ロベール・シリュグは過去にブルゴーニュ・ルージュを試していますが、なかなか傑出した作り手という印象。特級グラン・ゼシェゾー(Grands Échézeaux)ではありましたが、漫画「神の雫」の「第十の使徒」の作り手ですからね(笑)。今回はさらにローエンドのブルゴーニュ
ワインについての自分用備忘録。Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。その「偉いワイン」に出会うための日々のワインの記録。
Domaine Mercier La Perchette Vin de Savoie Crépy 2018
サヴォワのワイン、ヴァン・ド・サヴォワ・クレピーになります。シャスラ100%の白。古い資料を見ると、セイセル(Seyssel)とクレピー(Crépy)は単独のAOC名を保持してるんですが、2009年にクレピーは「Vin de Savoie Crépy」として「Vin de Savoie」軍団の軍門に下って
Weingut Lützkendorf Saale-Unstrut Karsdorfer Hohe Gräte Spätburgunder 2016
高騰が激しいブルゴーニュ以外で美味しいピノ・ノワールはないかと探し回ることが最近多くなりました。そんな時の有力候補の一つがドイツのシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)です。すると…ザーレ・ウンストルートのワインが新入荷していました。ザーレ・ウンストル
Maui Wine Mele Ulupalakua Red Wine
なんと、ハワイのワインとな。ハワイのような熱帯の島でブドウ栽培ってどうなんでしょう。ラベルにあるウルパラクア(Ulupalakua)とはAVAなんでしょうか。味も含めて気になることがいっぱいです。お手頃価格でしたし早速お試しと行きましょう。マウイ・ワインは「Ulupalakua
Joseph Phelps Vineyards Innisfree Cabernet Sauvignon 2017
インシグニア(Insignia)というフラッグシップワインがパーカーおじさんの100点を何度も取ってるというジョセフ・フェルプスのサード・ワインだそうです。インシグニアとセカンドのナパのカベソーを作った後に残ったブドウで作られるそうです。同じ作り手で同じ畑ということ
Clos des Fous PMG Cabernet Sauvignon 2018
スーパーで見つけた「クロ・デ・フ」のベーシックライン。PMGとは「Pour Ma Gueule(プール・マ・ギュール)」の頭文字で、フランス語で「私のために」の意。醸造家がプライベート用に造る特別なワインを指す言葉のようです。以前から普及ラインはこの名前で出してましたので
Scott Family Estate Pinot Noir 2018 Dijon Clone Arroyo Seco Monterey
カリフォルニアはモントレーのAVA、アロヨ・セコからのピノ・ノワールです。ディジョン・クローンなんて謳ってますね。高騰激しいブルゴーニュにおいては店頭試飲くらいでしか有名どころが飲めない状況で、やはり他の産地や新世界にうまいピノはないかと気になってしまいます
Astobiza Pil-Pil 2021 Txakoli de Árava DO
久しぶりに都会へワインを物色に行くと Txakoli(チャコリ)が目に入りました。夏はチャコリだな~と勝手な基準で(笑)すぐさまゲット。以前試したチャコリはDO表示のない少々怪しいやつでしたが、今日のはDOアラバコ・チャコリーナ(Aravako Txakolina)の認証シールも貼
Domaine Le Loup Bleu Vol de Nuit Rosé 2020 Côtes de Provence
プロヴァンスのロゼですが、グランマルシェの店頭で見つけてジャケ買いしました。モノトーンの星空のラベルデザインにワイン名が「Vol de Nuit」。フランス語で言うところの「ナイトフライト(夜間飛行)」という意味です。さらに作り手が Domaine Le Loup Bleu、すなわち「
Château Pégau Côtes-du-Rhône Villages Cuvée Setier 2019
シャトー・ぺゴー(Château Pégau)のロゼ(ピンク・ぺゴー)というのを前に試しました。サンソー主体のローヌのロゼ。なかなか興味深かったです。ドメーヌ・デュ・ペゴー(Domaine du Pégau)/シャトー・ぺゴー(Château Pégau)は初めてだったわけですが、シャトーヌ
Viu Manent Single Vineyard Malbec 2018 San Carlos
つい先日ですが、ビウ・マネント(Viu Manent)のカルメネールを試し、これがなかなか良かったので、またまたビウ・マネントです。と言いますか、その前回、チリで初めてマルベックのワインを出したのがビウ・マネントということを知り俄然興味が湧いたということで、創業時
Ashton Winery Pinotage 2019 W.O. Robertson
南アフリカの代表品種、ピノタージュです。「たまにはピノタージュといこうか」と選ぶと、なぜか1年ぶりということが多く、過去記事をさかのぼると最近はだいたい年に一回ぐらいの頻度でそう思うようです(笑)。昨年はアルダリング(Aaldering)というところのピノタージュ
Pagos del Rey Arnegui 2017 Crianza Rioja DOCa
リカマンでお手頃リオハが特売になっていたので手を出しました。リオハDOCa(Rioja DOCa)のクリアンサ(Crianza)ということですから規定では木樽で12ヶ月は熟成をしていることになります。これでうまければ儲けモンです。サラッとお試しいたしましょう。作り手は家族経営み
Ca’ de Pazzi Franciacorta Brut
元来「泡」が今ひとつ得意じゃないんですが(笑)、さすがに連日の熱波、良さげなスパーリングを探してみました。するとリカマンの店頭で面白そうなフランチャコルタのラインアップを発見。フランチャコルタはイタリアのスパークリングで初めてDOCG認定され、イタリアの発泡
Quinta das Maias Maias Tinto 2017 Dão
ポルトガル、ダン(Dão)からの赤です。品種がジャエン(Jaen)主体となっていたので手に取りました。ダンでは通常トウリガ・ナシオナルが主体ですが、この地方の伝統品種としてこのジャエンも使われています。で、ジャエンというのはスペインで言うところの「メンシーア(M
Auntsfield Single Vineyard Sauvignon Blanc 2020
連日暑い日が続くと冷え冷えの白ワインがおいしいですね。そして、そんな時選ぶワインの筆頭はやはりニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン。今日はこだわりのワインショップのおすすめワインを選んでますので楽しみです。アンツフィールド(Auntsfield)は、1873年にデ
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ロベール・シリュグは過去にブルゴーニュ・ルージュを試していますが、なかなか傑出した作り手という印象。特級グラン・ゼシェゾー(Grands Échézeaux)ではありましたが、漫画「神の雫」の「第十の使徒」の作り手ですからね(笑)。今回はさらにローエンドのブルゴーニュ
濃いめの白ワインですが、「サンジョヴェーゼのブドウを白ワインに仕上げました」と書いてあります。過去にもカベルネ・ソーヴィニヨンやカルメネールの白っていうのを試していますが、どれもなかなかのレベルでした。シャンパーニュのピノ・ノワールなど、黒ブドウで作る白
アルザスのゲヴュルツトラミネールをいただきます。グラン・クリュもいくつか所有している歴史のある作り手のようで、そのグラン・クリュではないもののアルザスの高貴品種のひとつゲヴュルツトラミネールということは、すなわちええ感じなわけです(笑)。コルマールの南、
やまやで普通に売ってるチリのタバリのピノ・ノワールですが、ネックにパーカーおじさんの91点のシールが貼っています。円安で輸入品が高騰する昨今、ブルゴーニュのピノ・ノワールなんてそれ以上に高騰している感じでなかなか手が出ないですが、お手頃優等生のチリのピノと
ピレニーズ(Pyrenees)というGI(Geographical Indication)がオーストラリアのヴィクトリア州にあるのは近隣のワインを試したりして知っていました。コストコで、そのGIのその名もブルー・ピレニーズ・エステートというワインを見つけたので思わず手に取りお試しと行きます
ふと、アメリカ TTB(Alcohol and Tobacco Tax and Trade Bureau)のサイトに立ち寄ると、現在のAVA(American Viticultural Area)総数が全米では 270、カリフォルニアでは 150 となっていました。あれ?1個増えています! 3月15日に「Contra Costa AVA」というのが新たに
サッポロのグランポレールのシリーズは過去からいくつか試してますが、どれもなかなかよく出来ていて間違いがないという印象です。今日のこれはスーパーで売ってるお安めのブレンドですがどうでしょうか、お試しと行ってみましょう。サッポロのグランポレールのシリーズは、
ありがたいことにカルメンはガッツリやまやに置いてあるので、過去に大抵のラインナップは試しています。…と思っていたら、一番ローエンドのバリエタルシリーズ「Insigne」のカルメネールをまだ試していないことに気がつきました。これはいけません。急いで試します。カルメ
ジャン・クロード・マスさん率いるドメーヌ・ポール・マスのヴィオニエです。ラングドック・ルシヨン各地に手を広げていますので、よく出会うことのあるブランドです。なにせ今回のコレも近所の百貨店のワインコーナーで買ったワインくじですから。ええ、ハズレですとも(笑
カルディで見つけたフリッツァンテ(Frizzante)、微発泡ワインですが、ピノ・ネロ(ピノ・ノワール)から作られた白ワイン、ブラン・ド・ノワール(Blanc de Noir)となってます。産地は「Provincia di Pavia IGT」とロンバルディア州パヴィア周辺の IGT(Indicazione Geogr
イタリアの銘醸ワインに名を連ねるブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCG...のセカンド的な(?)位置づけのロッソ・ディ・モンタルチーノDOC。カルディのワインくじだったと思います。「当たり」なのか「ハズレ」なのか微妙なラインだったと思いますが、おいしかったら「当
淡路島にワイナリーがオープンしたというニュースを見て慌てて訪問しました。その名も「淡路島ワイナリー」。残り1本という白ワインをゲットしてきたので早速お試しといきます。淡路島は近年いろんな施設が出来ており、ウチからでも車で1.5時間で行けるという夢のワンダーラ
コンチャイトロのワンコインで買えるバリエタルシリーズ、フロンテラです。カルメネールは3年ほど前に2019を試してるんですが、いつの間にかこのシリーズはNV(ノンヴィンテージ)になってしまってます。ワンコインにしては侮れないカルメネールでしたので、NVになって味が
ハンガリーの赤。正直安いワインなんですが、この「Egri Bikavér」というワイン、エゲル(地域)の Bull’s Blood(雄牛の血)という意味で、D.H.C.(Districtus Hungaricus Controllatus)というPDO(Protected Designation of Origin)の最上位ランクになるようです。そろ
前回に引き続きオーストラリアの大手、デ・ボルトリ(De Bortoli)。今度は白。セミヨンにシャルドネという個性的な組合わせのブレンドです。産地もニューサウスウェールズ州のリヴァリーナ(Riverina)になり、ここはデ・ボルトリの創業の地らしく、この「DB」というシリー
オーストラリア、ヤラ・ヴァレーのピノ・ノワールです。ヴィクトリア州やタスマニアなどオーストラリアは南の方(南半球なので寒い方)に良いピノ・ノワールがある印象です。コールドストリーム・ヒルズといううまうまピノもヤラ・ヴァレーだったことを思い出します。「デ・
ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(Domaines Barons de Rothschild Lafite)の普及レンジのボルドー白をいただきます。ロートシルトはいわゆるムートンの方のバロン・フイリップ・ド・ロスチャイルド(Baron Philippe de Rothschild)ではなくて、ラフィットの方です(笑
ジェラール・ベルトランはラングドックのAOCコルビエール(Corbières)の作り手です。過去何度か試してますのでお馴染みですが、セラーにまだ1本あったので今日開けてしまいましょう(笑)。割といいお値段がしたのでとりあえず置いてましたが、裏ラベルを見ると安定剤(ア
コストコのPB、カークランドシグナチャーのプロセッコですが、ロゼです。ロゼ?…プロセッコにロゼなんかあったんだ。調べてみると、もともとプロセッコはグレラ(Glera)主体の白のみでしたが、2021年からピノ・ノワールを加えて作るロゼも認められるようになったとか。コロ
近所の百貨店で直感で選んだロワールの赤です。アンジュー(Anjou)のカベルネ・フラン。狙い通りの当たりならいいんですが。アンジューには赤・白・ロゼ・泡となんでもあり、赤はカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンが主要品種になってますが、やはりカベルネ・フラ
カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンです。Three Thieves(三人の盗賊)という名前と、産地表示が California Republic(カリフォルニア共和国)となっているのがツボにはまり手に取ってしまいました(笑)。こだわりなのか奇をてらっているのか何となく面白そうです。
久しぶりのプロセッコです。プロセッコはお手頃ではあるんですが、シャルマ方式だし有象無象が多いような気がしてなかなか触手が動きませんでした。今日のはこれプロセッコDOCではなく、ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ・スペリオーレ DOCG(Valdobbiadene Prosecco Superi
ニューヨークのワインショップ THE WINERY の京都店、THE WINERY KYOTOは定期的に訪れてチェックしているんですが、そこでお勧めされていたワインです。ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェラートDOCGというピエモンテ州モンフェラートでルケ(Ruchè)という地元品種を使
サッポロが展開するグランポレール。クオリティの高い日本ワインのラインアップを潤沢に流通させてくれていますので非常に偉い日本のワインブランドだと思っています。今日はリカマンで見つけた北海道余市のケルナーから作るスパークリングをお試しです。サッポロは安定供給
コキンボ州のリマリ・ヴァレー(Valle del Limalí)の作り手、タバリ(Viña Tabalí )です。最後にアクセントですから「リマリー・ヴァレーのタバリー」の方が正しい発音に近いですかね(笑)。そこのバリエタルですが、カルメネールをお試しです。確か昔はカルメネールは
雄鶏のイラストが目を引く、いかにもテーブルワインといった雰囲気です。はい、その通りで、フランスワインではありますが、どこの馬の骨ともつかない「Vin de France」のソーヴィニヨン・ブランになります(笑)。狙って買うわけがない類のワインですので、どうせワインくじ
キヤンティ・クラッシコのグラン・セレツィオーネです。実はこれカルディのワインくじのハズレで当たった(?)ワインです。1等のシャトー・パルメを狙っていましたが(笑)、まあこれもキヤンティの最高峰、悪くないワインです。世には数多存在するワイン。そんな中で一生
ギリシャ最高峰とも言われる名門キリ・ヤーニをいただきます。過去にはPDOアミンデオン(アミンテオ)からの高貴なギリシャ固有品種クシノマヴロ100%や、キリ・ヤーニの本拠地PDOナウサのクシノマヴロ主体のブレンドなんかを試しています。そして今日はそのキリ・ヤーニが醸
南オーストラリアのクナワラ産のカベソーとシラーズのブレンドというのがすぐわかるラベルです。やまやに最近並びだした作り手のようで今回がお初になります。近所でもいろいろ新しいのが入ってくるのはいいもんですね。昔と比べるとやまやは頑張ってる印象で、ボルドーや新
AOCサンセールの赤をいただきます。ピノ・ノワール100%なので、昨今高騰が激しいブルゴーニュの代わりになるんではないかと期待して抜栓です(笑)。サンセールってソーヴィニヨン・ブランの印象が強いと思います。確かに85%は白らしいんですが、残り15%はピノ・ノワール
ソアヴェなんですが、「Soave Roncà-Monte Calvarina DOC」となっていました。これは UGA(Unità Geografica Aggiuntiva:地理的追加単位)とか MeGA / MGA(Menzione Geografica Aggiuntiva:地理的追加言及)というもので、DOC / DOCGにある特定の地域や区画の名称を付記
ブルゴーニュの高騰が激しいせいか、最近はなかなかコートドールのピノ・ノワールにありつけていません。袖ものとは高騰度合いが違うんでしょうが、最近DRCのロマネ・コンティの460万円の値札を見て卒倒しそうになりました(笑)。100万円で売っていた時代でも驚いていたのに
「肉にはアルゼンチンでしょ。」と常備しておきたいアルゼンチンワインですが、いつもマルベックになってしまうので今回はカベルネ・ソーヴィニヨンにしてみました。アルゼンチンではやはり圧倒的にマルベックが多いんですが、カベソーは2位かと思うと3位でした。2位は「
コル・ソラーレ(Col Solare)というワシントン州レッド・マウンテンAVAのワインですが、昔漫画のソムリエかソムリエールでイタリアのアンティノリがアメリカ進出したワインとして紹介されていた記憶があり気になっていました。同じレッド・マウンテンAVAのヘッジズ(Hedges
このところフランス各地のクレマン(Crémant)を試していますが、クレマン・ド・ボルドー(Crémant de Bordeaux)がまだでしたので、慌てて買ってきました(「泡」だけに…笑)。シャンパーニュ以外の伝統的方式(Méthode Traditionnelle)、いわゆる瓶内二次発酵のフラン
フェッツァー(Fetzer)というお手頃価格のカリフォルニアワインですが、やまやにいろんな品種で並んでいます。過去にカベソーを試していますが、まあそこそこではありました。ワインのアプリで検索していると、その中でフェッツァーのジンファンデルが異様に評価が高かった
ニューヨークのワインショップ THE WINERY の京都店、THE WINERY KYOTOは定期的に訪れてチェックしているんですが、そこでお勧めされていたローヌのAOCグリニャン・レ・ザデマール(Grignan-les-Adhémar)をお試しです。このAOC、以前一度試しています。かつてコトー・デュ
すごく久しぶりに東京へ行った機会に南アフリカワイン専門のアフリカ―さんへ初めて行ってきました。あまりじっくり選んでいる時間はなかったので、ネットでよく見かけて評判も良さげだったモヤ・ミーカーのピノ・ノワールをゲットしてきました。早速いただいてみましょう。
カーヴ・ド・リラックスさんの「日本ワイン 応援プレゼントキャンペーン」で当選しました!「ダイヤモンド酒造 シャンテ Y.A ますかっとべーりーA Ycube 2020」です。評判のいいマスカット・ベイリーAらしいですね。くじ運はないほうなのでとってもうれしいです。ずっと置い
久しぶりにビニャ・ビスケルト(Viña Bisquertt)のカルメネールをいただきます。結構グレードの高そうなやつを見つけたなと思っていましたが、調べると、以前に飲んだ「Ecos de Rulo」ってやつの名称変更だそうで、2016年のヴィンテージから「La Joya」になってるとのこと