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よしなの音楽帖 https://yoshina447.blog.fc2.com/

クラシック音楽を自分の心が感じたそのままに記す事をモットーにしています。 クラシック・ギターのアナリーゼの考察実践の練習風景や、作品演奏動画、自作品をアップしています。 お知らせ下さればフォローいたします。

DAWソフトに詳しい方、是非お友達になってください。 オンラインで一緒にジャンル問わず何でもありのバンド演奏も如何ですか? 私はアコギ、エレキ、ベース、クラシック・ギターは演奏可能です。 自作品への参加も、お手伝いしてくださると助かります。

よしな
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2019/12/12

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  • ピアノ三重奏曲 ニ短調 op.120/G.フォーレ

    とても嬉しい事に出会う時があります。それは私がフォーレの作品で最も素晴らしい最高傑作だと信じる事を、他の方もそう記されていた事に出会った時です。或る日、作品への想いがいつも温かく、しかも本心から記される事にいつも引き寄せられるブログでの大切なお友達、アルトゥール様(クラシック音楽のある毎日)の記された記事に

  • 弦楽四重奏曲 ホ短調 op.121/エレジー ハ短調 op.24/子守歌 op.16/G.フォーレ

    私はラヴェルとドビュッシーの弦楽四重奏曲が大好きです。二人のそれらに比べてとても地味に感じるフォーレ晩年の渋く深いコクを持つフォーレの弦楽四重奏曲はしみじみと心の中を吹き渡る良さを感じます。弦楽四重奏曲 ホ短調 op.121作曲 : 1923-24年初演 : 1925年 パリ(参考までに今回のCDでの演奏時間を記しています)弦楽四重奏曲 ホ短調 op.121 第1楽章: Allegro moderato (6:40)弦楽四重奏曲 ホ短調 op.121 第2楽章: Andante (...

  • ヴァイオリン・ソナタ 第1・2番/G.フォーレ

    若き頃と老年になってからの2曲だけ創られた

  • ピアノ五重奏曲 第1・2番/G.フォーレ

    一人だけの時に聴くフォーレの室内楽は、いつの間にか心の中へと沈潜して行きながら、同時に雑念を忘れ純粋な境地、そう自然は全ての生き物が平等にの共有する恵みであり、人のみは

  • ピアノ作品集(全曲)/他の楽器での編曲演奏/G.フォーレ

    Gabriel-Urbain Fauré(1845-1924)のピアノ作品を取り上げてみました。フォーレ作品は同時代のフランスの作曲家の中にあって、管弦楽作品が少なく、室内楽曲、ピアノ曲、歌曲に自分の表現の場を追い求めた事が分かります。その作品たちは落ち着いた大人の魅力を持ち、護岸工事されていない川のような自然さに虜にされます。聞くところによると不思議な事に子供たちはフォーレを好まないと言われてもいるそうで、その地味ながらもデ...

  • ピアノ四重奏曲 第1・2番/G.フォーレ

    フォーレが好きで、その作品は殆ど揃えているのですが、中でもピアノ作品と室内楽作品は大好きなものです。印象派とも少し違う、かといって世代が前のサン=サーンスとも違うモダンで不協和な和音の独自性と、ラヴェルやドビュッシー達に比べて地味に見える中に聴こえる深みと味わい、そして決して綺麗に響く和音によらないのにそこに漂う葉っぱの匂いや木々を吹き抜ける風の運ぶもの、温感まで描いて見せるフォーレの想いに魅了さ...

  • オーボエ協奏曲 ト長調/G.プラッティ/フランス・ブリュッヘン指揮/18世紀オーケストラ(1979)

    パドヴァ出身のプラッティはまさに様式の移り変わる前期古典派のイタリアの音楽家で、なんと

  • (新旧の)ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ短調 op.37 「ル・グレトリー」/H.ヴュータン/ヤッシャ・ハイフェッツ(1947(MONO)/1961(STEREO))

    14年の歳月を経て再び録音されたこの演奏は、オーケストラの名前(のみ)は変わっていますが、ソロも指揮者もオーケストラもまったく同じという組み合わせで成されたものです。その間にテクノロジー的な変化(MONOからSTEREO)はありましたが、音質の違いを抜きにして、聴こえて来るものにこそ音楽という

  • バレエ音楽「ペトルーシュカ」(5)/I.ストラヴィンスキー/エリアフ・インバル(1989・90)

    鬼才インバルの描く「ペトルーシュカ」は、響きの中に潜む何者か、或いは醜さにホラー映画以上の恐怖を覚えるものでした。自分の中の最も怖いもの、人の心も在りようによってはこうなるのだとの確信が映像ではイメージが固定されてしまうのですが、音のみであるが故に逆に自分の中で想像が膨らみ威力を増して現れるのだと思います。それを響きに含ませたインバルはまさに鬼才なのだと、最初にそう呼ばれた方の感性に共感したのでし...

  • バレエ音楽「ペトルーシュカ」(4)/I.ストラヴィンスキー/シャルル・デュトワ(1986)

    デュトワは不思議な指揮者だと思います。デュトワの演奏が好きな私は、彼の演奏では初めて「春の祭典」をあまり気に入らなかったのです。ところが、同録の「ペトルーシュカ」は何とも言えない魅力、そう、薄味の良さを感じる稀有の種類のものに思えたのでした。※各アルバムに張り付けてあるバラ飾りは

  • バレエ音楽「ペトルーシュカ」(3)/I.ストラヴィンスキー/アンタル・ドラティ(1980・81)

    好きな演奏を探すためにあれこれと聴いている中で、これ物凄く良いかな・・と思って買ったのが、まったく知らなかったドラティのものでした。同録の「春の祭典」と共にデトロイト交響楽団というこれまた聴いた事の無いオーケストラから、鮮烈でニュアンスある音が飛び出し、何よりカーニバルの情景を見事に描いていると感じたのです。※各アルバムに張り付けてあるバラ飾りは

  • バレエ音楽「ペトルーシュカ」(2)/I.ストラヴィンスキー/ピエール・ブーレーズ(1971/91)

    ブーレーズは指揮者ジョージ・セル達により鍛えられた、その室内楽にも匹敵するといわれる精密さで世界でも一流と言われるクリーヴランド管弦楽団の常任指揮者でもありました。ブーレーズの演奏はどれも現代音楽の作曲家としてのするどい分析による曖昧さのない、全てを解き明かす明晰さをもつというのは本当だと思います。特にCBS時代は

  • バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1)/I.ストラヴィンスキー/アルトゥーロ・トスカニーニ(1940(L))

    「ペトルーシュカ」は、一見謝肉祭の人形芝居小屋が舞台の楽しいものだと思われがちですが(「のだめカンタービレ」のお料理番組テーマの箇所を見れば特に)、実は人形が繰り広げる愛憎劇でゾッと寒気を感じる内容だったりします。トスカニーニの膨大なRCAへの録音には、驚く事にストラヴィンスキー作品は「ペトルーシュカ」しか有りません。それも第1・4幕のみという寂しいものですが、それでも最初にこの盤を記したかったのは、音...

  • 中世(1360年)のクリスマス音楽~モースブルクのミサ聖歌集

    このアルバムには、色々な場所から集められた13世紀のクリスマスの庶民の歌や踊りとモースブルクの教会で歌われたミサ聖歌たちが収録されています。ですから1枚全部が聖歌ではなく、13世紀のクリスマスの生活が伝わって来る楽しさと、厳かな聖歌が好対照の素敵なタイムマシンなのです。モースブルクアンデアイサールは、ドイツ、バイエルン州のランクライスフライジングにある町です。レーゲンスブルクとイタリアの間で最も古い町...

  • バレエ組曲「くるみ割り人形」op.71a(3)/P.I.チャイコフスキー/ロストロポーヴィチ(1978)

    ロストロポーヴィチの指揮は旋律への拘りを強く感じる、或る意味執拗な歌・個性的なデフォルメを感じる事があります。また、彼はレパートリーをかなり選ぶ指揮者でもあり、それらの演奏作品には独自の色が付きます。その事が素敵だと感じるのが「シェエラザード」でありショスタコーヴィチの第5番だったりします。そこにはロシア的なものというのでしょうか、確かに独特のリズム感と地吹雪のような凄みもあり、ゲルギエフ達の前に...

  • バレエ組曲「くるみ割り人形」op.71a(2)/P.I.チャイコフスキー/ヘルベルト・フォン・カラヤン(1961/71)

    カラヤンが指揮すると何でこんなにデラックスな華のある響きになるのでしょうね。その豪華さがカラヤン自身の目指す音楽の一つの要素なのか、それを自体を追求したのか、後年の演奏には迷ってしまうものが存在するのも確かだと私は感じています。それでも、この2枚の組曲「くるみ割り人形」は暖かなクリスマスのお部屋を感じる素敵な世界があると思います。[作品構成と演奏時間 61年盤/(71年盤)]1.小さな序曲 3:35 (3:25)2.性格的...

  • バレエ組曲「くるみ割り人形」op.71a(1)/P.I.チャイコフスキー/トスカニーニ(1951(L))/クルツ(1958・59)

    クリスマスが近づいてくると私の中で浮かんでくるのはクラシックでは海外生活中に定番だったフンパーディンク「ヘンゼルとグレーテル」、チャイコフスキー「くるみ割り人形」、グルーバー「きよしこの夜」、JAZZでアニタ・オデイの歌う「バークリー・スクエアのナイチンゲール」、ジョン・レノン「ハッピー・クリスマス」という曲なのです。特に「くるみ割り人形」と「きよしこの夜」は物心ついた時から聴いて来たので、当時空想し...

  • 交響曲 第9番 ニ長調(4)/G.マーラー/ピエール・ブーレーズ(1995)

    ブーレーズのマーラーは小学生の頃に淡い色彩のジャケットにより・・ぇ、お店でいつも目についた事を今も覚えています。後にマーラー録音の4年ほど前からストラヴィンスキー、ラヴェル、ドビュッシーと、盛んにグラモフォンへの録音がされていたのだと知りました。彼のマーラーの中でも第5・6番は今もって私の中で大きな位置を占める存在で、クールさ、精細さが、新鮮で少し里心のついた海外での暮らしとピタリと共振する演奏だと...

  • 交響曲 第9番 ニ長調(3)/G.マーラー/ヘルベルト・フォン・カラヤン(1982(L))

    バーンスタインのライヴの後、カラヤンが間髪おかずスタジオ録音と、何と珍しいライヴ録音まで発売した事に強い執念のようなものを感じます。そして、それら2枚が際立つ美しさを放つところにもカラヤンのプライドと確固とした音楽観を感じるのです。第4楽章の消え入りそうなアダージョ最後で、ベルリン・フィルのメンバーはきっとバーンスタインとの想い出が、多少なりとも回顧せずにはいられなかったのではと思ってしまいます。※...

  • 交響曲 第9番 ニ長調(2)/G.マーラー/レナード・バーンスタイン(1979(L)/1985(L))

    先に記すと、私はバーンスタインのマーラーと、ブーレーズのマーラーが大好きです。正反対のようなマーラーから、バーンスタインははばかりなく人間的なものに没入して行き、ブーレーズは醒めたクールな、しかし微細な音の綾を紡ぎ出します。この二つの演奏からは、私自身の感じる世の中を、一方は自分よりの家族や友人たち、方や世の常・世間一般という外の世界を感じ、外から見ると自分の近くが温かく愛しく感じると言う事を痛感...

  • 交響曲 第9番 ニ長調(1)/G.マーラー/サー・ジョン・バルビローリ(1964)

    マーラーの第9番はCDで2枚組になる事もある長大な作品ですが、私はこの作品を聴き始めると第1楽章などは眠りと現実の狭間を彷徨うように安らぎ、第3楽章から第4楽章の連続は、深く心に共鳴してしまい、長いと感じる事なく気怠い快感に包まれて一気に聴き終わるのです。マーラーの苦悩は、人間として誰もが持つものであると不思議と安心感を感じたり、共感したり、慰めたくなったり・・、と、剥き出しの心をぶつけられる事で人間的...

  • トゥーランガリラ交響曲/O.メシアン/エサ=ペッカ・サロネン(1985)

    この盤は購入するまで沢山の演奏を聴いては絞って行き、最後にシャイー番にするかこれにするか本当に悩みに悩んだ末に選んだものです。ですから、多くの盤を買う予定はなく、もしあと一枚選ぶとすればプレヴィン盤か小澤征爾さんの盤の雰囲気を持つものにすると思います。Olivier(-Eugène-Prosper-Charles) Messiaen (1908-92 仏)パリ音楽院でM.デュプレにオルガンを、P.デュカスに作曲を学ぶ1931年よりパリのサン・トリニテ教会の...

  • 交響詩「ツァラトゥストラはかく語り」op.30(3)/R.シュトラウス/ヘルベルト・フォン・カラヤン(1959/73)

    映画「2001年宇宙の旅」で流れたのはベーム58年の録音であった事を知りました。その1年後にDECCAに録音されたカラヤン/ウィーン・フィル盤には、この頃のウィーン・フィルとの演奏にだけ感じられる華があります。その後カラヤンはグラモフォンには73年と83年に再録音していますが、私の選んだのは73年盤で「ティル」と「ドン・ファン」目当てであったのですが、その後何度も83年盤を聴くもトータルでは今持っている2枚でいいと買わ...

  • 交響詩「ツァラトゥストラはかく語り」op.30(2)/R.シュトラウス/ルドルフ・ケンペ(1971)

    レコードで聴いたケンペの「アルプス交響曲」が大きな解説書と共に好きになった事もあり、彼の遺したR.シュトラウス演奏を集めたいと思っていた時に運良く発売されたのがこのBOXでした。オペラ以外の管弦楽作品はマイナーなものまで揃っているお気に入りです。ここでのドレスデン国立o.の響きはふくよかなのに管の輪郭がハッキリとした輝くような明るさを感じます。後期ドイツ・ロマン派でも陽気さと、聴かせるための派手さまで感...

  • 交響詩「ツァラトゥストラはかく語り」op.30(1)/R.シュトラウス/ロリン・マゼール(1962)

    意味なく前回の「魔笛」のザラストロ(ゾロアスター)の繋がりで「ツァラトゥストラ Zarathustra」を選んでみました。私の生まれる遥か前に作られた映画「2001年宇宙の旅」で使用されたらしいのですが、観た事のない作品なので、ついこの間アメリカでモノリスのニュースにも触れられていた事もありPrime Videoでも探してみようかと思いました。交響詩「ツァラトゥストラはかく語り」

  • 弦楽五重奏曲 第2番 ト長調 op.111/J.ブラームス//アルバン・ベルク四重奏団(1998(L))

    ブラームスの室内楽作品は、一見地味なようでいて、感情が湧き上がるように発露される時の美しさは比類がないものを持ち、現実生活の辛さ、喜びや、寂しさ、温かさ等が妙に現実味を帯びて聴こえて来るように思います。そのため、年を重ねる程にその味わいがたまらなく好きになる作曲家でもあると思います。師にお教え頂いた、ありふれた日々の中に本当のロマンは存在している事をブラームスもまた気付かせてくれ、それを人生の晩年...

  • 歌劇「魔笛」K.620 : 序曲 ー à la carte ー

    モーツァルトは今なお人気の衰えない歌劇を沢山作曲しているので、それら「序曲」の演奏だけでアルバムが成り立つ程です。これらはモダン楽器により指揮者の個性を楽しむ演奏から、ピリオドによる響きの違うものまで、選択肢を増やしながら、なお増え続けて行くクラシック音楽の華のような序曲たちだと思っています。※各アルバムに張り付けてあるバラ飾りは

  • 歌劇「魔笛」K.620/W.A.モーツァルト

    最初にこの「魔笛」を聴いた時、ギターでF.ソルの「

  • ドイツ・ルネサンス合唱曲集(ca.1600)

    例えば、ルネサンス期のイタリアでパレストリーナたちの創った宗教作品と、ここに聴くドイツの作曲家達によるもので大きな違いが感じられる事が分かります。影響を受けながらも、当時はその土地によって土地の色というものに染め直されていたのだと感じます。それは、具体的にどういう所から感じるのかという事を記さないと伝わらないと思いました。----------------------------------------------------------------[このアルバ...

  • 初期イタリア・マドリガーレ集 (16世紀)/何故かスコットランド音楽

    現在の情報が氾濫するネット上にも検索できない音楽家たちが居た事に想いを馳せるアルバムでした。当時はさぞや人気の高かった音楽家も時代と共に忘れ去られ、作品だけが発見されて遥か未来に蘇る・・、とても嬉しく、少し寂しい想いが吹き過ぎます。----------------------------------------------------------------[このアルバムで聴くことの出来る作曲家です]C.de.Rore (6曲)チプリアーノ・デ・ローレ(?-1565)は、ネーデルラ...

  • オランダ近辺諸国のルネサンス宗教的作品集 (16世紀)

    西欧音楽のある一時期に於いて、そして、その後の音楽史にまで影響する決定的なインパクトをもたらしたオランダ周辺諸国(フランスも含む)で試された技法は、時代様式が変わる以上の急激な速度で発展して行ったのではないでしょうか。このアルバムにはラッススのような超大物の作品も収録されていますが、彼以外の作曲家たちの作品たちに出会えた事が、また新たな当時の様子を見させてくれたと感じました。時代というものは突き進む...

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