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海外オヤジの読書ノート https://lifewithbooks.hateblo.jp/

40代、全く出世しない窓際おじさんが、成長し生き抜くために読書をします。その読書録。最近、生き抜くより息抜く読書が多めです。2014年から海外で生活しています。因みに奥さんは外人。

仕事術、健康(サラリーマンとして)、思想、歴史、陰謀論(趣味用)、教育、金融(家庭の維持用)などの本を読んでいきます。今年は老後の生き方の模索とキリスト教がテーマ

海外オヤジ
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2019/12/13

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  • この本読んで子供向けにパワポ作ります 『大学受験 志望校に「合格する子」の親がやっている6つのこと』著:鈴木優志

    実をいうと、この手の本ははあまり買いたくはありませんでした。甘っちょろい話をすると、子供には伸び伸び育って欲しかったし、言われなくてもやる気を出してほしいと感じていました。 高校二年にもなっても全くやる気を出さず(というか学校の勉強すら余裕でしないんです)、下宿先の祖母が心配する始末。ということで、子供のやる気を何とか盛り上げるために勉強法の本を幾つか読んでいます。 で、生徒に語りかける本はいくつか読んだのですが、親向けの本はこちらが初めて。 親の心を透視している? 最初の一ページ目ですでに私の心を鷲掴み。曰く、 子供に勉強をさせようと、評判の良い参考書をインターネットで探したり、塾・予備校に…

  • 大人が味わう童話集 『THE CANTERVILLE GHOST, THE HAPPY PRINCE AND OTHER STORIES』著:OSCAR WILDE

    ここ数か月、忙しさにかまけて読書ペースが落ちています。本作は英語の本ですが、読了に一か月かかってしまいました。英語の本はどうやったら早く読めるのか?。。。今更単語の暗記とかもしたくないしなあ。。。うーむ。 オスカー・ワイルドという作家をご存じでしょうか。 ん?オリバー・ツイスト?(それはディケンス)、ジョージ・オーウェル?(1984ね)、ジョージ・ルーカス?(大分離れたよ!映画監督ね)…近現代の作家は数多くいらっしゃいますが、本作者、名前はうっすらご存じ、という程度の知名度ではないでしょうか。マイナーとも言えないけどメジャーというにはちょっと、という世間的位置づけに感じます。 で、オスカー・ワ…

  • 中学生以上の勉強テクニック集 『自宅学習の強化書』著:葉一

    同じようなネタでごめんなさい。このシリーズ、あと数冊続くかも。。。 突然ですが、よく、職人の徒弟制度等では、見て学ぶ・技を盗む、なんてことが言われます。何かが直接教えられるのではなく、主体的に「取り」に行って、ノウハウやコツを体得する。 現代の一般企業で新入社員を放置プレイにして、能動的に先輩を真似して学べ、なんてやろうものなら、すわ育児放棄ならぬ教育放棄だとか新手のパワハラだとか言われかねませんね汗。それでもなお、主体的に真似ることの重要性は減じることはないと信じます。 効率的な勉強テクニック集 そして本作、勉強に関しての真似たいポイントが詰まった本であると思います。その意味では本作、テクニ…

  • 自己省察+自己決定のPDCA。社会人でも役立つ。 『勉強大全』著:伊沢拓司

    一括りにするのは申し訳ないのですが、さすが開成-東大だな、と思える本。徹底した自己省察と自己決定のPDCAは社会人でもなかなかできないもの。逆に言えば並みの高校生はここまで自己省察ができるかなあと思いました(できたらできたで、完成しすぎててちょっとイヤかもしれないけど笑)。少なくてもうちの愚息は無理。でも、子供に読ませてみます。 移り行く社会の中で、人生を引き受ける、ということは存外に難しい。言い方を変れば、覚悟を持つ、ということですが。何となく高校生になって、何となく大学生になって、そして何となく就活をして社会人になり、(人によっては何となく)結婚して家庭も作り、老いていく。もちろん才能の…

  • 素直で実直な勉強本 『夢を叶えるための勉強法』著:鈴木光

    愚息についての愚痴 いつの時代もそうかもしれませんが、子供は大概勉強が好きではない。勉強は将来に役立つと言われ、理屈では分かるがどうにも腹落ちしない。何しろ親の言い方が気に食わない。挙句、そんなことないのに、やれケータイ見過ぎとかいわれる(ちなみに私の時代はテレビゲームがやり玉に挙がっていました)。 同様にいつの時代も親は子の心配する。なぜにあんなに勉強をしないのか。他の子はみんなしっかり将来について考えているのに(まあ全体の数割でしょうが)。思春期ゆえか、少しずつ子供の気持ちもよくわからなくなってきた。自分が親になって、自分の親がどれほど自分のことを心配しているのか(そして子供はどれほど親の…

  • 逆境を超える企業の背後には骨太なストーリーが。個人の生き方にも示唆に富む作品 『ストーリーとしての競争戦略』著:楠木建

    引き続きリモートワークが続いています。先日約2か月ぶりに出社して、会社の本棚に本作が安置されているのにふと気づき手に取りました。GWを利用して読んでみたものです。 戦略という言葉が嫌いです。 これまで勤務していた会社では、どれもが現場感覚の希薄な経営層だったり、現場の気持ちが分からない本部の方が作っているという印象が強かったからです。日々業務にあたる私からはなんとも空疎に聞こえるのです(カスタマーファーストとかさ、顧客から搾り取った方が上司からほめられるのに、ジレンマを与えて判断に迷わせたらダメじゃん、みたいな)。そんなんだから、中期経営戦略とか5か年計画とかも、色々やっているけど、上の人たち…

  • 読んでるだけで脳内テレビドラマ|『禁断の魔術』東野圭吾

    GW真っ只中ですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は日本には居りませんが、居住国がイスラム教国で今年はたまたまこの時期に断食明けの祝日となり、くしくも4/30から5連休。 リモートワークが常態化し、休みなのに結局毎日PCを開けてカチャカチャやっていますが、その合間に息抜きを楽しみました。 結論を端的に言えば、普通に面白い!(上からに聞こえたらごめんなさい) あらすじ 将来を嘱望されるほどの優秀な高校生。ガリレオ先生こと湯川の高校の後輩であったが、折角受かった帝都大学を入学直後に退学、近くの町工場で働いていることが判明する。ところが、とあるフリーライターの殺人事件の嫌疑の末に彼は行方不明に。…

  • キリスト教的価値観で締めるも、やっぱりルネスサンス期の息吹 『完訳カンタベリー物語(下)』著:チョーサー、訳:桝井迪夫

    上巻・中巻と読んできましたが、最後は若干飽きを感じつつ、他の本に目移りしつつ、たらたらと読んでおりました。GWに入り何とか読了した次第です。 下巻では修道僧の物語、尼僧付きの僧の物語、第二の尼僧の物語、錬金術師の徒弟の話、賄い方の話、教区司祭の話、の計6話を収録。 最後はキリスト教的説教でゴール どちらもルネサンスを代表する文学作品といえるデカメロンとカンタベリー物語。前者は人間賛歌の色調を常に感じる作品でしたが、後者カンタベリー物語は、上巻こそデカメロンに似ていた雰囲気ですが、最後の下では宗教関係者の話が多く、トリは教区司祭の話で締めくくられました。この点は著者チョーサーのキリスト教的価値観…

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