家族仲が良いと思って育ってきた30代女性に起こった家族崩壊体験記。ママの宝石が無くなった事をきっかけに発覚した大好きなパパからの数々の裏切り。親の不倫、熟年離婚、実家の片付けからの引っ越し、裁判。絶望の先を求めて。
どこへ出かけて、何を食べたの?何をプレゼントしたの?どんな話をしたの?あの子は楽しく過ごせているの?私たちのことは、微塵も思い出さなかった?いつか、必ずこのblogを世に出してやると決意を固める。1周年おめでとうございます。新しい名字に
全て「今思えば、、、」になってしまうが、、、ここ数年のパパには不審な行動がみられていた。毎年バレンタインとパパのお誕生日は海外出張だった。「仕事が忙しくて誰にも祝ってもらえない」と不満をもらすこともあり、必ず日にちをずらしてイベントやお祝いをして
春を迎えると、大学の卒業式を思い出す。大学の卒業式はパパとママの2人できてくれた。同級生のほとんどが袴を選ぶ中、私は成人式にママが奮発して買ってくれた振り袖をもう一度きた。ばぁばぁが大好きだった桜の柄の振り袖。帯はママの帯をかりて締めた。
忘れることができないあの日。6月最後の日。職場の歓送迎会で、私は買ったばかりの白地にカラフルな蝶々のチュニックを着ていた。一次会が終わり、二次会に向けて荷物の整理をしていた時にママから着信があった。ママの声はあきらかに最初からおかしかった。どう
発覚の投稿にも書いたが、ママは宝石を盗まれた日から1ヶ月間あまり、娘の私に告げることができなかった。その間、私はママと3~4回会っていた。私と会っていた時は笑顔で食事も沢山食べていた。笑顔の裏に沢山の悲しみを抱えていたことは全く気づかなかった。辛か
ママは娘にパパの不倫や領得について言えなかった1ヶ月間、とても活動的だった。パニックにはなっていたが、ただ何もしなかった訳ではなく、沢山調べていた。ただし、調べれば調べるほど、驚愕の事実が浮かび上がってくる。自宅の火災保険。自宅は結婚前にママと今
2020年、バレンタインの日。ママの新居マンションのベランダで、綺麗なかわいいお花が咲いた。前の実家のお庭から連れてきた球根たち。土いじりが慣れないママが、沢山の方たちの優しさに支えられ、なんとか掘り起こして鉢植えに植え替えて、つれてきて、育て方も沢
領得とは~自己または第三者のものとする目的で、他人の財物を不法に取得すること。不倫を認めた事と前後して、ママは弁護士の先生から「宝石を売っているなら預貯金も調べた方がよい」と助言され、とある銀行に調べにママはパパと一緒にいった。その銀行は地域密着型
コンタクトレンズの支払いに関する葉書(女性の名前と知らない住所)がでてきてもママはすぐにはパパを問い詰めなかった。帰国してからパパはママに毎朝、最敬礼のような格好をして「申し訳ありませんでした」といっていたらしい。途中で、ママはそんな形だけのものもうや
買取専門店に確認にいき、宝石を売ったのは、ママが疑っていたパパにできた女性ではなく、パパだったことが分かっても、どこかでママの女の勘は働いたのだろう。注意してパパの動向をみていた。ある日、ついに見つけた。パパのズボンのポケットから一枚の葉書。コンタクトレ
「初恋の人はパパ」「将来パパのお嫁さんになってあげるの!」1人娘だった私は特に幼いころはパパっ娘だった。今回の事件で、実家の引っ越しも迫られ、沢山のものを捨てた。パパとの想い出に纏わるものをどうするか決められなくて、パートナーに相談した。パート
この記事の時期はまだ娘の私もリアルタイムでは知らず、さらに当事者の記憶も混乱しているため、前後は多少ずれるかもしれない。宝石の換金について、帰国後にパパは自分がやったと認めたが、ママはどうしても信じることができなかった。パパと40年近く夫婦として
2019年、私たちは戦いを終えました。不倫をし、ママや亡きばぁばぁの宝石やお金を換金したり不正に出金したパパとその相手女性に対して起こした損害賠償請求裁判は欠席裁判となり勝訴にて判決が確定しました。遡ること春に70代後半のママの引っ越しが終わりました。
2019年クリスマス。私とママの名字が変わって初めてのクリスマス。パパのいない2回目のクリスマスを迎える前は一段と寂しかった。クリスマスが近づくにつれて泣いてばかりいる私をある日パートナーはファミレスに誘ってくれた。ファミレスで私は家族で行った時にかな
2018年5月末日ママが習い事から帰ったら、いつもよく使うジュエリーを入れていた箱が見当たらなかった。小さな小さな丸い箱に入れていた。探しても探しても見当たらなかった。パパに聞いても知らないと言われた。ママはお部屋を大掃除して探した。でも見つからなか
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