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  • ◇からだことばの慣用句◇ 26 鼻(はな)-5

    鼻は呼吸(こきゅう)もしますが、音も出せます。小さな音は鼻を鳴(な)らす。甘(あま)え、ねだること。音量(おんりょう)が少し大きくなると鼻声(はなごえ)を出す。これも甘えた声。鼻にかかった声ともいいます。ただし、風邪にかかったときにも鼻声は出ます。鼻で、フフフン、フンと歌うのは鼻(はな)唄(うた)。鼻唄まじりで楽々(らくらく)と何でも出来る人がいます。うらやましいですね。*「いやだあ、私のでなくちゃいや」と娘(むすめ)は鼻声を出して甘えている。*日曜の朝、父は鼻唄まじりで植木(うえき)をいじっている。(参考資料)『からだ語辞典』土肥直道騒人社◇からだことばの慣用句◇26鼻(はな)-5

  • ◇からだことばの慣用句◇ 24 鼻(はな)-4

    鼻は嗅覚(きゅうかく)を表します。そこで、臭(にお)いに関係のあることばがたくさんあります。鼻がきくは、鼻の感覚(かんかく)が鋭敏(えいびん)なことです。これに対し、鼻を突(つ)くは、悪臭(あくしゅう)がすること、ひどく臭うこと。もっとひどくなると鼻が曲(ま)がるで、これは強い悪臭がする様子になります。*うちのおばあちゃん、鼻がきくので変なものは食べさせられないよ。*動物のにおいが鼻を突いた。*腐(くさ)った魚の臭いは、鼻が曲がるほどひどかった。(参考資料)『からだ語辞典』土肥直道騒人社◇からだことばの慣用句◇24鼻(はな)-4

  • ◇からだことばの慣用句◇ 24 鼻(はな)-3

    鼻先(はなさき)でフン!とかフフン!などと言う、相手(あいて)をバカにしたような態度(たいど)を表すこどばがあります。鼻で笑(わら)うは、鼻先で軽蔑(けいべつ)した笑い方をすること。鼻であしらうは、相手のことばに対して、返事(へんじ)もしない様子。鼻先(はなさき)であしらうともいい、相手をばかにした態度です。これが極端(きょくたん)になると鼻もひっかけないで、軽蔑して相手にしないこと。鼻がへこむは反対(はんたい)に言い負(ま)かされたりして、恥(はじ)をかかされることをいいます。*彼は私の話を聞き終わるとフフンと鼻で笑った。*披は親の説教(せっきょう)を鼻であしらった。*シェフか珍(めずら)しい料理がございますといったが、娘(むすめ)は鼻もひっかけない。(参考資料)『からだ語辞典』土肥直道騒人社◇からだことばの慣用句◇24鼻(はな)-3

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