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2019/12/11

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  • 『紋切型社会』

    『紋切型社会』(武田砂鉄) 著者が対談している記事を読んで面白かったので、ずっと気になっていたのですが、ようやく読むことができました。読んでいて気づいたのですが、著者は「cakes」で「和田アキ考」を連載していた方だったんですね。ってことはお初ではなかったです。めっちゃ愛読していました(笑)。現代のナンシー関さんみたい。テレビの中の出来事で、なんとなく感じている違和感を見事に突っついてくれたエッセイでした。とても粘着質に。つい斜に構えてしまう自分には大ヒットでした。こちらも書籍化されたんですね。そのうち再読します。 さてこちらは武田砂鉄さんの初の著作だそうです。Bunkamuraドゥマゴ文学賞…

  • 『パラサイト 半地下の家族』

    『パラサイト 半地下の家族』 一人で映画館で観てきました。一人でなんて子どもを産む前以来なのでかれこれ12年振りくらい。息子とはしょっちゅう行ってますけど、子どもと観られる作品は限られていますので、とても新鮮でした。そして鑑賞後は、「なんつーもん観てしまったんだ」とぐったりw (以下、本作の肝となるネタバレはナシで書きますが、雰囲気バレも避けたい方はここでお読みになるのをストップしてください!!)

  • 教養としてのヤクザ

    教養としてのヤクザ(溝口敦 鈴木智彦) 昨年、世間を賑わせた反社会勢力ですが、どうしてそんなに芸能人との付き合いがあるのかな、と疑問に思ったので手に取ってみました。 私の疑問への答えは一言。「遊び場が同じだから」で片付きました(笑)。そして反社の人たちは目立ちたがり屋が多いので、芸能人が大好きだと。(ミーハーってこと? かわいいですね)派手好きというところで、根本的に芸能人と反社の人たちは似ているところがあるのかもしれません。 面白かったのはタピオカ店の経営などにも手を出しているため、タピオカがヤクザの資金源になっているというあたり。最近は暴対法や暴排条例のためにヤクザが金儲けできなくなってき…

  • 『メモの魔力』

    『メモの魔力』(前田裕二) SHOWROOMの社長さん(石原さとみさんの元カレ、の方が有名かな)によるメモ術の本。一言でいえばノートを見開きにして「ファクト/抽象化/転用」をメモしまくる、という内容なのですが、それだけにとどまらず、どちらかというと生き方について考える、ということが書かれていたかな。とにかく書いて自分を知ることが大事だということでしょうか。いわゆる自己分析。 就職活動中の学生さんなどに向けた内容なのかもしれません。巻末にある「自分を知るための自己分析1000問」はやる価値がありそうです。私はすでに40代なので、30代に関する質問はすっとばしますので1000問にはなりませんが、自…

  • 劇団四季『ライオンキング』

    劇団四季『ライオンキング』 先日、劇団四季の『ライオンキング』を観劇してきました。もう21周年なのですね。驚きです。初めてみたのが19年くらい前でしょうか。当時、大興奮で髪の毛が逆立つんじゃないかってくらい感動したことを覚えています。 息子が小学校の学芸会で『ライオンキング』のシンバを演じてから、劇団四季を見に行きたいと言われ、それならばとチケットを取ってとても楽しみにこの日を迎えました。年末は実写版の映画もしっかり見ておきました。←こちらも迫力ありましたね。 ライオン・キング (吹替版) 発売日: 2019/10/18 メディア: Prime Video 今回の夏劇場、初めて行きました。そも…

  • 『滅びゆく魔法書からの脱出』(ゲームブック)

    『滅びゆく魔法書からの脱出』 令和元年から2年の年末年始にかけて、こちらのゲームブックをがっつりやりこんでいました。脱出ゲームでおなじみにSCRAPさんのゲームブックです。 私、脱出ゲームとか謎解きとか好きなんです。こちらのゲームブックは最新刊ですね。といっても9月発売だったので、だいぶ寝かせましたね。ちなみにゲームブックはまとまって時間がとれるときではないとやりません。すぐにストーリー忘れてしまうので、思い出すために読み直ししているとまったく進みません。昔のRPGゲームをやる感覚ですね。今のRPGって進捗状況がわかりやすく表示されますが、昔って自分で攻略ノートみたいなものを作ったりしませんで…

  • 『21世紀の戦争論』

    『21世紀の戦争論』(半藤一利 佐藤優) この本を読んですぐに「世界史B」(山川出版社)の教科書を買ってしまいました。私は世界史が好きで、高校時代にも世界史を選択して受験までしたはずなのに、私が知っているあの戦争と、この本に書かれている戦争はまったく違うものだったので確認したくなりました。 本書を読み進めていくうちに、「ソ連への視点が抜け落ちていたのだな」と合点がいきました。さすがソ連崩壊を身をもって体験された佐藤氏の解説です。身震いしました。 七三一部隊、ノモンハン事件、北方領土問題、報復の考え方などを通して、ロシアという国の考え方がよくわかります。また、過去の戦争を通して日本がなぜ負けたの…

  • 『2030年の世界地図帳』

    『2030年の世界地図帳』(落合陽一) 現在、世界で何が起きていて、どういった世界を目指そうとしているのかが世界地図や図表をたくさん盛り込むことで視覚的にもとても分かりやすく解説されている一冊です。人口問題、貧困格差問題、環境問題などを中心に世界を俯瞰してみることができるようになれます。池上彰氏、宇留賀敬一氏、安田洋祐氏との対談も興味深く読めます。 著者も指摘していますが、SDGs(持続可能な開発)は、様々な環境にある国家や企業をが共有すべき目標としてはとても優れていますが、最大公約数的なものとなっているため、抜け落ちている問題がたくさんありますよね。きれいごとに留まってしまっているのです。そ…

  • 『しらふで生きる』

    しらふで生きる(町田康) 新聞で町田康さんが断酒したと知って、思わず即買いしてしまいました。お酒をやめたというだけで、これだけ書けてしまうんだから、町田さんはすごいなぁ。ちなみにこちらを読んでも断酒のヒントはまったく書かれてありません。ある男がお酒をやめた課程をテンポよく描いた小説のようなものです。いや、町田さんによる人生の哲学書のようなものとも言えるかな。 断酒すると痩せるけど特にモテないし、節約になるけど人間関係が薄くなるよ、と何もメリットないじゃないか、と突っ込みたくなることを述べていますが、一番ぐぐっとくるのは「自己認識を改める」こと。 自分は人よりも幸福でないのはおかしい、と人はいつ…

  • 『海を感じる時』

    『海を感じる時』(映画) amazonのprime videoをたまに開いて観ることがあるのですが、とても久しぶりに開いてみました。 この作品は数年前にも観たのですが、市川由衣さんは最近何をしてるのかなぁとふと再生してしまいました。 あらすじ 1970年代後半、高校の新聞部の先輩後輩だった洋(池松壮亮)と恵美子(市川由衣)。ある日の二人きりの部室で、洋は恵美子にキスを迫る。「君が好きなわけではないが、キスをしてみたい」と。洋に恋心を抱いていた恵美子はファーストキスを許してしまう。後に恵美子は洋に告白するが、洋は女の人のカラダに興味があっただけと拒む。それでもいいからとカラダを差し出し、ついに肉…

  • 『僕の人生には事件が起きない』

    『僕の人生には事件が起きない』(岩井勇気) 最近はあまりテレビを見ないので、芸人さんにも疎くなってしまった私です。なのでハライチの岩井さんがどんな人なのかまったく知らないのに、思わず手が出たのはいわゆるジャケ買いです。タイトルと表紙の印象から面白そう、というノリで。 私の人生にも事件は起きないけど、きっと似たような日常を面白おかしく書いているエッセイなのだろう、と。 結果、買って大正解でした。ニヤリと笑ったり、爆笑したり、「そうそう」と相槌を打ちながら一気読みです。 オススメの記事は・同窓会の話・脱出ゲームに行った話・タクシー運転手の話・ラーメン汁の話……と書き出したら全部だわ。 書き下ろしの…

  • 『最高の体調』

    『最高の体調』(鈴木祐) そもそも人間の体はいまだに現代の生活に対応できるように進化していないので、狩猟時代の人間からヒントを得て体調不良を改善していこうという内容。 様々なエビデンスを基に、現代人が知るべきことが科学的な観点で書かれています。 ただ、メソッドがたくさん紹介されており、実践方法も触りのみなので、深く知るにはもっと詳しい書籍を読んだほうがいいかな、という印象でした。 帯でDaiGoさんが推薦していることもあって、意識高い系のビジネス本が好きな人はほとんど知っている内容かもしれません。それらを日々、実行して体調管理に役立てようということです。これを読んですべて実践するのは難しいので…

  • 「母と子」という病

    『「母と子」という病』(高橋和巳) 思春期を迎えられない子どもは、愛着障害があるということが詳細に書かれています。母親のタイプを3分類し、それぞれに育てられた子どもの特徴や対応についてが主な内容。 子どもとの間に愛着を育めなかった母親は、発達障害や軽度な知的障害があることが多く、虐待に結びついていることが多いということ。そういう母親に育てられているため、子どもも自身の子どもに同じことをして、負の連鎖となっていることが多い。カウンセリング等で親子関係が変わり、母親が治癒されるというケースもあるそうで、それぞれのタイプによるカウンセリング方法が詳細に解説されています。 カウンセラー向けの本なのかも…

  • 『知識を操る超読書術』

    『知識を操る超読書術』(DaiGo) メンタリストDaiGoさんの最新刊ですね。DaiGoさんの動画やこれまでの著書を読んでいる人にとっては総復習という内容。 普段、読書をしている人は知らずに実践していることが多いかもしれないけど、さらに上をいく読書法が書かれているので、読書を深めたい方は3章くらいから読むことをオススメ。 逆に読書が好きではないという方は、最初からじっくりと読むと気付きがあると思います。 ちなみにものすごい読書術が記されているわけではありません。速読とかの非科学的な読書術には懐疑的であり、あくまで誰にでもできる読書法を解説しています。 多読する人って、ものすごい技を持っている…

  • 『インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで』

    『インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで』(岡田尊司) ゲーム依存について放置しているのは日本ぐらいのもので、お隣の韓国や中国では国をあげて依存症回復プログラムを取り入れているそうです。日本は様々な利権があって、なかなか対策に着手するのは難しいのかな。でも個人レベルでもいいから知識を得て対処していかないと、社会的に問題になる頃には手遅れになってしまうはず。 私は著書を読んですぐに息子とゲームについて話し合いました。ゲーム依存症になると、脳が傷ついて一生ゲームをやめられなくなってしまうこと、最近ニュースを賑わせているドラッグ等と同じ作用があるのだということを伝えました。結果、ゲームを…

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