ロワールではロワール川の河口にあたる最下流のエリアであるペイ・ナンテ(Pays Nantais)の代表ワインともいえるミュスカデ(ムロン)100%でつくるミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ(Muscadet Sèvre et Maine)。お手頃なワインなので手を出しやすいはずなんですが、なん
ワインについての自分用備忘録。Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。その「偉いワイン」に出会うための日々のワインの記録。
Stonier Mornington Peninsula Pinot Noir 2021
コストコにあったオーストラリアのピノ・ノワール。モーニントン・ペニンシュラというお初の産地だったので試してみることに。ヴィクトリア州のワインリージョンですが、ペニンシュラ(半島)というだけあって海洋性の気候らしいですね。メルボルンの周辺はたくさん産地があ
Domeniile Franco-Române Fetească Neagră
ルーマニアのフェテアスカ・ネアグラ(Fetească Neagră)を久しぶりに試してみます。ルーマニア語で「黒い乙女」という意味のローカル品種になります。前に飲んだのが5年前、イタリアのアンティノリがルーマニアで展開するヴィイレ・メタモルフォシス(Viile Metamorfosis
Domaine de La Meulière Chablis 2020
シャブリを試すのはほぼ3年ぶりですね。有名な割にはあまり試す機会に恵まれていませんでした。シャルドネなら他にもいろいろあるからなのかもしれませんし、そもそもシャルドネ以外の白品種にまだまだ興味津々だからかもしれません。今回は近所で良さげなシャブリがたまた
Michele Chiarlo Cipressi 2019 Nizza DOCG
カルディにニッツァDOCGが置いてあるのは知っていたんですが、4,000円越えの上に裏ラベルにはアカシア入りとあったのでなかなか触手が動きませんでしたが(笑)、なんといきなりの半額セールとなったもので思わずゲットしてしまいました。Nizza DOCG はピエモンテ州のバルベ
Viña Aquitania Carménère 2018 Valle del Maipo
当ブログではかなりの頻度でチリの代表品種カルメネールを試していますが、ビニャ・アキタニアは3年以上ぶりです。前回は同じワインの2017年でしたが、今日のは2018年。3年経ってミレジムは1年しか進んでいませんが、5年寝かせたら...という感じで興味深くいただくとしま
Cave de Gan Grand Large Jurançon Sec 2020
南西地方(シュッドウェスト)のワイン、ジュランソン・セック(AOC Jurançon Sec)になります。過去にも同じ産地の違う作り手のものを試したことがあります。ジュランソンは甘口白が有名で試してみたいんですが、今日も辛口となりました(笑)。やはり昨今は甘口より辛口が
Shannon Ridge High Elevation Zinfandel 2020 Lake County
カリフォルニアのジンファンデルです。カリフォルニアのポピュラーな品種ではありますが、特にジンファンデル/プリミティーヴォにはこだわりはありません。じゃあ、どうしてこのワインを手にしてしまったかというと、レイク・カウンティーというお初の産地だったからです(
Borgo Conventi Collio Pinot Grigio 2019
コストコで見つけたコッリオDOC(Collio DOC)のピノ・グリージョ。過去から、ピノ・グリ、ピノ・グリージョには今ひとつピンと来ていない自分ですが、税込998円の価格にやられて購入してしまいました(笑)。フリウリ・ヴェネチア・ジュリア州のDOCですが、東の端、スロヴェ
Domaine Philippe Vandelle L'Étoile Chardonnay Tradition 2019
久しぶりのジュラですが、今日は白を試します。AOC Côtes du Jura(ジュラ全域)やAOC Arbois は、赤・白・ロゼ、黄ワイン(Vin Jaune)や藁ワイン(Vin de Paille)と何でも認められていますが、サヴァニャン100%のいわゆる黄ワインのみのAOC Château-Chalon や、黄ワイ
Berton Vineyards Metal Cabernet Sauvignon 2020
オーストラリアのカベルネ・ソーヴィニヨンなんですが、ニュー・サウス・ウェールズ州にあるバートン・ヴィンヤーズが出しているラベルが特徴的な「メタル」シリーズです。以前同じ作り手のデュリフ(Durif=プティ・シラー)を試したことがあります。何かの記念ボトルか、ボ
Viña San Esteban In Situ Single Parcel Pinot Noir 2020 Aconcagua Costa
近所のスーパーで「IN SITU」というチリワインを発見。昔、アメリカ在住中によく見かけたチリワインのブランドなのでとても懐かしいです。本当はカルメネールがあったら嬉しかったんですが、チリのピノ・ノワールもいいものがありますから試してみないといけません。作り手の
Steenberg 1682 Pinot Noir Brut Méthode Cap Classique
南アフリカのスパークリングになります。もともと白ワインが少々苦手で、泡はなおさら避けていた過去の日々を考えると、昨今はシャンパーニュのみならず、フランスの各地のクレマンを制覇し、フランチャコルタ、プロセッコ他世界の泡を試す今日この頃はまさに青天の霹靂、君
Challen Winery Pinot Noir 2018 Santa Maria Valley
コストコでよくワインは買いますが、安いのが取り柄のコストコですから大抵はお手頃なのを選びます。しかしたま~に魔が差してちょっとお高いのを選んでしまうんですが、コストコで高いんだから間違いないだろうという読みが働いているわけです(笑)。今日のカリフォルニア
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ロワールではロワール川の河口にあたる最下流のエリアであるペイ・ナンテ(Pays Nantais)の代表ワインともいえるミュスカデ(ムロン)100%でつくるミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ(Muscadet Sèvre et Maine)。お手頃なワインなので手を出しやすいはずなんですが、なん
ドイツはバーデンのシュペートブルグンダー(Spätburgunder)、いわゆるピノ・ノワールです。ドイツのピノ・ノワールはいつもなかなかレベルが高いなと思うんですが、過去の個人の経験上、バーデンのものは頭一つ抜きん出てるんではないかと思っています。作り手のクルンプ
タバリ(Viña Tabalí)のカルメネールのバリエタルです。実は2年前に同じワインの2020を試していますが、やまやで1000円で売ってるこれが意外にも驚きのうまさだったため(RRWポイント96点)、今日は2023で変わりがないかその真価を確かめようとリピートしてみます。ビニ
ランブルスコはエミリア・ロマーニャ州に多い主に赤・ロゼのフリッツァンテ(微発泡)で、過去からいろいろ試して掘り下げています。「Lambrusco」というのは、実はワイン名でもありブドウの品種名でもあるため、その実態はちょっと複雑。そしてDOC名が「ランブルスコ」とい
カリフォルニアはソノマのピノ・ノワールです。最近はブルゴーニュの代替品探しで新世界のピノを漁っていますのが、たまにはそこそこ良さ気なアメリカのピノとしてしっかり味わってみたいなと思います。過去ログを掘るとアメリカのピノにつけた最高RRWポイントは94点。そして
ロワールのシュナン・ブランですが、IGP(Indication Géographique Protégée)ヴァル・ド・ロワール(Val de Loire)と広域のものです。ただ、ロワールの白の中でもシュナン・ブランとソーヴィニヨン・ブランの地域はだいたい分かれていて、作り手の場所の近しいAOCを見る
ポルトガル、ダンの白です。ダン(Dão)DOC(Denominação de Origem Controlada)は80%が赤ワインらしいのですが、エンクルザード(Encruzado)という地元ダンを代表する白の高級品種を持っています。以前にエンクルザードのモノセパージュは試しているんですが、今日は
スーパーで見つけたDOウティエル・レケーナのボバル(Bobal)。ウティエル・レケーナと言えばボバルだな…久しぶりに試しましょうか…ということで本日抜栓したんですが、コルクのデザインになにか見覚えがあり「ボデガス・ノドゥス」とあります。これ、以前に試したボバルと
メドック格付け第3級、シャトー・マルキ・ダレーム(Château Marquis d’Alesme)です。これで格付け61シャトー制覇です。セカンドでもオッケーというユル~い制覇ですが(笑)。オーナーも変わったりとかで日本ではなかなか手に入りにくいワインだそうですが、意を決して
最近サヴォワ(Savoie)やビュジェ(Bugey)のワインを久しぶりに掘り下げていると、AOCセイセル(Seyssel)が課題として残っていることを思い出しました。2009年にクレピー(Crépy)が Vin-de-Savoie軍団の軍門に下ったので、セイセルのみが単独名のAOCで残っています。と
おなじみチリの安旨ワイン、コノスルですが、「Unoaked Chardonnay」(オーク樽を効かせていないシャルドネ)というのを見つけたので買ってみました。いつもながらのお洒落な自転車のイラストも目を引きましたし。しかし、「樽を効かせていない」ということは通常のシャルド
スーパーでよく見かけるスペインの白ワイン。ミツバチのイラストがあり「クラモール」という名前で、他に赤とロゼもあります。赤は雄鶏、ロゼはロバのイラストです。「クラモール」というのが畑のある所の地名のようです。カタルーニャ州のDOクステス・ダル・セグラ(DO Cost
ビノ・デ・パゴ、VP(Vino de Pago)という「スペインの最高格付けワイン」があります。過去いくつか試しているんですが、前にも試したことのあるカスティージャ・ラ・マンチャ州のラ・ハラバ(La Jaraba)というビノ・デ・パゴがまたリカマンに並んでました。前に試したのが
シャトー・リヴェルサン。オー・メドック、クリュ・ブルジョワなボルドーですが、例によってコストコにて発見しました。またありきたりのボルドーかと思うと、コストコには似つかわしくない(失礼!)しっかりした品の良いラベルとキャップシール。1000円ちょっとという価格
スペインはDOフミージャ(DO Jumilla)のモナストレル(Monastrell)になります。スペイン南東部の地中海に面したムルシア州(Región de Murcia)にある産地で正にモナストレルが有名です。モナストレルってムールヴェードル(Mourvèdre)のことなんですけどね。ずいぶん前
ロワールのトゥーレーヌのピノ・ノワールなんですが、ヴァン・ド・フランス(VDF)、いわゆるフランスのテーブルワインになります。ラングドックもそうですが、AOCの規定が地元の特色のある品種に偏っていて、国際品種を使うとすぐにIGP(Indication Géographique Protégé
急にローヌの白が飲みたくなりました(笑)。できれば、昔の記憶でも印象的だったシャトーヌフ・デュ・パプの白を。しかし…シャトーヌフとなるとどれもいいお値段ですね~。ということで、シャトーヌフの作り手のコート・デュ・ローヌの白を狙うことにしました(笑)。で、
コストコで見つけたんですが、イスラエルのワインになります。たま~にイスラエルのワインが並んでるので、コストコってジューイッシュ系の会社なのかなと調べてみましたがわかりませんでした。コストコはシネガルエステートワイナリーを持ち自らワインづくりをするくらいで
ルーセット・ド・サヴォワ(AOC Roussette de Savoie)です。サヴォワ(AOC Savoie / Vin de Savoie)のワインはクレマン(Crémant de Savoie)も含めちょこちょこ試してきていますが、ルーセット、すなわち正式名称アルテス(Altesse)は5年ぶりです。久しぶりにサヴォワ
ブルゴーニュ、コートドールの村名、それもジュヴレ・シャンベルタンなんて開けるのは何年ぶりでしょうか。上等ブルゴーニュの代替になるような偉いピノ・ノワールを新世界なんかで探したりしていますが、やはり本場の貫禄に比肩するようなものはなかなか出会いません。そう
コストコにて、シャツの形のラベルに「L10」の文字のワインを見つけました。アルゼンチンのトロンテスの白ワインです。POPを見るとアルゼンチンのサッカー選手リオネル・メッシとのコラボという説明がありました。なるほど、だから背番号10なわけですね。2022年のワールドカ
総じてワインは高くなった気がしますが、ブルゴーニュのピノ・ノワールが一番高騰してるんじゃないでしょうか。有名どころは昔飲んでいた頃と比べると感覚的には倍です。それでもピノ・ノワールが欲しくなると、このところは新世界に頼っていたりするんですが、お手頃な「ブ
それらしいラベルデザインながら、大きめの「BORDEAUX」の文字が悪目立ちしている感じがします。まあ、お手頃ワインばかり試している身ではあるのですが、普通はあまり手を出さないタイプのワインです(笑)。しかし、これ、コストコにてなんと特価638円(税込み)です。値段
日本カルメネール振興協会の活動のひとつに、巷で手に入るあらゆるカルメネールの味見をするというのがあります(笑)。それを皆様にご紹介することで、もっとカルメネールを身近に感じてもらおうというわけです。今日も今日とて、まだ試していなかったワンコインのバラエタ
魚のラベルの白ワイン。同じシリーズでエビのイラストのバージョンもあるようです。また、牛と鶏の赤ワインもラインアップされているので、どうやらラベルでペアアリングする食事をお勧めしているようです。しかし、ラベルはイラストのみで説明は全くなし。おもしろいですね
ブルゴーニュの白も無慈悲に高騰している今日この頃ですが、同じブルゴーニュでもマコネ(Mâconnais)という選択肢はアリだと思われます。AOCマコンもまだまだ手頃でいいんですが、マコネにはプイィ・フュイッセ(Pouilly-Fuissé)ほか名高いAOCもいくつかあるわけで、今日
バロン・フイリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チレのシャルドネをいただきます。レセルバですから普通のMAPUよりちょっといいやつだと思われます。少し前に普通のMAPUのソーヴィニヨン・ブランを試しています。マプ・シリーズを攻略しているわけではなく、例によってワ
ニュージーランドのピノ・ノワールは経験上間違いないものが多いんですが、最後に飲んでから3年かな? ずいぶん間が空いてしまいました。かといって今日は取って置きのを抜栓するわけではなく、リカマンのセール品で見つけたものです(笑)。ネット価格の半額以下だったので
去るゴールデンウィークは金沢に行ってきました。現地のワインショップにてゲットしてきた能登ワインのヤマソーヴィニヨンを抜栓したいと思います。震災の支援というわけではないですが、石川県のおいしいものなどたくさんいただいてきました。実は3月16日に敦賀まで延伸した
リカマンで特売になっていたスペインのDOカリニェナ(DO Cariñena)のワインです。「覆面ワイン」と銘打って、オーク樽で60ヶ月熟成したグラン・レセルバが作り手の名前を伏せて大手ワイナリーから格安で入ったとのこと。贅沢な造りのワインがお安いのはいいんですが、これ
ボトルの形も変わってるし、このラベルデザイン、ウィスキーかと思ったらポルトガルのワインでした。ヴィニョ・レジョナル(Vinho Regional)ペニンスラ・デ・セトゥーバル(Península de Setúbal)のワインで、品種はアリカント・ブーシェとあります。フランス産とアメリ
毎年5月の第1金曜は「国際ソーヴィニヨン・ブランの日」だそうで、去る5月3日はソーヴィニヨン・ブランをいただきました。ただ、普通にロワールやニュージーランドを選んでも面白くないので、なんとドイツのソーヴィニヨン・ブランを見つけてきました。珍しいのでは?作
ビニャ・エスメラルダの白。すごく昔からある安旨ワインではないでしょうか。記憶が正しければ1992年のバルセロナ五輪でバルセロナに長期出張していた頃、現地人に勧められてよく飲んでいました。まだワインなんて嗜んでいなかった頃ですが、うまいなぁ~なんて言いながら皆
ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランなんですが、このKONOというやつはずいぶん前からリカマンに売っています。5年以上前ですが、ここのピノ・ノワールは試しています。今回ソーヴィニヨン・ブランを手にしたのは、アプリで検索すると異様に評価が高かったからです(
南アフリカのカベルネ・ソーヴィニヨンなんですが、これをお試しすることにした理由は、店頭のPOPにまんまと乗せられてしまったのと(笑)、ウェリントン(Wellington)というW.O.(Wine of Origin)がお初だったことです。まあ、ワインは一期一会。きっかけなんていろいろ(
定番ワンコイン、コンチャイトロのフロンテラです。実家で夕食なんてことが続いたのでワイン持参で行くのですが、飲むのは自分だけなのでこういうお手軽なやつで済ませます。いつもカルメネールなので今日はメルローをお試し。どれでもそこそこ美味しいのではと想像します。
定番ワンコイン、コンチャイトロのフロンテラです。実家で夕食なんてことが続いたのでワイン持参で行くのですが、飲むのは自分だけなのでこういうお手軽なやつで済ませます。いつもカルメネールなので今日はカベルネ・ソーヴィニヨンをお試し。どれでもそこそこ美味しいので
ジャン・クロード・マスさん率いるドメーヌ・ポール・マスのカリニャンです。ちょっと前に同じコーテ・マスのシリーズのヴィオニエを試していますが、今度はカリニャンです。なにせ今回のコレも近所の百貨店のワインコーナーで買ったワインくじですから。ええ、ハズレですと
ロベール・シリュグは過去にブルゴーニュ・ルージュを試していますが、なかなか傑出した作り手という印象。特級グラン・ゼシェゾー(Grands Échézeaux)ではありましたが、漫画「神の雫」の「第十の使徒」の作り手ですからね(笑)。今回はさらにローエンドのブルゴーニュ
濃いめの白ワインですが、「サンジョヴェーゼのブドウを白ワインに仕上げました」と書いてあります。過去にもカベルネ・ソーヴィニヨンやカルメネールの白っていうのを試していますが、どれもなかなかのレベルでした。シャンパーニュのピノ・ノワールなど、黒ブドウで作る白