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生きもの二人三脚 http://ayuzou1926.blog.fc2.com/

伊豆半島の自然に抱かれて、生きものたちに囲まれたスローライフを送っています。

あっきょ
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2020/02/02

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  • おもしろ新兵器

    猟期の前に行われる有害・管理捕獲に向けて、猟犬用GPSを準備しに納戸へ。横にあった息子のオモチャとガンプラの箱を整理していると・・・懐かしいラジコンの箱を発見・・・でも中身が全然違う。おぉ、これまた懐かしい。誕生日プレゼントに買ってあげた集音器。オモチャだけど結構使えたのを思い出します。息子はコレで楽しそうに遊んでいました。裏山の鳥のさえずり、虫の鳴き声、すかしっ屁など、微かな音を拾っては大ハシャ...

  • 本来のタツとは

    巻き狩りにおいて、猟場を囲み獲物を待ち受ける役のタツ。これは地域や猟隊によって呼び方は様々。タツの他には、タツバ、タツマ、マチなどとも呼びます。とりあえず、ここでは「タツ」とすることをご容赦下さい。昨日の記事でタツの役割について、分かり難い表現がありましたので、より具体的に説明させて頂ければと思います。まず初めに、タツの役割は「指示されたタツに配置する」と言いたいところではありますが、違います。厳...

  • 猟隊心得

    銃猟による大物猟において、どのレベルまで足を踏み入れるかは個人の自由。ただし、そのレベルがどのくらいかは、シッカリと認識しておくべきです。釣りに例えると、ファミリーフィッシングしか知らないもが、沖磯や遠洋の遠征釣り船に乗るべきではないように。船頭はもちろん、乗船した皆にも迷惑を掛けてしまいます。同じようにグループ猟では、自分のレベルを把握しておくことが安全狩猟の面でも大切なのです。ところが実際はど...

  • 父と寸胴鍋

    昨日は早朝から実家で剪定作業。午前中には一段落。雨も降り出したため、家路につきます。帰りは助手席に父からのプレゼントを座らせました。一応、シートベルトを。走行中に転がらないように。この寸胴鍋は、蕎麦打ちを趣味としている父が使っていました。実家には更に大きな寸胴鍋もありますが、とりあえず今回はコレだけ。そんな父は、もう蕎麦打ちをヤメるようです。数年前の心臓手術後、ガクッと体力が落ちてしまった父。若い...

  • 剣鉈の鞘を廃物で作る

    師匠の狩猟遺品の中に埋もれていた剣鉈。これを再生したものの、刃形状を大幅に変更したため、どうも鞘がしっくりこない。そこで猟期前に作り直すことにしました。なんか適当な材料は無いかな。物置の中を探すと、廃物の板と、皮切りの使用していない布ケースを発見。よし、これで作ろう。まずは板を刃形状に合わせてカット。このカットした板をサンドイッチします。それはそうと、なんでこの板が廃物なのかと申しますと・・・ソー...

  • 猟場の整備とタツ場の確認

    今日は新人ハンターのタクさんを連れて山へと向かいました。タクさんにはタツ配りをお願いしているため、とりあえずはメインの猟場の幾つかを覚えてもらう予定。とは言っても、そう簡単に覚えられるモノでもないため、まずは焦らずに少しずつ。でも、そんな心配は無用かな。「猟場や見切りを覚えたい」とヤル気満々のタクさん。おまけに自然の物に詳しいし、目もいいし。獲物の通りを教えている間にもアレコレと発見。「あっ、あっ...

  • 楽しい狩猟と猟隊

    巻き狩りを行うために結成する猟隊。こちらの地域では、シッカリした親方の元、統制のとれた猟隊がある一方で・・・そうではない猟隊が混在しています。安全狩猟と猟果を考えた場合、どちらの猟隊が優れているかは言わずもがな。猟隊のあるべき姿が否が応でも見えてきます。「猟隊」とは猟に対する志を同じとした同志の集まり。それが理想です。ところが様々な理由により、理想とは程遠い猟隊が多いのも事実。ならば「志」の本来と...

  • 剣鉈の長さ

    「大は小を兼ねる」剣鉈に関しては、この言葉は概ね当てはまっていると言えます。具体的には刃渡りが7寸か8寸あたり。こちらの地域の獲物サイズなら、止め刺しには十分過ぎますが、藪漕ぎやタツ場での枝払いなどでは頼れる相棒となってくれます。ただし仕舞寸法も長いため、猟車の乗り降りや、急斜面を下る時などは腰付けだとちょっと邪魔。だからと言って、上半身に固定するタクティカルベストやサスペンダーでは、無線機と銃の...

  • 環境省の狙い

    一昨日、私の所属する猟友会と、隣町の猟友会会長方と話をしました。私が投げかけた質問は・・・「自分が猟をヤリやすくするために猟友会を私物化する分会の上役たちが存在するが、それでいいのか」両会長は、そのような傾向を察知していたようです。しかし、具体的な事例については把握していませんでした。ここ数年、こちらの地域では猟師の高齢化に歯止めを掛けるかのように、新人ハンターが増えています。これ自体は好ましい事...

  • 猟師のマナーとポリタンク

    おぉ・・・ペリー来航か!沖合に大きな黒船。早く幕府のお役人に伝えないと。で、スマホにてパシャリ。拡大してみると、これは・・・ルミルミの元旦那様。そう、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」おそらく、お腹の中にはエア・クッション型揚陸艦艇が2艇格納されているハズ。また上陸練習でもするのかな?これは以前、ガラケーで撮影。低画質をご容赦ください。などと、海岸に目をやると、漂着したポリタンクがチラホラ。この海岸に...

  • 西富士射撃場での乱れ

    昨日は有志による射撃練習会に参加するため、西富士射撃場に行ってきました。猟期前との事で、銃のサイト類の合せや、構え狙い目など、様々な調整を行うのです。そんな私も銃身後退式自動銃のオート5のサイト確認を。とは言っても、前回の練習時にサイトはバッチリと調整済み。正確にはサイトの狙い目の確認です。この日は大会形式での練習会。スラッグ弾を下記にような3姿勢で、各10発ずつの合計30発撃ちます。「膝撃ち」(...

  • ジビエ・フレンチシェフの作品

    沼津のフレンチ レストラン『ラパンアジル』そのオーナーシェフのヨッシーさん。料理への飽くなき探求心は、狩猟にも十二分に発揮されているようです。よって有害鳥獣捕獲隊でも一軍ハンターに急成長。なにしろ、頼れるハンターシェフなのです。そのヨッシーさんが、こしらえた作品。それを下さるとの事で、私は喜び勇んでお店に急行。忙しい中、ヨッシーさんが一抱えもある大きな物を、私の車まで運んで来て下さいました。「ええ...

  • 猟犬と血筋と猟隊と

    猟犬は猟隊内で、その血筋の存続を行う。そんな事を耳にすることがあります。優れた猟犬の血筋は、信用できる仲間だけで持ち合えとの事なのでしょう。これには幾つかの解釈ができますが、その真意は「なるほど」と納得できるものから、そうで無いモノまで様々。とくに「本当に良い血筋は後世に引き継がねばならない」などは「なるほど」の最たるものと言えるでしょう。いずれにせよ、猟犬は血筋が大切です。先輩方の様々なタイプの...

  • 電脳猟隊の落とし穴

    ついこの間、ガラケーからスマホに替えた私が言うのも何ですが。これからも「巻き狩り」は、便利な電子機器を使った猟が主流となり、それを使いこなした猟隊が猟果を上げるのでしょう。・・・・・なんてことは、ありません。一見、便利と思われる物は、本来あるべき姿を崩してしまうこともあります。とくに猟犬用GPS受信機がよろしくない。この端末機をほぼ全員が持っている猟隊は、大抵は猟果が思わしくありません。と書くと、...

  • 猟犬とキノコ

    以前のブログ記事で、犬に関する間違った見解を記してしまいました。「犬はキノコを食べない」と。拾い食い好き好き犬のヤマや・・・コーシンが、犬舎や庭のキノコに無反応だったから。ところが庭に生えていたワライタケの一種を食べたカノは、涎をダラダラと垂らしながら錯乱状態でハイテンションに。その後の嘔吐物からは、ワライタケの一部が出てきました。したがいまして「庭や犬舎の犬の行動範囲内に生えているキノコは取り除...

  • 新人ハンターに希望を

    様々な思いを胸に、苦労して取得した「狩猟者となるため」の許可の数々。そんな新人ハンターさんたちに、どうやって狩猟の本当の奥深さや、楽しさを伝えるか。これは簡単なことではありません。私の場合、如何に「その狩猟の云々」を知ることが出来たのか。経緯は簡単なものでした。自分がどんなに考え悩んでも解明できなかった事を、先輩猟師方はあっさりと答えを出してくれたのです。その答えを検証してみると、先輩方の推測は、...

  • 貧乏ハンターの苦悩

    スラッグ弾ってやっぱり高価だな。サボット弾よりかはマシだけど。これ1発で、スーパーの半額値引きのお寿司が買えるもの。私はハンターだけど、ただのハンターではない。自分でいうのも照れるけど・・・そう、凄腕の半額ハンター。でも、それよりも、もっとスゴイのが家内。なにしろ見切りが上手い。曜日、天候、スーパーごとの店長の習性を総合的に分析。その半額コンピューター頭脳は、極めて優秀。確実に獲物を仕留めてきます...

  • 未知の創作ラーメン

    冷凍ストッカーを整理していたところ、猟犬用のイノシシ骨を発見。折角なので、私が頂くことにしました。何が折角なのかは分かりませんが・・・いいのです。猟犬たちには、このところ骨を多めに与えていましたから。骨の与え過ぎは禁物。胃腸の具合が悪くなることもあるのです。・・・・・では調理開始。まずは骨をハンマーで叩き折ります。そうしたら、暫く下茹でをして雑味取りを。茹で水を捨て、骨に付着している血合いなどを水...

  • 獲物の吊りしろ

    単独猟をする時に重宝する猟車の車載クレーン。とりあえず、単管パイプ・足場ブラケットと鉄クズで作ったところ、思いのほか使えています。一人での獲物の積み込みはもちろん、シカの吊るし解体にも大活躍。イノシシは吊るした状態だと、歩留り良く解体を行うのは私の技術では無理。皮に脂を残さずに素早く解体するには、やはり台の上でないと上手くいかないのです。よって、主にシカのサイズを考えて、クレーンの高さを決めました...

  • 山裾の草刈り

    「これも役場から委託を受けている獣害対策の一環であろう」との事で、草刈りを任された私。猟車に草刈り道具を積んで現場に向かいます。程なくして到着。それにしても酷い状態。コロナ禍により、自治会で年に5回行っていた一斉草抜きが、2年間も中止になったまま。よって、草ボーボー。その草に紛れて、イノシシが夜な夜な民家横まで出て来るようになってしまったのです。そしてエサを探すために掘った土は道路へと。土留めだっ...

  • 夢は無限の猟車

    先日、嬉しい出来事がありました。大雨の中、家内をパート先まで迎えに行った時のことです。パート仲間のお姉さま方も、家内と一緒に軒下で大雨が過ぎるのを待っていました。そこへ特別仕様車で颯爽と現れた私。そのお姉さま方の一群から「じゃっはね~♪」と、言葉を残して出てきた家内。私の車に乗り込み、皆を後に、一足お先に家路についたのでした。そんな次の日にパートから帰り、私を見るなり大笑いをした家内。その理由を聞...

  • 猟期に向けての第一歩

    猟師の世代が入れ代わる中で、着々と進んでいる新しい猟隊編制。昨日は先輩猟師方と、その打ち合わせをしました。私の猟隊に加わって頂く先輩は5名。農繁期以外は更に5名ほど加わって下さるとのこと。しかし、殆どの先輩方は罠猟を行っており、共猟する時間を合わせるのが難しい。罠に獲物が掛かるのは大抵は夜のため、朝の見回りは鉄則です。一方、私たち若手は、サラリーマン揃い。親や家族に関わることが週末に集中しがち。し...

  • 邪道な一銃一狗

    本来「一銃一狗」とは、人と協調性の高い猪犬を使って、一人の猟師と一頭の猪犬でイノシシを狩ること表した用語です。因みに、シカを一人で狩る場合は、犬は邪魔になることの方が多く、人だけで静かに猟を行った方が断然獲れます。わかってはいたことですが、昨猟期はそれを痛感しました。そんな事で一銃一狗は、イノシシを捕獲する上では猟師に一定の技量が求められますが、有効な猟法であると言えるのでしょう。しかし、それには...

  • 入山初心者の注意点

    一昨日のブログを読んだ息子からラインが。「迷彩柄(だめロット)のヤツ、使わないなら欲しい」と。用途を聞いてみたところ、大学の野外授業で使いたいのだとか。森林環境調査で奥多摩に行くそうなのです。なんだか面白そうだな。ならば、すぐにスパイクシューズを送ってあげましょう。(ここからは、息子に対する口調の文面になることを容赦ください)(また、狩猟初心者の方には、多少は役に立つ内容かもしれません)ちょっと古...

  • 猟友会のあるべき姿

    こちらの地域では、狩猟を始めるにあたり、まずは猟友会に入会することが一般的であり、それ無くしては「前に進むことすら、ままならない」と言っても過言ではないでしょう。「まともな狩猟」を行うのであれば、猟友会に入会することは「絶対条件」だとも言えるのです。実際には、狩猟者登録を行うだけなら入会しなくても可能。でも、それではナンチャッテ猟師のままで、狩猟に本当に深くかかわることは出来ないでしょう。猟友会は...

  • スパイクシューズ「朝霧」の不思議

    狩猟を始めて以来、ずっと愛用している荘快堂のスパイクシューズ「朝霧」捕獲業務も含めて、勢子請負人となってからは、年に3足のペースで履き潰しています。よって荘快堂さんにとって、私はベビーユーザー。そんな中、気が付くと、今までの「黒」に加えて「迷彩柄」もラインナップに加わっていました。だったら迷彩柄の方がカッコイイかな・・・で、昨猟期にそれを購入。ところが、なんかヘン。足首周りがシックリこないのです。...

  • 猟犬とトレッキング

    猟犬をお供に、低山ハイキングコースでトレーニングを始めた私。今回は私がメインの訓練なので、可哀そうですが猟犬たちのリードは繋いだまま。リードから放つと、ろくなことになりませんから。リードは引き縄ではありませんし。さて、初日のお供はカノ。このコースは海抜5mから、標高180mまで一気に登ります。あとはアップダウンが続く全行程6.5km。トレーニングを怠けていた私には、ちとキツイ。そんな私を気遣うカノ...

  • 狩猟と「さつま編み」

    大物猟の装備に欠くことのできないロープ類。主には、獲物引き出し用の「引き綱」と、猟犬回収用の「リード」が必要です。この最低限の装備は、グループ猟においては常識。場面によって、誰がその作業を引き受けるか分からない訳ですから。そんなロープ類の加工では、接合やエンド処理が大切。ダンゴ結びなどでは引っ掛かりやすく、扱い難い場合も多いのです。よって、見た目や強度も含めて「さつま編み」を覚えておくといいでしょ...

  • 猟犬のお散歩シューズとヤドクガエル

    そう言えば・・・今回の訓練にあたり、シューズを新調した時のことです。家内に自慢気にそのシューズを見せると・・・「うわっ、ナニそれ。ダッセ~!」と、バカにされてしまいました。なので・・・「それは、あんまりだよ。これはマイケルジョーダン・モデルだよ」と私。「ジョーダンぬかすな。そんなもん、いくらしたの?」と、軽くあしらう家内。「2千円くらいだよ。これ、安全靴なんだよ」と私。「それにしても、なんて色なの...

  • サラリーマン猟師コンビの結成

    将来、私の後を継いでくれそうな新人ハンターさんが現れてくれて、今はホッとしています。ただし、それには・・・後を継いで貰うだけの狩猟ノウハウや地盤が、私に備わっていない事にはお話になりません。責任は重大なのです。よって、狩猟の一通りを分かったつもりになって、ダレまくっている自分にムチを打ち、新人ハンターさんの「真の道しるべ」とならなければ。そのためには、先輩方から学び残したことが山ほどあります。そん...

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