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”虎さん × 鹿さん”のおはなしを書いています。”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎おはなしはすべてフィクションです。

BL・GL・TLブログ / 二次BL小説

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nave
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2020/01/05

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  • Fam!《ep.11》

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Love line/C《Fam!番外編》

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Fam!《ep.10》

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Fam!《ep.9》

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Fam!《ep.8》

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Fam!《ep.7》

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Fam!《ep.6》

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Fam!《ep.5》

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Fam!《ep.4》

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Fam!《ep.3》

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  • Fam!《ep.2》

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Fam!《ep.1》

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • 春の「Fam!」祭り

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • バイタルサイン

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • あとがき、と。

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .25(終)

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .24

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .23

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .22

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • さらりと年末ごあいさつ

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .21

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .20

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .19

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .18

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .17

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  • 秋を待ちわびる

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .16

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .15

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .14

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .13

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .12

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .11

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .10

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .09

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .08

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .07

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .06

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .05

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .04

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • クラコンお疲れさまでした!

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .03

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .02

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • Cozy .01

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • 読者さまへ「たいせつなお知らせ」

    おはなしはすべてフィクションです。 ”虎さん × 鹿さん”の意味がわかる方、FF・BLにご理解のある方、20歳以上の方のみお楽しみください☺︎

  • 続・たいせつなお知らせ

    こんにちは、naveです。前回の「たいせつなお知らせ」を読んでいただきありがとうございました。ちょっとわかりづらい部分もあったかと思い、再度あらわれました!ご質問もいただきましたので改めて、なるべくわかりやすくまとめたいと思います。まず、ここが読めなくなってしまうということは今のところございません。そこはご安心ください。現在、閲覧するのにはパスワードが必要となっていますが、ヒントを出しているので、みな...

  • たいせつなお知らせ

    こんばんは、naveです。アンケートにご協力いただき、ありがとうございました!結果や次のおはなしについては後半で…☺️まずはタイトルのとおり、突然ではありますが、いつも読んでくださっているみなさまにたいせつなお知らせがあります。今後のこのブログの在り方についてです。すでに第一段階として、すべてのおはなしに鍵をかけました。パスワードはこれまでと変えていません。第二段階として、各おはなしに載せているブログ村...

  • え、もう夏?(アンケートあります)

    こんばんは、naveです。だいぶん気温があがってきましたね。みなさま体調など大丈夫でしょうか。わたしは暑さと湿気にとっても弱いので苦手な季節到来です。でも乗り切る!そして「Love line」に拍手&コメントありがとうございました☺︎ちょっと物足りなかったでしょうかねぇ。「みなさまのご想像におまかせ」という逃げに走ってすみません(笑)R18は、なんかけっこう加減が難しいんですよね。がっつりいってもいいんでしょう...

  • 18周年!

    こんばんは、naveです。「ネイティブ・ダンサー」のその後、読んでいただきありがとうございました☺︎拍手・コメントもありがとうございました!「ネイティブ・ダンサー」は、このブログを始めるにあたっていちばん書きたかったおはなしだったんですが、あんまり上手く書けてなくて、ずっともやもやしてたので、改訂版とその後まで書けてなんだかとってもスッキリしました!そして今日は日本デビュー18周年記念日ですね♩おめでとう...

  • ネイティブ・ダンサー(その後*ep.2)

    *パラレル 輪廻のおはなし(ダンサー × カフェ店主)>> 本編はこちら >> その後*ep.1はこちら ─────────────この世でいちばん幸せな香りは、珈琲の香りだと思う。もちろん誰もがそうというわけではなく、少なくともチャンミンにとっては。例えば、体調管理や体型維持のために嗜好品を制限するとして、何を制限するのがいちばん辛いだろうと考えてみる。煙草はもともと吸わないが、酒は好きだ。かなり呑めるほう...

  • ネイティブ・ダンサー*その後(ep.1)

    ホミン妄想で幸せなお話をゆるく書いてます。ホミン好きさんお楽しみください☺︎ R18も♡

  • 桜が舞う日々(ご無沙汰しております)

    こんばんは、naveです。たいへんご無沙汰しております!すっかり春になってしまいましたね。気づけば2ヶ月ぶり…みなさま、お元気でしょうか。まだ読みに来てくださいますでしょうか…。2月は寒さにやられたのか、心身ともに不調でおはなしに向き合う気力がなく、3月になってやっと復活してきたぞと書き始めたら、仕事がめちゃくちゃ忙しくなって残業続き…。時間と脳みその容量がぜんぜん足りない。それは4月に入っても続き、だけど7...

  • ネイティブ・ダンサー(改訂版*後編)

    *パラレル 輪廻のおはなし(ダンサー × カフェ店主)──────────────────最終のリハーサルを終えたユンホは、開演までの時間を楽屋で過ごしていた。長い脚をソファーの上に投げ出して、特になにをするでもなく寛いでいる。本番直前はなるべくリラックスしたいのだ。しかしぼんやりしているつもりが、数日前に出逢ったチャンミンの顔ばかり浮かんでしまう。あの日の会話を反芻しながら。こつこつと楽屋のドアが叩かれて「ユノさ...

  • ネイティブ・ダンサー(改訂版*前編)

    *パラレル 輪廻のおはなし(ダンサー × カフェ店主) 「ネイティブ・ダンサー」のその後を書くにあたり、本編も書きなおしました。──────────────────疲れきった体を後部座席に沈め、窓の向こうを流れてゆく街並みをぼんやりと眺めた。夕暮れと夜の狭間。冷たく澄みきった冬の空気が、空を彩るグラデーションをより一層美しく魅せている。コンテンポラリーダンサーとして世界的に活動しているユンホは、海外での公演を終え韓...

  • 次のおはなしは

    こんばんは、naveです。いつも拍手&コメント本当にありがとうございます☺︎前回の「Fam!」も楽しんでいただけたようでよかったです。わたしトッポギ用のお餅が好きでして、もちろんトッポギも作るけど、鍋とかスープにも入れたりします。それで、ちゃんどらに食べさせよーっと思ってできたおはなしでした!ちゃんどらに「おもちっ」って言わせたくて(笑)なんかかわいいから。そして3周年のお祝いコメントもありがとうございま...

  • ハッピーエンドのその前に .03(終)

    *パラレル ── 高校生(幼馴染) ────────────────ざざーん、ざざん、と。寄せては返す波の音を聞きながら、ユンホは蒼く澄んだ海を眺めていた。秋めいた風が心地よく、夏はもう終わるんだなぁ、なんて当たり前のことをぼんやりと思う。「もう来てたんだ」背後から声がした。誰かなんて確認するまでもないけれど、ユンホは振り返る。白いTシャツにベージュのハーフパンツ、そしてビーチサンダルという今の自分と似たような...

  • ハッピーエンドのその前に .02

    *パラレル ── 高校生(幼馴染) ────────────────海沿いの小さなまちで、チャンミンは生まれ育った。海が美しいだけで、名所も名産品も特にない、名も知られぬ小さなまちだ。集落と呼んだほうがしっくりくるような。過疎化は年々進み、チャンミンが高校生になったこの春、細々と続いていた小学校もついに廃校となり、中学や高校と同じく、小学生も隣町までバスで通うようになった。ふたつ歳上のユンホとは家が近く、もとも...

  • ハッピーエンドのその前に .01

    *パラレル ── 高校生(幼馴染) ────────────────蒼く澄んだ美しい海を横目に、白砂の浜辺を全力で駆けた。この春、高校生になったチャンミンは部活には入らなかった。中学の頃はバドミントン部に所属していて、それなりに結果も残したけれど、高校にはバドミントン部がなかったのだ。ほかに入りたい部活もなかったし、自由な時間は多い方がなにかと都合がよくて、帰宅部を選んだ。そのせいもあって、中学の頃に比べて体力...

  • 2022年のおわりに。

    こんばんは、naveです。またまたご無沙汰してしまっているうちに、2022年もあっという間に最終日に…!みなさま、いかがお過ごしでしょうか。わたしは変わらず元気です。今年はほとんど更新ができななくて申し訳なかったですが、それでも読んでいただきありがとうございました!拍手やコメント、アンケートのご協力もありがとうございました。せっかくいただいたリクエストにはぜんぜん応えられてなくてごめんなさい…。夏前から急激...

  • 今後について☺︎

    こんばんは。naveです。「Fam!Ep.9」に、たくさんの拍手&コメント、そしてアンケートにご協力してくださった皆さま、ありがとうございました!更新を2ヶ月も空けてしまったことや、トン界隈のいろいろなことで、読者さまはきっと減ってしまっただろうと思っていたのに、ぜんぜんそんなことはなくて、とても嬉しかったです。そして、びっくりするくらいたくさんの温かいお言葉をいただきました。わたしの書くおはなしが「癒し...

  • Tactics

    *パラレル 副社長 × 秘書---------------------------------------------------羽のように軽く。鉛のように重たく。確かにここに存在するのだと、たしかめるように触れる、この手の動きが好きだ。ぼくは確かにここにいる。ぼくは確かにあなたのもの。犬のリードを思い浮かべる。伸縮するタイプのロングリードだ。ぼくは自由でどこへだってゆける、と思っている。だけどリードの先はいつだって、あなたが握っている。でもぼくは、...

  • 夏の夜に咲く

    *パラレル 同級生前回の書けないよ発言の翌日、打ち上げ花火の音が聞こえてきて、ぱっと浮かんだおはなしです☺︎----------------------------------------------チャンミンは、人波の一部となって歩いていた。高校の友達、ドンへとキュヒョン、それからユンホと連れ立って。人波は花火大会の会場、港の見える大きな公園へと流れてゆく。チャンミンたちが流れ着く先もおなじだ。生まれて初めて着た浴衣は歩きづらく、想像してい...

  • 気づけば8月の空

    こんばんは、naveです。仕事に追われているうちに、気づけば8月に…!!みなさま、お元気でしょうか。チャンミン心配ですね…。お知らせメールがきたときはすごく心臓が痛かったです。フリーハグのスタートが決まったということは大丈夫なのかな、と思ってはいるけれど。はやく安心できるお知らせがあればいいなと思います。そしてわたしのほうはなんのお知らせもなく、更新をとめてしまっててすみません。こんなにあけてしまったの...

  • Sympathy .06

    *パラレル ヤクザ若頭 × ???---------------------------------------------------頭の片隅ではずっと、チャンミンのことを気にかけていた。しかし、父親の突然の死によって生じたユンホがやらねばならないことは、想像以上に多すぎた。様子を見に庭師の家まで行くことなんてユンホ自身はおろか、ミンホに頼むことすら難しく、チャンミンのことは後回しにしたまま、さらに数日が過ぎてしまった。「お前、今日はさすがに家に帰れ...

  • Sympathy .05

    *パラレル ヤクザ若頭 × ???---------------------------------------------------こんなにもあっけなくいなくなるなんて、これまで考えもしなかった。入れかわり立ちかわり、ひっきりなしに人が出入りしていたのが嘘のように、誰もいなくなった会場でひとり、ユンホは豪勢な祭壇に掲げられた大きな遺影を見つめていた。かれこれもう、何十分も。他人の目には、父親を悼む律儀な息子に映るだろうか。それとも、途方に暮れる憐れ...

  • お待たせしました。

    こんにちは、naveです。ちょっと間があいてしまいましたが、みなさまお元気でしょうか?いろいろなおはなしに拍手、そして前回アップした「Samsara」ふくめ、コメントいただきありがとうございました!「Samsara」は、ユノの一言から思いついた、どうしても書かずにはいられなかったおはなしでした。そして、わたしの中でのふたり、そしてふたりの関係性に対して抱いているイメージそのものを投影したおはなしなので、深く共感して...

  • Samsara

    リアル要素をふくんだパラレルなので、完全なパラレルしか読みたくないよという方はご注意を。SFチックでいろいろつっこみどころもあると思います。ホミンちゃんならなんでもOK!な方のみどうぞ☺︎ 読んだ後の苦情はお控えいただけると幸いです。==========================住み慣れたマンションの屋上でひとり、ユンホは空を仰いでいた。頭上に広がる空は、これまでに見たこともないような不穏な色をしていて、空を見ただけでは、...

  • あとがきと。

    こんばんは、naveです。「Fly Away」を最後まで読んでいただきありがとうございました!そしてコメントや拍手もありがとうございました。個別のご返信はしておりませんが、コメントは全て大切に読ませていただいております。「Fly Away」は以前、途中まで公開→納得いかず非公開にしてしまったのですが、今回大幅に加筆修正したことで、チャンミンのキャラもまぁまぁ納得のいくものになりました!ユンちゃん呼びにしたのがわたし的...

  • Fly Away .13(終)

    *パラレル 幼なじみ(会社員 × 大学院生)---------------------------------------------------「ぼく聞いてないっ」自室のドアを開けるやいなや、チャンミンの怒声と柔らかいなにかが飛んできて、ユンホの顔面を直撃した。「ってぇ…」鼻を押さえながら足もとを見ると、抱きまくらが転がっている。顔をあげれば、ベッドの上でチャンミンが仁王立ちしていた。骨折した左腕はひと月前にギプスが外れ、順調に回復している。ほとん...

  • Fly Away .12

    *パラレル 幼なじみ(会社員 × 大学院生)---------------------------------------------------チャンミンはほろほろと涙をこぼしながら、訥々と語りはじめた。そんなチャンミンをユンホはその胸にそっと抱き寄せる。チャンミンが、ユンホへの恋心に気づいたのは中学生の時で、初恋と思っていた塾の数学講師にキスをされた瞬間だった。嬉しい、とは確かに思った。でもそれと同時に、ユンホとしたファーストキス(とはいえ偶然の...

  • Fly Away .11

    *パラレル 幼なじみ(会社員 × 大学院生)---------------------------------------------------【ユンちゃんのみ面会謝絶】赤いマジックでそう書かれたA4サイズのレポート用紙が、ドアにぺたりと貼り付けられている。ユンホはつかの間その文字を見つめ、しかしなんの躊躇いもなく、べりっと剥がすとくしゃくしゃに丸めた。軽くノックをしてから、スライド式のドアを開ける。鍵はかかっていなかった。ユンホの部屋とさほど変わら...

  • Fly Away .10

    *パラレル 幼なじみ(会社員 × 大学院生)---------------------------------------------------あれは、ユンホが大学二年の冬のことだった。あたたかなベッドに気怠いカラダを沈め、甘やかな匂いに包まれまどろんでいた。ユンちゃん、と柔らかに呼びかけられ、ふわりと目を開ける。うす暗い部屋に幾筋か、カーテンの隙間から光が差し込んでいる。頭の芯にはまだわずかにアルコールが残っていて、それも相まって、まるで海の底に...

  • Fly Away .09

    *パラレル 幼なじみ(会社員 × 大学院生)---------------------------------------------------チャンミンを見かけたあの日から、五日ほどが過ぎた。その間、チャンミンの部屋に灯りがつくことはなく、ユンホは妙に落ち着かない。一週間くらい帰ってこないのはあたり前、むしろ短いくらいなのに。ざわざわと波打つ気持ちを抱えたまま、いつも通り会社に行き仕事をする。そんな中、例の取引先の部長から連絡があった。先日の打ち...

  • Fly Away .08

    *パラレル 幼なじみ(会社員 × 大学院生)---------------------------------------------------大通り沿いのコーヒーショップは、全面ガラス張りで天井も高く、開放感があった。時間帯のせいか店内に人はまばらで、大通りが眺められるカウンター席にはユンホしかいない。なにをするでもなく頬杖をついて、ぼんやりと大通りを行き交う人々を眺めている。ユンホの前には、ぬるくなったコーヒーとひと口だけかじった小ぶりのシナモ...

  • Fly Away .07

    ホミン妄想で幸せなお話をゆるく書いてます。ホミン好きさんお楽しみください☺︎ R18も♡

  • Fly Away .06

    ホミン妄想で幸せなお話をゆるく書いてます。ホミン好きさんお楽しみください☺︎ R18も♡

  • Fly Away .05

    ホミン妄想で幸せなお話をゆるく書いてます。ホミン好きさんお楽しみください☺︎ R18も♡

  • Fly Away .04

    *パラレル 幼なじみ(会社員 × 大学院生)---------------------------------------------------それは、ユンホが高校二年の秋のことだった。土曜日の昼さがり、自室のベッドに寝ころんで、買ったばかりのマンガを読んでいた。窓から入りこむ秋のさわやかな風は、レースのカーテンをひらひらとゆらし、耳の上で切り揃えたユンホの黒髪をさらさらと撫でてゆく。両親と妹は、すこし遠くの街まで買い物に出かけた。ユンホは特に欲し...

  • Fly Away .03

    ホミン妄想で幸せなお話をゆるく書いてます。ホミン好きさんお楽しみください☺︎ R18も♡

  • Fly Away .02

    *パラレル 幼なじみ(会社員 × 大学院生)---------------------------------------------------ユンホの幼なじみであるチャンミンは、ユンホのふたつ歳下で、いまは大学院で考古学の研究をしている。幼い頃から歴史や遺跡に興味を持っていたチャンミンらしい進路だと、ユンホは思っている。ただ、考古学がどういうもので、具体的にどういった研究をしているのか、難しいことはいまだによくわからない。チャンミンから(一方的に...

  • Fly Away .01

    *パラレル 幼なじみ(会社員 × 大学院生)---------------------------------------------------「ただいま」リビングのソファーに並んで座っている母親と妹。その背中に声をかければ、すぐに「おかえり」と似たような声が重なって返ってくる。母親はこちらを振り返り、妹はテレビに夢中なのか、背を向けたままだ。父親は、まだ帰っていないらしい。「夕飯は?」母親に訊かれ、「食ってきた」と答える。コンビニでインスタントラ...

  • 再開しますよ☺︎

    こんばんは、naveです。前回「開き直ってお休みします!」宣言をしたことで、書かなくちゃ、という(勝手な)プレッシャーから解放されたようで、そうなるとやっぱり「書きたい」という方に気持ちが向かいまして、ちまちま書いておりました。とはいえ、スランプから完全脱却したわけではないので、新作の「Sympathy」にはまだ向き合えておらず、いったんべつのおはなしをアップします。終盤まで書いておいて更新をとめ、結局非公開...

  • イベントとおはなしについて

    こんばんは、naveです。おはなし更新がまたまた滞っておりますが、ひょこりと現れました。タイトルの通りまずはビギイベについてですが、無事お席をご用意していただけました☺︎しかも近場一択4公演申し込んで、まさかの3公演当選という。当落メールをみたときはなにかの間違いかと思いました(笑)ふたりのステージをまた観られると思うととっても嬉しく、すごく楽しみです。2年以上ぶりに楽しみができた〜!!!それから、先日...

  • Sympathy .04

    *パラレル ヤクザ若頭 × ???---------------------------------------------------「昼メシだって」と、ユンホが声をかけるより少し早く、庭師は気配を感じたのか振りかえった。そしてユンホを見とめると、ユノさん、とつぶやいて意外そうに目を丸くした。それもそうだろう。ユンホから庭師に声をかけることなど、ここ数年ないのだから。「わざわざありがとうございます。あ、そのキズは…」庭師は痛々しげにユンホを見つめた。ユ...

  • Sympathy .03

    *パラレル ヤクザ若頭 × ???---------------------------------------------------ユンホの、子どもの頃からくすぶっていた父親に対する反抗心は、10代も後半になるとだいぶ強いものへと変わり、時にはそれを父親に真っ向からぶつけることもあった。しかしユンホの父親は強かった。肉体も精神も、とにかくあらゆる面で。10代後半といえど、まだまだ子どものユンホがそう簡単に敵うはずなどない。それに、暴力を躊躇しない人間は...

  • 甘やかす

    こんばんは、naveです。また日をあけてしまいました。仕事がたてこんでるのもそうですが、気持ち的になかなかおはなしに向きあうのが難しかったというかなんというか…。平凡な日常のありがたさを、日々感じています。ようやくSympathyの続きがぼちぼち書けるようになりました。ただ、まだすぐには更新できないので。なにかすぐに出せるのないかなと、書き散らかしてるフォルダを漁っていたら、ずっと隠し持っていた(笑)リアル妄想...

  • Sympathy .02

    *パラレル ヤクザ若頭 × ???---------------------------------------------------「にぃにおかえりっ」自室に入ろうとしたユンホの背後からはずむような高い声が聞こえ、ばたばたと足音が近づいてくる。振り返ったユンホは、眉間に皺をよせると「”にぃに”はやめろ」と一蹴した。チャンミンはまるで急ブレーキをかけたみたいにきゅっと足を止めた。それから「なんでよぅ」と、眉を八の字にして頬をふくらませる。「お前もう小学2...

  • Sympathy .01

    *パラレル ヤクザ若頭 × ???---------------------------------------------------庭師がこの家を頻繁に出入りするようになったのは、いつからだったろう。ユンホの記憶は曖昧で、おそらくまだ20代と思しき若い庭師の存在を意識した時には、すでに庭のどこかしらにいるのが日常だったように思う。その庭師が父親の愛人だと気づいたのは、庭師の存在を意識してからさほど経たないうち、ユンホが12歳の頃だった。”そういう現場”を...

  • Sympathy .00

    *パラレル ヤクザ若頭 × ???---------------------------------------------------─ Prologue ─かすかに香った花の匂いに、ふと顔をあげた。庭の梅の木が、白い花を咲かせている。もうそんな季節なのか。久しく庭を見ていなかったことにユンホは気づく。見ないようにしていた、というほうが正しいかもしれない。縁側から庭へつづくはきだし窓を開けようとして、あげかけた手を止める。どうして、梅の花は香ったのだろう。窓はぴ...

  • お待たせしました!

    こんばんは、naveです。ユノ、チャンミン!お誕生日おめでとう!(遅)みなさま、ご無沙汰ぶりでございます。お元気でしょうか。わたしはもりもり元気です!2月にはいれば仕事が落ち着くからいっぱい書くよー的なことのたまってましたが、ぜんぜん仕事が落ち着きませんで。先週あたまにいったん落ち着き、「よしっ書ける!」と思った矢先にまた案件が増えまして…。脳みそ使いすぎて疲弊しておりました。仕事は4月くらいまで落ち着...

  • *アンケート結果とこれから*

    こんばんは、naveです。前回のアンケートにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!103件というたくさんの方に回答いただき、感想などもたくさんいただいてとても嬉しく、励みになりました☺︎さっそくですが、アンケート結果を発表いたします!Q.1.どのおはなしのホミンが1番好きですか?・Fam!(27件)・ストロベリー・ガーデン(16件)・Need U(14件)・リナリア(9件)・ネイティブ・ダンサー(8件)・One more t...

  • *2周年とアンケート*

    こんばんは、naveです。いつもおはなしを読んでいただきありがとうございます!「ストロベリー・ガーデン」なんとか終わりました。またのろのろ更新で3ヶ月くらいかかっちゃいましたが、おつきあいいただきありがとうございました。コメントもありがとうございました。ぜんぶ大切に読ませていただいております。本当は最終話で、ユノの過去〜現在の心境とかミニョンとの出会いとかやりとりとかいろいろ書いてたんですが…1話ではぜ...

  • ストロベリー・ガーデン .13(終)

    *パラレル 小説家 × 編集者───────────────白のジープは国道から脇道に入り、車二台がやっとすれ違える程度の、舗装されていないただの砂利道を進んでゆく。左右前方、見渡す限りの畑と山。ぽつぽつと民家が点在してはいるものの、人間の姿はない。ただ、遠い先の畑に赤いトラクターがぽつんと、のんびり走っているのが見えた。それでもユンホの頭にはいつものように、”世界にひとり”という言葉が浮かぶ。この道を通る時はいつも...

  • ストロベリー・ガーデン .12

    *パラレル 小説家 × 編集者───────────────あれはもう何年も前、まだ大学生だった頃のことだ。ようやく出版社から内定をもらって、久しぶりにユンホに会いにいった。その夜にあったできごとを、チャンミンはずっとずっと忘れていた。就職活動を終えた解放感、そしてそれ以上にユンホと久しぶりに会えたことの嬉しさで、だいぶん酒を飲んだ。「あぁもう。ちゃんと布団で寝てチャンミン」そんな声が聞こえ、ぱちぱちと優しく頬を叩...

  • ストロベリー・ガーデン .11

    *パラレル 小説家 × 編集者───────────────チャンミンはもう何日もずっと考えていた。ユンホの言葉の意味を。なぜ諦めたような表情を浮かべていたのかを。『俺が書くの辞めたら、きっと俺のことなんかすぐに忘れるんだろうな』忘れない、忘れるわけがない。たとえユンホが小説を書かなくなっても。それは誓って絶対に。なのにユンホの前では否定できなかった。だって怖い。否定すると同時に胸に押し込めたはずのものはきっと溢れ...

  • ストロベリー・ガーデン .10

    *パラレル 小説家 × 編集者───────────────「…んぱい、聞いてます?ねぇ先輩?」「わぁっ」デスクでパソコンに向かっていたチャンミンは、突然肩を掴まれて、椅子から転げ落ちんばかりに驚いた。勢いよく振り返れば、目を丸くして固まっているミンホが立っていた。「あ…ごめんびっくりした…」「もー、こっちがびっくりですよ。お疲れなんじゃないですか?」ミンホは腰をかがめ、チャンミンの顔を覗き込んだ。そして「痩せました...

  • ストロベリー・ガーデン .09

    *パラレル 小説家 × 編集者───────────────ひとつところにぎゅうぎゅうに押し込まれて、四方八方、身体のどこかが他人と触れあっている。今時期は着込んでいるからまだいいとして、薄着になる季節は最悪だ。皆それぞれ他人をいないものとして平然としている、ように見えているだけ。心を麻痺させてないと、こんなところいられやしない。混雑した朝の地下鉄に揺られながら、チャンミンはそんなことを考える。何年も乗っているくせ...

  • ストロベリー・ガーデン .08

    *パラレル 小説家 × 編集者───────────────「いいんですか?」「なにが?」「ミニョンさん、帰っちゃいましたけど」ダイニングテーブルの上には、カボチャ料理だけではないミニョンの手料理が並んでいた。ミニョンは庭の草刈りをしに来たと言っていたけれど、どうやらそのためだけに来たわけではなかったらしい。むしろこっちがメインだったのかもしれない。チャンミンだって考えていた。カボチャ料理だけではなんだから、何か簡...

  • ストロベリー・ガーデン .07

    *パラレル 小説家 × 編集者───────────────チャンミンがユンホの家でゆったりとした時間に身を委ねている間にも、世界は変わらず忙しなくまわっている。遅い夏休みを終えて日常へと戻ったチャンミンは、休みの間に溜まってしまった仕事に追われた。昼も夜もないような日々はあっという間に過ぎ去ってゆく。そういえば、と、チャンミンはデスクの上の卓上カレンダーに目を向けた。かわいらしい猫のイラストが散りばめられたそれは...

  • ストロベリー・ガーデン .06

    *パラレル 小説家 × 編集者 ─────────────── 「…何を忘れてるんだっけ」 チャンミンは自分の声で目を覚ました。 高くて白い天井、見慣れたシーリングファンがゆったりと回っている。 「なんだって?」 次に聞こえてきたのはユンホの声。チャンミンは視線だけ動かして、声がしたほうを見る。 ユンホは、チャンミンが寝そべっているソファーに寄り掛かるようにして床に座っていた。怪訝な顔だけをこちらに向けて...

  • ストロベリー・ガーデン .05

    *パラレル 小説家 × 編集者───────────────「申し訳ありません。遅れてしまって」玄関の外に現れたユンホに向かって、チャンミンは頭をさげた。自分の革靴がしっかり目に入るくらいに深々と。チャンミンはこの日、担当として正式に挨拶をするため、ユンホの自宅を初めて訪れていた。どこを見ても畑と山ばかりの見知らぬ土地で少しばかり道に迷ってしまい、約束の時間より5分ほど遅れてしまったのだ。「ぜんぜん遅くないよ」ユン...

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