chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • Unearth『the wretched; the ruinous』

    いやぁ驚いた。気づいたらKEN SUSI(ギター)も Nick Pierce(ドラム)もいなくなってた。さらに、その2人が現在崩壊も同然のAS I LAY DYING にJoinしていたことだった。笑った。KEN SUSI は音楽性の違いを理由に脱退しているんだけど、前作「Extinction(s)」を聴いた人ならわかると思うけど、初期とくらべると方向性がまるで違う。KEN SUSI が腕におち〇ち〇の絵を描いてステージに立てるような楽曲はひとつもなくなっていた。NIc...

  • 『シャッター・アイランド』2周目からコメディ

    考察などは親切にも公式が特設サイトを公開していて、それを見れば映画の中で何が起きていたかはだいたいわかるでしょう。だからこの映画に関してはいちいち考察を書くのも野暮なんでざっくりと感想だけ書いちゃう。ネタバレはもちろんナシでね! これは前情報ナシで観る作品ですから!初見であれば一生懸命ストーリーを追って観るのは当たり前だけど、2周目以降はまったく別の視点からしか観られなくなる。シリアスなサイコサス...

  • 状況説明がうまくいってない『マリー 暗闇からのささやき』

    誰がマリーなのか?死んだパパの家を売るためその準備に訪れた主人公カトリーナは、敷地内で勝手に遊んでいた謎の少女に声をかけられる。とりあえずこの少女がマリーだと思う。だけど少女はデイジーと名乗る。この少女がデイジーかどうかは終盤でヒロインが「あなたはいったい誰なの?」「マリーなのね?」と問いつめるまで謎のまま。とはいえ少女も「マリーではない」との一点張り。劇中でこんなやりとりを2回見せられる。結局ラ...

  • HoneyWorks『可愛くてごめん feat. ちゅーたん(CV:早見沙織)』

    全パートささりすぎて大好きなんですけど、この歌を知ったのは、かんあきのあちゃぴの踊ってみたですね。それではじめて歌が気になったんだけど、とりあえずこの振り付けを考案したと思われるみこという人の本人が踊っている映像。とくにこれは長女と何回も見た。あちゃぴの踊りが粗削りであると気付けるくらい見すぎた。あちゃぴは「feat. ちゅーたん(CV: 早見沙織)」を使用していたけど、個人的にはみこ本人が使用している「fe...

  • 小池真理子『墓地を見おろす家』泣きそうになった

    怖いからじゃない。あまりの惨たらしさ、憐れさ、不条理さには気分が沈んで数日経っても立ち直れない。その残酷っぷりに泣きたくなった。久しぶりに読まなきゃよかった・・・と後悔した。いや、ホラーとしては最高の本だけど。せめてこどもは登場させないでほしかった・・・。主人公は子なし夫婦にでもしてくれればまだ耐えられた。頼むから幼いこどもは不条理から除外してあげて・・・。正直、恐怖演出に関してはいささか飛躍しす...

  • 『シークレット・マツシタ怨霊屋敷』日本人は笑ってしまうからその漢字は使うな

    これは笑えばいいのかな? おそらくこれを観た日本人は笑うし怖がらない可能性が高い。その理由は登場する漢字の使われかたにある。まず、要所で登場する「死」の文字。これがまたトイレの落書きレベルで噴飯物だ。そして大切なクライマックスシーン。おでこにその漢字を書くのはまずかった。キン肉マンって知ってる?ダメだよそんなんじゃ。ホラー映画で使う漢字じゃない。それでは学校の怪談だ。擬似ドキュメンタリーなのはよか...

  • Janne Da Arc『D・N・A』

    メジャー1stフルアルバム、ハズレ曲なしの名盤。全曲が主食、メインディッシュ。食べにくい・・・なんて言ったらエレカシの宮本浩次ならキレるだろう。何が気に障ったのか宮本はラジオの生本番中に突然キレた。ところが当時の女性DJ(鈴木万由香)も彼を怒らせるのは2度目だったようで「・・・まぁ、悪気がねぇってのはわかってっけどよぉ・・・」という宮本に対して「ケンカ売られてます? 私」と神経を逆なでする発言を繰り出し...

  • 「エンド・オブ・デイズ」映像は派手でおもしろいけどオチがどうも・・・

    あんな終わりかただったらヒロインが身勝手な女性な印象になってしまうのであまり好きになれない。もちろんヒロインに悪気はないんだろうけど「その言葉だけで片付く映画ですかね?」ってくらい周りに迷惑かけてる。とくに破壊描写がすごい。建築物やら公共のもの壊しすぎですよ。あと犠牲者もたくさん出た。ウド・キアの使いかたが雑でちょっと残念だった。ストーリーは結構ファンタジー。復活した悪魔がガブリエル・バーンに入り...

  • 村田沙耶香『コンビニ人間』クズの白羽さんに優秀助演男優賞

    単純におもしろいと言っていいのか、笑っていいのかわからない本。ホラーやミステリではないけれど、人間の「無意識」がもたらす不条理な世界が凝縮された第155回芥川龍之介賞受賞作(2016年)。コンビニアルバイト勤続18年の主人公女性(37歳)の視点で描かれるのは、現代社会の生きづらさ。しかしストーリーからは当人は生きづらいとはあまり感じていないようにも思える。たしかに変わった人格の持ち主で、人間としての中身がな...

  • 『ギルティ』どんな凄惨な事件も電話で解決いたします

    どうやら何かやらかしてコールセンター業務を命じられた警察官の主人公。いったい何をやらかしたのかが重要なポイントなんだけど、観ていれば普段から短気で態度が悪く暴力性が高いのが気になる。だからだいたい想像できると思うけど、そこはちゃんと説明してくれるし見ていくうちにだんだんとわかる。そうした性格である反面、正義感も強いことから偶然かかってきた面倒そうな通報にたいして職務を越えた行動に出る。それが映画の...

  • DIR EN GREY『THE MARROW OF A BONE』

    前作「Withering to death.」のような重たさはなくなり、ギターはねちっこい変な音に。シングル曲も作風にあわせて再録されて重厚感は薄れてしまった。正直、個人的にはかなりガッカリした。前作があまりにも最高すぎたせいもある。とにかく音のなんとショボイことか・・・。歌メロが悪くないものもいくつかあるけど、サビで盛り上がりきらない中途半端な楽曲がほとんど。2, 3曲目がとくに顕著で、サビでテンションが上がりきらな...

  • 小野不由美『残穢』文学という概念を飛び越えて読者の日常に干渉してくる怖い本

    巷間で「家に置いておきたくない」とよく言われている恐ろしい本。読んだ人はみんな怖すぎるとよく言う。とにかく怖い本が大好きな私もようやく読むことができた。実は2回読んだ。というのも、1回目を読み終わった後、皆が恐れ慄くほどの恐怖を感じなかったからだ。正確には感じられなかった、のだと思う。その理由はわかっていた。この本は語り手(=作者)によるルポルタージュ形式で書かれている。そこにはいくつもの土地や建物...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、cocoliliさんをフォローしませんか?

ハンドル名
cocoliliさん
ブログタイトル
後悔するなら今のうち
フォロー
後悔するなら今のうち

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用