateSolvingも快調、ラズパイはアップデートして調子悪くなったので古いバージョンに戻しましたがそちらでも若干バグが出ますが、MiniPCは安定バージョンで固定しているのですこぶ...
天体とは全く関係ない話ですが、今年息子が社会人になるので実印を作ることになり、諸々調べていました。判子や朱肉などのモノとしての文化(伝統、近代工業)から日本社会の仕組みまで非常に広範な影響を与える存在で、調べるほどにある意味日本そのものを透かし見ることが出来るなかなかおもしろい存在であると感じました。判子自体は実は5000年ほど前からあり、日本では奈良時代に仏教と共に伝来したようです。(その頃は官印や...
週末金曜日がそこそこ天気が良かったのでお気軽観望をしました。高感度監視カメラにズームレンズを設置してフルリモート操作しています。(メインの一つになりました)冬の対象はもうほとんどベランダからは見えませんので春の対象を見ましたが、やはり銀河とかはこのシステムではつまらない(笑)ですね。(見えるには見えますが地味)早く夏の対象が見たいなあ。。。...
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SkySafari(Plus以上)は独自に多数のマウントと接続できるドライバがありますが、SkyFiのようなシリアル→WIFI変換機器を用意する必要がありました。(AstRPiにも同様の機能があります。)独自ドライバ以外にもINDIドライバは以前からブリッジドライバを介して接続できましたが、バージョンが7になり、正式にINDIとAlpacaドライバに対応しました。Alpacaドライバにも対応したことにより全てのOSで利用できる環境が整いました。※※Al...
ネットを見ていたらOpen Astroなるものを発見しました。ASIAirとラズパイで使用することが出来る無料のディストリビューションのようです。INDI、ASCOM、Alpaca、Indigoと主要なドライバ環境が全て記載されています???(Linux環境で.NETのASCOMとか動くはずないのですが。。。)最近登場したばかりなのか詳細な情報が全くありません。。。バージョンが1.0(INDI)、2.0(INDI+Alpaca+ASCOM???)と2つあるようですが、とにか...
屋外で天文機器の制御となると現在ではPCを利用することがスタンダードになっており、バッテリーやら多数の配線やら大掛かりなものになりがちです。私自身の遍歴を振り返るとノートPC+USBHUB(大量のケーブルが錯綜)→USBHUB+リピーターケーブル+ノートPC→USBデバイスサーバ+Lanケーブル+ノートPC(認識しない機器があり早々にボツ)→→シングルボードコンピュータ+タブレット(Windows+ASCOMからLinax+INDIに変更)→→現在はシング...
入門者向け(実際には。。。。)と銘打って登場したセレストロンのStarSense Explorerシリーズですが、アプリ部分の開発はSkySafariを作る会社がおこなっていたためいずれ同社のSkySafariシリーズにも機能が搭載されるかなと感じていました。StarSense Explorer機能はスマホのみでPCでも構築難易度が高かったPlateSolving(画像による天体位置解析)を簡単に扱えるようにした画期的な機能でした。今回の機能追加(解除)は現状では...
2024年2月加筆エンドユーザーにとっては4者ともオープンソースで多数の機器に対応してくれるありがたい存在です。私自身は現在天体機器の制御はLinux、WindowsMINIPCなどで行っています。速度的にも不満がありませんし、消費電力が少ないので重いディープサイクルバッテリーの呪縛から離れられるのが一番の要因です。(MacはPCの中では最も環境作りが楽なので消費電力の少ないMINIPCが登場してくれたらありがたいのですが。。。)I...
個人的にはWindows含め全てのPCでAlpacaドライバが開発される状況を望んでいましたが、この記事を読む限り以下のように推測されます。・Windowsは今まで通り.Net、Com環境を継続・他のOS(Mac、Linux)に関してはAlpacaドライバに.Net、Com用のライブラリを追加することでWindowsとの互換性を図るどうやら開発側はWindows環境において.NET、COMからは脱却しないようです。。。過去の経緯から考えるとメーカーがMacやLinuxでAlpacaド...
Raspberry5が日本でも発売になりました。AstRPi、AstRPi64共ラズパイ4、8GBが登場した後のファームウェアに更新、INDIドライバ他各種アプリの対応確認までは行っています。(ラズパイ4、8GB登場時、ラズパイ4更新版の登場時にファームウェアが変更になったため)Raspberry5に関してはファームウェア更新などの記載が無いためおそらく動作すると思うのですが、動作しない場合はお知らせください。お願い事項としては動作した場合、...
今回PlateSolvingの特集を組むにあたって調べていく中、改めてAstorometry.netの豊富な機能、性能に驚かされました。Windowsに移植されているAstorometry.net環境はエミュレーションの上古いので低速ですが、以前記載したオプション設定や、以下の方法である程度性能を向上できます。・現在利用しているindexファイル4200系を全て削除し、5200系(0~6)+4100系(7~19)に置き換える。です。(処理用の画像をビニングやダウンサ...
今までは天体導入の便利機能だと思っていたPlateSolving機能ですが、ひょんなきっかけからAstorometry.netの機能を調べてみるとその機能の多さに驚き、研究機関では掃天撮影した大量の画像の管理用(座標付)として使われているのかなと感じました。(あくまで予測ですが)そしてWCSによる座標管理が各天文台で徹底しており、VOとして私達アマチュアでも利用できることを知り、有効利用出来る方法がないかと調べてみると非常に数は...
前回の記事で既存の画像ファイルをPlateSolving→WCS情報付きのFITSに保存して利用する使い方の一例を紹介しました。今回はシミュレーションドライバを利用する方法を記載します。カメラのシミュレーションドライバ利用についてはINDIに関しては以前にも数回記事にしていますので、こことここをご参照ください。以前はINDIのみで利用できる方法でしたが、Windows環境でもCCDシミュレーションドライバが出来たため同様の事ができるよ...
本当はもう一回くらい(クリックしないと表示されない機能部分)説明回を行おうかとも思いましたが、下図の2箇所だけだったため、まとめ記事として取りまとめてしまいます。まず一つ目は以前の記事でも少し触れましたが上部WIFIボタンを押し、スクロールすることでアクセスできる”リスタート”、”シャットダウン”ボタンです。予想外の位置だったので最初どこにあるのか探し回りました。もう一つは赤枠部分をクリックすると出てくる...
今回は私がPlateSolvingでWCSヘッダを取得したFITSファイルをどのように使用しているかの一例をご紹介します。まずは用意した天体画像(自分で撮影した天体、星野写真、ネットで拾ったJpegなど何でも良いです。)をCCDCielやASTAPで読み込み(ASTAPだと複数画像をバッチ処理できます。)→PlateSolving→FITSで書き出しを行います。作成した画像をAladinにまとめて読み込み(自動的にWCS座標に縮尺、回転して位置合わせされます)→赤...
おそらくですが、研究機関でのPlateSolving(画像による位置解析機能)は以下のような利用がされているのではないかと感じます。1.大量に撮影された画像の一括PlateSolving→WCS情報を追加したFITSデータへの書き出し2.作成したFITSデータに調査データの記載→FITSヘッダに保存3.調査データ、WCS情報を追加したFITSデータをデータベースに一括登録4.他の研究機関で調査された情報の参照(複数可能)アマチュア用のアプリでは自動導入...
前回接続機器の選択まで記載しました。ようやくですが、接続して使用する流れを記載します。ASIAirと接続が出来ると上図のメイン画面が現れます。まず最初に行うことは右上青枠部分の接続機器のドライバ接続になります。順次接続機器の項目(カメラ、ガイドカメラ、マウント、ローテーター、フォーカサー)をクリックして設定画面で接続していきます。青枠を更に丸く囲った部分はWIFI設定になりますが、この項目にシステム終了、リ...
PlateSolving(画像による位置解析機能)の代表格であるAstrometry.netを調べていくうちに、この機能の研究機関での本来の使われ方が見えてきました。それと同時にアマチュアでも研究者同様の環境も構築でき、用途に合わせて非常に便利に使えることがわかってきました。キーとなるのはWCS(world coordinate system)と呼ばれる天文用の世界座標システムです。実は世界中の天文台はこの座標システムを用いて観測データのデータベー...
マウントドライバ関連で回数が増えましたが、ASIAirの特集もそろそろまとめの段階に進めようと思います。今回の記事は開始から終了までの操作の流れを記載します。一つ注意する点としてASIAirは起動時、終了時いずれの場合も本体からブザーが鳴ります。このブザーが操作開始、終了(電源オフ)の合図になります。特に終了時はブザーが鳴ってから電源をオフにして撤収してください。(そうしないとPC同様中のシステムが壊れる可能性...
前回の記事でASIAirに接続したAZGTiを経緯台ドライバ(SkyWatcher Virtuoso Alt-Az(SkyWatcher-AltAz(経緯台用))で使用すると以下の事項が確認できました。・トラッキング機能が働いていない・INDI接続してコントロールパネルで設定変更しても反映されない(おそらく自社が作った設定を変更できないようになっている)このような状態からASIAirのAZGTiを経緯台ドライバ(SkyWatcher Virtuoso Alt-Az(SkyWatcher-AltAz(経緯...
ASIAir特集の締めくくりとして全体の操作の流れを説明してまとめようと考えていましたが、表題のSkyWatcher AZGTi架台を経緯台モードで使用する際問題がいくつか発生しましたのでそちらを先行して記載しておきます。以前記事で長々と説明しましたが、AZGTiはファームウェアが2種類あり、赤道儀用のファームウェアを使用すると経緯台で使用する際鏡筒を北に向けた際、西側に鏡筒がある状態がホームポジションになります。(経緯台...
ChatGPT、Bardを始め、巷の様々な分野でAI活用が話題になっています。これらは現状では独自の解析エンジンとデータベースを連動して要約的な処理を行うことに関してはかなり優秀な状態になっています。かたや天文の世界はどうなっているのでしょうか。・天体画像を天体データベースを基に位置解析(PlateSolving)・各天文台の観測データのデータベース化(位置情報、天体種類、光度、スペクトラム、位置情報座標への画像割付など...
撮影画像を解析して正確な天体導入が可能になるということで市民権を得たPlateSolving機能ですが、実は環境を上手く構築すれば自動導入補助以外にもかなり便利に使用することが可能です。PlateSolvingの代表的な存在であるAstrometry.netにしてもコマンドラインで操作すればSource Extractor(SEPとかSExtractorと呼ばれる天体検出機能)や、アノテーション機能の利用(天体の注釈や星座線の表示)、world coordinate system(WCS...
遠征時のリモート操作用として購入したアンドロイドタブレットでもこの記事で記載したWi-Fi HaLow対応遠距離中継機を使いたくなったので調べてみました。USB C ハブ 5 ポート【 4K HDMIポート/60W PD充電/ LAN イーサネット/USB 3.0 5Gbps 高速データ転送 / USB2.0 】5 in 1 ドッキングステーション usb 変換アダプタ タイプc 有線lanアダプター USB TYPE C ハブ 高速データ転送 スリム設計 MacBook Pro Air iPad Pro Windows Andr...
以前の記事で紹介したWi-Fi HaLow対応遠距離WIFIルータですが、リモート環境においてかなり便利に使うことが出来ましたので概要をまとめておきます。WIFI 中継器 無線LAN 中継機 WiFi信号ブースター 20dBi超高速通信 信号増幅器 屋外 長距離 壁をすり抜けられる 信号強化 拡大 安定した通信 中継機 WIFI 増幅器 工事不要 無線LAN ルーター 日本語説明書 技適認証済み新品価格¥6,699から(2023/3/20 22:20時点)●Wi-Fi HaLow対応遠距...
気軽に星空を眺めるをコンセプトにしてゆる天☆を不定期れんさいしていますが、現状では星空を楽しむためにいくつかハードルがあるように感じています。プラネタリウムアプリをスマホにしのばせておくだけでもかなりの助けになりますし、アプリを使っていくことで天体の知識も増やすことができます。しかし実際、空に目を向けると様々な障壁が待ち受けています。・大都市に住んでいると見える星の数が非常に少ない(2等星がやっと、...
環境構築途中で行き詰まり感が漂う電波観測についてですが、OpenVLBIなる記述を見つけました。Linuxではすでにリポジトリが用意されているようで、INDIサーバとも連動出来るような記述があります。。。。。が、しかし使用例などが全く見当たらずどのような機材でどのような操作を行えば観測ができるのかが全く不明な状態です。https://openvlbi.com/に記載されている情報も斜め読みしてみたのですが、読むほどに何をどうすれば観測...
当ブログでも記事として多数扱い、現在当家においても高感度カメラ+電動ズームレンズの観望システムと天体写真撮影システムで配布しているAstRPiを利用しています。が、昨年あたりからラズパイ4の価格高騰やチップセットの変更(対応済みのはず)など以前より気軽に試せなくなってしまいました。(シングルボードコンピュータでの制御環境作りは全くもって入門用ではありません(価格だけは入門用でしたが))もともと天体機器の制...
記事にも何度も記載しましたが、現在の我が家は天体観望には厳しい環境です。。。田舎なのですが、南側には直列に市街地があり光害が多くそして木に囲まれており木の間から観望するような状態です。(その上、冬はむちゃくちゃ寒いのでリモートでのEAAや高感度カメラ+電動ズームレンズでの観望がメインになっています)スタッキング時上手くいってると思っても木の枝が風にたなびいて邪魔を。。。確かによく見ると枝があります。。...
若干霞んではいますが天気が良かったためベランダにEAAシステムを設置しました。設置は北向きに置いて、Lanケーブルを刺すだけですが三脚が重いのでカーボン三脚にしようか。。。(どんどんものぐさになっていきます。。。。)私はこのように星図にファインダー映像を表示して導入しています。周りが木だらけなのでこのように広い視野で確認できるのは助かります。EkosのPlateSolvingは高速で便利なのですが、ストリーミングを見な...
晴れていたので久々に高感度監視カメラ+ZOOMレンズで観望しようかと思いましたが、外気が氷点下ということでモニターでの観望は諦めリモートで室内から見ることにしました。まずはSolverで位置合わせクリスマスツリーズームアウトして広角にするとこんな感じ導入時は星図画面でモニターの画角は広角にしています。GOTOした対象が障害物で見えなくなっていなければ(家の場合周囲に溢れる木)そのままズームインして拡大像を見ます...
文字だらけの非常に地味な特集になりましたが、記事をまとめてみて改めて考えさせられる部分が多い内容だったなと感じました。殆どの場合、天体機器は保管期間が長く、使用する時はぶっつけ本番に近い状態になるように思います。保管期間が長いので、定期的な清掃や、動作チェックをしておかないと現地でトラブって終わりということになりかねません。。。このことからも、天体機器のメンテナンスの原則として・光学系に関しては使...
今回は設置時や、日常的に行っておくと効果が高いメンテナンスについて記載します。簡単なことが多いので、今までしていなかった方はぜひ取り入れてみてください。天体機器について1.架台や鏡筒などの可動部を動かす。(ギアも含めて)2.ホコリを払う(溜めない)3.電源や制御端子の清掃1については日常的に行うことも効果的ですが、特に設置時に行っておくと効果があります。やり方としては以下●架台の場合・クランプを緩め軸を数...
特集しているメンテナンスシリーズですが、今回は観望、もしくは撮影時に天体機器を組立てる際や、日常的な取り扱い時の注意事項やメンテナンスを記載します。昨今の天体機器はほとんど電気で動作しますし、撮影やEAAともなればPC含め更に接続機器が増えます。その上、屋外での使用になりますので諸々注意が必要になります。注意が必要な事項もありますので、項目に分けて記載します。●メンテナンス、設置時にやってはいけないこと...
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初回の光学面のクリーニングが大分長くなってしまいました。。。(先が思いやられます。)今回は光軸調整に関して記載します。クリーニングの記事でも触れましたが、光学機器の場合は焦点面に近いところほど焦点像に影響を与えるため、焦点面に近い光学系からメンテナンスを開始します。そして、最初にお断りしておきますが、完全に光軸を調整するのは事実上困難であるということを念頭において調整してください。(理由は記事をお...
前回の記事が長くなってしまい、レンズや反射鏡の清拭のディテールが記載できませんでしたので補足します。エアーダスターで見えるホコリなどを全て吹き飛ばしたあとに行うことです。見える固着物がある場合1.綿棒に精製水をたっぷりと含ませ、固着物をなでる。(カビの場合は界面活性剤)2.綿棒の接触面を変えながらなでるように拭くを数回繰り返す。(取れなければIPAやEEクリーナーなど溶剤を変える、カビの場合のみ界面活性剤...
メンテナンスシリーズの初回はレンズの清掃についてです。望遠鏡や双眼鏡、カメラなど光学機器を購入した方がメンテナンスとして最初に気にする部分かと思います。二歳の頃に親からカメラを渡され遊んでから早50数年(涙)、情報を集めながら自己流で行っている方法になります。そのため、経験則的な内容になりますがこの方法で今まで光学面にカビが生えたこともありませんし、レンズや鏡面に傷をつけたこともありませんので、そこ...
これまでこのブログではさまざまな角度から星空の楽しみ方について触れてきました。肉眼のみで星空を見る方には必要ない情報ですが、天体機器やPC、スマホなどを利用して楽しむ場合はそれらの機器のメンテナンスが必要になります。ざっと挙げるだけでも以下の通り・機器が機械として正常に動くように維持する。・PCやスマホなどから複数の機器を制御する場合、正常に制御出来るように準備する。・光学面(レンズ、CCDなど)の清掃...
本日久しぶりにINDIフォーラムを覗いてみました。相変わらずといいますか、質問の山です。(苦笑)私自身INDI環境に移って5~6年ですが、フォーラムがこのような変な賑わいになった原因に思い当たる部分がいくつかあります。最近INDIを試した方にとっては有益な情報になるかもしれませんので記載しておきます。●なぜフォーラムで動作不良相談や質問が多いのか・天体機器の接続方法がサーバ・クライアント接続という特殊性・StelarM...
正月休みも終え、仕事始めの方が多いでしょうか。本年も拙いブログですがよろしくお願いします。年明けの最初の観望はいつものベランダリモートEAAです。昨年末の雪もほとんど無くなりました。KStarsのプラネタリウム画面に広視野サブスコープの映像とマウントコントローラーを表示して操作しています。ライブスタックはASILiveでスタッキング後はKStarsのFITSビューアで表示昨年は環境作りなど模索しましたが、現在はこの組み合わ...
前回の記事で紹介したWi-Fi HaLow対応遠距離WIFIルータがもう届いたので早速試してみました。同封されていた内容は以下・本体2台(送信用、受信用 TX RXのシールが貼られていました。)・ACアダプタ2台(5V1A 本体は12Vでも動作するようです(5V~12V))・Lanケーブル2本(1m)・アンテナ2本(写真ではすでに取り付け済み)取説は英語のペラが一枚のみ。。。本体裏にはデカデカと技適マークのシールが貼られていました。TX、RXで...
ベランダにPOEを設置してからベランダでのリモート観望が多くなりましたが、以前利用していた私有地内の広場の方が視野が広いので、手軽にWIFIを遠くに送信できる環境を以前から物色していました。現状では観望機器にTPリンクのWIFIルータを追加してリモート操作していましたが、広場までの直線距離でも50m以上あり、リビングの窓際に子機を設置してなんとか電波が受信出来るような状態でした。(両者ともメーカーを揃え、ビームフ...