主人公の女性が下品なことしか言わないのでわりと序盤から辟易してしまったが、それをなんとか耐え、おかげさまで気味の悪い映像を楽しめた。これはきっとSCPとかリミナルスペースが好きな人にはハマるんではないか。個人的には真っ暗な遊園地(?)みたいなシーンが最高に不気味でよかった。あと、ライブ配信中という設定なので、左下に視聴者コメントがどんどん流れてくる。ただ、映像とコメント内容を同時に追うのは不可能。両...
『返校 言葉が消えた日』ホラーゲームかよ・・・と思ったらホラーゲームだった
同名のゲームがあるのね・・・知らないで観た。元ネタがゲームだと知ってたら多分見てなかったと思う。知らなくてよかった。リンク台湾の歴史に詳しくないもんで、自由が封じられた厳しい時代があったんだなと思いながら観ていた。※参考:白色テロ (台湾) - Wikipedia目覚めたら誰もおらん暗い学校が舞台。序盤の雰囲気は学校の怪談。しばらくしてCG丸出しの不気味なキャラクターに追いかけられたりする。展開がホラーゲームっぽい...
SPEED『Breakin' out to the morning』
現在、Eテレで放送中のアニメ「はなかっぱ」のエンディング曲がけいちゃん(山内惠介)の「イチカバチカ」という歌なんだけど、これの作曲が伊秩さん(伊秩弘将)なんですよ。SPEEDの活動停止以降、伊秩さんの名前を見たのは久々でした。そこで「そういえばSPEEDのアレ、アノ曲かっこよかったよな」とある楽曲を思い出したのです。それがコレ。「Breakin' out to the morning」。SPEEDのシングル10枚目にして個人的に最強の名曲。1...
PENICILLINのメジャー4枚目アルバム。シングル曲は「99番目の夜」「DEAD or ALIVE」「夜をぶっとばせ」が収録されている。みんなのよく知ってる「ロマンス」「make love」は次のアルバムに収録。PENICILLINの「Limelight」は発売日の前日にすぐ買いに行った記憶があって(当時はだいたいのCDが発売日の前日に店頭に並んでいた)自分の中では思い出深く、お気に入りの名盤。・・・と言っておきながら、実際に聴いていたのは前述シン...
『バクラウ 地図から消された村』自治体vs小さな村の対立抗争。こんなの村全滅じゃん、と思ったら…?
なかなか過激な映画だったわ。アナウンスどおり人間の悪意とそれに呼応する狂気とバイオレンスっぷりが凄まじかった。内容は村と管轄市長との対立抗争。市長のやり方は極めて姑息で、自分の手は汚さない。そこで集められたのがウド・キア率いる暗殺集団。しかし、わりに戦闘能力や立ち回りが素人然なのは、実はただのガンマニアの集まりだったから。ようするに単に人を撃ちたい願望持ちのキチガイが集められたらしい。とはいえ、大...
鈴木光司『アイズ』ゆるコワホラー短篇集。メインより作者のあとがきが一番怖い
怪談といえば鈴木光司、やっぱりおもしろかった。「リング」シリーズ以外の鈴木光司も読みたくてブックオフで発見。8篇収録のホラー短編。薄気味悪さとか気持ち悪さを期待して読んだけど、あまりそこまで怖いエピソードはなかった。だけど、文章が上手なのでオチが気になるしどんどん読める。「鍵」で死んだ旧友に呼ばれてるんでないかとゾッとしたあと、状況設定が滑稽な「クライ・アイズ」で笑う。「夜光虫」でまたゾッとしたら...
『アイズ』プロットはいいけど・・・映像作品としてはヒドすぎないか
鈴木光司「アイズ」収録の「しるし」が『アイズ』として実写化されていた。改変されたプロットは意外とよかった。だけど、映画としてはちょっとヒドすぎないか?鈴木光司も何カメオ出演引き受けてんだよ。「らせん」みたいにデパートの屋上で家族団らんしていればいいのに。今回は断ってくれ。とりあえず最後までテンポが悪すぎる。みんなの演技もヒドすぎる。しかも、主人公JK(伊藤万理華)がボソボソしゃべりなもんで、基本的に...
『最後の写真』これってもしかして、あなたの奥さん、入れ替わってるー!?
ヘンなじいさんが置き去りにした古風なカメラに魅了された無名カメラマンの男の奇妙なサスペンス。もともと入っていたフィルムを使ってカシャカシャして現像・プリントしてみたら、明らかに主人公が撮影したものではない女性のヌード写真が一枚混じっていた。なんだかわからないけど、売りに出したことで取り返しのつかない案件に巻き込まれるのであった。序盤はヌード写真の謎にしばらくフォーカスがあてられている。「なんだこれ...
犬の実験成功で気をよくした人外博士。こんどは禁忌破りの人体実験で人間の胎児を成長させてしまう・・・という話をスローテンポでやってくれているのが「embryo エンブリヨ」という1976年のインモラルなホラー映画。現在はパブリックドメイン扱い。ラストの十数分で別の映画かと思うくらいむごたらしい結末を迎えるんだけど、そこにたどり着くまでがあまりにも退屈。前半からほとんど画面は暗いし、なんたって話がまったく進まな...
『ロボコップ』アクションよりも家族の苦悩を重点的に描いたリブート
2014年公開のリブート作品。元ネタ版に比べてロボコップのデザインに大きな違いはないが、ボディカラーがシルバーからブラックに変更され、フェイスが常に赤く光っていてなんだかカッコイイ。こちらのマーフィは車に仕掛けられた爆弾の犠牲となった後にロボコップにされてしまう。とくにグロテスクな描写はないが、現実を受け入れられないマーフィが鏡で頭部と肺と右手しか残ってない姿を見せられるシーンは精神衛生面で残酷。マー...
過去2作でマーフィを演じたピーター・ウェラーは仕事の都合で出演困難となったため、その代役はロバート・ジョン・バークが務めた。3作すべて登場のアン・ルイス(ナンシー・アレン)にも注目。作風はこれまでとはガラッと変更されていて、グロテスク描写や過度な暴力描写はすべて消え失せ、単なるファミリー向けのエンタメアクションヒーロー映画になってしまっている。でも、それでいい。前作があまりにもひどすぎたせいもあって...
駄作『ロボコップ2』とっちらかったストーリー、クソガキがノイズ、ロボコップがしばらく出てこない
前作よりも治安が悪くなっているのがウケる。今作はヒドイ。とっちらかったストーリー、クソガキがノイズ、ロボコップがしばらく出てこなくなるなど、いろいろと詰め込んだ結果、わけのわからない映画が出来上がった。前作のいろいろな設定は無視され、引き継がれたのはキャストと警官のストライキのみ。瀕死の重傷を負ったはずのアン・ルイスは、ウチの父親の大予想もむなしくピンピンしていて、まるであんな事件ははじめからなか...
名作ながら興行収入のわりに低予算な『ロボコップ』の監督は「トータル・リコール」「氷の微笑」「インビジブル」のポール・バーホーベン。有名なのでざっくりいうと惨殺された警官の遺体で作った警官ロボの物語。冒頭やストーリーの合間に出てくるニュース番組やCMがメタファーになっていておもしろい。暗いニュースなのに笑顔で伝えるキャスターはデトロイトが終末都市であることを伝えているよう。実際、劇中のデトロイトは犯罪...
コレはもう怪奇映画。こういうの大好き。もう少し調べてみるけど、とりあえずイミワカランすぎて2回観た。それでもまだイミワカランことがたくさんある。そうなんだ、イミワカランなんだ。それなのにすごく気になるんだわ。だって匂わせ演出が多いんだ。例えば花の匂いをかいだら犬化する女とか、ヴィーガン向けソーセージの広告とか、ラストで妹の目が真っ赤とか、その後ろに映り込む光る眼の犬(?)とか・・・本当はもっとある...
骨董品屋に舞い込んできたポラロイドカメラ。それで写した写真には必ず黒い影が写る。こんな設定は死ぬほど使い古されているけど、モタつきのないストーリー展開がよかった。だけど、主人公に悲惨な過去を匂わせるわりには情報としてはあまり役に立たないし、黒い影の正体にまつわる逸話は二転三転するうえに結局どれが真実なのか説明がない。手が凶器に変形したり壁抜けしたりなど、黒い影の脅威は上手く描けていた気がするけど、...
『レザボア・ドッグス』わりとマジで非の打ちどころがない・・・死ぬまでに観ておきたい傑作クライム
めちゃくちゃおもしろかった。あらゆる演出が完成されていて非の打ちどころがない。進行中はほぼ無音、絶妙すぎる間合いと緊迫感、時間をたっぷり使った渾身の演技、興味を引くように練られた時系列。気にならないわけがない。George Bakerの「Little Green Bag」が流れる有名なオープニングシーンが終わった途端、後部座席でティム・ロスが「血だらけでビビる」とわめく映像から物語は始まる。冒頭でゲスい会話をしていたはずの人...
『ボイス・フロム・ザ・ダークネス』カーチャンが死んでから息子が全然しゃべってくれない
「たったそれだけ?」の内容を、約90分の時間をたっぷりと使ってたいへんスローに乗り切っていた。原題「石からの声」なのにどうして邦題が「闇からの声」に変わってしまったのか、観終わっても「いや、石だろ」となった。舞台は戦後のイタリア、カーチャンの病死にショックを受けてひとことも話さなくなった少年のもとにエミリア・クラークは訪れる。壁に耳をあてては死んだカーチャンと交信する少年を見て「幻聴だ」とか「死んだ...
『クローブヒッチ・キラー』自分に家族がいることを忘れてはいけない
人間なら誰にだって知られたくない「本性」ってものがあって、それが個人で完結するものなのか、もしくは人に迷惑をかけるものなのかはとても大切なこと。この映画を観たあと、自分の「本性」=「ウラの顔」を見つめなおしてみてください。10年前の殺人事件が未解決なままの田舎町。深夜、少年タイラーは無断で持ち出したパパの車で彼女とデート。しかし車内助手席のポッケに彼女が見つけてしまったのは女性の緊縛ヌードの切り抜き...
節分ですな。さて、フォローしてほしくて宣伝して実際にフォロワーが増えるのか、検証してみましょう。X(旧Twitter)よりもTwitter(現X)と言いたいわたくしのアカウントは@iionii11021になります。インスタで勝手に流れてくるカーペット洗ってる動画見てたらもうこんな時間。 pic.twitter.com/QFHkHh6Hdx— cocolili@後悔するなら今のうち (@iionii11021) January 19, 2024 こんな感じでどうでもいいことや日常ポストがメインの...
『森の殺し屋』よそ者の女性記者が取材に訪れた田舎で色気のせいで殺される
大したサスペンス性もないのに、登場人物のキャラクターが毎度のことながらクセ強で今回も見入ってしまった。しかもこのシリーズ、5作くらいあるらしい。だけど日本では観られない。アマプラでは残念ながらリリースされていないので。ちなみに男性警部バーグマン(ハリー・プリンツ)の顔が気に入った。親戚にああいう濃い顔のおいたんがいてほしい。あの顔好きだわ。さて、ストーリーはいたって普通。まずは女性の遺体を発見した...
昔、札幌にはV系オタク御用達の専門店「GURUGURU」というのがあって、V系ドハマリだった中学時代には何度か行っていた。店内がとにかく魅力的で、たとえば MALICE MISER の「Voyage」初回盤(30,000円)、ROUAGE の貴重なデモテープ、そのほかメジャーバンドのインディーズ当時のレアモノが「誰が買うねん」という高額な値段でたくさん売られていて、それをのんびりと眺めるのが好きだった。GURUGURU は自分にとってV系バンドの歴...
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主人公の女性が下品なことしか言わないのでわりと序盤から辟易してしまったが、それをなんとか耐え、おかげさまで気味の悪い映像を楽しめた。これはきっとSCPとかリミナルスペースが好きな人にはハマるんではないか。個人的には真っ暗な遊園地(?)みたいなシーンが最高に不気味でよかった。あと、ライブ配信中という設定なので、左下に視聴者コメントがどんどん流れてくる。ただ、映像とコメント内容を同時に追うのは不可能。両...
このタイミングで取りあげるような楽曲ではないけど、まぁどこにいても流れてきますな。イヤでも耳に入ってくるね。別にイヤではないんだけど。気づけば小2となった長女の最近のお気に入りはKAWAII LAB. 系統のアイドルグループ。一番好きなのはFRUITS ZIPPERらしい。家でも車でもブレずに聴いている。おかげさまで不本意ながら全楽曲を覚えたゾ。で、『倍倍FIGHT!』。これはCANDY TUNEの持ちバズ(持ち曲がバズるを勝手に略した)...
いきづらい部! までいよいよ本格的に始動してしまった。ニジガク、Liella!、はすのそら、アクティブに楽曲がどんどん出てくる。情報量が多すぎてもう追いつかない。安息できない。いきづらい部、初っ端から良曲出してきた。「ラブライブ! はもうアニメだけでいい」みたいなコメントを見かけたんだけど、個人的にはアニメでなくて楽曲に興味が強いのでそういう人もいるんだなぁと思った。だってとんでもない楽曲出してくるから...
4月にGLAYがとんでもねぇDRIVEをリリースしましたが、「彼女の
最近、記事のアイキャッチがアニメ寄りになってきたせいか、「ラブライブ!の楽曲ばかり聴いてるんじゃないか」と思われても仕方ない。でも、ちゃんと他のジャンルの音楽も聴いていますよ、ええ。そんな中、最近見つけたのが Earthists. というバンド(たぶんバンド)。一言では言い表せないサウンドで、メタルっぽさにDjent、ボカロっぽいエッセンス、スクリーム、高い演奏技術などなど、ジャンルの境界線を軽やかに飛び越えてく...
これ笑わずに聴ける人いるんか。コーレスのパートを聴くと、顔が自然とニヤついてしまうので困ってる。わたし、ニジガクの楽曲はコンプリートしたんだけどアニメは観ていない。だから中須かすみのキャラクターとかざっくりしか理解できていないんだけど、おそらくコーレスがあまりにもくだらなすぎて笑えてくるんだと思う。通勤通学中、とくに地下鉄でひとりで聴くのは大変危険かと思うので、聴く場所は選んだほうがいい。だけど楽...
4月の第2週後半から原因不明の歯の痛みに悩まされ続けていたわたしです。はじめは痛みに波があり、静かな時もあったから我慢してたんだけど、だんだんと痛みの波がおさまらなくなって24時間ズキズキが続いて生き地獄の状態ができあがった。やがてその歯だけが常時浮いた感覚、舌で触れるだけで激しい痛み、歯でカチカチなんてやろうものなら激痛でなぜか耳の下にまで激痛が走る。いったいどこが痛いのかも分からない状態となった。...
明日から新人が入ってくる、どうもわたしです。明日から新生活のみなさんははやく新しい環境になじめるといいですね。適当にがんばってください。OJTの準備はいいかい? いいのかい?またニジガクの楽曲ですが、エマ・ヴェルデの「ドリーム☆シューター」がやばいです。1曲目はあまり好みではなかったんですけど、2曲目の「ドリーム☆シューター」はなかなかの良曲です。歌っているのはエマ・ヴェルデ、指出毬亜です。最初に聴いた...
Apple Musicで3カ月990円みたいなキャンペーンがあって、キタコレと思って昨年12月に契約してるんですけど、それがもうすぐ終わりそうで悲しい・・・と思っていたら、ホーム画面のおすすめにΛrlequiΩというアーティストの「δυσ-τόπος ~Dystopia~」というアルバムが突然出てきたんです。名前もアルバム名も全然読めない。だけどV系の雰囲気があったので、再生してみたら一瞬でヤラレタ。とりあえずこの「手放して掴む零」でいいわコ...
流行ったよね。先日、なんか十数年ぶりに突然思い出してPV観てみたら、やっぱりこれは映像作品としておもしろい。誰がみても床が動いて見える不思議な映像。そのトリックはもうわかっているんだけど、なんだか理解できないまま。だけど理解できない方が楽しめる。YouTubeでしずるがこれのパロディをやっている違法動画をみつけて笑ってしまった。なお、違法動画なんでここには貼り付けられませんので、お手数ですが見たい人は自力...
記事の更新、1カ月放置してた。これ以上放置すると、広告が表示されるわレイアウトが崩れるわでただでさえ誰も来ないブログが完全に廃墟になってしまう。ということで、今日はやべぇ楽曲をみつけたのでみなさんに教える。これです。かっこいいよね? DiverDivaの『Eternal Light』っていう歌なんだけど、2-3年前のやつに今さら歓喜してエンドレスで聴いてる。わたしさいきんニジガク聴きあさってるんだけど、まぁアニメはまだまと...
昨年末、YouTubeで視聴動画が公開されてから洗脳されたまま1月22日のリリースまで待ってたAiScReamの『愛♡スクリ~ム!』ですが、もちろん日付が1月22日になった0時に検索、再生案件です。誰やねん、って話なんですが、ようするにラブライブ!関連の楽曲です。正直、メンバー3人のうち四季ちゃん(CV. 大熊和奏)しか知らないけど、とりあえずメタル要素が多すぎて頭から離れなくなった。40過ぎたおじさんですけど全然聴けます。関...
わたくし、漫画とかアニメーションにはまったく詳しくないんですけど『ルックバック』を観てしまいました。前半の和やかさはどうしたの? っていうくらい後半から地のどん底に叩きつけられる展開にメンタルがやられてしんどいです。どうしてあんな展開に?とりあえず世間で絶賛されていたので前から興味があったわけですが、実際に観てみたら鬱。ちなみにこれって、まったく「イイハナシダナー」ではないですよね? 一応、観る側...
PCがクソすぎてすっかり更新する気のなくなったわたしです。さて、本題の『ドント・ウォーリー・ダーリン』ですが、「ミッドサマー」以外でまだ観たことがなかったフローレンス・ピューが主演のスリラー。前情報はすべて拒絶してたけど、監督がオリヴィア・ワイルド(『ラザロ・エフェクト』に出てる女性俳優)でフェミニズム作品ということだけは知っていた。というわけで、男がはみんなクズとして描かれていたんだけど、個人的に...
先日、札幌中心部へ車でGOした際に、立体駐車場に停めたんだけどすんなり出られなかった。出庫前に清算できるタイプの駐車場だったので、先にお金を払ってさて出るかと車で出口へ。そしたらだいたい「駐車券を入れてください」って言われますね。だもんで、ポッケから駐車券を出す・・・いや出せなかった。なぜならそこに駐車券がなかったからである。これはおかしい。後ろに車がいたけどそれどころじゃねぇ。出られねぇ。何が恐ろ...
前作があざとい匂わせシーンで終わったので、続編に期待してたら本当にシーズン2が配信された。> Amazon Prime Video 「デビルズ・アワー 3時33分 シーズン2」これを観ることで、シーズン1で意味不明だったフラッシュバックや突拍子のないセリフなどの謎はすべて解けた。辻褄があっているおかげで、期待していた自分にはわかりやすく観やすかった。その一方で、続編としてのストーリー自体はそんなにおもしろくなかった。輪廻転...
最近忙しくてまた記事ストックが切れてしまった。というのは言い訳で、実はページビューがどんどん下がっていくブログにリソースを費やすのが億劫というのが正直な理由ですが、放っておくと広告が表示されるのがFC2ブログ。なにか書きましょう。そういうわけで、今回内容を無理やり思い出しながら感想を書くのは、ハンガリーでつくられた『LOOP ループ 時に囚われた男』という映画。表題通りループものだけど、これといって革新的...
だいぶ前に観たのでざっくりとした感想ですけど、まずブラッド・ピットクラスのイケメンがもともと国連職員でしたっていうのはさすがに映画過ぎる。というわけで、ほぼエンタメ映画でした。自分はあまりゾンビ系の映画は好きなわけではないので、よほど興味をひきつけるギミックでもない限りは観ない。この映画の場合、前から気になっていたのが「ゾンビに襲われない条件」だった。案の定、映画ではそれがキモになっているわけで、...
2024年9月2日、夕食時に「『あつ森』(ウチではそう呼んでた)終わっちゃうんだって」って7歳長女に教えてあげたら、わいわい食べていた長女が視線を落として表情が真顔に。十数秒の時間をおいて突然泣いちゃった。かわいそう。『ポケ森』サービス終了について一応、任天堂からは「有料版アプリ用意したから、まだ遊びたいんだったらそっちで好きに遊んで」とのこと。有料版アプリについてただ、読んでもらえばわかると思うけど、...
忙しくて放置してましたが、実はもう記事ストックがなくなってしまったので重い腰を上げてこれを書いてます。Eテレに負けず劣らずな「シナぷしゅ」の魅力はやっぱりうたですね。赤ちゃん向け番組と称して、大人にぶっささるクセつよつよなオリジナルソングばかり放送している。ほんとうに目が離せない番組です。というわけで、過去ソングも含めて紹介したい作品はたくさんあるのですが、とりあえず今月のつきうたはなかなかいいよ...
ラストがヒドイ(ネタバレじゃないよ)。オチはどんでん返しのつもりだったらしく、一方的にアノ時のアレはこうだったみたいな説明が始める。ところがその内容があまりにも強引すぎてこっちとしては理解不能。まったくどんでん返しとは認められないお粗末な結末。いやぁ、ひさびさにヒドイ映画だった。B級ホラーと期待してみたらこれが超がつくほどのZ級。映画を名乗るのもやめていただきたい。なんなら映像作品としても成立してい...
実は怖くてまだ観ていなかった「箪笥」を観たら、想像以上にホラーでなくて驚いた。「箪笥」は韓国にある古典怪談「薔花紅蓮伝(そうかこうれんでん)」という作品を映画化したもので、パケ写を見る限りめちゃくちゃ怖そうである。少なくとも、ここに写っている姉妹になんらかの災難がふりかかる内容であるはず。だって血だらけだし……。ちなみにハリウッドリメイク版「ゲスト」には、「コカイン・ベア」の監督、エリザベス・バンクス...
30代を過ぎたコピーバンドがのギタリストが主役ということで、気になったので読んだ。閉鎖予定のスタジオで女が死ぬ。事故か、それとも殺人か、みたいなサスペンスミステリ。正直、序盤は興味を引かれるまで少し長かった。だけど、主人公の不穏な過去の出来事が明るみになってからはスラッスラ読み進められた。表題の意味である程度ネタバレしてると思いきや、巧みな文章で最後には読者の予想を裏切っているのがすごい。最後は2段...
またバンドマンの訃報ですか。だけど今回はショックがでかすぎる。「うそでしょ...」って久々に声に出た。高校時代に友人から聴かされて「カッコイイ!」ってなってドハマリしたB-DHASHのギターボーカルGONGONが46歳で死去のニュース。バンドでコピーもたくさんしたし、さすがにちょっと悲しい。今でも一番のお気に入り、適当めちゃくちゃアドリブ語になる前、英詞のころの「ENDLESS CIRCLE」を聴いて寝ます。...
気持ち悪い内容という事前情報と、ポスターの古川琴音に魅了されて、ものすごい期待して観た。内容は田舎の因習ホラーで、住民たちが姿や形のない「何か」を崇め祀って暮らしているのだが、都会からやってきたヒロインの古川琴音にはまったくもって理解できるものではなかった。「誰かの幸せは誰かの不幸せで確立されている」を気持ち悪い人物描写と微グロな演出で具現化したような映画だった。基本的に狂った人間しか出てこないの...
プロットも悪くないし、ホラー映画としても成り立っているとは思う。だけど、結末が中途半端すぎた。感動させたいのか、バッドエンドにしたいのか、どっちかに振り切ったオチにしたほうがよかった。まず、1997年のタイ発アジア通貨危機を背景とした過去の映像から始まる。そんな中、将来に絶望した女子中学生の2人は生きる意味を見失い自殺を図る。「一緒に死のう」と親友イブを誘い出したヒロインのボウム。そしてイブは拳銃で先...
2とかいって実は「サスペリア」の続編でもなんでもないし、なんなら「サスペリア」より前の映画。日本では「サスペリア」のあとに公開されたという理由だけで実際の内容とはまったく関連のない邦題となった。「サスペリア」は誰がどう見ても内容はなく、ただ少女たちが殺されるのみのダリオ・アルジェントの趣向が反映されただけの映画だった。だからこっちも期待してなかったんだけど、意外にもしっかりとしたストーリーがあって...
どうも警察小説はなかなか読む気になれない。どうしてか、警察組織特有の階級や呼称、上下関係がよくわかっていないから。たとえば「警察庁と警視庁、どっちが上?」とか「警察庁長官と警視総監、どっちがエライ?」とか。身内に警察勤務の人間がいるのできいてみた。やっぱり警視庁より警察庁の方が上だった。警視庁とは「東京警察署」という名称でないだけで、たとえば北海道警察と同じで都道府県警察みたいな存在なんだって。で...
なんだかジメジメした表題なので、自分もジメッとしたことでも書こうかな。悩ましいことがある。日中は「いよぉぅし、今日の夜はアマプラでアレ観るゾー」みたいな高揚感であふれてるのに、いざその時間になるとウォッチリストのページ延々とスクロールするだけで、観るべき作品の視聴ボタンすら押す気にならなくなってしまう。コレをやめたい。この現象、なんなんですかね?いくら考えてもその原理に辿り着かないんだけど、一番の...
アラウーノの洗剤はどこで買えばいいのか、私は結局Amazonで買いました。アラウーノの洗剤はどこで買う?昨年、新居を購入しました。そしたらトイレがアラウーノだったんですけど、初めて洗剤が切れてしまった際に困りました。アラウーノの洗剤はどこで買えるのか。洗剤がなくなったまましばらく経って、すっかりアラワナイーノになってしまった我が家のトイレ。いいかげん、そろそろ買うか・・・と思い立ったものの、どうやらアラ...
ウチの母親がロバート・デ・ニーロ好きだったので、実家にこの映画のVHSがあってこどものころに何度か観たことがある。あらためて観て思ったんだけどこれってこどもに観せていい映画だろうか? なかなか残酷ですよ。血まみれじゃないか。だいたい、開始早々から幼い少女が爆発するんだから残酷の極み。自分はこのシーンの記憶がなかったけど、ヘンに覚えてたら一生消えないトラウマになる。ロバート・デ・ニーロが会議で部下の頭...
残酷描写はなかなか凝っているけど、あからさまにわかりやすい着ぐるみがたくさん出てきてシュール。たしかに残虐な怪人はサイコかもしれないけど、もっとサイコだったのは怪人を操ることになった少女ミミだった。強い妹と弱い兄、強い母と弱い父という設定も、笑かしながらも結末ではちょっとシリアスな味つけにもなってたり、まぁ最終的にはコメディで終わるんだけど悪は悪のままっていうのが変化球っぽくでよかった。とりあえず...
ゲオで準新作100円レンタル中に借りたら、翌日からアマプラ見放題になったけど意地でも借りたDVDで観た。わたし高所恐怖症だしなんなら閉所恐怖症でもあるけど、この映画を観ていたらVR体験でもないのに自分もその場にいるかのような臨場感があってマジで足がすくんだ。YouTubeで「撮影のほとんどはグリーンバックで~すイェーイ」みたいなビハインドシーンでも見ないと落ち着かない。冒頭はヒロインのダンナがクライミング中に転...
「さよならをもう一度」で読みやすい文体と、80年代の懐かしい時代背景が気に入ったので購入。またしても「世にも奇妙な物語」っぽい雰囲気、寒気がするほどの怖いエピソードはなかった。ひとつめは「家庭教師」。冒頭の内容があまりにも表題とかけ離れていて「これがどうやって家庭教師の話になるんだ?」と思いながら読んでいたら、突拍子もない場面転換が起きた。初っ端からSF展開だったのでちょっとがっかりしたけど、ほどよい...
院内感染、ゾンビパニックのB級ホラー。テーマだけで言えばありきたりでチープ。だけど、コメディ、お色気、エログロ要素にテンポのよさもあって観ていてずっとおもしろかった。豊胸でなく、デカイのがコンプレックスで乳房縮小手術(F→Bカップにするんだと)を決意したヒロインは若作りな母親と口コミで評判の美容整形外科に向かう。そして付き添いにポンコツ彼氏。医者志望だったのに血を見たらブッ倒れるという致命的体質のせい...
終盤、眠りから目覚めてからのシーンが残酷すぎないか。一瞬、「夢かな?」って思った。というか、そうであってほしかった。時代設定は表題どおり1984年。オレゴン州の田舎町では子どもの失踪事件がいまだ未解決のままであった。主人公の少年はお隣さんの独身警官があやしいのではとにらんでいる。しかし、相手は警官。何度訴えたところで両親にさえ信じてもえらえない。こうなったら独自捜査するしかねぇと、友人たちと警官を監視...
小野不由美「残穢」のようなメタフィクション。ルポルタージュ形式の怪談小説。「残穢」と小池真理子「墓地を見おろす家」を読んで以来、怪談でないと満足できない人間になってしまって、ちょうど買っただけで読んでいなかったコレを読んだ。なんかさ、怖い本が読みたいときに、ただの怪談小説を読んでもまったくおもしろくないよね。それはなぜか?陳腐だからですね。やっぱり怪談ってぇのはヒトコワもあってこそ気味が悪い、気持...
明らかに清水崇監督の村ホラー3部作「犬鳴村」「樹海村」「牛首村」にあやかろうとした残念な邦題で、劇中で村なんてまったく出てこない。「宮の森に響け!」のノリで謳われた「『犬鳴村』の話題に続け!」のキャッチコピーがもの悲しい。いろいろとワケアリな事情をお持ちの人間たちが出てきてはまぁやっぱり次々と殺されるんだけど、そのメンバーの中にひとり石田淡朗という日本人俳優が参加している。ところがセリフのほとんど...
「一夜のお遊びだよ」からの展開が早すぎてほぼ漫画だった。アイリスは安い給料で母親と義父を養う薄幸な少女(役者の当時の実年齢は29歳)。夜な夜なバーへ顔を出すもののとにかくダサイから誰にも誘われない(この辺の場面の虚しさがツライ)。色気づいてドレスを買えば義父には「売春婦め」とビンタされ、母親には「返品してきな」と理不尽な対応を受ける始末。それらを無視してバーへ顔を出すアイリスに、ドレス効果なのかハゲ...
結構古い作品。これまで存じ上げなかった作家だけどKindle Unlimitedにあったから読んでみた。結婚の話以外にも家族やパートナーなど近い存在に対するギクシャクから露見する人間の悪意やら心の闇。ようするにヒトコワが味わえる8つの短篇集。おもしろかったはずなのに、読み終わってからだいぶ時間が経過してしまったせいか内容をまったく覚えていないのでうろ覚えレビューになります。「崩れる」はたしか旦那と息子のクズっぷり...