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2020/02/01

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  • セミリタイア前にしておくべき「仕分け」2種類

    セミリタイアとは「フルタイムの賃金労働」を仕分けすることを指すのが一般的でしょう。 ただ、この仕分けはあまりに大きな話であるため、リタイア前に「予備の仕分け」を行って優先度をつけ、優先度の低いものは切り捨てて身軽になる、ということを、多くのリタイア達成者は自然にやってきているのだと思います。というのも、重い荷物を背負いながらリタイアするのはなかなか難しいからです。 ところで、この「予備の仕分け」ですが、私は「金銭面の仕分け」と「精神面の仕分け」の2つに大別されるのではないか、と思っています。 目次 金銭面の仕分け 精神面の仕分け 金銭への執着 「働いている状態」の執着 「金銭面の仕分け」だけで…

  • 浪費父さん 堅実父さん。老後資金は人さまざまだね。

    必要老後資金は2000万円。一時期話題になりました。 でも、生活スタイルは人それぞれ。浪費父さんが使うお金、堅実父さんが使うお金には雲泥の差があるのだから、一律でそんな数字が出せるわけなどないのです。 本稿では、私が聞いた実話をもとに、そのことを語ってみましょう。 目次 ある演奏会帰りの会話 老後資金って人によって様々 必要な老後資金を2000万円と一律で語ってしまうことの愚 《埼玉県日高市:高麗川駅(JR八高線・川越線) この駅舎は残してほしいが・・》 ある演奏会帰りの会話 以前、私は混声合唱団に入っていました。あるとき、演奏会に出場して、その後、打上げで大いに盛り上がりました。 打上げは、…

  • 足るを知らざる者は「餓鬼」である

    老子に「足るを知る者は富む(知足者富)」という言葉が出て来ます。「これで充分足りている」「ほどほど」ということをわきまえている者は、たとえ物理的な持ち物は少なくとも、実は富んでいるんだ、豊かなのだ、ということです。 こんなこと、わざわざ言葉にするということは、当時の中国(紀元前6世紀頃)では、既に「不知足者」、すなわち「足るを知らざる者」が存在したことの裏返しです。 それでは「不知足者」は一体何なのか? 興味深い話が仏教に出て来ますので書いてみます。 目次 NHKの番組「こころの時代」 足るを知らざる者は餓鬼 現代の日本社会は人間を餓鬼にするシステムが満載 NHKの番組「こころの時代」 いきな…

  • セミリタイア者の自主性、サラリーマンの「自主性」

    学校や職場でよく聞かれる言葉に「自主性」あるいは「自主的」なるものがあります。 「自主性」を日本国語大辞典という巨大辞書で調べると、次のように載っています。 他に頼らず、自分の方で考えたり行ったりすることのできる性質。 無色透明な語義解釈ですが、セミリタイアして、学校や職場などの組織に属していない今から捉えなおすと、かなり手垢のついた言葉だよなぁ、と感じます。 目次 「自主性」という言葉の歴史 「組織の中の自主性」 「自分が主の自主性」 セミリタイア検討者は、それだけで「自分が主の自主性」がある 《東京都奥多摩町:多摩川(左)、日原川(右)合流点》 「自主性」という言葉の歴史 日本国語大辞典に…

  • 投資・副業ネタが少ない当リタイアブログ

    多くのリタイアブログでは投資ネタ・副業ネタが付き物ですが、当ブログではかなり少ないです。ゼロとは言わないまでもかなり控えめです。 目次 投資や副業ネタが少ない理由 投資・副業ほとんど無しでリタイアした実例か? 節約ネタに強いわけでもない 私自身が実利的なものを求めていない 《東京都奥多摩町:ポールが無く金網に取り付けられているバス停標示》 投資や副業ネタが少ない理由 リタイアを考えていらっしゃる方が最も知りたがっている情報は、何はともあれ、資金面。いくらあればリタイアできるのか、それを一刻でも早く達成するための手段として、どのような投資や副業をすればよいか。だから、投資や副業について情報満載な…

  • 東証システム障害。現場担当者の苦労、身につまされる思い。

    既に忘れられていますが、東証のシステム障害でバックアップに切り替わらなかった理由が公表されました。 まず、東証が作成した資料を直接ネットで参照できます。 10月1日に株式売買システムで発生した障害について 日本取引所グループ 結構、読むのにエネルギーがいりますが、私の現役時代も似たような資料を読む機会は結構あったので、何か当時を思い出します。 上記の資料より、もう少しかみくだいた記事がこちら。 自動バックアップ、5年間オフのまま 東証システム障害、富士通のマニュアルに不備 それにしても、こういう大障害が発生したとき、現場のシステム担当者の苦労を思うと身につまされます。 目次 バックアップに…

  • リタイア後の「朝」は至福のひと時。会社員生活はこれをスポイルする。

    リタイア生活で一番すがすがしい時間帯は、個人的には「朝」であり、至福のひと時と思っています。でも会社員時代は違いました。「朝」という時間帯を出勤準備に捧げなくてはいけなかったからです。 目次 リタイア生活における「朝」 会社員時代の「朝」 「朝」は会社勤めでスポイルされている 《山梨県上野原市》 リタイア生活における「朝」 私は東京都青梅市西部に住んでいますが、この地域の朝の気持ちよさ、というのは何にも代え難いものがあります。 春の目覚めは小鳥の声です。灼熱の夏でも朝はとても涼しい。秋・冬はヒンヤリするも、何故かこれも気持ちいい。 柔らかな日差しが顔にあたる。窓からは自然の風。 妻がいれてくれ…

  • 恐い……女性リタイア者へ「幸せ自慢するな!」と攻撃

    今回は、リタイア者が下手に幸せ自慢をすると、メチャクチャ叩かれるかもしれない、という話。 具体的には、次の掲示板で「セミリタイア女性」が叩かれています。 同情的なコメントもありますが、モロに敵意を露わにしているコメントもあり、怖いです(笑)。 目次 トピックの流れ 「幸せ自慢するな!」 掲示板やSNSは共有空間である 《東京都青梅市:御岳渓谷》 トピックの流れ 50代でひきこもりになりました。幸せです。 生活・身近な話題 発言小町 正社員で30年勤務した後、自主退職した50代女です。愛犬と好きなだけ散歩し、好きなだけ本を読み、主人以外誰とも話さない生活が、この上なく幸せに感じます。もと…

  • 人の贅沢がエスカレートしていく仕組み(象箸玉杯)

    一点豪華主義のつもりが、贅沢がエスカレートしていき、ついには身を滅ぼしてしまう。 いかにもありがちな話ですが、それは現代日本だけではありません。古代中国にも同様の話がありますので、書いてみます。 目次 象著玉杯、酒池肉林の故事 この話は多分、史実ではない 「贅沢はエスカレートするものだ」がもう一つの教訓 《東京都青梅市:彼岸花》 象著玉杯、酒池肉林の故事 今私が読んでいる『韓非子』。 これまで半分くらい読みましたが、同様の説話が二ヵ所に載っていました(「喩老」篇と「説林」篇)。ここでは、両篇の文章を、私の方で適当に合体させて紹介します。 昔者、紂為象箸、而箕子怖。 昔、[殷の王である]紂(チュ…

  • リタイア後に襲ってくる?「取り残され感」「おいてきぼり感」

    今のところ、私はリタイア生活を何の問題も無く続けていますが、それが可能である要因の一つとして、孤独耐性があるから、というのは絶対あると思っています。 孤独感といっても色々とありますが、早期リタイアとの関連で言えば、「取り残され感」「おいてきぼり感」というものが、本質的なように思えますので、今回はそのことについて書いてみます。 目次 リタイア生活は孤独である 「おいてきぼり感」「取り残され感」がリタイア後に襲ってくるケース 「おいてきぼり感」「取り残され感」の特異性 何故、「おいてきぼり感」「取り残され感」を感じるのか、考察。 《東京都青梅市》 リタイア生活は孤独である 先日も述べた通り、リタイ…

  • 既婚者のセミリタイア。「夫婦共同財布」はお勧めできない。

    共働き夫婦の家計管理でよく話題になるのが、夫婦共同財布 vs 夫婦別財布。そして別財布だと貯蓄が出来ないから、共通財布にしなさいと勧める記事が定番です。 共働きでもお金が貯まらない夫婦の共通点「夫婦の財布が別々」(女性自身) このように財布が別々でお互いの収入が不透明だと、思ったほどお金が貯まっていかないのです。 (略) そこで中島さんが提案するのは、夫婦の財布とは別に“第3の財布”(銀行口座)を作り、お互いの収入の大部分をプール。そこで家計を管理する方法だ。 共通財布だと、支出が一元化されて、家計が透明になって貯蓄ができるそうです。 でも、夫婦別財布で基本やってきた私からすると、何で自分のお…

  • 宝くじ当せん後も仕事は辞めるな……という公式アナウンス

    もしあなたが宝くじでウン億円当たったとしたら、仕事は辞めますか? 当ブログの読者であれば、100人中99人の割合で「辞める!」と答えるかもしれません。 でも、世の中は必ずしもそういう方ばかりではないですよね。 「人間というのは仕事をすることによって(中略)、だから、私は宝くじがあたっても働き続けますよ」などと、良識的に話してくれる方もおられるでしょう。 「宝くじで高額当せんしても仕事は辞めてはならぬ」 これは巷で言われているというのみならず、公式にアナウンスされていることでもあるのです。 目次 1000万円以上あたったら配られる冊子『その日から読む本』 リタイアブログに宝くじで一発当てようとい…

  • セミリタイア達成者・中川淳一郎氏、この先思いやられるなぁ

    元ネットニュース編集者?の中川淳一郎氏がセミリタイアを達成して、僅か3日(9/2時点)で「悲しい。寂しい」とおっしゃっています。 中川淳一郎氏 セミリタイア3日目にして早くも「悲しい。寂しい」 マネーポストWEB (略)フリーランスとしてのセミリタイア宣言は亜種の「定年退職」といえましょう。そうしたところから、今の率直な気持ちを述べます。 悲しい……。 これに尽きるんですよ。 今からこれじゃ、この先が思いやられるなぁ・・・。 目次 リタイア理由について壮大な記事を書いていた中川氏 「自宅が居場所」と言えない人は、多分セミリタイアに向いていない 先が思いやられる 《東京都奥多摩町:多摩川(左…

  • 「道楽の仕事」は早期リタイア後にやればよい

    今回は次の記事。 「早期リタイアしたい」という人が、実は幸せになれない理由2つ ビジネスパーソンの中には20代、30代は必死で働いてお金を貯め、40代で早期にリタイアし、あとは悠々自適で楽しく暮らしたいと考えている人が少なからずいるようです。(略) 68歳になった今、それまでの仕事と生活を振り返ってみると、必ずしもこの考え方は正しくないのでは? という気がします。 50歳でリタイアした今、それまでの仕事と生活を振り返ってみると、必ずしもこの考え方は正しくないのでは? という気がします。 とりあえず書いていきます。 目次 仕事を道楽にする方法 多くのリタイア志望者にとって、現実的な提案か? 早期…

  • 都心に住むより郊外で家賃浮かせる方がよくない?

    首都圏におけるコロナ前の住宅論といえば、とにかく都心の職場近くに住めと。通勤時間を浮かせられれば、高い家賃も充分ペイするものなのだ、とこういう感じでした。 その論を補強するためか、多摩ニュータウンあたりを引き合いに出して、郊外の不動産を「負動産」扱いし、都心を相対的に優位に見せる論調も盛んでした 最近はコロナで多少は疑問を呈されているようですが、それでも都心優位の論調が大幅に衰退することは無いんだろうと思います。 都心の住宅。もちろん、それは考え方の一つです。でも、その考え方の一つに過ぎないことが、あまりにもよく言われ過ぎている気がするので、天邪鬼の私は、逆の論調で書いてみようと思います。 ち…

  • 「元を取る」という言葉には二つの意味がある

    我々は、大きな買い物をしてしばらく後、元を取ったかを問題にします。 しかし最近、この「元を取る」という言葉には、二つの意味があるように思いました。 目次 自宅散髪で元は取れたか? 「元を取る」の二つの意味 この考え方を他のケースにも当てはめて考える 《山梨県丹波山村:知る限り最も上流にある「一級河川・多摩川」の標識》 自宅散髪で元は取れたか? そのように思ったキッカケは、先日(8/24)、自宅で散髪したときのこと。 コロナを契機に自宅での散髪を始めようと、ヘアカッター(バリカン)を購入したことは、以前述べました。 巣ごもりリタイア生活に投資した。楽しく緊急事態を乗り切ろう! そこで、これを機会…

  • リタイア生活の楽しい側面、厳しい側面

    当ブログでは、リタイア生活はよいものだよ、楽しいものだよというスタンスが基本ですが、最近はそうではない記事も結構書いています。 例えば、リタイアの向き不向き系記事。リタイアした人の全てがバラ色の生活を送れるわけではないですからね。 あなたはセミリタイア向き?判断材料を一つ提案してみたい 自粛疲れが少ない人はセミリタイアに向いているかも あるいは、もっと進んで、警告的な内容を含んだ記事もあります。 誰もが好きな事で生きていける訳でないという当たり前の事実 若くしてセミリタイアするなら意志を強く持たなくちゃ 何かを失う覚悟がなければセミリタイアなどできない ちょっと煽り気味の内容が含まれていますが…

  • 誰もが好きな事で生きていける訳でないという当たり前の事実

    ひろゆき氏の著書に「凡人道 役満狙いしないほうが人生うまくいく」というのがあります。 凡人道 役満狙いしないほうが人生うまくいく 作者:ひろゆき 発売日: 2019/09/12 メディア: 単行本 私自身がこの著書を読んだわけではないのですが、ネット上の書評や試し読みなどを参考にする限り、私が思っていることに結構近いことが取り上げられているようなので、これ(書評や試し読み)を参考に何か書いてみます。 目次 この本の概要(と思われるもの) 私は「まともな価値観」派 インフルエンサーの言うことは割り引いて捉える インフルエンサー自身が成功者であること(生存者バイアス) インフルエンサーは話し声が大…

  • 東証システム障害。富士通の技術者はこれからが大変だ

    私は株をやっていないので東証のシステム障害など、地球の反対側で起こっているかように思っていましたが、ブログ村の「セミリタイア生活」では、結構、この話題が登場する。 こんなに東証の件が気になる人達が集まっているコミュニティーというのも、日本にはあんまり無いでしょう。 私が気になるとすれば、「取引が出来ない」ということではなく、「なぜシステム障害が起こったか?」という部分。なんといっても、システム会社に勤めていたから。 セミリタイアした今でも、こういうところの興味関心が、完全に消え失せた訳ではないようです。 目次 障害の概要 普段からバックアップへの切替練習はしていると思う 技術者はこれからが大変…

  • セミリタイアはブルーオーシャン、サラリーマンはレッドオーシャン

    ビジネス界ではよく、ブルーオーシャン(青い海)、レッドオーシャン(血の海)などと言ったりします。 ブルー・オーシャン戦略 - Wikipedia 競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきだと説いている。 ブルー・オーシャン!なんとも麗しい響きです。 これをリタイア論に当てはめると、早期リタイア・セミリタイアはブルーオーシャン、サラリーマンはレッドオーシャンということになるでしょう。 目次 みんな、なんだかんだいってサラリーマンから抜け出すつもりはない …

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50歳で早期退職し、セミリタイア!
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