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浩二との思い出
従弟のこうちゃんネタで申し訳ないが、最近よく思い出したり、夢に出てくるのだ。もう四十年も前のことなのに、鮮明に思い出されて驚いている。男の子の射精を初めて見たのも、こうちゃんのものだった。彼の求めるように手でしてあげると、目の前で高く噴き上げた。こうちゃ
2020/05/07 15:08
プラネタリウムの思い出
従弟の浩二と二人で大阪の四ツ橋にあった電気科学館へプラネタリウムを観に行ったことがあった。あたしが高一で浩二が中三だった。季節は今頃だったと思う。交野から片町線(今のJR学研都市線)で京橋まで出て、環状線で梅田に出て、地下鉄四つ橋線「西梅田駅」から地下鉄に
2020/05/07 15:06
大マゼラン雲
こうちゃんの体越しに南天の星座が広がる…「ああ、大マゼラン雲が、届きそうなほど近くに見えるわ」「なんだって?」こうちゃんは、入ろうとして、暗がりのために難儀しているみたいだった。「すっごくきれい」「なおぼん」ぐぐっと、私を押し広げて侵入してくるものがあっ
2020/05/07 15:03
弁明 終章
「その手帳、借りていいかな。調べてやるよ」そう言って私は、飯塚の手帳を律子から預かったのだった。翌日、秀子が私の家にやってきた。「お昼、冷麺っていうのはいかが?」彼女は額に汗しながら、レジ袋をテーブルに置いた。「いいね。お願いするよ」「じゃ、今から作るね
2020/05/07 14:45
弁明 (17)
私は、律子を抱いた。初めて私の前で涙を見せた彼女は、幼子のように従順になった。私は、飯塚が、隠されていた律子の男性遍歴に嫌悪して逐電してしまったのだと思っていた。しかし、飯塚もまた律子に隠していた女性関係があった。「君たちのなれそめはどういうものだったの
2020/05/07 14:42
弁明 (16)
河原町の「一品香」で中華を律子と堪能したあと、タクシーを呼んで、岡崎のラブホテルに向かった。金曜の夜は「待ち」が出るくらい盛況だった。「どうする?」「待とうよ」「なんだかなぁ」「そこ空いてるから座ってて。あたしフロントに行ってくる」律子は、てきぱきと慣れ
2020/05/07 14:39
弁明 (15)
飯塚幸生が行方知れずになって半年が過ぎ、はや夏真っ盛りである。私は、表面上は順調に角野秀子と交際を続けていた。秀子は、私の部屋にも来てくれて、片付けてくれたり、洗濯や料理をしてくれるまでになった。私の部屋にも二度泊まった。ただ、プロポーズはまだできていな
2020/05/07 14:36
弁明 (14)
「ああん、いい、すごくいい」私の上で女が首をのけぞらせながら腰を打ち付けている。まるでタヒチアンダンスを踊る女のような律子だった。私は、またもや律子に誘い出され、京都の以前に訪れたホテルにいた。そして、角野さんの手前、二度と律子には会うまいと誓ったのにこ
2020/05/07 14:35
弁明(13)
角野さんが紅茶をいれてくれ、その間に、パエリアの下ごしらえが始まったようだ。私は、角野さんのバーミヤン遺跡の写真集などを見ながら待った。イカとアサリ、エビが入り、サフランであざやかな黄色に染まった食欲のそそる良い香りのパエリアがフライパンごと食卓に並べら
2020/05/07 14:13
弁明(12)
桜ノ宮駅を降りると、そこは雑然としたいかがわしい空気に満ちていた。こんなところで、清純な角野さんに、一生の思い出を作らせて良いものだろうか?角野さんも、うつむき加減で私の後ろをついてくる。数分も歩けばラブホテルのけばけばしいたたずまいがいやでも目に入る。
2020/05/07 14:08
2020年5月 (1件〜100件)
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