貧乏性で吝嗇で衣類にお金をかけることができない。穴の開いた靴下がいくつもある。人前で靴を脱ぐ予定がなければ、そのまま平気で履く。今日も右の親指が飛び出した靴下を履き、出勤の準備をしていたら、おや、洗面所に歯磨き粉が見当たらない。 そう言えば、さっきあきらさんが朝シャンしていたな。彼女はシャワーついでに風呂場で歯を磨くから、そのまま置いてあるに違いない。歯磨き粉を取りに、右足一本踏み込んで、わたし気...
貧乏性で吝嗇で衣類にお金をかけることができない。穴の開いた靴下がいくつもある。人前で靴を脱ぐ予定がなければ、そのまま平気で履く。今日も右の親指が飛び出した靴下を履き、出勤の準備をしていたら、おや、洗面所に歯磨き粉が見当たらない。 そう言えば、さっきあきらさんが朝シャンしていたな。彼女はシャワーついでに風呂場で歯を磨くから、そのまま置いてあるに違いない。歯磨き粉を取りに、右足一本踏み込んで、わたし気...
「圭さんの審美眼は狂っているし、『かわいい』のハードルは低すぎる」あきらさんに、たびたび言われます。だから、この小説の主人公の感覚は、ちょっと分かりにくいんだけど、それでも印象深い百合を読みました。柴崎 友香『青空感傷ツアー』 ...
「ミュージカル、観たくない?」あきらさんに誘われて、あ、観たい観たいと挙手。ミュージカルは、去年の春に劇団四季の「ライオン・キング」を観て以来だから、それほど間はあいていないけれど、その前はコロナ前までさかのぼる。観劇から得られる栄養が、不足している。「ちなみに慎吾ちゃんが主演なんだけど」慎吾ちゃん。香取慎吾、あなたファンだものね。妻がよその男を応援している姿に萌えはないが、好きなものを推している...
推し出版社があります。ミステリの沼、東京創元社。小規模出版の星、ミシマ社。語学の友、白水社。古典の勇、岩波書店。そして東京一強の出版界に燦然と輝く、福岡県の書肆侃侃房。特にミシマ社と書肆侃侃房は、発行数がとても多いというわけではないので、新刊のチェックがしやすいのが嬉しいところ。で、とにかく打率が良い。これも良かった、ということで感想。スリーク×イ・ラン 『カッコの多い手紙』 ...
過去には戻れないから、出会う前の彼女のことは、話に聞くだけ。のような気がしていたけれど、そうだ、こんな近くに、こんな確かな道があったじゃないか。10代前半のあきらさんを救ってくれたという本を、教えてもらいました。いま読んでいます。「そこにあたしがいるよ」子どものころから「読書が好き」と言ってきてその醍醐味の宝箱を、もうひとつ開けました。20年以上前のあきらさんと手をつないで、松明を掲げて、並んで歩いて...
あきらさんとカラオケに行って映画「カラオケ行こ!」の限定グッズが当たるかもしれないキャンペーンに応募してきました。あきらさんは X JAPAN の「紅」をヘドバンしながら裏声で歌った上、壁に手をついて息を切らし、「どやった?」……いやもう完璧だが、ここは。「終始裏声が気もちわるい」と返すところ。オタク楽しい。わたしはリュックを抱えて拝聴し、炒飯ふたつ頼んで、肘ついて食べました。 オタク楽しい。最近あまり書い...
勉強に身が入りません。まさに雑念多し。映画「カラオケ行こ!」にハマりにハマって人生を乗っ取られている。楽しい。あまりにぼうっとして勉強が手つかずのわたしを見かねて叱咤する妻。聡実くんはあの状態で、幻のように狂児と連絡がつかなくなって、それでも受験して高校に行くんだぞ。いろんな気もちを抑えて、勉強したってことだぞ。推しと同じ体験、したくはないか?今ならできる。圭さんならできる!推しと同じ体験、と来た...
「原作まんがが好きだから」というだけで三次元に写し取られた彼らを観に行くとは限らない。でも、これは公開初日に観に行きました、映画「カラオケ行こ!」。さらにそのあと2回観に行って、正直なところ、もう2、3回観に行ってもいい。原作は中学3年生の合唱部長(ソプラノを歌う男子)が、トップに「組長」をいただくブラック企業にお勤めのお兄さんから歌唱指導を頼まれ、「どうしてこうなった」な関係を構築する話ね。 さて。ま...
図書館の本を不注意で汚損しました。乾いた薄茶色の、このしみ。コーヒーではない。紅茶は最近飲んでない。結露が融けて流れて、床のコーティングを吸って茶色い水たまりができることはあるけれど、本はそんな場所に置かない。なんだろう。で、においを嗅いでみたら。あ猫が吐いたな。こりゃ吐いちゃったなー足が不自由な猫だから、ふだんほとんど上下運動をしないのに。一所懸命ちゃぶ台にのって、そこで吐いたのか……油断しました...
2000年代百合小説の金字塔が待望の復刊。という宣伝文句を見かけて、気になっていた本を読みました。初出は2007年。わたしが百合を積極的に摂取するようになったのは2008年。時期は重なるけれど、金字塔ですって? 初耳である。知らなかった理由は分かっています。ヒリヒリキレキレ濡れ濡れの中山可穂から手をつけたから。「百合」と「レズ」の間に線を引いて、「レズ」を求めていたから。広く市場に目を向けて、アンテナを高く張...
おととし2022年の文学界新人賞受賞作。一部で「百合っぽい」と囁かれているので気になっていたのを、ようやく読みました。なるほど、「女性同士のカップル」が出てきます。けれども、おっと、珍しい。わたしは大概の「女と女の関係」を大風呂敷で「百合」と呼ぶけれど、これは迂闊に百合と呼ぶと術中に嵌まった感があります。年森 瑛『N/A』※先入観なく読みたいひとは閲覧注意 ...
年の瀬に献血をしました。返ってきた血液検査の結果は、グリコアルブミンの値が目に見えて改善。コレステロール値は年齢とともにゆるやかに上り坂で、目を逸らしたい体たらくだけれど、糖尿病予備軍だった数字のほうが落ち着いたのは嬉しい限り。生活習慣はそんなに変わらないがおととしからマーガリンを買うのをやめ、高くてもバターにしたのよね。関係、あるのかしらね。そう言えば去年の目標に「コンビニパンを控える」を掲げて...
にくきもの自分が「多数派」に属するというだけでその状態をあたりまえに「正常」と認識しているもの「聞いてくださいよ、驚きですよ。今の世の中、LGBTQと呼ばれる人たちが、7%くらい潜在的にいるそうですよ」驚きって、何が?「7%くらい」という数字? もっと少ないとおもってた?「潜在的に」の部分? 華やかなドラァグクイーンなど見て、外見から区別できるとおもってた?職場で、おじさん社員がこの話題を持ち出したと...
あきらさんに祝日はなく今週は月曜日から出動。昨日の日中はわたしが四つ足の息子たちと留守番をしていました。で。三男猫の荒縞さんは、あきらさんにべったりですから?わたしといっしょに留守番ってのが気に食わない。ねえ、どこ?おかあちゃんは、どこ?隠した、隠したの?おかあちゃんを隠すなんて、ひどい。よし、嫌がらせをしちゃうよ。 荒縞さんの嫌がらせはワンパターンです。すなわち、じぶんの傷口を舐めまわす。ざりざ...
お正月に、Eテレでやっていたんですって。アニメ映画「リズと青い鳥」が。公式サイトhttps://liz-bluebird.com/5年以上前、予告を見て気になっていた作品です。画面から百合感がほとばしっていたので!百合を検出するレーダの針が振り切れていたのに、結局、劇場へは観に行かなかったんだよね。「圭さんと観ようとおもって、録画しておいたよ」あきらさんに手を引かれて、潜ってみた花園。こんなの、優勝でしょ。※先入観なく観たい...
初詣に行きました。あきらさんは、年明け早々、他のメンバーで既にお参りを済ませていたのだけれど、「ひとりで行くのも寂しいでしょう。いっしょに行くよ」ですって。やさしい。おみくじも引こうっと。お、今年は小吉。学問雑念が多すぎる。励め。真顔になってしまった。なんのかのと勉強を先送りする理由ばっかり並べ立ててたんだけど、天は見ている。あきらさんは大笑いして、「圭さん、神様から勉強しろなんて言われたの初めて...
「すごいね、毎日ブログ書いてる」あきらさんに、指摘されました。「今年の圭さんは、ひと味ちがうんじゃない?」いえ。あのう、元日から続けて記事を書いているのは確かだが、これ何にも「ひと味ちが」わない。ここ数年、1月は更新頻度が高いのだよ、1月は。新年、ちょっと気合が入っているのもあるし。何より、単純に、時間が取りやすいからね。三が日は仕事が休みで、休みが明けたとおもえば、すぐに成人の日を含む三連休。ほら...
新年早々、すごいものを読んだわ。これは早くも年間マイベスト10入り確定か。600ページ超えの文庫本。王道犯人当てが主題ではないミステリが、終盤まで求心力を保つのは、もうそれだけですごいことだとおもう。粒選りのキャラクターひとりひとりが魅力的で、プロフェッショナルで、お仕事小説としても……じゃなくて。クレイヴン『ブラックサマーの殺人』はめちゃくちゃおもしろかったけれど、しかしここはレズブログ。書き残したい...
寒いので、おたがいに張りついて眠る正月の夜。あきらさんが言いました。「今年も、圭さんが大好きなあたしでいられますように」おっと聞き捨てならないダブルミーニング。器用なことやってくれちゃって、このこの。寝ぼけてるのに。寝言でおいしい紅茶の淹れ方レクチャーとか始めてしまう子なのに。コーヒー党なのに。彼女の言ったことは「圭に愛される自分でいたい」とも取れるし、「圭のことを好きでい続けたい」とも取れるので...
子どもの体調不良で急遽仕事を休むひとを「また子持ち様が」と揶揄する層がいるらしい。身のまわりにそういうことを言うひとがいないのでまあ、いてもたぶん鈍いわたしは気づかないけれど、そういうひともいるんだあ……と、へえへえほおほお頷いて、わたしは息子の介護のために仕事を休みましたよっと。息子は、もちろん人間ではありません。うさぎのむぎさん、もうすぐ8歳。人間で言えば60代半ば~70代。気温の急落に体がついてこ...
あきらさんの誕生日は、毎年おすしで祝います。お祝いはお祝いなんだけれどこの時期、季節の変わり目、我々そろって調子を崩しがち。あはは うふふ 楽しかったよ、という記録はなかなか残せないんだ。今年はちょいと上質なおすし屋さんの特上握り弁当をテイクアウトして、低糖質のりんごケーキを焼いて、ばらの花束など飾ったあと、ふたりで見計らったようにぴゅうっと下り坂を転落。で、一週間が経ちました。本日ようやく浮上。あ...
改正道路交通法が施行されました。特に、自転車を運転するときはヘルメットをかぶるよう努めよ、という内容が話題になっています。わたしは自転車通勤民なので、慌ててヘルメットを買いに走る走る。たどりついた自転車ショップ。旬な品物ですから、店頭にヘルメットコーナーが設置されていました。でも、こういう特設コーナーの品は、店頭以外にも売り場があったりする。なるべく広い選択肢から、きちんと気に入ったものを選びたい...
土日休みの仕事だものであんまり「年度が変わった!」という実感はないんだけど、ともかく新年度が始まりました。しかし、新しい朝が来たと歌えるようなテンションには、到底ならないわたしの身体。そこかしこで繰り広げられているエイプリルフールジョークの応酬も、見れば見るほど気もちがささくれだって、無性にいらいら。楽しんでいるひとがいるのは知っているけどさ。春、この不安定な季節。自律神経ガタガタだよ。「今日は、...
年度末です。退職するひとを見送ったり、内部異動するひとの荷物運びを手伝ったりして、へろへろと帰宅しました。冷蔵庫を開けると、水でもどしたわかめが一盛り。あれ、これ、どうしたの?「しめじとわかめをポン酢で和えようとおもったんだけど、そう言えば朝、圭さんが何か作って置いていってくれてたな、とおもってタッパー開けたら」うん、しめじとわかめをポン酢で和えて置いていったわ。いっしょに暮らしているから冷蔵庫の...
ふとんを処分しました。捨てようと決めた矢先に、新しもの好きの三男猫・荒縞さんの寝床となっていた、お客さま用のふとん。猫はちょっと寂しそう。でも、家がすっきりするって良い。あきらさんは花粉症だから、部屋の中にほこりの源は少ない方が良いし!そうそう、花粉の飛散量、例年の2倍なんですって?……と、ここまで書いたブログの下書きが出てきました。保存日は2022年3月。まるまる1年前のものです。この1年、「やっぱり...
「圭さんに訊きたいことがあるんだけど、ちょっといいかな」上司から、こそこそと手招き。はい、なんでしょう?「仕事の話じゃないんだけどね」前置きした彼女、声をひそめて。「圭さん、結婚した?」……( ^ω^)?なんて? なんで?「いや! ごめん! 指環、いつの間にか指環してるからさ!」……ここ数日のことだとおもっていらっしゃる。わたしは、かれこれ8年、指環して働いている。いえいえ、事実婚のパートナーはおりますが...
2月中にはブログに書くつもりだったのに忘れていたので、今さらぼちぼち。首相の国会答弁、同性婚の導入は「家族観や価値観、社会が変わってしまう課題」について、おもったことを書いておくんだ。まず「社会が変わってしまう」というのは課題を先送りしたいという意思表示でしかなく、その理由や趣旨の説明にはなっていないので、とてもずるい言い種だよね、とおもった。なんか「それっぽい雰囲気」でことばを選ぶ政治家って、い...
レズビアンの出てくる小説を読もうとおもったら、今はこの方、李琴峰。…なのだけれど、レズゆえのあれこれに限らず、妊娠出産にまつわる社会のあり方に目を向けた、こんな本を書いていたのですね。『生を祝う』※設定自体が、ある意味ではネタばれなので、未読の方は閲覧注意! ...
来る6月、日光で、G7男女共同参画・女性活躍担当大臣の会合が開催されます。栃木の話題だもので、地元紙は、やれ100日前イベントをやった、会場がリッツ・カールトン日光に決まった、とちょいちょい報じているところ。で、その会場が決まったという記事に、合わせて、こんな話が載っていました。「市民グループから議論するよう求められていたLGBTQなど性的少数者への対応を巡っては、独立した議題にはしない方針」と。わたしは、...
前回の記事をアップロードした翌日、通勤途上で気づいたんだけど。チエちゃんはカオリのおばの子なんだから、ふたりの関係は、いとこだな?おば姪百合を補記していたわ、素で間違えたわ。春雨のそぼ降る土曜日。急降下した気温と気圧にぐったりして、寝不足だし夢見はわるいし、ふたりで出かける予定があったのだけど、キャンセルしました。ストーブとハーブティーで人心地。そうしたら、あきらさんが。「予定がなくなったんだから...
あたしが死んだら、圭さんの胸には、あたしの形の穴があくんだろうね。そのあと、もし、いっしょにいたいひとが見つかったら、そのひとといっしょにいるんだよ。あたしの形にあいた穴は、ほかのひとで埋まることはないからね。安心して、意固地にならずに、いっしょにいたいひとと、いっしょにいるんだよ。と。言われたことがあります。あきらさんに。うん、まあ、でも、あなた以外のひとと人生をともにしようとは、別におもわない...
ホワイトデーです。男性陣が、こそこそと、あるいは堂々と、紙袋を持って通勤してきます。職場の義理チョコなんて、もはや古いのに、2月に女性がばらまきをやめないから、男性もずるずるとやめられないでいる。変な職場。「圭さんは、いつだって本命にしか渡さないもんね」旧習に染まず空気を読まず。職場での祭りには一切かかわらなかったわたくしに、あきらさんの目がやさしい。家では、あきらさんがチーズケーキをまるまる1ホ...
あきらさんが深夜の急な体調不良で、救急車のお世話になりました。付き添ったわたしに、救急隊員の第一声「娘さんですか?」…え、でかくね?(年齢的な意味で)心配でどきどき焦っていたのが、一瞬で冷却されます。しかし、わたしの口から出た否定のことばは。「ちがいます。血縁ではありませんが、同居しているんです」言ってから、ちょっと自己嫌悪。逆の立場だったとき、あきらさんは言ってくれた。「妻です」と。嬉しかったのに...
『宝石の国』が最新第100話の公開記念に、期間限定で99話まで無料公開されている。そんな情報を得て、読んできました。まんがはアニメ化した部分くらいまでしか集めていないので、まあね、地獄を見たよね。『宝石の国』は、喪失の意味を覆す仏教まんがとしても好きだし。鉱物のキャラクターたちが無性・非性ゆえに色気マシマシで好き。宝石たちは上半身は少年下半身は少女をイメージしてデザインされたのだといいます。わたしの性...
「なんか、においが変なの」あきらさんが差し出してきた彼女の指先。嗅いでみると、おやおや、ほんとうだ。もの珍しい、ココナツのような、あまいにおい。わたしの知る限り、我が家に、このにおいのものはない。最近ヘアオイルを買ったけれど、香りが違うわね。ハンドクリームか、なにか塗ったんじゃなくて?あ「いや」え、それって。「よその女のにおいだ!」ハモってしまった。あきらさんをとっ捕まえて嗅ぎまわり、おいおい、首...
レイトショーで「エゴイスト」を観てきました。我々カップル、10年近く前の「天皇の料理番」以来、俳優・鈴木亮平が好きなもので。レズだけど、好きな男優だっていますわよ。さて、ていねいな役作りに定評のある鈴木亮平氏、今回はどうやらゲイを演じるようだってんで、情報を得るや、鑑賞決定。相手役が宮沢氷魚だということと、今は亡きエッセイストの自伝的小説が原作にあるということだけ調べ、予告や宣伝、インタビューの類に...
「私はもう、彼女のことを、秘密にしたくないの。」帯を見て買うことを即決した、この1冊。ああ「私」は、「カミングアウトする女性」なのだと、おもったからです。レズビアンなのか、バイセクシャルなのか、何というわけでもないながらパートナーが女性なのか、とにかく同性のこいびとがいるのだと、おもったからです。「私」という一人称は、女性だけのものではない。終助詞「の」は、関西はいざ知らず、男性だってつかう。けれ...
お金がない理由は24番目の写真にある。そんなタグがトレンドに入っていた、しばらく前のTwitter.ちょうど写真フォルダを整理しなきゃな、とおもっていたので数えてみたら、24番目は。これだった。 ねこ、お前だったのかいつも金を食っていたのはまさに猫エイズウイルスキャリアのための免疫サプリを買って、諭吉とさよならしてきたところです。猫が健康体だったなら、かからなかったお金がある…という見方もあるけれど。例えばさ...
夜の2時半頃に起きて、コーヒーを淹れて。朝4時からアマプラで「ドライブ・マイ・カー」を観ました。三浦透子、とてもいいね。原作者・村上春樹のマスターベーションを見せられたという残念な感想をあきらさんと共有しつつ、ところがどっこい、映像も俳優陣の演技も好きだったんですな、これが。 映画を観終えたら、あきらさんは寝不足解消のため再びふとんへ。わたしは、せっかく早く起きたからと読書。で、映画のではなく、本の...
県外まで足を伸ばして鑑賞してきた映画「ペルシャン・レッスン 戦場の教室」。とても好きな作品だったので、記録を残します。百合ではないけどひとによっては男性同士の関係に萌えを見出す、かも?※ネタばれは極力しませんが「そこまで知りたくなかった」情報が含まれる危険は常にあるので閲覧注意! ...