chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
生きもの二人三脚 http://ayuzou1926.blog.fc2.com/

伊豆半島の自然に抱かれて、生きものたちに囲まれたスローライフを送っています。

あっきょ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/02/02

arrow_drop_down
  • なんでも安全第一

    普通に静かに暮らしているつもりなのに、毎日いろいろとあるものです。仕事から戻ると、門の前には怪しい跡が。油を染み込ませる砂が路面に撒いてあり、そこにはチョークの丸印と擦ったような痕跡が残されていました。この日、たまたま家に居た娘に聞いてみると・・・「めっちゃ うるさかったよ」と。その張本人は、ミカサ。中でもミカサは「鳴き」だけが売りの猟犬・・・ちょっと言い過ぎか?鳴(啼)き声が大き過ぎて「イノシシ...

  • 貧乏猟師の苦肉の策

    猟犬の産屋を屋内に確保するための計画は、もう待った無し状態。バイク部屋の雑多な物を別の場所に移動させなくては。カノの激しい引っ掻き行動に焦ります。犬小屋の床板には深々とカノの爪痕が。これはイヌ科の動物によく見られる行動で、出産を前に巣穴を深く掘り、空間の拡張を行おうとする本能的なもの。しかし、それすらも偽妊娠行動に組み込まれているとしたら・・・ショックのあまり、私が偽妊娠してしまうことでしょう。も...

  • 富士山と「誓いの丘」と捕獲業務

    今日のニホンジカ管理捕獲は、富士山に近い静岡県北東部で実施しました。早朝から遠路はるばる集合した捕獲隊員の皆さん。綿密な作戦会議のもと、それぞれのタツ配置に散開します。私たちのグループは尾根にタツ張り。そのタツ配置を案内してくれる隊員を待つ間、尾根付近の公園でしばしの待機。この公園の名称は「誓いの丘」恋人たちが、互いの愛を誓い合い、その思いをハートのモニュメントに南京錠でロック。よく見ると、中には...

  • 法事での思い出話

    今日は伊豆から東京の外れまでの大遠征。茅ケ崎で単線の相模線に乗り継いでの片道2時間半。祖父が三十三回忌、祖母が十七回忌とのことで、ささやかながら法事を執り行いました。「あれから33年が経過したんだなぁ」と、母と当時の思い出話をします。入社2年目で高松に赴任していた私。その日は、朝から職場の先輩と瀬戸内海でボート釣り。カサゴ、メバル、イシモチなどが大漁だったのを覚えています。夕方、疲れ果ててアパート...

  • 狭い敷地の有効利用

    20年前に家を建てたときは、まさか狩猟など始めると思っていなかった私。ましてや、猟犬など飼おうとは思いも寄りませんでした。ところが、登山時にシカの食害による山の惨状を目の当たりにして「これはマズイ」と。「生きもの捕獲を生来の特技としてきた自分ならば、役に立てるのではないか?」そんな考えで狩猟を始めたわけです。しかし、そこからが予想外の展開に。所属していた猟隊の勢子が、高齢や病気により次々と猟師をヤ...

  • 猟犬の運命

    「猟犬は猟をやってる時が一番幸せなんだろうな」こんな話をする先輩は多いですし、、私も犬の仕草でそれは分かります。留守番を強いられた犬の叫びようは半端ではないですから。一方で、そんな反応とは真逆の一面を見せたりもする。庭で静かに体を撫でられている時の表情は実に幸せそう。そんな中で「今日も無事で帰って来られた」と思う毎猟。自分自身のチグハグな猟犬たちとの関わり方に、自問自答してしまう日々。「猟犬は自分...

  • あとは政治の力の猟犬用GPS

    それにしても、F電気は全く以って、けしからん。使用状況や耐久性などの実猟ノウハウが殆ど無いままに開発したと思われる猟犬用GPS。合法品だと謳う以上は、そこに製造者以前の責任が発生するのではないのか。F電気の行っていることは、あまりに偽善的であり、ビジネスライクでもある。約3年後には「サポートすら受け付けない」とは、製造物責任法に抵触するのではないか?ただでさえ壊れやすい製品なのだから、かなり早い段...

  • 偽妊娠か妊娠か

    あれ、腰のクビレが無くなってきたぞ。お腹の横幅も広がってきたし。元々が筋肉質のガチムキ女子だった三重地犬のカノ。体形に随分と変化が現われてきました。師匠の盟友でもある龍さんが、受け継ぎ守ってきた猪犬血筋の末裔でもあるカノ。猟芸も、それに相応しいことを確認。しかし、そんなカノは繁殖可能な最後の雌犬。よって昨年より一切猟には使いませんでいた。そして最後の望みを託して、三重より連れ帰ったユキカゼ号と一緒...

  • 猟仲間に感謝

    昨日の管理捕獲では、嬉しい出会いや出来事が色々とありました。唯一、無かったのは獲物との出会いでしたが。。。まず嬉しかった出来事は、以前お世話になった漁師町の分会の会長さんに再会できたこと。数年前とお変わりなく、御年80歳になられても、まだまだお元気。「おい、あっきょ! 元気でやってたか! また飲もうな!」と。深海魚づくしの宴会や・・・モクズガニ・パーティーを思い出します。また、その会長さん率いる猟...

  • 用意周到な管理捕獲

    先日、シカの知能の高さに関する記事を書いてしまったから・・・と言う訳ではありませんが、会長はじめ先輩方の事前見切りには頭が下がる思いなのです。昨日、たまたま用事があって会長に電話を。ちょうど事前見切りの最中でした。「おう、山を見て回ってるんだよ」と、荒い息遣いで会話をする会長。山を登っているところだったようです。そして、今日のニホンジカ管理捕獲。私はタツ役で参加します。朝のミーティングを手短に済ま...

  • 犬箱改造計画

    さて、この頂き物の犬箱をどう活かすか。高品質犬箱だけあって、とにかく隙の無い作り。このまま使用したいところですが、我が家の猟犬たちにとっては、かなり大きい。元は鳥猟に使うポインター用だったそうですから無理もないのですが。因みに犬箱とは猟犬を車で移動させる時に収容しておくケージの猟師用語。頂き物の犬箱は一般的にはアルミドッグケージと称されるモノ。実際には柵ケージやドッグキャリーなどでも十分に用をなし...

  • バカではない

    それにしても「バカ」を「馬鹿」とは、あんまりだ。馬も鹿も、極めて頭の良い動物なのに。この日曜日から始まる銃猟によるニホンジカ管理捕獲。そこでも毎年シカの知能の高さを実感。年々、人の危険性を学習した個体が増えているように思います。そして、状況に順応したシカに翻弄され続ける私たち猟友会の捕獲隊員。タツ配置一つとってもダラダラとヤルため、犬を放つ頃にはシカたちの殆どが対象区域から抜けてしまっている。それ...

  • イノシシの肩肉

    これは大物猟師なら皆が分かっている事でもあります。人の骨格とは異なり、肩甲骨が筋肉と多くの筋でのみ支持されているイノシシ。そのことからも分かるように肩肉は肉質の硬い部位。実際には煮込み料理はもちろん、焼肉や生姜焼きにしても十分に美味しく頂けますが。しかし、首に近い部分や脇側にはリンパが多いことと相まって、猟犬用の肉とする猟隊や猟師が殆どでしょう。でも私は猟犬用の肉が足りている時は、肩肉を料理に使っ...

  • 自然の節理

    先日、Aさんとの猟犬(猪犬)についての話の中で、深く頷いた多くのアドバイス。猪犬スペシャリストの先輩方から教えて頂いた様々なことと重なりました。やはり猪犬を熟知された方々の話の内容は、どれもが収れんするものです。それは多くの実体験に基づくものであり、鋭い観察眼と考察力を備えているからこそ、そうなるのでしょう。いずれにしても私にとっては、皆さんが狩猟全般における心強い良き師であることに違いありません...

  • うっかり電波法違反

    今年は平成で考えると何年だ?うん? 34年だな・・・で「オワタァ~!!」 (終わった)この4月で私の無線局免許の有効期間が終わっていたのです。これは由々しき事態。無線従事者免許は終身免許ですが、無線局免許の有効期間は5年。そんな重要なことが、忘却の彼方へ・・・。私は無線機利用者として、そして狩猟者としても失格です。「嗚呼、取り返しのつかない事をしてしまったぁ」と、猟仲間に相談。返ってきた言葉は「バ...

  • 散歩の途中でお勉強

    獣医さんの診療時間内に仕事から戻れた日は、散歩がてらに猟犬たちへのワクチン接種を行っています。狂犬病予防接種と混合ワクチン接種の2回を6頭に。結構、骨が折れます。平日に休みが取れたら往診をお願いして、集団接種するのですが。そんな本日は、ユキカゼ号の混合ワクチン接種の順番。さあ、獣医さんまで急ごう。この時季から晩秋までの山中訓練では、やっぱりレプトスピラ症感染が怖い。レプトスピラ症には何種類もあるよ...

  • 大切に使わせて頂きます

    今日は素敵な出会いがありました。ブログを通して繋がりが出来たAさん。そのAさんが、お忙しい中、遠方より我が家にお越し下さったのです。そして、素晴らしい物を頂いてしまいました。Aさんが使わなくなった狩猟道具を色々と。そのどれもが私にドンピシャの物ばかり。本当にありがたいことです。そして、Aさんは猟犬のスペシャリストでもあります。猟犬に関する情報やノウハウを、これまた色々と教えて頂きました。今は亡き師匠が...

  • 恐怖のミニ

    先日、家内のミニで出掛けたところ、世にも恐ろしい体験をしてしまいました。信号待ちをしていて、ふっと気が付くと・・・お尻のあたりで何かが動く。まるで、お尻全体が何かに吸い付かれたように。ただでさえ低い目線が、さら低くなってゆく・・・それも徐々に。「う、うわ~助けて~!」と、心の中で叫ぶ私。このままミニに取り込まれてしまうのか・・・それとも、ミニのシートは異次元空間への入り口なのか。そんな私の運転目線...

  • 偏差値

    それにしても面白い。我が家の猟犬たちの行動を毎日観察する中で、見えてきた明確な個性の違いが実に面白い。犬のお互いの感情に対する洞察力は、人と変わらぬレベルにあると感じる中で、それが鋭い犬、KYな犬など、とにかく違い過ぎる。また学習能力や記憶力も然り。そこで気になっていたのが、天と地ほどの差がある2頭の存在。それは和犬のユキカゼ号と、ビープロのマルコ。物怖じしない大胆な性格の中にも鋭い洞察力を有する...

  • シカ肉バンザイ

    脂の旨みを味わうイノシシ肉とは対照的ともいえるシカ肉。そのシカ肉の魅力は、やはり赤身肉のサッパリした味わいにあると感じています。また個体差や季節による肉質の違いがイノシシ肉に比べて小さいことも、これまた魅力。安定的に使えることにおいても、シカ肉は料理素材として優れたジビエといえます。よって我が家でも、シカ肉料理は大好評。中でも、揚げ物なのにアッサリと食べやすい竜田揚げとカツは定番です。ならば今回は...

  • ニホンオオカミと猪と鹿

    イノシシとシカの行動において、私には合点のいかない事がありました。しかし、今日のニュースで納得。その行動は必然だったのだと。山梨大学の研究チームが、ニホンオオカミのルーツを骨や化石などのDNA解析から解明したとのこと。それによるとニホンオオカミは、かなり大型のオオカミを祖先に持つようです。そこに、大陸から渡ってきた最大級のオオカミの血がプラスされた。私は、ニホンオオカミは小型のオオカミの一種だとば...

  • 復活

    パソコンがついに最後の時を迎えつつある中で、この2ヶ月ほどの間は、思うように訪問・コメントが出来なかったことをご容赦ください。昨日のブログ更新最後に外部接続を最後とした旧パソコン。近いうちに新しいパソコンを買いに行くか・・・と一息ついたのも束の間。今日の夕方、近所のパソコン屋にて勢い買い。それを先ほど、家内と娘が速攻で設定。私が一杯やって1時間ほど居眠りしている間に完璧に仕上げてくれました。グッジ...

  • 半矢は迷惑のもと

    昨日、由々しき事態が発生してしまいました。いや「発生させてしまった」の方が正しいか。そんな当日は・・・「おっ、山椒の実がだいぶ大きくなってきたぞ」などと季節の変わり目を感じながら猟犬の準備を。今回はトラとマルコに頑張ってもらいます。2頭を放して程なくすると、GPS上での動きが慌しくなり、タツに無線でその状況を報告。「獲物が起きたみたい。岩場のタツは気を付けて」と。そして山々に鳴り響く銃声。よしよし...

  • 本当は禁猟期間

    この時期の有害鳥獣捕獲は本当にイヤ。やりたくない。母イノシシはウリ坊を従え、母ジカは出産の季節。本来ならば山に立ち入ることすらヤメてあげたい時季なのに。こんなに惨たらしいことは無いのです。しかし、行政は非常のライセンス。「生息密度を下げて農業被害を減らす」との目的において、これほど効率の良い重要な時季は無い。また、山の生態系の正常化においても然り。行政の判断は正しいのかもしれません。よって、この二...

  • 節約のGW

    たまには温泉旅館に泊まってくつろぎたい。外食やドライブだって楽しだろうな。そんなワクワクの大型連休でしたが、結局、遠出や外食・ショッピングなどには行かず。お金を使うことはありませんでした。いや、言い換えれば、使うお金が無かったため、どこにも行く気になれなかったとも。仕方がない。よって連日に及ぶ実家での剪定作業や、我が家での雑用処理に終始。おかげで随分と片付きました。実家では、川沿いの草木を・・・3...

  • 炭焼きイノシシ肉に舌鼓

    GWは全員集合!しかし、一族で集まったのは5人だけ。旗日も仕事の面々には申し訳ないのですが、力いっぱいイノシシ肉を頂くことにします。東京からは妹と姪っ子ちゃんが電車で来るとのこと。その妹親子を、最寄りの駅に迎えに行った父と母。それまでに、私はせっせと準備をします。肝心のイノシシ肉は、両親のことも考えて脂控えめのモモ肉で。あとは野菜を適当に。では、炭の火おこしを開始。まずは普通の炭に火をつけて、それ...

  • 庭の生態系は崩れず

    今日は嬉し再会いがありました。犬舎が設置されるまでは、木と花が植えられた一般的だった我が家の庭。多種にわたる生きものたちが生息していました。中でもミミズやナメクジが多く、それらを捕食するコウガイビル類も多く生息。ところが犬舎が出来てからは、コウガイビル類はスッカリと姿を消してしまったのです。そん今朝、犬の水飲み台を移動させたところ、コウガイビルを久々に発見。これはクロイロコウガイビルという種類。カ...

  • 残滓の分水嶺

    先日の有害鳥獣捕獲で、隊員たちが我が家の猟犬のために切り分けてくれた獲物肉。人が食べるにはチョット厳しい肉が主となります。弾で傷たんだり、猟犬に咬まれて血が回った肉、そして内臓などがそう。それらと、利用しない皮や骨などを併せて「残滓(ザンサイ)」と呼んでいます。ザーサイではありません。そんな獲物肉がギッシリと詰まった残滓バケツ。開けてみるまでは中身が分からないドキドキ感は、オモチャの缶詰と同じ。「...

  • 時と場合の猟欲

    今日は昼前から雨の予報。「ならば、いつもより早く始めよう」とのことで・・・集合場所は本部ではなく、有害鳥獣捕獲の対象地区。つまり現地集合。皆さん、またもやヤル気満々。しかし「雨が降る前に」との焦りも見られる先輩方。こんな時は、中堅隊員の私が冷静に判断して迅速に対処しなくてはなりません。よって今日の私の役はタツ役兼任の遊撃手で、勢子は先輩に任せます。先輩勢子が間に合わない場所ならば、猟犬と獲物の対峙...

  • ヤル気満々の有害鳥獣捕獲

    昨日の大雨とは打って変わって今日は爽やかな一日となりました。その晴天に否が応でも気分は高まります。それは隊員たちも同じ。大勢が集まり、皆さんヤル気満々。しかし山中の地面はドロドロで、油断は禁物。とにかく酷い雨でした。そんなことは猟犬たちには関係ないようでしたが。おぉ、こんなところに中華丼の具が。。。犬を放って早々に、2頭の激しい鳴き声が山間に木霊します。あまりのシカの多さにハッスルした2頭は、分散...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、あっきょさんをフォローしませんか?

ハンドル名
あっきょさん
ブログタイトル
生きもの二人三脚
フォロー
生きもの二人三脚

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用