chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
denmark
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/01/31

arrow_drop_down
  • 『ザ・コミューン (Kollektivet) 』

    トーキョーノーザンライツフェスティバル2020にて、『ザ・コミューン』を見ました。1970年代のヘレロプ(コペンハーゲンから20分ほどの高級住宅街)には大きな屋敷が多く、そこで繰り広げられる共同生活スタイル、「コレクティブ」をベースに、倦怠期を迎えていたアンナとエリックの夫婦を中心に物語が展開します。【あらすじ】エリックが相続をした大きな家で、エリックとの「会話がつまらない」というアンナは当時若者から流行っていたコレクティブを提案、乗り気ではなかったエリックですが、最終的には10人で暮らし始めます。共同生活のルールを作り、コレクティブというライフスタイルが楽しく回り出し、幸せなアンナ。だが、ある日、大学の教え子のエマとエリックは恋に落ちてしまい、その秘めた関係は二人の14歳の娘フライアに寝室にいたところを見られ...『ザ・コミューン(Kollektivet)』

  • 『陰謀のデンマーク Danmarks sønner 』

    トーキョーノーザンライツフェスティバルにて上映されたこの映画。次々と展開する憎悪の連鎖に息もつけない120分です。「世界で最も幸せな国、デンマーク」という昨今のデンマークのイメージを抱く方にぜひ見てもらいたい作品です。よく辛すぎて、または恐怖心から二度と見られないデンマーク映画がありますが(『偽りなき者』、『真夜中のゆりかご』、『誰がため』、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などなど挙げるときりがないのですが)、この『陰謀のデンマーク』ももう見れないと思いました。「世界で最も幸せな国」であるデンマークの作品はなぜこんなに暗い映画が多いのでしょう?映画はフィクションであり、ドラマティックに強調されているとしても、デンマークの現実社会の片隅に、「幸せの国」の片隅にこうした現象の「種」が存在するのでしょう。まずは、この映...『陰謀のデンマークDanmarkssønner』

  • 『ハマスホイとデンマーク絵画』

    東京都美術館で開催されている『ハマスホイとデンマーク絵画』。今回はタイトルからもわかるように、ハマスホイにのみ焦点が当てられているのではなく、ハマスホイの活躍に至るまでのデンマーク絵画にも焦点が当てられています。そのため、2008年のハマスホイ展の際はハマスホイの作品は86点でしたが、今回は37点と残念ながら少なめです。この12年の間にハマスホイは人気がもっと出て、借りにくくなってしまっているのかもしれませんね。(余談ですが、最近ハマスホイの作品に5億円の値段がついたそうです。)ヴィルヘルム・ハマスホイ(VilhelmHammaershøi、1864-1916)は、1864年デンマークが肥沃なユトランド半島南部を失った第二次スリースヴィ戦争の年に生まれ(その3年後の1867年、日本とデンマーク間の修好通商航海条...『ハマスホイとデンマーク絵画』

  • 『私の叔父さん(Uncle)』

    2019年の東京国際映画祭、デンマークの映画が上映され、たまたま観たのですが、なんとその『私の叔父さん』がグランプリを受賞しました。この映画、かなりユニークな映画です。ストーリーは一貫してローペースで進みます。まず、最初の科白が発せられるのがなんと映画が始まってから9分後です。主な登場人物は4人。そして、最初のみならず、徹底して科白の数が少なく、また最後は、え?という形で終わり、皆、しばしぼんやりと無言になる映画です。デンマーク人のイメージといえば、お洒落な生活をする洗練された人々を思い浮かべるかもしれませんが、私はこの映画で登場するデンマーク人達が、ひとつの「デフォルト」であるように思いました。ストーリー:デンマークのユトランド半島南部で、幼い頃に両親を失ったクリスは、体の不自由を持つ叔父のペーダと共に酪農を...『私の叔父さん(Uncle)』

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、denmarkさんをフォローしませんか?

ハンドル名
denmarkさん
ブログタイトル
デンマーク・ジャーナル
フォロー
デンマーク・ジャーナル

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用