ワーキングメモリと歩行（運動の関係）

ワーキングメモリは一時的な記憶ですが運動とかかわりを持っているのはあまり知られていません 良く運動をすると認知機能が高まると言われる理由の一つにワーキングメモリと運動の関係があります。 前頭葉の46野 背外側前頭前野で一時的な記憶をもとに取捨選択をしながらどのような行動をすべきかを決定しています。 例えば買い物に行って多くの野菜が陳列されている中からナスとショウガを選んで買うことなのですが ワーキ

大脳基底核その2

大脳 脳幹 脊髄は運動を起こす筋出力を出す それを制御しているのが大脳基底核です。 認知機能 運動制御 情報機能に関係しています。 線条核 （被殻 尾状核） 大脳皮質 前頭葉 頭頂葉 後頭葉 側頭葉 から 線条体に情報が送られます。しかし 被殻と尾状核両方をあわせて線条体と呼ぶ前頭葉は被殻尾状核に均等に情報を送らない。どちらに情報を投射するか部位が異なります。 一次運動野→被殻 前頭前野→尾状核

大脳基底核

※画像はウィキペヂアより引用 大脳基底核は主に運動と運動による学習などの抑制をしています。他の大脳皮質と複雑なかかわりをもち 主に運動の調整をしています。出力部にはギャバによって抑制しコントロールしています。 大脳基底核が壊れると不随運動と言って体が自分の意志とかかわらず勝手に動いたりします。顔が引きつったり 手足が踊るように動いたりします踊っている様なので舞踏病ともいわれます。 一般に良く知られ

ワーキングメモリ

アルツハイマーと前頭葉側頭葉型の認知症に見られます 機能が落ちると物忘れでも即時記憶ではなく一時記憶が出来なくなります ニューロリハビリの考え方ではトレーニング次第では回復する可能性も考えられます ワーキングメモリとは簡単なものでは電話番号を覚え電話を掛けます電話が終われば電話番号の記憶が失われます。 他には覚えておいたものから選択する 買い物で何を買うか記憶する。 文章の中から果物の名前を選択す

治す薬は無し

物事を解決する方法として 薬を一番に考える人が多いようですが物事の本質と言うものを最初に解決する必要があります。薬は一見物事を解決しているように見えますがそうではありません。例えば胃薬一つでも 胃酸過多を 抑え 酸を抑えているだけの様に見えますが（得にプロトンポンプ） 酸を抑えるようにする 脳からの命令で抑えています。これらは 他においても 薬の本質です。気分が悪くて仕方がない と言っている間に微

体を治す仕組みは

1抗酸化 2アミノ酸による修復体を守るシステム治すシステムはこの2つしかありません。 薬で症状を抑えている間にこのシステムが体を治しています。 体を再生するのは61種類のたんぱく質が元の通りに治します このたんぱく質は植物性のものでは61種類必須では20種類あります これを20種類と9種類のアミノ酸に省略してしまったのがそもそもの間違いです。 動物性のタンパク質だけでは修復に必要なたんぱく質が不足

アルツハイマー

アルツハイマーは一番有名ですが 物忘れと一般に言われているのがこの病気です脳の機能が落ちる場所によって症状に特徴が出てきます。薬の副作用と異なり又併発混合があり症状も複雑になってきます 虚血（血管型の前兆）が48％もあります。ので大脳基底核尾状核に虚血があると運動にも影響が出てきます又感情失禁がありこともあります 又前頭葉型との合併も見過ごされていますが多いように思います。 完全に失われていなけれ

グルタミン酸

グルタミン酸については難しいので断片的になってしまいますが列記しておきます グルタミン酸は興奮させる神経伝達物質です 海馬での学習機能にも大きくかかわっています。（ここで使っている興奮とは神経伝達の事であり怒ることではありません多少関係はあるとおもいますが） 化学調味料でも有名です 興奮作用が強すぎると、神経細胞を殺してしまうほどの強い神経毒性作用も持っています。脳の血液関門を通らないとされていま

ヒスタミン

ヒスチジンを多く含む食品 マグロ、カツオ・ブリ・サバ・サンマ 大豆 ヒスタミンを合成するのは、視床下部の結節乳頭核で合成されます。 ヒスタミンで良く知られているのは乗り物の酔い止めとアレルギーです。 乗り物に乗って視覚、平衡感覚、などからインプットされる空間知覚情報とこんなはずじゃないという過去におけるという空間知覚情報にずれが起こった時に起こります。これを動揺病と言いますこの様な状態だと ヒスタ

ノルアドレナリン アドレナリン

興奮した状態を作るホルモンです どちらかと言うと怒っているときよりびっくりした時です。火事の時 自己の時 けがの時 などに 痛みを感じなかったり怖い事があると 尿意すら忘れることもあります。これらは ノルアドレナリン アドレナリンの影響で起こっています。 特に自律神経 交感神経に関与しています。血管を収縮させるのは交感神経がつかさどっています。一時交感神経が優位になるとバランスをとるため副交感神経

動物性タンパク質 植物性たんぱく質

動物性たんぱく質の摂取量が多いと、癌心臓、病糖尿病、の有病率が高いことがわかっています。 最初に言っておきますが～はダメと言う引き算的な思考はうまくいきません体全体の事を考えておく必要があります。 動物性たんぱく質の摂取量を減らせばこれらの病気から解放されることはわかっています。チャイナプロジェクトは中国内において数百ブロックに分け男女各50人ずつ35歳～64歳対象者の30％の家に滞在し3日間聞き

ドパミン

ドパミンドパミンは動機付けに影響しています。主に計画的な行動を起こす時に関係がありますイチロー選手はあれだけの練習を苦労しているとは感じていません。それは練習によって得られる結果と自己の精神性成長を喜びとしているからです。この様な毎日の練習ができる動機はドパミンによるものです。 ドパミンが減ると運動量が減り 体が震えたり 無気力になっていきます。振戦などが起こるのもドパミンの不足によるものです。

セロトニン

セロトニンは麻薬のLSDと同じ構造を持ちます。精神状態と大きくかかわりをもち必要なところにいきわたっていないとうつ病などの原因になるとされています。体全体で10mgという世界なのでわずかなものが大きく影響するという事を前提にして考える必要があります つまり精神機能の調節をしています。他にも学習、睡眠覚醒、運動感覚など多彩なかかわりを持っています。 セロトニンは トリプトファン→ヒかいドロキシトリプ

アセチルコリン

アセチルコリンは学習 認知機能に影響を与えている神経伝達物質です。 主にアルツハイマーやレビー小体型で欠乏すると言われています 簡単に言うと不足するとボ～トし多すぎるとハイテンションになります。 アセチルCoA+コリンcholine がコリンアセチルトランスファーゼの触媒作用によって作られます。 グルタミン酸やドパミンとも関係があります。 特に認知機能と関係があるのはマイネルト基底核から大脳皮質

ニューロリハビリ4 長谷川式

長谷川式はあまりにも有名ですが認知症の基準を図るものです。その他に脳のどの部分に問題があるかを探すのに適しています。これを基準にして他の検査を使うことによりさらに詳しく脳の状態が解ります。 無いものは作ることができます 最初に長谷川式の点数により 判定し次にどのような評価（テスト）をするかを選びそれぞれの脳の機能の低下をしている場所を探します。又認知症でなくても脳の場所と関連した課題や設問を作れば

海馬について

この記事で海馬に問題のある方の症状が理解できると思います 海馬は記憶に関して重要な働きをしています 特に短期記憶やワーキングメモリや即時記憶に 関して他の部位と関連して働いています。 海馬は記憶の入り口で多くの情報から必要なものを 選び必要なものを記憶として記憶しています 又歯状回では 神経の申請を一日700個作っています。 又学習の面では記憶に影響しますので学習に影響を 及ぼしています。家庭環境

ニューロリハビリという考え方3

ニューロリハビリという考え方3は 脳トレなどの元になる考え方です 可塑性＝予備機能と言う事にも注目すべきことです これは仮設ではなく すでに証明されていることです。 血管型認知症に関するニューロリハビリ スーパーマンを演じたクリストファーリープは全身不随になったが 5年後には指先が動くようになりさらにその一年後には支えがあれば 水中を歩行することができるようになった。 そしてそれはMRIでも右脳の

2ニューロリハビリと言う考え方

ワーキングメモリと注意機能（前頭前野）細かい脳の部位の名称は省略します 最初に海馬と前頭前野の連携によりその時必要な事を覚えます 。 重荷その時だけ覚えていればよい事です。電話番号とか 相手の名前でも 話が終わると忘れたりします。買い物に行って 必要なものなどもそれにあたります 買い物の例を挙げると 次にその記憶をもとに数種類の 陳列されている 野菜や果物をその中から選びます。（選択機能 ワーキン

真実の～という 文書や 投稿

真実の～という 文書や 投稿はほぼ 間違っているか思い違いだと思ってよい。当たっていてもマグレぐらいのものです。人は嘘をつき その嘘に対して嘘をつくので 科学だのなんだの読み方によって 事実を操作することができるからです。騙されたくなかったら 離れて一人で勉強することですそうすれば幾分ましにはなります。それでも嘘が解らないのは あなたが 嘘つきだからです。何故なら醜女がいたとします あなたは嘘をつ

ニューロリハビリと言う視点

ニューロリハビリと言う考え方 現在うちで作っている物はわかりやすいように脳トレと呼んでいますが 脳トレなどを作る元の発想となっているのはこのニューロリハビリテーションと言う考え方です。 脳がどう機能するのか又脳のどこのどんな所に問題があるのかを探しておきます 人の顔を忘れるのは側頭葉紡錘状回顔認識の部分です そのすぐ近くに側頭葉海馬傍回場所領域 ものの配置など や後頭葉腹外側領域 物体の形など と